JPH0819743A - 籾摺選別機の部品交換表示装置 - Google Patents

籾摺選別機の部品交換表示装置

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JPH0819743A
JPH0819743A JP15610794A JP15610794A JPH0819743A JP H0819743 A JPH0819743 A JP H0819743A JP 15610794 A JP15610794 A JP 15610794A JP 15610794 A JP15610794 A JP 15610794A JP H0819743 A JPH0819743 A JP H0819743A
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JP
Japan
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rice
replacement
hour
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JP15610794A
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English (en)
Inventor
Michikazu Iwai
通和 岩井
Koichi Hachitsuka
浩一 八塚
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】籾摺選別機において、籾摺作業中であるか否か
を作業判断手段で判断し、この作業判断手段で作業中と
判断された時間を第2アワメ−タ38で計時して籾摺作
業時間とし、籾摺選別機の籾摺ロ−ル等の消耗部品の基
準耐久時間と前記籾摺作業時間とを比較し、籾摺作業時
間が基準耐久時間になると、表示手段40に交換時期を
表示する。 【効果】籾摺ロ−ル等の消耗部品の消耗状態から交換時
期を知ることができて、作業のトラブルを事前に回避で
き能率的に籾摺作業を進めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、籾摺選別機の籾摺ロ
−ル等の消耗部品の交換時期を表示する部品交換表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動制御型の籾摺選別機において、例え
ば、籾摺ロ−ルで摺落された摺落米の脱ぷ率を自動調節
したり、駆動モ−タの負荷電流値を所定範囲に維持しな
がら運転し、この運転状態をパネルに表示するものは公
知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】籾摺選別機の運転状態
を表示するものは知られていたが、籾摺選別機の消耗部
品である籾摺ロ−ル等の交換時期を表示するものは存在
しなかった。そこで、この発明は、籾摺ロ−ル等の消耗
部品の交換時期を表示して、作業中のトラブルを回避
し、作業能率を向上しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。即
ち、この発明は、籾摺部1,籾摺部1からの摺落米を風
選する摺落米風選部2,混合米を籾・玄米に分離選別す
る混合米選別部3を有する籾摺選別機において、籾摺作
業中であるか否かを判断する作業判断手段と、該作業判
断手段で作業中と判断された時間を計時する計時手段
と、消耗部品の基準耐久時間と該計時手段で計時された
時間とを比較して交換時期に来ているか否かを判断する
交換時期判断手段と、該交換時期判断手段で交換時期が
来たと判断した消耗部品を表示する表示手段とを有する
籾摺選別機の部品交換表示装置の構成とした。
【0005】
【作用】籾摺選別作業中には、主モ−タ34により機体
各部が駆動されると、作業判断手段で籾摺作業中である
か否かが判断され、作業判断手段が籾摺作業中であると
判断すると、その籾摺作業時間が計時手段で計時され
る。次いで、交換時期判断手段で消耗部品の基準耐久時
間と該計時手段で計時された累積時間とが比較されて、
交換時期が来ているか否かが判断され、交換時期に到達
したと判断すると、当該消耗部品が表示手段に交換時期
が来た旨表示され、作業者は消耗部品の交換時期を知る
ことができる。
【0006】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。まず、図1に基づき籾摺選別機の全体構成に
ついて説明する。この籾摺選別機は、前側上部に配置さ
れている籾摺をする籾摺部1、籾摺部1からの摺落米を
風選し且つ前側下部に配置されている摺落米風選部2、
摺落米風選部2での風選後の混合米を籾・玄米に分離選
別し且つ後部に配置されている揺動選別装置3、混合米
揚穀機4、玄米揚穀機5等により構成されている。
【0007】籾摺部1は、籾ホッパ6,籾摺ロ−ル7,
7の内装されている籾摺室8等で構成されている。摺落
米風選部2は、摺落米風選箱9,摺落米風選箱9内にお
いて後部下位から前部上位に向かって斜設されている摺
落米風選路10,粃受樋11,摺落米受樋12,吸引フ
アン13,排塵筒14等で構成されている。次に、揺動
選別装置3について説明する。15,15,…は揺動選
別板で、その板面には選別用の凹凸が形成されていて、
縦方向の一側が高い供給側、その反対の他側が低い排出
側となり、供給側と排出側とを結ぶ縦方向に対して直交
する横方向の一方側を高い揺上側、その反対側の低位側
を揺下側として、揺動選別板15,15,…の縦方向及
び横方向の2面ともに傾斜した構成とし、揺動選別板1
5,15,…は横方向に斜め上下の往復揺動をする構成
である。
【0008】この揺動選別板15,15,…における縦
方向の供給側で、且つ、横方向の揺上側寄りの供給口
に、分配供給樋16及び分配ケース17を経て混合米が
供給される構成である。揺動選別板15,15,…に供
給された混合米は、粒形の大小,比重の大小,摩擦係数
の大小等の関係で、比重の重い小形の玄米は選別方向で
ある横方向の揺上側に偏流分布し、また、玄米に比較し
て大きく比重の軽い籾は、横方向の揺下側に偏流分布
し、また、その中間部には分離されない籾・玄米の混合
米が偏流分布しながら選別される。これらの偏流分布し
た穀粒は、揺動選別板15,15,…の縦方向の排出側
に対向して設けられている玄米仕切板18及び籾仕切板
19で、仕切られて取り出される。
【0009】このようにして取り出された玄米は、玄米
取出樋20,玄米流路21,玄米揚穀機5を経て機外に
取り出される。また、混合米は混合米取出樋22,混合
米流路23,混合米揚穀機4,混合米ホッパ24,分配
供給樋16,分配ケース17を経て、揺動選別板15,
15,…,15,…に供給されて、再選別される。ま
た、取り出された籾は、籾取出樋25,籾流路26,籾
揚穀機27を経て籾摺部1に揚穀還元され、再度の籾摺
がされる構成である。
【0010】次に、図2の(a)及び図3について説明
する。電源スイッチ28,運転スイッチ29,停止スイ
ッチ30,籾ホッパ6の穀粒の有無を検出できるグレン
センサ31,籾ホッパ6の下部に設けられているシヤッ
タ(図示省略)の開閉を検出できるシヤッタセンサ3
1,籾摺選別機を駆動する主モ−タ34の負荷電流値を
検出できる負荷電流センサ33が、入力インタ−フェイ
ス(図示省略)を経由して、制御部,演算部及びレジス
タ部からなるCPU並びにプログラムメモリ及び演算用
メモリのメモリ部から構成されている演算制御部35に
入力される構成である。
【0011】また、演算制御部35から出力インタ−フ
ェイス(図示省略)を経由して、籾摺ロ−ル7,7の間
隙を調節するロ−ル間隙調節モ−タ36,第1アワメ−
タ37及び第2アワメ−タ38が接続されている。次
に、演算制御部35の制御内容について、図3のフロ−
チャ−トに基づき説明する。
【0012】主モ−タ34の駆動状態か否かが、運転ス
イッチ29のONか否か及び負荷電流センサ33の所定
以上の負荷電流値の検出か否かで判断され(S10)。
主モ−タ34がONであると判断されると、第1アワメ
−タ37に計時指令信号が出力され、ドライバ(図示省
略)を介してリレ−(図示省略)が励磁して、第1アワ
メ−タ37は計時作動を開始すると共に、表示をし(S
20)、また、主モ−タ34がOFFであると、第1ア
ワメ−タ37は計時作動を中止する(S30)。
【0013】次いで、次のようにして籾摺作業中か否か
が判断される(S40)。即ち、グレンセンサ31の穀
粒の有無,シヤッタセンサ32の開閉検出,運転スイッ
チ29のON・OFF,負荷電流センサ33の所定負荷
電流値の検出有無により、籾摺作業中か否かが判断さ
れ、グレンセンサ31の穀粒の有検出,シヤッタセンサ
32の開検出,運転スイッチ29のON検出,負荷電流
センサ33の所定負荷電流値の検出により、籾摺作業中
と判断し、これらの内いずれか一つが非検出を検出ある
と、籾摺作業の中止と判断する(S40)。
【0014】次いで、S40で籾摺作業中であると判断
されると、同様にして第2アワメ−タ38は計時作動を
開始すると共に表示をし、作業停止と判断すると、第2
アワメ−タ38は計時作動を停止する(S60)。しか
して、この消耗部品の交換時期報知システムがスタ−ト
すると、第1アワメ−タ37及び第2アワメ−タ38
は、夫れ夫れ主籾摺ロ−ル34の駆動時間及び籾摺作業
時間を計時して、これらの計時時間を表示するので、作
業者は累積した駆動時間及び籾摺作業時間を知ることが
できて、籾摺ロ−ル等の消耗部品の消耗状態から交換時
期を知ることができて、作業のトラブルを事前に回避で
きる。
【0015】次に、図2の(b)の実施例について説明
する。第1アワメ−タ37及び第2アワメ−タ38に加
えて、演算制御部35に第1アワメ−タ37及び第2ア
ワメ−タ38の計時した時間、並びに、消耗部品の品目
及び基準耐久時間,各品目に対する第1アワメ−タ37
の駆動時間,第2アワメ−タ38の籾摺作業時間を表示
できる表示手段40を接続している。また、演算制御部
35の記憶装置には、消耗部品の品目である籾摺ロ−
ル,吸引フアンの羽根,混合米揚穀機4・玄米揚穀機5
のバケット付きベルト,伝動ベルト等の消耗部品の品
目、並びに、これら品目の基準耐用時間が登録されてい
る。
【0016】しかして、籾摺作業が開始されると、第1
アワメ−タ37の駆動時間及び第2アワメ−タ38の籾
摺作業時間が、所定時間毎に夫れ夫れ演算制御部35に
入力される。次いで、演算制御部35で籾摺ロ−ル等の
消耗部品の基準耐久時間と累積作業時間が比較されて、
基準耐久時間と累積駆動時間,累積作業時間の関係が表
示手段40に表示され、また、基準耐久時間に接近ある
いは到達すると、演算制御部35から表示指令及び警報
指令信号が出力されて、表示手段40に消耗部品の交換
時期に来た旨表示されるとともに、ブザ−等の警報装置
(図示省略)で警報を発するものである。
【0017】なお、籾摺ロ−ルのように実際の籾摺作業
で消耗するものと、主モ−タ34からの動力を伝達する
伝動ベルトのように、主モ−タ34の駆動により消耗す
る部品がある。そこで、登録されている消耗部品の基準
耐久時間の終了しているか否かを判断するにあたり、籾
摺ロ−ルのような部品については、第2アワメ−タ38
で計時する籾摺作業時間と基準耐久時間とを比較して、
交換時期が来たか否かを判断し、また、伝動ベルトのよ
うな部品については、第1アワメ−タ37の計時する駆
動時間と基準耐久時間とを比較して、交換時期が来てい
るか否かを判断する構成とすると、消耗部品の交換時期
の判断が正確となり、部品交換のムダを防止できる。
【0018】また、次に説明するように、前記の第1ア
ワメ−タ37による駆動時間及び第2アワメ−タ38に
よる籾摺作業時間を計時するにあたり、負荷電流センサ
33の負荷電流値を加味する構成としてもよい。即ち、
負荷電流センサ33の負荷電流値に、α,β,γ,…の
ように順次高くなるゾ−ンを設定しておき、これらのゾ
−ン毎の時間を記憶装置に記憶していき、αゾ−ンの計
時時間がαHの場合には、この時間に「1」を乗じて、
また、βゾ−ンの計時時間がβHである場合には、この
時間に「1.2」を乗じて、また、γゾ−ンの計時時間
がγHである場合には、この時間に「1.4」を乗じる
ようにして、負荷電流値が増加すると大きな定数を乗じ
て、駆動時間及び籾摺作業時間を算出する。しかして、
基準耐久時間と算出時間とを比較するようにすると、消
耗部品の実際の消耗度と近似し、消耗度の判断が正確な
ものとなる。
【0019】次に、図4に基づき他の制御例について説
明する。運転スイッチ29の状態及び負荷電流センサ3
3の検出情報が入力され、運転スイッチ29がON・O
FF及び負荷電流センサ33の負荷電流値が所定の基準
値に対する大小が判断され(S110)、運転スイッチ
29がONで、且つ、負荷電流値が基準値より大でであ
ると、主モ−タ34はONと判断し、所定時間毎にこの
判断が繰り返されて、ONと判断されると順次その時間
が第1アワメ−タ37に積算されて計時され(S12
0)、主モ−タ34がOFFであると判断されると、第
1アワメ−タ37は計時作動を中止する。
【0020】次いで、次のように籾摺作業中か否かが判
断される(S130)。即ち、運転スイッチ29のO
N,グレンセンサ31の穀粒あり検出,シヤッタセンサ
32のシヤッタ開検出の場合に、籾摺作業中と判断し、
これらのスイッチ,センサのうちいずれか一つがOF
F,非検出状態であると、籾摺作業の中止と判断する
(S130)。所定時間毎にこの判断が繰り返されて、
籾摺作業中と判断されると、順次その時間が第2アワメ
−タ38に積算されて計時される(S140)。また、
籾摺作業停止と判断すると、第2アワメ−タ38は計時
作動を停止する。
【0021】しかして、この消耗部品の交換時期報知シ
ステムがスタ−トすると、第1アワメ−タ37及び第2
アワメ−タ38は、主モ−タ34の駆動時間及び籾摺作
業時間を積算計時しながら、所定時間毎に計時時間を表
示する。従って、作業者は累積した駆動時間及び籾摺作
業時間を知ることができて、籾摺ロ−ル等の消耗部品の
消耗状態を知り、交換時期を知ることができる。
【0022】次に、図5に示す他の実施例について説明
する。縦型穀粒選別機41を籾摺選別機に接続した実施
例について説明する。籾摺選別機の後方に、図5で示す
ような公知の縦型穀粒選別機41を配置し、籾摺選別機
の玄米揚穀機5から取り出された玄米を、縦型穀粒選別
機41のホッパ42に供給する。すると、玄米が揚穀ラ
セン翼43で揚穀される途中で、小米は選別網筒44か
ら外周側の小米室45に漏下選別され、整粒の玄米は揚
穀ラセン翼43で上方まで揚穀されて、上方の整粒ホッ
パ46に取り出される。
【0023】しかして、整粒ホッパ46内の整粒玄米
は、開閉制御されながら取出口47から穀粒袋(図示省
略)に取り出される際に、計量装置48で計量され、袋
単位の玄米重量,玄米重量毎の袋数及び累積玄米重量
が、縦型穀粒選別機41のコントロ−ルボックス(図示
省略)内の記憶装置(図示省略)に記憶されていく。こ
のようにして記憶された累積玄米重量を、ケ−ブル(図
示省略)を経由して、図2の演算制御部35に所定時間
毎に入力する構成とし、この入力された累積玄米重量と
籾摺ロ−ルの基準耐久玄米重量とを比較して、計量した
累積玄米重量が基準耐久玄米重量に達すると、表示手段
40に籾摺ロ−ルの交換時期が来たことを表示するよう
にしてもよい。このように、籾摺選別後の取出玄米重量
を基準として、消耗部品の交換時期を判断すると、作業
時間と作業能率の関係にとらわれることなく、正確に交
換時期を知ることができる。
【0024】また、籾摺選別機の演算制御部35と、遠
隔地にある管理スステ−ション(図示省略)の管理機器
(図示省略)とを、自動発着信ができるデ−タ通信用機
器(図示省略)を経由して接続し、演算制御部35の消
耗部品の交換時期情報を管理機器ステ−ションの管理機
器に通信できる構成としてもよい。このように構成する
と、消耗部品の準備等を能率的に行うことができる。
【0025】次に、図6に基づき消耗部品の交換時期報
知システムのデ−タ入力について説明する。籾摺選別機
には、図6に示すような操作パネル49が設けられてい
る。この操作パネル49には、自動・手動切替スイッチ
50,籾摺ロ−ルのロ−ル間隙を開閉し脱ぷ率を増減調
節する脱ぷ率上げスイッチ51,脱ぷ率下げスイッチ5
2、籾供給調節弁(図示省略)の開閉し供給量を増減調
節する供給量上げスイッチ53,供給量下げスイッチ5
4、揺動選別板15の揺動回転数を増減調節する揺動回
転数上げスイッチ55,揺動回転数下げスイッチ56
(なお、これらの55,56は、混合米選別部が回転選
別筒式である場合には、回転選別筒の回転上げ・下げス
イッチとしてもよい。)及び運転表示装置57(例え
ば、LCD表示型で構成されていて、電源電圧,負荷電
流値,揺動回転数等を表示する。)が設けられている。
【0026】しかして、脱ぷ率上げスイッチ51及び脱
ぷ率下げスイッチ52を同時に押すと、消耗部品の交換
時期報知システムのチエックモ−ドに移行する構成であ
る。このチエックモ−ドに移行すると、籾摺ロ−ル,吸
引フアンの羽根,排塵筒等の消耗部品、並びに、これら
消耗部品の基準耐久時間(取出玄米累計量)及び前記駆
動時間,籾摺作業時間が表示され、自動・手動切替スイ
ッチ50を1回押す毎に、これらの消耗部品が順次切り
替えて表示され、これらの各消耗部品の基準耐久時間,
駆動時間,籾摺作業時間を知ることができる。
【0027】また、このチエックモ−ド移行時におい
て、更に、脱ぷ率上げスイッチ51及び脱ぷ率下げスイ
ッチ52を同時に押すと、消耗部品の基準耐久時間及び
駆動時間,籾摺作業時間の変更修正モ−ドに移行する。
しかして、自動・手動切替スイッチ50を1回押すと、
運転表示装置57に消耗部品が順次切り替えて表示さ
れ、次いで、供給量上げスイッチ53を押す毎に、表示
された消耗部品の基準耐久時間が所定時間づつ増加修正
され、また、供給量下げスイッチ54を押す毎に、基準
耐久時間が所定時間づつ減少修正される。
【0028】また、揺動回転数上げスイッチ55を押す
毎に、表示された消耗部品の籾摺作業時間が所定時間づ
つ増加修正され、揺動回転数下げスイッチ56を押す毎
に、籾摺作業時間が所定時間づつ減少修正される。ま
た、揺動回転数上げスイッチ55及び自動・手動切替ス
イッチ50を同時に押す毎に、表示された消耗部品の駆
動時間が所定時間づつ増加側に修正され、揺動回転数下
げスイッチ56及び自動・手動切替スイッチ50を同時
に押す毎に、駆動時間が所定時間づつ減少側に修正され
る。
【0029】従って、消耗部品が消耗して新品に変更し
た時には、前記のように減少修正して、駆動時間あるい
は籾摺作業時間をゼロにして、以後新規消耗部品の駆動
時間及び籾摺作業時間が新たに積算計時され記憶されて
いく。また、新規の消耗部品について性能をアップし、
耐久年数が増加変更された場合には、前述のようにし
て、消耗部品の基準耐久年数を増加変更し、実態に合わ
せたものに変更する。また、運転表示装置57に交換し
た消耗部品を表示しておき、前記のいずれかのスイッチ
を1度あるいは数回押すか、または、複数のスイッチを
組み合わせて同時の押すと、駆動時間及び籾摺作業時間
がゼロ表示に変更されて、リセットされる構成としても
よい。
【0030】次に、図1に示す実施例の作用について説
明する。籾摺作業をする場合には、籾摺部1の籾ホッパ
6に原籾を供給し、電源スイッチ38及び運転スイッチ
29をONし、籾摺選別機の回転各部を駆動する。しか
して、籾ホッパ6から籾摺部1の籾摺ロール7,7に籾
を供給すると籾摺され、摺出米は下方の摺落米風選路1
0に供給されて風選され、軽い籾殻は吸引フアン13,
排塵筒14を経て機外に排出され、重い玄米及び籾の混
合米は、摺落米受樋12に落下選別される。摺落米受樋
12に落下選別された混合米は、混合米揚穀機4で揚穀
され、混合米ホッパ24,分配供給樋16,分配ケース
17を経て、揺動選別板15,15,…,15,…に供
給される。
【0031】揺動選別板15,15,…,15,…が横
方向斜上下に往復揺動されると、混合米は粒形の大小、
比重の大小、摩擦係数の大小等の関係で、小さくて比重
の重い玄米は横方向の揺上側に偏流分布し、また、玄米
に比較して大きく比重の軽い籾は横方向の揺下側に偏流
分布し、また、その中間部には分離されない籾と玄米の
混合米が偏流分布して選別される。このように偏流分布
している穀粒は、玄米仕切板18及び籾仕切板19で仕
切られて取り出され、玄米は玄米取出樋20,玄米流路
21及び玄米揚穀機5を経て機外に取り出され、また、
混合米は混合米取出樋22,混合米流路23,混合米揚
穀機4,混合米ホッパ24,分配供給樋16及び分配ケ
−ス17を経て、再度揺動選別板15,15,…に供給
されて再選別され、また、籾は籾取出樋25,籾流路2
6及び籾揚穀機27を経て、再度籾摺部1に還元されて
籾摺される。
【0032】このように籾摺選別されるのであるが、作
業中は、主モ−タ34の駆動状態か否かが判断され(S
10)、主モ−タ34が駆動状態であると、計時指令信
号が出力されて、第1アワメ−タ37は順次駆動時間が
計時され(S20)、次いで、電源スイッチ28のO
N,グレンセンサ31の穀粒あり検出,シヤッタセンサ
32のシヤッタ開検出の場合により、籾摺作業中か否か
が判断され、籾摺作業中と判断されると、第2アワメ−
タ38は順次積算計時されていく(S50)。
【0033】しかして、籾摺作業中には、第1アワメ−
タ37及び第2アワメ−タ38で所定時間毎に、積算計
時しながら駆動時間及び籾摺作業時間を表示できるの
で、作業者は累積した籾摺作業時間を知ることができ
て、籾摺ロ−ル等の消耗部品の消耗状態から交換時期を
知ることができて、作業のトラブルを事前に回避し能率
的に籾摺作業を進めることができる。
【0034】
【発明の効果】この発明は、上述のように構成されてい
るので、籾摺ロ−ル等の消耗部品の消耗状態から交換時
期を知ることができて、作業のトラブルを事前に回避し
能率的に籾摺作業を進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の切断側面図
【図2】ブロック図
【図3】フロ−チャ−ト
【図4】フロ−チャ−ト
【図5】切断側面図
【図6】操作パネルの平面図
【符号の説明】
1 籾摺部 2 摺落米風選部 3 揺動選別装置 4 混合米揚穀機 5 玄米揚穀機 6 籾ホッパ 7 籾摺ロール 8 籾摺室 9 摺落米風選箱 10 摺落米風選路 11 粃受樋 12 摺落米受樋 13 吸引フアン 14 排塵筒 15 揺動選別板 16 分配供給樋 17 分配ケース 18 玄米仕切板 19 籾仕切板 20 玄米取出樋 21 玄米流路 22 混合米取出樋 23 混合米流路 24 混合米ホッパ 25 籾取出樋 26 籾流路 27 籾揚穀機 28 電源スイッチ 29 運転スイッチ 30 停止スイッチ 31 グレンセンサ 32 シヤッタセンサ 33 負荷電流センサ 34 主モ−タ 35 演算制御部 36 ロ−ル間隙調節モ−タ 37 第1アワメ−タ 38 第2アワメ−タ 39 作業時間計時手段 40 表示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 籾摺部1,籾摺部1からの摺落米を風選
    する摺落米風選部2,混合米を籾・玄米に分離選別する
    混合米選別部3を有する籾摺選別機において、籾摺作業
    中であるか否かを判断する作業判断手段と、該作業判断
    手段で作業中と判断された時間を計時する計時手段と、
    消耗部品の基準耐久時間と該計時手段で計時された時間
    とを比較して交換時期に来ているか否かを判断する交換
    時期判断手段と、該交換時期判断手段で交換時期が来た
    と判断した消耗部品を表示する表示手段とを有する籾摺
    選別機の部品交換表示装置。
JP15610794A 1994-07-07 1994-07-07 籾摺選別機の部品交換表示装置 Pending JPH0819743A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007117928A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Atex Co Ltd 選別機の報知装置

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JP2007117928A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Atex Co Ltd 選別機の報知装置

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