JPH08196955A - トリガー付き蓄圧式噴霧器 - Google Patents
トリガー付き蓄圧式噴霧器Info
- Publication number
- JPH08196955A JPH08196955A JP7033137A JP3313795A JPH08196955A JP H08196955 A JPH08196955 A JP H08196955A JP 7033137 A JP7033137 A JP 7033137A JP 3313795 A JP3313795 A JP 3313795A JP H08196955 A JPH08196955 A JP H08196955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trigger
- spray head
- sprayer
- boss
- push
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1009—Piston pumps actuated by a lever
- B05B11/1012—Piston pumps actuated by a lever the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container
- B05B11/1014—Piston pumps actuated by a lever the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container the pump chamber being arranged substantially coaxially to the container
Abstract
(57)【要約】
【目的】押下げ噴霧ヘッドを備えた蓄圧式噴霧器は、大
きくなると液体の加圧に要する力も大きくなって、押下
げ噴霧ヘッドの操作が容易でないため、これを容易に
し、併せて、噴霧ヘッドの保護を図る。 【構成】容器体1の口頸部2に、押下げ噴霧ヘッド5を
備えた蓄圧式の縦型往復ポンプ4から成る噴霧器本体3
を装着した蓄圧式噴霧器において、噴霧器本体3の後面
に起立するボス6を突設し、また、上記押下げ噴霧ヘッ
ド5の上に、前端部が指掛け部8、後端部が枢着部9を
なすヘ字状でかつカバー状のトリガー7を被せて、その
枢着部9にて前記ボス6の上端に枢着し、該トリガー7
には、頂部内面に押圧片10を垂設して、該押圧片を前記
押下げ噴霧ヘッド5の頂面に押し下げ可能に当接させる
とともに、その押下げ噴霧ヘッド5の前方にて噴霧窓11
を穿設し、更に、前記ボス6の下端に載掛片12を設け
た。
きくなると液体の加圧に要する力も大きくなって、押下
げ噴霧ヘッドの操作が容易でないため、これを容易に
し、併せて、噴霧ヘッドの保護を図る。 【構成】容器体1の口頸部2に、押下げ噴霧ヘッド5を
備えた蓄圧式の縦型往復ポンプ4から成る噴霧器本体3
を装着した蓄圧式噴霧器において、噴霧器本体3の後面
に起立するボス6を突設し、また、上記押下げ噴霧ヘッ
ド5の上に、前端部が指掛け部8、後端部が枢着部9を
なすヘ字状でかつカバー状のトリガー7を被せて、その
枢着部9にて前記ボス6の上端に枢着し、該トリガー7
には、頂部内面に押圧片10を垂設して、該押圧片を前記
押下げ噴霧ヘッド5の頂面に押し下げ可能に当接させる
とともに、その押下げ噴霧ヘッド5の前方にて噴霧窓11
を穿設し、更に、前記ボス6の下端に載掛片12を設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作を容易にしたトリ
ガー付き蓄圧式噴霧器に関するものである。
ガー付き蓄圧式噴霧器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体を収容した容器体の口頸部に装着し
て、押下げ噴霧ヘッドを押し下げることにより縦型往復
ポンプを働かせ、容器体内の液体を吸い上げては加圧し
て、その押下げ噴霧ヘッドから噴霧させるようにした噴
霧器は、既に周知である(例えば、実開平63-185475 号
公報など)。
て、押下げ噴霧ヘッドを押し下げることにより縦型往復
ポンプを働かせ、容器体内の液体を吸い上げては加圧し
て、その押下げ噴霧ヘッドから噴霧させるようにした噴
霧器は、既に周知である(例えば、実開平63-185475 号
公報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、全体が掌中に
納まる程度の極小さなものではともかく、これをこえて
大きくなると、シリンダの断面積が大きくなるため、液
体の加圧に要する力も大きくなって、その押下げ噴霧ヘ
ッドの押し下げ操作が容易でないものとなる。殊に、蓄
圧式噴霧器では、蓄圧手段により液体の加圧に要する力
が一層大きくなることから、益々容易でないものとな
る。かかる点に鑑み、請求項1及び請求項2の発明は、
てこ状のトリガーを装備させて、その押下げ噴霧ヘッド
の押し下げを容易に行えるようにし、併せて、そのトリ
ガーにより噴霧ヘッドの保護を図ろうとするものであ
る。また、これに加えて、請求項2の発明は、載掛片に
より握持した手の上に噴霧器の荷重を預け得るようにし
て持ち易くしようとするものである。
納まる程度の極小さなものではともかく、これをこえて
大きくなると、シリンダの断面積が大きくなるため、液
体の加圧に要する力も大きくなって、その押下げ噴霧ヘ
ッドの押し下げ操作が容易でないものとなる。殊に、蓄
圧式噴霧器では、蓄圧手段により液体の加圧に要する力
が一層大きくなることから、益々容易でないものとな
る。かかる点に鑑み、請求項1及び請求項2の発明は、
てこ状のトリガーを装備させて、その押下げ噴霧ヘッド
の押し下げを容易に行えるようにし、併せて、そのトリ
ガーにより噴霧ヘッドの保護を図ろうとするものであ
る。また、これに加えて、請求項2の発明は、載掛片に
より握持した手の上に噴霧器の荷重を預け得るようにし
て持ち易くしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1の発明は、容器体1の口頸部2に、押下げ噴霧ヘ
ッド5を備えた蓄圧式の縦型往復ポンプ4から成る噴霧
器本体3を装着した蓄圧式噴霧器において、噴霧器本体
3の後面に起立するボス6を突設し、また、上記押下げ
噴霧ヘッド5の上に前端部が指掛け部8、後端部が枢着
部9をなすヘ字状でかつカバー状のトリガー7を被せ
て、その枢着部9にて前記ボス6の上端に枢着し、該ト
リガー7には、頂部内面に押圧片10を垂設して、該押圧
片を前記押下げ噴霧ヘッド5の頂面に押し下げ可能に当
接させるとともに、その押下げ噴霧ヘッド5の前方にて
噴霧窓11を穿設したことを特徴とする。
求項1の発明は、容器体1の口頸部2に、押下げ噴霧ヘ
ッド5を備えた蓄圧式の縦型往復ポンプ4から成る噴霧
器本体3を装着した蓄圧式噴霧器において、噴霧器本体
3の後面に起立するボス6を突設し、また、上記押下げ
噴霧ヘッド5の上に前端部が指掛け部8、後端部が枢着
部9をなすヘ字状でかつカバー状のトリガー7を被せ
て、その枢着部9にて前記ボス6の上端に枢着し、該ト
リガー7には、頂部内面に押圧片10を垂設して、該押圧
片を前記押下げ噴霧ヘッド5の頂面に押し下げ可能に当
接させるとともに、その押下げ噴霧ヘッド5の前方にて
噴霧窓11を穿設したことを特徴とする。
【0005】また、請求項2の発明は、容器体1の口頸
部2に、押下げ噴霧ヘッド5を備えた蓄圧式の縦型往復
ポンプ4から成る噴霧器本体3を装着した蓄圧式噴霧器
において、噴霧器本体3の後面に起立するボス6を突設
し、また、上記押下げ噴霧ヘッド5の上に前端部が指掛
け部8、後端部が枢着部9をなすヘ字状でかつカバー状
のトリガー7を被せて、その枢着部9にて前記ボス6の
上端に枢着し、該トリガー7には、頂部内面に押圧片10
を垂設して、該押圧片を前記押下げ噴霧ヘッド5の頂面
に押し下げ可能に当接させるとともに、その押下げ噴霧
ヘッド5の前方にて噴霧窓11を穿設し、更に、前記ボス
6の下端に載掛片12を設けたことを特徴とする。
部2に、押下げ噴霧ヘッド5を備えた蓄圧式の縦型往復
ポンプ4から成る噴霧器本体3を装着した蓄圧式噴霧器
において、噴霧器本体3の後面に起立するボス6を突設
し、また、上記押下げ噴霧ヘッド5の上に前端部が指掛
け部8、後端部が枢着部9をなすヘ字状でかつカバー状
のトリガー7を被せて、その枢着部9にて前記ボス6の
上端に枢着し、該トリガー7には、頂部内面に押圧片10
を垂設して、該押圧片を前記押下げ噴霧ヘッド5の頂面
に押し下げ可能に当接させるとともに、その押下げ噴霧
ヘッド5の前方にて噴霧窓11を穿設し、更に、前記ボス
6の下端に載掛片12を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】如上の構成であり、請求項1及び請求項2のい
ずれの発明にあっても、その使用に当たっては、容器体
1内に所要の液体を収容して、手で適所を握持するとと
もに、トリガー7の指掛け部8に適当な指をかけて引き
・放しすればよく、これにより、トリガー7が枢着部9
を中心に回動し、該トリガーの中途部にある押圧片10が
てこ作用を伴って押下げ噴霧ヘッド5を押し下げし、ま
た、噴霧器本体3内のスプリング13がそれらを上昇復帰
させて、縦型往復ポンプ4が作動する。したがって、容
器体1内の液体が縦型往復ポンプ4内に吸い上げられて
は加圧されて、押下げ噴霧ヘッド5から噴霧され、この
噴霧がトリガー7の噴霧窓11から外部へと噴出される。
而して、トリガー7は、押下げ噴霧ヘッド5を覆って、
該押下げ噴霧ヘッドを外力から保護する。
ずれの発明にあっても、その使用に当たっては、容器体
1内に所要の液体を収容して、手で適所を握持するとと
もに、トリガー7の指掛け部8に適当な指をかけて引き
・放しすればよく、これにより、トリガー7が枢着部9
を中心に回動し、該トリガーの中途部にある押圧片10が
てこ作用を伴って押下げ噴霧ヘッド5を押し下げし、ま
た、噴霧器本体3内のスプリング13がそれらを上昇復帰
させて、縦型往復ポンプ4が作動する。したがって、容
器体1内の液体が縦型往復ポンプ4内に吸い上げられて
は加圧されて、押下げ噴霧ヘッド5から噴霧され、この
噴霧がトリガー7の噴霧窓11から外部へと噴出される。
而して、トリガー7は、押下げ噴霧ヘッド5を覆って、
該押下げ噴霧ヘッドを外力から保護する。
【0007】更に、請求項2の発明にあっては、ボス6
の下端に設けた載掛片12は、これを握持した手の上に載
せることにより、噴霧器の荷重を手に預けることを可能
にする。
の下端に設けた載掛片12は、これを握持した手の上に載
せることにより、噴霧器の荷重を手に預けることを可能
にする。
【0008】
【実施例】図面は、請求項1及び請求項2の発明に係る
トリガー付き蓄圧式噴霧器の実施例を示している。図に
おいて、1は、容器体、2は、該容器体の口頸部、3
は、該口頸部に着脱自在に装着した噴霧器本体、4は、
該噴霧器本体に内蔵させた縦型往復ポンプ、5は、該縦
型往復ポンプの上に配して該縦型往復ポンプと機械的、
流体的に連繋させた押下げ噴霧ヘッド、6は、上記噴霧
器本体3の後面に起立させて突設したボス、7は、上記
押下げ噴霧ヘッド5の上に配して該押下げ噴霧ヘッドを
押し下げるべく装備させたトリガー、12は、上記ボス6
の下端に設けた載掛片であり、これらの構成部材の大半
は合成樹脂成形で作製し、組み立てる。
トリガー付き蓄圧式噴霧器の実施例を示している。図に
おいて、1は、容器体、2は、該容器体の口頸部、3
は、該口頸部に着脱自在に装着した噴霧器本体、4は、
該噴霧器本体に内蔵させた縦型往復ポンプ、5は、該縦
型往復ポンプの上に配して該縦型往復ポンプと機械的、
流体的に連繋させた押下げ噴霧ヘッド、6は、上記噴霧
器本体3の後面に起立させて突設したボス、7は、上記
押下げ噴霧ヘッド5の上に配して該押下げ噴霧ヘッドを
押し下げるべく装備させたトリガー、12は、上記ボス6
の下端に設けた載掛片であり、これらの構成部材の大半
は合成樹脂成形で作製し、組み立てる。
【0009】噴霧器本体3は、下部に回転自在な装着筒
14を有し、該装着筒によって前記容器体1の口頸部2に
着脱自在に螺合させるよう構成しており、その容器体1
には、噴霧に要する液体を収容する。噴霧器本体3に内
蔵させた縦型往復ポンプ4は、シリンダ15と、該シリン
ダ内に上下摺動自在に嵌合させた筒状ピストン16と、該
筒状ピストンの上端に機械的、流体的に連繋させた蓄圧
吐出弁17と、上記シリンダ15に内装した筒状ピストン等
のための押し上げ用のスプリング13及びデッドスペース
排除用の棒体18と、そのシリンダ15の下端に設けた吸込
弁19とから成り、その蓄圧吐出弁17の上端にステム20を
起立させて、該ステムに前記押下げ噴霧ヘッド5の下面
の嵌合部21を嵌合連結させ、また、上記吸込弁19の下端
に嵌合小筒22を設けて、該嵌合小筒に、下端が容器体内
の底部に達する吸上パイプ23の上端を嵌合垂設させてい
る。上述の縦型往復ポンプ4は、プリング13に抗して押
下げ噴霧ヘッド5を押し下げすると、筒状ピストン16が
下降してシリンダ15内の液体が加圧され、その液圧が一
定値以上になると、蓄圧吐出弁17が開弁して、その加圧
液体が押下げ噴霧ヘッド5へ供給され、噴霧される。下
降した押下げ噴霧ヘッド5の押し下げを放すと、筒状ピ
ストン16乃至押下げ噴霧ヘッド5がスプリング13の弾力
で上昇復帰し、シリンダ15内が負圧化して吸込弁19が開
弁し、容器体1内の液体が吸上パイプ23を介してシリン
ダ15内に吸入される。
14を有し、該装着筒によって前記容器体1の口頸部2に
着脱自在に螺合させるよう構成しており、その容器体1
には、噴霧に要する液体を収容する。噴霧器本体3に内
蔵させた縦型往復ポンプ4は、シリンダ15と、該シリン
ダ内に上下摺動自在に嵌合させた筒状ピストン16と、該
筒状ピストンの上端に機械的、流体的に連繋させた蓄圧
吐出弁17と、上記シリンダ15に内装した筒状ピストン等
のための押し上げ用のスプリング13及びデッドスペース
排除用の棒体18と、そのシリンダ15の下端に設けた吸込
弁19とから成り、その蓄圧吐出弁17の上端にステム20を
起立させて、該ステムに前記押下げ噴霧ヘッド5の下面
の嵌合部21を嵌合連結させ、また、上記吸込弁19の下端
に嵌合小筒22を設けて、該嵌合小筒に、下端が容器体内
の底部に達する吸上パイプ23の上端を嵌合垂設させてい
る。上述の縦型往復ポンプ4は、プリング13に抗して押
下げ噴霧ヘッド5を押し下げすると、筒状ピストン16が
下降してシリンダ15内の液体が加圧され、その液圧が一
定値以上になると、蓄圧吐出弁17が開弁して、その加圧
液体が押下げ噴霧ヘッド5へ供給され、噴霧される。下
降した押下げ噴霧ヘッド5の押し下げを放すと、筒状ピ
ストン16乃至押下げ噴霧ヘッド5がスプリング13の弾力
で上昇復帰し、シリンダ15内が負圧化して吸込弁19が開
弁し、容器体1内の液体が吸上パイプ23を介してシリン
ダ15内に吸入される。
【0010】噴霧器本体3の後面に起立させて突設した
ボス6は、噴霧器本体3の外装部材24の後面から左右一
対を一体に突設し、両者の背面部と中間部に両者間を連
ねる連結片25,26 を設けて補強し、これらの下端乃至後
方へ載掛片12を一体に設けている。トリガー7は、前端
部が指掛け部8、後端部が枢着部9をなすヘ字状でかつ
カバー状に形成して前記押下げ噴霧ヘッド5の上に被
せ、その枢着部9を前記一対のボス6の上端に枢着し、
また、頂部内面に押圧片10を一体に垂設して、該押圧片
を前記押下げ噴霧ヘッド5の頂面に押し下げ可能に当接
させるとともに、その押下げ噴霧ヘッド5の前方にて噴
霧窓11を穿設している。なお、該噴霧窓11は、動作上、
縦長に形成する必要があるため、前記押下げ噴霧ヘッド
5の前端部には、上下に目隠板27,28 を設けている。か
かる構成により、トリガー7は、当該噴霧器の適所を握
持した手の適当な指を指掛け部8にかけて引き・放しす
ればよいが、これにより、トリガー7が枢着部9を中心
に回動して、押圧片10がてこ作用を伴って押下げ噴霧ヘ
ッド5を圧下し、また、スプリング13がそれらを上昇復
帰させるので、縦型往復ポンプ4が上述のように作動し
て、押下げ噴霧ヘッド5からの噴霧が該トリガー7の噴
霧窓11から外部へと噴出される。而して、トリガー7が
押下げ噴霧ヘッド5を覆って、該押下げ噴霧ヘッドを外
力から保護し、載掛片12が握持した手の上に載せること
で噴霧器の荷重を手に預けることを可能にする等、「作
用」の項で記載する通りである。
ボス6は、噴霧器本体3の外装部材24の後面から左右一
対を一体に突設し、両者の背面部と中間部に両者間を連
ねる連結片25,26 を設けて補強し、これらの下端乃至後
方へ載掛片12を一体に設けている。トリガー7は、前端
部が指掛け部8、後端部が枢着部9をなすヘ字状でかつ
カバー状に形成して前記押下げ噴霧ヘッド5の上に被
せ、その枢着部9を前記一対のボス6の上端に枢着し、
また、頂部内面に押圧片10を一体に垂設して、該押圧片
を前記押下げ噴霧ヘッド5の頂面に押し下げ可能に当接
させるとともに、その押下げ噴霧ヘッド5の前方にて噴
霧窓11を穿設している。なお、該噴霧窓11は、動作上、
縦長に形成する必要があるため、前記押下げ噴霧ヘッド
5の前端部には、上下に目隠板27,28 を設けている。か
かる構成により、トリガー7は、当該噴霧器の適所を握
持した手の適当な指を指掛け部8にかけて引き・放しす
ればよいが、これにより、トリガー7が枢着部9を中心
に回動して、押圧片10がてこ作用を伴って押下げ噴霧ヘ
ッド5を圧下し、また、スプリング13がそれらを上昇復
帰させるので、縦型往復ポンプ4が上述のように作動し
て、押下げ噴霧ヘッド5からの噴霧が該トリガー7の噴
霧窓11から外部へと噴出される。而して、トリガー7が
押下げ噴霧ヘッド5を覆って、該押下げ噴霧ヘッドを外
力から保護し、載掛片12が握持した手の上に載せること
で噴霧器の荷重を手に預けることを可能にする等、「作
用」の項で記載する通りである。
【0011】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
押下げ噴霧ヘッド5の上に、前端部が指掛け部8、後端
部が枢着部9をなすヘ字状のトリガー7を被せて、その
枢着部9を噴霧器本体3の後面にて起立するボス6の上
端に枢着し、該トリガー7の頂部内面に押圧片10を垂設
して、該押圧片を前記押下げ噴霧ヘッド5の頂面に押し
下げ可能に当接させているので、そのトリガー7は、人
間工学の面からして容易に操作できて、力を加え易く、
しかも、機械的に良好なてこ作用を生じて、噴霧器本体
3が大きくなりかつ蓄圧手段を有するものであって液体
の加圧に要する力が大きくなっても、押下げ噴霧ヘッド
5を極めて容易にかつ軽快に押し下げ操作でき、また、
そのトリガー7がカバー状であるから、押下げ噴霧ヘッ
ド5を外力から的確に保護することができる。無論、こ
のようなトリガーであっても押下げ噴霧ヘッド5の前方
に噴霧窓11を穿設しているので、噴霧に支障を生じるこ
とはない。
押下げ噴霧ヘッド5の上に、前端部が指掛け部8、後端
部が枢着部9をなすヘ字状のトリガー7を被せて、その
枢着部9を噴霧器本体3の後面にて起立するボス6の上
端に枢着し、該トリガー7の頂部内面に押圧片10を垂設
して、該押圧片を前記押下げ噴霧ヘッド5の頂面に押し
下げ可能に当接させているので、そのトリガー7は、人
間工学の面からして容易に操作できて、力を加え易く、
しかも、機械的に良好なてこ作用を生じて、噴霧器本体
3が大きくなりかつ蓄圧手段を有するものであって液体
の加圧に要する力が大きくなっても、押下げ噴霧ヘッド
5を極めて容易にかつ軽快に押し下げ操作でき、また、
そのトリガー7がカバー状であるから、押下げ噴霧ヘッ
ド5を外力から的確に保護することができる。無論、こ
のようなトリガーであっても押下げ噴霧ヘッド5の前方
に噴霧窓11を穿設しているので、噴霧に支障を生じるこ
とはない。
【0012】更に、請求項2の発明によれば、ボス6の
下端に載掛片12を設けているので、該載掛片により握持
した手の上に当該噴霧器の荷重を預けることができて、
持ち易く、取り扱いものにすることができる。
下端に載掛片12を設けているので、該載掛片により握持
した手の上に当該噴霧器の荷重を預けることができて、
持ち易く、取り扱いものにすることができる。
【図1】 本発明のトリガー付き蓄圧式噴霧器に係る実
施例を示す中央縦断側面図である。
施例を示す中央縦断側面図である。
1…容器体 2…口頸部 3…噴霧器本体 4…縦型往復ポンプ 5…押下げ噴霧ヘッド 6…ボス 7…トリガー 8…指掛け部 9…枢着部 10…押圧片 11…噴霧窓 12…載掛片 13…スプリング 14…装着筒 15…シリンダ 16…筒状ピストン 17…蓄圧吐出弁 18…棒体 19…吸込弁 20…ステム 21…嵌合部 22…嵌合小筒 23…吸上パイプ 24…外装部材 25,26 …連結片 27,28 …目隠板
Claims (2)
- 【請求項1】 容器体1の口頸部2に、押下げ噴霧ヘッ
ド5を備えた蓄圧式の縦型往復ポンプ4から成る噴霧器
本体3を装着した蓄圧式噴霧器において、噴霧器本体3
の後面に起立するボス6を突設し、また、上記押下げ噴
霧ヘッド5の上に前端部が指掛け部8、後端部が枢着部
9をなすヘ字状でかつカバー状のトリガー7を被せて、
その枢着部9にて前記ボス6の上端に枢着し、該トリガ
ー7には、頂部内面に押圧片10を垂設して、該押圧片を
前記押下げ噴霧ヘッド5の頂面に押し下げ可能に当接さ
せるとともに、その押下げ噴霧ヘッド5の前方にて噴霧
窓11を穿設したことを特徴とするトリガー付き蓄圧式噴
霧器。 - 【請求項2】 容器体1の口頸部2に、押下げ噴霧ヘッ
ド5を備えた蓄圧式の縦型往復ポンプ4から成る噴霧器
本体3を装着した蓄圧式噴霧器において、噴霧器本体3
の後面に起立するボス6を突設し、また、上記押下げ噴
霧ヘッド5の上に前端部が指掛け部8、後端部が枢着部
9をなすヘ字状でかつカバー状のトリガー7を被せて、
その枢着部9にて前記ボス6の上端に枢着し、該トリガ
ー7には、頂部内面に押圧片10を垂設して、該押圧片を
前記押下げ噴霧ヘッド5の頂面に押し下げ可能に当接さ
せるとともに、その押下げ噴霧ヘッド5の前方にて噴霧
窓11を穿設し、更に、前記ボス6の下端に載掛片12を設
けたことを特徴とするトリガー付き蓄圧式噴霧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7033137A JPH08196955A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | トリガー付き蓄圧式噴霧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7033137A JPH08196955A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | トリガー付き蓄圧式噴霧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08196955A true JPH08196955A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12378218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7033137A Pending JPH08196955A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | トリガー付き蓄圧式噴霧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08196955A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1712293A1 (en) * | 2004-02-06 | 2006-10-18 | Canyon Co., Ltd. | Pump dispenser with trigger |
WO2010013908A3 (ko) * | 2008-07-30 | 2010-03-25 | (주) 종우실업 | 소형 수동식 분사기 |
-
1995
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