JPH0717408Y2 - 小型手動往復噴霧器 - Google Patents
小型手動往復噴霧器Info
- Publication number
- JPH0717408Y2 JPH0717408Y2 JP1989044874U JP4487489U JPH0717408Y2 JP H0717408 Y2 JPH0717408 Y2 JP H0717408Y2 JP 1989044874 U JP1989044874 U JP 1989044874U JP 4487489 U JP4487489 U JP 4487489U JP H0717408 Y2 JPH0717408 Y2 JP H0717408Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spray head
- cylinder
- piston
- storage tank
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、小型手動往復噴霧器に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 従来、例えば、実開昭55-58262号公報の如く、シリンダ
内に嵌挿した環状ピストンから起立する流路管内に吐出
弁を設けるとともに、流路管上端に、押下げ噴霧ヘッド
を付設し、該押下げ噴霧ヘッドの押下げ操作によって、
前記吐出弁が開き、加圧液体が噴霧ヘッドのノズルから
噴霧されるように設けた噴霧器が知られている。
内に嵌挿した環状ピストンから起立する流路管内に吐出
弁を設けるとともに、流路管上端に、押下げ噴霧ヘッド
を付設し、該押下げ噴霧ヘッドの押下げ操作によって、
前記吐出弁が開き、加圧液体が噴霧ヘッドのノズルから
噴霧されるように設けた噴霧器が知られている。
しかし、該噴霧器は、押下げ噴霧ヘッドを押し下げると
きのみ噴霧を生じるものであり、押下げ噴霧ヘッドを如
何に素早く連続操作しても、連続的な噴霧は得られな
い。
きのみ噴霧を生じるものであり、押下げ噴霧ヘッドを如
何に素早く連続操作しても、連続的な噴霧は得られな
い。
本考案は、斯る問題点を簡易な構造で解決しようとする
ものである。
ものである。
「課題を解決するための手段」 本考案は、下端から吸上げパイプ４を垂下するシリンダ
２内に、環状ピストン５を内装して、該環状ピストン５
に流路管７下部を嵌合するとともに、シリンダ２下部内
側に吸込弁３を、かつ、流路管７上部内に吐出弁８をそ
れぞれ設けて、ポンプ機構Ａを構成し、その流路管７上
端に、押下げ噴霧ヘッドＢを付設した小型手動噴霧器に
おいて、前記押下げ噴霧ヘッドＢの内部に、上記流路管
７の上端へ連通させて筒状の貯留タンク14を設け、該貯
留タンクの内部に、スプリング17で下方へ付勢した板状
ピストン16を内装し、また、その貯留タンク14の下端部
を当該押し下げ噴霧ヘッドＢの噴霧ノズル15へ連通させ
るとともに、その噴霧ノズル15に至る流路を下限に位置
する板状ピストン16で閉塞させたことを特徴とする。
２内に、環状ピストン５を内装して、該環状ピストン５
に流路管７下部を嵌合するとともに、シリンダ２下部内
側に吸込弁３を、かつ、流路管７上部内に吐出弁８をそ
れぞれ設けて、ポンプ機構Ａを構成し、その流路管７上
端に、押下げ噴霧ヘッドＢを付設した小型手動噴霧器に
おいて、前記押下げ噴霧ヘッドＢの内部に、上記流路管
７の上端へ連通させて筒状の貯留タンク14を設け、該貯
留タンクの内部に、スプリング17で下方へ付勢した板状
ピストン16を内装し、また、その貯留タンク14の下端部
を当該押し下げ噴霧ヘッドＢの噴霧ノズル15へ連通させ
るとともに、その噴霧ノズル15に至る流路を下限に位置
する板状ピストン16で閉塞させたことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であるから、従来同様に使用すればよいが、
押下げ噴霧ヘッドＡの操作に伴い次の動作を生ずる。
押下げ噴霧ヘッドＡの操作に伴い次の動作を生ずる。
押下げ噴霧ヘッドを押し下げたとき ポンプ機構Ａから貯留タンク14へと、噴霧に適する所定
値以上の液圧の加圧液体が流入し、これに伴いスプリン
グ17に抗して板状ピストン16が上昇し、噴霧ノズル15へ
の流路を開いて、その液体の一部を噴霧させると同時
に、過分を貯留タンク14内に蓄圧貯留する。
値以上の液圧の加圧液体が流入し、これに伴いスプリン
グ17に抗して板状ピストン16が上昇し、噴霧ノズル15へ
の流路を開いて、その液体の一部を噴霧させると同時
に、過分を貯留タンク14内に蓄圧貯留する。
押下げ噴霧ヘッドが戻るとき 貯留タンク14に貯留蓄圧されている加圧液体が、前記ス
プリング17の弾性復元力によって引き続き噴霧ノズルか
ら噴霧されると同時に、吐出弁８の閉弁により、ポンプ
機構のシリンダ２には新たな液体が吸入される。
プリング17の弾性復元力によって引き続き噴霧ノズルか
ら噴霧されると同時に、吐出弁８の閉弁により、ポンプ
機構のシリンダ２には新たな液体が吸入される。
「実施例」 図面は、本考案に係る合成樹脂製の小型手動往復噴霧器
を示している。
を示している。
図において、Ａは、ポンプ機構、Ｂは、該ポンプ機構に
設けた押下げ噴霧ヘッドである。
設けた押下げ噴霧ヘッドである。
ポンプ機構Ａは、液体容器の口部へ嵌着する取付け基筒
１からシリンダ２を垂設し、該シリンダには、下端部内
側に玉弁による吸込弁３を設けるとともに、下端から吸
上げパイプ４を垂設し、また、シリンダ２内に環状ピス
トン５と該環状ピストンを上方へ付勢するスプリング６
を内装し、その環状ピストン５の上に流路管７を嵌合連
結し、該流路管の上部に玉弁による吐出弁８を設け、更
に、取付け基筒１の上面に噴霧ヘッド案内筒９を起立し
て成る。
１からシリンダ２を垂設し、該シリンダには、下端部内
側に玉弁による吸込弁３を設けるとともに、下端から吸
上げパイプ４を垂設し、また、シリンダ２内に環状ピス
トン５と該環状ピストンを上方へ付勢するスプリング６
を内装し、その環状ピストン５の上に流路管７を嵌合連
結し、該流路管の上部に玉弁による吐出弁８を設け、更
に、取付け基筒１の上面に噴霧ヘッド案内筒９を起立し
て成る。
押下げ噴霧ヘッドＢは、筒状部材11にキャップ状頂壁部
材12を嵌合し、その筒状部材11の下半部を上記噴霧ヘッ
ド案内筒９内に摺動自在に嵌合させるとともに、筒状部
材の上半部に貯留タンク14を設け、該貯留タンクの底壁
に開口させた流通孔から嵌合筒13を垂下して、該嵌合筒
を前記流路管７上部に嵌合連結し、前記貯留タンク外側
にタンク下端に連通させて噴霧ノズル15を設けて成る。
材12を嵌合し、その筒状部材11の下半部を上記噴霧ヘッ
ド案内筒９内に摺動自在に嵌合させるとともに、筒状部
材の上半部に貯留タンク14を設け、該貯留タンクの底壁
に開口させた流通孔から嵌合筒13を垂下して、該嵌合筒
を前記流路管７上部に嵌合連結し、前記貯留タンク外側
にタンク下端に連通させて噴霧ノズル15を設けて成る。
貯留タンク14は、筒状部材11の上半部をシリンダとし、
その内部に板状ピストン16と該板状ピストンを下方へ付
勢するスプリング17を内装し、下限に位置する板状ピス
トン16で噴霧ノズル15に至る流路を閉塞させ、而して、
その板状ピストン16の下側にポンプ機構Ａからの加圧液
体を導入するようにし、その液圧が噴霧に適する所定値
以上になったところで板状ピストン16が上昇するようス
プリング17の弾性を設定し、該スプリング17により蓄圧
を得るようにして成る。
その内部に板状ピストン16と該板状ピストンを下方へ付
勢するスプリング17を内装し、下限に位置する板状ピス
トン16で噴霧ノズル15に至る流路を閉塞させ、而して、
その板状ピストン16の下側にポンプ機構Ａからの加圧液
体を導入するようにし、その液圧が噴霧に適する所定値
以上になったところで板状ピストン16が上昇するようス
プリング17の弾性を設定し、該スプリング17により蓄圧
を得るようにして成る。
「考案の効果」 本考案によれば、押下げ噴霧ヘッドＢに、貯留タンク14
を設け、そのタンク底壁に開口させた流通孔から垂下す
る嵌合筒13を、ポンプ機構Ａの流路管７上部に嵌合連結
し、前記貯留タンク14内部にスプリング17で下方へ付勢
した板状ピストン16を内装し、前記貯留タンク14下端部
に噴霧ノズル15を連通させたから、ポンプ機構Ａから供
給された加圧液体を前記貯留タンク14内に蓄圧貯留する
ことができ、よって、押下げ噴霧ヘッドの押下げ行程の
みならず、その復帰上昇行程においても、また、押下げ
行程から上昇復帰行程に切り替わる時点においても、前
記スプリング17の弾性復元力によって、噴霧に適する所
定値以上の液圧の加圧液体が貯留タンク14から供給され
るので、所要噴出圧の噴霧が連続的に得られ、噴霧の中
断や液だれを生ずることがない。
を設け、そのタンク底壁に開口させた流通孔から垂下す
る嵌合筒13を、ポンプ機構Ａの流路管７上部に嵌合連結
し、前記貯留タンク14内部にスプリング17で下方へ付勢
した板状ピストン16を内装し、前記貯留タンク14下端部
に噴霧ノズル15を連通させたから、ポンプ機構Ａから供
給された加圧液体を前記貯留タンク14内に蓄圧貯留する
ことができ、よって、押下げ噴霧ヘッドの押下げ行程の
みならず、その復帰上昇行程においても、また、押下げ
行程から上昇復帰行程に切り替わる時点においても、前
記スプリング17の弾性復元力によって、噴霧に適する所
定値以上の液圧の加圧液体が貯留タンク14から供給され
るので、所要噴出圧の噴霧が連続的に得られ、噴霧の中
断や液だれを生ずることがない。
また、貯留タンク14から噴霧ノズル15への流路を、下限
に位置する板状ピストン16で閉塞可能に設けたから、該
板状ピストン16に蓄圧弁の機能を兼備させることがで
き、よって、別途に貯留タンク用の蓄圧弁を設ける必要
がなく、構造を簡素化できて製造コストを軽減できる。
に位置する板状ピストン16で閉塞可能に設けたから、該
板状ピストン16に蓄圧弁の機能を兼備させることがで
き、よって、別途に貯留タンク用の蓄圧弁を設ける必要
がなく、構造を簡素化できて製造コストを軽減できる。
図面は、本考案の実施例を示す半截側面図である。 Ａ……ポンプ機構、Ｂ……押下げ噴霧ヘッド １……取付け基筒、２……シリンダ ３……吸込弁、４……吸上げパイプ ５……環状ピストン、６……スプリング ７……流路管、８……吐出弁 11……筒状部材、12……キャップ状頂壁部材 14……貯留タンク、15……噴霧ノズル 16……板状ピストン
Claims (1)
- 【請求項１】下端から吸上げパイプ４を垂下するシリン
ダ２内に、環状ピストン５を内装して、該環状ピストン
５に流路管７下部を嵌合するとともに、シリンダ２下部
内側に吸込弁３を、かつ、流路管７上部内に吐出弁８を
それぞれ設けて、ポンプ機構Ａを構成し、その流路管７
上端に、押下げ噴霧ヘッドＢを付設した小型手動噴霧器
において、前記押下げ噴霧ヘッドＢの内部に、上記流路
管７の上端へ連通させて筒状の貯留タンク14を設け、該
貯留タンクの内部に、スプリング17で下方へ付勢した板
状ピストン16を内装し、また、その貯留タンク14の下端
部を当該押し下げ噴霧ヘッドＢの噴霧ノズル15へ連通さ
せるとともに、その噴霧ノズル15に至る流路を下限に位
置する板状ピストン16で閉塞させたことを特徴とする小
型手動往復噴霧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989044874U JPH0717408Y2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 小型手動往復噴霧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989044874U JPH0717408Y2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 小型手動往復噴霧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02142651U JPH02142651U (ja) | 1990-12-04 |
| JPH0717408Y2 true JPH0717408Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31558559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989044874U Expired - Lifetime JPH0717408Y2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 小型手動往復噴霧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717408Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5558262U (ja) * | 1979-08-15 | 1980-04-19 | ||
| JPH0437646Y2 (ja) * | 1985-05-31 | 1992-09-03 |
-
1989
- 1989-04-17 JP JP1989044874U patent/JPH0717408Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02142651U (ja) | 1990-12-04 |
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