JPH08196716A - 遊技機の玉貯留量検出構造 - Google Patents

遊技機の玉貯留量検出構造

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JPH08196716A
JPH08196716A JP1029895A JP1029895A JPH08196716A JP H08196716 A JPH08196716 A JP H08196716A JP 1029895 A JP1029895 A JP 1029895A JP 1029895 A JP1029895 A JP 1029895A JP H08196716 A JPH08196716 A JP H08196716A
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balls
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JP1029895A
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Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出器を適正位置に配置する。 【構成】 遊技機前面に配設した貯留皿6に玉を整流し
て遊技機内に導く略樋状の玉整流部56を形成して、貯
留皿6の玉を遊技機内に導いて遊技を行う一方、貯留皿
6の玉の量を検出してその量に応じて貯留皿6に自動的
に玉を供給可能な自動玉供給機能を備えている遊技機に
おいて、前記貯留皿6の玉整流部56の遊技機に対して
外方側となる側壁58の裏面に玉貯留状態を電気的に検
出する検出器22を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技機の貯留皿の玉
貯留量検出構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、遊技機(パチンコ機)の側部
にカードリーダを備えた玉貸し機を配設し、磁気データ
が記録されたカードを玉貸し機に挿入し、遊技機に備え
られた操作部からの信号によりカードに記録されたデー
タを遊技球の数データに変換して、遊技機に設けられた
排出装置からその遊技球を直接遊技機の貯留皿に供給す
るようなカード式遊技機がある。
【0003】このようなカード式遊技機で遊技する場
合、操作部に備えられた玉貸しボタンを押すことによ
り、予め設定された所定単位(例えば500円分)のデ
ータをカードから引き落として遊技球を遊技機の貯留皿
に供給して遊技を開始するが、遊技者は貯留皿内の玉の
量を見ながら必要に応じて再度玉貸しボタンを押しなが
ら遊技を行う。
【0004】この場合に、遊技者が貯留皿の玉の量を見
てその都度玉貸し操作(玉供給操作)を行うのは煩わし
いということから、貯留皿の所定箇所に玉の量を検出す
るセンサを備え、センサからの玉無し信号により自動的
に玉貸しを行うようなものが考えられている(特公平6
ー11352号公報等参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような自動玉貸し
機能を備える場合、貯留皿の玉の量を検出するセンサの
位置によって玉貸しタイミングが変化するため、センサ
の位置が非常に重要になる。
【0006】貯留皿に少なからず玉が残っているのに玉
貸しが行われたのでは、遊技者にとって玉貸しが過分で
不満に感じることがあり、このためセンサはなるべく貯
留皿の流路端の玉送り装置(貯留皿の玉を発射装置に送
る)側に配置したほうが良いのであるが、この場合玉送
り装置や貯留皿の玉抜き装置の配置との関係上、スペー
ス的に無理がある。
【0007】一方、貯留皿の玉整流部(玉を整流して玉
送り装置に導く略樋状流路)におけるパネル側の側壁に
センサを配置することも考えられるが、パネル側には金
属製のパネルベース盤を配設するため、センサのスペー
スを確保できない。また、パネルベース盤は補強あるい
は防犯等の関係上、形状や材質の変更等が難しいのであ
る。
【0008】また、玉整流部の底面部側にセンサを配置
することも考えられるが、やはりスペース的に無理であ
り、また検出が安定しないといった問題がある。
【0009】この発明は、このような問題点を解決する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、遊技機前
面に配設した貯留皿に玉を整流して遊技機内に導く略樋
状の玉整流部を形成して、貯留皿の玉を遊技機内に導い
て遊技を行う一方、貯留皿の玉の量を検出してその量に
応じて貯留皿に自動的に玉を供給可能な自動玉供給機能
を備えている遊技機において、前記貯留皿の玉整流部の
遊技機に対して外方側となる側壁の裏面に玉貯留状態を
電気的に検出する検出器を配置する。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、カー
ドデータを基に手動操作により貯留皿に玉を供給する手
動供給およびカードデータと貯留皿の玉の量とを基に自
動操作により貯留皿に玉を供給する自動供給を選択操作
可能な玉供給操作部を貯留皿に配置すると共に、この玉
供給操作部が貯留皿の玉貯留状態を電気的に検出する検
出器の近傍に位置する。
【0012】第3の発明は、第2の発明において、検出
器を玉供給操作部に取付ける。
【0013】第4の発明は、検出器は板状の近接センサ
である。
【0014】
【作用】第1の発明では、貯留皿の玉整流部の遊技機に
対して外方側となる側壁の裏面に検出器を配置すること
により、検出器のスペースを確保しながら、検出器を玉
整流部の流路端近くに配置できる。
【0015】第2の発明では、玉の供給を選択操作可能
な玉供給操作部を貯留皿に配置すると共に、検出器の近
傍に位置するので、配線等を容易に行える。
【0016】第3の発明では、検出器を玉供給操作部に
取付けるので、取付作業を容易に行える。
【0017】第4の発明では、検出器は板状の近接セン
サのため、側壁部に容易に配置できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0019】図1のように遊技機(パチンコ機)1の前
面枠2には遊技盤(図示しない)が配設され、遊技盤の
前面はガラス枠9に取付けられたカバーガラス3により
覆われる。
【0020】ガラス枠9の上部には大当たり等のパイロ
ットランプ4、スピーカ5等が配設され、ガラス枠9の
下方に開閉可能に取付けられたパネル50に遊技球(パ
チンコ玉)の供給皿(貯留皿)6が、その下方に受け皿
7と、打球発射装置の操作部8が配設される。
【0021】遊技機1の片側には、玉貸し機10が付設
される。玉貸し機10には、カードリーダと、玉貸し制
御装置が内蔵され、前面にカードリーダへのカード挿入
部11と、カード挿入部11に挿入されたカードの残度
を表示する残度表示器12と、玉貸し機10が作動状態
にあることを示す有効表示LED13が設けられる。
【0022】前記パネル50の裏面側には、供給皿6の
玉を打球発射装置に送る玉送り装置(図示しない)が配
設され、図2、図3のように供給皿6の本体フレーム5
1がパネル50に、皿カバー52が本体フレーム51に
組付けられる。
【0023】皿カバー52には、本体フレーム51に取
付けられる玉抜き装置53(供給皿6の玉を受け皿7に
排出する)の駆動レバー54と、玉貸しの操作部14が
形成される。
【0024】玉貸しの操作部14には、玉貸し機10の
カード挿入部11に挿入されたカードの残度を表示する
残度表示器15と、マニュアルの玉貸しスイッチ16
と、自動の玉貸しスイッチ17と、カードの返却を指令
するカード返却スイッチ18と、玉貸しが可能な状態に
あることを表示する玉貸し可能表示LED20と、自動
玉貸しが可能な状態にあることを表示する自動玉貸し状
態表示LED21が配設される。
【0025】本体フレーム51には、遊技機1裏面の排
出装置からの玉を皿部55に導く排出口23が開口さ
れ、皿部55の流路下流には、皿部55の玉を1列に整
流してパネル50の裏面の玉送り装置に導く略樋状の玉
整流部56が形成される。玉整流部56は、本体フレー
ム51の奥壁57と皿部55の側壁58および底壁とに
より形成され、その流路端に玉送り装置への出口が形成
される。
【0026】玉整流部56の流路端の底壁部には、前記
駆動レバー54の作動時に開かれる玉抜き装置53の排
出口が形成される。
【0027】この玉整流部56を形成する皿部55の側
壁58の裏面つまり玉整流部56の遊技機外方側の側壁
58の裏面に、玉の有無を検出する玉検出センサ22が
配置される。
【0028】玉検出センサ22には図4のように板状に
形成された近接センサが用いられ、玉整流部56の側壁
58の裏面には、玉検出センサ22を装着すると共に玉
整流部56の流路方向にスライド可能な保持枠60が形
成され、保持枠60に取付けられるカバー61には複数
の固定穴62が設けられる。カバー61の固定穴62の
1つから位置決めネジを差し込んで保持枠60に装着さ
れた玉検出センサ22のネジ穴63に止め、カバー61
を止めネジにより保持枠60に止めることで、玉検出セ
ンサ22の位置が決められ固定される。
【0029】玉検出センサ22により、その固定位置の
玉整流部56内に玉が有るか無いかが検出され、供給皿
6内の玉の量が検出される。
【0030】図5のように遊技機1の裏側には、球貯留
タンク24、球貯留タンク24の玉を排出装置25に誘
導する誘導樋26、排出装置25を制御する排出制御装
置27、遊技盤の各入賞装置、表示装置を制御する役物
制御装置28、打球発射装置の発射制御装置30、玉貸
しの信号加工装置31、玉貸し機10の玉貸し制御装置
とのインターフェイス回路32等が配設される。
【0031】遊技盤から入賞球が入賞球排出ユニット
(図示しない)に送られると、排出制御装置27によっ
て排出装置25が駆動され、排出装置25から入賞球に
基づく所定数の玉が賞品球として前記供給皿6に排出さ
れる。また、玉貸し機10から玉貸し要求があると、排
出制御装置27によって排出装置25が駆動され、排出
装置25から要求に基づく所定数(予め設定される)の
玉が貸し玉として前記供給皿6に排出される。
【0032】図6には遊技機1および玉貸し機10の制
御系のブロック構成を示す。玉貸し機10では、カード
リーダ33と玉貸し制御装置34とでカードデータの授
受が行われ、玉貸し機10と遊技機1では、インターフ
ェイス回路32を介して、図7のように玉貸し制御装置
34と排出制御装置27ならびに信号加工装置31とで
各信号の授受が行われる。
【0033】玉貸し制御装置34からインターフェイス
回路32を介して排出制御装置27へは、玉貸しの要求
があるときに玉貸し要求信号Bが、玉貸しが可能な状態
にあるときに玉貸し可能信号Cが、および制御装置3
4,27の接続確認信号Dが送られる。
【0034】排出制御装置27からインターフェイス回
路32を介して玉貸し制御装置34へは、電源供給Aを
行い、玉貸しが完了したときに玉貸し完了信号Eが、お
よび遊技機1の台設置確認信号Fが送られる。
【0035】玉貸し制御装置34からインターフェイス
回路32を介して信号加工装置31へは、玉貸しが可能
な状態にあるときに玉貸し可能表示信号Hが、およびカ
ードの残度のセグメント表示信号Iが送られる。
【0036】信号加工装置31からインターフェイス回
路32を介して玉貸し制御装置34へは、玉貸しの指令
時に玉貸しスイッチ信号Gが、カードの返却の指令時に
カード返却スイッチ信号Jが送られる。
【0037】遊技機1の操作部14のマニュアルの玉貸
しスイッチ16、自動の玉貸しスイッチ17、カード返
却スイッチ18、および供給皿6の玉整流部56の玉検
出センサ22からの各信号は信号加工装置31に入力さ
れ、玉貸し可能表示LED20、自動玉貸し状態表示L
ED21、残度表示器15の表示は信号加工装置31に
より行われる。
【0038】玉貸し機10のカード挿入部11に所定の
カードが挿入されると、玉貸し機10の残度表示器12
にカードの残度が表示され、玉貸し制御装置34から排
出制御装置27へ玉貸し可能信号が送られる一方、玉貸
し制御装置34から信号加工装置31へ玉貸し可能表示
信号ならびにセグメント表示信号が送られ、操作部14
の玉貸し可能表示LED20が表示され、残度表示器1
5にカードの残度が表示される。
【0039】この際、信号加工装置31から玉貸し制御
装置34へ玉貸しスイッチ信号が送られると、玉貸し制
御装置34から排出制御装置27へ玉貸し機10で予め
設定された単位分(例えば500円分)の玉貸し要求信
号が送られ、排出制御装置27によって排出装置25が
駆動され、排出装置25から要求に基づく所定数の球が
貸し玉として遊技機1の供給皿6に排出される。
【0040】この貸し玉の排出が完了すると、排出制御
装置27から玉貸し制御装置34へ玉貸し完了信号が送
られ、所定度数が引かれた残りの度数が残度表示器12
に表示される一方、玉貸し制御装置34から信号加工装
置31へ送られるセグメント信号が切り替えられ、同じ
く残りの度数が操作部14の残度表示器15に表示され
る。
【0041】なお、カードの残度がなくなると玉貸しが
不可となり、玉貸し制御装置34から玉貸し可能信号、
玉貸し可能表示信号が出力されず、玉貸し可能表示LE
D20が消灯される。
【0042】図8には信号加工装置31のブロック構成
を示す。信号加工装置31は自動玉貸しの制御機能を持
ち、自動玉貸し制御手段35、無効期間監視手段36、
無効期間設定手段37、タイマ38、玉貸し信号禁止手
段40、玉貸し信号出力手段41、自動玉貸し状態放置
監視手段42、タイマ43、信号中継手段44等からな
る。
【0043】自動玉貸し制御手段35は、操作部14の
自動玉貸しスイッチ17が押されて自動玉貸しスイッチ
17からオン信号が送られると、自動玉貸し状態とな
り、操作部14の自動玉貸し状態表示LED21を表示
する。再度自動玉貸しスイッチ17が押されて自動玉貸
しスイッチ17からオン信号が送られると、非自動玉貸
し状態(自動玉貸し状態を解除)となり、自動玉貸し状
態表示LED21を消灯する。
【0044】自動玉貸し制御手段35が自動玉貸し状態
のときに、供給皿6の玉整流部56の玉検出センサ22
から玉無し信号が所定時間(例えば1秒)入力される
と、無効期間監視手段36、玉貸し信号出力手段41に
自動玉貸し信号を出力する。
【0045】無効期間監視手段36は、自動玉貸し制御
手段35から自動玉貸し信号が入力されスタートする
と、玉貸し信号禁止手段40に玉貸し禁止信号を出力す
ると共に、無効期間設定手段37の設定時間、タイマ3
8を監視し、設定時間カウントアップすると、玉貸し禁
止信号の出力を中止する。この監視中は自動玉貸し制御
手段35からの自動玉貸し信号は受け入れない。
【0046】無効期間設定手段37は、図5のように遊
技機1の裏側にて設定部45を操作することで、時間デ
ータを設定できるようになっている。この場合、玉貸し
の設定額分(例えば500円分)から所定額分(例えば
200円分)を引いた玉数分の遊技に要する時間デー
タ、つまりその玉数分を打球発射装置から発射するのに
要する時間データを設定する。
【0047】また、無効期間設定手段37は、玉数デー
タを設定するものでも良い。この場合は、玉貸しの設定
額分(例えば500円分)から所定額分(例えば200
円分)を引いた分の玉数データを設定する一方、無効期
間監視手段36は、発射制御装置30からの信号により
発射した玉数を監視し、その設定玉数カウントアップす
ると、玉貸し禁止信号の出力を中止するようにする。
【0048】玉貸し信号禁止手段40は、無効期間監視
手段36から玉貸し禁止信号が入力されると、入力され
ている間、玉貸し信号出力手段41に信号出力を禁止す
るように指令する。
【0049】玉貸し信号出力手段41は、玉貸し信号禁
止手段40からの禁止指令がない場合は、自動玉貸し制
御手段35からの自動玉貸し信号ならびに操作部14の
マニュアル玉貸しスイッチ16が押されたときのそのオ
ン信号をそのままインターフェイス回路32に玉貸しス
イッチ信号として出力するが、玉貸し信号禁止手段40
からの禁止指令がある場合は、その出力を中止する。
【0050】自動玉貸し状態放置監視手段42は、イン
ターフェイス回路32から信号中継手段44を介して玉
貸し可能表示LED20に送る玉貸し可能表示信号およ
び自動玉貸しスイッチ17の信号を基に自動玉貸し状態
であり、かつ玉貸しが不可のときにタイマ43を監視
し、自動玉貸し状態のまま所定長時間が過ぎると放置状
態と判断して自動玉貸し制御手段35に非自動玉貸し状
態に戻すように指令する。
【0051】なお、無効期間設定手段37は、設定部4
5の操作によって無効期間としての時間データあるいは
玉数データを設定するようになっているが、これは玉貸
しの設定額に応じて自動的に設定するようにしても良
い。
【0052】また、自動玉貸し状態の解除の例として、
遊技機1に玉貸しの設定額を選択できる選択ボタンを備
えた場合、そのボタン操作によって解除するようにして
も良い。
【0053】この信号加工装置31による自動玉貸し制
御を図9のフローチャートに基づいて説明する。ただ
し、自動玉貸しの無効期間は時間により設定している。
【0054】ステップ1,2では、自動玉貸しスイッチ
17がオンすると、作動中(自動玉貸し状態にある)の
ときは自動玉貸し状態を解除して、自動玉貸し状態表示
LED21を消灯し、解除中(自動玉貸し状態にない)
のときは自動玉貸し状態にして、自動玉貸し状態表示L
ED21を点灯する。
【0055】ステップ3では、自動玉貸しの無効時間中
かどうかを判定する。
【0056】ステップ4,5では、マニュアル玉貸しス
イッチ16がオンすると、玉貸しスイッチ信号をインタ
ーフェイス回路32を介して玉貸し機10の玉貸し制御
装置34に出力する。
【0057】ステップ6,7では自動玉貸し状態にある
かどうかを判定し、自動玉貸し状態にあるときに、供給
皿6の玉整流部56の玉検出センサ22が所定時間玉無
し(一定量以下が例えば1秒間続いたか)を検出したか
どうかを判定する。
【0058】ステップ8では、供給皿6の玉整流部56
の玉検出センサ22が所定時間玉無しを検出した場合、
玉貸しスイッチ信号をインターフェイス回路32を介し
て玉貸し機10の玉貸し制御装置34に出力する。
【0059】ステップ9,10では、自動玉貸しの無効
時間タイマを作動し、自動玉貸しの無効状態(玉貸しス
イッチ信号の出力を禁止)を開始する。
【0060】次に、ステップ11,12では、無効時間
タイマを更新し、タイムアップしたかどうかを判定す
る。
【0061】ステップ13では、無効時間タイマがタイ
ムアップすると、自動玉貸しの無効状態を解除する。
【0062】このように、供給皿6の流路下流の玉整流
部56の側壁58の裏面に玉検出センサ22を配置した
ので、その検出を基に自動玉貸しが良好に行われる。
【0063】即ち、自動玉貸し状態にある場合、玉検出
センサ22が所定時間玉無しを検出すると、玉貸しスイ
ッチ信号が出力され、これに基づき排出装置25から所
定数の貸し玉が供給皿6に排出されるが、供給皿6の流
路下流の玉整流部56側に玉検出センサ22が配置され
るので、供給皿6にほとんど玉がなくなったときに、自
動玉貸しが行われる。
【0064】また、玉整流部56の遊技機外方側の側壁
58の裏面に玉検出センサ22が配置されるので、安定
した検出が可能になると共に、玉送り装置や玉抜き装置
53に影響されず、玉検出センサ22の十分な配置スペ
ースが確保され、玉整流部56の流路端近くに容易に配
置される。
【0065】また、板状の玉検出センサ22のため、側
壁58の裏面に簡単に装着されると共に、玉検出センサ
22の位置を調整可能な保持枠60、カバー61によっ
て、適正位置に容易に位置決めされる。
【0066】したがって、供給皿6にある程度玉が残っ
ているのに自動玉貸しが行われるのが防止され、遊技者
に不満を感じさせることが避けられ、的確な自動玉貸し
が確保される。
【0067】また、自動玉貸しによる貸し玉の排出時か
ら所定期間、自動玉貸しが無効にされ、この無効期間中
は、玉検出センサ22が所定時間玉無しを検出しても、
玉貸しスイッチ信号が出力されることがなく、排出装置
25からの貸し玉の排出は行われない。
【0068】このため、供給皿6に充分な玉があるにも
かかわらず、玉検出センサ22の手前(排出装置25
側)で玉詰まり(あるいは玉止まり)等が発生した際
に、自動玉貸しによって余分な玉貸しが行われることが
防止される。
【0069】なお、この際貸し玉量に応じて無効期間
が、つまり玉貸しの設定額分から所定額分を引いた玉数
分を打球発射装置から発射するのに要する時間もしくは
その玉数分の発射数に対応して無効期間が設定されるの
で、無効期間が短すぎたり、あるいは無効期間が長すぎ
て供給皿6の玉が少なくなりすぎてしまうといったこと
はなく、自動玉貸しが適正な状態で行われる。
【0070】図10〜図12は本発明の他の実施例を示
す。これは、玉貸しの操作部70をユニット化して、そ
の裏面に玉検出センサ22を取付けて、玉検出センサ2
2が供給皿6の玉整流部56の側壁58の裏面に位置す
るようにしている。ただし、前図2〜図4と同一の部分
には同符号を付してある。
【0071】操作部70のユニットケース71のパネル
面72には、玉貸し機10のカード挿入部11に挿入さ
れたカードの残度表示器15と、マニュアルの玉貸しス
イッチ16と、自動の玉貸しスイッチ17と、カード返
却スイッチ18と、玉貸し可能表示LED20と、自動
玉貸し状態表示LED21が配設される。
【0072】ユニットケース71の裏面には、板状の玉
検出センサ22を装着すると共に玉整流部56の流路方
向にスライド可能な保持枠73が形成され、保持枠73
に囲われた裏面壁74には複数のネジ穴(図示しない)
が設けられる。保持枠73に玉検出センサ22を装着し
て、玉検出センサ22の固定穴75から止めネジを差し
込んで裏面壁74のネジ穴の1つに止めることで、玉検
出センサ22の位置が決められ固定される。
【0073】供給皿6の本体フレーム51の皿部55の
流路下流には、皿部55の玉を1列に整流して玉送り装
置に導く略樋状の玉整流部56が、本体フレーム51の
奥壁57と皿部55の側壁58および底壁とにより形成
されており、その流路端に玉送り装置への出口が形成さ
れている。
【0074】玉整流部56の流路端の底壁部には、駆動
レバー54の作動時に開かれる玉抜き装置53の排出口
が形成されている。
【0075】供給皿6の皿カバー76には、操作部70
のユニットケース71のパネル面72に対応して開口7
7が形成され、皿カバー76の内側から操作部70のユ
ニットケース71が、取付フランジ78を皿カバー76
の取付部に、パネル面72を開口77に合わせて取付け
られる。
【0076】この場合、ユニットケース71の裏面に取
付けた玉検出センサ22が玉整流部56の所定位置の側
壁58の裏面に接するように、皿カバー76の取付部お
よび開口77が形成される。
【0077】このように、玉貸しの操作部70をユニッ
ト化して、そのユニットケース71の裏面に玉検出セン
サ22を取付ければ、配線がバラツクことなく、操作部
70ならびに玉検出センサ22の組付けを容易に行え
る。
【0078】また、玉検出センサ22の近傍に操作部7
0が位置するので、配線をまとめて処理でき、容易に行
える。
【0079】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、遊技
機前面に配設した貯留皿に玉を整流して遊技機内に導く
略樋状の玉整流部を形成して、貯留皿の玉を遊技機内に
導いて遊技を行う一方、貯留皿の玉の量を検出してその
量に応じて貯留皿に自動的に玉を供給可能な自動玉供給
機能を備えている遊技機において、前記貯留皿の玉整流
部の遊技機に対して外方側となる側壁の裏面に玉貯留状
態を電気的に検出する検出器を配置するので、検出器の
スペースを確保しながら、検出器を玉整流部の流路端近
くに容易に配置でき、したがって貯留皿にほとんど玉が
なくなったときに自動的に玉を供給できるため、遊技者
が不満を感じることがなく、適正な自動玉供給機能を確
保することができる。
【0080】第2の発明によれば、玉の供給を選択操作
可能な玉供給操作部を貯留皿に配置すると共に、検出器
の近傍に位置するので、玉供給操作部と検出器の配線を
まとめて処理することができ、配線を容易に行える。
【0081】第3の発明によれば、検出器を玉供給操作
部に取付けるので、取付けを容易に行え、作業性が向上
する。
【0082】第4の発明によれば、検出器は板状の近接
センサのため、側壁部に容易に配置でき、安定した検出
を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の前面側の斜視図である。
【図2】供給皿部分の斜視図である。
【図3】その分解斜視図である。
【図4】そのセンサ部分の分解斜視図である。
【図5】遊技機の裏面図である。
【図6】制御系のブロック構成図である。
【図7】制御信号図である。
【図8】信号加工装置のブロック構成図である。
【図9】制御例を示すフローチャートである。
【図10】他の実施例の供給皿部分の分解斜視図であ
る。
【図11】その操作部の斜視図である。
【図12】その操作部の裏面側斜視図である。
【符号の説明】
1 遊技機 6 供給皿 10 玉貸し機 11 カード挿入部 12 残度表示器 13 有効表示LED 14 操作部 15 残度表示器 16 マニュアル玉貸しスイッチ 17 自動玉貸しスイッチ 18 カード返却スイッチ 20 玉貸し可能表示LED 21 自動玉貸し状態表示LED 22 玉検出センサ 23 排出口 25 排出装置 27 排出制御装置 28 役物制御装置 30 発射制御装置 31 信号加工装置 32 インターフェイス回路 33 カードリーダ 34 玉貸し制御装置 35 自動玉貸し制御手段 36 無効期間監視手段 37 無効期間設定手段 38 タイマ 40 玉貸し信号禁止手段 41 玉貸し信号出力手段 42 自動玉貸し状態放置監視手段 43 タイマ 44 信号中継手段 45 設定部 50 パネル 51 本体フレーム 52 皿カバー 53 玉抜き装置 55 皿部 56 玉整流部 58 側壁 60 保持枠 61 カバー 62 固定穴 63 ネジ穴 70 操作部 71 ユニットケース 72 パネル面 73 保持枠 75 固定穴 76 皿カバー 77 開口 78 取付フランジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機前面に配設した貯留皿に玉を整流
    して遊技機内に導く略樋状の玉整流部を形成して、貯留
    皿の玉を遊技機内に導いて遊技を行う一方、貯留皿の玉
    の量を検出してその量に応じて貯留皿に自動的に玉を供
    給可能な自動玉供給機能を備えている遊技機において、
    前記貯留皿の玉整流部の遊技機に対して外方側となる側
    壁の裏面に玉貯留状態を電気的に検出する検出器を配置
    したことを特徴とする遊技機の玉貯留量検出構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機の玉貯留量検出
    構造において、カードデータを基に手動操作により貯留
    皿に玉を供給する手動供給およびカードデータと貯留皿
    の玉の量とを基に自動操作により貯留皿に玉を供給する
    自動供給を選択操作可能な玉供給操作部を貯留皿に配置
    すると共に、この玉供給操作部が貯留皿の玉貯留状態を
    電気的に検出する検出器の近傍に位置している遊技機の
    玉貯留量検出構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の遊技機の玉貯留量検出
    構造において、検出器を玉供給操作部に取付けた遊技機
    の玉貯留量検出構造。
  4. 【請求項4】 前記検出器は、板状の近接センサである
    請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機の玉貯留量検出
    構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005211382A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Sansei R & D:Kk 遊技機

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