JP2002172208A - 組み合わせ遊技機 - Google Patents

組み合わせ遊技機

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JP2002172208A
JP2002172208A JP2000371619A JP2000371619A JP2002172208A JP 2002172208 A JP2002172208 A JP 2002172208A JP 2000371619 A JP2000371619 A JP 2000371619A JP 2000371619 A JP2000371619 A JP 2000371619A JP 2002172208 A JP2002172208 A JP 2002172208A
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JP
Japan
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game
game board
medal
winning
winning opening
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Application number
JP2000371619A
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English (en)
Inventor
Sukemitsu Oomaki
祐光 大巻
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技盤の交換に伴うコストを削減することが
可能な組み合わせ遊技機を提供する 【解決手段】 前枠2と、該前枠2の裏側に着脱自在に
装着される遊技盤15と、該遊技盤15上の遊技領域2
7に向けて遊技球を発射する発射手段16と、遊技領域
27の下部に配置される複数の入賞口29を有する入賞
口ケース21eと、遊技領域27を取り囲むように設け
られ、発射手段16で発射された遊技球を遊技領域27
に誘導する内外誘導レール21b,21aとを備えた組
み合わせ遊技機で、内外誘導レール21b,21aと、
入賞口ケース21eとを、前枠2側に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アレンジボール
機、雀球遊技機等の組み合わせ遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】アレンジボール機等の組み合わせ遊技機
では、矩形状の外枠に縦方向のヒンジを介して前枠を開
閉自在に枢着すると共に、該前枠の裏側から遊技盤を着
脱自在に装着しているものが一般的である。
【0003】そして、この種の組み合わせ遊技機では、
遊技盤の前面側に内外誘導レールが略環状に配置され、
該内外誘導レールの内側に形成される遊技領域の下部に
は例えば16個の入賞口が横一列状に配置されている。
ゲームに際しては、各ゲーム毎に16個の遊技球を発射
手段により前記内外誘導レールを介して遊技領域へと打
ち込んで、その遊技球を16個の入賞口の何れかに入賞
させ、隣合う4個の入賞口に入賞して所定の入賞役が成
立したときに、その成立の難易度に応じて得点を付与し
て所定数のメダル又は遊技球を景品として遊技者に払い
出すようになっている。
【0004】ここで、従来の組み合わせ遊技機では、内
外誘導レールや入賞口は、遊技盤の前面側に固定されて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の組み合わせ遊
技機は、遊技ホールでの新台の入れ替え等に際して、外
枠、前枠等については従前のものをそのまま使用し、遊
技盤のみを新規なものと取り替えることが行われてい
る。
【0006】この場合、内外誘導レールや入賞口が遊技
盤に固定された従来の組み合わせ遊技機では、内外誘導
レールや入賞口については機種変更後も同じ構成のもの
を使用するにも拘わらず、遊技盤の入れ替えに伴って古
い遊技盤と共に内外誘導レールや入賞口も破棄しなけれ
ばならず、コスト高の一因となっていた。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑み、遊技
盤交換に伴うコストを削減することが可能な組み合わせ
遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前枠2と、該
前枠2の裏側に着脱自在に装着される遊技盤15と、該
遊技盤15上の遊技領域27に向けて遊技球を発射する
発射手段16と、前記遊技領域27の下部に配置される
複数の入賞口29を有する入賞口ケース21eと、前記
遊技領域27を取り囲むように設けられ、前記発射手段
16で発射された遊技球を前記遊技領域27に誘導する
内外誘導レール21b,21aとを備えた組み合わせ遊
技機において、前記内外誘導レール21b,21aと、
前記入賞口ケース21eとを、前記前枠2側に設けたも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図13は本発明をメダル投入
式のアレンジボール機に採用した第1の実施形態を例示
する。このアレンジボール機は、図1〜図4に示すよう
に、外枠1と、この外枠1の前側に配置された前枠2と
を備えた遊技機本体3を有し、その前枠2は左右一端側
の縦方向のヒンジ4を介して外枠1に開閉及び着脱自在
に装着されている。
【0010】遊技機本体3には、その前面側に前面パネ
ル5が装着されると共に、外枠1側にメダルホッパー
6、補助タンク7、電源ユニット8等が設けられ、前枠
2側に遊技盤15、発射手段16、メダル選別手段17
が設けられる等、遊技機本体3の内部で前面パネル5の
裏側に、遊技盤15を含む各種の内部機構が設けられて
いる。
【0011】外枠1は、縦方向に長い矩形枠等により構
成され、この外枠1の内部の下部側にメダルホッパー
6、補助タンク7、電源ユニット8等が配置されてい
る。なお、外枠1には、その裏側に裏板9が装着されて
いる。前枠2は、外枠1に対応して縦方向に長い矩形枠
等により構成されている。前枠2には、その前面側に前
面パネル5が装着され、また前面パネル5の裏側の内部
に遊技盤15、発射手段16、メダル選別手段17等が
配置されている。
【0012】メダルホッパー6はメダルを貯留するメダ
ル貯留手段を構成するもので、このメダルホッパー6に
は、投入メダルを受け入れるメダルシュート10と、内
部のメダルが満杯状態のときに、余剰メダルを補助タン
ク7へと溢流させる溢流口11と、景品用のメダルを払
い出すメダル払い出し手段12とが設けられている。メ
ダル払い出し手段12は、メダルホッパー6内のメダル
を景品用又は返却用として払い出すためのもので、メダ
ルホッパー6の下部側に設けられ、モータ等の駆動手段
13によりメダルホッパー6内の回転体(図示省略)を
駆動して、メダル払い出し口14から前側へとメダルを
払い出すようになっている。なお、補助タンク7は出し
入れ自在である。
【0013】前枠2の内面側には、遊技盤15を着脱自
在に保持する遊技盤装着枠18と支持枠19とが設けら
れている。
【0014】遊技盤装着枠18は門型状で、図10に示
すように、遊技盤15の上部及び両側部を前側から支持
するように前面部材18aと側面部材18bとで断面略
L字型に形成されており、前枠2の内面側に木ねじ等で
着脱自在に装着されている。側面部材18bの内面側に
は、前面部材18aの裏面に沿って所定深さの溝部18
cが形成されている。この溝部18cには、後述するレ
ール装着部材21の周縁部が嵌入される。また、側面部
材18bの裏面側には、装着された遊技盤15を固定す
るための複数の締結手段18dが設けられている。支持
枠19は、遊技盤15を下側から受ける遊技盤受け部2
0を上縁側に一体に備え、前枠2の内部に左右方向に架
設されている。
【0015】レール装着部材21は、図9及び図11に
示すように、支持平板部21cと、該支持平板部21c
の前面側に略垂直に立設された外誘導レール21a及び
内誘導レール21bと、内外誘導レール21b,21a
をレール装着部材21の下部で略環状に接続するリブ2
1fと、リブ21fの上側に設けられ、横一列状に形成
された複数個、例えば16個の入賞口29を備えた入賞
口ケース21eと、入賞口ケース21eの左右両側に夫
々設けられ、内向きの斜面状に形成された入賞誘導板2
1hと、入賞口ケース21e、リブ21f、及び入賞誘
導板21hで囲まれる部分を前側から覆う前カバー板2
1gとを一体に備えている。内外誘導レール21b,2
1aの内側で入賞口ケース21eの上側には、遊技盤1
5の遊技領域27に対応する開口部21dが形成されて
いる。
【0016】入賞口ケース21eは、上向きに開口され
た各入賞口29に入賞した遊技球を、後側に向けて案内
するようになっており、後述する案内通路部28、入賞
検出スイッチ30と共に入賞口手段22を構成してい
る。
【0017】レール装着部材21は、図11に示すよう
に、遊技盤装着枠18の溝部18cに支持平板部21c
の周縁部を嵌入させつつ、前枠2に装着される前の遊技
盤装着枠18に対して下側から着脱自在に装着するよう
になっており、図9に示すように遊技盤装着枠18と共
に前枠2の内面側に装着され、下部側は支持枠19の遊
技盤受け部20によって保持される。
【0018】遊技盤15は、遊技盤装着枠18と支持枠
19との間に裏側から嵌脱自在に嵌合され、その前面側
をレール装着部材21の支持平板部21cの裏面側に当
接させた状態で、締結手段18dにより着脱自在に固定
される。従って、遊技盤15は、遊技機本体3の前部
側、取り分け前枠2に裏側から着脱自在である。
【0019】遊技盤15の前面の遊技領域27内には、
図1に示すように、誘導図柄表示手段23、特定入賞手
段24、得点増加手段25、作動手段26等の各遊技部
品が配置されている。また、遊技盤15には、図5に示
すように、レール装着部材21の入賞口ケース21eに
対応して開口部15aが形成され、該開口部15aには
案内通路部28が裏面側から着脱自在に装着されてい
る。なお、遊技盤15の前面の遊技領域27内には、入
賞口29よりも上側に多数の遊技釘(図示省略)が設け
られている。
【0020】案内通路部28は、入賞口29に入賞した
遊技球を遊技盤15の裏面側に案内するもので、遊技盤
15を遊技盤装着枠18に装着した状態で入賞口ケース
21eの下流側、即ち後側に接続されるようになってい
る。また、案内通路部28には、各入賞口29に入賞し
た遊技球を検出する複数個、例えば16個の入賞検出ス
イッチ30が設けられている。案内通路部28及び入賞
検出スイッチ30は、レール装着部材21の入賞口ケー
ス21eと共に入賞口手段22を構成している。なお、
入賞口29に入賞した遊技球をなるべく早く検出できる
ように、入賞検出スイッチ30は、案内通路部28上の
なるべく上流側の位置に設けることが望ましい。
【0021】特定入賞手段24、得点増加手段25等
は、遊技盤15の前側で入賞した遊技球を遊技盤15の
裏側に案内するように構成され、これらに遊技球が入賞
したときに、それに対応する1個又は複数個の入賞口2
9への遊技球の入賞と同等に取り扱われるようになって
いる。
【0022】遊技盤15の裏面には、図2及び図3に示
すように、入賞口手段22、誘導図柄表示手段23、特
定入賞手段24、得点増加手段25、作動手段26等の
各遊技部品を裏側から覆う裏カバー31と、この裏カバ
ー31の下側に配置された球集合ケース32とが着脱自
在に装着され、その裏カバー31の裏面に、主制御基板
33を収納する主基板ケース34と、音声基板35を収
納する音声基板ケース36とが着脱自在に装着されてい
る。主制御基板33には、遊技盤15側の各遊技動作を
制御する後述の主制御手段80等の制御手段が実装され
ている。
【0023】裏カバー31には、図5に示すように、そ
の底壁31aの前縁部に開口部31bが形成されてい
る。球集合ケース32は、入賞口手段22、特定入賞手
段24、得点増加手段25等の遊技部品を経て遊技盤1
5の裏側に誘導された遊技球を集合させるためのもの
で、図5、図7及び図8に示すように、上側が開口する
球集合部32aと、この球集合部32aで集合した遊技
球を下方へと排出する排出口32bとを有し、案内通路
部28の下側で遊技盤15の裏側に装着されている。な
お、入賞口29に入賞した遊技球は、案内通路部28に
よって遊技盤15の裏面側に案内され、入賞検出スイッ
チ30で検出された後、入賞口手段22等の内部に停留
することなく、球集合ケース32を経て排出口32bか
ら排出されるようになっている。
【0024】球集合ケース32の排出口32bは、後述
の待機通路47の長さを容易に確保できるように、球集
合ケース32の左右方向の略中央よりも球送り手段48
と反対側に偏位して配置されている。また、入賞口手段
22の左右両側には、特定入賞手段24、得点増加手段
25等からの遊技球を球集合ケース32の球集合部32
aへと案内する案内通路32cが、裏カバー31の開口
部31bを経て球集合ケース32側に突出するように装
着されている。
【0025】発射手段16は、遊技球を外誘導レール2
1aを経て遊技盤15の遊技領域27へと発射させるた
めのもので、図1〜図3に示すように、発射レール37
と、発射レール37上の遊技球を外誘導レール21a側
に向かって打撃する打撃槌38と、打撃槌38を遊技球
の打撃方向に付勢する発射バネ(図示省略)と、カム機
構39を介して発射バネに抗しながら打撃槌38を反打
撃方向へと間欠的に揺動させるモータ等の発射駆動手段
40と、遊技者の把持により発射駆動手段40を起動さ
せ且つその回動操作により発射バネのバネ圧を調整可能
な発射ハンドル41とを備え、取り付け板16a等を介
して支持枠19に着脱自在に装着されている。
【0026】発射レール37は、外誘導レール21aに
対応して支持枠19の前側等に装着されている。打撃槌
38は発射レール37上の遊技球を打撃できるように、
発射レール37に対応して支持枠19の前側等に配置さ
れ、取り付け板16aに前後方向の枢軸により揺動自在
に軸支されている。発射ハンドル41は、図5に示すよ
うに、前面パネル5側の通孔42を貫通して前側に突出
する支持筒43の前端部側に設けられており、遊技者が
前面パネル5の前側で把持して回動操作できるようにな
っている。なお、発射ハンドル41には、遊技者の把持
又は操作を検出するタッチスイッチ(図示省略)のタッ
チ片が設けられている。発射レール37の前側には、発
射レール37及び外誘導レール21aの発射レール37
側の一部分を前側から覆うレールカバー90が設けられ
ている。このレールカバー90は、例えば前面パネル5
に左右方向に架設された支持部材91に着脱自在に装着
されている。
【0027】発射手段16側と遊技盤15側との間に
は、図3、図5及び図8に示すように、これらを含む遊
技球用の循環経路44が閉ループ状に形成され、その循
環経路44内に複数個の遊技球が封入されている。循環
経路44は、発射手段16により発射された遊技球を遊
技盤15側へと案内する発射側経路45と、遊技盤15
の裏側に通過した遊技球を発射手段16側へと戻す戻り
側経路46とを備えている。発射側経路45は発射レー
ル37、内外誘導レール21b,21a等により構成さ
れ、また戻り側経路46は入賞口手段22、球集合ケー
ス32、待機通路47、球送り手段48等により構成さ
れている。
【0028】待機通路47は、遊技盤15を通過して戻
って来た遊技球を待機させるためのもので、支持枠19
の裏側等の前枠2側に、発射手段16側が低くなるよう
に左右方向に傾斜させて着脱自在に装着され、その上流
側が遊技盤15の下端と干渉しない位置で球集合ケース
32の排出口32bに下側から連通している。球送り手
段48は、発射手段16の発射動作に連動して待機通路
47内の遊技球を1個ずつ発射レール37上へと送るた
めのもので、発射レール3と待機通路47の下流側端部
との間で支持枠19等に着脱自在に装着されている。
【0029】なお、循環経路44中の遊技球の封入個数
は、1ゲームの必要最低個数以上(例えば16〜25個
程度)が望ましいが、少なくとも複数個あれば良い。ま
た待機通路47は、その封入個数分の遊技球の全て、又
は下流側の一部(数個程度)が一列状に整列する程度の
長さであることが望ましい。
【0030】メダル選別手段17は、後述のメダル投入
口49から投入されたメダルの正否を選別するためのも
ので、図6及び図8に示すように、メダル投入口49に
対応して支持枠19等に着脱自在に装着されている。そ
して、このメダル選別手段17は、メダルの移動中に重
量、外形、材質等を基準に正否を判別し、その判別結果
に応じて不良なメダルを不良シュート50を経て後述の
メダル案内樋51へと戻し、正常な(正規の)メダルを
メダルホッパー6のメダルシュート10へと案内するよ
うになっている。メダル選別手段17には、正規のメダ
ルを検出するためのメダル検出スイッチ52がその判別
部よりも下流側に設けられている。
【0031】前面パネル5は、少なくとも遊技盤15の
前側に対応するガラス扉53と、その他の部分との複数
個に分割されている。前面パネル5は、図5及び図6に
示すように、例えば遊技盤15の前面側に対応するガラ
ス扉53の他に、ガラス扉53の上側に配置された上パ
ネル54と、ガラス扉53の下側に配置された中間パネ
ル55と、中間パネル55の下側に配置された下パネル
56との複数個に分割され、その下パネル56を除く上
パネル54、ガラス扉53、中間パネル55が、前枠2
のヒンジ4と同一側で縦方向のヒンジ57により前枠2
に対して個別に開閉自在に枢着されている。
【0032】ガラス扉53は、遊技盤15の遊技領域2
7に対応する窓孔58が形成された扉枠59と、その窓
孔58を塞ぐように扉枠59に装着されたガラス板60
とを備えている。上パネル54は前枠2の上部側に配置
され、特別遊技状態、その他のゲーム状態等を表示する
上部表示手段61が装着されている。上部表示手段61
は、上パネル54に着脱自在に装着された表示カバー6
2と、表示カバー62内に設けられた1個又は複数個の
表示ランプ63とを備え、その表示ランプ63がゲーム
状態に応じて点滅発光するようになっている。表示カバ
ー62は、遊技機本体3の左右方向の略全幅に亘って前
方に突出すると共に、その前側が後ろ下がりに傾斜状に
構成されている。
【0033】中間パネル55は、図5〜図7に示すよう
に、前方に張り出す張り出し部64を有し、この張り出
し部64の上部側に、前下がりに傾斜する表示パネル部
65と操作パネル部66とが設けられ、また張り出し部
64の下側に、その下端から前枠2側へと後方に屈曲す
る底壁部64aが設けられている。なお、中間パネル5
5の下端部は、その開閉時に発射ハンドル41と干渉し
ないように、発射ハンドル41よりも上側で下パネル5
6と分離され、中間パネル55を閉じたときに、下パネ
ル56の上端部に前側から当接するか、又は下パネル5
6の上端部と上下に重なるようになっている。
【0034】表示パネル部65はガラス扉53の下辺側
の近傍に左右方向に細長く形成され、この表示パネル部
65の手前側に操作パネル部66が設けられている。表
示パネル部65には、左右方向の略中央部分に入賞表示
手段67が設けられ、この入賞表示手段67の左右方向
の一方にメダル数表示手段68が、他方に得点表示手段
69が夫々設けられている。なお、表示パネル部65
は、各表示手段67〜69の表示状態が確認し易くなる
ように操作パネル部66よりも傾斜角度が大になってい
るが、操作パネル部66と略同一角度にしても良い。
【0035】入賞表示手段67は、入賞口手段22の各
入賞口29と対応する複数個、例えば16個の入賞表示
部70を備え、その各入賞表示部70が入賞口手段22
の各入賞口29と相対応して前後方向に近接するように
横一列状に配置されている。そして、各入賞表示部70
は、遊技球が何れかの入賞口29に入賞したときに、そ
れに対応する入賞表示部70が発光、その他によってそ
の入賞を遊技者に表示するようになっている。各入賞表
示部70には、各入賞口29に対応して一端側から順番
に番号が付されている。なお、入賞表示手段67は、入
賞口手段22よりも上側の遊技領域27の中央部等に、
入賞表示部70を縦横に所定数(例えば4個)ずつ組み
合わせて配置しても良い。
【0036】メダル数表示手段68は、メダル投入口4
9から投入されたメダルの保有枚数(預託メダル数)を
表示するためのものであり、得点表示手段69は、入賞
役の成立により付与された得点又は景品用メダルの未払
い出し分の得点を表示するためのものであって、これら
はメダルの個数、得点を数字で表示するように適宜表示
手段により構成されている。なお、得点表示手段69に
代えて、又は得点表示手段69と共に獲得メダル数表示
手段を設け、その獲得メダル数表示手段により、得点に
応じて獲得した獲得メダル数又は未払い出し分の獲得メ
ダル数を表示するようにしても良い。
【0037】操作パネル部66には、メダル投入口4
9、手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ72及び
返却スイッチ73が設けられている。メダル投入口49
は、操作パネル部66の左右方向の一方側でヒンジ4,
57に近い側の端部若しくはその近傍に配置され、この
メダル投入口49よりも左右方向の中央側に手動選択ス
イッチ71と自動選択スイッチ72と返却スイッチ73
とが左右方向に一列状に配置されている。
【0038】メダル投入口49は、少なくとも1ゲーム
に必要な規定の複数枚、好ましくは複数ゲーム分の多数
枚のメダルを投入可能な大きさのホッパー状であって、
その下部側の出口49aは、メダル選別手段17に対し
てメダルを1枚ずつ供給し得るように狭くなっている。
メダル投入口49の外側には、多数枚のメダルを投入し
たときにも、出口49a側でメダルが整列するようにメ
ダル投入口49を微震動させる振動付与手段74が装着
されている。振動付与手段74は、メダル投入口49に
メダルを投入したときに作動するようになっている。な
お、メダル投入口49は、一度の投入枚数が1ゲームに
必要な規定数以下のメダル数、例えばメダルを1枚ずつ
投入できる程度のものでも良い。
【0039】手動選択スイッチ71は、その操作毎に1
ゲームずつのゲームを開始可能にするためのもので、こ
の手動選択スイッチ71を操作したときに、預託メダル
数から規定の複数枚、例えば4枚分のメダルを減算する
処理を行い、1ゲーム分のゲームが開始可能な状態にな
るようになっている。
【0040】自動選択スイッチ72は、所定の休止期間
をおいて繰り返し連続的にゲームを開始可能にするため
のもので、この自動選択スイッチ72を操作したとき
に、規定数以上の預託メダルがあれば、手動選択スイッ
チ71を操作しない限り、各ゲームの開始前に規定数の
メダルを減算する処理を行い、その後にゲームが開始可
能な状態になるようになっている。
【0041】返却スイッチ73は、預託メダルの返却を
求めるためのもので、この返却スイッチ73を操作した
ときに、メダル払い出し手段12が作動して預託メダル
数分のメダルをメダルホッパー6から払い出すようにな
っている。
【0042】手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ
72、返却スイッチ73には、押しボタン式、その他の
ものが使用されている。また手動選択スイッチ71、自
動選択スイッチ72には、その操作部側にランプ等の選
択表示手段(図示省略)が設けられ、その選択表示手段
で選択状況を表示するようになっている。なお、選択表
示手段は、手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ7
2の近傍に設けても良い。
【0043】下パネル56は、前枠2の下部側に固定さ
れている。下パネル56には、その下部側の左右方向の
略中央にメダル受け皿75とメダル案内樋51とが前後
に設けられ、またメダル受け皿75の左右方向の一方側
で且つヒンジ4,57に近い側に灰皿76が、反対側に
手載せ台77が夫々設けられている。メダル受け皿7
5、灰皿76及び手載せ台77は、下パネル56から前
方に突出しており、その前端は面一状になっている。な
お、下パネル56に、発射ハンドル41を支持する支持
筒43が前後方向に貫通する通孔42が形成されてい
る。
【0044】メダル受け皿75は、メダル払い出し手段
12から払い出されたメダル、及び不良シュート50を
経て返却された不良メダル等を貯留するためのものであ
る。メダル案内樋51は、メダル払い出し手段12から
払い出されたメダル、不良シュート50を経て返却され
た不良メダルをメダル受け皿75へと案内するためのも
ので、下パネル56から後方に突出するようにメダル受
け皿75に一体又は別体に設けられている。
【0045】手載せ台77の上側には発射ハンドル41
があり、これら手載せ台77及び発射ハンドル41は、
ヒンジ4,57、メダル投入口49に対して左右方向の
反対側の端部若しくはその近傍に配置されている。手載
せ台77は、発射ハンドル41を操作するときに手の一
部を載せておくためのもので、この手載せ台77と発射
ハンドル41との間隔は、手載せ台77上に手の一部を
載せた状態でも発射ハンドル41を操作できるし、載せ
ない状態でも操作できる程度に設定されている。また発
射ハンドル41の上側には、中間パネル55の張り出し
部64に、上側へと円弧状に凹入する凹部78が形成さ
れ、発射ハンドル41と張り出し部64との間に、発射
ハンドル41を把持したときに、手が中間パネル55の
張り出し部64に接触しない程度の間隔が確保されてい
る。
【0046】図12は、前枠2から遊技盤15、遊技盤
装着枠18、及びレール装着部材21を取り外した状態
を示している。このように、遊技盤15は、例えば前枠
2を外枠1から開いた状態で、各締結手段18dによる
締結を解除することにより、前枠2の裏面側に容易に取
り外すことができる。また、遊技盤15を前枠2に取り
付ける手順は、取り外しの場合と全く逆であり、取り外
し同様、容易に行うことができる。これにより、遊技盤
15を異なる種類のものに取り替えて機種を変更するこ
とが容易であり、遊技機本体3ごと他の機種と入れ替え
る場合に比べて経済的であるだけでなく、作業も極めて
簡単で効率的に行うことができる。
【0047】ここで、内外誘導レール21b,21a、
及び入賞口ケース21eは前枠2側の遊技盤装着枠18
に装着されており、遊技盤15の着脱に関係なく内外誘
導レール21b,21a及び入賞口ケース21eは前枠
2側に残されるため、遊技盤15を交換しても内外誘導
レール21b,21a及び入賞口ケース21eは引き続
き使用することができ、例えば内外誘導レール21b,
21a及び入賞口ケース21eが遊技盤15に装着され
ている従来の遊技機に比べて遊技盤15の交換に伴うコ
ストの削減が可能である。更に、遊技盤装着枠18に内
外誘導レール21b,21a及び入賞口ケース21eを
装着しているため、遊技盤装着枠18、内外誘導レール
21b,21a及び入賞口ケース21eをそれぞれ個別
に前枠2に装着する場合と比べて装着スペースを小さく
でき、また装着作業も容易である。
【0048】図13はアレンジボール機の制御系のブロ
ック図である。この制御系は、図13に示すように主制
御手段80、入賞表示制御手段81、精算処理手段8
2、払い出し制御手段83、メダル計数手段84、預託
処理手段85、ゲーム選択手段86、発射制御手段8
7、返却制御手段88等を備えている。ここで、主制御
手段80、精算処理手段82、メダル計数手段84、預
託処理手段85、及びゲーム選択手段86は、例えば主
制御基板33上に構築され、払い出し制御手段83、及
び返却制御手段88は、例えば払い出し制御基板33a
上に構築される。払い出し制御基板33aは、例えば前
枠2や外枠1等の適宜箇所に装着される。
【0049】なお、例えば精算処理手段82、メダル計
数手段84、預託処理手段85、ゲーム選択手段86等
については、それらが機種に依存しない構成であれば、
主制御基板33とは別の独立した基板上に構築し、遊技
盤15の裏面以外の例えば前枠2上に装着することが望
ましい。これにより、遊技盤15の取り替えによる機種
変更を行う場合に、主制御手段80などの機種に依存す
る制御手段のみを遊技盤15と共に交換することがで
き、製作コストを削減できる。
【0050】主制御手段80は、入賞役の成否、誘導図
柄表示手段23の変動条件の成否、特定入賞手段24の
作動条件の成否、得点増加手段25の作動条件の成否
等、遊技盤15側の各遊技動作を制御するためのもので
ある。
【0051】入賞表示制御手段81は、入賞口手段22
の各入賞口29に遊技球が入賞したとき等に、入賞表示
手段67のその入賞口29等に対応する入賞表示部70
に入賞表示をさせるようになっている。精算処理手段8
2は、主制御手段80からの信号により、ゲーム中又は
ゲームの終了毎に入賞役の成否等に応じて得点を算出す
る精算処理を行い、その得点を得点表示手段69に表示
させるようになっている。
【0052】払い出し制御手段83は、精算処理手段8
2の精算処理により得点が付与されたときに、ゲーム中
又はゲームの終了後にメダル払い出し手段12を制御し
て、その得点に応じてメダルホッパー6内のメダルをメ
ダル払い出し手段12によりメダル受け皿75へと払い
出させるようになっている。
【0053】メダル計数手段84は、メダル投入口49
から投入された正規のメダルを計数するためのもので、
メダル検出スイッチ52からの信号により投入メダル数
を計数するようになっている。預託処理手段85は、メ
ダル計数手段84で計数された投入メダル数を記憶中の
預託メダル数に順次加算して預託メダル数を更新し、ゲ
ーム選択手段86からの指令に基づいてゲーム毎にその
預託メダル数から1ゲームに必要なメダルの規定数分を
減算処理して預託メダル数を更新し、更に預託メダル数
を更新する都度、その時点の実預託メダル数をメダル数
表示手段68に表示させるようになっている。
【0054】ゲーム選択手段86は、手動選択スイッチ
71、自動選択スイッチ72で選択された選択結果に基
づいて、預託処理手段85、発射制御手段87、その他
の各部に1ゲーム又は連続ゲームの指令を送るためのも
ので、例えば手動選択スイッチ71を操作したときにそ
の操作毎に1ゲーム分のメダル数を減算する指令を、自
動選択スイッチ72を操作したときに各ゲーム毎に1ゲ
ーム分のメダル数を順次減算する指令を夫々出して、預
託処理手段85にゲームの開始前に預託メダル数から規
定数分を減算処理させると共に、手動選択スイッチ71
を操作したときに1ゲームの指令を発射制御手段87
に、自動選択スイッチ72を操作したときに連続ゲーム
の指令を発射制御手段87に夫々出すようになってい
る。
【0055】発射制御手段87は、各ゲームの終了毎に
所定の休止時間をおいて発射手段16の発射動作を制御
するためのもので、預託処理手段85が規定数のメダル
の減算処理を行ったこと及び遊技者が発射手段16の発
射ハンドル41を操作することを条件に、ゲーム選択手
段86の指令に基づいて発射手段16を作動させ、発射
手段16が所定数(16個)の遊技球を遊技領域27に
打ち込むまでその作動を継続させるようになっている。
従って、制御系は、メダル投入口49に規定数以上のメ
ダルを投入すれば、ゲームを開始可能な状態になる。
【0056】なお、遊技領域27に打ち込まれた遊技球
の数は、発射球数確認手段を設け、これにより発射手段
16側の発射数からファール球数を減算するか、又は入
賞口手段22、特定入賞手段24等に入賞した遊技球の
数から求めれば良い。
【0057】返却制御手段88は、返却スイッチ73を
操作したときに、預託処理手段85側に預託メダル数の
記憶があることを条件に、メダル払い出し手段12がそ
の預託メダル数分のメダルを払い出すように制御するた
めのものである。
【0058】次に、上記構成のアレンジボール機におけ
る動作を説明する。ゲームの開始に際しては、メダル投
入口49に1ゲームに必要な規定数以上の複数枚のメダ
ルを投入する。すると、各メダルはメダル投入口49内
で整列してメダル選別手段17へと入り、そのメダル選
別手段17で正否の判別を受け、不良メダルは不良シュ
ート50からメダル受け皿75へと戻され、正規のメダ
ルのみがメダルシュート10を経てメダルホッパー6へ
と落下する。
【0059】このときメダル検出スイッチ52が正規の
メダルを検出し、メダル計数手段84がそのメダル数を
計数して、預託処理手段85が記憶中の預託メダル数に
加算して更新する。これによって預託処理手段85がゲ
ーム選択手段86の指令に基づいてメダルの減算処理を
行うことが可能になるので、ゲームを開始可能な状態に
なる。またメダルを投入すれば、預託処理手段85の制
御によってメダル数表示手段68が預託メダル数を表示
する。このため遊技者は、その表示によってその時点の
メダル数を容易に確認できる。
【0060】次に手動選択スイッチ71を操作すると、
ゲーム選択手段86が1ゲーム選択の指令を預託処理手
段85、発射制御手段87、その他の各部に送り、預託
処理手段85が預託メダル数から規定数分を減算し更新
する処理を行い、これによって発射手段16が実際に遊
技球を発射可能な状態になる。預託処理手段85が減算
処理を行えば、メダル数表示手段68はその減算後の預
託メダル数を表示する。なお、遊技者によってメダルが
投入された場合には、投入されたメダルが預託メダルに
優先して使用される。
【0061】その後、遊技者が発射ハンドル41を把持
して操作すると、発射制御手段87がゲーム選択手段8
6からの指令に基づいて発射手段16を作動させ、球送
り手段48が待機通路47内の遊技球を1個ずつ発射レ
ール37上に供給し、その発射レール37上の遊技球を
打撃槌38で打撃して順次外誘導レール21aを経て遊
技盤15の遊技領域27へと打ち込んで行き、これによ
って通常のゲームが進行する。
【0062】遊技領域27に打ち込まれた遊技球は、入
賞口手段22の何れかの入賞口29に入賞するか、又は
特定入賞手段24等に入賞して、遊技盤15の裏側へと
案内された後、球集合ケース32を経て待機通路47へ
と順次戻されて行く。例えば、遊技球が入賞口手段22
の何れかの入賞口29に入賞すると、その遊技球は入賞
口29から遊技盤15の裏側へと案内され、球集合ケー
ス32を経て待機通路47へと戻される。また、遊技球
が入賞口29から遊技盤15の裏側へと通過するとき
に、入賞検出スイッチ30がその遊技球を検出し、入賞
表示制御手段81の制御によって、入賞表示手段67の
対応する入賞表示部70が入賞を表示する。
【0063】入賞口手段22の入賞口29の内、その隣
り合う4個の入賞口29に遊技球が入賞して入賞役が成
立すると、主制御手段80が入賞役の成立を判定し、そ
の入賞役の成立の難易度に応じて精算処理手段82が得
点を付与する精算処理を行い、得点表示手段69がその
得点を表示する。このため遊技者は、そのゲームで獲得
した得点を得点表示手段69の表示によって容易に確認
できる。
【0064】一方、得点が付与されると、その得点に応
じた獲得メダル数が預託メダル数に順次加算される。獲
得メダル数の加算により預託メダル数が上限を超えた場
合には、メダル払い出し手段12が払い出し制御手段8
3の制御により作動して、メダルホッパー6内のメダル
をメダル払い出し口14からメダル受け皿75へと払い
出す。これによって遊技者は、所定の利益を享受でき
る。なお、1ゲーム当たりの得点は最高10点であり、
また1点当たりのメダルの払い出し個数は4枚である。
【0065】遊技領域27に16個の遊技球を打ち込む
と、発射制御手段87の制御により発射手段16が停止
して1ゲームが終了し、次のゲームまで所定時間休止状
態となる。従って、休止時間中に手動選択スイッチ71
を操作しても、ゲーム選択手段86、預託処理手段85
等は同様に機能するが、発射手段16はただちには作動
せず、休止時間の経過後に作動して遊技球の発射を開始
する。
【0066】自動選択スイッチ72を操作したときに
は、預託メダル数が1ゲームに必要な規定数以上である
限り、預託処理手段85が各ゲーム毎に規定数のメダル
の減算処理を行い、発射手段16が各ゲーム毎に遊技領
域27へと所定数の遊技球を打ち込んで行く。従って、
遊技者は、発射ハンドル41を操作するだけで、所定の
休止時間をおきながら自動的に連続してゲームを行うこ
とができる。
【0067】返却スイッチ73を操作したときには、預
託処理手段85側に預託メダル数の記憶があることを条
件に、返却制御手段88の制御により、メダル払い出し
手段12が作動してメダルホッパー6から預託メダル数
分のメダルをメダル受け皿75へと払い出す。
【0068】以上説明したように、本実施形態では、内
外誘導レール21b,21a、及び入賞口ケース21e
が前枠2側の遊技盤装着枠18に装着されており、遊技
盤15の着脱に関係なく内外誘導レール21b,21a
及び入賞口ケース21eは前枠2側に残されるため、遊
技盤15を交換しても内外誘導レール21b,21a及
び入賞口ケース21eは引き続き使用することができ、
例えば内外誘導レール21b,21a及び入賞口ケース
21eが遊技盤15に装着されている従来の遊技機に比
べて遊技盤15の交換に伴うコストの削減が可能であ
る。
【0069】また、遊技盤装着枠18に内外誘導レール
21b,21a及び入賞口ケース21eを装着している
ため、遊技盤装着枠18と内外誘導レール21b,21
a及び入賞口ケース21eとをそれぞれ個別に前枠2に
装着する場合と比べて装着スペースを小さくでき、また
装着作業も容易である。
【0070】また、発射手段16から遊技盤15へと遊
技球を案内する発射側経路45と、遊技盤15から発射
手段16へと遊技球を戻す戻り側経路46とを含む閉ル
ープ状の循環経路44を構成し、この循環経路44中に
複数個の遊技球を封入した封入式を採用しているため、
遊技者の遊技球の取り扱いが不要であり、例えばメダル
等の遊技媒体の処理によってゲームを行うことができ
る。
【0071】また、メダル投入口49に規定の複数枚の
メダルを投入することを条件にゲームを開始可能に構成
しているため、スロットマシン用のメダルを使用する
等、従来の専用メダルとは異なり価値の低い他の遊技機
用のメダルを使用してゲームを行うこともできる。
【0072】図14及び図15は、本発明の第2の実施
形態を例示し、遊技盤装着枠18とレール装着部材21
とを、例えば樹脂により一体形成し、遊技盤装着枠1
8、内外誘導レール21b,21a、及び入賞口ケース
21eを一体化した例を示している。このように構成し
ても、第1の実施形態と同様、遊技盤15の交換時には
内外誘導レール21b,21aの再利用が可能であり、
例えば内外誘導レール21b,21aが遊技盤15に装
着されている従来の遊技機に比べてコストの削減が可能
である。更に、遊技盤装着枠18、内外誘導レール21
b,21a、及び入賞口ケース21eを一体形成するこ
とにより、部品点数を削減することができ、また前枠2
への着脱も更に容易となる。
【0073】図16〜図18は、本発明の第3の実施形
態を例示し、案内通路部28をレール装着部材21に装
着して入賞口手段22の全ての構成部分を前枠2側に設
けた例を示している。レール装着部材21は、第1の実
施形態と同様、支持平板部21c、外誘導レール21
a、内誘導レール21b、リブ21f、入賞口ケース2
1e、入賞誘導板21h、及び前カバー板21gを一体
に備えており、更に、案内通路部28を固定するための
ボス部21iが、図18に示すように、例えば入賞口ケ
ース21eの左右両側に夫々2本ずつ、前カバー板21
g及び支持平板部21cから裏面側に立設されている。
案内通路部28は、その左右両端に夫々張り出す板状の
取付部28aが一体に形成されており、この取付部28
aをビス等の固定部材でボス部21iに固定することに
より、レール装着部材21に対して着脱自在に装着され
ている。
【0074】遊技盤15には、レール装着部材21に装
着された案内通路部28に対応する開口部15aが形成
されている。遊技盤15を前枠2に対して裏面側から装
着する際には、図17に示すように、案内通路部28が
前側から開口部15aに嵌合し、球集合ケース32の上
流側と案内通路部28の下流側とが上下に連通するよう
になっている。また、遊技盤15の下端部をまず支持枠
19上に載置し、その後で遊技盤15の上端部を前側に
倒しつつ遊技盤15を遊技盤装着枠18に嵌め入れる場
合に、案内通路部28が遊技盤15の開口部15aの周
縁部と干渉することを避けるため、図16に示すよう
に、案内通路部28の上面側を後下がりの斜面状に、開
口部15aの下縁側を前下がりの斜面状に、それぞれ形
成している。なお、案内通路部28の上面側の代わりに
開口部15aの上縁側を、開口部15aの下縁側の代わ
りに案内通路部28の下面側をそれぞれ斜面状に形成し
てもよいし、それらに代えて案内通路部28と開口部1
5aとの上下の隙間を十分に広くしてもよい。
【0075】以上のように、入賞口ケース21eだけで
なく案内通路部28についてもレール装着部材21側に
設ければ、遊技盤15の交換に際して入賞口手段22の
全ての構成部分が前枠2側に残るため、遊技盤15の交
換に伴うコストを更に削減できる。なお、レール装着部
材21は、第2の実施形態のように遊技盤装着枠18と
一体に形成してもよい。
【0076】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、この実施形態に限定されるものではなく、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、第3の実施形態においては、案内通路部28を
入賞口ケース21eと共にレール装着部材21と一体に
形成してもよい。
【0077】また、内外誘導レール21b,21a、入
賞口ケース21e等は、前枠2に直接装着するようにし
てもよいし、内外誘導レール21b,21a、入賞口ケ
ース21e等を前枠2と一体に形成するようにしてもよ
い。また、前枠2と遊技盤装着枠18とを一体に形成し
てもよく、これに更に内外誘導レール21b,21a、
入賞口ケース21e等を一体形成することも可能であ
る。
【0078】また、遊技盤装着枠18、内外誘導レール
21b,21a、入賞口ケース21e等には、金属、樹
脂等の種々の材料を用いることができる。
【0079】遊技盤15は、前枠2の裏面側から着脱可
能とする必要は必ずしもなく、例えば遊技盤15を前枠
2の左右方向、若しくは上下方向にスライドさせつつ着
脱するようにしてもよい。もちろん、遊技盤15を前枠
2の前面側から着脱するようにしてもよい。
【0080】また、各実施形態では、メダル投入口49
から投入されたメダルをメダル計数手段84で1枚ずつ
計数するようにしているが、規定の複数枚を単位として
検出し、その検出を条件にゲームを開始可能にしても良
い。
【0081】複数枚のメダルの投入でゲームを開始可能
にするとき、実施形態では手動・自動の別を選択するよ
うにしているが、1ゲームに必要な預託メダルがあり、
発射ハンドル41を操作している限り、所定の休止時間
をおいて自動的にゲームを繰り返すようにしても良い。
この場合にも、発射ハンドル41のタッチ片から手を放
したときに、そのゲームの終了を待ってゲームの継続を
停止するように構成すれば、別段問題はない。
【0082】手動、自動を選択する選択スイッチを設け
る場合にも、実施形態のように手動選択スイッチ71と
自動選択スイッチ72とを別々に設ける必要はなく、1
個の選択スイッチで手動、自動を選択するようにしても
良い。この場合、選択スイッチの近傍等の適当箇所に手
動選択表示手段、自動選択表示手段を設けることによ
り、遊技者は容易に手動、自動の区別が可能である。な
お、選択表示手段を1個として、その表示の色、点滅の
有無等により自動、手動を識別可能に表示するようにし
ても良い。
【0083】また実施形態では、手動選択スイッチ71
を操作するときには、その操作によって預託処理手段8
5がそのゲームの開始前に規定数のメダルの減算処理を
行い、自動選択スイッチ72を操作するときには、その
操作によって預託処理手段85がその各ゲームの開始前
に規定数のメダルの減算処理を行うようにしているが、
何れの場合にもメダルの投入後に遊技者が発射ハンドル
41を操作することを条件に、預託処理手段85がゲー
ムの開始前に規定数のメダルの減算処理を行うようにし
ても良い。
【0084】実施形態では、外枠1とその前側の前枠2
とから遊技機本体3を構成し、その前枠2の前面側に前
面パネル5を設けているが、外枠1及び前枠2を一体に
して遊技機本体3を構成し、この遊技機本体3の前面側
に前面パネル5を開閉自在に設けても良い。遊技機本体
3の前面に前面パネル5を設けるに当たっても、その前
面パネル5を複数個に分割する必要は必ずしもない。ガ
ラス扉53を含む前面パネル5の全体を一体に構成し、
その前面パネル5を遊技機本体3に対して開閉自在に設
けても良い。
【0085】また、実施形態では、ゲームで獲得したメ
ダルを各ゲーム毎に預託メダル数に順次加算して更新す
るようにしたが、ゲームで獲得したメダルを各ゲーム毎
にメダル受け皿75に払い出すようにしてもよい。1ゲ
ームに必要なメダルの枚数は4枚である必要はなく、1
枚以上であれば良い。また複数種類のメダルを使用可能
にしても良い。更には、遊技媒体としてはメダル以外の
ものを用いることも可能である。例えば、遊技媒体とし
て遊技球を用い、所定数の遊技球を投入することを条件
にゲームを開始可能としてもよい。
【0086】また、遊技球を循環経路44中に封入した
封入式である必要はなく、入賞して遊技盤15の裏側に
案内された遊技球を島側に回収すると共に、発射用の遊
技球を島側から各遊技機に供給するようにしてもよい。
【0087】更に実施形態では、アレンジボール機につ
いて例示しているが、アレンジボール機の他、雀球遊技
機等の各種の組み合わせ遊技機でも同様に実施できる。
また、組み合わせ遊技機に限らず、パチンコ機等の他の
弾球遊技機でも同様に実施可能である。
【0088】
【発明の効果】本発明では、前枠2と、該前枠2の裏側
に着脱自在に装着される遊技盤15と、該遊技盤15上
の遊技領域27に向けて遊技球を発射する発射手段16
と、遊技領域27の下部に配置される複数の入賞口29
を有する入賞口ケース21eと、遊技領域27を取り囲
むように設けられ、発射手段16で発射された遊技球を
遊技領域27に誘導する内外誘導レール21b,21a
とを備えた組み合わせ遊技機において、内外誘導レール
21b,21aと、入賞口ケース21eとを、前枠2側
に設けているため、遊技盤15を交換しても内外誘導レ
ール21b,21a及び入賞口ケース21eは引き続き
使用することができ、遊技盤交換に伴うコストを削減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の側面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す前枠の背面図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す外枠の正面図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の縦断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の縦断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の横断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す戻り側経路部分
の縦断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す前枠の上パネ
ル、ガラス扉、及び中間パネルを取り外した状態での正
面図である。
【図10】図9におけるA−A線断面図である。
【図11】本発明の第1の実施形態を示すレール装着部
材の遊技盤装着枠への装着方法の説明図である。
【図12】本発明の第1の実施形態を示す前枠、遊技盤
装着枠、レール装着部材、及び遊技盤の斜視図である。
【図13】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロ
ック図である。
【図14】本発明の第2の実施形態を示す前枠の上パネ
ル、ガラス扉、及び中間パネルを取り外した状態での正
面図である。
【図15】図14におけるB−B線断面図である。
【図16】本発明の第3の実施形態を示すアレンジボー
ル機の縦断面図である。
【図17】本発明の第3の実施形態を示すアレンジボー
ル機の横断面図である。
【図18】本発明の第3の実施形態を示す遊技盤装着
枠、レール装着部材、及び遊技盤の斜視図である。
【符号の説明】
2 前枠 15 遊技盤 16 発射手段 18 遊技盤装着枠 21a 外誘導レール 21b 内誘導レール 21e 入賞口ケース 27 遊技領域 28 案内通路部 29 入賞口 30 入賞検出スイッチ 44 循環経路 45 発射側経路 46 戻り側経路 49 メダル投入口
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63F 7/02 326 A63F 7/02 326C 338 338

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前枠(2) と、該前枠(2) の裏側に着脱自
    在に装着される遊技盤(15)と、該遊技盤(15)上の遊技領
    域(27)に向けて遊技球を発射する発射手段(16)と、前記
    遊技領域(27)の下部に配置される複数の入賞口(29)を有
    する入賞口ケース(21e) と、前記遊技領域(27)を取り囲
    むように設けられ、前記発射手段(16)で発射された遊技
    球を前記遊技領域(27)に誘導する内外誘導レール(21b)
    (21a)とを備えた組み合わせ遊技機において、前記内外
    誘導レール(21b)(21a)と、前記入賞口ケース(21e) と
    を、前記前枠(2) 側に設けたことを特徴とする組み合わ
    せ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記入賞口ケース(21e) の下流側に接続
    され、前記入賞口(29)に入賞した遊技球を前記遊技盤(1
    5)の裏面側へと案内する案内通路部(28)を、前記遊技盤
    (15)側、又は前記前枠(2) 側に設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の組み合わせ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記案内通路部(28)に、前記入賞口(29)
    への入賞を検出する入賞検出スイッチ(30)を設けたこと
    を特徴とする請求項2に記載の組み合わせ遊技機。
  4. 【請求項4】 前記前枠(2) に、前記遊技盤(15)を支持
    する遊技盤装着枠(18)を設け、該遊技盤装着枠(18)に前
    記内外誘導レール(21b)(21a)と前記入賞口ケース(21e)
    とを設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記
    載の組み合わせ遊技機。
  5. 【請求項5】 前記遊技盤装着枠(18)、前記内外誘導レ
    ール(21b)(21a)、及び前記入賞口ケース(21e) を一体に
    形成したことを特徴とする請求項4に記載の組み合わせ
    遊技機。
  6. 【請求項6】 前記発射手段(16)から前記遊技盤(15)へ
    と遊技球を案内する発射側経路(45)と、前記遊技盤(15)
    から前記発射手段(16)側へと遊技球を戻す戻り側経路(4
    6)とを含む閉ループ状の循環経路(44)中に複数個の遊技
    球を封入したことを特徴とする請求項1〜5の何れかに
    記載の組み合わせ遊技機。
  7. 【請求項7】 メダルを投入するメダル投入口(49)を備
    え、該メダル投入口(49)に規定の1又は複数枚のメダル
    を投入することを条件にゲームを開始可能に構成したこ
    とを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の組み合わ
    せ遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082192A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Sammy Corp 遊技機

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