JP3753367B2 - 組み合わせ遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アレンジボール機、雀球遊技機等の組み合わせ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
組み合わせ遊技機、例えばアレンジボール機には、従来、遊技球投入式とメダル投入式とがある。このアレンジボール機は、ゲームに際しては各ゲーム毎に16個の遊技球を発射手段により遊技盤の遊技領域へと打ち込んで、その遊技球を下部に横一列状に配置された入賞口手段の何れかの入賞口に入賞させ、その入賞口手段の隣合う4個の入賞口に入賞して所定の入賞役が成立した場合に、その難易度に応じて得点を付与して所定の遊技価値、例えば所定数のメダル又は遊技球等の遊技媒体を景品として遊技者に払い出す。なお、得点増加機能付きのアレンジボール機では、1ゲーム当たりの得点は最高10点までであり、またメダルの場合の払い出し枚数は得点1点につき1枚(又は複数枚)である。
【0003】
この種のアレンジボール機において、作動手段の遊技球の検出を条件に遊技抽選判定手段が特別遊技状態を発生させるか否かを乱数抽選により判定すると共に、誘導図柄表示手段の複数個の誘導図柄を所定時間変動させ、遊技抽選判定手段の判定結果が特別遊技判定の場合に、誘導図柄表示手段の誘導図柄が「7・7・7」等の特別態様で停止した後に特定入賞手段を開放させて、この特定入賞手段の内部の特別作動領域を遊技球が通過することを条件に、特別遊技状態発生手段がそのゲームを含む複数ゲーム、例えば14ゲームに亘って遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるようにしたものがある。そして、特別遊技状態が発生すれば、別の作動手段を有効にして,この作動手段の遊技球の検出を条件に得点増加手段が開放し、この得点増加手段に遊技球が入賞した場合に、そのゲームで獲得した得点を2倍に増加させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ゲーム中に特別遊技状態が発生すれば、その後、14ゲームに亘って得点が2倍に増加される可能性があり、特別遊技状態が14ゲーム間継続した場合には、遊技者は多数のメダルを獲得できる可能性がある。例えば、4枚のメダルを使用して1ゲームを行い、1点につき4枚のメダルを払い出すようにした場合には、各ゲームで最高の10点の得点が最大14ゲーム続く可能性があるため、遊技者は最大560枚のメダルを獲得できる可能性がある。
【0005】
しかし、従来のアレンジボール機は、得点表示手段で各ゲーム毎の得点を表示するようになっているが、遊技者が実際にゲームを行いながら、得点表示手段の得点表示から特別遊技状態での総得点を把握することは非常に困難であり、ましてや特別遊技状態での総獲得メダル数を把握することは殆ど不可能である。このため、遊技者は、特別遊技状態の発生によって実際にどれだけの数のメダルを獲得したのか、その実数を確実に把握し得ないままゲームを行わざるを得ない。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑み、遊技者が獲得可能な遊技価値を複数ゲームに亘って増加させる特別遊技状態が発生した場合に、この特別遊技状態での総獲得遊技価値を容易に把握できる組み合わせ遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、遊技領域27の下部に複数個の入賞口29を有する入賞口手段22を備え、前記遊技領域27に1ゲーム毎に所定数の遊技球を打ち込みながら、所定の休止期間をおいてゲームを繰り返し可能な組み合わせ遊技機において、遊技球の検出を条件に特別遊技状態を発生させるか否かを抽選し判定する遊技抽選判定手段95と、該遊技抽選判定手段95が特別遊技と判定した場合に、複数ゲームにわたって遊技者が獲得可能な遊技価値を増加させるための特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段102と、前記特別遊技状態が発生した場合に、前記複数ゲームの各ゲーム毎に遊技者の獲得遊技価値を加算した総獲得遊技価値から各ゲームで消費した消費遊技価値を減算して実獲得遊技価値を算出する算出手段100と、該算出手段100により算出された実獲得遊技価値を表示する獲得遊技価値表示手段80とを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図10は本発明をメダル投入式のアレンジボール機に採用した第1の実施形態を例示する。このアレンジボール機は、図1〜図4に示すように、外枠1と、この外枠1の前側に配置された前枠2と、この前枠2の前面側に装着された前面パネル5とを備えた遊技機本体3を有し、その前枠2は左右一端側の縦方向のヒンジ4を介して外枠1に開閉及び着脱自在に装着されている。
【0009】
遊技機本体3には、その外枠1側にメダルホッパー6、補助タンク7、電源ユニット8が、前枠2側に遊技盤15、発射手段16、メダル選別手段17が夫々装着される等、遊技機本体3の内部で前面パネル5の裏側に、遊技盤15を含む各種の内部機構が装着されている。
【0010】
外枠1は、縦方向に長い矩形枠等により構成され、この外枠1の内部の下部側にメダルホッパー6、補助タンク7、電源ユニット8等が配置されている。なお、外枠1には、その裏側に裏板9が装着されている。前枠2は、外枠1に対応して縦方向に長い矩形枠等により構成されている。前枠2には、その前面側に前面パネル5が装着され、また前面パネル5の裏側の内部に遊技盤15、発射手段16、メダル選別手段17等が配置されている。
【0011】
メダルホッパー6はメダルを貯留するメダル貯留手段を構成するもので、このメダルホッパー6には、投入メダルを受け入れるメダルシュート10と、内部のメダルが満杯状態の場合に、余剰メダルを補助タンク7へと溢流させる溢流口11と、入賞役の成立によって遊技者が獲得した獲得遊技価値としての景品用のメダル及び返却用のメダルを払い出すメダル払い出し手段12とが設けられている。メダル払い出し手段12は、メダルホッパー6内のメダルを景品用又は返却用として払い出すためのもので、メダルホッパー6の下部側に設けられ、モータ等の駆動手段13によりメダルホッパー6内の回転体(図示省略)を駆動して、メダル払い出し口14から前側へとメダルを払い出すようになっている。なお、補助タンク7は出し入れ自在である。
【0012】
遊技盤15は、前枠2の内部の遊技盤装着枠18と支持枠19との間に裏側から嵌脱自在に嵌合され、遊技盤装着枠18の裏側に設けられた複数個の締結手段18aにより着脱自在に固定されている。従って、遊技盤15は、遊技機本体3の前部側、取り分け前枠2に裏側から着脱自在である。遊技盤装着枠18は門型状で、その上側及び左右両側が支持枠19の上側で前枠2の内側面に固定されている。支持枠19は、遊技盤15を下側から受ける遊技盤受け部20を上縁側に一体に備え、前枠2の内部に左右方向に架設されている。
【0013】
遊技盤15の前面には、図1に示すように、ガイドレール21が環状に装着されると共に、このガイドレール21の内側の遊技領域27の下部に入賞口手段22が配置され、また入賞口手段22の上側に誘導図柄表示手段23、特定入賞手段24、得点増加手段25、作動手段26a,26b、普通入賞手段26c,26d等の各遊技部品が配置されている。なお、入賞口手段22と各遊技部品との間には、多数の遊技釘(図示省略)が設けられている。
【0014】
入賞口手段22は、図5、図7に示すように、遊技盤15の開口部15aに裏側から着脱自在に装着された入賞ケース28と、この入賞ケース28に横一列状等に形成され且つ前側から入賞した遊技球を遊技盤15の裏側へと誘導する複数個、例えば16個の入賞口29と、各入賞口29に入賞した遊技球を検出する複数個、例えば16個の入賞検出スイッチ30とを備え、遊技盤15に沿って落下する遊技球が何れかの入賞口29に入賞して、入賞検出スイッチ30がその遊技球を検出するようになっている。
【0015】
誘導図柄表示手段23は、1個又は複数個、例えば少なくとも3個の誘導図柄23aを変動表示可能であって、液晶表示手段、その他の表示手段により構成され、作動手段26aが遊技球を検出することを条件に、その各誘導図柄23aが所定時間変動して、「7・7・7」等の共に同種図柄となる特別態様、又はそれ以外の非特別態様で停止するようになっている。
【0016】
なお、誘導図柄23aには数字図柄等の適宜図柄を使用可能であるが、この実施形態では0〜9までの数字図柄が使用されている。また各誘導図柄23aは左図柄、右図柄、中図柄等の所定順序で順次停止するか、又は1個を除いて同時に停止するようになっている。
【0017】
特定入賞手段24は、誘導図柄23aが変動後に「7・7・7」等の特別態様で停止した後に所定時間開放する開閉体24aを備えると共に、内部が複数個(例えば3個)の領域に分割され、その一部(例えば中央)が誘導増加装置作動領域(特別作動領域)24bとなっている。誘導増加装置作動領域24bは、遊技球が通過した場合に誘導増加装置96(図10参照)を作動させ、再度、遊技球が通過した場合に、誘導増加装置96の作動を停止させるためのものである。
【0018】
得点増加手段25は遊技球が入賞した場合に得点を増加させるためのもので、誘導増加装置96が働いた場合に作動手段26bが遊技球を検出することを条件に所定時間開放する開閉体25aを備え、この得点増加手段25に遊技球が入賞した場合に獲得した得点を増加(例えば2倍)させるようになっている。
【0019】
なお、特定入賞手段24、得点増加手段25、普通入賞手段26c,26dは、遊技盤15の前側で入賞した遊技球を遊技盤15の裏側に誘導するように構成され、これらに遊技球が入賞した場合に、それに対応する1個又は複数個の入賞口29への遊技球の入賞と同等に取り扱われるようになっている。
【0020】
例えば、普通入賞手段26cは入賞口29の2番目の1個に、普通入賞手段26dは15番目の1個に、特定入賞手段24は11番目及び14番目の複数個に、得点増加手段25は11〜13番目及び15番目の複数個に夫々対応する等、入賞口手段22の遊技球が入賞し難い入賞口29、又は入賞役が成立し難い入賞口29に対応して、それに遊技球が入賞した場合に、対応する入賞口29に遊技球が入賞したと同様に、その入賞口29に対応する入賞表示部70が入賞を表示するようになっている。
【0021】
遊技盤15の裏面には、図2及び図3に示すように入賞口手段22、誘導図柄表示手段23、特定入賞手段24、得点増加手段25、作動手段26a,26b等の各遊技部品を裏側から覆う裏カバー31と、この裏カバー31の下側に配置された球集合ケース32とが着脱自在に装着され、その裏カバー31の裏面に、主制御基板33を収納する主基板ケース34と、音声制御基板35を収納する音声基板ケース36とが着脱自在に装着されている。
【0022】
裏カバー31には、図5に示すように、その底壁31aの前縁部に開口部31bが形成されている。球集合ケース32は、入賞口手段22、特定入賞手段24、得点増加手段25等の遊技部品を経て遊技盤15の裏側に誘導された遊技球を集合させるためのもので、図5、図7及び図8に示すように、上側が開口する球集合部32aと、この球集合部32aで集合した遊技球を下方へと排出する球排出口32bとを有し、入賞ケース28の下側で遊技盤15の裏側に装着されている。なお、入賞口29に入賞した遊技球は、入賞検出スイッチ30で検出された後、入賞口手段22等の内部に停留することなく、球集合ケース32を経て球排出口32bから排出されるようになっている。
【0023】
球集合ケース32の球排出口32bは、後述の待機通路47の長さを容易に確保できるように、球集合ケース32の左右方向の略中央よりも球送り手段48と反対側に偏位して配置されている。また入賞口手段22の左右両側には、特定入賞手段24、得点増加手段25、作動手段26a,26b等からの遊技球を球集合ケース32の球集合部32aへと案内する球案内通路32cが、裏カバー31の開口部31bを経て球集合ケース32側に突出するように装着されている。
【0024】
発射手段16は、遊技球をガイドレール21を経て遊技盤15の遊技領域27へと発射させるためのもので、図1〜図3に示すように、発射レール37と、発射レール37上の遊技球をガイドレール21側に向かって打撃する打撃槌38と、打撃槌38を遊技球の打撃方向に付勢する発射バネ(図示省略)と、カム機構39を介して発射バネに抗しながら打撃槌38を反打撃方向へと間欠的に揺動させるモータ等の発射駆動手段40と、遊技者の把持により発射駆動手段40を起動させ且つその回動操作により発射バネのバネ圧を調整可能な発射ハンドル41とを備え、取り付け板16a等を介して支持枠19に着脱自在に装着されている。
【0025】
発射レール37は、遊技盤15側のガイドレール21に対応して支持枠19の前側等に装着されている。打撃槌38は発射レール37上の遊技球を打撃できるように、発射レール37に対応して支持枠19の前側等に配置され、取り付け板16aに前後方向の枢軸により揺動自在に軸支されている。
【0026】
発射ハンドル41は、図5に示すように、前面パネル5側の通孔42を貫通して前側に突出する支持筒43の前端部側に設けられており、遊技者が前面パネル5の前側で把持して回動操作できるようになっている。なお、発射ハンドル41には、遊技者の把持又は操作を検出するタッチスイッチ(図示省略)のタッチ片が設けられている。
【0027】
発射レール37の前側には、発射レール37及びガイドレール21の発射レール37側の一部分を前側から覆うレールカバー79が設けられている。このレールカバー79は、例えば前面パネル5に左右方向に架設された支持部材81に着脱自在に装着されている。
【0028】
発射手段16側と遊技盤15側との間には、図3、図5及び図8に示すように、これらを含む遊技球用の循環経路44が閉ループ状に形成され、その循環経路44内に複数個の遊技球が封入されている。循環経路44は、発射手段16により発射された遊技球を遊技盤15側へと案内する発射側経路45と、遊技盤15の裏側に通過した遊技球を発射手段16側へと戻す戻り側経路46とを備えている。発射側経路45は発射レール37、ガイドレール21等により構成され、また戻り側経路46は球集合ケース32、待機通路47、球送り手段48等により構成されている。
【0029】
待機通路47は、遊技盤15を通過して戻って来た遊技球を待機させるためのもので、支持枠19の裏側等の前枠2側に、発射手段16側が低くなるように左右方向に傾斜させて着脱自在に装着され、その上流側が遊技盤15の下端と干渉しない位置で球集合ケース32の球排出口32bに下側から連通している。球送り手段48は、発射手段16の発射動作に連動して待機通路47内の遊技球を1個づつ発射レール37上へと送るためのもので、発射レール37と待機通路47の下流側端部との間で支持枠19等に着脱自在に装着されている。
【0030】
なお、循環経路44中の遊技球の封入個数は、1ゲームの必要最低個数以上(例えば16〜25個程度)が望ましいが、少なくとも複数個あれば良い。また待機通路47は、その封入個数分の遊技球の全て、又は下流側の一部(数個程度)が一列状に整列する程度の長さであることが望ましい。
【0031】
メダル選別手段17は、後述のメダル投入口49から投入されたメダルの正否を選別するためのもので、図6及び図8に示すように、メダル投入口49に対応して支持枠19等に着脱自在に装着されている。そして、このメダル選別手段17は、メダルの移動中に重量、外形、材質等を基準に正否を判別し、その判別結果に応じて不良なメダルを不良シュート50を経て後述のメダル案内樋51へと戻し、正常な(正規の)メダルをメダルホッパー6のメダルシュート10へと案内するようになっている。メダル選別手段17には、正規のメダルを検出するためのメダル検出スイッチ52がその判別部よりも下流側に設けられている。
【0032】
前面パネル5は、少なくとも遊技盤15の前側に対応するガラス扉53と、その他の部分との複数個に分割されている。例えば、前面パネル5は、図5及び図6に示すように、遊技盤15の前面側に対応するガラス扉53の他に、ガラス扉53の上側に配置された上パネル54と、ガラス扉53の下側に配置された中間パネル55と、中間パネル55の下側に配置された下パネル56との複数個に分割され、その下パネル56を除く上パネル54、ガラス扉53、中間パネル55が、前枠2のヒンジ4と同一側で縦方向のヒンジ57により前枠2に対して個別に開閉自在に枢着されている。
【0033】
ガラス扉53は、遊技盤15の遊技領域27に対応する窓孔58が形成された扉枠59と、その窓孔58を塞ぐように扉枠59に装着されたガラス板60とを備えている。
【0034】
上パネル54は前枠2の上部側に配置され、この上パネル54に上部表示手段61が設けられている。上部表示手段61は、特別遊技状態、確率変動、その他のゲーム状態を視覚的に演出し表示するもので、上パネル54に着脱自在に装着された表示カバー62と、表示カバー62内に配置された複数個の表示ランプ63とを備え、その表示ランプ63が発光又は点滅発光するようになっている。なお、表示カバー62は、遊技機本体3の左右方向の略全幅に亘って前方に突出すると共に、前面側が後ろ下がりに傾斜状に構成されている。
【0035】
中間パネル55は、図5〜図7に示すように、前方に張り出す張り出し部64を有し、この張り出し部64の上部側に、前下がりに傾斜する表示パネル部65と操作パネル部66とが設けられ、また張り出し部64の下側に、その下端から前枠2側へと後方に屈曲する底壁部64aが設けられている。
【0036】
なお、中間パネル55の下端部は、その開閉時に発射ハンドル41と干渉しないように、発射ハンドル41よりも上側で下パネル56と分離され、中間パネル55を閉じた場合に、下パネル56の上端部に前側から当接するか、又は下パネル56の上端部と上下に重なるようになっている。
【0037】
表示パネル部65はガラス扉53の下辺側の近傍に左右方向に細長く形成され、この表示パネル部65の手前側に操作パネル部66が設けられている。表示パネル部65には、左右方向の略中央部分に入賞表示手段67が設けられ、この入賞表示手段67の左右方向の一方に預託メダル数表示手段68が、他方に得点表示手段69及び獲得メダル数表示手段80が夫々設けられている。なお、表示パネル部65は、各表示手段67〜69の表示状態が確認し易くなるように操作パネル部66よりも傾斜角度が大になっているが、操作パネル部66と略同一角度にしても良い。
【0038】
入賞表示手段67は、入賞口手段22の各入賞口29と対応する複数個、例えば16個の入賞表示部70を備え、その各入賞表示部70が入賞口手段22の各入賞口29と相対応して前後方向に近接するように横一列状に配置されている。そして、各入賞表示部70は、遊技球が何れかの入賞口29に入賞した場合に、それに対応する入賞表示部70が発光、その他によってその入賞を遊技者に表示するようになっている。各入賞表示部70には、各入賞口29に対応して一端側から順番に番号が付されている。なお、入賞表示手段67は、入賞口手段22よりも上側の遊技領域27の中央部等に、入賞表示部70を縦横に所定数(例えば4個)づつ組み合わせて配置しても良い。
【0039】
預託メダル数表示手段68は、メダル投入口49から投入されたメダルの投入枚数(預託メダル数)を表示するためのものである。得点表示手段69は、各ゲームでの入賞役の成立により付与された得点を各ゲーム毎に表示するためのものである。
【0040】
獲得メダル数表示手段80は、特別遊技状態の発生中に入賞役の成立によって遊技者が獲得したメダルの総獲得メダル数を表示するためのものである。この獲得メダル数表示手段80は、特別遊技状態での総獲得遊技価値を表示する獲得遊技価値表示手段、取り分け総獲得遊技媒体数を表示する獲得遊技媒体数表示手段を構成するもので、遊技機本体3の前側、特に遊技盤15の下側で遊技機本体3の前側の前面パネル5に設けられている。なお、これらの各表示手段68,69,80は、メダルの枚数、得点を数字で表示するように7セグメント表示手段、液晶表示手段、その他の適宜表示手段により構成されている。
【0041】
操作パネル部66には、メダル投入口49、手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ72及び返却スイッチ73が設けられている。メダル投入口49は、操作パネル部66の左右方向の一方側でヒンジ4,57に近い側の端部若しくはその近傍に配置され、このメダル投入口49よりも左右方向の中央側に手動選択スイッチ71と自動選択スイッチ72と返却スイッチ73とが左右方向に一列状に配置されている。
【0042】
メダル投入口49は、少なくとも1ゲームに必要な規定の複数枚、好ましくは複数ゲーム分の多数枚のメダルを投入可能な大きさのホッパー状であって、その下部側の出口49aは、メダル選別手段17に対してメダルを1枚づつ供給し得るように狭くなっている。メダル投入口49の外側には、多数枚のメダルを投入した場合にも、出口49a側でメダルが整列するようにメダル投入口49を微震動させる振動付与手段74が装着されている。振動付与手段74は、メダル投入口49にメダルを投入した場合に作動するようになっている。なお、メダル投入口49は、一度の投入枚数が1ゲームに必要な規定数以下のメダル数、例えばメダルを1枚づつ投入できる程度のものでも良い。
【0043】
手動選択スイッチ71は、その操作毎に1ゲームづつのゲームを開始可能にするためのもので、この手動選択スイッチ71を操作した場合に、預託メダル数から規定の複数枚、例えば4枚分のメダルを減算する処理を行い、1ゲーム分のゲームが開始可能な状態になるようになっている。
【0044】
自動選択スイッチ72は、所定の休止期間をおいて繰り返し連続的にゲームを開始可能にするためのもので、この自動選択スイッチ72を操作した場合に、規定数以上のメダルの預託分があるか、又は手動選択スイッチ71を操作しない限り、各ゲームの開始前に規定数のメダルを減算する処理を行い、その後にゲームが開始可能な状態になるようになっている。
【0045】
返却スイッチ73は、預託分のメダルの返却を求めるためのもので、この返却スイッチ73を操作した場合に、メダル払い出し手段12が作動して預託分のメダルをメダルホッパー6から払い出すようになっている。
【0046】
手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ72、返却スイッチ73には、押しボタン式、その他のものが使用されている。また手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ72には、その操作部側にランプ等の選択表示手段(図示省略)が設けられ、その選択表示手段で選択状況を表示するようになっている。なお、選択表示手段は、手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ72の近傍に設けても良い。
【0047】
下パネル56は、前枠2の下部側に固定されている。下パネル56には、その下部側の左右方向の略中央にメダル受け皿75とメダル案内樋51とが前後に設けられ、またメダル受け皿75の左右方向の一方側で且つヒンジ4,57に近い側に灰皿76が、反対側に手乗せ台77が夫々設けられている。メダル受け皿75、灰皿76及び手乗せ台77は、下パネル56から前方に突出しており、その前端は面一状になっている。なお、下パネル56に、発射ハンドル41を支持する支持筒43を前後方向に貫通させるための通孔42が形成されている。
【0048】
メダル受け皿75は、メダル払い出し手段12から払い出されたメダル、及び不良シュート50を経て返却された不良メダル等を貯留するためのものである。メダル案内樋51は、メダル払い出し手段12から払い出されたメダル、不良シュート50を経て返却された不良メダルをメダル受け皿75へと案内するためのもので、下パネル56から後方に突出するようにメダル受け皿75に一体又は別体に設けられている。
【0049】
手乗せ台77の上側には発射ハンドル41があり、これら手乗せ台77及び発射ハンドル41は、ヒンジ4,57、メダル投入口49に対して左右方向の反対側の端部若しくはその近傍に配置されている。手乗せ台77は、発射ハンドル41を操作する場合に手の一部を乗せておくためのもので、この手乗せ台77と発射ハンドル41との間隔は、手乗せ台77上に手の一部を乗せた状態でも発射ハンドル41を操作できるし、乗せない状態でも操作できる程度に設定されている。また発射ハンドル41の上側には、中間パネル55の張り出し部64に、上側へと円弧状に凹入する凹部78が形成され、発射ハンドル41と張り出し部64との間に、発射ハンドル41を把持した場合に、手が中間パネル55の張り出し部64に接触しない程度の間隔が確保されている。
【0050】
図9はアレンジボール機の制御系のブロック図である。この制御系は、図9に示すように主制御手段82、入賞表示制御手段83、精算処理手段84、払い出し制御手段85、メダル計数手段86、預託処理手段87、ゲーム選択手段88、発射制御手段89、返却制御手段90、誘導図柄制御手段91等を備えている。
【0051】
なお、図9に示すように主制御手段82、精算処理手段84、メダル計数手段86、預託処理手段87、ゲーム選択手段88等は主制御基板33に装着され、払い出し制御手段85、返却制御手段90は払い出し制御基板93に装着されている。入賞表示制御手段83は入賞表示制御基板(図示省略)に、発射制御手段89は発射制御基板(図示省略)に、誘導図柄制御手段91は誘導図柄制御基板(図示省略)に夫々装着されている。従って、主制御基板33、その他の各制御基板は、機能別に夫々独立した別基板により構成されている。
【0052】
主制御手段82は、入賞役の成否、誘導図柄表示手段23の変動条件の成否、特定入賞手段24の作動条件の成否、得点増加手段25の作動条件の成否等、遊技盤15側の各遊技動作を制御するためのもので、例えば図10に示すように入賞役判定手段92、遊技抽選乱数発生手段94、遊技抽選判定手段95、誘導増加装置96、表示態様抽選決定手段97等を備えている。
【0053】
入賞役判定手段92は、入賞口手段22、特定入賞手段24等に遊技球が入賞した入賞結果から、隣り合う4個の入賞口29に遊技球が入賞する等の所定の入賞役が成立した場合に、その入賞役の成立を判定するためのものである。なお、この入賞役判定手段92は、複数組の入賞役が成立すれば、夫々を判定できるようになっている。
【0054】
遊技抽選乱数発生手段94は、遊技抽選用乱数、その他の所定の乱数を発生するようになっている。遊技抽選判定手段95は、遊技抽選乱数発生手段94からの抽選乱数値に基づいて特別遊技状態を発生させるか否かを抽選し判定するためのもので、作動手段26aが遊技球を検出することを条件に遊技抽選乱数発生手段94の遊技抽選用乱数の発生乱数値を抽選して、その抽選乱数値が特別遊技判定値と同じ場合に特別遊技と判定し、また特別遊技判定値以外の非特別遊技判定値と同じ場合に非特別遊技と判定するようになっている。
【0055】
表示態様抽選決定手段97は、遊技抽選判定手段95の抽選判定結果が特別遊技判定の場合に、リーチパターンを含む変動パターン、特別態様の種別等を乱数抽選して決定する機能と、遊技抽選判定手段95の抽選判定結果が非特別遊技判定の場合に、リーチパターンを含む変動パターン、非特別態様の種別等を乱数抽選して決定する機能とを備えている。
【0056】
誘導増加装置96は、遊技抽選判定手段95の抽選判定結果に基づいて所定条件の下で遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段102を構成するためのもので、抽選判定結果が特別遊技判定の場合に、誘導図柄表示手段23の変動後の誘導図柄23aが「7・7・7」等の特別態様を停止表示した後に、例えば特定入賞手段24が開放して遊技球が誘導増加装置作動領域24bを通過することを条件に、所定複数ゲーム、例えばそのゲームから14ゲームが終了するまで作動手段26bを有効にして、遊技者が得点増加手段25による利益を享受できるようになっている。なお、特別遊技状態発生手段102は、特別遊技状態の場合に、複数ゲームに亘って遊技者が獲得可能な遊技価値を増加させる機能を有する。
【0057】
誘導図柄制御手段91は、作動手段26aの遊技球の検出を条件に遊技抽選判定手段95の抽選判定結果に基づいて誘導図柄23aが変動し停止するように、表示態様抽選決定手段97の抽選結果により指定されたコマンドに従って誘導図柄23aを所定時間、所定の変動パターンで変動させて、特別態様(例えば「7・7・7」等)又は非特別態様(例えば「3・4・5」等)で停止させるべく構成されている。
【0058】
メダル計数手段86は、メダル投入口49から投入された正規のメダルを計数するためのもので、メダル検出スイッチ52からの信号により投入メダル数を計数するようになっている。預託処理手段87は、メダル計数手段86で計数された投入メダル数を記憶中の預託メダル数に順次加算して預託メダル数を更新し、ゲーム選択手段88からの指令に基づいて各ゲーム毎にその預託メダル数から1ゲームに必要なメダルの規定数分を減算処理して預託メダル数を更新し、更に預託メダル数を更新する都度、その時点の預託メダル数を預託メダル数表示手段68に表示させるように構成されている。
【0059】
ゲーム選択手段88は、手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ72で選択された選択結果に基づいて、預託処理手段87、発射制御手段89、その他の各部に1ゲーム又は連続ゲームの指令を送るためのもので、例えば手動選択スイッチ71を操作した場合にその操作毎に1ゲーム分のメダル数を減算する指令を、自動選択スイッチ72を操作した場合に各ゲーム毎に1ゲーム分のメダル数を順次減算する指令を夫々出して、預託処理手段87にゲームの開始前に預託メダル数から規定数分を減算処理させると共に、手動選択スイッチ71を操作した場合に1ゲームの指令を発射制御手段89に、自動選択スイッチ72を操作した場合に連続ゲームの指令を発射制御手段89に夫々出すようになっている。
【0060】
発射制御手段89は、各ゲームの終了毎に所定の休止期間をおいて発射手段16の発射動作を制御するためのもので、預託処理手段87が規定数のメダルの減算処理を行ったこと及び遊技者が発射手段16の発射ハンドル41を操作することを条件に、ゲーム選択手段88の指令に基づいて発射手段16を作動させ、発射手段16が所定数(16個)の遊技球を遊技領域27に打ち込むまでその作動を継続させるようになっている。従って、制御系は、メダル投入口49に規定数以上のメダルを投入すれば、ゲームを開始可能な状態になる。
【0061】
なお、遊技領域27に打ち込まれた遊技球の数は、打ち込み個数確認手段を設けて、その打ち込み個数確認手段により、発射手段16側の発射数からファール球数を減算するか、又は入賞口手段22、特定入賞手段24等に入賞した遊技球の数から求めれば良い。
【0062】
精算処理手段84は入賞役判定手段92での入賞役の成否の判定結果に基づいて精算処理を行うためのもので、例えば図10に示すように得点付与手段98、第1獲得メダル数算出手段99、第2獲得メダル数算出手段100を備えている。得点付与手段98は、各ゲーム毎に入賞役の成立の難易度に応じて所定の得点を算出して付与すると共に、得点増加手段25に遊技球が入賞した場合に、そのゲームでの得点を2倍に増加させるようになっている。なお、1ゲーム当たりの得点は最高10点である。
【0063】
第1獲得メダル数算出手段99は、得点付与手段98で付与された得点に応じて獲得メダル数を算出するためのもので、例えば得点1点につき4枚のメダルの割合で各ゲームでの獲得メダル数を算出して、払い出し制御手段85にその払い出しを指令するようになっている。
【0064】
第2獲得メダル数算出手段100は、特別遊技状態が発生した場合に、その発生中に遊技者が獲得した総獲得メダル数を算出するためのもので、特別遊技状態発生手段42から特別遊技状態の発生信号があれば、その発生中に第1獲得メダル数算出手段99で算出された各ゲーム毎の獲得メダル数を加算し更新して総獲得メダル数を算出し、その更新毎に総獲得メダル数を獲得メダル数表示手段80に表示させるようになっている。なお、第2獲得メダル数算出手段100により獲得遊技媒体数算出手段が構成されている。
【0065】
払い出し制御手段85は、精算処理手段84からメダル払い出しの指令があった場合に、ゲーム中又はゲームの終了後にメダル払い出し手段12を制御して、メダルホッパー6内のメダルをメダル払い出し手段12によりメダル受け皿75へと払い出させるようになっている。
【0066】
返却制御手段90は、返却スイッチ73を操作した場合に、預託処理手段87側に預託メダル数の記憶があることを条件に、メダル払い出し手段12がその預託メダル数分のメダルを払い出すように制御するためのものである。
【0067】
次に、上記構成のアレンジボール機における動作を説明する。ゲームの開始に際しては、メダル投入口49に1ゲームに必要な規定数以上の複数枚のメダルを投入する。すると、各メダルはメダル投入口49内で整列してメダル選別手段17へと入り、そのメダル選別手段17で正否の判別を受け、不良メダルは不良シュート50からメダル受け皿75へと戻され、正規のメダルのみがメダルシュート10を経てメダルホッパー6へと落下する。
【0068】
この場合、メダル検出スイッチ52が正規のメダルを検出し、メダル計数手段86がそのメダル数を計数して、預託処理手段87が記憶中の預託メダル数に加算して更新する。これによって預託処理手段87がゲーム選択手段88の指令に基づいてメダルの減算処理を行うことが可能になるので、ゲームを開始可能な状態になる。またメダルを投入すれば、預託処理手段87の制御によって預託メダル数表示手段68が預託メダル数を表示する。このため遊技者は、その表示によってその時点のメダル数を容易に確認できる。
【0069】
次に手動選択スイッチ71を操作すると、ゲーム選択手段88が1ゲーム選択の指令を預託処理手段87、発射制御手段89、その他の各部に送り、預託処理手段87が預託メダル数から規定数分を減算し更新する処理を行い、これによって発射手段16が実際に遊技球を発射可能な状態になる。なお、預託処理手段87が減算処理を行えば、預託メダル数表示手段68はその減算後の預託メダル数を表示する。
【0070】
その後、遊技者が発射ハンドル41を把持して操作すると、発射制御手段89がゲーム選択手段88からの指令に基づいて発射手段16を作動させ、球送り手段48が待機通路47内の遊技球を1個づつ発射レール37上に供給し、その発射レール37上の遊技球を打撃槌38で打撃して順次ガイドレール21を経て遊技盤15の遊技領域27へと打ち込んで行き、これによって通常の1ゲームが進行する。
【0071】
また自動選択スイッチ72を操作した場合には、預託メダル数が1ゲームに必要な規定数以上である限り、預託処理手段87が各ゲーム毎に規定数のメダルの減算処理を行い、発射手段16が各ゲーム毎に遊技領域27へと所定数の遊技球を打ち込んで行く。従って、遊技者は、発射ハンドル41を操作するだけで、所定の休止期間をおきながら自動的に連続してゲームを行うことができる。
【0072】
遊技領域27に打ち込まれた遊技球は、入賞口手段22の何れかの入賞口29に入賞するか、又は特定入賞手段24等に入賞して、遊技盤15の裏側へと案内された後、球集合ケース32を経て待機通路47へと順次戻されて行く。例えば、遊技球が入賞口手段22の何れかの入賞口29に入賞すると、その遊技球は入賞口29から遊技盤15の裏側へと案内され、球集合ケース32を経て待機通路47へと戻される。また、遊技球が入賞口29から遊技盤15の裏側へと通過する場合に、入賞検出スイッチ30がその遊技球を検出し、入賞表示制御手段83の制御によって、入賞表示手段67の対応する入賞表示部70が入賞を表示する。
【0073】
入賞口手段22の入賞口29の内、その隣り合う4個の入賞口29に遊技球が入賞して入賞役が成立すると、入賞役判定手段92が入賞役の成立を判定し、その判定結果に基づいて精算処理手段84が精算処理を行う。例えば、所定の入賞役が成立した場合には、得点付与手段98がその入賞役の成立の難易度に応じて得点を付与し、遊技者がそのゲームで獲得した得点が判るように、得点表示手段69が得点を表示する。
【0074】
また得点付与手段98が得点を付与すると、その後、第1獲得メダル数算出手段99がゲーム毎の獲得メダル数を算出して、払い出し制御手段85にその獲得メダル数分のメダルの払い出しを指令する。そして、払い出し制御手段85の制御によりメダル払い出し手段12が作動して、メダルホッパー6内のメダルをメダル払い出し口14からメダル受け皿75へと払い出す。これによって遊技者は、所定の利益を享受できる。
【0075】
作動手段26aが遊技球の入賞を検出すると、遊技抽選判定手段95が遊技抽選乱数発生手段94の発生乱数値を抽選して、その抽選乱数値から特別遊技にするか否かを判定すると共に、誘導図柄制御手段91が誘導図柄表示手段23の誘導図柄23aの変動を開始させる。
【0076】
この場合、遊技抽選判定手段95の抽選判定結果に基づいて、特別遊技判定の場合に「7・7・7」等の特別態様となり、非特別遊技判定の場合に「3・4・5」等の非特別態様となるように、表示態様抽選決定手段97が変動パターン、種別等を抽選し決定する。そして、誘導図柄制御手段91が誘導図柄23aを所定の変動パターンで所定時間変動させた後、所定の種類の特別態様又は非特別態様で停止させる。
【0077】
誘導図柄23aが特別態様で確定すると、特定入賞手段24の開閉体24aが開放する。そして、特定入賞手段24に入賞した遊技球がその内部の誘導増加装置作動領域24bを通過すると、特別遊技状態発生手段102を構成する誘導増加装置96が作動して特別遊技状態が発生する。特別遊技状態では、作動手段26bが有効になり、この作動手段26bに遊技球が入賞する毎に得点増加手段25が所定時間開放する。そして得点増加手段25に遊技球が入賞すれば、精算処理手段84の得点付与手段98がそのゲーム中に獲得した得点を2倍に増加させる処理を行い、その得点に応じて第1獲得メダル数算出手段99が獲得メダル数を算出し、メダル払い出し手段12が獲得メダル数のメダルを払い出す。これによって遊技者は、有利な状態でゲームを行える。
【0078】
特別遊技状態が発生すれば、特定入賞手段24の誘導増加装置作動領域24bを再度遊技球が通過しない限り、そのゲームから14ゲームが終了するまで作動手段26bの有効状態が継続する。このため14ゲーム間に亘って、得点増加手段25への遊技球の入賞に伴って入賞役が成立し、また得点が2倍に増加する可能性が大になり、一旦特別遊技状態になれば、遊技者はその後に多大な利益を享受できる可能性が生じる。
【0079】
また特別遊技状態が発生すれば、第2獲得メダル数算出手段100が働き、その特別遊技状態の発生中に第1獲得メダル数算出手段99で算出された1ゲーム目の獲得メダル数を読み込む。そして、その特別遊技状態で順次ゲームが進行する毎に、第1獲得メダル数算出手段99で算出された各ゲーム毎の獲得メダル数を、その前の総獲得メダル数に加算して更新する処理を行い、その総獲得メダル数を獲得メダル数表示手段80で表示する。
【0080】
従って、遊技者は、獲得メダル数表示手段80の表示を見れば、特別遊技状態の発生から終了するまでの間に獲得した総獲得メダル数を容易に把握できる。特に獲得メダル数表示手段80に特別遊技状態での総獲得メダル数を表示することにより、ゲームを重ねる毎に総獲得メダル数の数値が順次増えるため、遊技者はその総獲得メダル数から特別遊技状態による利益を実感しながらゲームを行うことができ、ゲームに対する遊技者の興趣が更に向上する。
【0081】
返却スイッチ73を操作した場合には、預託処理手段87側に預託メダル数の記憶があることを条件に、返却制御手段90の制御により、メダル払い出し手段12が作動してメダルホッパー6から預託メダル数分のメダルをメダル受け皿75へと払い出す。
【0082】
図11は本発明の第2の実施形態を例示し、遊技盤15に獲得メダル数表示手段80を設けたものである。遊技盤15には、誘導図柄表示手段23と獲得メダル数表示手段80とを構成する液晶表示手段101が設けられている。誘導図柄表示手段23は、液晶表示手段101の表示領域の中央部等の適当箇所に配置され、その近傍に獲得メダル数表示手段80が配置されている。
【0083】
この場合には、特別遊技状態が発生すれば、誘導図柄表示手段23の近傍の獲得メダル数表示手段80に総獲得メダル数が表示されるので、総獲得メダル数を容易に確認できる。このように獲得メダル数表示手段80は、遊技盤18の前側に設けても良い。その場合、誘導図柄表示手段23等と兼用するように設けることも可能であるし、また他の遊技部品から独立させて別個に設けても良い。
【0084】
図12は本発明の第3の実施形態を例示し、ガラス扉59の枠部59aの上部に獲得メダル数表示手段80を設けたものである。この他、獲得メダル数表示手段80は、図12に二点鎖線で示すように、前面パネル5の操作パネル部66、張り出し部64等に設けても良いし、上部表示手段61側に設けても良い。従って、獲得メダル数表示手段80を遊技機本体3自体の前側に設ける場合には、遊技者が確認し易い箇所であればどこに設けても良い。
【0085】
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、この実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では、メダル投入口49から投入されたメダルをメダル計数手段86で1枚づつ計数するようにしているが、規定の複数枚を単位として検出し、その検出を条件にゲームを開始可能にしても良い。
【0086】
複数枚のメダルの投入でゲームを開始可能にする場合、実施形態では手動・自動の別を選択するようにしているが、1ゲームに必要な預託メダルがあり、発射ハンドル41を操作している限り、所定の休止期間をおいて自動的にゲームを繰り返すようにしても良い。この場合にも、発射ハンドル41のタッチ片から手を放した場合に、そのゲームの終了を待ってゲームの継続を停止するように構成すれば、別段問題はない。
【0087】
手動、自動を選択する選択スイッチを設ける場合にも、実施形態のように手動選択スイッチ71と自動選択スイッチ72とを別々に設ける必要はなく、1個の選択スイッチで手動、自動を選択するようにしても良い。この場合、選択スイッチの近傍等の適当箇所に手動選択表示手段、自動選択表示手段を設けることにより、遊技者は容易に手動、自動の区別が可能である。なお、選択表示手段を1個として、その表示の色、点滅の有無等により自動、手動を識別可能に表示するようにしても良い。
【0088】
また実施形態では、手動選択スイッチ71を操作する場合には、その操作によって預託処理手段87がそのゲームの開始前に規定数のメダルの減算処理を行い、自動選択スイッチ72を操作する場合には、その操作によって預託処理手段87がその各ゲームの開始前に規定数のメダルの減算処理を行うようにしているが、何れの場合にもメダルの投入後に遊技者が発射ハンドル41を操作することを条件に、預託処理手段87がゲームの開始前に規定数のメダルの減算処理を行うようにしても良い。
【0089】
実施形態では、外枠1とその前側の前枠2とから遊技機本体3を構成し、その前枠2の前面側に前面パネル5を設けているが、外枠1及び前枠2を一体にして遊技機本体3を構成し、この遊技機本体3の前面側に前面パネル5を開閉自在に設けても良い。遊技機本体3の前面に前面パネル5を設けるに当たっても、その前面パネル5を複数個に分割する必要は必ずしもない。
【0090】
ガラス扉53を含む前面パネル5の全体を一体に構成し、その前面パネル5を遊技機本体3に対して開閉自在に設けても良い。1ゲームに必要なメダルの枚数は4枚である必要はなく、2枚以上であれば良い。また1枚にしても良い。更に複数種類のメダルを使用可能にしても良い。
【0091】
またゲームで獲得したメダルを各ゲーム毎にメダル受け皿75に払い出すようにしたが、ゲームで獲得したメダルをその都度払い出すのではなく、獲得メダル数を各ゲームの終了又は入賞役の成立毎に、上限枚数(例えば50枚)になるまで預託メダル数に順次加算して更新すると共に、獲得メダル数が上限枚数を越えた場合には、その越えた分のメダルを自動的に払い出すようにしても良い。
【0092】
獲得メダル数表示手段80を遊技機本体3自体の前側に設ける場合、前面パネル5に設けるのが適当であるが、表示パネル部65の他、ガラス扉53の枠部に設ける等、極力遊技盤15の近傍に配置することが望ましい。勿論、遊技者が確認し易い箇所であれば、前枠2の前側で前面パネル5以外の箇所に設けても良い。
【0093】
獲得メダル数表示手段80は、総獲得メダル数を数字で直接表示するのみならず、総獲得判定数に見合う複数個の表示部を設け、その1個の表示部が所定数、例えば5枚又は10枚のメダル数に相当するものとして、その表示状態の表示部の数で総獲得メダル数又はその概数をレベルメータ的に表示するようにしても良い。従って、獲得メダル数表示手段80は、総獲得メダル数を間接的に表示するものでも良い。
【0094】
また実施形態では、獲得遊技価値表示手段として獲得メダル数表示手段80を設け、この獲得メダル数表示手段80により特別遊技状態での総獲得メダル数を表示するようにしているが、獲得メダル数以外の獲得遊技価値に関連する情報を表示するようにしても良い。要するに特別遊技状態でのゲーム中に遊技者が獲得する総獲得遊技価値又は総獲得遊技媒体数を表示するものであれば十分であり、メダル数に代えて得点を遊技価値として表示するようにしても良い。
【0095】
獲得メダル数算出手段100は、特別遊技状態での各ゲーム毎に獲得メダル数を更新するようにしても良いし、特別遊技状態の終了時点に総獲得メダル数を算出するようにしても良い。この後者の場合には、獲得メダル数表示手段80は、特別遊技状態の終了時後に総獲得メダル数を表示することになる。
【0096】
また獲得メダル数算出手段100は、特別遊技状態において獲得した総獲得メダル数から各ゲームで消費した消費メダル数を減算して、特別遊技状態において遊技者が実質的に獲得した実獲得メダル数を算出し、その実獲得メダル数を獲得メダル数表示手段80に表示するようにしても良い。勿論、この場合にもメダル数は遊技価値の一例であり、実獲得遊技価値を算出して、それに関連する情報を獲得遊技価値表示手段に表示するようにすれば良い。
【0097】
誘導図柄23aが特別態様で停止した場合に、所定条件の下で特別遊技状態発生手段102によって発生する特別遊技状態は、通常の場合に比較して遊技者に有利になるものであれば十分であり、その内容は別段問題ではない。また実施形態では、所定条件として誘導増加装置作動領域24bを遊技球が通過することを例示しているが、他の条件でも良い。作動手段26a,26b、誘導増加装置作動領域24bに代えて入賞手段、その他の遊技球の入賞又は通過を検出する検出手段を用いても良い。
【0098】
更に実施形態では、アレンジボール機について例示しているが、アレンジボール機の他、雀球遊技機等の各種の組み合わせ遊技機でも同様に実施できることはいうまでもない。また遊技媒体はメダルの他に遊技球等があり、遊技球を投入してゲームを行う遊技球投入式の組み合わせ遊技機に採用することもできる。
【0099】
例えば、遊技球を使用する組み合わせ遊技機において、1ゲームで16個の遊技球を消費し、1ゲームの最高得点が10点であり、得点1点につき16個の遊技球を獲得可能である場合に、特別遊技状態が最大14ゲーム続けば、遊技者はその間に多数の遊技球を獲得できる可能性がある。この場合にも、獲得遊技価値表示手段としての獲得遊技球数表示手段を設けて、この獲得遊技球数表示手段に、その総獲得遊技球数(又は実獲得遊技球数)を表示するように構成すれば、遊技者が総獲得遊技球数(又は実獲得遊技球数)を容易に把握できる。
【0100】
その他、遊技媒体として遊技用の有価カードを使用し、そのカードに得点、その他の獲得遊技価値を書き込むようにした組み合わせ遊技機においても、同様に実施可能である。
【0101】
【発明の効果】
本発明では、遊技球の検出を条件に特別遊技状態を発生させるか否かを抽選し判定する遊技抽選判定手段95と、該遊技抽選判定手段95が特別遊技と判定した場合に、複数ゲームにわたって遊技者が獲得可能な遊技価値を増加させるための特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段102と、特別遊技状態が発生した場合に、複数ゲームの各ゲーム毎に遊技者の獲得遊技価値を加算した総獲得遊技価値から各ゲームで消費した消費遊技価値を減算して実獲得遊技価値を算出する算出手段100と、該算出手段100により算出された実獲得遊技価値を表示する獲得遊技価値表示手段80とを備えているので、特別遊技状態での実獲得遊技価値を容易に把握でき、遊技者のゲームに対する興趣を喚起できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール機の側面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す前枠の背面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す外枠の正面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール機の縦断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール機の縦断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール機の横断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す戻り側経路部分の縦断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロック図である。
【図10】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施形態を示すアレンジボール機の正面図である。
【図12】本発明の第3の実施形態を示すアレンジボール機の正面図である。
【符号の説明】
3 遊技機本体
12 メダル払い出し手段
15 遊技盤
16 発射手段
22 入賞口手段
23 誘導図柄表示手段
23a 誘導図柄
24 特定入賞手段
24b 誘導増加装置作動領域(特別作動領域)
25 得点増加手段
27 遊技領域
29 入賞口
44 循環経路
45 発射側経路
46 戻り側経路
49 メダル投入口
80 獲得メダル数表示手段(獲得遊技媒体数表示手段)
95 遊技抽選判定手段
100 第2獲得メダル数算出手段(獲得遊技媒体数算出手段)
102 特別遊技状態発生手段
Claims (8)
- 遊技領域(27)の下部に複数個の入賞口(29)を有する入賞口手段(22)を備え、前記遊技領域(27)に1ゲーム毎に所定数の遊技球を打ち込みながら、所定の休止期間をおいてゲームを繰り返し可能な組み合わせ遊技機において、遊技球の検出を条件に特別遊技状態を発生させるか否かを抽選し判定する遊技抽選判定手段 (95) と、該遊技抽選判定手段 (95) が特別遊技と判定した場合に、複数ゲームにわたって遊技者が獲得可能な遊技価値を増加させるための特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段 (102) と、前記特別遊技状態が発生した場合に、前記複数ゲームの各ゲーム毎に遊技者の獲得遊技価値を加算した総獲得遊技価値から各ゲームで消費した消費遊技価値を減算して実獲得遊技価値を算出する算出手段 (100) と、該算出手段 (100) により算出された実獲得遊技価値を表示する獲得遊技価値表示手段(80)とを備えたことを特徴とする組み合わせ遊技機。
- 前記獲得遊技価値は入賞得点に応じて遊技者が獲得する獲得遊技媒体であることを特徴とする請求項1に記載の組み合わせ遊技機。
- 前記特別遊技状態において遊技球の入賞を条件に、各ゲームでの入賞役の成立による得点を増加させる得点増加手段 (25) と、得点に応じて遊技媒体を払い出す払い出し手段 (12)とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の組み合わせ遊技機。
- 前記遊技抽選判定手段 (95) の前記判定結果が特別遊技の場合に特別態様で停止するように、遊技球の検出を条件に前記遊技抽選判定手段 (95) の判定結果に基づいて所定時間変動する誘導図柄 (23a) を表示可能な誘導図柄表示手段 (23) を備え、該誘導図柄表示手段 (23) が特別態様で停止した後に所定条件で前記特別遊技状態発生手段 (102) が前記特別遊技状態を発生させるようにしたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の組み合わせ遊技機。
- 前記獲得遊技価値表示手段 (80) を遊技機本体 (3) の前側で該遊技機本体 (3) 又は遊技盤 (15) に設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の組み合わせ遊技機。
- 内部に特別作動領域 (24b) を有し且つ前記誘導図柄 (23a) が前記特別態様で停止した場合に開放する特定入賞手段 (24) を備え、前記特別遊技状態発生手段 (102) は前記特定入賞手段 (24) に入賞した遊技球が前記特別作動領域 (24b) を通過することを条件に前記特別遊技状態を発生させる機能を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の組み合わせ遊技機。
- メダルを投入するメダル投入口 (49) を備え、該メダル投入口 (49) に規定の1又は複数枚のメダルを投入することを条件にゲームを開始可能に構成したことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の組み合わせ遊技機。
- 発射手段 (16) から遊技盤 (15) へと遊技球を案内する発射側経路 (45) と、前記遊技盤 (15) 側から前記発射手段 (16) 側へと遊技球を戻す戻り側経路 (46) とを含む閉ループ状の循環経路 (44) を構成し、該循環経路 (44) 中に複数個の遊技球を封入したことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の組み合わせ遊技機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000358881A JP3753367B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 組み合わせ遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000358881A JP3753367B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 組み合わせ遊技機 |
Publications (2)
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