JP2002126183A - 組み合わせ遊技機 - Google Patents

組み合わせ遊技機

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JP2002126183A
JP2002126183A JP2000329273A JP2000329273A JP2002126183A JP 2002126183 A JP2002126183 A JP 2002126183A JP 2000329273 A JP2000329273 A JP 2000329273A JP 2000329273 A JP2000329273 A JP 2000329273A JP 2002126183 A JP2002126183 A JP 2002126183A
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game
medals
combination
firing
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JP2000329273A
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English (en)
Inventor
Keiji Tsukahara
啓二 塚原
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚のメダルの投入を条件にゲームを開始
できる組み合わせ遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技機本体3に組み合わせ遊技用の遊技
盤15と、メダルを投入するメダル投入口49と、遊技
盤15の遊技領域27へと所定数の遊技球を発射させる
発射手段16とを備えた組み合わせ遊技機で、メダル投
入口49に規定の複数枚のメダルを投入することを条件
にゲームを開始可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アレンジボール
機、雀球遊技機等の組み合わせ遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】組み合わせ遊技機、例えばアレンジボー
ル機には、従来、遊技球投入式とメダル投入式とがあ
る。その何れの形式のアレンジボール機でも、ゲームに
際しては各ゲーム毎に16個の遊技球を発射手段により
遊技盤の遊技領域へと打ち込んで、その遊技球を遊技領
域の下部に配置された入賞口手段の何れかの入賞口に入
賞させ、その入賞口手段の隣合う4個の入賞口に入賞し
て所定の入賞役が成立したときに、その成立の難易度に
応じて得点を付与して所定数のメダル又は遊技球を景品
として遊技者に払い出すようにしている。
【0003】遊技球投入式のアレンジボール機は、遊技
機本体の前側の上皿に遊技球を投入しておき、発射手段
の発射動作に連動してその遊技球を1個づつ送り手段に
より発射レールへと供給し、またメダル投入式のアレン
ジボール機は、遊技盤側と発射手段側とを含む循環経路
中に遊技球を封入しておき、遊技機本体の前側のメダル
投入口に所定のメダルを1枚投入したときに、発射手段
の発射動作に連動してその遊技球を1個づつ送り手段に
より発射レール上に供給するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】メダル投入式のアレン
ジボール機は、スロットマシン等の他のメダル投入式の
遊技機に比較して絶対数が少なく、それ専用のメダルを
使用すれば、メダルの製造コストがアップする問題があ
り、また遊技ホールにアレンジボール機とスロットマシ
ンとがある場合にも、アレンジボール機用のメダルを使
用してスロットマシンでゲームをしたり、逆にスロット
マシン用のメダルを使用してアレンジボール機でゲーム
をしたりすることができない問題がある。
【0005】そこで、スロットマシン用のメダルをアレ
ンジボール機に使用可能にして、メダルの製造コストの
低減を図ると共に、遊技者がそのメダルを使用してスロ
ットマシンとアレンジボール機との何れでも自在にゲー
ムをできるようにすることが考えられている。
【0006】しかし、アレンジボール機では1ゲームに
つき16個の遊技球を遊技領域に打ち込む必要があるた
め、遊技球1個の貸出額を例えば4円と仮定した場合、
専用のメダル1枚の貸出額を64円に設定して、遊技球
投入式、メダル投入式の如何を問わず、遊技者は同じ負
担額でゲームをできるようにしている。
【0007】これに対してスロットマシン用のメダル1
枚の貸出額は20円程度である。従って、従来のメダル
投入式のアレンジボール機において、そのメダル選別手
段をスロットマシン用のメダルに併せて変更しただけで
は、1ゲーム当たり20円程度の負担額でゲームを行え
ることになり、遊技球投入式のアレンジボール機の場合
との均衡が取れなくなる問題がある。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑み、複数
枚のメダルの投入を条件にゲームを開始できる組み合わ
せ遊技機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技機本体3
に組み合わせ遊技用の遊技盤15と、メダルを投入する
メダル投入口49と、前記遊技盤15の遊技領域27へ
と所定数の遊技球を発射させる発射手段16とを備えた
組み合わせ遊技機において、前記メダル投入口49に規
定の複数枚のメダルを投入することを条件にゲームを開
始可能に構成している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図9は本発明をメダル投入式
のアレンジボール機に採用した一実施形態を例示する。
このアレンジボール機は、図1〜図4に示すように、外
枠1と、この外枠1の前側に配置された前枠2とを備え
た遊技機本体3を有し、その前枠2は左右一端側の縦方
向のヒンジ4を介して外枠1に開閉及び着脱自在に装着
されている。
【0011】遊技機本体3には、その前面側に前面パネ
ル5が装着されると共に、外枠1側にメダルホッパー
6、補助タンク7、電源ユニット8等が設けられ、前枠
2側に遊技盤15、発射手段16、メダル選別手段17
が設けられる等、遊技機本体3の内部で前面パネル5の
裏側に、遊技盤15を含む各種の内部機構が設けられて
いる。
【0012】外枠1は、縦方向に長い矩形枠等により構
成され、この外枠1の内部の下部側にメダルホッパー
6、補助タンク7、電源ユニット8等が配置されてい
る。なお、外枠1には、その裏側に裏板9が装着されて
いる。前枠2は、外枠1に対応して縦方向に長い矩形枠
等により構成されている。前枠2には、その前面側に前
面パネル5が装着され、また前面パネル5の裏側の内部
に遊技盤15、発射手段16、メダル選別手段17等が
配置されている。
【0013】メダルホッパー6はメダルを貯留するメダ
ル貯留手段を構成するもので、このメダルホッパー6に
は、投入メダルを受け入れるメダルシュート10と、内
部のメダルが満杯状態のときに、余剰メダルを補助タン
ク7へと溢流させる溢流口11と、景品用のメダルを払
い出すメダル払い出し手段12とが設けられている。メ
ダル払い出し手段12は、メダルホッパー6内のメダル
を景品用又は返却用として払い出すためのもので、メダ
ルホッパー6の下部側に設けられ、モータ等の駆動手段
13によりメダルホッパー6内の回転体(図示省略)を
駆動して、メダル払い出し口14から前側へとメダルを
払い出すようになっている。なお、補助タンク7は出し
入れ自在である。
【0014】遊技盤15は、前枠2の内部の遊技盤装着
枠18と支持枠19との間に裏側から嵌脱自在に嵌合さ
れ、遊技盤装着枠18の裏側に設けられた複数個の締結
手段18aにより着脱自在に固定されている。従って、
遊技盤15は、遊技機本体3の前部側、取り分け前枠2
に裏側から着脱自在である。遊技盤装着枠18は門型状
で、その上側及び左右両側が支持枠19の上側で前枠2
の内側面に固定されている。支持枠19は、遊技盤15
を下側から受ける遊技盤受け部20を上縁側に一体に備
え、前枠2の内部に左右方向に架設されている。
【0015】遊技盤15の前面には、図1に示すよう
に、ガイドレール21が環状に装着されると共に、この
ガイドレール21の内側の遊技領域27の下部に入賞口
手段22が配置され、また入賞口手段22の上側に誘導
図柄表示手段23、特定入賞手段24、得点増加手段2
5、作動手段26等の各遊技部品が配置されている。な
お、入賞口手段22と各遊技部品との間には、多数の遊
技釘(図示省略)が設けられている。
【0016】入賞口手段22は、図5、図7に示すよう
に、遊技盤15の開口部15aに裏側から着脱自在に装
着された入賞ケース28と、この入賞ケース28に横一
列状等に形成され且つ前側から入賞した遊技球を遊技盤
15の裏側へと誘導する複数個、例えば16個の入賞口
29と、各入賞口29に入賞した遊技球を検出する複数
個、例えば16個の入賞検出スイッチ30とを備え、遊
技盤15に沿って落下する遊技球が何れかの入賞口29
に入賞して、入賞検出スイッチ30がその遊技球を検出
するようになっている。
【0017】特定入賞手段24、得点増加手段25等
は、遊技盤15の前側で入賞した遊技球を遊技盤15の
裏側に案内するように構成され、これらに遊技球が入賞
したときに、それに対応する1個又は複数個の入賞口2
9への遊技球の入賞と同等に取り扱われるようになって
いる。
【0018】遊技盤15の裏面には、図2及び図3に示
すように入賞口手段22、誘導図柄表示手段23、特定
入賞手段24、得点増加手段25、作動手段26等の各
遊技部品を裏側から覆う裏カバー31と、この裏カバー
31の下側に配置された球集合ケース32とが着脱自在
に装着され、その裏カバー31の裏面に、主制御基板3
3を収納する主基板ケース34と、音声基板35を収納
する音声基板ケース36とが着脱自在に装着されてい
る。
【0019】裏カバー31には、図5に示すように、そ
の底壁31aの前縁部に開口部31bが形成されてい
る。球集合ケース32は、入賞口手段22、特定入賞手
段24、得点増加手段25等の遊技部品を経て遊技盤1
5の裏側に誘導された遊技球を集合させるためのもの
で、図5、図7及び図8に示すように、上側が開口する
球集合部32aと、この球集合部32aで集合した遊技
球を下方へと排出する排出口32bとを有し、入賞ケー
ス28の下側で遊技盤15の裏側に装着されている。な
お、入賞口29に入賞した遊技球は、入賞検出スイッチ
30で検出された後、入賞口手段22等の内部に停留す
ることなく、球集合ケース32を経て排出口32bから
排出されるようになっている。
【0020】球集合ケース32の排出口32bは、後述
の待機通路47の長さを容易に確保できるように、球集
合ケース32の左右方向の略中央よりも球送り手段48
と反対側に偏位して配置されている。また、入賞口手段
22の左右両側には、特定入賞手段24、得点増加手段
25等からの遊技球を球集合ケース32の球集合部32
aへと案内する案内通路32cが、裏カバー31の開口
部31bを経て球集合ケース32側に突出するように装
着されている。
【0021】発射手段16は、遊技球をガイドレール2
1を経て遊技盤15の遊技領域27へと発射させるため
のもので、図1〜図3に示すように、発射レール37
と、発射レール37上の遊技球をガイドレール21側に
向かって打撃する打撃槌38と、打撃槌38を遊技球の
打撃方向に付勢する発射バネ(図示省略)と、カム機構
39を介して発射バネに抗しながら打撃槌38を反打撃
方向へと間欠的に揺動させるモータ等の発射駆動手段4
0と、遊技者の把持により発射駆動手段40を起動させ
且つその回動操作により発射バネのバネ圧を調整可能な
発射ハンドル41とを備え、取り付け板16a等を介し
て支持枠19に着脱自在に装着されている。
【0022】発射レール37は、遊技盤15側のガイド
レール21に対応して支持枠19の前側等に装着されて
いる。打撃槌38は発射レール37上の遊技球を打撃で
きるように、発射レール37に対応して支持枠19の前
側等に配置され、取り付け板16aに前後方向の枢軸に
より揺動自在に軸支されている。発射ハンドル41は、
図5に示すように、前面パネル5側の通孔42を貫通し
て前側に突出する支持筒43の前端部側に設けられてお
り、遊技者が前面パネル5の前側で把持して回動操作で
きるようになっている。なお、発射ハンドル41には、
遊技者の把持又は操作を検出するタッチスイッチ(図示
省略)のタッチ片が設けられている。発射レール37の
前側には、発射レール37及びガイドレール21の発射
レール37側の一部分を前側から覆うレールカバー90
が設けられている。このレールカバー90は、例えば前
面パネル5に左右方向に架設された支持部材91に着脱
自在に装着されている。
【0023】発射手段16側と遊技盤15側との間に
は、図3、図5及び図8に示すように、これらを含む遊
技球用の循環経路44が閉ループ状に形成され、その循
環経路44内に複数個の遊技球が封入されている。循環
経路44は、発射手段16により発射された遊技球を遊
技盤15側へと案内する発射側経路45と、遊技盤15
の裏側に通過した遊技球を発射手段16側へと戻す戻り
側経路46とを備えている。発射側経路45は発射レー
ル37、ガイドレール21等により構成され、また戻り
側経路46は球集合ケース32、待機通路47、球送り
手段48等により構成されている。
【0024】待機通路47は、遊技盤15を通過して戻
って来た遊技球を待機させるためのもので、支持枠19
の裏側等の前枠2側に、発射手段16側が低くなるよう
に左右方向に傾斜させて着脱自在に装着され、その上流
側が遊技盤15の下端と干渉しない位置で球集合ケース
32の排出口32bに下側から連通している。球送り手
段48は、発射手段16の発射動作に連動して待機通路
47内の遊技球を1個づつ発射レール37上へと送るた
めのもので、発射レール3と待機通路47の下流側端部
との間で支持枠19等に着脱自在に装着されている。
【0025】なお、循環経路44中の遊技球の封入個数
は、1ゲームの必要最低個数以上(例えば16〜25個
程度)が望ましいが、少なくとも複数個あれば良い。ま
た待機通路47は、その封入個数分の遊技球の全て、又
は下流側の一部(数個程度)が一列状に整列する程度の
長さであることが望ましい。
【0026】メダル選別手段17は、後述のメダル投入
口49から投入されたメダルの正否を選別するためのも
ので、図6及び図8に示すように、メダル投入口49に
対応して支持枠19等に着脱自在に装着されている。そ
して、このメダル選別手段17は、メダルの移動中に重
量、外形、材質等を基準に正否を判別し、その判別結果
に応じて不良なメダルを不良シュート50を経て後述の
メダル案内樋51へと戻し、正常な(正規の)メダルを
メダルホッパー6のメダルシュート10へと案内するよ
うになっている。メダル選別手段17には、正規のメダ
ルを検出するためのメダル検出スイッチ52がその判別
部よりも下流側に設けられている。
【0027】前面パネル5は、少なくとも遊技盤15の
前側に対応するガラス扉53と、その他の部分との複数
個に分割されている。前面パネル5は、図5及び図6に
示すように、例えば遊技盤15の前面側に対応するガラ
ス扉53の他に、ガラス扉53の上側に配置された上パ
ネル54と、ガラス扉53の下側に配置された中間パネ
ル55と、中間パネル55の下側に配置された下パネル
56との複数個に分割され、その下パネル56を除く上
パネル54、ガラス扉53、中間パネル55が、前枠2
のヒンジ4と同一側で縦方向のヒンジ57により前枠2
に対して個別に開閉自在に枢着されている。なお、前面
パネル5は前枠2と一体に形成してもよい。
【0028】ガラス扉53は、遊技盤15の遊技領域2
7に対応する窓孔58が形成された扉枠59と、その窓
孔58を塞ぐように扉枠59に装着されたガラス板60
とを備えている。上パネル54は前枠2の上部側に配置
され、特別遊技状態、その他のゲーム状態等を表示する
上部表示手段61が装着されている。上部表示手段61
は、上パネル54に着脱自在に装着された表示カバー6
2と、表示カバー62内に設けられた1個又は複数個の
表示ランプ63とを備え、その表示ランプ63がゲーム
状態に応じて点滅発光するようになっている。表示カバ
ー62は、遊技機本体3の左右方向の略全幅に亘って前
方に突出すると共に、その前側が後ろ下がりに傾斜状に
構成されている。
【0029】中間パネル55は、図5〜図7に示すよう
に、前方に張り出す張り出し部64を有し、この張り出
し部64の上部側に、前下がりに傾斜する表示パネル部
65と操作パネル部66とが設けられ、また張り出し部
64の下側に、その下端から前枠2側へと後方に屈曲す
る底壁部64aが設けられている。なお、中間パネル5
5の下端部は、その開閉時に発射ハンドル41と干渉し
ないように、発射ハンドル41よりも上側で下パネル5
6と分離され、中間パネル55を閉じたときに、下パネ
ル56の上端部に前側から当接するか、又は下パネル5
6の上端部と上下に重なるようになっている。
【0030】表示パネル部65はガラス扉53の下辺側
の近傍に左右方向に細長く形成され、この表示パネル部
65の手前側に操作パネル部66が設けられている。表
示パネル部65には、左右方向の略中央部分に入賞表示
手段67が設けられ、この入賞表示手段67の左右方向
の一方にメダル数表示手段68が、他方に得点表示手段
69が夫々設けられている。なお、表示パネル部65
は、各表示手段67〜69の表示状態が確認し易くなる
ように操作パネル部66よりも傾斜角度が大になってい
るが、操作パネル部66と略同一角度にしても良い。
【0031】入賞表示手段67は、入賞口手段22の各
入賞口29と対応する複数個、例えば16個の入賞表示
部70を備え、その各入賞表示部70が入賞口手段22
の各入賞口29と相対応して前後方向に近接するように
横一列状に配置されている。そして、各入賞表示部70
は、遊技球が何れかの入賞口29に入賞したときに、そ
れに対応する入賞表示部70が発光、その他によってそ
の入賞を遊技者に表示するようになっている。各入賞表
示部70には、各入賞口29に対応して一端側から順番
に番号が付されている。なお、入賞表示手段67は、入
賞口手段22よりも上側の遊技領域27の中央部等に、
入賞表示部70を縦横に所定数(例えば4個)づつ組み
合わせて配置しても良い。
【0032】メダル数表示手段68は、メダル投入口4
9から投入されたメダルの保有枚数(預託メダル数)を
表示するためのものであり、表示パネル部65上の左右
方向の一方側、例えば向かって左側の後述するメダル投
入口49の近傍に配置されており、例えば2桁表示可能
な7セグメントによる表示手段により構成されている。
メダル投入口49にメダルが投入されると、メダル数表
示手段68にはその投入枚数の合計が預託メダル数とし
て表示される。また、ゲームを開始する毎に、1ゲーム
に必要な規定の複数枚のメダル数が預託メダル数から減
算され、その減算された預託メダル数がメダル数表示手
段68に表示される。なお、メダル数表示手段68に表
示される預託メダル数には上限(例えば50枚)が設定
されており、預託メダル数がその上限を超えると、その
所定数を超えた枚数分は払い出されるようになってい
る。
【0033】得点表示手段69は、入賞役の成立により
付与された得点又は景品用メダルの未払い出し分の得点
を表示するためのものであり、表示パネル部65上の左
右方向の一方側、例えばメダル数表示手段68の反対側
に配置されている。得点表示手段69は、例えばメダル
数表示手段68と同様、2桁表示可能な7セグメントに
よる表示手段により構成されている。ゲーム中に入賞役
が成立すると、その入賞役に応じた得点の合計が得点表
示手段69に表示される。ゲームで付与される得点には
上限(例えば10点)が設定されている。ゲーム終了時
にその得点に応じた景品用メダルが払い出されると、得
点表示手段69の表示は例えば”0”となる。なお、得
点表示手段69に代えて、又は得点表示手段69と共に
獲得メダル数表示手段を設け、その獲得メダル数表示手
段により、得点に応じて獲得した獲得メダル数又は未払
い出し分の獲得メダル数を表示するようにしても良い。
【0034】操作パネル部66には、メダル投入口4
9、手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ72及び
返却スイッチ73が設けられている。メダル投入口49
は、操作パネル部66の左右方向の一方側でヒンジ4,
57に近い側の端部若しくはその近傍に配置され、この
メダル投入口49よりも左右方向の中央側に手動選択ス
イッチ71と自動選択スイッチ72と返却スイッチ73
とが左右方向に一列状に配置されている。
【0035】メダル投入口49は、少なくとも1ゲーム
に必要な規定の複数枚、好ましくは複数ゲーム分の多数
枚のメダルを投入可能な大きさのホッパー状であって、
その下部側の出口49aは、メダル選別手段17に対し
てメダルを1枚づつ供給し得るように狭くなっている。
メダル投入口49の外側には、多数枚のメダルを投入し
たときにも、出口49a側でメダルが整列するようにメ
ダル投入口49を微震動させる振動付与手段74が装着
されている。振動付与手段74は、メダル投入口49に
メダルを投入したときに作動するようになっている。な
お、メダル投入口49は、一度の投入枚数が1ゲームに
必要な規定数以下のメダル数、例えばメダルを1枚づつ
投入できる程度のものでも良い。
【0036】手動選択スイッチ71は、その操作毎に1
ゲームづつのゲームを開始可能にするためのもので、こ
の手動選択スイッチ71を操作したときに、預託メダル
数から規定の複数枚、例えば4枚分のメダルを減算する
処理を行い、1ゲーム分のゲームが開始可能な状態にな
るようになっている。
【0037】自動選択スイッチ72は、所定の休止期間
をおいて繰り返し連続的にゲームを開始可能にするため
のもので、この自動選択スイッチ72を操作したとき
に、規定数以上の預託メダル数があれば、手動選択スイ
ッチ71を操作しない限り、各ゲームの開始前に規定数
のメダルを減算する処理を行い、その後にゲームが開始
可能な状態になるようになっている。
【0038】返却スイッチ73は、預託メダルの返却を
求めるためのもので、この返却スイッチ73を操作した
ときに、メダル払い出し手段12が作動して預託メダル
数分のメダルをメダルホッパー6から払い出すようにな
っている。
【0039】手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ
72、返却スイッチ73には、押しボタン式、その他の
ものが使用されている。また手動選択スイッチ71、自
動選択スイッチ72には、その操作部側にランプ等の選
択表示手段(図示省略)が設けられ、その選択表示手段
で選択状況を表示するようになっている。なお、選択表
示手段は、手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ7
2の近傍に設けても良い。
【0040】下パネル56は、前枠2の下部側に固定さ
れている。下パネル56には、その下部側の左右方向の
略中央にメダル受け皿75とメダル案内樋51とが前後
に設けられ、またメダル受け皿75の左右方向の一方側
で且つヒンジ4,57に近い側に灰皿76が、反対側に
手乗せ台77が夫々設けられている。メダル受け皿7
5、灰皿76及び手乗せ台77は、下パネル56から前
方に突出しており、その前端は面一状になっている。な
お、下パネル56に、発射ハンドル41を支持する支持
筒43を前後方向に貫通するための通孔42が形成され
ている。
【0041】メダル受け皿75は、メダル払い出し手段
12から払い出されたメダル、及び不良シュート50を
経て返却された不良メダル等を貯留するためのものであ
る。メダル案内樋51は、メダル払い出し手段12から
払い出されたメダル、不良シュート50を経て返却され
た不良メダルをメダル受け皿75へと案内するためのも
ので、下パネル56から後方に突出するようにメダル受
け皿75に一体又は別体に設けられている。
【0042】手乗せ台77の上側には発射ハンドル41
があり、これら手乗せ台77及び発射ハンドル41は、
ヒンジ4,57、メダル投入口49に対して左右方向の
反対側の端部若しくはその近傍に配置されている。手乗
せ台77は、発射ハンドル41を操作するときに手の一
部を乗せておくためのもので、この手乗せ台77と発射
ハンドル41との間隔は、手乗せ台77上に手の一部を
乗せた状態でも発射ハンドル41を操作できるし、乗せ
ない状態でも操作できる程度に設定されている。また発
射ハンドル41の上側には、中間パネル55の張り出し
部64に、上側へと円弧状に凹入する凹部78が形成さ
れ、発射ハンドル41と張り出し部64との間に、発射
ハンドル41を把持したときに、手が中間パネル55の
張り出し部64に接触しない程度の間隔が確保されてい
る。
【0043】図9はアレンジボール機の制御系のブロッ
ク図である。この制御系は、図9に示すように主制御手
段80、入賞表示制御手段81、精算処理手段82、払
い出し制御手段83、メダル計数手段84、預託処理手
段85、ゲーム選択手段86、発射制御手段87、返却
制御手段88等を備えている。
【0044】主制御手段80は、入賞役の成否、誘導図
柄表示手段23の変動条件の成否、特定入賞手段24の
作動条件の成否、得点増加手段25の作動条件の成否
等、遊技盤15側の各遊技動作を制御するためのもので
ある。
【0045】入賞表示制御手段81は、入賞口手段22
の各入賞口29に遊技球が入賞したとき等に、入賞表示
手段67のその入賞口29等に対応する入賞表示部70
に入賞表示をさせるようになっている。精算処理手段8
2は、主制御手段80からの信号により、ゲーム中又は
ゲームの終了毎に入賞役の成否等に応じて得点を算出す
る精算処理を行い、その得点を得点表示手段69に表示
させるようになっている。
【0046】払い出し制御手段83は、精算処理手段8
2の精算処理により得点が付与されたときに、ゲーム中
又はゲームの終了後にメダル払い出し手段12を制御し
て、その得点に応じてメダルホッパー6内のメダルをメ
ダル払い出し手段12によりメダル受け皿75へと払い
出させるようになっている。
【0047】メダル計数手段84は、メダル投入口49
から投入された正規のメダルを計数するためのもので、
メダル検出スイッチ52からの信号により投入メダル数
を計数するようになっている。預託処理手段85は、メ
ダル計数手段84で計数された投入メダル数を記憶中の
預託メダル数に順次加算して預託メダル数を更新し、ゲ
ーム選択手段86からの指令に基づいてゲーム毎にその
預託メダル数から1ゲームに必要なメダルの規定数分を
減算処理して預託メダル数を更新し、更に預託メダル数
を更新する都度、その時点の実預託メダル数をメダル数
表示手段68に表示させるようになっている。
【0048】ゲーム選択手段86は、手動選択スイッチ
71、自動選択スイッチ72で選択された選択結果に基
づいて、預託処理手段85、発射制御手段87、その他
の各部に1ゲーム又は連続ゲームの指令を送るためのも
ので、例えば手動選択スイッチ71を操作したときにそ
の操作毎に1ゲーム分のメダル数を減算する指令を、自
動選択スイッチ72を操作したときに各ゲーム毎に1ゲ
ーム分のメダル数を順次減算する指令を夫々出して、預
託処理手段85にゲームの開始前に預託メダル数から規
定数分を減算処理させると共に、手動選択スイッチ71
を操作したときに1ゲームの指令を発射制御手段87
に、自動選択スイッチ72を操作したときに連続ゲーム
の指令を発射制御手段87に夫々出すようになってい
る。
【0049】発射制御手段87は、各ゲームの終了毎に
所定の休止時間をおいて発射手段16の発射動作を制御
するためのもので、預託処理手段85が規定数のメダル
の減算処理を行ったこと及び遊技者が発射手段16の発
射ハンドル41を操作することを条件に、ゲーム選択手
段86の指令に基づいて発射手段16を作動させ、発射
手段16が所定数(16個)の遊技球を遊技領域27に
打ち込むまでその作動を継続させるようになっている。
従って、制御系は、メダル投入口49に規定数以上のメ
ダルを投入すれば、ゲームを開始可能な状態になる。
【0050】なお、遊技領域27に打ち込まれた遊技球
の数は、予め定められた個数の発射を検知してその発射
数からファール球数を減算するか、又は入賞口手段2
2、特定入賞手段24等に入賞した遊技球の数から求め
れば良い。
【0051】返却制御手段88は、返却スイッチ73を
操作したときに、預託処理手段85側に記憶されている
預託メダル数に残高があることを条件に、メダル払い出
し手段12がその預託メダル数分のメダルを払い出すよ
うに制御するためのものである。
【0052】次に、上記構成のアレンジボール機におけ
る動作を説明する。ゲームの開始に際しては、メダル投
入口49に1ゲームに必要な規定数以上の複数枚のメダ
ルを投入する。すると、各メダルはメダル投入口49内
で整列してメダル選別手段17へと入り、そのメダル選
別手段17で正否の判別を受け、不良メダルは不良シュ
ート50からメダル受け皿75へと戻され、正規のメダ
ルのみがメダルシュート10を経てメダルホッパー6へ
と落下する。
【0053】このときメダル検出スイッチ52が正規の
メダルを検出し、メダル計数手段84がそのメダル数を
計数して、預託処理手段85が記憶中の預託メダル数に
加算して更新する。これによって預託処理手段85がゲ
ーム選択手段86の指令に基づいてメダルの減算処理を
行うことが可能になるので、ゲームを開始可能な状態に
なる。またメダルを投入すれば、預託処理手段85の制
御によってメダル数表示手段68が預託メダル数を表示
する。このため遊技者は、その表示によってその時点の
預託メダル数を容易に確認できる。
【0054】次に手動選択スイッチ71を操作すると、
ゲーム選択手段86が1ゲーム選択の指令を預託処理手
段85、発射制御手段87、その他の各部に送り、預託
処理手段85が預託メダル数から規定数分を減算し更新
する処理を行い、これによって発射手段16が実際に遊
技球を発射可能な状態になる。なお、預託処理手段85
が減算処理を行えば、メダル数表示手段68はその減算
後の預託メダル数を表示する。
【0055】ここで、例えば預託メダル数が0の状態で
新たにメダルを投入した場合には、手動選択スイッチ7
1を操作することなく預託処理手段85が預託メダル数
から規定数分を自動的に減算し、ゲームを開始可能な状
態になるように構成してもよい。
【0056】その後、遊技者が発射ハンドル41を把持
して操作すると、発射制御手段87がゲーム選択手段8
6からの指令に基づいて発射手段16を作動させ、球送
り手段48が待機通路47内の遊技球を1個づつ発射レ
ール37上に供給し、その発射レール37上の遊技球を
打撃槌38で打撃して順次ガイドレール21を経て遊技
盤15の遊技領域27へと打ち込んで行き、これによっ
て通常のゲームが進行する。
【0057】遊技領域27に打ち込まれた遊技球は、入
賞口手段22の何れかの入賞口29に入賞するか、又は
特定入賞手段24等に入賞して、遊技盤15の裏側へと
案内された後、球集合ケース32を経て待機通路47へ
と順次戻されて行く。例えば、遊技球が入賞口手段22
の何れかの入賞口29に入賞すると、その遊技球は入賞
口29から遊技盤15の裏側へと案内され、球集合ケー
ス32を経て待機通路47へと戻される。また、遊技球
が入賞口29から遊技盤15の裏側へと通過するとき
に、入賞検出スイッチ30がその遊技球を検出し、入賞
表示制御手段81の制御によって、入賞表示手段67の
対応する入賞表示部70が入賞を表示する。
【0058】入賞口手段22の入賞口29の内、その隣
り合う4個の入賞口29に遊技球が入賞して入賞役が成
立すると、主制御手段80が入賞役の成立を判定し、そ
の入賞役の成立の難易度に応じて精算処理手段82が得
点を付与する精算処理を行い、得点表示手段69がその
得点を表示する。このため遊技者は、そのゲームで獲得
した得点を得点表示手段69の表示によって容易に確認
できる。
【0059】一方、得点が付与されると、メダル払い出
し手段12が払い出し制御手段83の制御により作動し
て、その得点に応じてメダルホッパー6内のメダルをメ
ダル払い出し口14からメダル受け皿75へと払い出
す。これによって遊技者は、所定の利益を享受できる。
なお、1ゲーム当たりの得点は最高10点であり、また
1点当たりのメダルの払い出し個数は4枚である。
【0060】遊技領域27に16個の遊技球を打ち込む
と、発射制御手段87の制御により発射手段16が停止
して1ゲームが終了し、次のゲームまで所定時間休止状
態となる。従って、休止時間中に手動選択スイッチ71
を操作しても、ゲーム選択手段86、預託処理手段85
等は同様に機能するが、発射手段16はただちには作動
せず、休止時間の経過後に作動して遊技球の発射を開始
する。
【0061】自動選択スイッチ72を操作したときに
は、預託メダル数が1ゲームに必要な規定数以上である
限り、預託処理手段85が各ゲーム毎に規定数のメダル
の減算処理を行い、発射手段16が各ゲーム毎に遊技領
域27へと所定数の遊技球を打ち込んで行く。従って、
遊技者は、発射ハンドル41を操作するだけで、所定の
休止時間をおきながら自動的に連続してゲームを行うこ
とができる。
【0062】返却スイッチ73を操作したときには、預
託処理手段85側に記憶された預託メダル数に残高があ
ることを条件に、返却制御手段88の制御により、メダ
ル払い出し手段12が作動してメダルホッパー6から預
託メダル数分のメダルをメダル受け皿75へと払い出
す。
【0063】このようにメダル投入口49に規定の複数
枚のメダルを投入することを条件にゲームを開始可能に
構成すれば、スロットマシン用のメダル等を使用する
等、従来の専用メダルとは異なり価値の低い他の遊技機
用のメダルを使用してゲームを行うこともできる。その
場合、メダル投入口49に投入されたメダルをメダル計
数手段84で計数して、このメダル計数手段84が複数
枚のメダルを計数したときにゲームを開始可能にすれ
ば、例えば重量等で複数枚のメダルの投入を検出するも
のに比較して投入メダル数を容易且つ確実に確認でき
る。
【0064】更にメダル投入口49から投入されたメダ
ルの正否を選別するメダル選別手段17と、このメダル
選別手段17により選別された正規のメダルを検出する
メダル検出スイッチ52とを設け、そのメダル検出スイ
ッチ52が検出した正規のメダルをメダル計数手段84
が計数するように構成することにより、不正メダル、そ
の他の不良メダルの使用を防止できる。
【0065】また発射手段16から遊技盤15へと遊技
球を案内する発射側経路45と、遊技盤15から発射手
段16へと遊技球を戻す戻り側経路46とを含む閉ルー
プ状の循環経路44を構成し、この循環経路44中に複
数個の遊技球を封入した封入式を採用しているため、遊
技者の遊技球の取り扱いが不要であり、メダルの処理に
よってゲームを行うことができる。
【0066】遊技機本体3は、外枠1とこの外枠1の前
側に配置された前枠2とを備え、その外枠1側に、メダ
ルを貯留するメダルホッパー(メダル貯留手段)6と、
メダルホッパー6内のメダルを払い出すメダル払い出し
手段12とを備え、前枠2側にメダル投入口49、遊技
盤15、発射手段16、及びメダル払い出し手段12か
ら払い出されたメダルを受けるメダル受け皿75を備え
ているので、メダル処理に付随する各機器を遊技機本体
3に設けるに当たっても、それらを外枠1と前枠2とに
効率的に配置できる。またメダル受け皿75を遊技機本
体3の前面側の下部に配置し、このメダル受け皿75の
左右方向の一側方に発射手段16の発射ハンドル41を
配置することにより、両者が他方に対して邪魔になるこ
ともない。
【0067】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、この実施形態に限定されるものではなく、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、実施形態では、メダル投入口49から投入され
たメダルをメダル計数手段84で1枚づつ計数するよう
にしているが、規定の複数枚を単位として検出し、その
検出を条件にゲームを開始可能にしても良い。
【0068】複数枚のメダルの投入でゲームを開始可能
にするとき、実施形態では手動・自動の別を選択するよ
うにしているが、1ゲームに必要な預託メダルがあり、
発射ハンドル41を操作している限り、所定の休止時間
をおいて自動的にゲームを繰り返すようにしても良い。
この場合にも、発射ハンドル41のタッチ片から手を放
したときに、そのゲームの終了を待ってゲームの継続を
停止するように構成すれば、別段問題はない。
【0069】手動、自動を選択する選択スイッチを設け
る場合にも、実施形態のように手動選択スイッチ71と
自動選択スイッチ72とを別々に設ける必要はなく、1
個の選択スイッチで手動、自動を選択するようにしても
良い。この場合、選択スイッチの近傍等の適当箇所に手
動選択表示手段、自動選択表示手段を設けることによ
り、遊技者は容易に手動、自動の区別が可能である。な
お、選択表示手段を1個として、その表示の色、点滅の
有無等により自動、手動を識別可能に表示するようにし
ても良い。
【0070】また実施形態では、手動選択スイッチ71
を操作するときには、その操作によって預託処理手段8
5がそのゲームの開始前に規定数のメダルの減算処理を
行い、自動選択スイッチ72を操作するときには、その
操作によって預託処理手段85がその各ゲームの開始前
に規定数のメダルの減算処理を行うようにしているが、
何れの場合にもメダルの投入後に遊技者が発射ハンドル
41を操作することを条件に、預託処理手段85がゲー
ムの開始前に規定数のメダルの減算処理を行うようにし
ても良い。
【0071】実施形態では、外枠1とその前側の前枠2
とから遊技機本体3を構成し、その前枠2の前面側に前
面パネル5を設けているが、外枠1及び前枠2を一体に
して遊技機本体3を構成し、この遊技機本体3の前面側
に前面パネル5を開閉自在に設けても良い。遊技機本体
3の前面に前面パネル5を設けるに当たっても、その前
面パネル5を複数個に分割する必要は必ずしもない。ガ
ラス扉53を含む前面パネル5の全体を一体に構成し、
その前面パネル5を遊技機本体3に対して開閉自在に設
けても良い。1ゲームに必要なメダルの枚数は4枚であ
る必要はなく、2枚以上であれば良い。また複数種類の
メダルを使用可能にしても良い。
【0072】また、実施形態では、ゲームで獲得したメ
ダルを各ゲーム毎にメダル受け皿75に払い出すように
したが、ゲームで獲得したメダルをその都度払い出すの
ではなく、獲得メダル数を各ゲーム毎に預託メダル数に
順次上限に達するまで加算して更新すると共に、メダル
数表示手段68に随時表示し、例えば返却スイッチ73
が押された時に獲得メダル分を含む預託メダルをまとめ
て払い出すようにしても良い。
【0073】更に実施形態では、アレンジボール機につ
いて例示しているが、アレンジボール機の他、雀球遊技
機等の各種の組み合わせ遊技機でも同様に実施できるこ
とはいうまでもない。
【0074】
【発明の効果】本発明では、遊技機本体3に組み合わせ
遊技用の遊技盤15と、メダルを投入するメダル投入口
49と、遊技盤15の遊技領域27へと所定数の遊技球
を発射させる発射手段16とを備えた組み合わせ遊技機
において、メダル投入口49に規定の複数枚のメダルを
投入することを条件にゲームを開始可能に構成している
ので、1ゲーム当たりのメダル数を複数枚にする場合に
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すアレンジボール機の
正面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すアレンジボール機の
側面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す前枠の背面図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態を示す外枠の正面図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態を示すアレンジボール機の
縦断面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示すアレンジボール機の
縦断面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示すアレンジボール機の
横断面図である。
【図8】本発明の一実施形態を示す戻り経路部分の縦断
面図である。
【図9】本発明の一実施形態を示す制御系のブロック図
である。
【符号の説明】
1 外枠 2 前枠 3 遊技機本体 6 メダル貯留手段 12 メダル払い出し手段 15 遊技盤 16 発射手段 17 メダル選別手段 27 遊技領域 41 発射ハンドル 44 循環経路 45 発射側経路 46 戻り側経路 49 メダル投入口 52 メダル検出スイッチ 75 メダル受け皿 84 メダル計数手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機本体(3) に組み合わせ遊技用の遊
    技盤(15)と、メダルを投入するメダル投入口(49)と、前
    記遊技盤(15)の遊技領域(27)へと所定数の遊技球を発射
    させる発射手段(16)とを備えた組み合わせ遊技機におい
    て、前記メダル投入口(49)に規定の複数枚のメダルを投
    入することを条件にゲームを開始可能に構成したことを
    特徴とする組み合わせ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記メダル投入口(49)に投入されたメダ
    ルを計数するメダル計数手段(84)を設け、該メダル計数
    手段(84)が規定数のメダルを計数することを条件にゲー
    ムを開始可能にする機能を備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の組み合わせ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記メダル投入口(49)から投入されたメ
    ダルの正否を選別するメダル選別手段(17)と、該メダル
    選別手段(17)により選別された正規のメダルを検出する
    メダル検出スイッチ(52)とを設け、前記メダル検出スイ
    ッチ(52)が検出した正規のメダルを前記メダル計数手段
    (84)が計数するようにしたことを特徴とする請求項2に
    記載の組み合わせ遊技機。
  4. 【請求項4】 前記発射手段(16)から前記遊技盤(15)へ
    と遊技球を案内する発射側経路(45)と、前記遊技盤(15)
    から前記発射手段(16)側へと遊技球を戻す戻り側経路(4
    6)とを含む閉ループ状の循環経路(44)を構成し、この循
    環経路(44)中に複数個の遊技球を封入したことを特徴と
    する請求項1〜3の何れかに記載の組み合わせ遊技機。
  5. 【請求項5】 前記遊技機本体(3) は外枠(1) と該外枠
    (1) の前側に配置された前枠(2) とを備え、前記外枠
    (1) 側に、メダルを貯留するメダル貯留手段(6) と、該
    前記メダル貯留手段(6) 内のメダルを払い出すメダル払
    い出し手段(12)とを備え、前記前枠(2) 側に前記メダル
    投入口(49)、前記遊技盤(15)、前記発射手段(16)、及び
    前記メダル払い出し手段(12)から払い出されたメダルを
    受けるメダル受け皿(75)を備えたことを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載の組み合わせ遊技機。
  6. 【請求項6】 前記メダル受け皿(75)を前記遊技機本体
    (3) の前面側の下部に配置し、該メダル受け皿(75)の左
    右方向の一側方に前記発射手段(16)の発射ハンドル(41)
    を配置したことを特徴とする請求項5に記載の組み合わ
    せ遊技機。
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