JP2002177491A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002177491A
JP2002177491A JP2000375750A JP2000375750A JP2002177491A JP 2002177491 A JP2002177491 A JP 2002177491A JP 2000375750 A JP2000375750 A JP 2000375750A JP 2000375750 A JP2000375750 A JP 2000375750A JP 2002177491 A JP2002177491 A JP 2002177491A
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JP
Japan
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game
medal
ball
medals
game machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000375750A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Tsukahara
啓二 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発射ハンドル操作による遊技者の疲労を軽減
できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技機本体3の前面側下部の左右方向一
方側、例えば向かって右側に、前面側に突出した手載せ
台77を設け、該手載せ台77の上側に発射ハンドル4
1を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アレンジボール
機、雀球遊技機、パチンコ機等の弾球遊技機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】アレンジボール機、パチンコ機等の一般
的な弾球遊技機では、矩形状の外枠に縦方向のヒンジを
介して前枠が開閉自在に枢着され、該前枠の裏側から遊
技盤が着脱自在に装着されている。また、前枠の下部の
例えば右側には、遊技盤に向けて遊技球を発射する発射
手段を操作するための発射ハンドルが、前枠から前面側
に突設して設けられている。
【0003】発射ハンドルは、遊技者が把持して回動操
作できるようになっており、また遊技者の把持又は操作
を検出するタッチスイッチ(図示省略)のタッチ片が設
けられている。遊技者が発射ハンドルを把持して回動操
作すると、タッチスイッチがその把持を検出し、発射ハ
ンドルの回動操作量に応じたバネ力で打撃槌の駆動を開
始する。これにより、発射レール上に1個ずつ供給され
る遊技球が打撃槌によって打撃され、遊技盤に向けて発
射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の弾球遊技機で
は、ゲームに際して遊技者は右手で発射ハンドルを常に
把持しておく必要があるため、遊技者の右腕への負担は
非常に大きい。従って、従来より、発射ハンドルを例え
ば手のひらサイズの略半球状に形成し、右手全体をこの
発射ハンドルに預けることで遊技者の右腕の疲労を軽減
させるようにしている。しかしながら、この場合でも、
遊技者の手首から肘、二の腕にかけては何ら固定されな
いため、特に長時間継続してゲームを行う場合の遊技者
の右腕の疲労は非常に大きく、改善が望まれていた。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑み、発射
ハンドル操作による遊技者の疲労を軽減できる弾球遊技
機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技機本体3
に、遊技盤15と、発射ハンドル41の操作により前記
遊技盤15の遊技領域27へと遊技球を発射させる発射
手段16とを備えた弾球遊技機において、前記遊技機本
体3の前面側下部の左右方向一方側に、前面側に突出し
た手載せ台77を設け、該手載せ台77の上側に前記発
射ハンドル41を設けている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図9は、本発明をメダル投入
式のアレンジボール機に採用した第1の実施形態を例示
する。このアレンジボール機は、図1〜図4に示すよう
に、外枠1と、この外枠1の前側に配置された前枠2と
を備えた遊技機本体3を有し、その前枠2は左右一端側
の縦方向のヒンジ4を介して外枠1に開閉及び着脱自在
に装着されている。
【0008】遊技機本体3には、その前面側に前面パネ
ル5が装着されると共に、外枠1側にメダルホッパー
6、補助タンク7、電源ユニット8等が設けられ、前枠
2側に遊技盤15、発射手段16、メダル選別手段17
が設けられる等、遊技機本体3の内部で前面パネル5の
裏側に、遊技盤15を含む各種の内部機構が設けられて
いる。
【0009】外枠1は、縦方向に長い矩形枠等により構
成され、この外枠1の内部の下部側にメダルホッパー
6、補助タンク7、電源ユニット8等が配置されてい
る。なお、外枠1には、その裏側に裏板9が装着されて
いる。前枠2は、外枠1に対応して縦方向に長い矩形枠
等により構成されている。前枠2には、その前面側に前
面パネル5が装着され、また前面パネル5の裏側の内部
に遊技盤15、発射手段16、メダル選別手段17等が
配置されている。
【0010】メダルホッパー6は遊技媒体としてのメダ
ルを貯留するもので、このメダルホッパー6には、投入
メダルを受け入れるメダルシュート10と、内部のメダ
ルが満杯状態のときに、余剰メダルを補助タンク7へと
溢流させる溢流口11と、景品用のメダルを払い出すメ
ダル払い出し手段12とが設けられている。メダル払い
出し手段12は、メダルホッパー6内のメダルを景品用
又は返却用として払い出すためのもので、メダルホッパ
ー6の下部側に設けられ、モータ等の駆動手段13によ
りメダルホッパー6内の回転体(図示省略)を駆動し
て、メダル払い出し口14から前側へとメダルを払い出
すようになっている。なお、補助タンク7は出し入れ自
在である。
【0011】遊技盤15は、前枠2の内部の遊技盤装着
枠18と支持枠19との間に裏側から嵌脱自在に嵌合さ
れ、遊技盤装着枠18の裏側に設けられた複数個の締結
手段18aにより着脱自在に固定されている。従って、
遊技盤15は、遊技機本体3の前部側、取り分け前枠2
に裏側から着脱自在である。遊技盤装着枠18は門型状
で、その上側及び左右両側が支持枠19の上側で前枠2
の内側面に固定されている。支持枠19は、遊技盤15
を下側から受ける遊技盤受け部20を上縁側に一体に備
え、前枠2の内部に左右方向に架設されている。
【0012】遊技盤15の前面には、図1に示すよう
に、ガイドレール21が環状に装着されると共に、この
ガイドレール21の内側の遊技領域27の下部に入賞口
手段22が配置され、また入賞口手段22の上側に誘導
図柄表示手段23、特定入賞手段24、得点増加手段2
5、作動手段26等の各遊技部品が配置されている。な
お、入賞口手段22と各遊技部品との間には、多数の遊
技釘(図示省略)が設けられている。
【0013】入賞口手段22は、図5、図7に示すよう
に、遊技盤15の開口部15aに裏側から着脱自在に装
着された入賞ケース28と、この入賞ケース28に横一
列状等に形成され且つ前側から入賞した遊技球を遊技盤
15の裏側へと誘導する複数個、例えば16個の入賞口
29と、各入賞口29に入賞した遊技球を検出する複数
個、例えば16個の入賞検出スイッチ30とを備え、遊
技盤15に沿って落下する遊技球が何れかの入賞口29
に入賞して、入賞検出スイッチ30がその遊技球を検出
するようになっている。
【0014】特定入賞手段24、得点増加手段25等
は、遊技盤15の前側で入賞した遊技球を遊技盤15の
裏側に案内するように構成され、これらに遊技球が入賞
したときに、それに対応する1個又は複数個の入賞口2
9への遊技球の入賞と同等に取り扱われるようになって
いる。
【0015】遊技盤15の裏面には、図2及び図3に示
すように入賞口手段22、誘導図柄表示手段23、特定
入賞手段24、得点増加手段25、作動手段26等の各
遊技部品を裏側から覆う裏カバー31と、この裏カバー
31の下側に配置された球集合ケース32とが着脱自在
に装着され、その裏カバー31の裏面に、主制御基板3
3を収納する主基板ケース34と、音声基板35を収納
する音声基板ケース36とが着脱自在に装着されてい
る。
【0016】裏カバー31には、図5に示すように、そ
の底壁31aの前縁部に開口部31bが形成されてい
る。球集合ケース32は、入賞口手段22、特定入賞手
段24、得点増加手段25等の遊技部品を経て遊技盤1
5の裏側に誘導された遊技球を集合させるためのもの
で、図5、図7及び図8に示すように、上側が開口する
球集合部32aと、この球集合部32aで集合した遊技
球を下方へと排出する排出口32bとを有し、入賞ケー
ス28の下側で遊技盤15の裏側に装着されている。な
お、入賞口29に入賞した遊技球は、入賞検出スイッチ
30で検出された後、入賞口手段22等の内部に停留す
ることなく、球集合ケース32を経て排出口32bから
排出されるようになっている。
【0017】球集合ケース32の排出口32bは、後述
の待機通路47の長さを容易に確保できるように、球集
合ケース32の左右方向の略中央よりも球送り手段48
と反対側に偏位して配置されている。また、入賞口手段
22の左右両側には、特定入賞手段24、得点増加手段
25等からの遊技球を球集合ケース32の球集合部32
aへと案内する案内通路32cが、裏カバー31の開口
部31bを経て球集合ケース32側に突出するように装
着されている。
【0018】発射手段16は、遊技球をガイドレール2
1を経て遊技盤15の遊技領域27へと発射させるため
のもので、図1〜図3に示すように、発射レール37
と、発射レール37上の遊技球をガイドレール21側に
向かって打撃する打撃槌38と、打撃槌38を遊技球の
打撃方向に付勢する発射バネ(図示省略)と、カム機構
39を介して発射バネに抗しながら打撃槌38を反打撃
方向へと間欠的に揺動させるモータ等の発射駆動手段4
0と、遊技者の把持により発射駆動手段40を起動させ
且つその回動操作により発射バネのバネ圧を調整可能な
発射ハンドル41とを備え、取り付け板16a等を介し
て支持枠19に着脱自在に装着されている。
【0019】発射レール37は、遊技盤15側のガイド
レール21に対応して支持枠19の前側等に装着されて
いる。打撃槌38は発射レール37上の遊技球を打撃で
きるように、発射レール37に対応して支持枠19の前
側等に配置され、取り付け板16aに前後方向の枢軸に
より揺動自在に軸支されている。発射ハンドル41は、
図5に示すように、前面パネル5側の通孔42を貫通し
て前側に突出する支持筒43の前端部側に設けられてお
り、遊技者が前面パネル5の前側で把持して回動操作で
きるようになっている。なお、発射ハンドル41には、
遊技者の把持又は操作を検出するタッチスイッチ(図示
省略)のタッチ片が設けられている。発射レール37の
前側には、発射レール37及びガイドレール21の発射
レール37側の一部分を前側から覆うレールカバー90
が設けられている。このレールカバー90は、例えば前
面パネル5に左右方向に架設された支持部材91に着脱
自在に装着されている。
【0020】発射手段16側と遊技盤15側との間に
は、図3、図5及び図8に示すように、これらを含む遊
技球用の循環経路44が閉ループ状に形成され、その循
環経路44内に複数個の遊技球が封入されている。循環
経路44は、発射手段16により発射された遊技球を遊
技盤15側へと案内する発射側経路45と、遊技盤15
の裏側に通過した遊技球を発射手段16側へと戻す戻り
側経路46とを備えている。発射側経路45は発射レー
ル37、ガイドレール21等により構成され、また戻り
側経路46は球集合ケース32、待機通路47、球送り
手段48等により構成されている。
【0021】待機通路47は、遊技盤15を通過して戻
って来た遊技球を待機させるためのもので、支持枠19
の裏側等の前枠2側に、発射手段16側が低くなるよう
に左右方向に傾斜させて着脱自在に装着され、その上流
側が遊技盤15の下端と干渉しない位置で球集合ケース
32の排出口32bに下側から連通している。球送り手
段48は、発射手段16の発射動作に連動して待機通路
47内の遊技球を1個ずつ発射レール37上へと送るた
めのもので、発射レール3と待機通路47の下流側端部
との間で支持枠19等に着脱自在に装着されている。
【0022】なお、循環経路44中の遊技球の封入個数
は、1ゲームの必要最低個数以上(例えば16〜25個
程度)が望ましいが、少なくとも複数個あれば良い。ま
た待機通路47は、その封入個数分の遊技球の全て、又
は下流側の一部(数個程度)が一列状に整列する程度の
長さであることが望ましい。
【0023】メダル選別手段17は、後述のメダル投入
口49から投入されたメダルの正否を選別するためのも
ので、図6及び図8に示すように、メダル投入口49に
対応して支持枠19等に着脱自在に装着されている。そ
して、このメダル選別手段17は、メダルの移動中に重
量、外形、材質等を基準に正否を判別し、その判別結果
に応じて不良なメダルを不良シュート50を経て後述の
メダル案内樋51へと戻し、正常な(正規の)メダルを
メダルホッパー6のメダルシュート10へと案内するよ
うになっている。メダル選別手段17には、正規のメダ
ルを検出するためのメダル検出スイッチ52がその判別
部よりも下流側に設けられている。
【0024】前面パネル5は、少なくとも遊技盤15の
前側に対応するガラス扉53と、その他の部分との複数
個に分割されている。前面パネル5は、図5及び図6に
示すように、例えば遊技盤15の前面側に対応するガラ
ス扉53の他に、ガラス扉53の上側に配置された上パ
ネル54と、ガラス扉53の下側に配置された中間パネ
ル55と、中間パネル55の下側に配置された下パネル
56との複数個に分割され、その下パネル56を除く上
パネル54、ガラス扉53、中間パネル55が、前枠2
のヒンジ4と同一側で縦方向のヒンジ57により前枠2
に対して個別に開閉自在に枢着されている。なお、前面
パネル5は前枠2と一体に形成してもよい。
【0025】ガラス扉53は、遊技盤15の遊技領域2
7に対応する窓孔58が形成された扉枠59と、その窓
孔58を塞ぐように扉枠59に装着されたガラス板60
とを備えている。上パネル54は前枠2の上部側に配置
され、特別遊技状態、その他のゲーム状態等を表示する
上部表示手段61が装着されている。上部表示手段61
は、上パネル54に着脱自在に装着された表示カバー6
2と、表示カバー62内に設けられた1個又は複数個の
表示ランプ63とを備え、その表示ランプ63がゲーム
状態に応じて点滅発光するようになっている。表示カバ
ー62は、遊技機本体3の左右方向の略全幅に亘って前
方に突出すると共に、その前側が後ろ下がりに傾斜状に
構成されている。
【0026】中間パネル55は、図5〜図7に示すよう
に、前方に張り出す張り出し部64を有し、この張り出
し部64の上部側に、前下がりに傾斜する表示パネル部
65と操作パネル部66とが設けられ、また張り出し部
64の下側に、その下端から前枠2側へと後方に屈曲す
る底壁部64aが設けられている。なお、中間パネル5
5の下端部は、その開閉時に発射ハンドル41と干渉し
ないように、発射ハンドル41よりも上側で下パネル5
6と分離され、中間パネル55を閉じたときに、下パネ
ル56の上端部に前側から当接するか、又は下パネル5
6の上端部と上下に重なるようになっている。
【0027】表示パネル部65はガラス扉53の下辺側
の近傍に左右方向に細長く形成され、この表示パネル部
65の手前側に操作パネル部66が設けられている。表
示パネル部65には、左右方向の略中央部分に入賞表示
手段67が設けられ、この入賞表示手段67の左右方向
の一方にメダル数表示手段68が、他方に得点表示手段
69が夫々設けられている。なお、表示パネル部65
は、各表示手段67〜69の表示状態が確認し易くなる
ように操作パネル部66よりも傾斜角度が大になってい
るが、操作パネル部66と略同一角度にしても良い。
【0028】入賞表示手段67は、入賞口手段22の各
入賞口29と対応する複数個、例えば16個の入賞表示
部70を備え、その各入賞表示部70が入賞口手段22
の各入賞口29と相対応して前後方向に近接するように
横一列状に配置されている。そして、各入賞表示部70
は、遊技球が何れかの入賞口29に入賞したときに、そ
れに対応する入賞表示部70が発光、その他によってそ
の入賞を遊技者に表示するようになっている。各入賞表
示部70には、各入賞口29に対応して一端側から順番
に番号が付されている。なお、入賞表示手段67は、入
賞口手段22よりも上側の遊技領域27の中央部等に、
入賞表示部70を縦横に所定数(例えば4個)ずつ組み
合わせて配置しても良い。
【0029】メダル数表示手段68は、メダル投入口4
9へのメダルの投入状態を段階的に表示する投入状態表
示手段を構成するもので、メダル投入口49から投入さ
れたメダルの保有枚数(預託メダル数)を表示するよう
になっている。メダル数表示手段68は、表示パネル部
65上の左右方向の一方側、例えば向かって左側の後述
するメダル投入口49の近傍に配置されており、例えば
2桁表示可能な7セグメントによる表示手段により構成
されている。メダル投入口49にメダルが投入される
と、メダル数表示手段68にはその投入枚数の合計が預
託メダル数として表示される。また、ゲームを開始する
毎に、1ゲームに必要な規定の複数枚のメダル数が預託
メダル数から減算され、その減算された預託メダル数が
メダル数表示手段68に表示される。
【0030】遊技者は、メダル数表示手段68に表示さ
れる預託メダル数が1ゲームに必要な規定数(例えば4
枚)に到達することにより、ゲームが開始可能な状態と
なったことを認識できる。ここで、預託メダル数が1ゲ
ームに必要な規定数(例えば4枚)に到達すると、例え
ばメダル数表示手段68の表示の変化、例えば表示色、
背景色等の変化等により、ゲームが開始可能な状態とな
ったことを報知するようにしてもよい。なお、メダル数
表示手段68に表示される預託メダル数には上限(例え
ば50枚)が設定されており、預託メダル数がその上限
を超えると、その所定数を超えた枚数分は払い出される
ようになっている。
【0031】得点表示手段69は、入賞役の成立により
付与された得点又は景品用メダルの未払い出し分の得点
を表示するためのものであり、表示パネル部65上の左
右方向の一方側、例えばメダル数表示手段68の反対側
に配置されている。得点表示手段69は、例えばメダル
数表示手段68と同様、2桁表示可能な7セグメントに
よる表示手段により構成されている。ゲーム中に入賞役
が成立すると、その入賞役に応じた得点の合計が得点表
示手段69に表示される。ゲームで付与される得点には
上限(例えば10点)が設定されている。ゲーム終了時
にその得点に応じた景品用メダルが払い出されると、得
点表示手段69の表示は例えば”0”となる。なお、ゲ
ーム終了を待たず、ゲーム中に得点が付与された時点で
その得点に応じた景品メダルを払い出すようにしてもよ
い。また、得点表示手段69に代えて、又は得点表示手
段69と共に獲得メダル数表示手段を設け、その獲得メ
ダル数表示手段により、得点に応じて獲得した獲得メダ
ル数又は未払い出し分の獲得メダル数を表示するように
しても良い。
【0032】操作パネル部66には、メダル投入口4
9、手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ72及び
返却スイッチ73が設けられている。メダル投入口49
は、操作パネル部66の左右方向の一方側でヒンジ4,
57に近い側の端部若しくはその近傍に配置され、この
メダル投入口49よりも左右方向の中央側に手動選択ス
イッチ71と自動選択スイッチ72と返却スイッチ73
とが左右方向に一列状に配置されている。
【0033】メダル投入口49は、少なくとも1ゲーム
に必要な規定の複数枚、好ましくは複数ゲーム分の多数
枚のメダルを投入可能な大きさのホッパー状であって、
その下部側の出口49aは、メダル選別手段17に対し
てメダルを1枚ずつ供給し得るように狭くなっている。
メダル投入口49の外側には、多数枚のメダルを投入し
たときにも、出口49a側でメダルが整列するようにメ
ダル投入口49を微震動させる振動付与手段74が装着
されている。振動付与手段74は、メダル投入口49に
メダルを投入したときに作動するようになっている。な
お、メダル投入口49は、一度の投入枚数が1ゲームに
必要な規定数以下のメダル数、例えばメダルを1枚ずつ
投入できる程度のものでも良い。
【0034】手動選択スイッチ71は、その操作毎に1
ゲームずつのゲームを開始可能にするためのもので、こ
の手動選択スイッチ71を操作したときに、預託メダル
数から規定の複数枚、例えば4枚分のメダルを減算する
処理を行い、1ゲーム分のゲームが開始可能な状態にな
るようになっている。
【0035】自動選択スイッチ72は、所定の休止期間
をおいて繰り返し連続的にゲームを開始可能にするため
のもので、この自動選択スイッチ72を操作したとき
に、規定数以上の預託メダル数があれば、手動選択スイ
ッチ71を操作しない限り、各ゲームの開始前に預託メ
ダル数から規定数のメダルを減算する処理を行い、その
後にゲームが開始可能な状態になるようになっている。
【0036】返却スイッチ73は、預託メダルの返却を
求めるためのもので、この返却スイッチ73を操作した
ときに、メダル払い出し手段12が作動して預託メダル
数分のメダルをメダルホッパー6から払い出すようにな
っている。
【0037】手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ
72、返却スイッチ73には、押しボタン式、その他の
ものが使用されている。また手動選択スイッチ71、自
動選択スイッチ72には、その操作部側にランプ等の選
択表示手段(図示省略)が設けられ、その選択表示手段
で選択状況を表示するようになっている。なお、選択表
示手段は、手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ7
2の近傍に設けても良い。
【0038】下パネル56は、前枠2の下部側に固定さ
れている。下パネル56には、その下部側の左右方向の
略中央にメダル受け皿75とメダル案内樋51とが前後
に設けられ、またメダル受け皿75の左右方向の一方側
で且つヒンジ4,57に近い側に灰皿76が、反対側に
手載せ台77が夫々設けられている。メダル受け皿7
5、灰皿76及び手載せ台77は、下パネル56から前
方に突出しており、それらの前端は面一状になってい
る。なお、下パネル56に、発射ハンドル41を支持す
る支持筒43を前後方向に貫通するための通孔42が形
成されている。
【0039】メダル受け皿75は、メダル払い出し手段
12から払い出されたメダル、及び不良シュート50を
経て返却された不良メダル等を貯留するためのものであ
る。メダル案内樋51は、メダル払い出し手段12から
払い出されたメダル、不良シュート50を経て返却され
た不良メダルをメダル受け皿75へと案内するためのも
ので、下パネル56から後方に突出するようにメダル受
け皿75に一体又は別体に設けられている。
【0040】手載せ台77は、図5に二点鎖線で示すよ
うに、発射ハンドル41を操作するときに手の一部、例
えば手首の部分を載せておくためのもので、その上側に
発射ハンドル41が設けられており、ヒンジ4,57、
メダル投入口49に対して左右方向の反対側の端部若し
くはその近傍に、例えばメダル受け皿75と一体に装着
されている。手載せ台77は、発射ハンドル41よりも
更に前方に突出しており、手載せ台77と発射ハンドル
41との間隔は、手載せ台77上に手の一部を載せた状
態でも発射ハンドル41を操作できるし、載せない状態
でも操作できる程度に設定されている。また、手載せ台
77の上面77aの前縁部77bは、手の一部が当接し
たときの痛みを軽減すべくR状に形成されている。更
に、発射ハンドル41の上側には、中間パネル55の張
り出し部64に、上側へと略円弧状に凹入する凹入部7
8が形成され、発射ハンドル41と張り出し部64との
間に、発射ハンドル41を把持したときに、手が中間パ
ネル55の張り出し部64に接触しない程度の間隔が確
保されている。以上のように、発射ハンドル41の下方
に、発射ハンドル41を把持した状態で手の一部を載せ
る手載せ台77が設けられていることにより、長時間の
発射ハンドル操作による遊技者の疲労を軽減できる。
【0041】図9はアレンジボール機の制御系のブロッ
ク図である。この制御系は、図9に示すように主制御手
段80、入賞表示制御手段81、精算処理手段82、払
い出し制御手段83、メダル計数手段84、預託処理手
段85、ゲーム選択手段86、発射制御手段87、返却
制御手段88等を備えている。ここで、主制御手段8
0、精算処理手段82、メダル計数手段84、預託処理
手段85、及びゲーム選択手段86は、例えば主制御基
板33上に構築され、払い出し制御手段83、及び返却
制御手段88は、例えば払い出し制御基板33a上に構
築される。払い出し制御基板33aは、例えば前枠2や
外枠1等の適宜箇所に装着される。
【0042】なお、例えば精算処理手段82、メダル計
数手段84、預託処理手段85、ゲーム選択手段86等
については、それらが機種に依存しない構成であれば、
主制御基板33とは別の独立した基板上に構築し、遊技
盤15の裏面以外の例えば前枠2上に装着することが望
ましい。これにより、遊技盤15の取り替えによる機種
変更を行う場合に、主制御手段80などの機種に依存す
る制御手段のみを遊技盤15と共に交換することがで
き、製作コストを削減できる。
【0043】主制御手段80は、入賞役の成否、誘導図
柄表示手段23の変動条件の成否、特定入賞手段24の
作動条件の成否、得点増加手段25の作動条件の成否
等、遊技盤15側の各遊技動作を制御するように構成さ
れている。
【0044】入賞表示制御手段81は、入賞口手段22
の各入賞口29に遊技球が入賞したとき等に、入賞表示
手段67のその入賞口29等に対応する入賞表示部70
に入賞表示をさせるようになっている。精算処理手段8
2は、主制御手段80からの信号により、ゲーム中又は
ゲームの終了毎に入賞役の成否等に応じて得点を算出す
る精算処理を行い、その得点を得点表示手段69に表示
させるようになっている。
【0045】払い出し制御手段83は、精算処理手段8
2の精算処理により得点が付与されたときに、ゲーム中
又はゲームの終了後にメダル払い出し手段12を制御し
て、その得点に応じてメダルホッパー6内のメダルをメ
ダル払い出し手段12によりメダル受け皿75へと払い
出させるようになっている。
【0046】メダル計数手段84は、メダル投入口49
から投入された正規のメダルを計数するためのもので、
メダル検出スイッチ52からの信号により投入メダル数
を計数するようになっている。預託処理手段85は、メ
ダル計数手段84で計数された投入メダル数を記憶中の
預託メダル数に順次加算して預託メダル数を更新し、ゲ
ーム選択手段86からの指令に基づいてゲーム毎にその
預託メダル数から1ゲームに必要なメダルの規定数分を
減算処理して預託メダル数を更新し、更に預託メダル数
を更新する都度、その時点の実預託メダル数をメダル数
表示手段68に表示させるようになっている。
【0047】ゲーム選択手段86は、手動選択スイッチ
71、自動選択スイッチ72で選択された選択結果に基
づいて、預託処理手段85、発射制御手段87、その他
の各部に1ゲーム又は連続ゲームの指令を送るためのも
ので、例えば手動選択スイッチ71を操作したときにそ
の操作毎に1ゲーム分のメダル数を減算する指令を、自
動選択スイッチ72を操作したときに各ゲーム毎に1ゲ
ーム分のメダル数を順次減算する指令を夫々出して、預
託処理手段85にゲームの開始前に預託メダル数から規
定数分を減算処理させると共に、手動選択スイッチ71
を操作したときに1ゲームの指令を発射制御手段87
に、自動選択スイッチ72を操作したときに連続ゲーム
の指令を発射制御手段87に夫々出すようになってい
る。
【0048】発射制御手段87は、各ゲームの終了毎に
所定の休止時間をおいて発射手段16の発射動作を制御
するためのもので、預託処理手段85が規定数のメダル
の減算処理を行ったこと及び遊技者が発射手段16の発
射ハンドル41を操作することを条件に、ゲーム選択手
段86の指令に基づいて発射手段16を作動させ、発射
手段16が所定数(16個)の遊技球を遊技領域27に
打ち込むまでその作動を継続させるようになっている。
従って、制御系は、メダル投入口49に規定数以上のメ
ダルを投入すれば、ゲームを開始可能な状態になる。
【0049】なお、遊技領域27に打ち込まれた遊技球
の数は、発射球数確認手段を設け、これにより発射手段
16側の発射数からファール球数を減算するか、又は入
賞口手段22、特定入賞手段24等に入賞した遊技球の
数から求めれば良い。
【0050】返却制御手段88は、返却スイッチ73を
操作したときに、預託処理手段85側に記憶された預託
メダル数に残高があることを条件に、メダル払い出し手
段12がその預託メダル数分のメダルを払い出すように
制御するためのものである。
【0051】次に、上記構成のアレンジボール機におけ
る動作を説明する。ゲームの開始に際しては、メダル投
入口49に1ゲームに必要な規定数以上の複数枚のメダ
ルを投入する。すると、各メダルはメダル投入口49内
で整列してメダル選別手段17へと入り、そのメダル選
別手段17で正否の判別を受け、不良メダルは不良シュ
ート50からメダル受け皿75へと戻され、正規のメダ
ルのみがメダルシュート10を経てメダルホッパー6へ
と落下する。
【0052】このときメダル検出スイッチ52が正規の
メダルを検出し、メダル計数手段84がそのメダル数を
計数して、預託処理手段85が記憶中の預託メダル数に
加算して更新する。これによって預託処理手段85がゲ
ーム選択手段86の指令に基づいてメダルの減算処理を
行うことが可能になるので、ゲームを開始可能な状態に
なる。またメダルを投入すれば、預託処理手段85の制
御によってメダル数表示手段68が預託メダル数を表示
する。このため遊技者は、その表示によってその時点の
メダル数を容易に確認できる。
【0053】次に手動選択スイッチ71を操作すると、
ゲーム選択手段86が1ゲーム選択の指令を預託処理手
段85、発射制御手段87、その他の各部に送り、預託
処理手段85が預託メダル数から規定数分を減算し更新
する処理を行い、これによって発射手段16が実際に遊
技球を発射可能な状態になる。なお、預託処理手段85
が減算処理を行えば、メダル数表示手段68はその減算
後の預託メダル数を表示する。
【0054】遊技者が、メダル数表示手段68に表示さ
れた預託メダル数が1ゲームに必要な規定数に達してい
ることを確認後、発射ハンドル41を把持して操作する
と、発射制御手段87がゲーム選択手段86からの指令
に基づいて発射手段16を作動させ、球送り手段48が
待機通路47内の遊技球を1個ずつ発射レール37上に
供給し、その発射レール37上の遊技球を打撃槌38で
打撃して順次ガイドレール21を経て遊技盤15の遊技
領域27へと打ち込んで行き、これによって通常のゲー
ムが進行する。
【0055】遊技領域27に打ち込まれた遊技球は、入
賞口手段22の何れかの入賞口29に入賞するか、又は
特定入賞手段24等に入賞して、遊技盤15の裏側へと
案内された後、球集合ケース32を経て待機通路47へ
と順次戻されて行く。例えば、遊技球が入賞口手段22
の何れかの入賞口29に入賞すると、その遊技球は入賞
口29から遊技盤15の裏側へと案内され、球集合ケー
ス32を経て待機通路47へと戻される。また、遊技球
が入賞口29から遊技盤15の裏側へと通過するとき
に、入賞検出スイッチ30がその遊技球を検出し、入賞
表示制御手段81の制御によって、入賞表示手段67の
対応する入賞表示部70が入賞を表示する。
【0056】入賞口手段22の入賞口29の内、その隣
り合う4個の入賞口29に遊技球が入賞して入賞役が成
立すると、主制御手段80が入賞役の成立を判定し、そ
の入賞役の成立の難易度に応じて精算処理手段82が得
点を付与する精算処理を行い、得点表示手段69がその
得点を表示する。このため遊技者は、そのゲームで獲得
した得点を得点表示手段69の表示によって容易に確認
できる。
【0057】一方、得点が付与されると、メダル払い出
し手段12が払い出し制御手段83の制御により作動し
て、その得点に応じてメダルホッパー6内のメダルをメ
ダル払い出し口14からメダル受け皿75へと払い出
す。これによって遊技者は、所定の利益を享受できる。
なお、1ゲーム当たりの得点は最高10点であり、また
1点当たりのメダルの払い出し個数は4枚である。従っ
て、メダル払い出し手段12により払い出されるメダル
の枚数は、1ゲームに付き最高40枚である。
【0058】遊技領域27に16個の遊技球を打ち込む
と、発射制御手段87の制御により発射手段16が停止
して1ゲームが終了し、次のゲームまで所定時間休止状
態となる。従って、休止時間中に手動選択スイッチ71
を操作しても、ゲーム選択手段86、預託処理手段85
等は同様に機能するが、発射手段16はただちには作動
せず、休止時間の経過後に作動して遊技球の発射を開始
する。
【0059】自動選択スイッチ72を操作したときに
は、預託メダル数が1ゲームに必要な規定数以上である
限り、預託処理手段85が各ゲーム毎に規定数のメダル
の減算処理を行い、発射手段16が各ゲーム毎に遊技領
域27へと所定数の遊技球を打ち込んで行く。従って、
遊技者は、発射ハンドル41を操作するだけで、所定の
休止時間をおきながら自動的に連続してゲームを行うこ
とができる。
【0060】返却スイッチ73を操作したときには、預
託処理手段85側に記憶されている預託メダル数に残高
があることを条件に、返却制御手段88の制御により、
メダル払い出し手段12が作動してメダルホッパー6か
ら預託メダル数分のメダルをメダル受け皿75へと払い
出す。
【0061】以上説明したように、本実施形態では、遊
技機本体3の前面側下部の左右方向一方側に、前面側に
突出した手載せ台77を設け、該手載せ台77の上側に
発射ハンドル41を設けているため、遊技者は発射ハン
ドル41を把持した状態で手の一部を手載せ台77に載
せることができ、長時間の発射ハンドル操作による遊技
者の疲労を軽減できる。また、手載せ台77の上面側前
縁部77bをR状に形成しているため、手の一部がこの
前縁部77bに当接したとしても大きな痛みを伴うこと
がない。
【0062】また、発射ハンドル41の上方に設けられ
た張り出し部64の下面側に、発射ハンドル41の位置
に対応して上側へと凹入する凹入部78が形成されてい
るため、張り出し部64が前方に張り出しているにも拘
わらず張り出し部64に接触することなく発射ハンドル
41を把持できる。
【0063】更に、メダル受け皿75の左右方向一方側
に隣接して手載せ台77を設けているため、例えばメダ
ル受け皿75と手載せ台77とを一体形成すれば部品点
数が増えることもなく、また製造工程も簡略化できる。
【0064】また、メダル投入口49に規定の複数枚の
メダルを投入することを条件にゲームを開始可能に構成
すれば、スロットマシン用のメダル等を使用する等、従
来の専用メダルとは異なり価値の低い他の遊技機用のメ
ダルを使用してゲームを行うことが可能となる。
【0065】また発射手段16から遊技盤15へと遊技
球を案内する発射側経路45と、遊技盤15から発射手
段16へと遊技球を戻す戻り側経路46とを含む閉ルー
プ状の循環経路44を構成し、この循環経路44中に複
数個の遊技球を封入した封入式を採用しているため、遊
技者の遊技球の取り扱いが不要であり、メダルの処理に
よってゲームを行うことができる。
【0066】図10及び図11は、本発明の第2の実施
形態を例示している。手載せ台77の上面77aは、前
側に向けて低くなる斜面に形成されると共に断面円弧状
の凹部92が形成されており、更に上面77aからその
前縁部77bにかけては軟質ゴム、スポンジ等の弾性体
93で覆われており、手載せ台77上に載せた手を安定
的に保持して遊技者の疲労を更に軽減できるようになっ
ている。
【0067】また、張り出し部64の下面側の凹入部7
8は、前側に向けて凹入量が大きくなるテーパー状に形
成されており、遊技者が発射ハンドル41まで手を運ぶ
際、或いは発射ハンドル41を把持した際の接触を極力
防止できるようになっている。
【0068】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、この実施形態に限定されるものではなく、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、第2の実施形態における手載せ台77の上面7
7aの斜面形状、凹部92、弾性体93、凹入部78の
テーパー形状については、もちろん全てを同時に備える
必要はない。また、発射ハンドル41と手載せ台77
は、例えば前枠2のヒンジ4側の端部近傍に設けてもよ
い。
【0069】また、発射ハンドル41には種々の構成を
採用可能である。例えば、発射ハンドル41に、任意の
打撃力の位置で固定する固定手段を設ければ、遊技者は
指でタッチ片に触れておくだけで遊技球を連続発射でき
るため、手の一部だけでなく手全体を手載せ台77上に
載せた状態で遊技を行うことも可能である。
【0070】実施形態では、外枠1とその前側の前枠2
とから遊技機本体3を構成し、その前枠2の前面側に前
面パネル5を設けているが、外枠1及び前枠2を一体に
して遊技機本体3を構成し、この遊技機本体3の前面側
に前面パネル5を開閉自在に設けても良い。遊技機本体
3の前面に前面パネル5を設けるに当たっても、その前
面パネル5を複数個に分割する必要は必ずしもない。ガ
ラス扉53を含む前面パネル5の全体を一体に構成し、
その前面パネル5を遊技機本体3に対して開閉自在に設
けても良い。
【0071】また、実施形態では、ゲームで獲得したメ
ダルを各ゲーム毎にメダル受け皿75に払い出すように
したが、ゲームで獲得したメダルをその都度払い出すの
ではなく、獲得メダル数を各ゲーム毎に預託メダル数に
順次加算して更新すると共にメダル数表示手段68に随
時表示し、例えば返却スイッチ73が押された時に獲得
メダル分を含む預託メダルをまとめて払い出すようにし
ても良い。各ゲーム毎の得点の加算更新は、そのゲーム
の終了を待つことなく随時行うようにしてもよい。
【0072】また、実施形態では遊技媒体としてメダル
を用いた例を示したが、遊技媒体はメダルに限られるも
のではなく、例えばカード、遊技球、コイン、遊技チッ
プ等、種々の媒体を用いることが可能である。
【0073】更に実施形態では、アレンジボール機につ
いて例示しているが、その他雀球遊技機等の組み合わせ
遊技機、パチンコ機等の各種の弾球遊技機でも同様に実
施できることはいうまでもない。
【0074】
【発明の効果】本発明は、遊技機本体3に、遊技盤15
と、発射ハンドル41の操作により遊技盤15の遊技領
域27へと遊技球を発射させる発射手段16とを備えた
弾球遊技機において、遊技機本体3の前面側下部の左右
方向一方側に、前面側に突出した手載せ台77を設け、
該手載せ台77の上側に発射ハンドル41を設けている
ため、発射ハンドル41の操作による遊技者の疲労を軽
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の側面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す前枠の背面図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す外枠の正面図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の縦断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の縦断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の横断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す戻り経路部分の
縦断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図10】本発明の第2の実施形態を示す手載せ台近傍
の正面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態を示す手載せ台近傍
の縦断面図である。
【符号の説明】
3 遊技機本体 15 遊技盤 16 発射手段 27 遊技領域 41 発射ハンドル 44 循環経路 45 発射側経路 46 戻り側経路 64 張り出し部 75 メダル受け皿 77 手載せ台 77a 上面 77b 上面前縁部 78 凹入部 92 凹部 93 弾性体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機本体(3) に、遊技盤(15)と、発射
    ハンドル(41)の操作により前記遊技盤(15)の遊技領域(2
    7)へと遊技球を発射させる発射手段(16)とを備えた弾球
    遊技機において、前記遊技機本体(3) の前面側下部の左
    右方向一方側に、前面側に突出した手載せ台(77)を設
    け、該手載せ台(77)の上側に前記発射ハンドル(41)を設
    けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記手載せ台(77)の上面側前縁部(77b)
    をR状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の弾
    球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記手載せ台(77)の少なくとも上面側に
    弾性体(93)を配したことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記手載せ台(77)の上面(77a) に、断面
    略円弧状の凹部(92)を形成したことを特徴とする請求項
    1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記発射ハンドル(41)の上方に設けられ
    た前面側への張り出し部(64)の下面側に、前記発射ハン
    ドル(41)の位置に対応して上側へと凹入する凹入部(78)
    が形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れ
    かに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記凹入部(78)が、前側に向けて凹入量
    が大きくなるテーパー状に形成されていることを特徴と
    する請求項5に記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 メダルを投入することによりゲームを開
    始可能なメダル投入式の弾球遊技機であって、払い出さ
    れたメダルを貯留するメダル受け皿(75)の左右方向一方
    側に隣接して前記手載せ台(77)を設けたことを特徴とす
    る請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 前記発射手段(16)から前記遊技盤(15)へ
    と遊技球を案内する発射側経路(45)と、前記遊技盤(15)
    から前記発射手段(16)側へと遊技球を戻す戻り側経路(4
    6)とを含む閉ループ状の循環経路(44)中に複数個の遊技
    球を封入したことを特徴とする請求項1〜7の何れかに
    記載の弾球遊技機。
  9. 【請求項9】 規定の複数のメダルを投入することを条
    件にゲームを開始可能に構成した組み合わせ遊技機であ
    ることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の弾球
    遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004041301A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Fuji Shoji:Kk 組合せ遊技機
JP2015097593A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 株式会社大一商会 遊技機
JP2018027344A (ja) * 2017-11-10 2018-02-22 株式会社大一商会 遊技機

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