JPH081958Y2 - 定速走行制御装置 - Google Patents

定速走行制御装置

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JPH081958Y2
JPH081958Y2 JP4296892U JP4296892U JPH081958Y2 JP H081958 Y2 JPH081958 Y2 JP H081958Y2 JP 4296892 U JP4296892 U JP 4296892U JP 4296892 U JP4296892 U JP 4296892U JP H081958 Y2 JPH081958 Y2 JP H081958Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は定速走行制御(クルーズ
コントロール)装置に関し、より詳細には、駆動回路の
増速側出力の異常検出手段を備えたデューティ制御方式
の定速走行制御(クルーズコントロール)装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の定速走行制御装置の概略ブ
ロック図を示す。図5において、50はマイクロコンピ
ュ−タにより構成される制御回路を示し、制御回路50
から増速出力(デューティ1)ライン50a、減速出力
(デューティ2)ライン50bが駆動回路51に接続さ
れている。駆動回路51の出力線は増速出力線51aと
減速出力線51bとからなり、増速出力線51aは2つ
に分岐している。一方の分岐線51cは減速出力線51
bと共にスロットルバルブ開度調整用モータ52に接続
されており、もう一方の分岐線51dはディスクリート
部品で構成された100%デューティ検知回路53に接
続されている。100%デューティ検知回路53の出力
線53aも2つに分岐し、一方の分岐線53bは制御回
路50に接続され、もう一方の分岐線53cは論理回路
54に接続されている。論理回路54の出力線54aは
アクチュエータ電源リレー(図示せず)に接続されてい
る。
【0003】上記の如く構成されている定速走行制御装
置は以下のように動作する。制御回路50から増速(減
速)信号が増速(減速)出力ライン50a(50b)を
介して駆動回路51に出力されると駆動回路51で前記
増速(減速)信号が増幅される。駆動回路51で増幅さ
れた前記増速出力信号は出力線51aおよび分岐線51
cを介して、減速出力信号は出力線51bを介してスロ
ットルバルブ開度調整用モータ52に伝達される。前記
増速(減速)出力信号のデューティ比でモータ52が駆
動され、速度制御が行なわれる。
【0004】一方、駆動回路51の増速出力信号は出力
線51aおよび分岐線51dを介して100%デューテ
ィ検知回路53にも入力されている。前記増速出力信号
のデューティ値がほぼ100%であると100%デュー
ティ検知回路53で検知され、該検知を示す信号が出力
線53aおよび分岐線53bを介して制御回路50に出
力されると共に、出力線53aおよび分岐線53cを介
して論理回路54にも出力され、以下の2重のフェイル
セーフ措置が取られている。すなわち前記検知信号を受
けた制御回路50により増速出力信号がカットされ、定
速走行制御が一旦中止される。加えて、前記検知信号を
受けた論理回路54によりアクチュエータ電源リレー
(図示せず)がオフされ、スロットルバルブ開度調整用
モータ52への電源供給がストップする。なお、論理回
路54は増速出力異常の検知に関しては一種のバッファ
的役割を果たしているに過ぎないが、それ以外にも制御
回路50の異常を監視する監視用マイクロコンピュータ
としての役割等も果たしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記したように従来の
定速走行制御装置では駆動回路51の増速出力デューテ
ィがほぼ100%のときのみ駆動回路51が異常である
とみなし、制御回路50によるクルーズコントロールモ
ードの解除および論理回路54によるアクチュエータ電
源リレーのオフ(=スロットルバルブ開度調整用モータ
52への電源供給の停止)が実行されていた。したがっ
て、例えば制御回路50の増速出力デューティは50%
であるが、駆動回路51の増速出力デューティが80%
となっていても従来の定速走行制御装置では異常とは見
なされない。つまり従来の定速走行制御装置において
は、ただ単に駆動回路51の増速出力デューティがほぼ
100%であるかないかを検知するだけであり、制御回
路50の増速出力デューティと駆動回路51の増速出力
デューティとが一致しているかどうかを検知することが
できる手段が備えられておらず、上記具体例のような増
速出力異常による危険を防止することができない。
【0006】また、100%デューティ検知回路53は
ディスクリート部品により構成されているので、前記デ
ィスクリート部品の温度変化等による特性のバラツキに
より検知精度が変動(低下)するという問題点があっ
た。
【0007】本考案は上記課題に鑑みなされたものであ
り、制御回路および駆動回路の異常を検知することがで
き、また前記異常を高い精度で検知することができる手
段を備えた定速走行制御装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案に係る定速走行制御装置は、スロットルバルブ
の開度調整用モータが駆動回路を介して制御回路に接続
された定速走行制御装置において、前記駆動回路の増速
出力側が前記制御回路のオ−トセ−ブレジスタに接続さ
れ、前記制御回路から出力された増速出力デューティと
前記駆動回路から出力された増速出力デューティとが比
較可能に構成されていることを特徴としている。
【0009】また本考案に係る定速走行制御装置は、上
記記載の定速走行制御装置において、駆動回路の増速出
力側が論理回路を介してアクチュエータ電源リレーに接
続され、前記論理回路により前記駆動回路の増速出力デ
ューティがほぼ100%となった場合の検知が行なわ
れ、該検知により前記アクチュエータ電源リレーがオフ
されるように構成されていることを特徴としている。
【0010】
【作用】本考案に係る定速走行制御装置においては、駆
動回路の増速出力側は制御回路にも接続されているの
で、前記制御回路からの増速出力デューティと前記駆動
回路から出力された増速出力デューティの値が比較(判
断)され、前記制御回路および前記駆動回路の増速出力
異常が検知される。例えば、前記制御回路から出力され
た増速出力デューティが50%、前記駆動回路から出力
された増速出力デューティが80%あるいは90%とな
っていても従来の定速走行制御装置では前記駆動回路か
らの増速出力デューティがほぼ100%でないがぎり異
常とは見なされず、上記数値例のような増速出力異常は
検知されていなかった。しかし、本考案に係る定速走行
制御装置では、前記駆動回路の増速出力が前記制御回路
の入力ポートに入力され、前記駆動回路から出力される
増速出力デューティの値と前記制御回路から出力される
増速出力デューティの値とが比較・判断されるので、上
記具体例のような増速出力異常が見過ごされることなく
検知され、前記制御回路によりクルーズコントロールモ
ードの解除等の処理が行なわれる。
【0011】また、本考案に係る定速走行制御装置にお
いて、駆動回路の増速出力側が制御回路に接続されると
ともに論理回路を介してアクチュエータ電源リレーに接
続され、前記論理回路により前記駆動回路からの増速出
力デューティがほぼ100%となった場合の検知が行な
われ、該検知によりアクチュエータ電源リレーがオフさ
れるように構成されている場合も、上記と同様に、駆動
回路から出力される増速出力デューティの値と制御回路
から出力される増速出力デューティとの値が比較・判断
されて前記制御回路および前記駆動回路の増速出力異常
が検知される。加えて前記論理回路により100%デュ
ーティ検知回路が構成されることにより、従来のディス
クリート部品による構成に比べて、100%デューティ
の検知精度が向上し、かつ実装部品数およびコストが低
減する。
【0012】100%デューティ検知回路をディスクリ
ート部品で構成すると該部品の温度特性等により検知精
度が変動(低下)する可能性がある。ところが、本考案
のように前記検知回路を前記論理回路によりソフト的に
構成すれば検知精度の向上および安定化が達成されると
ともに、制御方式あるいは制御パラメータを変更する必
要が生じた場合は、ディスクリート部品によるハード的
構成での設計変更よりも本考案のようなソフト的構成に
おけるソフトウェアの変更による方が容易である。ま
た、従来技術のところで述べたように、クルーズコント
ロールにおいては制御回路の異常を監視するために制御
回路とは別に監視用論理回路(マイクロコンピュータ)
を備えているため、前記監視用論理回路に前記デューテ
ィの増速出力異常の検出機能を組み込めば100%検知
回路をディスクリートで構成する必要がなくなり、その
分実装部品数の減少およびコストの低下がもたらされ
る。
【0013】
【実施例】以下、本考案に係る定速走行制御装置の実施
例を図面に基づいて説明する。なお、従来例のものと同
様の機能を有する構成部品には同じ符号を付することと
する。
【0014】図1は実施例に係る定速走行制御装置を示
した概略ブロック図である。図1において、10は制御
回路を示し、例えばマイクロコンピュ−タで構成されて
いる。制御回路10から増速出力(デューティ1)ライ
ン10aおよび減速出力(デューティ2)ライン10b
が駆動回路であるドライバーIC51に接続されてい
る。ドライバIC51の出力線は増速出力線51aと減
速出力線51bとからなり、増速出力線51aは分岐線
51cおよび分岐線51dの2つに分岐している。分岐
線51cは減速出力線51bとともにスロットルバルブ
開度調整用モータ52に接続されており、分岐線51d
は分岐線(デューティ3ライン)11と分岐線51eと
に分岐している。分岐線51eは100%デューティ検
知回路53に接続されており、分岐線11つまりデュー
ティ3ラインは制御回路10のASR(オートセーブレ
ジスタ)ポートに接続されている。100%デューティ
検知回路53の出力線53aは分岐線53bと分岐線5
3Cの2つに分岐し、分岐線53bはECU10に接続
されており、分岐線53cは論理回路54に接続されて
いる。論理回路54の出力線54aはアクチュエータ電
源リレー(図示せず)に接続されている。
【0015】なお、ASRとは、入力信号の立ち上がり
エッジおよび立ち下がりエッジにより自動的にそのとき
の時刻をそれぞれレジスタR1およびR2にセ−ブし、
かつ所定のエッジ(本例では立ち下がりエッジとする)
で割り込み信号を発生させる機能を有するものである。
【0016】上記の如く構成された定速走行制御装置は
以下のように動作する。制御回路10から減速出力(デ
ューティ2)ライン10bを介して減速信号がドライバ
IC51に出力されると、ドライバIC51で前記減速
信号が増幅され、減速出力線51bを介してスロットル
バルブ開度調整用モータ52に伝達される。スロットル
開度調整用モータ52は前記減速信号(パルス)のデュ
ーティ比にしたがって駆動され、減速制御が行なわれ
る。
【0017】制御回路10から増速出力(デューティ
1)ライン10aを介して増速信号がドライバIC51
に出力されると、ドライバIC51で前記増速信号が増
幅される。ドライバIC51で増幅された前記増速信号
は3方向に出力される。一つは出力線51a、分岐線5
1cを介してスロットルバルブ開度調整用モータ52に
伝達される。これによりスロットルバルブ開度調整用モ
ータ52は前記増速信号(パルス)のデューティ比に応
じて駆動され、増速制御が行なわれる。もう1つは出力
線51a、分岐線51dおよび分岐線51eを介して1
00%デューティ検知回路53に出力され、100%デ
ューティ検知回路53でドライバIC51から出力され
た増速出力デューティが100%であるかどうかが判断
される。残りの1つは出力線51a、分岐線51dおよ
びデューティ3ライン11を介して制御回路10のAS
Rポートに出力されている。制御回路10において、A
SRポートに入力された信号のデューティ値(ドライバ
IC51から出力された増速出力デューティ)と制御回
路10から出力された増速出力デューティ値とが比較さ
れ、両者の値が一致していれば制御回路10およびドラ
イバIC51は正常であり、両者の値が一致していなけ
れば増速出力異常として検知され、制御回路10により
クルーズコントロールモードの一時的解除等の処理が行
なわれる。
【0018】ドライバIC51の増速出力デューティが
100%になった場合は、上記異常検知手段により検知
されるとともに100%デューティ検知回路53でも検
知される。該検知を示す信号が分岐線53bを介して制
御回路10に伝達されて制御回路10により増速信号の
出力がカットされる一方、分岐線53cを介して論理回
路54にも伝達され、論理回路54を介して前記検知を
示す信号によりアクチュエータ電源リレー(図示せず)
がオフされる。該電源リレーがオフされることによりス
ロットルバルブ開度調整用モータ52への電源供給が打
ち切られ、ドライバIC51の増速出力異常による暴走
が防止される。このように増速出力異常に関しては、安
全性を確保する目的で制御回路10および論理回路54
による2重のフェイルセーフ手段が取られている。
【0019】図2に増速出力異常を検出する際の制御回
路10の動作をフローチャートで示す。図2(1)にお
いて、まず、制御回路10から増速出力(デューティ
1)ライン10aを介してドライバIC51に出力され
る増速信号パルスのデューティが計算される(ステップ
1)。計算されたデューティは増速出力(デューティ
1)ライン10aを介して出力される(ステップ2)一
方、前記増速信号パルスがドライバIC51で増幅され
てデューティ3ライン11を介して制御回路10のAS
Rポートに入力されるまで、一旦メモリの所定箇所に格
納される。
【0020】次ぎに図2(2)のフロ−チャ−トを説明
する。ドライバIC51から出力された増速出力デュー
ティ(デューティ3)が前記ASRに入力されると、そ
のパルスの立ち上がりで自動的にレジスタR1にそのと
きの時刻が記憶され、立ち下がりで自動的にレジスタR
2にそのときの時刻が記憶されると共に割り込み信号が
発生する。この割り込み信号を受けてデュ−ティ3を計
算する(ステップ3)。すなわち、今回の立ち下がり時
刻と前回の立ち下がり時刻とから周期を計算し、今回の
立ち下がり時刻と前回の立ち上がり時刻からオン時間を
計算する。そして計算した周期とオン時間からデュ−テ
ィ3を計算する。計算が終了すると、今回の立ち下がり
時刻を別のレジスタに格納する。次いで、デューティ1
が前記メモリから読み出され、デューティ1の値とデュ
ーティ3の値が一致しているかどうかが判断される(ス
テップ4)。ステップ4において、デューティ1とデュ
ティ3の値が一致していなければドライバICの増速出
力異常として検知され(ステップ5)、制御回路10に
よりクルーズコントロールモードの解除等の措置がとら
れる。両者の値が一致していれば制御回路10およびド
ライバIC51とも正常であると判断される。
【0021】以上説明したように本実施例に係る定速走
行制御装置においては、100%デューティの検知だけ
でなく、制御回路10から出力される増速出力デューテ
ィとドライバIC51から出力される増速出力デューテ
ィとを比較することができるので、両者の値が一致して
いない場合は増速出力異常として検知することができ
る。したがって、従来の技術では検知することができな
かった増速出力異常、例えば、制御回路10からの増速
出力デューティが50%でドライバIC51からの増速
出力デューティが90%となっている場合等の増速出力
異常を、本実施例に係る定速走行制御装置では検知する
ことができる。
【0022】次に本考案に係る定速走行制御装置の別の
実施例を図3に示す。図3は本実施例を概略的に示すブ
ロック図である。図3に示した実施例が図1に示した実
施例と異なっているところは、ディスクリート部品で構
成されていた100%デューティ検知回路53の有する
機能がアクチュエータ電源リレーのオンオフを制御する
論理回路12に組み込まれた構成となっている点であ
る。すなわちブロック図で言えば、図1における100
%デューティ検知回路53と論理回路54とが図3にお
いては論理回路12のみで構成されている点である。
【0023】図3において、ドライバIC51の増速出
力線51aが分岐線51dおよび分岐線13を介して論
理回路12に接続されており、論理回路12の出力線1
2aは制御回路10に接続され、出力線12bはアクチ
ュエータ電源リレー(図示せず)に接続されている。
【0024】ドライバIC51の増速出力デューティが
100%になった場合、論理回路12で検知され、該検
知を示す信号が出力線12aを介して制御回路10に伝
達されるとともに出力線12bを介してアクチュエータ
電源リレー(図示せず)にも伝達される。前記検知信号
を受け取ることにより制御回路10は増速出力をカット
し、一方、前記検知信号により前記アクチュエータ電源
リレーがオフされてスロットルバルブ開度調整用モータ
52への電源供給がストップする。
【0025】次に、論理回路12の動作を図4のフロー
チャートに示す。先ず、ドライバIC51から出力され
た増速出力デューティが計算される(ステップ1)。そ
してステップ2で計算されたデューティがほぼ100%
であるかどうかが判断される。前記デューティがほぼ1
00%でなければ本処理は終了する。前記デューティが
ほぼ100%であれば100%デューティ検知信号が制
御回路10およびアクチュエータ電源リレー(図示せ
ず)に出力され(ステップ3)、この前記検知信号によ
りアクチュエータ電源リレーがオフされる。前記アクチ
ュエータ電源リレーがオフされることでスロットルバル
ブ開度調整用モータ52への電源の供給がストップす
る。
【0026】以上説明したように本実施例に係る定速走
行制御装置においては、図1に示した実施例と同様に制
御回路10からの増速出力デューティとドライバIC5
1からの増速出力デューティを比較することでドライバ
IC51の増速出力異常を検知することができるととも
に、100%デューティ検知回路機能がディスクリート
部品を用いたハード的構成ではなく論理回路12により
ソフト的に実現されるので、前記ディスクリート部品を
用いなくて済むぶん実装部品数の減少、つまりはコスト
ダウンを図ることができる。また、前記検知回路機能が
ソフト的に構成されることにより、ディスクリート部品
の温度変化等に基づく特性変動に起因した検知精度のば
らつきに悩まされることもなくなるので、100%デュ
ーティの検知精度を向上させることができる。
【0027】
【考案の効果】以上詳述したように本考案に係る定速走
行制御装置にあっては、駆動回路の増速側出力が制御回
路に入力されるので、前記制御回路から出力される増速
出力デューティと前記駆動回路から出力される増速出力
デューティとを比較することができ、従来の100%デ
ューティ検知以外の増速出力異常を検知することができ
る。例えば、前記制御回路からの増速出力デューティが
50%であるにもかかわらず、前記駆動回路からの増速
出力デューティが90%となっていれば、従来の検知手
段では前記駆動回路からの増速出力デューティが100
%でないので増速出力異常とは検知されないが、本考案
に係る検知手段では増速出力異常として検知され、クル
ーズコントロールモードの解除等の措置がとられる。
【0028】また本考案に係る定速走行制御装置におい
て、従来デイスクリート部品でハード的に構成されてい
た100%デューティ検知回路の機能が論理回路にソフ
ト的に組み込まれている場合には、上記効果に加えて、
前記ディスクリート部品が不要になるぶん実装部品の減
少及びコストダウンを図ることができる。またハード的
構成部品の特性変動による検知精度の低下に煩わされる
ことがなくなり、検知精度の向上、安定化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る定速走行制御装置の一実施例を示
した概略ブロック図である。
【図2】実施例に係る定速制御装置における制御回路の
動作を示したフローチャートである。
【図3】本考案に係る定速走行制御装置の別の実施例を
示した概略ブロック図である。
【図4】実施例に係る定速走行制御装置における論理回
路(マイクロコンピュータ)の動作を示したフローチャ
ートである。
【図5】従来の定速走行制御装置を示した概略ブロック
図である。
【符号の説明】
10 制御回路 12 論理回路 51 ドライバIC(駆動回路) 52 スロットルバルブ開度調整用モータ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルバルブの開度調整用モータが
    駆動回路を介して制御回路に接続された定速走行制御装
    置において、前記駆動回路の増速出力側が前記制御回路
    のオートセーブレジスタに接続され、前記制御回路から
    出力された増速出力デューティと前記駆動回路から出力
    された増速出力デューティとが比較可能に構成されてい
    ることを特徴とする定速走行制御装置。
  2. 【請求項2】 駆動回路の増速出力側が論理回路を介し
    てアクチュエータ電源リレーに接続され、前記論理回路
    により前記駆動回路の増速出力デューティがほぼ100
    %となった場合の検知が行なわれ、該検知により前記ア
    クチュエータ電源リレーがオフされるように構成されて
    いる請求項1記載の定速走行制御装置。
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