JPH08195811A - 顧客への電話発信管理システム - Google Patents
顧客への電話発信管理システムInfo
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- JPH08195811A JPH08195811A JP2347495A JP2347495A JPH08195811A JP H08195811 A JPH08195811 A JP H08195811A JP 2347495 A JP2347495 A JP 2347495A JP 2347495 A JP2347495 A JP 2347495A JP H08195811 A JPH08195811 A JP H08195811A
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- Japan
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- customer
- home
- call
- attribute information
- management table
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電話発信処理の効率向上を図る。
【構成】 データベース11には、顧客マスタファイル
11aとコール履歴データファイル11bと在宅情報管
理テーブル11cとを備える。顧客マスタファイル11
aは、各顧客に関する属性情報を示している。コール履
歴データファイル11bは、各顧客に対して過去に電話
発信した場合の在宅であったか否かを示す電話発信履歴
を示している。在宅情報管理テーブル11cは、顧客マ
スタファイル11aとコール履歴データファイル11b
の情報に基づき作成した在宅率と顧客への属性との関係
を示している。各オペレータ端末20には、顧客への電
話発信を行う場合、在宅情報管理テーブル11cを照会
し、任意の顧客が在宅か不在かを予測する在宅判定部2
1をそれぞれ備えている。
11aとコール履歴データファイル11bと在宅情報管
理テーブル11cとを備える。顧客マスタファイル11
aは、各顧客に関する属性情報を示している。コール履
歴データファイル11bは、各顧客に対して過去に電話
発信した場合の在宅であったか否かを示す電話発信履歴
を示している。在宅情報管理テーブル11cは、顧客マ
スタファイル11aとコール履歴データファイル11b
の情報に基づき作成した在宅率と顧客への属性との関係
を示している。各オペレータ端末20には、顧客への電
話発信を行う場合、在宅情報管理テーブル11cを照会
し、任意の顧客が在宅か不在かを予測する在宅判定部2
1をそれぞれ備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過去の電話発信履歴に
基づき、電話発信する場合の顧客の在宅度の予測を行う
顧客への電話発信管理システムに関する。
基づき、電話発信する場合の顧客の在宅度の予測を行う
顧客への電話発信管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の顧客に対して、顧客のデータベー
スを備え、このデータベースに基づき、各顧客への電話
発信を行う電話発信システムがある。この種の電話発信
システムでは、その電話発信処理は、予め決められたコ
ールリストの順番で無条件に発信を行い、その結果、不
在の場合は「オペレータ判断」、または「交換機と接続
されたコンピュータにより自動的」に数回のダイヤリン
グを行った後に不在を確認し、次の対象顧客への発信処
理を行う。
スを備え、このデータベースに基づき、各顧客への電話
発信を行う電話発信システムがある。この種の電話発信
システムでは、その電話発信処理は、予め決められたコ
ールリストの順番で無条件に発信を行い、その結果、不
在の場合は「オペレータ判断」、または「交換機と接続
されたコンピュータにより自動的」に数回のダイヤリン
グを行った後に不在を確認し、次の対象顧客への発信処
理を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような電話発信システムでは、顧客への電話発信を行う
時間帯や顧客の職業といった属性に基づく電話発信管理
は行っていなかったため、無駄な電話発信処理を行って
しまうといった問題点を有していた。例えば、ある顧客
に対して不在が予測されるような時間帯に電話発信を行
ってしまうといったことがあり、多数の顧客に対して電
話発信処理を行う場合では、不在判断のための時間の無
駄やオペレータへの負担増となってしまう。このような
点から、顧客への電話発信を行う場合に、予め、その顧
客の在宅状況を予測し、電話発信処理の効率を向上させ
ることのできる顧客への電話発信管理システムの実現が
望まれていた。
ような電話発信システムでは、顧客への電話発信を行う
時間帯や顧客の職業といった属性に基づく電話発信管理
は行っていなかったため、無駄な電話発信処理を行って
しまうといった問題点を有していた。例えば、ある顧客
に対して不在が予測されるような時間帯に電話発信を行
ってしまうといったことがあり、多数の顧客に対して電
話発信処理を行う場合では、不在判断のための時間の無
駄やオペレータへの負担増となってしまう。このような
点から、顧客への電話発信を行う場合に、予め、その顧
客の在宅状況を予測し、電話発信処理の効率を向上させ
ることのできる顧客への電話発信管理システムの実現が
望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の顧客への電話発
信管理システムは、前述の課題を解決するために、各顧
客に関する属性情報を示す顧客マスタファイルと、各顧
客に対して、過去のどのような環境条件下で電話発信し
た場合に在宅であったかを示す電話発信履歴を示すコー
ル履歴ファイルと、顧客マスタファイルの属性情報と、
コール履歴ファイルの電話発信履歴とに基づいて作成し
た在宅率と顧客の属性と環境条件の関係を示す在宅情報
管理テーブルとを備える。そして、任意の顧客への電話
発信要求が発生した場合、その顧客の属性情報を、顧客
マスタファイルに基づき取り出し、この属性情報とその
時点の環境条件と、在宅情報管理テーブルを照合し、対
象とする顧客が在宅か不在かの予測情報を出力する在宅
判定部とを備えたものである。
信管理システムは、前述の課題を解決するために、各顧
客に関する属性情報を示す顧客マスタファイルと、各顧
客に対して、過去のどのような環境条件下で電話発信し
た場合に在宅であったかを示す電話発信履歴を示すコー
ル履歴ファイルと、顧客マスタファイルの属性情報と、
コール履歴ファイルの電話発信履歴とに基づいて作成し
た在宅率と顧客の属性と環境条件の関係を示す在宅情報
管理テーブルとを備える。そして、任意の顧客への電話
発信要求が発生した場合、その顧客の属性情報を、顧客
マスタファイルに基づき取り出し、この属性情報とその
時点の環境条件と、在宅情報管理テーブルを照合し、対
象とする顧客が在宅か不在かの予測情報を出力する在宅
判定部とを備えたものである。
【0005】
【作用】本発明の顧客への電話発信管理システムにおい
ては、予め、在宅情報管理テーブルに、在宅率と顧客の
属性と環境条件の関係を示すデータが格納されている。
任意の顧客への電話発信要求が発生した場合、在宅判定
部は、先ず、その顧客の属性情報を、顧客マスタファイ
ルに基づいて取り出す。次に、この属性情報と、その時
点の環境条件と、在宅情報管理テーブルとを照合し、対
象とする顧客が在宅か不在かの予測情報を出力する。
ては、予め、在宅情報管理テーブルに、在宅率と顧客の
属性と環境条件の関係を示すデータが格納されている。
任意の顧客への電話発信要求が発生した場合、在宅判定
部は、先ず、その顧客の属性情報を、顧客マスタファイ
ルに基づいて取り出す。次に、この属性情報と、その時
点の環境条件と、在宅情報管理テーブルとを照合し、対
象とする顧客が在宅か不在かの予測情報を出力する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の顧客への電話発信管理システ
ムの実施例1を適用した電話発信システムを示す構成図
である。
説明する。図1は本発明の顧客への電話発信管理システ
ムの実施例1を適用した電話発信システムを示す構成図
である。
【0007】図において、100は電話発信システムを
示し、これは、金融機関の営業店内等に実現されてお
り、データベースサーバ10、オペレータ端末20(2
0−1〜20−n)、LAN(ローカル・エリア・ネッ
トワーク)30、モデム付き電話40(40−1〜40
−n)、交換機50を備えている。また、この電話発信
システム100は通信回線200に接続され、通信回線
200には複数の顧客(の電話)300(300−1〜
300−n)が接続されている。
示し、これは、金融機関の営業店内等に実現されてお
り、データベースサーバ10、オペレータ端末20(2
0−1〜20−n)、LAN(ローカル・エリア・ネッ
トワーク)30、モデム付き電話40(40−1〜40
−n)、交換機50を備えている。また、この電話発信
システム100は通信回線200に接続され、通信回線
200には複数の顧客(の電話)300(300−1〜
300−n)が接続されている。
【0008】電話発信システム100におけるデータベ
ースサーバ10は、データベース11を備え、各オペレ
ータ端末20−1〜20−nからの要求に応じて、各種
のデータを転送するサーバとしての機能を有するもので
ある。データベース11は、磁気ディスク装置からな
り、顧客マスタファイル11a、コール履歴ファイル1
1b、在宅情報管理テーブル11cを備えている。ここ
で、顧客マスタファイル11aとは、各顧客に関する属
性情報を示すファイルであり、コール履歴ファイル11
bは、各顧客に対する過去の電話発信履歴を示すファイ
ルである。また、在宅情報管理テーブル11cは、顧客
マスタファイル11aの属性情報と、コール履歴ファイ
ル11bの電話発信履歴とに基づいて作成した在宅率と
顧客の属性との関係を示すテーブルである。尚、これら
の構成については、後で詳述する。
ースサーバ10は、データベース11を備え、各オペレ
ータ端末20−1〜20−nからの要求に応じて、各種
のデータを転送するサーバとしての機能を有するもので
ある。データベース11は、磁気ディスク装置からな
り、顧客マスタファイル11a、コール履歴ファイル1
1b、在宅情報管理テーブル11cを備えている。ここ
で、顧客マスタファイル11aとは、各顧客に関する属
性情報を示すファイルであり、コール履歴ファイル11
bは、各顧客に対する過去の電話発信履歴を示すファイ
ルである。また、在宅情報管理テーブル11cは、顧客
マスタファイル11aの属性情報と、コール履歴ファイ
ル11bの電話発信履歴とに基づいて作成した在宅率と
顧客の属性との関係を示すテーブルである。尚、これら
の構成については、後で詳述する。
【0009】オペレータ端末20−1〜20−nは、そ
れぞれコンピュータで構成され、データベースサーバ1
0にアクセスして種々の電話発信処理を行うものであ
り、在宅判定部21(21−1〜21−n)を備えてい
る。この在宅判定部21−1〜21−nは、任意の顧客
への電話発信要求が発生した場合、その顧客の属性情報
を、顧客マスタファイル11aに基づいて取り出し、こ
の属性情報をインデックスとして在宅情報管理テーブル
11cを照会し、その顧客が在宅か不在かの予測情報を
出力する機能を備えている。また、LAN30は、デー
タベースサーバ10と各オペレータ端末20−1〜20
−nを接続するためのネットワークである。
れぞれコンピュータで構成され、データベースサーバ1
0にアクセスして種々の電話発信処理を行うものであ
り、在宅判定部21(21−1〜21−n)を備えてい
る。この在宅判定部21−1〜21−nは、任意の顧客
への電話発信要求が発生した場合、その顧客の属性情報
を、顧客マスタファイル11aに基づいて取り出し、こ
の属性情報をインデックスとして在宅情報管理テーブル
11cを照会し、その顧客が在宅か不在かの予測情報を
出力する機能を備えている。また、LAN30は、デー
タベースサーバ10と各オペレータ端末20−1〜20
−nを接続するためのネットワークである。
【0010】モデム付き電話40−1〜40−nは、オ
ペレータ端末20−1〜20−nから発信処理を行うた
めのモデム機能を有する電話機であり、オペレータ端末
20−1〜20−nとRS−232C等のインタフェー
スを介して接続され、また、交換機50を介して通信回
線200に接続されている。尚、これらオペレータ端末
20−1〜20−n、在宅判定部21−1〜21−nお
よびモデム付き電話40−1〜40−nは、それぞれが
同様の構成であるため、以下、オペレータ端末20、在
宅判定部21およびモデム付き電話40として説明す
る。
ペレータ端末20−1〜20−nから発信処理を行うた
めのモデム機能を有する電話機であり、オペレータ端末
20−1〜20−nとRS−232C等のインタフェー
スを介して接続され、また、交換機50を介して通信回
線200に接続されている。尚、これらオペレータ端末
20−1〜20−n、在宅判定部21−1〜21−nお
よびモデム付き電話40−1〜40−nは、それぞれが
同様の構成であるため、以下、オペレータ端末20、在
宅判定部21およびモデム付き電話40として説明す
る。
【0011】図2〜図5は、データベース11内に格納
されているデータの説明図である。図2に示す顧客マス
タは、図1に示す顧客マスタファイル11aのデータで
あり、各顧客を識別するための顧客番号と、顧客の属性
として、職業、年齢、婚否等のデータとが格納されてい
る。ここで、属性1の職業コード、属性2の年齢、属性
3の婚否は、図4に示すように、各コード化されてい
る。また、図3に示すコールリストのコール順番は、各
顧客の取引量等に基づき予めプライオリティ付けされて
いるものである。更に、図3におけるコール履歴は、図
1に示したコール履歴ファイル11bのデータであり、
各顧客を識別するための顧客番号と、過去のコール時刻
と、そのコール結果およびその時刻での天気のデータを
格納している。尚、ここで、コールコード、コール時
刻、天気コードは、それぞれ図5に示す通りである。
されているデータの説明図である。図2に示す顧客マス
タは、図1に示す顧客マスタファイル11aのデータで
あり、各顧客を識別するための顧客番号と、顧客の属性
として、職業、年齢、婚否等のデータとが格納されてい
る。ここで、属性1の職業コード、属性2の年齢、属性
3の婚否は、図4に示すように、各コード化されてい
る。また、図3に示すコールリストのコール順番は、各
顧客の取引量等に基づき予めプライオリティ付けされて
いるものである。更に、図3におけるコール履歴は、図
1に示したコール履歴ファイル11bのデータであり、
各顧客を識別するための顧客番号と、過去のコール時刻
と、そのコール結果およびその時刻での天気のデータを
格納している。尚、ここで、コールコード、コール時
刻、天気コードは、それぞれ図5に示す通りである。
【0012】次に、このように構成された電話発信シス
テムにおける電話発信の実績入力およびデータへのメン
テナンスについて説明する。図6は、年齢ロットテーブ
ルおよび時間帯ロットテーブルのメンテナンス画面であ
る。先ず、年齢ロットテーブルでは、表示入力フィール
ドに、各ロット番号に対する年齢の範囲(下限から上
限)を入力する。そして、“登録”ボタンを押下(画面
上のボタンをマウス等でクリック)することにより、こ
の入力結果を年齢ロットテーブルに登録する。また、
“検索”ボタンを押下することにより、既設定データを
表示させることができる。尚、時間帯ロットテーブルで
は、上記の年齢ロットテーブルの場合と同様である。
テムにおける電話発信の実績入力およびデータへのメン
テナンスについて説明する。図6は、年齢ロットテーブ
ルおよび時間帯ロットテーブルのメンテナンス画面であ
る。先ず、年齢ロットテーブルでは、表示入力フィール
ドに、各ロット番号に対する年齢の範囲(下限から上
限)を入力する。そして、“登録”ボタンを押下(画面
上のボタンをマウス等でクリック)することにより、こ
の入力結果を年齢ロットテーブルに登録する。また、
“検索”ボタンを押下することにより、既設定データを
表示させることができる。尚、時間帯ロットテーブルで
は、上記の年齢ロットテーブルの場合と同様である。
【0013】図7は在宅情報管理テーブル11cを作成
するための実績参照画面の説明図である。データベース
11の管理者は、在宅情報管理テーブル11cを作成す
る場合、図7に示すような画面を表示して、予めデータ
ベース11に登録されている実績データを参照し、在宅
率と属性等を絞り込んでゆく。例えば、その条件入力と
してコールコード、職業コード、年齢ロット、時間ロッ
ト、天気コードといった条件を指定する。これにより、
データベースサーバは、この条件に一致したデータを抽
出して表示する。また、コールコードキーを指定するこ
とにより、同一のコールコードを持つデータの一覧表示
等も行うことができる。そして、データベース11の管
理者は、図7の実績参照画面で絞り込んだ結果を参照し
ながら、在宅情報管理テーブルメンテナンス画面から各
フィールドの情報を入力し、在宅率と属性環境条件を在
宅情報管理テーブル11cに登録する。
するための実績参照画面の説明図である。データベース
11の管理者は、在宅情報管理テーブル11cを作成す
る場合、図7に示すような画面を表示して、予めデータ
ベース11に登録されている実績データを参照し、在宅
率と属性等を絞り込んでゆく。例えば、その条件入力と
してコールコード、職業コード、年齢ロット、時間ロッ
ト、天気コードといった条件を指定する。これにより、
データベースサーバは、この条件に一致したデータを抽
出して表示する。また、コールコードキーを指定するこ
とにより、同一のコールコードを持つデータの一覧表示
等も行うことができる。そして、データベース11の管
理者は、図7の実績参照画面で絞り込んだ結果を参照し
ながら、在宅情報管理テーブルメンテナンス画面から各
フィールドの情報を入力し、在宅率と属性環境条件を在
宅情報管理テーブル11cに登録する。
【0014】図8は、在宅情報管理テーブルメンテナン
ス画面の説明図である。即ち、データベース11の管理
者は、このメンテナンス画面で、時間ロットや天気コー
ド、職業コードといった情報を入力し、登録ボタンをマ
ウス等でクリックすることにより登録を行い、在宅情報
管理テーブル11cを作成する。
ス画面の説明図である。即ち、データベース11の管理
者は、このメンテナンス画面で、時間ロットや天気コー
ド、職業コードといった情報を入力し、登録ボタンをマ
ウス等でクリックすることにより登録を行い、在宅情報
管理テーブル11cを作成する。
【0015】図9は、このようにして作成した在宅情報
管理テーブル11cの一例である。図示例では、在宅コ
ードが“0”即ち、コール結果が不在であった場合のデ
ータを検索して抽出したものである。これにより、例え
ば、「会社員で未婚の人は、9:00〜17:00 の時間帯は在
宅率が極めて低い」といったことが分かる。
管理テーブル11cの一例である。図示例では、在宅コ
ードが“0”即ち、コール結果が不在であった場合のデ
ータを検索して抽出したものである。これにより、例え
ば、「会社員で未婚の人は、9:00〜17:00 の時間帯は在
宅率が極めて低い」といったことが分かる。
【0016】次に、このように構成されたデータベース
サーバ10のデータベース11を用いて電話発信管理を
行うオペレータ端末20の動作について説明する。図1
0は、オペレータ端末20の動作フローチャートであ
る。オペレータは、電話発信処理を行う場合、先ず、コ
ールリストテーブルよりコール順番でソート(昇順)
し、顧客番号を取り出す(ステップS1)。例えば、図
3に示すコールリストテーブルの場合は、最初に判定す
る顧客は、コール順番=1の顧客番号“4”の顧客であ
る。
サーバ10のデータベース11を用いて電話発信管理を
行うオペレータ端末20の動作について説明する。図1
0は、オペレータ端末20の動作フローチャートであ
る。オペレータは、電話発信処理を行う場合、先ず、コ
ールリストテーブルよりコール順番でソート(昇順)
し、顧客番号を取り出す(ステップS1)。例えば、図
3に示すコールリストテーブルの場合は、最初に判定す
る顧客は、コール順番=1の顧客番号“4”の顧客であ
る。
【0017】次に、オペレータは、オペレータ端末20
より最初の顧客の顧客番号を入力する。これにより、在
宅判定部21は、入力された顧客番号をキーに顧客マス
タファイル11より、その顧客の属性情報を取り出す
(ステップS2)。そして、在宅判定部21は、現在時
刻や当日の天気といった環境条件を取り出す(ステップ
S3)。尚、当日の天気情報は、業務開始前にデータベ
ースサーバ10に登録するものとする。その後、ステッ
プS2、S3で取り出した属性情報、環境条件を元に在
宅情報管理テーブルをチェック、在宅の可能性を判定す
る(ステップS4、S5)。
より最初の顧客の顧客番号を入力する。これにより、在
宅判定部21は、入力された顧客番号をキーに顧客マス
タファイル11より、その顧客の属性情報を取り出す
(ステップS2)。そして、在宅判定部21は、現在時
刻や当日の天気といった環境条件を取り出す(ステップ
S3)。尚、当日の天気情報は、業務開始前にデータベ
ースサーバ10に登録するものとする。その後、ステッ
プS2、S3で取り出した属性情報、環境条件を元に在
宅情報管理テーブルをチェック、在宅の可能性を判定す
る(ステップS4、S5)。
【0018】図11は、在宅判定の条件の説明図であ
る。即ち、在宅であるか否かは、在宅コード=1、天気
コード=本日の天気、時間ロット=現在時刻、職業ロッ
ト=本人の職業、年齢ロット=本人の年齢、婚否コード
=本人の婚否の条件を全て満たした場合に在宅であると
判定(予測)する。例えば、顧客番号“4”の顧客がこ
れらの条件を全て満たした場合は在宅の可能性が高いと
判定し、オペレータ端末20の図示省略したディスプレ
イの画面にこの顧客データを表示する(ステップS
6)。そして、オペレータが電話発信の指示を行うこと
により、オペレータ端末20は、対応する顧客に対して
電話発信処理を行う(ステップS7)。一方、ステップ
S4において、在宅情報管理テーブル11cをチェック
した結果、ステップS5において、不在と判定された場
合は、ステップS1に戻り、次の顧客番号を取り出し
て、上記の動作を繰り返す。
る。即ち、在宅であるか否かは、在宅コード=1、天気
コード=本日の天気、時間ロット=現在時刻、職業ロッ
ト=本人の職業、年齢ロット=本人の年齢、婚否コード
=本人の婚否の条件を全て満たした場合に在宅であると
判定(予測)する。例えば、顧客番号“4”の顧客がこ
れらの条件を全て満たした場合は在宅の可能性が高いと
判定し、オペレータ端末20の図示省略したディスプレ
イの画面にこの顧客データを表示する(ステップS
6)。そして、オペレータが電話発信の指示を行うこと
により、オペレータ端末20は、対応する顧客に対して
電話発信処理を行う(ステップS7)。一方、ステップ
S4において、在宅情報管理テーブル11cをチェック
した結果、ステップS5において、不在と判定された場
合は、ステップS1に戻り、次の顧客番号を取り出し
て、上記の動作を繰り返す。
【0019】尚、上記実施例では、モデム付き電話40
を用いて、オペレータ端末20から顧客への電話発信を
行うようにしたが、在宅判定部21の判定結果に基づい
て、データベースサーバ10から電話発信処理を行う電
話発信システムであっても、同様に適用可能である。
を用いて、オペレータ端末20から顧客への電話発信を
行うようにしたが、在宅判定部21の判定結果に基づい
て、データベースサーバ10から電話発信処理を行う電
話発信システムであっても、同様に適用可能である。
【0020】図12は、このような電話発信システムの
構成図である。図の電話発信システム100aは、デー
タベースサーバ10a、オペレータ端末20(20−1
〜20−n)、LAN(ローカル・エリア・ネットワー
ク)30、電話機60(60−1〜60−n)、交換機
50を備えている。ここで、データベースサーバ10a
は、オペレータ端末20からの指示に基づいて、顧客へ
の電話発信処理を行う機能を有する他は上記実施例のデ
ータベースサーバ10と同様の構成である。また、各オ
ペレータ端末20に対応して、それぞれのオペレータが
使用するための電話機60が備えられ、これら電話機6
0が交換機50を介して、通信回線200に接続されて
いる。これ以外の構成および動作は、図1に示した電話
発信システムと同様であるため、その説明は省略する。
構成図である。図の電話発信システム100aは、デー
タベースサーバ10a、オペレータ端末20(20−1
〜20−n)、LAN(ローカル・エリア・ネットワー
ク)30、電話機60(60−1〜60−n)、交換機
50を備えている。ここで、データベースサーバ10a
は、オペレータ端末20からの指示に基づいて、顧客へ
の電話発信処理を行う機能を有する他は上記実施例のデ
ータベースサーバ10と同様の構成である。また、各オ
ペレータ端末20に対応して、それぞれのオペレータが
使用するための電話機60が備えられ、これら電話機6
0が交換機50を介して、通信回線200に接続されて
いる。これ以外の構成および動作は、図1に示した電話
発信システムと同様であるため、その説明は省略する。
【0021】以上のように、上記実施例によれば、任意
の顧客への電話発信要求が発生した場合、対象とする顧
客に対して実際にコールする前に、職業や婚否といった
属性と、コール時刻といった環境条件と在宅率の関連を
チェックようにしたので、的確な予測が行え、従って、
大量なコールリストの中から在宅率の高い順番に電話発
信を行うことができる。その結果、電話発信システムと
してより高い顧客とのコンタクト率を実現することがで
きる。
の顧客への電話発信要求が発生した場合、対象とする顧
客に対して実際にコールする前に、職業や婚否といった
属性と、コール時刻といった環境条件と在宅率の関連を
チェックようにしたので、的確な予測が行え、従って、
大量なコールリストの中から在宅率の高い順番に電話発
信を行うことができる。その結果、電話発信システムと
してより高い顧客とのコンタクト率を実現することがで
きる。
【0022】尚、上記実施例では、在宅判定部21の在
宅/不在判定において、在宅コード=1をキーにして条
件を全て満たすか否かを判定したが、在宅コード=0
(不在)をキーにして、この不在条件を満たした場合に
不在と判定するよう構成してもよい。
宅/不在判定において、在宅コード=1をキーにして条
件を全て満たすか否かを判定したが、在宅コード=0
(不在)をキーにして、この不在条件を満たした場合に
不在と判定するよう構成してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の顧客への
電話発信管理システムによれば、在宅率と顧客の属性と
の関係を示す在宅情報管理テーブルを設け、電話発信を
行う場合は、この在宅情報管理テーブルを照会して、任
意の顧客が在宅であるかを判定するようにしたので、顧
客への電話発信を行う場合に、予め、その顧客の在宅状
態を予測することができるため、電話発信処理の効率向
上を図ることができる。
電話発信管理システムによれば、在宅率と顧客の属性と
の関係を示す在宅情報管理テーブルを設け、電話発信を
行う場合は、この在宅情報管理テーブルを照会して、任
意の顧客が在宅であるかを判定するようにしたので、顧
客への電話発信を行う場合に、予め、その顧客の在宅状
態を予測することができるため、電話発信処理の効率向
上を図ることができる。
【図1】本発明の顧客への電話発信管理システムを適用
した電話発信システムの構成図である。
した電話発信システムの構成図である。
【図2】本発明の顧客への電話発信管理システムにおけ
るデータベース内に格納されているデータの説明図(そ
の1)である。
るデータベース内に格納されているデータの説明図(そ
の1)である。
【図3】本発明の顧客への電話発信管理システムにおけ
るデータベース内に格納されているデータの説明図(そ
の2)である。
るデータベース内に格納されているデータの説明図(そ
の2)である。
【図4】本発明の顧客への電話発信管理システムにおけ
るデータベース内に格納されているデータの説明図(そ
の3)である。
るデータベース内に格納されているデータの説明図(そ
の3)である。
【図5】本発明の顧客への電話発信管理システムにおけ
るデータベース内に格納されているデータの説明図(そ
の4)である。
るデータベース内に格納されているデータの説明図(そ
の4)である。
【図6】本発明の顧客への電話発信管理システムにおけ
る年齢ロットテーブルおよび時間帯ロットテーブルのメ
ンテナンス画面の説明図である。
る年齢ロットテーブルおよび時間帯ロットテーブルのメ
ンテナンス画面の説明図である。
【図7】本発明の顧客への電話発信管理システムにおけ
る実績参照画面の説明図である。
る実績参照画面の説明図である。
【図8】本発明の顧客への電話発信管理システムにおけ
る在宅情報管理テーブルメンテナンス画面の説明図であ
る。
る在宅情報管理テーブルメンテナンス画面の説明図であ
る。
【図9】本発明の顧客への電話発信管理システムにおけ
る在宅情報管理テーブルの一例である。
る在宅情報管理テーブルの一例である。
【図10】本発明の顧客への電話発信管理システムにお
ける電話発信処理のフローチャートである。
ける電話発信処理のフローチャートである。
【図11】本発明の顧客への電話発信管理システムにお
ける在宅判定の条件の説明図である。
ける在宅判定の条件の説明図である。
【図12】本発明の顧客への電話発信管理システムを適
用した他の電話発信システムの構成図である。
用した他の電話発信システムの構成図である。
【符号の説明】 11a 顧客マスタファイル 11b コール履歴データファイル 11c 在宅情報管理テーブル 21−1〜21−n 在宅判定部
Claims (2)
- 【請求項1】 各顧客に関する属性情報を示す顧客マス
タファイルと、 各顧客に対して、過去のどのような環境条件下で電話発
信した場合に在宅であったかを示す電話発信履歴を示す
コール履歴ファイルと、 前記顧客マスタファイルの属性情報と、前記コール履歴
ファイルの電話発信履歴とに基づいて作成した在宅率と
顧客の属性と環境条件の関係を示す在宅情報管理テーブ
ルと、 任意の顧客への電話発信要求が発生した場合、当該顧客
の属性情報を、前記顧客マスタファイルに基づき取り出
し、この属性情報とその時点の環境条件と、前記在宅情
報管理テーブルを照合し、当該顧客が在宅か不在かの予
測情報を出力する在宅判定部とを備えたことを特徴とす
る顧客への電話発信管理システム。 - 【請求項2】 各顧客に関する職業と年齢と婚否との情
報を含む属性情報を示す顧客マスタファイルと、 各顧客に対して、過去のコール時刻とコール時の天気と
を含むどのような環境条件下で電話発信した場合に在宅
であったかを示す電話発信履歴を示すコール履歴ファイ
ルと、 前記顧客マスタファイルの属性情報と、前記コール履歴
ファイルの電話発信履歴とに基づいて作成した在宅率と
顧客の属性と環境条件の関係を示す在宅情報管理テーブ
ルと、 任意の顧客への電話発信要求が発生した場合、当該顧客
の職業と年齢と婚否との情報を含む属性情報を、前記顧
客マスタファイルに基づき取り出し、これら属性情報
と、現在時刻とその時点の天気とを含む環境条件と、前
記在宅情報管理テーブルを照合し、当該顧客が在宅か不
在かの予測情報を出力する在宅判定部とを備えたことを
特徴とする顧客への電話発信管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2347495A JPH08195811A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 顧客への電話発信管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2347495A JPH08195811A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 顧客への電話発信管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08195811A true JPH08195811A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=12111537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2347495A Pending JPH08195811A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 顧客への電話発信管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08195811A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5972493B1 (ja) * | 2016-03-11 | 2016-08-17 | 株式会社浜銀総合研究所 | 店舗・atmの利用実績を活用した顧客の在宅曜日・時間帯判定方法 |
JP6354024B1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-07-11 | 株式会社Pdmhd | 自動調査方法 |
-
1995
- 1995-01-18 JP JP2347495A patent/JPH08195811A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5972493B1 (ja) * | 2016-03-11 | 2016-08-17 | 株式会社浜銀総合研究所 | 店舗・atmの利用実績を活用した顧客の在宅曜日・時間帯判定方法 |
JP6354024B1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-07-11 | 株式会社Pdmhd | 自動調査方法 |
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