JPH08195317A - コイル装置 - Google Patents

コイル装置

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JPH08195317A
JPH08195317A JP2123695A JP2123695A JPH08195317A JP H08195317 A JPH08195317 A JP H08195317A JP 2123695 A JP2123695 A JP 2123695A JP 2123695 A JP2123695 A JP 2123695A JP H08195317 A JPH08195317 A JP H08195317A
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drum
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shaped core
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Yuichi Kudo
裕一 工藤
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Toko Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子板とドラム形コアが、強固に装着され、
かつ、コイル装置の方向性を識別することを可能にした
コイル装置を提供する。また、コイルのリードと端子と
の電気的接続が、確実に行われることを可能にすること
である。 【構成】 合成樹脂からなる端子板11の上面中央に、
凹部13を設けてある。この凹部13の側面を部分的に
拡張して、接着剤溜まり14を設けている。この端子板
11の凹部13の底面に、接着剤を塗布し、ドラム形コ
ア15を接着している。そして、ドラム形コア15に巻
かれたコイルのリードを、端子板に設けられた端子12
に配線し、リード接続部16にからげて接続している。 【効果】 端子板とドラム形コアが、強固に装着され、
かつ、コイル装置の方向性を識別することができる。ま
た、コイルのリードと、端子との電気的接続が、確実に
行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の電子機器に用い
られ、複数の端子が設けられた端子板に、ドラム形コア
を、装着したコイル装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のコイル装置の断面図を示
している。従来のコイル装置は、合成樹脂からなる端子
板31の対向する側面に、それぞれ複数の端子32を設
けている。端子32は、板状の金属片からなり、一端が
端子板31に埋設され、他端が端子板31の側面から露
呈して、面接続部33を形成してあり、端子板31に埋
設された部分と面接続部33との間に、リード接続部3
4を形成している。端子板31の上面には、位置決め用
の凹部35を設けている。この端子板31の凹部35の
底面に、接着剤を塗布してドラム形コア36を接着して
いる。そして、ドラム形コア36に巻かれたコイル37
のリード38を、所定の端子に配線し、リード接続部3
4にからげて半田で接続している。このコイル装置は、
端子の面接続部33が、回路基板に形成されている所定
の導体パターンにそれぞれ接続される。
【0003】この様に形成されたコイル装置は、端子板
31とドラム形コア36を接着する接着材が少ない場
合、端子板31とドラム形コア36の接着強度が弱く、
ドラム形コア36が端子板31から取れやすいという問
題があった。そこで、この種のコイル装置は、ドラム形
コア36を端子板31に強固に装着するため、凹部35
の底面に接着剤を少し多めに塗布している。しかし、凹
部35の底面に塗布される接着剤が多すぎる場合は、ド
ラム形コア36を接着する際に、接着剤が端子板31の
上面からあふれ出して端子32のリード接続部分34の
表面に流れる。従って、コイルのリード37と端子32
との電気的接続が、確実に行われないという問題があっ
た。また、ドラム形コア36に巻かれたコイル37のリ
ード38を、端子に配線する際に、コイル装置の方向性
が識別できないため、コイル37のリード38が間違っ
た端子に配線されるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、端子
板とドラム形コアが、強固に装着され、かつ、コイル装
置の方向性を識別することを可能にしたコイル装置を提
供することにある。また、本発明の別の課題は、コイル
のリードと端子との接続が、確実に行われることを可能
にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のコイル装置は、
複数の端子が設けられた端子板の上面に、凹部を設け、
凹部の側面の一部分を平面的に拡張した接着剤溜まりを
設け、ドラム形コアが凹部に接着され、ドラム形コアに
巻かれたコイルのリードを端子に接続したものである。
また、複数の端子が設けられた端子板の上面に、凹部を
設け、凹部の側面の一部分を拡張し、段差を形成して接
着剤溜まりを設け、ドラム形コアが凹部に接着され、ド
ラム形コアに巻かれたコイルのリードを端子に接続した
ものである。さらに、凹部をドラム形コアの大きさとほ
ぼ同じにしたり、凹部に接着剤溜まりを複数設けたりし
たものである。
【0006】
【作用】本発明のコイル装置は、ドラム形コアが接着さ
れる凹部の一部分に、平面的に拡張した接着剤溜まりを
設けている。従って、余分な接着剤は、接着剤溜まりに
たまる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のコイル装置の実施例を示す図
1及び図2を参照しながら説明する。図1は本発明のコ
イル装置の実施例を示す分解斜視図、図2は図1の上面
図である。図1、2において、11は端子板、12は端
子、13は凹部、14は接着剤溜まり、15はドラム形
コアである。端子板11は、合成樹脂を用いて角形に形
成し、複数の端子12を設けている。端子12は、平面
形状がL字形の板状金属からなり、一端にリード接続部
16、他端に面接続部17を形成している。この様に形
成された複数の端子12は、リード接続部16が、端子
板11の対向する側面から露呈している。また、複数の
端子12の面接続部17が、端子板11の別の側面から
露呈し、側面に沿って折り曲げられて端子板11の底面
に延在している。端子板11の上面には、位置決め用の
凹部13と接着剤溜まり14が設けられる。凹部13
は、端子板11の上面の中央に設けられ、底面が円形に
形成される。接着剤溜まり14は、凹部13の側面を部
分的に拡張して設けられる。凹部13と接着剤溜まり1
4は、互いの底面が同一の水平面にあり、平面的な広が
りを持っている。この端子板11の凹部13の底面に接
着剤が塗布され、ドラム形コア15の鍔18が接着され
る。ドラム形コア15の鍔18は、円形に形成されてい
る。この鍔18の大きさと、凹部13の底面の大きさは
ほぼ同じにしてある。そして、ドラム形コア15に巻か
れたコイルのリード(図示せず)が、所定の端子12に
配線され、リード接続部16にからげられ、はんだ等で
接続される。このコイル装置は、端子の面接続部17が
回路基板に接続される。
【0008】この様に、本発明のコイル装置の実施例を
述べたが、本発明はこれらの実施例に限られるものでは
ない。例えば、凹部の底面の形状は、ドラム形コアの鍔
の形にあわせてあればよく、任意に設定できる。また、
凹部の底面の大きさは、ドラム形コアの鍔の大きさより
大きくてもよい。さらに、接着剤溜まりと凹部との境目
に、段差を形成し、接着剤溜まりの底面を凹部の底面よ
りも低い位置又は高い位置に位置させてもよい。また、
接着剤溜まりは、複数設けてあってもよい。更に、端子
は板状の金属片からなり、一端が端子板に埋設され他端
が端子板の側面から露呈して面接続部を形成してあり、
端子板に埋設された部分と面接続部との間に、リード接
続部を形成したものでもよい。
【0009】
【発明の効果】以上述べたような本発明のコイル装置
は、端子板に設けられた凹部に、凹部の側面の一部分を
拡張して接着剤溜まりを形成してあるので、凹部の底面
に塗布する接着剤の量を多くすることができる。従っ
て、ドラム形コアと端子板が強固に装着され、かつ、接
着剤溜まりの位置からコイル装置の方向性を識別するこ
とができる。また、ドラム形コアを接着する際に、凹部
の底面に塗布する接着剤の量を多くしても、接着剤が端
子板の上面からあふれ出して端子の表面に流れることが
なく、コイルのリードと端子との電気的接続も確実に行
なえる。さらに、端子板に設けられた凹部と接着剤溜ま
りとは、平面的な広がりをもっているので、ドラム形コ
アを接着する際に、接着剤が端子板の上面にあふれそう
になっても、接着剤溜まりから接着剤を吸い取ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコイル装置の実施例を示す分解斜視
図である。
【図2】 図1の上面図である。
【図3】 従来のコイル装置の断面図である。
【符号の説明】
11 端子板 12 端子 13 凹部 14 接着剤溜まり 15 ドラム形コア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端子が設けられた端子板に、ドラ
    ム形コアが装着され、ドラム形コアに巻かれたコイルの
    リードを端子に接続したコイル装置において、該端子板
    の上面に凹部を設け、該凹部の側面の一部分を拡張した
    接着剤溜まりを設け、該ドラム形コアが該凹部に接着さ
    れたことを特徴とするコイル装置。
  2. 【請求項2】 該凹部と該接着剤溜まりとの境目に、段
    差を形成してある請求項1記載のコイル装置。
  3. 【請求項3】 複数の端子がもうけられた端子板に、ド
    ラム形コアが装着され、ドラム形コアに巻かれたコイル
    のリードを端子に接続したコイル装置において、該端子
    板の上面に凹部を設け、該凹部の側面の一部分を平面的
    に拡張した接着剤溜まりを設け、該ドラム形コアが該凹
    部に接着されたことを特徴とするコイル装置。
  4. 【請求項4】 該凹部の底面は、該ドラム形コアの大き
    さとほぼ同じである請求項1、2、3記載のコイル装
    置。
  5. 【請求項5】 該端子板の凹部に、該接着剤溜まりを複
    数設けた請求項1、2、3、4記載のコイル装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004158382A (ja) * 2002-11-08 2004-06-03 Omron Corp 電磁継電器
JP2014203989A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 東光株式会社 面実装バルントランス

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JP2004158382A (ja) * 2002-11-08 2004-06-03 Omron Corp 電磁継電器
JP2014203989A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 東光株式会社 面実装バルントランス

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