JPH08195250A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH08195250A JPH08195250A JP7004779A JP477995A JPH08195250A JP H08195250 A JPH08195250 A JP H08195250A JP 7004779 A JP7004779 A JP 7004779A JP 477995 A JP477995 A JP 477995A JP H08195250 A JPH08195250 A JP H08195250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- connector
- line
- signal
- signal line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プリント基板同士を接続するコネクタにおいて
インピーダンス整合をとり、かつクロストークノイズを
防止する。 【構成】コネクタ9内においてグランドライン2と信号
ライン1との間に絶縁体3を挟み込ませグランドと信号
が対向するよう配置する。信号ライン1はグランドに対
し、一定のインピーダンスを有する。このインピーダン
ス値をプリント基板のインピーダンスと合わせ込む。
インピーダンス整合をとり、かつクロストークノイズを
防止する。 【構成】コネクタ9内においてグランドライン2と信号
ライン1との間に絶縁体3を挟み込ませグランドと信号
が対向するよう配置する。信号ライン1はグランドに対
し、一定のインピーダンスを有する。このインピーダン
ス値をプリント基板のインピーダンスと合わせ込む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板間を高周
波伝送する際、適したインピーダンス整合のとれたコネ
クタに関する。
波伝送する際、適したインピーダンス整合のとれたコネ
クタに関する。
【0002】
【従来の技術】マザーボードともいわれるバックパネル
とドータボードと称される論理パッケージとの間の電気
的接続用コネクタの一例が特開平2−112184号公
報に示されている。
とドータボードと称される論理パッケージとの間の電気
的接続用コネクタの一例が特開平2−112184号公
報に示されている。
【0003】この公報記載の技術について図2を参照し
て説明する。
て説明する。
【0004】図2を参照すると、フレキシブル基板14
にはコンタクトホール16が形成され、ソケットと基板
例とのそれぞれのコンタクトホール16には別々のコン
タクトピンが挿入される。フレキシブル基板14の各信
号層基板14aの間に挿入されたグランド層基板14b
のコンタクトホール16の周囲には、非導電帯17がリ
ング状に形成されている。このためコンタクトピンとグ
ランド層基板14bとの間は絶縁されている。
にはコンタクトホール16が形成され、ソケットと基板
例とのそれぞれのコンタクトホール16には別々のコン
タクトピンが挿入される。フレキシブル基板14の各信
号層基板14aの間に挿入されたグランド層基板14b
のコンタクトホール16の周囲には、非導電帯17がリ
ング状に形成されている。このためコンタクトピンとグ
ランド層基板14bとの間は絶縁されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のバック
パネルと論理パッケージとの間のような基板同士を接続
するコネクタにおいてはコネクタ線が有するインダクタ
ンス成分を起因とするコネクタノイズあるいは信号ライ
ン間の干渉によるクロストークノイズ等を抑える必要が
ある。このため、グランドライン数の増加を余儀なくさ
れ、それにより信号ピンとして使用できるピン数が制
限、あるいは減少してしまう欠点があった。またプリン
ト基板とのインピーダンス整合がとりにくいため、高周
波信号伝送時の波形歪を生じやすいという欠点を有して
いた。
パネルと論理パッケージとの間のような基板同士を接続
するコネクタにおいてはコネクタ線が有するインダクタ
ンス成分を起因とするコネクタノイズあるいは信号ライ
ン間の干渉によるクロストークノイズ等を抑える必要が
ある。このため、グランドライン数の増加を余儀なくさ
れ、それにより信号ピンとして使用できるピン数が制
限、あるいは減少してしまう欠点があった。またプリン
ト基板とのインピーダンス整合がとりにくいため、高周
波信号伝送時の波形歪を生じやすいという欠点を有して
いた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のコネクタ
は、グランドラインと一定の厚さを有する絶縁体を介し
て信号ラインとを常に対向させる構造にしたことを特徴
とする。
は、グランドラインと一定の厚さを有する絶縁体を介し
て信号ラインとを常に対向させる構造にしたことを特徴
とする。
【0007】本発明の第2のコネクタは、グランドライ
ンとこのグランドラインに接着され一定の厚さを有する
絶縁体と、前記グランドラインと対向する位置に前記絶
縁体と接着された信号ラインとを含む。
ンとこのグランドラインに接着され一定の厚さを有する
絶縁体と、前記グランドラインと対向する位置に前記絶
縁体と接着された信号ラインとを含む。
【0008】本発明の第3のコネクタは、前記第2のコ
ネクタの信号ラインがプリント基板のパッドを介して、
該プリント基板内の信号ライン層と電気的に接続されて
いることを特徴とする。
ネクタの信号ラインがプリント基板のパッドを介して、
該プリント基板内の信号ライン層と電気的に接続されて
いることを特徴とする。
【0009】本発明の第4のコネクタは、前記第2のコ
ネクタのグランドラインが前記プリント基板内のスルー
ホールを介して、前記プリント基板内のグランドライン
層と電気的に接続されていることを特徴とする。
ネクタのグランドラインが前記プリント基板内のスルー
ホールを介して、前記プリント基板内のグランドライン
層と電気的に接続されていることを特徴とする。
【0010】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0011】図1を参照すると、本発明の一実施例は、
以下のような構成を有するプリント基板6に適用され
る。このプリント基板6は、スルーホール部7,このス
ルーホール部7の導体部に電気的に接続されたプリント
基板内グランド(接地)層5,プリント基板表面に形成
されたパッド8およびこのパッド8に電気的に接続さ
れ、スルーホール部7およびグランド層5とは独立した
プリント基板内信号パターン層4を有する。
以下のような構成を有するプリント基板6に適用され
る。このプリント基板6は、スルーホール部7,このス
ルーホール部7の導体部に電気的に接続されたプリント
基板内グランド(接地)層5,プリント基板表面に形成
されたパッド8およびこのパッド8に電気的に接続さ
れ、スルーホール部7およびグランド層5とは独立した
プリント基板内信号パターン層4を有する。
【0012】本発明の一実施例は、スルーホール部7に
挿入されその内壁の導体部と電気的に接続されたグラン
ドライン2,パッド8に電気的に接続されグランドライ
ン2と一定間隔で並行に設けられた信号ライン1,この
信号ライン1とグランドライン2とを一定間隔を保ちな
がら並行になるよう一体化する絶縁体3およびこれらラ
イン1および2および絶縁体3の組を内側に組み入れら
れるため、プリント基板6上に設定したコネクタハウジ
ング9を有する。
挿入されその内壁の導体部と電気的に接続されたグラン
ドライン2,パッド8に電気的に接続されグランドライ
ン2と一定間隔で並行に設けられた信号ライン1,この
信号ライン1とグランドライン2とを一定間隔を保ちな
がら並行になるよう一体化する絶縁体3およびこれらラ
イン1および2および絶縁体3の組を内側に組み入れら
れるため、プリント基板6上に設定したコネクタハウジ
ング9を有する。
【0013】グランド(接地)ライン2はスルーホール
部7でプリント基板6のグランド(接地)層5と接続さ
れている。信号ライン1はプリント基板の表面に設けら
れたパッド8を経由してプリント基板6の信号パターン
4と接続されている。信号ライン1とグランド(接地)
ライン2との間には絶縁体3が挟み込まれており、一定
の距離を保つ構造となっている。信号ライン1の幅およ
び絶縁体3の厚さの組み合わせにより任意のインピーダ
ンスに設定することが可能となるが、このインピーダン
ス値を接続対象のプリント基板6のインピーダンス値と
合わせ込むことにより信号がプリント基板6とコネクタ
との接続点を通過する際に発生するインピーダンス不整
合による反射が起こらなくなり波形歪を防止することが
できる。挟み込む絶縁体3は絶縁フィルム等厚さが一定
のものが適しているが、厚さを任意にコントロールでき
るものであれば形状、材質は任意である。また図1に記
載した断面図のように信号ラインと信号ラインとの間に
は必ずグランド(接地)ラインが存在するので信号同士
の干渉によるクロストークノイズの発生も抑えることが
可能となる。
部7でプリント基板6のグランド(接地)層5と接続さ
れている。信号ライン1はプリント基板の表面に設けら
れたパッド8を経由してプリント基板6の信号パターン
4と接続されている。信号ライン1とグランド(接地)
ライン2との間には絶縁体3が挟み込まれており、一定
の距離を保つ構造となっている。信号ライン1の幅およ
び絶縁体3の厚さの組み合わせにより任意のインピーダ
ンスに設定することが可能となるが、このインピーダン
ス値を接続対象のプリント基板6のインピーダンス値と
合わせ込むことにより信号がプリント基板6とコネクタ
との接続点を通過する際に発生するインピーダンス不整
合による反射が起こらなくなり波形歪を防止することが
できる。挟み込む絶縁体3は絶縁フィルム等厚さが一定
のものが適しているが、厚さを任意にコントロールでき
るものであれば形状、材質は任意である。また図1に記
載した断面図のように信号ラインと信号ラインとの間に
は必ずグランド(接地)ラインが存在するので信号同士
の干渉によるクロストークノイズの発生も抑えることが
可能となる。
【0014】
【発明の効果】本発明はコネクタ9内において信号ライ
ン1とグランド(接地)ライン2とが常に対向している
ため、他の信号ピン,特に隣接する信号ピンからは電気
的に遮蔽される。この結果、本発明はクロストークノイ
ズを受けにくく、かつインピーダンス整合をとりやすい
ので高周波信号伝送時の波形歪を防止することが可能と
なる。
ン1とグランド(接地)ライン2とが常に対向している
ため、他の信号ピン,特に隣接する信号ピンからは電気
的に遮蔽される。この結果、本発明はクロストークノイ
ズを受けにくく、かつインピーダンス整合をとりやすい
ので高周波信号伝送時の波形歪を防止することが可能と
なる。
【図1】本発明の一実施例を示すコネクタの断面図であ
る。
る。
【図2】従来技術の一例を示す図である。
1 信号ライン 2 グランド(接地)ライン 3 絶縁物 4 プリント基板内信号パターン層 5 プリント基板内グランド(接地)層 6 プリント基板 7 コネクタ−プリント基板間グランド接続用スルー
ホール 8 信号ライン接続用パッド 9 コネクタハウジング
ホール 8 信号ライン接続用パッド 9 コネクタハウジング
Claims (3)
- 【請求項1】 グランドラインと一定の厚さを有する絶
縁体を介して信号ラインとを常に対向させる構造にした
ことを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 グランドラインと、このグランドライン
に接着され一定の厚さを有する絶縁体と、前記グランド
ラインと対向する位置に前記絶縁体を接着された信号ラ
インとを含むことを特徴とするコネクタ。 - 【請求項3】 前記信号ラインがプリント基板のパッド
を介して該プリント板内の信号ライン層と電気的に接続
されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7004779A JPH08195250A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7004779A JPH08195250A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08195250A true JPH08195250A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11593317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7004779A Pending JPH08195250A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08195250A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6328602B1 (en) | 1999-06-17 | 2001-12-11 | Nec Corporation | Connector with less crosstalk |
JP2015534424A (ja) * | 2012-07-12 | 2015-11-26 | ラビナル・エル・エル・シー | 負荷母線アセンブリおよびその製造方法 |
JP2018183470A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0521119A (ja) * | 1991-07-02 | 1993-01-29 | Augat Inc | 多極コネクタ |
JPH076824A (ja) * | 1993-04-27 | 1995-01-10 | Rudolf Goerlich | プリント基板用の差込みコネクタ |
JPH07275139A (ja) * | 1994-04-08 | 1995-10-24 | Kawashima Kogyo Kk | 幼児用なべつかみ |
-
1995
- 1995-01-17 JP JP7004779A patent/JPH08195250A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0521119A (ja) * | 1991-07-02 | 1993-01-29 | Augat Inc | 多極コネクタ |
JPH076824A (ja) * | 1993-04-27 | 1995-01-10 | Rudolf Goerlich | プリント基板用の差込みコネクタ |
JPH07275139A (ja) * | 1994-04-08 | 1995-10-24 | Kawashima Kogyo Kk | 幼児用なべつかみ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6328602B1 (en) | 1999-06-17 | 2001-12-11 | Nec Corporation | Connector with less crosstalk |
JP2015534424A (ja) * | 2012-07-12 | 2015-11-26 | ラビナル・エル・エル・シー | 負荷母線アセンブリおよびその製造方法 |
US9997895B2 (en) | 2012-07-12 | 2018-06-12 | Labinal, Llc | Load buss assembly and method of manufacturing the same |
JP2018183470A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970708 |