JPH0521119A - 多極コネクタ - Google Patents

多極コネクタ

Info

Publication number
JPH0521119A
JPH0521119A JP3188108A JP18810891A JPH0521119A JP H0521119 A JPH0521119 A JP H0521119A JP 3188108 A JP3188108 A JP 3188108A JP 18810891 A JP18810891 A JP 18810891A JP H0521119 A JPH0521119 A JP H0521119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
housing
lead film
line
film substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3188108A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tsukiyama
昭 築山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Augat Inc
Original Assignee
Augat Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Augat Inc filed Critical Augat Inc
Priority to JP3188108A priority Critical patent/JPH0521119A/ja
Publication of JPH0521119A publication Critical patent/JPH0521119A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタのリード部とこれが接続されるプリ
ント基板とのインピーダンスの不整合を防止する。 【構成】 多数のコンタクト26と、このコンタクト2
6を複数列に並んだ状態で保持するハウジング11と、
一端がこのハウジング11内に突入した状態で保持され
た複数列のリード用フィルム基板21〜24とから多極
コネクタ10が構成される。そして、各リード用フィル
ム基板21〜24の表面には導電層からなる複数の配線
ライン21a,21b〜24a,24bを形成し、各リ
ード用フィルム基板の一端をそれぞれコンタクト26の
各列に対向してハウジング11内に突出させて各配線ラ
イン21a,21b〜24a,24bをそれぞれ対応す
るコンタクト26に接続し、さらに、リード用フィルム
基板の他端をテールピン25を介してプリント基板の配
線パターン層と接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板の配線パ
ターンを他のプリント基板もしくは電線と接続させるた
めに用いられる多極コネクタに関する。
【0002】このような多極コネクタとしては、例え
ば、特開昭61−116782号公報に開示の多極コネ
クタがあり、この公報には、図8に示すように、マザー
プリント基板51上にドータープリント基板52を取り
付けるために用いられるコネクタ55,60が開示され
ている。マザープリント基板51上にはプラグコネクタ
55が取り付けられており、ドータープリント基板52
の側面にはレセプタクルコンタクト65を内蔵したレセ
プタクルコネクタ60が取り付けられている。プラグコ
ネクタ55はハウジング56により多数のプラグコンタ
クト57を整列保持しており、プラグコンタクト57の
一端がマザープリント基板51のスルーホールに圧入さ
れている。
【0003】レセプタクルコネクタ60の各レセプタク
ルコンタクト65は、先端レセプタクル部65aがハウ
ジング61内に整列保持されて、ハウジング61の前端
面の挿入孔61aと対向している。さらに、各レセプタ
クルコンタクト65のリード65bはハウジング61の
後端面から後方に突出するとともに下方にL字状に曲げ
られており、この下方に延びた端部がドータープリント
基板52のスルーホールに圧入されている。なお、リー
ド65bの下方に延びる部分は保持プレート63により
整列状態で保持されている。また、ハウジング61の後
側にはリード65bを覆うようにカバー62が取り付け
られている。上記レセプタクルコネクタ60をプラグコ
ネクタ55と結合させ、プラグコンタクト57をレセプ
タクルコンタクト65のレセプタクル部65aと係合さ
せれば、マザープリント基板51にドータープリント基
板52を取り付けるとともに両者を電気接続させること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにしてコネ
クタ55,60を用いて両プリント基板51,52の接
続を行った場合、両コネクタ55,60のコンタクト5
7,65を介して信号が送られる。ここで、レセプタク
ルコネクタ60におけるレセプタクルコンタクト65の
リード65bがL字状に空中に露出しているため、この
部分のインピーダンスがグラウンド面が近傍に存在する
プリント基板等に較べて高くなり、インピーダンスの不
整合が生ずるという問題がある。このようなインピーダ
ンスの不整合がある場合には、伝達信号の反射、信号波
形の乱れ等を起こす原因となりやすいという問題があ
る。
【0005】さらに、このように空中に露出したリード
65b間に信号をシールドするものがないため隣接する
リード65b間でのクロストークが発生するおそれがあ
るという問題がある。また、リード65bがL字状であ
るために、外側の列に位置するリード65bの長さと内
側の列に位置するリード65bの長さとが異なり(外側
の列に位置するリード65bの方が長い)、このため、
この部分における信号の伝達速度(時間)が異なるとい
う問題もある。
【0006】また、多数の細いL字状リード65bが所
定ピッチで並ぶため、取り扱い時にリード65bが変形
してピッチが狂うという問題がある。図8のレセプタク
ルコネクタ60では、これを防止するため保持プレート
63を設けているが、その分、部品点数が増加しコスト
アップに繋がる。本発明は上記のような従来の多極コネ
クタが有する種々の問題に鑑みたもので、このような問
題が生じることがないような構成の多極コネクタを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的達成のため、本
発明の多極コネクタは、多数のコンタクトと、このコン
タクトを複数列に並んだ状態で保持するハウジングと、
一端がこのハウジング内に突入した状態で保持された複
数列のリード用フィルム基板とから構成される。そし
て、各リード用フィルム基板の表面には導電層からなる
複数の配線ラインを形成し、各リード用フィルム基板の
一端をそれぞれコンタクトの各列に対向してハウジング
内に突出させて各配線ラインをそれぞれ対応するコンタ
クトに接続し、さらに、リード用フィルム基板の他端を
プリント基板の配線パターン層と接続している。なお、
リード用フィルム基板の裏面に導電シールド層を設け、
この導電シールド層をグラウンド接続するようにしても
良い。このシールド層のグラウンド接続の方法として
は、直接プリント基板のグラウンドパターンに接続して
もよく、また、配線ラインのうちのグラウンド接続され
たものを介してグラウンドパターンに接続してもよい。
【0008】ここで、Lアングルコネクタに上記構成を
適用するのが望ましく、この場合には、ハウジングはプ
リント基板上に取り付けられ、リード用フィルム基板は
ハウジングの後面から後方に突出するとともに下方にL
字状に曲げられ、このように下方に曲げられた部分の端
部がプリント基板の配線パターン層と接続される。ま
た、この場合には、外側および内側の位置に拘らず、全
てのリード用フィルム基板の表面の配線ラインのライン
長が全て等しくなるように配線ラインを形成するのが望
ましい。
【0009】
【作用】上記構成の多極コネクタを用いて信号伝達を行
わせた場合には、各リード用フィルム基板の表面に形成
された配線ラインを介して信号伝達が行われる。この場
合には、この配線ライン部のインピーダンスはプリント
基板のインピーダンスに近い値となり、インピーダンス
の不整合が生じることがなく、良好な信号伝達が行われ
る。なお、リード用フィルム基板の裏面にグラウンド接
合される導電シールド層を設ければ、このシールド層に
よりクロストークを防止することができる。この導電シ
ールド層はフィルム基板間でのクロストークを防止する
ものであるが、各フィルム基板の絶縁プレートの厚さを
薄くすれば、このフィルム基板上の配線ライン間でのク
ロストークを防止することもできる。また、Lアングル
コネクタに上記構成を適用した場合に、外側および内側
の位置に拘らず、全てのリード用フィルム基板の表面の
配線ラインのライン長が全て等しくなるように形成すれ
ば、全ての配線ラインの信号伝達速度(時間)を等しく
することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施
例について説明する。本発明の多極コネクタ10は、図
1に示すように、絶縁材料製のハウジング11内に先端
を突入させて複数枚(本例では4枚)のリード用フィル
ム基板21〜24を取り付けて構成されている。このリ
ード用フィルム基板21〜24はL字状に曲げられて先
端側にレセプタクルコンタクト26を有しており、Lア
ングルタイプのレセプタクルコネクタである。この多極
コネクタ10は、例えば図示のように、ハウジング11
がプリント基板1に接合されるとともにリード用フィル
ム基板21〜24の後端のテールピン25がプリント基
板1のスルーホールに挿入されて取り付けられている。
【0011】リード用フィルム基板21〜24はそれぞ
れ、先端側に複数のレセプタクルコンタクト26を横に
並んだ状態で有しており、後端側に複数のテールピン2
5を横に並んだ状態で有している。各フィルム基板21
〜24はその前後方向長さが異なるのみで、その基本構
成は同一なので最も外側のフィルム基板21を例にして
その構成を説明する(図2参照)。リード用フィルム基
板21は、ガラスエポキシ、ポリイミドもしくは熱可塑
性樹脂等のようなある程度の剛性、強度を有する絶縁材
料性フィルムをL字状に折り曲げ成形したリードプレー
ト21eを有する。リードプレート21eの先端側(ハ
ウジング11内に突入する側)には、端部に沿って横方
向に一列に並んで複数のレセプタクルコンタクト26が
取り付けられており、同様に、後端側には、端部に沿っ
て横方向に一列に並んで複数のテールピン25が取り付
けられている。
【0012】リードプレート21eの外側面(表面)に
は、先端側から後端側に延びる細い導電層からなる複数
の配線ライン21a,21b,21cが形成されてお
り、また、内側面(裏面)にはほぼ全面を覆う導電層か
らなる導電シールド層21dが形成されている。この配
線ラインは、信号伝達用のシグナルライン21aと、グ
ラウンド接続されるグラウンドライン21bと、クロス
トーク防止用のシールドライン21cとからなる。この
うち、図3に示すように、シグナルライン21aは、リ
ードプレート21eの先端側においてレセプタンルコン
タクト26と接合され、後端側においてテールピン25
と接合される。これにより、レセプタクルコンタクト2
6とテールピン25とは対応する配線ライン21aを介
して電気的に接続され、このシグナルライン21aを介
して信号の伝達がなされる。
【0013】グラウンドライン21bの先端および後端
にも、図4に示すように、シグナルライン21aと同様
にレセプタクルコンタクト26およびテールピン25が
接合されている。但し、このテールピン25はプリント
基板1のグラウンド層と接続され、グラウンドライン2
1bはグラウンド接続される。これにより、グラウンド
ライン21bがシールドの役割を果たし、両側のシグナ
ルライン21a間でのクロストークを防止する。なお、
グラウンドライン21bは、リードプレート21eに形
成されたスルーホール21fを介して裏面のシールド層
21dと接続されており、これによりシールド層21e
もグラウンド接続される。レセプタクルコンタクト26
は相手プラグ端子を受容するレセプタクル部26aと基
部26bとから形成されており、基部26bがシグナル
ライン21aもしくはグラウンドライン21bと接合さ
れる。
【0014】シールドライン21cは、図2に示すよう
にシグナルライン21aおよびグラウンドライン21b
の間に形成されており、図5に示すようにスリーホール
21fを介してグラウンド層21dに接続されている。
このシールドライン21cによりシールドライン21c
の両側のシグナルライン21a間の信号のシールドがな
され、クロストークが防止される。シールド層21dは
上述のようにグラウンド接続されているため、このシー
ルド層21dは各リード用フィルム基板21〜24間の
シールドとしての役割を果たし、各フィルム基板21〜
24間でのクロストークを防止できる。さらに、リード
用フィルム基板21〜24のリードプレート21e〜2
4eの厚さを薄くして、シールド層21d(〜24d)
とシグナルライン21a(〜24a)との距離を近づけ
れば、このシールド層21d(〜24d)によりシグナ
ルライン21a(〜24a)間でのクロストークを防止
することもできる。
【0015】ハウジング11は、その後面11aに開口
して上下に重なる4個の横方向に延びたリード挿入孔1
2を有する。各リード挿入孔12の前部は複数に仕切ら
れて横方向に並んだ複数のレセプタクル保持室13が画
成されている。ハウジング11の前面11bには、各レ
セプタクル保持室13に連通するプラグ挿入孔が形成さ
れている。上記リード用フィルム基板21〜24の先端
部が、ハウジング11の後面側からこれら4個のリード
挿入孔12内に挿入される。これにより、リード用フィ
ルム基板21〜24の先端部はリード挿入後12内に突
入するとともに、リード用フイルム基板21〜24の先
端に取り付けられたレセプタクルコンタクト26のレセ
プタクル部26aはそれぞれレセプタクル保持室13内
に嵌入されて保持される。
【0016】このようにして組み立てられた多極コネク
タ10は、ハウジング11がプリント基板1上に固定さ
れ、且つ各リード用フイルム基板21〜24のテールピ
ン25がそれぞれプリント基板1のスルーホールに挿入
されて取り付けられる。各スルーホールはシグナル用配
線パターンもしくはグラウンド用配線パターンの位置に
形成されており、シグナルライン21aに接合されたテ
ールピン25はシグナル用配線パターンに接続され、グ
ラウンドライン21bに接合されたテールピン25はグ
ラウンド用配線パターンに接続される。なお、図示の多
極コネクタ10においてはリード用フィルム基板21〜
24は露出したままであるが、ハウジング11の後側に
リード用フイルム基板21〜24を覆うカバーを取り付
けても良い。また、本例では各リード用フィルム基板2
1〜24の後端部にテールピン25を取り付け、このテ
ールピン25を介して配線ライン21a〜24aをプリ
ント基板1に接続しているが、テールピン25を用いず
に、配線ラインを直接プリント基板1にサーフェスマウ
ント接合しても良い。
【0017】以上のようにプリント基板1に取り付けた
多極レセプタクルコネクタ10を、図8に示したような
プラグコネクタと結合すれば、このプラグコネクタが取
り付けられたプリント基板(もしくはプラグコネクタの
プラグコンタトに繋がる電線)とプリント基板1とを電
気的に接続することができる。これにより、多極コネク
タ10のシグナルライン21aを介して信号伝達が行わ
れるのであるが、このときのシグナルライン21aの部
分におけるインピーダンスについて考えてみる。
【0018】図6に示すように、厚さ”h”のリードプ
レート21eの表面に、厚さ”t”で幅”w”のシグナ
ルライン21aが設けられ、裏面に導電シールド層21
dが設けられた場合のシグナルライン21aにおけるイ
ンピーダンス”Z”は、下記数1に示す式により求める
ことかできる。但し、この式におけるεrはリードプレ
ート21eの比誘電率である。
【0019】
【数1】
【0020】この式から分かるように、リードプレート
21eの厚さ”h”および材料(比誘電率)、シグナル
ライン21aの厚さ”t”および幅”w”を適宜設定す
ることにより、シグナルライン21aにおけるインピー
ダンスをある程度任意に設定することができる。本例で
は、このインピーダンスをプリント基板1でのインピー
ダンスにほぼ等しくなるように(もしくはこれに近い値
となるように)設定されている。これにより、リード用
フィルム基板21のインピーダンスとプリント基板1の
インピーダンスとがほぼ等しくなり、インピーダンスの
不整合を防止し、伝達信号の反射、信号波形の乱れ等の
発生が抑えられる。
【0021】本例ではリードプレート21eの裏面に導
電シールド層21dを設けているが、リードプレート2
1eの表面(外側面)に導電シールド層を設けても良い
のは無論である。このようにすれば、外部からのノイズ
侵入をこの導電シールド層により確実に防止できる。
【0022】本例のリード用フィルム基板21〜24に
形成されるシグナルライン21a〜24aはすべて、レ
セプタクルコンタクト26からテールピン25に延びる
直線状に形成されている。このようにした場合、シグナ
ルライン21a〜24aの形成が容易であるが、そのラ
イン長は外側のフィルム基板21のシグナルライン21
aがもっとも長く、内側のフィルム基板24のシグナル
ライン24aが最も短くなるため、信号の伝達速度がフ
ィルム基板により異なるという問題が生じる。このた
め、本発明のリード用フィルム基板の異なる例として、
外側のリード用フィルム基板21′においては、図7
(A)に示すように、リードプレート21e′上に直線
状のシグナルライン21a′を形成し、内側のリード用
フィルム基板24′においては、図7(B)に示すよう
に、ジグザグ状のシグナルライン24a′を設けるのが
望ましい。このジグザグ状のシグナルライン24a′の
ライン長は外側のフィルム基板21′のシグナルライン
21a′の長さと等しくなるように形成されている。な
お、他のリード用フィルム基板22′,23′のシグナ
ルライン22a′,23′についても同様にシグナルラ
イン21a′と同じ長さとなるようにジグザグ状に形成
される。これにより、全てのシグナルライン21a′〜
24a′の長さが等しくなり、全ての信号伝達速度が等
しくなる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハウジング内に多数のコンタクトを複数列に並んだ状態
で保持し、複数列のリード用フィルム基板を一端がこの
ハウジング内に突入させた状態で保持して他極コネクタ
を構成しており、各リード用フィルム基板の表面には導
電層からなる複数の配線ラインを形成し、各リード用フ
ィルム基板の一端をそれぞれコンタクトの各列に対向し
てハウジング内に突出させて各配線ラインをそれぞれ対
応するコンタクトに接続し、さらに、リード用フィルム
基板の他端をプリント基板の配線パターン層と接続して
いるので、この多極コネクタにおける配線ライン部のイ
ンピーダンスをプリント基板のインピーダンスに近い値
とすることができる。この結果、本発明の多極コネクタ
を用いて信号伝達を行わせた場合に、インピーダンスの
不整合が生じることがなく、信号の反射、信号波形の乱
れ等の発生のない良好な信号伝達を行われせることがで
きる。
【0024】なお、リード用フィルム基板の裏面に導電
シールド層を設け、この導電シールド層をグラウンド接
続するようにしても良く、このようにすれば、このシー
ルド層によりクロストークを確実に防止することができ
る。また、リード用フィルム基板をL字状に折り曲げた
Lアングルコネクタに上記構成を適用するのが望まし
く、この場合には、ハウジングはプリント基板上に取り
付けられ、リード用フィルム基板はハウジングの後面か
ら後方に突出するとともに下方にL字状に曲げられ、こ
のように下方に曲げられた部分の端部がプリント基板の
配線パターン層と接続される。但し、この場合には、外
側および内側の位置に拘らず、全てのリード用フィルム
基板の表面の配線ラインのライン長が全て等しくなるよ
うに配線ラインを形成するのが望ましく、このようにす
れば、全ての配線ラインの信号伝達速度(時間)を等し
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多極コネクタをプリント基板に取
り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】上記多極コネクタを構成するリード用フィルム
基板を示す斜視図である。
【図3】上記リード用フィルム基板の断面図である。
【図4】上記リード用フィルム基板の断面図である。
【図5】上記リード用フィルム基板の断面図である。
【図6】上記リード用フィルム基板の部分断面図であ
る。
【図7】本発明の異なる例に係る多極コネクタに用いら
れるリード用プリント基板の配線ラインのパターンを示
す展開図である。
【図8】従来の多極コネクタを示す断面図である。
【符号の説明】
1 プリント基板 10 多極コネクタ 11 ハウジング 21〜24 リード用フィルム基板 21a〜24a シグナルライン 21d〜24d 導電シールド層 25 テールピン 26 レセプタクルコンタクト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のコンタクトと、このコンタクトを
    複数列に並んだ状態で保持するハウジングと、一端がこ
    のハウジング内に突入した状態で保持された複数列のリ
    ード用フィルム基板とからなり、 前記各リード用フィルム基板の表面には導電層からなる
    複数の配線ラインが形成され、前記各リード用フィルム
    基板の一端はそれぞれ前記コンタクトの各列に対向して
    前記ハウジング内に突出し、前記各配線ラインがそれぞ
    れ対応する前記コンタクトに接続されており、前記リー
    ド用フィルム基板の他端はプリント基板の配線パターン
    層と接続されるようになっていることを特徴とする多極
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記複数の配線ラインのいくつかは、前
    記プリント基板においてグラウンド接続された配線パタ
    ーン層と接続されるようになっていることを特徴とする
    請求項1に記載の多極コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記リード用フィルム基板の裏面には導
    電シールド層が形成され、この導電シールド層はグラウ
    ンド接続されるようになっていることを特徴とする請求
    項1もしくは2に記載の多極コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記複数の配線ラインの間に、これら配
    線ラインと平行なグラウンド接続されたシールドライン
    が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の多
    極コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングは前記プリント基板上に
    取り付けられ、前記リード用フィルム基板は前記ハウジ
    ングの後面から後方に突出するとともに下方に曲げられ
    ており、下方に曲げられた部分の端部が前記プリント基
    板の配線パターン層と接続されるようになっていること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の多極コ
    ネクタ。
  6. 【請求項6】 全ての前記リード用フィルム基板の表面
    の前記配線ラインは、そのライン長が全て等しくなるよ
    うに形成されていることを特徴とする請求項5に記載の
    多極コネクタ。
JP3188108A 1991-07-02 1991-07-02 多極コネクタ Pending JPH0521119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3188108A JPH0521119A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 多極コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3188108A JPH0521119A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 多極コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0521119A true JPH0521119A (ja) 1993-01-29

Family

ID=16217846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3188108A Pending JPH0521119A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 多極コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0521119A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0711783U (ja) * 1993-07-23 1995-02-21 日本航空電子工業株式会社 コネクタ
JPH08195250A (ja) * 1995-01-17 1996-07-30 Nec Corp コネクタ
JP2003522388A (ja) * 2000-02-03 2003-07-22 タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション カストマイズ可能な回路基板ウエハを有する電気コネクタ
US7044793B2 (en) 2003-05-22 2006-05-16 Tyco Electronics Amp K.K. Connector assembly
US7520349B2 (en) 2003-07-30 2009-04-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus and control method of vehicle
JP2009218119A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Fujitsu Component Ltd コネクタ
JP2010073641A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Hirose Electric Co Ltd 回路基板用電気コネクタ
JP2011054467A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Advantest Corp コネクタ基板及び信号接続装置
WO2013155147A1 (en) * 2012-04-13 2013-10-17 Fci Electrical connector
US9300103B2 (en) 2011-04-04 2016-03-29 Fci Americas Technology Llc Electrical connector
JP2019071200A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 山一電機株式会社 Fpcコネクタおよび同fpcコネクタを備えたシステム
US10720721B2 (en) 2009-03-19 2020-07-21 Fci Usa Llc Electrical connector having ribbed ground plate

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0711783U (ja) * 1993-07-23 1995-02-21 日本航空電子工業株式会社 コネクタ
JPH08195250A (ja) * 1995-01-17 1996-07-30 Nec Corp コネクタ
JP4656477B2 (ja) * 2000-02-03 2011-03-23 タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション カストマイズ可能な回路基板ウエハを有する電気コネクタ
JP2003522388A (ja) * 2000-02-03 2003-07-22 タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション カストマイズ可能な回路基板ウエハを有する電気コネクタ
US7044793B2 (en) 2003-05-22 2006-05-16 Tyco Electronics Amp K.K. Connector assembly
US7520349B2 (en) 2003-07-30 2009-04-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus and control method of vehicle
JP2009218119A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Fujitsu Component Ltd コネクタ
JP2010073641A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Hirose Electric Co Ltd 回路基板用電気コネクタ
JP4629133B2 (ja) * 2008-09-22 2011-02-09 ヒロセ電機株式会社 回路基板用電気コネクタ
US10720721B2 (en) 2009-03-19 2020-07-21 Fci Usa Llc Electrical connector having ribbed ground plate
JP2011054467A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Advantest Corp コネクタ基板及び信号接続装置
US9300103B2 (en) 2011-04-04 2016-03-29 Fci Americas Technology Llc Electrical connector
WO2013155147A1 (en) * 2012-04-13 2013-10-17 Fci Electrical connector
US9831605B2 (en) 2012-04-13 2017-11-28 Fci Americas Technology Llc High speed electrical connector
JP2019071200A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 山一電機株式会社 Fpcコネクタおよび同fpcコネクタを備えたシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI738170B (zh) 第一連接器、第二連接器以及連接器組件
US7651379B1 (en) Cable assembly with improved termination disposition
JP2583839B2 (ja) 高速伝送電気コネクタ
TWI424638B (zh) 性能增強之接點模組總成
US6875031B1 (en) Electrical connector with circuit board module
US6478611B1 (en) Electrical connector with visual indicator
TWI583067B (zh) 電氣連接器系統
KR960002136B1 (ko) 접지 구조물을 갖고 있는 커넥터
US6699072B1 (en) Cable assembly
US5228864A (en) Connectors with ground structure
US6991494B1 (en) Panel mount cable connector assembly
US20070082509A1 (en) Electrical adapter
EP0853352A2 (en) Electrical connectors
US20040067680A1 (en) Cable connector assembly
US20090305530A1 (en) Board Mounted Connector
US6814620B1 (en) Electrical connector
US20030119343A1 (en) Wire spacer for high speed cable termination
JPH06325829A (ja) 電気コネクタ組立体
US7435106B2 (en) Cable connector assembly with internal printed circuit board
JP2004087348A (ja) コネクタ装置
JPH03156870A (ja) ケーブル組立体用モジュール
MXPA05011617A (es) Acoplador para cables planos y montaje de conector electrico.
JPS61248375A (ja) 電気コネクタ
US20040110411A1 (en) Cable assembly with pull tab
TWI750848B (zh) 連接對象物、連接器、以及裝具