JPH08195151A - ケーブル固定機構及びこれを用いた光電スイッチ - Google Patents

ケーブル固定機構及びこれを用いた光電スイッチ

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JPH08195151A
JPH08195151A JP7021144A JP2114495A JPH08195151A JP H08195151 A JPH08195151 A JP H08195151A JP 7021144 A JP7021144 A JP 7021144A JP 2114495 A JP2114495 A JP 2114495A JP H08195151 A JPH08195151 A JP H08195151A
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Takayoshi Takahara
孝義 高原
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Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を少なくして光ファイバ等のケーブ
ルを着脱できるようにすること。 【構成】 貫通孔2a,2bを有するホルダ1内にクラ
ンプファイバ5を摺動自在に保持する。クランプファイ
バ5には摺動によって貫通孔2a,2bを狭める貫通孔
7及び円弧状溝8を形成する。そしてこのクランプファ
イバ5をレバー10によってホルダ1内で上下動させ
る。こうして貫通孔2a,2bに挿入されたケーブルを
固定し、又は取り外せるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバや電線等のケ
ーブルを電気機器に固定するケーブル固定機構及び光フ
ァイバ型の光電スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ケーブル固定機構としては例えば実
開平4−184832号に示されているように、光ファイバを
挿通孔に差込み、その端部を投受光素子に密着させ、押
圧部材を押し込むことによって係止カムを回動させ、ば
ね力によって光ファイバを固定するようにした固定機構
が知られている。又実開平4-93232号に示されているよ
うに、第1,第2の空間を有するファイバストッパとボ
ックスを設け、ボックスをロック部材により押し上げる
ことによって第1,第2の空間を弾性変形させて狭く
し、ファイバを固定するようにした固定機構が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこのような第
1の従来例による光ファイバ保持部の構造によれば、構
成部品が多く構造が複雑となり、組立作業性が悪く、又
信頼性が低いという欠点があった。更にばねにより操作
するため操作力が重く、操作片が常に外部に露出してい
るため、誤操作する可能性があるという欠点もあった。
又第2の従来例では、ケーブルを挿入する方向にロック
レバーが倒れるような構造となっているため、ケーブル
の挿入時にレバーが邪魔になり、又弾性力のある部材を
締め付けてケーブルを固定するため、部材の変形量が限
られており、確実に光ファイバを固定したり開放するこ
とができなくなるという欠点があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、部品点数が少なく、しかもケー
ブルの固定と解除を確実に容易に行えるようにしたケー
ブル固定機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、ケーブルが挿入される貫通孔を有するホルダと、ホ
ルダ内で摺動自在に保持され、貫通孔に対向する位置に
貫通孔を狭める切欠きを有するクランプ部材と、ホルダ
に回動自在に保持され、クランプ部材と係合してその回
動によりクランプ部材をホルダ内で摺動させるレバー
と、を具備することを特徴とするものである。
【0006】本願の請求項2の発明は、請求項1記載の
ケーブル固定機構を含んで構成され、ケーブルは光ファ
イバであり、ホルダは投光素子及び受光素子を有する光
電スイッチの前面に固定されたものであり、ホルダによ
り固定された光ファイバの前面に夫々投受光素子を配置
したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、ホル
ダの貫通孔にケーブルを挿入した後、レバーを回動させ
る。こうすればクランプ部材がホルダ内で摺動して貫通
孔を狭めるように移動し、これによってケーブルが固定
されることとなる。又レバーを逆方向に回動させること
によって貫通孔が広がり、これによりケーブルを着脱す
ることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるケーブル固定
機構の主要構成要素を示す斜視図であり、図2はファイ
バクランプとレバーを示す正面図及び側面図、図3は一
部切欠き斜視図である。これらの図に示すように本実施
例によるケーブル固定機構は、ホルダ1,ファイバクラ
ンプ5及びレバー10を含んで構成される。ホルダ1は
略直方体状の部材であって、正面方向より電線等のケー
ブルを挿入する貫通孔2a,2bが上下に形成されてい
る。ホルダ1の上部は上方に向けて細くなるような傾斜
面が形成され、又左右にはスロープ状の傾斜部3a,3
bが左右に形成され、内向きに切欠かれている。又この
切欠きの背後には、中央に窪みを有する軸受け部4が形
成されている。そしてホルダ1内には図3に一部切欠き
斜視図を示すように、略L字状のファイバクランプ5を
挿入するためのL字状の貫通孔部が形成される。
【0009】一方ファイバクランプ5は図1に斜視図を
示すように略L字形のクランプ部材であって、上方には
左右に逆L形の突起6a,6bが形成される。又図2
(a)に示すようにファイバクランプ5は中央部に楕円
形に切欠かれた貫通孔7が形成され、その下端には断面
円弧状に切欠かれた溝8が形成されている。この貫通孔
7及び円弧状溝8は、いずれもファイバクランプ5がホ
ルダ1内で摺動する際にホルダ1の貫通孔2a,2bを
狭める切欠きである。
【0010】次にレバー10は図1,図2に示すよう
に、操作片11とその操作片下部に形成された円筒状の
軸部12から成り、軸部12の左右には突起12aが形
成される。又軸部12の中央部は円弧状の押さえ部13
が設けられる。更に軸部12の下方は押さえ部13の端
面と同一の面を形成する薄い円弧状部14を有してい
る。
【0011】次に光ファイバをこのホルダ1の貫通孔2
a,2bに挿入して固定する際の動作について説明す
る。図4(a)はホルダ1内にファイバクランプ5を挿
入し、ホルダ1の軸受け部4にレバー10の軸部12を
挿入した状態を示す縦断面図である。本図に示すように
レバー10の軸部12の突起12aが軸受け部の窪み4
aに嵌合してレバー10が回動自在に保持される。図4
(a)ではレバー10の操作片11はホルダ1の上向き
に直立した状態となっており、レバー10の円弧状部1
4の上面がファイバクランプ5の突起6a,6bと係合
している。さてホルダ1の貫通孔2a,2bに光ファイ
バ21,22を挿入する。図4(a)の状態ではホルダ
1の貫通孔2aを貫通し更にファイバクランプ5の貫通
孔7を貫通して、光ファイバ21がスムーズにホルダ1
に挿入できる。又ファイバ22は貫通孔2bを通過し、
更にファイバクランプ5の円弧状溝8の上部を通過して
スムーズに挿入できる。ホルダ1の内側には、光電スイ
ッチのケース23の外面に投光素子24と受光素子25
とが配置されているものとする。
【0012】さてこの状態で光ファイバ21,22を固
定するには、レバー10の操作片11を図4(a)に示
す矢印A方向に回動させる。そうすればレバー10の押
さえ部13がファイバクランプ5の上面を押圧すること
となり、ファイバクランプ5が図4(b)に示すように
下方に移動する。従ってファイバクランプ5の円弧状溝
8の面により光ファイバ22が上方より押圧される。更
にファイバクランプ6の貫通孔7により光ファイバ21
の上部が図示のように押圧され、これによって光ファイ
バ21,22が固定されることとなる。
【0013】図5はこのケーブル固定機構を用いた光フ
ァイバ型光電スイッチを示す図である。前述したケーブ
ル固定機構のホルダ1の内側には、光ファイバ型光電ス
イッチ本体のケース23が取付けられる。このケース2
3の光ファイバが挿入される位置には、夫々図4に示す
ように投光素子24及び受光素子25を配置しておくも
のとする。そして光ファイバを取付ける際には図5に示
すようにレバー10の操作片11を上方に上げた状態で
光ファイバ21,22を挿入し、矢印A方向に回動する
ことによって光ファイバをロックする。ここでケース2
3の上面には図5(a)に示すように動作表示,安定表
示を示す表示素子31a,31b、感度調整抵抗32や
モード切換スイッチ33等を有するパネル面が形成され
ている。さて光ファイバをロックした後、図6に示すよ
うにカバー34を取付ける。カバー34はこれらの操作
面のうち、表示素子31a,31bを有する部分のみを
透明とした部材であって、これらのパネル面を保護する
と共にレバー10の操作片11の回動を禁止するように
している。即ち図6(c)に示すように操作片11をロ
ックした状態でカバー34を取付けると、それ以後操作
片11が矢印B方向、即ちロックが解除される方向には
回動できなくなる。このため確実に光ファイバを固定す
ることができる。
【0014】尚本実施例は光ファイバ式光電スイッチに
ついて適応した例を示しているが、本発明は光ファイバ
の固定部に限らず、通常の電線の固定部等種々のケーブ
ル固定機構に適用することができることはいうまでもな
い。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、極めて少ない部品点数で確実にケーブルを固定し開
放することができる。又構造が簡単であるため組立作業
性が良く、高い信頼性が得られる。更にばね等を用いて
いないため操作力が軽く、ケーブルの着脱が容易とな
る。更にケーブルを開放するときにレバーを回転する方
向をケーブルから離れる方向としているため、レバーが
邪魔にならず、ケーブルを着脱することができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるケーブル固定機構の主
要部品を示す組立構成図である。
【図2】本実施例のファイバクランプとレバーの係合状
態を示す正面図及び側面図である。
【図3】本実施例のホルダにファイバクランプ及びレバ
ーを装着した状態を示す一部切欠き斜視図である。
【図4】ケーブルを開放する状態及びロック状態を示す
縦断面図である。
【図5】本実施例のケーブル固定機構を光ファイバ式光
電スイッチに適用した状態を示す図である。
【図6】光ファイバ式光電スイッチにおいてカバーを取
付けた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ホルダ 2a,2b 貫通孔 3 スライド部 4 軸受け部 5 ファイバクランプ 6a,6b 突起 7 貫通孔 8 円弧状溝 10 レバー 11 操作片 12 軸部 13 押さえ部 14 円弧状部 21,22 光ファイバ 23 ケース 24 投光素子 25 受光素子 34 カバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルが挿入される貫通孔を有するホ
    ルダと、 前記ホルダ内で摺動自在に保持され、前記貫通孔に対向
    する位置に貫通孔を狭める切欠きを有するクランプ部材
    と、 前記ホルダに回動自在に保持され、前記クランプ部材と
    係合してその回動により前記クランプ部材をホルダ内で
    摺動させるレバーと、を具備することを特徴とするケー
    ブル固定機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のケーブル固定機構を含ん
    で構成され、前記ケーブルは光ファイバであり、前記ホ
    ルダは投光素子及び受光素子を有する光電スイッチの前
    面に固定されたものであり、前記ホルダにより固定され
    た光ファイバの前面に夫々投受光素子を配置したことを
    特徴とする光電スイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007166733A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Daiwa Kasei Ind Co Ltd ベルトクランプ
JP2008177087A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Omron Corp 光ファイバ型光電センサ

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JP2007166733A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Daiwa Kasei Ind Co Ltd ベルトクランプ
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