JPH08194138A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JPH08194138A
JPH08194138A JP7006801A JP680195A JPH08194138A JP H08194138 A JPH08194138 A JP H08194138A JP 7006801 A JP7006801 A JP 7006801A JP 680195 A JP680195 A JP 680195A JP H08194138 A JPH08194138 A JP H08194138A
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JP
Japan
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optical module
photodiode
laser diode
beam splitter
laser
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Application number
JP7006801A
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English (en)
Inventor
Shoji Kitamura
祥司 北村
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】セラミックパッケージを簡略化し、小型,軽量
なする。 【構成】レーザダイオード、フォトダイオードおよびリ
ードフレームを透光性樹脂を用いて一括封止し、この封
止樹脂に切り欠き部を形成して、この部分をビームスプ
リッタとして用いる構造とし、封止樹脂にパッケージの
機能とビームスプリッタの機能とを兼備させることによ
り、従来のように高価なパッケージ部品と、これらを組
み立てる工数が不要となり、小型、軽量の低価格の光モ
ジュールを得ることができる。また、封止樹脂に段差部
を形成しておき、この段差部に別途作製した透光性樹脂
などのプリズムを取り付け、その45度面をビームスプ
リッタとして用いる構造とすることにより、このプリズ
ムを固定するに当たって、レーザビームの戻り光を正確
にフォトダイオードに入射させる高精度の位置決めを可
能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用光デイスクプレ
ーヤなどに用いられる小型の光ヘツドに関する。
【0002】
【従来の技術】光デイスクプレーヤの光ヘツドは、レー
ザダイオードが発するレーザビームを、光デイスクのピ
ット面に集光させ、ピット面で反射した回折光をフォト
ダイオードで受光し、電気信号に変換して記録情報の読
み出し、フォーカシングエラーの検出、トラッキングエ
ラーの検出などを行なうものであり、その小型化、軽量
化および低価格化のために、部品点数の削減、部品の小
型化、組立調整工数の削減などが進められている。
【0003】図3は従来の光ヘツドの構成を示す模式図
である。図3において、レーザダイオード1から放射さ
れたレーザビーム2は回折格子3を通り、レーザビーム
2の光軸4に対して、45度の傾いた平行平板ガラスか
らなるビームスプリッタ5の表面で90度方向を変え、
凸レンズ6で光デイスク7のピット面8に収束され、微
小スポット9となる。微小スポット9のピット面8によ
る反射、回折光は逆の経路を通り、ビームスプリッタ5
を通過して非点収差を付与され、受光フォトダイオード
10に入射して、電気信号に変換される。
【0004】図4は図3のフォトダイオード10の分割
状態を示す模式図である。図4においてフォトダイオー
10は4分割フォトダイオード11と、これらの両側
に配置される2分割フォトダイオード12とで構成され
る。4分割フォトダイオード11はA,B,C,Dで田
の字状に配置され、微小スポット9がピット面8に合焦
しているか否かに対応して、それぞれ対角にあるAと
C,BとDのフォトダイオード対の信号に差が生じて、
フォーカシングエラーを検出することができる。レーザ
ビーム2が回折格子3を通るときの光軸4が僅かに曲げ
られた一次回折光のスポットは、ピット面上では0次光
のスポットが当たるトラックに、対称にずれて収束さ
れ、そのピットによる回折光は、それぞれ2分割フォト
ダイオード12に入射して、トラッキングエラーの検出
信号となる。記録情報は、4分割フォトダイオード11
の信号の和から再生される。
【0005】以上、光ヒックアップ全体の構成とその機
能について述べたが、その全体の構成のうち、光源であ
るレーザダイオード1と、レーザビーム2の方向を光デ
イスク7またはフォトダイオード10へと分離するビー
ムスプリッタ5と、光検出フォトダイオード10だけを
一体化して、光モジュールを構成することもできる。こ
のような光モジュールを構成要素として用い、さらに任
意のレンズ、アクチュエータに組み合わせることによ
り、光ピックアップ全体の構成とすることが可能であ
る。この光モジュールに課せられる条件は、小型、軽量
であること、取り扱いが容易であることなどである。
【0006】図5はそのような公知の光モジュールの構
成を示す模式図である。図5において、前述のフォトダ
イオード10に対応する二つのフォトダイオード13a
と13bからなるフォトダイオード13と、その光電流
を適宜演算するための集積回路(図示を省略)とがつく
り込まれたSi基板14には、Siサブマウント15を
介してレーザチップ16が接着され、フォトダイオード
13の上面には、プリズム17が接着されている。これ
らは、金属板18,セラミック枠19,およびレーザビ
ーム20を光モジュール外に放射するためのガラス窓2
1とを備えたセラミックパッケージ22に封止されてい
る。
【0007】レーザチップ16から放射されたレーザビ
ーム20は、プリズム17の斜面17aで反射され、光
モジュールから外部に放射される。この光モジュールが
光ヘッドに組み込まれた場合には、光モジュールから放
射されたレーザビーム20は、図示してないレンズを通
り、ディスクで反射され逆行してプリズム17の斜面1
7aに戻ってきて、そこで屈折して一部は フォトダイ
オード13のうちのフォトダイオード13aの方に受光
され、残りは反射してプリズム17の天井面17bで全
反射し、フォトダイオード13bに受光される。
【0008】図6は図5におけるフォトダイオード13
の分割状態を示す上面からみた模式図である。フォトダ
イオード13a,13bは、いずれも同方向にそれぞれ
A,B,C,DとE,F,G,Hとに4分割されてお
り、それぞれの分割部分が受光した光量に対応する光電
流を出力する。これら光電流は適当に演算することによ
り、フォーカシングエラー検出信号、トラッキング検出
信号、記録情報の読み出し信号を得ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
光モジュールには次のような問題がある。即ち、従来の
光モジュールは、モジュールの直方体の最大面積を持つ
面を、セラミック枠19を挟んで金属板18とガラス窓
21でカバーすることによりパッケージ化しており、ま
たセラミック枠19も加工上かなり厚さを大きくしなけ
ればならないので、光モジュール全体の形状が大きくな
り、したがって軽量にならず、しかもこのようなセラミ
ックパッケージ22自体のコストを低減させるには限界
があることである。
【0010】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、セラミックパッケージの部品点数
を削減し、小型,軽量の光モジュールを提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の光モジュールは、レーザダイオード、フ
ォトダイオードおよびリードフレームを透光性樹脂を用
いて一括封止し、この封止樹脂に切り欠き部を形成し
て、この部分をビームスプリッタとして用いる構造、ま
たは封止樹脂に段差部を形成しておき、この段差部に別
途作製したプリズムを取り付け、その45度面をビーム
スプリッタとして用いる構造としたものである。
【0012】
【作用】本発明の光モジュールは、上記のように構成し
たために、従来のようなセラミック枠やガラス窓を不要
にするとともに、レーザダイオードチップ、サブマウン
ト、フォトダイオードおよびリードフレームを透光性樹
脂によって一括封止する際に、この封止樹脂にに、ビー
ムスプリッタとして利用する切り欠き部が同時に成形さ
れるので、工数が減りしかも軽量、小型の光モジュール
を得ることができる。また、封止樹脂に段差部を形成し
ておき、これとは別に作製しておいた透光性樹脂のプリ
ズムをこの段差部に取り付ける構成とする場合は、レー
ザビームの戻り光がさらに一そう正確にフォトダイオー
ドに入射されるように、取り付けの際にプリズムの位置
を微妙に調整することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。図
1は、本発明による光モジュールの構成を示し、図1
(a)は模式斜視図、図1(b)はレーザビームの経路
を見やすく説明するために、リードフレームに垂直な方
向を水平方向に対してやや拡大して示した模式断面図で
ある。以下両図を併用参照して説明する。
【0014】図1(a),(b)において、リードフレ
ーム23は、広い面積を有しSi基板24が固着される
Si基板搭載部(電気的にはコモン)23aと、外部と
電気接続するためのリード23bとからなっている。こ
のSi基板24には、図示してない光ディスクからの反
射光を受光し電気信号に変換するフォトダイオード25
と、その電気信号を後述するように適宜演算する集積回
路(図示を省略)と、リード23bにワイヤ(図示を省
略)接続するための電極(図示を省略)がつくり込ま
れ、さらに別の位置にSi製のサブマウント26が固着
されている。このフォトダイオード25は、前述の図5
に示したフォトダイオード13と同じ配置である。この
サブマウント26にはレーザダイオード27が固着さ
れ、さらにレーザダイオード27の光出力をモニタする
ためのモニタフォトダイオード28と、リード23bに
ワイヤ接続するための図示してない電極がつくり込まれ
ている。さらにこのサブマウント26は、その上に設置
されたレーザダイオード27を、そのレーザ光が後述の
切り欠き部33を経て光ディスクに達し、さらに光ディ
スクからの戻りビームがフォトダイオード25に正しく
入射するような高さの位置とする厚みを有してSi基板
24上に固着されている。さらにレーザ光が前述の経路
を形成するために、レーザダイオード27はその前方出
射側がフォトダイオード25に対向するように、サブマ
ウント26の一方の端部に半田接着され、後方出射側の
サブマウント26上に、モニタフォトダイオード28が
配置される構成となっている。
【0015】このように組み立てられた各部品のうち、
まずレーザダイオードチップ27、サブマウント26の
周囲に端面破壊防止層35が形成される。端面破壊防止
層としては、ジメチルシロキサンを主成分とするゴム状
有機珪素樹脂を用い、レーザ出射点付近の出射方向の膜
厚は、50μm以上とする。
【0016】さらに、リード23bの外側の突出部23
cを残して透光性樹脂29により封止する。封止樹脂2
9の一部には、第1の平面30と第2の平面31との二
つの平面からなる切り欠き部33を形成してある。レー
ザダイオード27から放射されたレーザビームの光軸
は、図1(b)の点線で示してあり、行きのビームを二
重の矢印で表わし、戻りのビームを通常の矢印で表わし
てあるが、その光軸に垂直な第1の平面30を通り、封
止樹脂29の外部に出た後、この面に対して45度の傾
きを持つ第2の平面31で反射して、リードフレーム
やSi基板24の主面に対して垂直方向に進む。この
ビームは、図示してないレンズにより光ティスクのピッ
ト列上に合焦され、反射または回折されて同じ経路を逆
行し、封止樹脂29の第2の平面31に戻り、今度は屈
折して透光性樹脂29の内部に入り、フォトダイオード
25に至る。フォーカシングエラー検出やトラッキング
エラー検出の方法に応じたフォトダイオード25の配列
によっては、第1のフォトダイオード25aの面で約5
0%が反射して、リードフレーム23の主面に平行な第
3の平面32で全反射し、第2のフォトダイオード25
bに入射する。各フォトダイオード25a,25bでこ
のビームは電気信号に変換される。フォトダイオード
の分割方式に応じたSi基板24内の信号処理集積回
路によって、その電気信号の差がフォーカシングエラー
信号となり、和がディスクの情報信号となり、またその
差がトラッキングエラー信号となるように信号処理され
て、リード23bの突出部23cに出力される。リード
23bには、この光モジュールを搭載する光ピックアッ
プの形状に対応するフレキシブル回路基板を接続するこ
とができる。具体的にはこのフォトダイオード25の分
割方式は従来と同様な図6に示す分割方式とすることが
できる。
【0017】以上のように、本発明の光モジュールの構
成は、透光性樹脂29に切り欠き部33を形成してあ
り、即ち、レーザビームの経路を切り欠き33を有する
透光性樹脂29で決めることにより、ビームスプリッタ
の機能とパッケージの機能とを同時に発揮することが可
能であり、ガラスプリズムやセラミックパッケージなど
の高価な部品と、これらを組み立てる工数が不要となる
という大きな特徴を有する。
【0018】以上の本発明の光モジュールの構成は、封
止した透光性樹脂29の切り欠き部33にビームスプリ
ッタの機能をも有するようにしたものである。さらに光
ディスクからの戻りビームを、フォトダイオード25a
に精度よく入射させるのに必要な第2の平面31の位置
を正確に調整するために、次のように構成することも本
発明のためにはより一そう好ましい。
【0019】図2は、その構成を示すものであり、図1
(a),図1(b)に倣って、図2(a)は模式斜視
図、図2(b)はやや拡大して示した模式断面図を表わ
している。図2(a),(b)とも図1(a),図1
(b)と共通する部分に同一符号を用いてある。この場
合は図2に示すように、組み立てた各部品を透光性樹脂
により封止する際、封止した透光性樹脂29aが段差を
持つように、断面L字状に形成しておき、リードフレー
23やSi基板24の主面に平行な面に、この面と4
5度の傾きを持つ別途作製したプリズム34をビームス
プリッタとして、透光性樹脂29aの段差部に接着し固
定する。図2(b)にもレーザダイオード27から放射
するレーザビームの往復経路を点線で示してあるが、こ
の場合も基本的には図1(b)に示したのと同様であ
り、プリズム34の45度面が図1(b)の第2の平面
31に相当し、プリズム34の上面が図1(b)の第3
の平面32に相当する。このプリズム34は、透光性樹
脂またはガラスで作製することができる。
【0020】このように構成した光モジュールでは、レ
ーザダイオード27を点灯し、フォトダイオード25
出力が適当なバランスとなるように、プリズム34の位
置を精度よく調整した後、これを固定することが可能と
なる。即ち、レーザビームがフォトダイオード25に正
しく入射するように、図1に示した第2の平面31に相
当するプリズム34の45度面をビームスプリッタとし
ており、しかもプリズム34は可動であるから、高精度
に位置決めすることができるという特徴を有する。
【0021】ここで、レーザダイオード素子において
は、レーザダイオードチップ、サブマウント、リードフ
レームの少なくとも一部を、透光性樹脂で封止する構造
が知られている、図7は樹脂封止型の半導体レーザ装置
を示す斜視図であり、LDチップ27をサブマウント層
26の上に取り付け、LDチップ及びその近傍をシリコ
ーン樹脂等の端面破壊防止層で被覆し、更に、周囲を透
明なエポキシ樹脂などの封止樹脂層29aでモールドし
たものである。端面破壊防止層は、レーザビームの照射
される発光端面に、レーザビームの波長帯において光の
吸収係数が低く、耐熱性の高いシリコーン樹脂などで形
成され、これにより、封止樹脂の光損傷に伴う特性の劣
化を防止することが可能である。本発明においても、レ
ーザダイオードチップ及びその近傍を端面破壊防止層で
被覆するものである。
【0022】
【発明の効果】従来の光モジュールに用いていたセラミ
ックパッケージは、セラミック枠やガラス窓などに制約
されて、光モジュール全体の形状と重量が大きく、コス
トも低減することができなかったが、本発明の光モジュ
ールでは、実施例で説明したように、レーザダイオー
ド、フォトダイオードおよびリードフレームを透光性樹
脂を用いて一括封止し、この封止樹脂に切り欠き部を形
成して、この部分をビームスプリッタとして用いる構造
としたために、封止樹脂にパッケージの機能とビームス
プリッタの機能とを兼備させることが可能であり、ガラ
スプリズムやセラミックパッケージなどの高価な部品
と、これらを組み立てる工数が不要となり、小型、軽量
の低価格の光モジュールを得ることができる。
【0023】また、封止樹脂に段差部を形成しておき、
この段差部に別途作製した透光性樹脂などのプリズムを
取り付け、その45度面をビームスプリッタとして用い
る構造とすることにより、このプリズムを固定するに当
たって、レーザビームの戻り光を正確にフォトダイオー
ドに入射させる高精度の位置決めが可能となり、しかも
上述と同様に小型、軽量で低価格の光モジュールとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光モジュールの構成を示し、それぞれ
(a)は模式斜視図、(b)は模式断面図
【図2】図1とは別の本発明の光モジュールの構成を示
し、それぞれ(a)は模式斜視図、(b)は模式断面図
【図3】従来の光ヘツドの構成を示す模式図
【図4】図3のホトダイオードの分割状態を示す模式図
【図5】従来の光モジュールの構成を示す模式図
【図6】図5のフォトダイオードの分割状態を示す模式
【図7】モールドタイプレーザダイオード素子の構成を
示す模式図
【符号の説明】
1 レーザダイオード 2 レーザビーム 3 回折格子 4 光軸 5 ビームスプリッタ 6 凸レンズ 7 光ディスク 8 ピット面 9 微小スポット10 フォトダイオード 11 4分割フォトダイオード 12 2分割フォトダイオード13 フォトダイオード 13a フォトダイオード 13b フォトダイオード 14 Si基板 15 Siサブマウント 16 レーザチップ 17 プリズム 17a 斜面 17b 天井面 18 金属板 19 セラミック枠 20 レーザビーム 21 ガラス窓22 セラミックパッケージ23 リードフレーム 23a Si基板搭載部 23b リード 23c 突出部 24 Si基板25 フォトダイオード 25a フォトダイオード 25b フォトダイオード 26 サブマウント 27 レーザダイオード 28 モニタフォトダイオード 29 透光性樹脂 29a 透光性樹脂 30 第1の平面 31 第2の平面 32 第3の平面 33 切り欠き部 34 プリズム 35 端面破壊防止層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザダイオードチップ、サブマウント、
    フォトダイオード、ビームスプリッタおよびリードフレ
    ームからなり、レーザダイオードチップから放射された
    レーザビームがビームスプリッタにより一部方向を転
    じ、レンズにより光ディスクに合焦した後、同じ経路を
    逆行しビームスプリッタを透過してフォトダイオードに
    至り、フォトダイオードにより光信号が電気信号に変換
    され、フォーカシングエラー信号、トラッキングエラー
    信号、音声映像信号を出力する光モジュールであって、
    レーザダイオードチップ、サブマウント、フォトダイオ
    ードおよびリードフレームを透光性樹脂を用いて一体封
    止したことを特徴とする光モジュール。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光モジュールにおいて、封
    止する透光性樹脂はレーザダイオードの基板主面に垂直
    な第1の平面と、この第1の平面に対して45度の傾き
    を持つ第2の平面とにより形成される切り欠き部を有す
    ることを特徴とする光モジュール。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の光モジュールにお
    いて、レーザダイオードから放射されたレーザビームが
    第1の平面を通って透光性樹脂の外部に出て第2の平面
    で反射して光ディスクに合焦した後、同じ経路を逆行し
    第2の平面に戻って透光性樹脂の内部に入り、レーザビ
    ームが最後に到達するフォトダイオードの配列に対応可
    能な個所に、上記のビームスプリッタの機能を有する切
    り欠き部が位置することを特徴とする光モジュール。
  4. 【請求項4】レーザダイオードチップ、サブマウント、
    フォトダイオード、ビームスプリッタおよびリードフレ
    ームからなり、レーザダイオードから放射されたレーザ
    ビームがビームスプリッタにより一部方向を転じ、レン
    ズにより光ディスクに合焦した後、同じ経路を逆行しビ
    ームスプリッタを透過してフォトダイオードに至り、フ
    ォトダイオードにより光信号が電気信号に変換され、フ
    ォーカシングエラー信号、トラッキングエラー信号、音
    声映像信号を出力する光モジュールであって、レーザダ
    イオードチップ、サブマウント、フォトダイオードおよ
    びリードフレームを一体封止した透光性樹脂に、別途形
    成したビームスプリッタを固定したことを特徴とする光
    モジュール。
  5. 【請求項5】請求項4記載の光モジュールにおいて、レ
    ーザダイオードチップ、サブマウント、フォトダイオー
    ドおよびリードフレームを封止した透光性樹脂は段差部
    を有し、レーザダイオードから放射されたレーザビーム
    の戻りビームがフォトダイオードに正しく入射する位置
    の段差部にビームスプリッタを固定することを特徴とす
    る光モジュール。
  6. 【請求項6】請求項4または5記載の光モジュールにお
    いて、ビームスプリッタが透光性樹脂であることを特徴
    とする光モジュール。
  7. 【請求項7】請求項4または5記載の光モジュールにお
    いて、ビームスプリッタがガラスであることを特徴とす
    る光モジュール。
  8. 【請求項8】請求項1または5記載の光モジュールにお
    いて、前記レーザダイオードチップ及びサブマウント
    は、前記レーザベームの波長帯に対する吸収係数の低い
    有機珪素樹脂からなりレーザ光による発光端面近傍の封
    止樹脂の破壊を防止する端面破壊防止層で被覆されてお
    り、前記有機珪素樹脂がゴム状で、ジメチルポリシロキ
    サンを主成分として含むことを特徴とする光モジュー
    ル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006032454A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Nichia Chem Ind Ltd 半導体レーザパッケージおよび半導体レーザパッケージの製造方法
US7820959B2 (en) * 2006-08-30 2010-10-26 Sanyo Electric Co., Ltd. Photodetector including enhanced light receiving portion

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