JP3333819B2 - 複合光学ユニット - Google Patents

複合光学ユニット

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JP3333819B2
JP3333819B2 JP28215499A JP28215499A JP3333819B2 JP 3333819 B2 JP3333819 B2 JP 3333819B2 JP 28215499 A JP28215499 A JP 28215499A JP 28215499 A JP28215499 A JP 28215499A JP 3333819 B2 JP3333819 B2 JP 3333819B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの記録
又は再生を行うために、光ディスクに光ビームを照射
し、光ディスクからの戻り光を受光する光ピックアップ
等の光学装置に適用して好適な受発光一体型光学素子と
しての複合光学ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】複合光学ユニットとして、光ディスクを
記録あるいは再生するために、光ディスクにレーザ光を
照射または光ディスクからのレーザ光を受光する受発光
一体型光学素子としての光学ユニットの例がある。
【0003】CD(コンパクト・ディスク)、CD−R
(追記型CD)、DVD(デジタル・バーサタイル・デ
ィスク又はデジタル・ビデオ・ディスク)等の光ディス
クに情報を記録したり、あるいは、光ディスクの情報記
録面の情報を再生するために光ピックアップが用いら
れ、この光ピックアップに光学ユニットが搭載される。
【0004】近年、CDに比べて記録密度の高い光ディ
スクであるDVDを記録・再生するDVD装置が製品化
されている。DVD装置では、CD(CD−Rを含む)
との互換製が要求されている。そのために、DVD用の
短波長レーザ光源(650nm帯)と、650nm帯の
レーザ光源では再生できないCD−Rを記録あるいは再
生するための長波長レーザ光源(780nm帯)の波長
の異なる2つのレーザ光源を備える必要があった。
【0005】図3は、従来の光学ユニット4、8を搭載
した光ピックアップ20を示す平面図である。光ピック
アップ20は、主として、高密度光ディスクであるDV
D(17)用の光学ユニット4と、低密度光ディスクで
あるCD(18)用の光学ユニット8と、光学ユニット
4、8から出射された波長の異なるレーザ光を同一の光
軸に導くビームスプリッタ10と、レーザ光の波長によ
りレーザ光の光束の径を規制する絞りの役割を担う波長
フィルタ15と、対物レンズ16と、上記各部材を所定
の位置に配置するためのキャリッジ20とから構成さ
れ、DVD17とCD18を共に再生できるようになっ
ている。
【0006】次に、上記各部材についての詳細を説明す
る。まず、光学ユニット4は、DVD用のレーザ光(波
長650nm帯)を出射する光源2と、DVD17で反
射されたレーザ光を受光する受光部材である受光素子3
と、光源2と受光素子3を有する基板部4aと、光源2
と受光素子3を包含するように基板部4aに取付固定さ
れた側壁部4bと、側壁部4bの開口窓である出射部4
dと、出射部4dを覆うように接合されたガラス等の光
透過性の光学部材5とから構成されている。光源2は光
学部材5と対向するように基板部4a上に固着されてお
り、受光素子3は光源2と接近させて基板部4aの表面
に形成されている。また、光学部材5に形成した回折格
子5aによって光源2から出射されてDVD17で反射
されたレーザ光(戻り光)を受光素子3の所定の位置に
導くようになっている。なお、光学部材5は所定の基準
光学系によりその回折格子5aによる回折光が受光素子
3の所定位置に導かれるように位置調整された後、出射
部4dに固着される。
【0007】また、光学ユニット8は、CD用のレーザ
光(波長780nm帯)を出射する光源6と、CD18
で反射されたレーザ光を受光する受光部材である受光素
子7と、光源6と受光素子7を有する基板部8aと、光
源6と受光素子7を包含するように基板部3aに取付固
定された側壁部8bと、側壁部8bの開口窓である出射
部8dと、出射部8dを覆うように接合されたガラス等
の光透過性の光学部材9とから構成されている。光源6
は光学部材9と対向するように基板部8a上に固着され
ており、受光素子7は光源6と接近させて基板部8aの
表面に形成されている。光学部材9に形成した回折格子
9aによって光源6から出射されてCDで反射された戻
り光を受光素子7の所定の位置に導くようになってい
る。また、3ビーム法によるトラッキング制御を行うた
めに、光学部材9には回折格子であるビーム形成部9b
を設けてある。なお、光学部材9は所定の基準光学系に
よりその回折格子9aによる回折光が受光素子7の所定
位置に導かれるように調整された後、出射部8dに固着
される。
【0008】また、ビームスプリッタ10は光源2及び
光源6からのレーザ光の双方を光ディスク17(18)
方向に導く働きをするものである。ビームスプリッタ1
0は、三角柱状のプリズムを2個貼り合わせた直方体状
の形状をしており、貼り合わせ面には波長選択機能を有
する光学膜(ダイクロイック膜)がコーティングされて
いる。このダイクロイック膜はCD用のレーザ光を透過
し、DVD用のレーザ光を反射するように形成されてい
るので、光源2及び光源6のレーザ光の利用効率を効果
的に設定できるようになっている。
【0009】また、波長フィルタ15は、光源2から出
射されたレーザ光を透過する一方、光源6から出射され
たレーザ光を反射若しくは吸収するように構成されてい
るもので、光源2と光源6から出射されたレーザ光の光
束の径を規制している。こうして、対物レンズ16によ
り光源2、光源6から出射されたレーザ光を集光した集
光スポットをそれぞれDVD17又はCD18に照射し
たときに、収差が小さくなるように構成されているもの
である。
【0010】次に、光学ユニット4、8の配置及び光デ
ィスクすなわちDVD17、CD18の再生動作につい
て説明する。
【0011】光学ユニット4と光学ユニット8とはビー
ムスプリッタ10を起点として略90度の角度をなすよ
うに配置されており、波長フィルタ15から対物レンズ
16に至る光の光軸に対して略平行な方向に光学ユニッ
ト8が配置され、波長フィルタ15から対物レンズ16
に至る光の光軸に対して略垂直な方向に光学ユニット4
が配置されている。
【0012】このような構成において、DVD17を再
生するときには、光源2から発振波長635〜650n
mの波長で出射されたレーザ光は、光学ユニット4の出
射部4d及び回折格子5aを通過してビームスプリッタ
10に入射する。そしてビームスプリッタ10に入射し
たレーザ光は反射されて、その光軸を略90度折り曲げ
られてビームスプリッタ10から出射され、ビームスプ
リッタ10に隣接して設けられている波長フィルタ15
に入射する。DVD用のレーザ光である光源2からのレ
ーザ光はその光束の径がほとんど規制されずに透過する
ようになっている。そして波長フィルタ15を透過した
レーザ光は対物レンズ16へ入射する。そして対物レン
ズ16の集光作用により、DVD17の情報記録面に結
像される。
【0013】その後DVD17で反射されたレーザ光
は、再び対物レンズ16及び波長フィルタ15を透過し
た後、ビームスプリッタ10で反射されて、その光軸を
光学ユニット4方向に折り曲げられて、回折格子5aに
入射する。回折格子5aによってレーザ光は回折されて
受光素子3に形成されている受光部に入射する。このと
き、前記受光部に入射されたレーザ光は光電変換される
ことによりDVD17の情報記録面の信号に応じた電流
出力を電圧信号に変換した再生信号が形成され、光学ユ
ニット4の外部端子4cから出力される。また、前記受
光部に入射されたレーザ光の一部はフォーカス及びトラ
ッキング制御のために用いられる。
【0014】一方、CD18を再生するときには、光源
6から発振波長770〜790nmの波長で出射された
レーザ光は、光学ユニット8の出射部8d、ビーム形成
部9b、及び回折格子9aを通過する。このとき、ビー
ム形成部9bで3ビームが形成されたレーザ光はビーム
スプリッタ10に入射する。そしてビームスプリッタ1
0で入射してきたレーザ光は、ビームスプリッタ10を
透過して、そのままビームスプリッタ10から出射さ
れ、ビームスプリッタ10に隣接して設けられている波
長フィルタ15に入射する。CD用のレーザ光である光
源6からのレーザ光は波長フィルタ15の外周部分に形
成された輪帯により反射され、輪帯が形成されていない
部分では透過するようになっている。これにより、波長
フィルタ15はCD用のレーザ光に対しては絞りのよう
な働きをし、対物レンズ16に入射するレーザ光の径を
規制する。そして、波長フィルタ15を透過したレーザ
光は対物レンズ16へ入射する。そして対物レンズ16
の集光作用により、CD18の情報記録面に結像され
る。
【0015】その後CD18で反射されたレーザ光は、
再び対物レンズ16及び波長フィルタ15を透過した
後、ビームスプリッタ10を透過して、回折格子9aに
入射する。回折格子5aによってレーザ光は回折され
て、ビーム形成部9bにかかることなく受光素子7に形
成されている受光部に入射する。このとき、前記受光部
に入射されたレーザ光は光電変換されることによりCD
18の情報記録面の信号に応じた電流出力を電圧信号に
変換した再生信号が形成され、光学ユニット8の外部端
子8cから出力される。また、前記受光部に入射された
レーザ光の一部はフォーカス制御及び3ビーム法による
トラッキング制御のために用いられる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光学ユニットでは、例えば、波長の異なる2波長の光源
を使用する光学装置である光ピックアップに組み込む場
合に、2つの波長にそれぞれ対応した2つの光学ユニッ
ト4、8を用いなければならず、さらに、光学ユニット
4、8のそれぞれの光源2、6から出射されるレーザ光
を同一の光軸に導くためのビームスプリッタ10が必要
であったため、光ピックアップの部品点数を増加させて
いたとともに、構造を複雑化させていた。
【0017】そこで、従来の光学ユニット4にCD用の
光源6のみを追加して2波長光源を備えることにより、
2波長対応することが考えられるが、光学ユニット4に
設けた光学部材5に形成した回折格子5aで回折される
レーザ光は波長が長い程回折角度が大きくなるので、C
D用のレーザ光はDVD用のレーザ光に比べて回折角度
が大きくなる。したがって、DVD用のレーザ光の回折
光を受光するために位置が決められて形成された受光素
子3ではCD用のレーザ光の回折光は受光できず、光源
6を追加しただけでは2波長対応の光学ユニットは構成
できない。
【0018】また、上記問題を解決するために、光学ユ
ニット4内に、CD用のレーザ光の回折光を受光する受
光素子をDVD用の受光素子とは別に形成することが考
えられるが、この場合、CD用及びDVD用の受光素子
のそれぞれの受光位置に対応する回折光を受光させるよ
うに光学部材5を調整することは、CD用及びDVD用
の各受光素子間の距離のばらつきが発生するので、非常
に困難なものとなる。
【0019】なお、上記した各受光素子間の距離のばら
つきが極力小さくなるように各受光素子を形成した上
で、光学部材4の取付位置を精密に位置調整することに
より2波長対応の光学ユニットが構成できたとしても、
受光素子を追加するので部品点数の増加により、構造が
複雑になり、部材コストも増大する。また受光素子の形
成工程の高精度化によるコスト高と光学部材4のより精
密な調整工程による工程費のコスト高によって、光学ユ
ニットは非常に高価なものとなるので現実的な方法では
ない。
【0020】本発明の目的は、1つの複合光学ユニット
で波長の異なる複数の光源を使用する光学装置に対応で
き、受光素子は1つで良く、構造を複雑化するこなく、
コスト低減ができ、光ピックアップにも適用できる複合
光学ユニットを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、光学装置に取り付けられるハ
ウジングを有し、該ハウジングには発光部材と受光部材
と複合光学部材とが取付固定され、前記発光部材は波長
の異なる光を出射する複数個の発光素子を有し、一つの
前記複合光学部材には前記発光部材から出射した光が入
射する入射面及び出射する出射面と、該出射面に設けら
れた前記光学装置からの戻り光を回折する回折手段と、
該回折手段で回折された光が前記複合光学部材を通り、
前記複合光学部材を通った光を前記受光部材に反射させ
る反射面とを設けるとともに、該反射面には波長の異な
る光を前記受光部材の同一位置に結像させる補正手段を
設け、この補正手段を設けた前記反射面は、前記回折手
段を設けた前記出射面に対して傾斜して配設されたこと
を特徴とするものである。
【0022】さらに、第2の解決手段として、前記発光
部材は前記発光素子を包含する第1のパッケージと該第
1のパッケージに設けられた外部接続端子とから構成さ
れ、前記受光部材は受光素子と該受光素子を包含する第
2のパッケージと該第2のパッケージに設けられた外部
接続端子とから構成されたことを特徴とするものであ
る。
【0023】さらに、第3の解決手段として、前記補正
手段は回折格子であることを特徴とするものである。
【0024】さらに、第4の解決手段として、前記回折
格子は前記反射面に直接形成した凹凸部であることを特
徴とするものである。
【0025】さらに、第5の解決手段として、前記入射
面と前記出射面は略平行に配設され、前記発光素子から
の出射光の光軸が前記出射面と略直交するように前記発
光部材が前記ハウジングに配置されるとともに、前記反
射面は前記出射面と傾斜した傾斜面とし、前記受光部材
は前記発光部材とほぼ90度の角度をなすように配置さ
れるようにしたことを特徴とするものである。
【0026】さらに、第6の解決手段として、前記回折
手段と前記補正手段を備えた前記複合光学部材は樹脂で
あり、成形により一体形成されたことを特徴とするもの
である。
【0027】さらに、第7の解決手段として、前記光学
装置は対物レンズが搭載され光ディスクの記録又は再生
を行う光ピックアップであるとともに、前記対物レンズ
を通して前記発光部材から出射した光を前記光ディスク
に照射し、前記光ディスクからの戻り光を前記受光部材
で受光するようにしたことを特徴とするものである。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態である複合光
学ユニットについて、図1及び2の図面を用いて以下に
説明する。
【0029】図1は、本発明の複合光学ユニット50の
実施の形態を含む光学装置すなわち光ピックアップ10
0を示す一部断面側面図である。複合光学ユニット50
は、光ピックアップ100に配置され固定されている。
この複合光学ユニット50は受発光一体型光学素子であ
り、レーザ光により光ディスクD1(D2)に記録され
た情報を再生したり、あるいは光ディスクD1(D2)
に対して情報を記録するのに用いられる。
【0030】そして、光ピックアップ100は光ディス
クD1(D2)に対面して配置されており、光ディスク
D1(D2)面と直交する方向であるフォーカシング
(F)方向及び光ディスクD1(D2)の半径方向であ
るトラッキング(T)方向に可動支持された対物レンズ
101を備えている。
【0031】なお、本実施の形態では、光ディスクD1
は高密度光ディスクであるDVDであり、光ディスクD
2は低密度光ディスクであるCD(CD−Rを含む)で
ある。
【0032】複合光学ユニット50は、主として、発光
部材すなわち半導体レーザ52と、受光部材54と、複
合光学部材55と、これらの部材が取付固定されるハウ
ジング51とからなっている。
【0033】半導体レーザ52は、図2の一部断面斜視
図に示すように、円板状の基板部52aと、基板部52
aの一方の平面部52a′から突設した直方体状の基台
52bと、基台52bの側壁面に位置決めされ固着され
たレーザチップ53と、基台52bを包含するように基
板部52aの一方の平面部52a′に取付固定され筒状
の胴部52cと開口部52d′を形成した天板52dと
からなるキャップ部52eと、開口部52d′をキャッ
プ部52eの内側から塞ぐように固着された透明な円板
状のガラス板52fとから構成されている。こうして、
基板部52aとキャップ部52eとガラス板52fとか
ら構成されるパッケージ内の密閉された空間にレーザチ
ップ53が配置されるようになっている。
【0034】そして、レーザチップ53にはDVD用の
短波長レーザ(波長650nm帯)を出射する発光素子
すなわちレーザダイオード53aと、CD用の長波長レ
ーザ(波長780nm帯)を出射する発光素子すなわち
レーザダイオード53bが形成されている。また、レー
ザダイオード53a、53bからそれぞれ出射されるレ
ーザ光53a′、53b′は基板部52aの一方の平面
部52a′と直交する方向にガラス板52fを透過する
ようになっている。また、図1に示すように、基板部5
2aの一方の平面部52a′とは反対側の他方の平面部
からは外部接続端子52gが突設してあり、この外部接
続端子52gを介してレーザダイオード53a、53b
への駆動電流の供給等を行っている。
【0035】一方、受光部材54は、PINフォトダイ
オードからなる受光素子(図示せず)を内蔵したパッケ
ージ54aとパッケージ54aから両側に突設した外部
接続端子54bとから構成されている。外部接続端子5
4bを介して、受光素子用の電源電圧を供給したり、受
光素子で光電変換された出力信号を外部に出力したりで
きるようになっている。
【0036】また、複合光学部材55は高透過性を有す
る樹脂からなり、平行に配置された入射面55aと出射
面55bを有する直方体状部分55cと、入射面55a
と連結するように一体形成した傾斜面部55dと、直方
体状部分55cの側壁部から突設した突出部55eとか
ら構成されている。また、出射面55bには回折手段す
なわち回折格子55fが所定のピッチで形成されてい
る。また、傾斜面部55dの表面には図示しない光学膜
がコーティングされることによって、傾斜面部55dの
内壁面には反射面55d′が形成されている。さらに、
反射面55d′には補正手段すなわち反射型の回折格子
55gが所定のピッチで形成されている。本実施の形態
では、複合光学部材55は回折格子55f、55gとと
もに成形型を用いた一体成形により形成されている。ま
た、複合光学部材55の材質として樹脂を用いたが、こ
れに限らず、ガラス材を用いてもかまわない。なお、反
射面55d′に形成した回折格子55gについての詳細
は後述する。
【0037】また、ハウジング51は、金属製のブロッ
クからなり、その下部側には半導体レーザ52の取付用
の取付穴51aが、下端面には半導体レーザ52を位置
決めして取り付けるための取付穴51bが形成されてい
る。また、ハウジング51の上部側には複合光学部材5
5の取付用の取付穴51cが取付穴51aと連結するよ
うに設けられてる。また、取付穴51cの上部及び側部
にはそれぞれ複合光学部材55を取り付けるための突き
当て面51c′、51c″が形成されている。さらに、
取付穴51cの突き当て面51c″側でハウジング51
の高さ方向の中央部には貫通孔51dが形成されてい
る。また、貫通孔51dを覆う外壁面には受光部材54
を位置決めして取り付けるための取付面51eが形成さ
れている。一方、取付穴51cの突き当て面51c′に
は上方に開口した開口部51fが形成されており、複合
光学部材55に設けた回折格子55fが露出するように
なっている。。上記の金属製のブロックは円柱状、直方
体状、あるいは、他の多角形の柱状のものなどを用いれ
ば良い。また、ハウジング51を樹脂製のブロックから
構成してもかまわない。
【0038】次に、図1を参照して、ハウジング51へ
の半導体レーザ52、受光部材54、及び複合光学部材
55の組み立て状態について説明する。
【0039】まず、複合光学部材55は、その直方体状
部分55cがハウジング51の取付穴51cに挿入さ
れ、その突出部55eがハウジング51の貫通孔51d
に嵌合されるとともに、直方体状部分55cの上面とな
る出射面55bがハウジング51の取付穴51cに形成
した突き当て面51c′に当接され、直方体状部分55
cの側壁面が取付穴51cに形成した突き当て面51
c″に波型の板バネ56に付勢されて当接することによ
って、ハウジング51に位置決めされ接着剤等で固着さ
れる。
【0040】次に、半導体レーザ52は、キャップ部5
2e側がハウジング51の取付穴51a内に挿入される
とともに、基板部52aにおける一方の平面部52a′
側の外縁部がハウジング51に形成した取付穴51bに
嵌合することによって、ハウジング51に位置決めされ
接着剤等で固着される。
【0041】また、受光部材54は、その受光素子がハ
ウジング51の貫通孔51dに対面するように所定の位
置でハウジング51に形成した取付面51eに位置決め
され接着剤等で固着される。なお、受光部材54は半導
体レーザ52に対して90度の角度をなしている。ま
た、受光部材54は予め、所定の基準光学系によりレー
ザダイオード53a、53bから出射されるレーザ光5
3a′、53b′の戻り光が回折格子55fと55gで
回折されたときに、受光部材54の所定位置Pに導かれ
るように調整された後、取付面51eに固着されるもの
である。
【0042】次に、DVD(D1)とCD(D2)の再
生動作について説明する。
【0043】上述した構成において、DVD(D1)を
再生するときには、半導体レーザ52のレーザダイオー
ド53aから出射したレーザ光53a′は、複合光学部
材55の入射面55aを透過した後、回折格子55fを
透過し、出射面55bから出射される。そして、そのレ
ーザ光53a′は対物レンズ101へ入射し、対物レン
ズ101の集光作用により、DVD(D1)の情報記録
面に結像される。
【0044】その後DVD(D1)で反射されたレーザ
光53a′は、再び対物レンズ101を透過した後、回
折格子55fに入射し、所定の回折角度に回折されたレ
ーザ光53a′−2となる。レーザ光53a′−2はさ
らに複合光学部材55に形成した反射面55dにより反
射されて受光部材54の受光素子における受光位置P入
射する。このとき、前記受光素子に入射されたレーザ光
は光電変換されることによりDVD(D1)の情報記録
面の信号に応じた電流出力を電圧信号に変換した再生信
号が形成され、受光部材54の外部接続端子54bから
出力される。また、前記受光部材54に入射されたレー
ザ光の一部はフォーカス及びトラッキング制御のために
用いられる。
【0045】一方、CD(D2)を再生するときには、
半導体レーザ52のレーザダイオード53bから出射し
たレーザ光53b′は、複合光学部材55の入射面55
aを透過した後、回折格子55fを透過し、出射面55
bから出射される。そして、そのレーザ光53b′は対
物レンズ101へ入射し、対物レンズ101の集光作用
により、CD(D2)の情報記録面に結像される。
【0046】その後CD(D2)で反射されたレーザ光
53b′は、再び対物レンズ101を透過した後、回折
格子55fに入射し、所定の回折角度に回折されたレー
ザ光53b′−2となる。レーザ光53b′−2はさら
に複合光学部材55に形成した反射面55dにより反射
されて受光部材54の受光素子における受光位置Pに入
射する。このとき、前記受光素子に入射されたレーザ光
は光電変換されることによりCD(D2)の情報記録面
の信号に応じた電流出力を電圧信号に変換した再生信号
が形成され、受光部材54の外部接続端子54bから出
力される。また、前記受光部材54に入射されたレーザ
光の一部はフォーカス及びトラッキング制御のために用
いられる。
【0047】なお、必要に応じて、光ピックアップ10
0において、出射面55bから出射したレーザ光53
a′、53b′を平行光にするコリメータレンズや、光
束の径を規制する波長フィルタ等を設けても良い。
【0048】次に、複合光学部材55の反射面55d′
に形成した回折格子55gについて図1を参照して説明
する。
【0049】上述したように、DVD(D1)及びCD
(D2)で反射されたレーザ光53a′、53b′は複
合光学部材55の回折格子55fでそれぞれ回折された
レーザ光53a′−2及び53b′−2となる。そのと
き、CD(D2)用のレーザ光はDVD(D1)用のレ
ーザ光よりも波長が長いため、回折されたCD(D2)
用のレーザ光53b′−2の回折角度は、図1に示すよ
うにDVD(D1)用のレーザ光53a′−2の回折角
度よりも大きくなっている。
【0050】このため、複合光学部材55の反射面55
d′において、レーザ光53a′−2及び53b′−2
を単に反射させただけでは、受光部材54の受光位置P
に2つのレーザ光を一致させることはできない。これを
補正するために反射面55d′に補正手段すなわち回折
格子55gを設けてある。
【0051】回折格子55gは次のような設計方法によ
り構成される。すなわち、受光部材54の受光位置Pか
らDVD(D1)用のレーザ光とCD(D2)用のレー
ザ光を回折格子55gに向かって出射したと仮定したと
きに、回折格子の特性により、波長の長い光ほど回折格
子で回折された反射光は外側に広がる(回折角が大きく
なる)ので、この回折角が大きい方の光であるCD(D
2)用のレーザ光の光軸を複合光学部材55の回折格子
55fで回折されるレーザ光53b′−2の光軸と一致
させるように、また、回折角が小さい方の光であるDV
D(D1)用のレーザ光の光軸を複合光学部材55の回
折格子55fで回折されるレーザ光53a′−2の光軸
と一致させるように、回折格子55gを複合光学部材5
5上で配設すればよい。
【0052】このようにして、回折格子55fでそれぞ
れ回折されたレーザ光53a′−2及び53b′−2
を、共に受光部材54の受光位置Pに受光されるように
補正することができる。
【0053】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、図1に示したように、光ピックアップ100に取り
付けられるハウジング51を有し、ハウジング51には
半導体レーザ52と受光部材54と複合光学部材55と
が取付固定され、半導体レーザ52はDVD用の短波長
レーザを出射するレーザダイオード53aとCD用の長
波長レーザを出射するレーザダイオード53bを有し、
複合光学部材55は半導体レーザ52から出射した光が
入射する入射面55a及び出射する出射面55bと、出
射面55bに設けられた光ディスクD1(D2)で反射
した戻り光を回折する回折格子55fと、回折格子55
fで回折された光を受光部材54に反射させる反射面5
5d′とを設けるとともに、反射面55d′には波長の
異なる光を共に受光部材54の受光位置Pに結像させる
回折格子55gを設けたので、1つの複合光学ユニット
50で異なる2つの波長を使用する光ピックアップ10
0に対応できる。また、受光部材54は1つでよく、こ
の受光部材54のみを調整して位置合わせしておけばよ
いので、調整工程でのコストを増加させることはない。
【0054】また、半導体レーザ52は基板部52aと
キャップ部52eとガラス板52fからなるパッケージ
と基板部52aから突設した外部接続端子52gとから
構成され、受光部材54は受光素子を内蔵したパッケー
ジ54aとこのパッケージ54aに設けられた外部接続
端子54bとから構成されたいわゆるディスクリート部
品であり、それぞれ単体で安価に製造される部材を用い
て複合光学ユニット50を構成しているので、各部材の
取り扱いも容易であり、また、ハウジング51への組み
込み作業がし易くなり、部材コスト及び工程費を低減で
きる。
【0055】また、補正手段として回折格子55gを用
い、回折格子55gは樹脂である複合光学部材55の反
射面55d′に一体成形により形成されているので、ご
く一般的で構成も簡単な光学素子である回折格子を用い
たことで、補正手段の構造が簡単に構成でき、また、複
合光学部材55への回折格子55gの形成も容易となり
複合光学部材55の部材コストをより低減できる。
【0056】また、入射面55aと出射面55bは略平
行に配設され、半導体レーザ52からの出射されるレー
ザ光53a′、53b′の光軸が出射面55bと略直交
するように半導体レーザ52がハウジング51に配置さ
れるとともに、光ディスクD1(D2)で反射したレー
ザ光が回折格子55fで回折された後のレーザ光を受光
部材54の受光素子に導くための反射面55d′は出射
面55bと傾斜する傾斜部55dに形成した傾斜面55
d′とし、受光部材54は半導体レーザ52とほぼ90
度の角度をなすように配置されるようにしたので、ハウ
ジング51に対して半導体レーザ52と受光部材54を
並設させて配置面積を大きく取る構成としなくても、半
導体レーザ52と受光部材54をハウジング51に対し
てコンパクトに配置でき、複合光学ユニット50を実用
的な大きさにできる効果がある。
【0057】さらに、複合光学部材50は安価な素材で
ある樹脂を用い、また、複合光学部材50の成形時に回
折手段55f、55gを同時に一体形成するので、成形
時間も短縮でき、複合光学部材55をより低減できる。
【0058】さらに、本実施の形態で説明したように、
本発明の複合光学ユニットは対物レンズ101が搭載さ
れ光ディスクD1(D2)の記録又は再生を行う光ピッ
クアップ100にも適用できるものである。
【0059】また、本発明は、図3に示した光学ユニッ
ト4のように、基板部4aと側壁部4bと側壁部4bの
開口部である出射部4dに接合した光学部材5とからな
り、基板部4a上に光源(発光部材)と受光素子(受光
部材)を設けて、光源と受光素子を側壁部で包含するタ
イプの複合光学ユニットにも適用できる。このようにし
た実施の形態では、受光部材としてレーザダイオードチ
ップを用い、受光部材として基板部の表面に半導体プロ
セス等により形成した受光素子を用い、複合光学部材
(光学部材)には補正手段である回折格子を形成するこ
とにより、複合光学ユニットの小型化が達成できる効果
がある。
【0060】また、本実施の形態では、図2に示すよう
に、波長の異なる2つのレーザダイオード53a、53
bを有する半導体レーザ52を用いたが、3個以上の波
長の異なる光源を有する発光部材を用いた複合光学ユニ
ットの場合にも、本発明が適用できるものである。
【0061】なお、本発明の複合光学ユニットは、光ピ
ックアップへの適用のみに限らず、波長の異なる複数個
の光源を使用する光学装置にも適用が可能である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のよれば、
光学装置に取り付けられるハウジングを有し、該ハウジ
ングには発光部材と受光部材と複合光学部材とが取付固
定され、前記発光部材は波長の異なる光を出射する複数
個の発光素子を有し、一つの前記複合光学部材には前記
発光部材から出射した光が入射する入射面及び出射する
出射面と、該出射面に設けられた前記光学装置からの戻
り光を回折する回折手段と、該回折手段で回折された光
が前記複合光学部材を通り、前記複合光学部材を通った
を前記受光部材に反射させる反射面とを設けるととも
に、該反射面には波長の異なる光を前記受光部材の同一
位置に結像させる補正手段を設け、この補正手段を設け
た前記反射面は、前記回折手段を設けた前記出射面に対
して傾斜して配設されたので、1つの複合光学ユニット
で複数個の波長を使用する光学装置に対応でき、また、
補正手段があるので受光部材が1つでよく、また、受光
部材のみを調整して位置合わせしておけばよいので、調
整工程でのコストを増加させないようにできる。
【0063】さらに、発光部材は発光素子を包含する第
1のパッケージと該第1のパッケージに設けられた外部
接続端子とから構成され、前記受光部材は受光素子と該
受光素子を包含する第2のパッケージと該第2のパッケ
ージに設けられた外部接続端子とから構成されたので、
発光部材と受光部材としてそれぞれ単体で安価に製造さ
れるいわゆるディスクリート部品を用いて複合光学ユニ
ットを構成するので、各部材の取り扱いも容易となり、
また、ハウジングへの組み込み作業がし易くなり、部材
コスト及び工程費を低減できる。
【0064】さらに、補正手段は回折格子であるので、
ごく一般的で構成も簡単な光学素子により補正手段を構
成でき、構造を簡素化できる。
【0065】さらに、回折格子は反射面に直接形成した
凹凸部であるので、複合光学部材と一体で形成でき、回
折格子を別体で設ける必要がなく、複合光学部材のコス
トをより低減できる。
【0066】さらに、入射面と出射面は略平行に配設さ
れ、発光素子からの出射光の光軸が前記出射面と略直交
するように発光部材がハウジングに配置されるととも
に、前記反射面は前記出射面と傾斜した傾斜面とし、受
光部材は前記発光部材とほぼ90度の角度をなすように
配置されるようにしたので、ハウジングに対して発光部
材と受光部材を並設させて配置面積を大きく取る構成と
しなくても、発光部材と受光部材をハウジングに対して
コンパクトに配置でき、光学ユニットを実用的な大きさ
にすることができる。
【0067】さらに、回折手段と補正手段を備えた複合
光学部材は樹脂であり、成形により一体形成されたの
で、複合光学部材をガラスで形成した場合に比べて素材
のコストが安価で、成形もし易くなり、また、回折手段
と補正手段を複合光学部材の成形時に同時に形成するこ
とで成形時間も短縮でき、複合光学部材のコストをより
低減できる。
【0068】さらに、光学装置は対物レンズが搭載され
光ディスクの記録又は再生を行う光ピックアップであ
り、前記対物レンズを通して発光部材から出射した光を
前記光ディスクに照射し、前記光ディスクからの戻り光
を受光部材で受光するようにしたので、本発明は光ピッ
クアップにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合光学ユニットの実施の形態を含む
光ピックアップ100を示す一部断面側面図である。
【図2】本発明の実施の形態の複合光学ユニットに係
り、図1における半導体レーザ52を説明するための一
部断面斜視図である。
【図3】従来の光学ユニットを搭載した光ピックアップ
の平面図である。
【符号の説明】
50 複合光学ユニット 51 ハウジング 52 半導体レーザ 53a、53b レーザダイオード 54 受光部材 55 複合光学部材 55a 入射面 55b 出射面 55d′ 反射面 55f、55g 回折格子 100 光ピックアップ 101 対物レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−123032(JP,A) 特開 平7−57293(JP,A) 特開 平11−296895(JP,A) 特開2000−30285(JP,A) 特開2000−76688(JP,A) 特開2000−82232(JP,A) 特開2000−215496(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/12 - 7/22 H01S 5/00 - 5/50 G02B 5/30 - 5/32

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学装置に取り付けられるハウジングを
    有し、該ハウジングには発光部材と受光部材と複合光学
    部材とが取付固定され、前記発光部材は波長の異なる光
    を出射する複数個の発光素子を有し、一つの前記複合光
    学部材には前記発光部材から出射した光が入射する入射
    面及び出射する出射面と、該出射面に設けられた前記光
    学装置からの戻り光を回折する回折手段と、該回折手段
    で回折された光が前記複合光学部材を通り、前記複合光
    学部材を通った光を前記受光部材に反射させる反射面と
    を設けるとともに、該反射面には波長の異なる光を前記
    受光部材の同一位置に結像させる補正手段を設け、この
    補正手段を設けた前記反射面は、前記回折手段を設けた
    前記出射面に対して傾斜して配設されたことを特徴とす
    る複合光学ユニット。
  2. 【請求項2】 前記発光部材は前記複数個の発光素子を
    包含する第1のパッケージと該第1のパッケージに設け
    られた外部接続端子とから構成され、前記受光部材は受
    光素子と該受光素子を包含する第2のパッケージと該第
    2のパッケージに設けられた外部接続端子とから構成さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載の複合光学ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は回折格子であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の複合光学ユニット。
  4. 【請求項4】 前記回折格子は前記反射面に直接形成し
    た凹凸部であることを特徴とする請求項3に記載の複合
    光学ユニット。
  5. 【請求項5】 前記入射面と前記出射面は略平行に配設
    され、前記発光素子からの出射光の光軸が前記出射面と
    略直交するように前記発光部材が前記ハウジングに配置
    されるとともに、前記反射面は前記出射面と傾斜した傾
    斜面とし、前記受光部材は前記発光部材とほぼ90度の
    角度をなすように配置されるようにしたことを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれかに記載の複合光学ユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記回折手段と前記補正手段を備えた前
    記複合光学部材は樹脂であり、成形により一体形成され
    たことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
    複合光学ユニット。
  7. 【請求項7】 前記光学装置は対物レンズが搭載され光
    ディスクの記録又は再生を行う光ピックアップであり、
    前記対物レンズを通して前記発光部材から出射した光を
    前記光ディスクに照射し、該光ディスクからの戻り光を
    前記受光部材で受光するようにしたことを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれかに記載の複合光学ユニット。
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