JPH08192935A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JPH08192935A
JPH08192935A JP7006243A JP624395A JPH08192935A JP H08192935 A JPH08192935 A JP H08192935A JP 7006243 A JP7006243 A JP 7006243A JP 624395 A JP624395 A JP 624395A JP H08192935 A JPH08192935 A JP H08192935A
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JP
Japan
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roller
document
diameter portion
conveying
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP7006243A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Asai
伸司 浅井
Satoru Washida
悟 鷲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP7006243A priority Critical patent/JPH08192935A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙搬送ローラに、中央部分で原稿を搬送す
る大径部の径より大きく、上記大径部の両側部の径より
小さい輪状スペーサーを設けて、用紙の斜行を防止す
る。 【構成】 用紙搬送ローラ7をCIS6に当接したと
き、該用紙搬送ローラ7の中央部分に設けられた搬送部
7aが、その外径が両側部7b及び左右のカラー7cよ
りも大きいために、図2中上方に押し上げられた状態に
なる。このとき、上記搬送部7a及びカラー7cがCI
S6と当接しており、左右のカラー7cの設置間隔は、
搬送される原稿Pの幅よりも広くなっている。この状態
で用紙搬送ローラ7とCIS6との間に原稿Pが搬送さ
れると、上記搬送ローラ7aのみが原稿Pと当接し、原
稿Pを搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送路内の用紙を搬送
するための搬送ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理装置において、用紙を搬
送する機構としては図3に示されるようなものがある。
トレイ35上に載置された原稿Pは、分離ローラ31
と、該分離ローラ31に弾性的に当接する分離パッド3
0とによって最下層から1枚ずつ分離されて、読取装置
33の方へと搬送される。該読取装置33は、バネ34
の付勢力によって、読取装置33と対向するように設け
られている搬送ローラ32と当接している。そして読取
装置33上に搬送された原稿Pは、搬送ローラ32の回
転によって、読取装置33と密着しながら搬送される。
【0003】上記分離ローラ31の幅は、原稿Pの幅よ
りも小さくなっており、搬送ローラ32の幅は、原稿P
の幅全体を上記読取装置33に当接させるために原稿P
の幅より大きくなっている(図4参照)。上記分離ロー
ラ31と搬送ローラ32とによって原稿Pを搬送する場
合、原稿Pの読取り速度を速くするために、上記搬送ロ
ーラ32の回転速度は、分離ローラ31の回転速度より
速くなっている。このため、上記分離ローラ31と搬送
ローラ32とによって搬送される原稿Pには、引張り方
向の力が作用する。
【0004】このとき、原稿Pの幅より小さい上記分離
ローラ31と分離パッド30は、原稿Pの中央部だけを
挟持しているため、原稿Pに引張り方向の力が作用する
と、図4のように、上記搬送ローラ32の両端部から分
離ローラ31の方へと延びるテンションT1、T2が作
用する。このテンションT1、T2の作用により、原稿
Pに皺が発生し、皺が発生した状態で原稿Pが、搬送ロ
ーラ32によって押圧されながら搬送される恐れがあっ
た。
【0005】上記のような問題解決のために、搬送ロー
ラを図5に示されるような形状とすることが考えられ
る。この場合、用紙を搬送する機構の構成は図3に示さ
れるものと同様である。図5の搬送ローラ37は、上記
分離ローラ36と同じ幅で、両側部37bよりも外径の
大きい大径部37aを備えており、この大径部37aが
原稿Pと当接している。上記搬送ローラ37を用いて原
稿Pを搬送することで、上記分離ローラ36と搬送ロー
ラ37との間のテンションは、原稿Pの搬送方向と平行
な方向に生じる。よって、上記テンションの作用による
原稿P上の発生が防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5に示されるような
搬送ローラ37によって原稿Pを搬送する場合、搬送ロ
ーラ37の大径部37aと原稿Pとが当接しているのみ
であり、上記搬送ローラ37による原稿Pの搬送力は、
図4の搬送ローラ32と比較して小さくなる。このた
め、上記バネ34の付勢力を大きくして、上記読取装置
33と搬送ローラ37の大径部37aとの当接力を強く
する必要がある。しかしながら、読取装置33と上記大
径部37aとの当接力が大きくなると、大径部37aが
図5中上方向に押し上げられ、搬送ローラ37全体が撓
んだ状態になる。
【0007】上記のように撓んだ状態で、上記読取装置
33の位置に原稿Pが搬送されると、上記搬送ローラ3
7は、上記大径部37aと上記両側部37bの端部とで
原稿Pをニップする恐れがある。上記大径部37aと上
記両側部37bの端部とで原稿Pがニップされると、原
稿Pは原稿搬送路内で斜行し、原稿Pが読取装置33に
よって正しく読み取られないという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような問題解決の
ために、請求項1の発明は、分離ローラで分離された用
紙を、搬送ローラとヘッド部材との弾接部に導入して搬
送する装置であって、上記搬送ローラは、中央部に上記
分離ローラと略同幅の大径部と、該大径部からローラの
両端部に至るやや小径の小径部と、上記両端部に用紙幅
より外側に位置し、上記大径部より小さく小径部より大
きい外径の輪状のスペーサー部とより成ることを特徴と
している。
【0009】又、請求項2の発明は、上記ヘッド部材
が、密着型読取装置であることを特徴としている。
【0010】又、請求項3の発明は、上記輪状スペーサ
ーの材質が、上記大径部の材質よりも弾性が小さいこと
を特徴としている。
【0011】
【作用】以上のように請求項1の発明によれば、上記搬
送ローラの中央部に大径部を設け、搬送ローラの用紙の
幅よりも外側に対応する位置に輪状スペーサーを設ける
ことで、大径部において搬送ローラが撓んだ状態で該大
径部と用紙とが弾接しても、上記輪状スペーサーが上記
ヘッド部材と当接して、搬送ローラ自体を支持するた
め、上記大径部以外の部分で搬送ローラと用紙とが接触
することがなくなる。
【0012】又、請求項2の発明によれば、上記搬送ロ
ーラの大径部及び輪状スペーサーが、密着型読取装置に
当接することで、中央部において用紙搬送ローラが撓ん
だ状態で上記大径部が用紙に接触しても、上記輪状スペ
ーサーが密着型読取装置と当接して、搬送ローラ自体を
支持し、密着型読取装置上で用紙は上記大径部のみで搬
送される。
【0013】又、請求項3の発明によれば、上記輪状ス
ペーサーの材質が、上記大径部の材質よりも弾性が小さ
いことで、上記輪状スペーサーと密着型読取装置とが当
接するまで上記大径部が弾性変形した状態で上記密着型
読取装置と当接する。これによって、上記大径部と密着
型読取装置との接圧が大きくなり、上記大径部による搬
送力が大きくなる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を説明する。図
1は、本発明の実施例用紙搬送ローラを備えた画像処理
装置の原稿搬送路近傍の断面図である。原稿Pは、原稿
トレイ1上に載置されており、上記原稿Pの先端は、分
離部2に位置している。この分離部2は、分離ローラ3
と、該分離ローラ3に弾性的に当接する分離パッド4と
によって構成されている。
【0015】上記分離部2に対して原稿Pの搬送方向下
流側には、読取部5が位置している。この読取部5は、
密着型イメージセンサー(以下、CISと記載)6と、
該CIS6と対向する位置に設けられた用紙搬送ローラ
7と、上記CIS6を用紙搬送ローラ7の方へと押圧す
るバネ8とによって構成される。上記読取部5から原稿
Pの搬送方向下流側には、原稿排出口9が設けられてお
り、CIS6の読取りが終了した原稿Pが排出される。
【0016】上記原稿トレイ1上に載置された原稿P
は、上記分離ローラ3と分離パッド4との作用によって
1枚ずつ分離されて、上記読取部5の方へと繰り込まれ
る。読取部5まで繰り込まれた原稿Pは、上記用紙搬送
ローラ7の回転によって、上記CIS6と接触しながら
CIS6上を搬送され、その表面の画像データが読取ら
れる。表面が読取られた原稿Pは、原稿排出口9から画
像処理装置本体外部に設けられた排出トレイ(図示せ
ず)に排出される。
【0017】図2は、図1の読取部の斜視図である。用
紙搬送ローラ7は、中央部分に原稿Pを搬送するための
搬送部7aを備えており、該搬送部7aは、その左右両
側にある両側部7bよりも径が大きくなっている。そし
て、該両側部7bの各々の外側にはカラー7cが備えら
れている。このカラー7cの径は、上記両側部7bの径
以上、搬送部7aの径以下となっている。又、上記2つ
のカラー7cの間隔は、搬送される原稿Pの幅よりも広
くなっている。
【0018】尚、図2においては、用紙搬送ローラ7の
構成の理解を容易にするために、搬送部7a、両側部7
b及びカラー7cの径の差を誇張して描いているが、実
際の径の差は極わずかである。実際には、上記搬送部7
aと両側部7bとの差は、0.5mm程度であり、上記
カラー部7cと両側部7bとの差は、0.15mm程度
である。又、上記用紙搬送ローラ7は、白色であって、
CIS6による原稿Pの黒色部と白色部との判別による
読取りに支障を来さないようになっている。
【0019】上記のような用紙搬送ローラ7を使用する
場合、通常、カラー7cとCIS6とが当接するまで、
上記搬送部7aが、上記CIS6と当接する部分で弾性
変形し、用紙搬送ローラ7自体が、搬送部7a及びカラ
ー7cでCIS6と当接するようになっている。しか
し、上記搬送部7aによる原稿Pの搬送を確実に行うた
め、搬送部7aとCIS6との接圧が高くなっている。
このとき、上記バネ8の付勢力によってCIS6が上記
搬送部7aを押し上げ、用紙搬送ローラ7自体が図2中
上方に撓むことがある。
【0020】上記のように用紙搬送ローラ7が撓んだ状
態にあるとき、用紙搬送ローラ7の上記搬送部7a及び
カラー7cが上記CIS6と当接し、上記両側部7b
は、CIS6に対して非接触となる。この状態で原稿P
が、用紙搬送ローラ7とCIS6との間に搬送されてく
ると、上記搬送部7aのみが、原稿PをCIS6と接触
しながら搬送する。
【0021】尚、図2に示されるような用紙搬送ローラ
7は、画像処理装置においてCIS6を用いた読取部に
適用されるだけでなく、サーマルヘッド及びプラテンロ
ーラによって記録紙上に印字を行う記録部のプラテンロ
ーラとしても適用できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、用紙を搬
送する搬送部の外径より小さく、該搬送部の両側の外径
よりも大きな外径を有する円筒部を、搬送される用紙の
幅の外側に位置するように用紙搬送ローラに設け、この
搬送ローラを密着型読取装置に使用することで、上記搬
送部と密着型読取装置との接圧の増大によって用紙搬送
ローラ自体が撓んでも、上記搬送部のみが用紙と当接し
て、用紙を搬送する。これによって、用紙を斜行させる
ことなく搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例用紙搬送ローラを備えた画像処
理装置の原稿搬送路近傍の断面図である。
【図2】図1の画像処理装置の読取部の構成を示す斜視
図である。
【図3】従来の搬送ローラを備えた画像処理装置の原稿
搬送路近傍の断面図である。
【図4】図3の画像処理装置の分離ローラ及び搬送ロー
ラを示す斜視図である。
【図5】中央部分に大径部を備えた搬送ローラ及び搬送
ローラを示す斜視図である。
【符号の説明】
2 分離部 3 分離ローラ 4 分離パッド 5 読取部 6 CIS 7 用紙搬送ローラ 7a 搬送部 7b 両側部 7c カラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分離ローラで分離された用紙を、搬送ロー
    ラとヘッド部材との弾接部に導入して搬送する装置であ
    って、上記搬送ローラは、中央部に上記分離ローラと略
    同幅の大径部と、該大径部からローラの両端部に至るや
    や小径の小径部と、上記両端部に用紙幅より外側に位置
    し、上記大径部より小さく小径部より大きい外径の輪状
    のスペーサー部とより成ることを特徴とする用紙搬送装
    置。
  2. 【請求項2】上記ヘッド部材は、密着型読取装置である
    ことを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
  3. 【請求項3】上記輪状スペーサーの材質は、上記大径部
    の材質よりも弾性が小さいことを特徴とする請求項1記
    載の用紙搬送装置。
JP7006243A 1995-01-19 1995-01-19 用紙搬送装置 Pending JPH08192935A (ja)

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JP7006243A JPH08192935A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 用紙搬送装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005096951A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Murata Mach Ltd 画像読取装置
CN102602164A (zh) * 2011-01-25 2012-07-25 富士胶片株式会社 传送设备和图像形成设备

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