JPH08192909A - コンベヤ - Google Patents

コンベヤ

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JPH08192909A
JPH08192909A JP521495A JP521495A JPH08192909A JP H08192909 A JPH08192909 A JP H08192909A JP 521495 A JP521495 A JP 521495A JP 521495 A JP521495 A JP 521495A JP H08192909 A JPH08192909 A JP H08192909A
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conveyor
vertical beam
roller
dovetail
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JP521495A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Kouda
親助 甲田
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Toyo Kanetsu KK
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Toyo Kanetsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現場で簡単に所望の長さのコンベヤを組み上
げることができ、かつ、構成部材の管理が容易で、ロー
ラコンベヤやベルトコンベヤとして使い分けることので
きる便利なコンベヤを提供すること。 【構成】 搬送ローラ2を一定ピッチで支持するコンベ
ヤ枠体3が、搬送方向に沿って延在する左右一対の縦梁
材4と、これら左右一対の縦梁材4相互を所定の間隔に
連結する横梁材5と、縦梁材4の内側面に取り付けられ
て搬送ローラ2のローラ軸6を支持するローラ支持ブラ
ケット7とを具備した構成であり、かつ、これらの構成
部材相互の連結が、いずれも、一方の部材上に形成され
た蟻溝部と対応する他方の部材上に形成された蟻部との
嵌合によって達成される構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷役等に使用されるコ
ンベヤに関するもので、詳しくは、可搬性や組み立て性
を改善したコンベヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】荷役等の作業効率の改善、省力化等を目
的として、従来より、種々の現場で、コンベヤが使用さ
れている。このようなコンベヤは、搬送する物品に応じ
て、ローラ式のもの(ローラコンベヤ)、あるいはベル
ト式のもの(ベルトコンベヤ)を選択し、また、長さ等
も現場に置ける使用条件等に合致するものを選択する必
要がある。
【0003】従って、荷役作業を請け負う会社等では、
一般に、種々の用途に応え得るように、ローラコンベヤ
とベルトコンベヤとのそれぞれを、種々の長さについて
揃えたりしている。
【0004】ところが、多種のコンベヤを揃えること
は、経済面や、部品の管理の面で、デメリットが多い。
しかも、長大な一体型のコンベヤの場合は、現場等への
搬入が困難になったり、あるいは、利用する機会が少な
く設備費の償却が困難になるという問題もある。
【0005】そこで、最近では、特開平5−18602
8号公報に開示のコンベヤのように、構成部材を組み替
えたり、追加することによって、所望の長さのコンベヤ
を得るように配慮されたものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した特
開平5−186028号公報に開示のコンベヤは、構成
部材相互の連結手段として、ねじ部材を使用する構成で
あるため、組み立てに手間がかかるという問題があっ
た。コンベヤの組み立ては、通常、現場で行われること
が多いため、組み立てに手間がかかるという問題は、現
場での荷役作業の効率低下を招く重大な問題となる。
【0007】また、特開平5−186028号公報に開
示の技術は、ローラコンベヤに関するもので、現場で所
望長さのベルトコンベヤが必要になる場合などには、役
立てることができない。
【0008】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、現場で簡単に所望の長さのコンベヤを組
み上げることができ、かつ、構成部材の管理が容易であ
るとともに、ローラコンベヤとしてだけでなくベルトコ
ンベヤやアクチュエータを取り付ければ簡単に仕分装置
として利用することが可能で、荷役作業効率の改善に役
立つだけでなく、経済面や部品の管理の面でもメリット
が多いコンベヤを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、複
数個の搬送ローラを一定ピッチで支持するコンベヤ枠体
が、搬送方向に沿って延在する左右一対の縦梁材と、こ
れら左右一対の縦梁材相互を所定の間隔に連結する横梁
材と、前記搬送ローラのローラ軸を支持するローラ軸受
溝が一定ピッチで形成された構造で前記左右一対の縦梁
材の内側面に取り付けられるローラ支持ブラケットとで
構成されるコンベヤであって、前記縦梁材と横梁材との
連結および縦梁材とローラ支持ブラケットとの連結が、
いずれも、一方の部材上に形成された蟻溝部と対応する
他方の部材上に形成された蟻部との嵌合によって達成さ
れることを特徴とするコンベヤにより達成される。
【0010】また、上記のコンベヤにおいて、前記縦梁
材および横梁材は同一の断面構造の型材で、横断面形状
が矩形で、かつ、矩形を構成する4つ側面のそれぞれに
は、他の部材と連結するための蟻溝部又は蟻部が梁材の
長手方向に沿って延設された断面構造であり、前記縦梁
材の側面の蟻溝部又は蟻部に嵌合する縦梁嵌合部によっ
て縦梁材どうしを連結する縦梁連結用駒部材が用意され
るとともに、一端側には前記縦梁材の側面に装備されて
いる蟻溝部又は蟻部に嵌合する縦梁嵌合部が装備され、
他端側には横梁材の側面に装備されている蟻溝部又は蟻
部に嵌合する横梁嵌合部が装備されて、縦梁材と横梁材
とを連結する縦横梁連結用駒部材が用意された構成によ
っても、上記目的を達成することができるものである。
【0011】
【作用】本発明の上記構成によれば、コンベヤ枠体が、
縦梁材,横梁材,ローラ支持ブラケット等の少ない部材
で構成されているだけでなく、これらの構成部材相互の
連結が、一方の部材上に形成された蟻溝部と対応する他
方の部材上に形成された蟻部との嵌合によって達成され
る構成で、組み立てに手間のかかるねじ部材の締め付け
等によらずに構成部材相互の連結ができるため、組み立
て作業が容易になる。 しかも、端面を突き合せた縦梁
材どうしを縦梁連結用駒部材によって連結することによ
って、単位長さのコンベヤどうしを適宜数連結して、所
望の長さのコンベヤを得ることができ、用途に応じた所
定長さのコンベヤを簡単に得ることができる。
【0012】また、縦梁材と横梁材との横断面構造を揃
えることによって、これらの梁材の生産に使用する成形
型を共通化し、構成部品の生産コストの低減を図った
り、あるいは、管理する部品点数の削減を図ることも可
能になる。
【0013】また、以上の構成のコンベヤは、通常、ロ
ーラコンベヤとして使用されるが、コンベヤ枠体上に配
備される搬送ローラは、そのローラ軸を、縦梁材の内側
面に嵌合取り付けされたローラ支持ブラケットのローラ
軸受溝に嵌合させることにより支持されており、搬送ロ
ーラの着脱が容易にでき、各搬送ローラの上にエンドレ
スベルトを巻きかけることも容易にでき、エンドレスベ
ルトを巻きかけることで、ベルトコンベヤに簡単に変更
して利用することができる。
【0014】従って、現場で簡単に所望の長さのコンベ
ヤを組み上げることができ、かつ、構成部材の管理が容
易であるとともに、ローラコンベヤとしてだけでなくベ
ルトコンベヤとしても利用することが可能で、荷役作業
効率の改善に役立つだけでなく、経済面や部品の管理の
面でも多大なメリットを得ることができる。
【0015】
【実施例】図1および図2は本発明に係るコンベヤの一
実施例の概略構成を示したもので、図1は平面図、図2
は側面図である。この一実施例のコンベヤ1は、単位長
さのローラコンベヤを提供するもので、複数個の搬送ロ
ーラ2を一定ピッチで支持するコンベヤ枠体3が、搬送
方向に沿って延在する左右一対の縦梁材4と、これら左
右一対の縦梁材4相互を所定の間隔に連結するための横
梁材5と、一対の縦梁材4の内側面に取り付けられて前
記搬送ローラ2のローラ軸6を支持するローラ支持ブラ
ケット7とで構成されている。そして、コンベヤ枠体3
の以上の構成部材相互間の連結は、いずれも、一方の部
材上に形成された蟻溝部と対応する他方の部材上に形成
された蟻部との嵌合によって達成される。以下、各構成
部材の構造や、構成部材相互の連結構造について詳述す
る。
【0016】図3は、前記縦梁材4および横梁材5の構
造を示す斜視図である。すなわち、この一実施例におけ
る縦梁材4および横梁材5は、図3に示すように、同一
の断面構造の型材で、横断面形状が矩形で、かつ、矩形
を構成する4つ側面のそれぞれには、他の部材と連結す
るための蟻溝部8が梁材の長手方向に沿って延設された
断面構造である。また、これらの縦梁材4および横梁材
5は、アルミニウム又はアルミニウム合金を図示の横断
面形状に押出成形した型材で、コンベヤの軽量化に貢献
する。
【0017】この一実施例の場合、前記縦梁材4と横梁
材5とは、図4および図5に示すように、縦横梁連結用
駒部材9を介して連結されている。ここに、前記縦横梁
連結用駒部材9は、第1の連結駒10と第2の連結駒1
1との2部材から構成されている。前記第1の連結駒1
0は、図6に示すように、前記縦梁材4の蟻溝部8に緊
密嵌合する蟻部13を矩形の厚板14の両端面に装備し
た構造である。また、前記第2の連結駒11は、図7に
示すように、矩形の厚板15の一方の面には前記蟻部1
3が緊密嵌合する蟻溝部16を形成し、他方の面上に
は、横梁材5の蟻溝部8に緊密嵌合する一対の蟻溝嵌合
突起17を設けた構造である。
【0018】以上の第1の連結駒10および第2の連結
駒11には、高強度を確保することから、鋼材が使用さ
れている。すなわち、前記縦横梁連結用駒部材9は、こ
れらの第1の連結駒10および第2の連結駒11によっ
て、一端側には前記縦梁材4の側面に装備されている蟻
溝部8に緊密嵌合する縦梁嵌合部としての蟻部13が装
備され、他端側には横梁材5の側面に装備されている蟻
溝部8に緊密嵌合する横梁嵌合部としての蟻溝嵌合突起
17が装備されている。なお、この一実施例の場合は、
縦横梁連結用駒部材9は、第1の連結駒10と第2の連
結駒11との二つの部材の結合構造としたが、前記第1
の連結駒10および第2の連結駒11を一体化した単一
の部品としてもよい。
【0019】図8は前記ローラ支持ブラケット7の構造
を示す斜視図であり、図9は該ローラ支持ブラケット7
と縦梁材4との連結構造を示した断面図である。これら
の図から明らかなように、前記ローラ支持ブラケット7
は、各搬送ローラ2のローラ軸6を支持するローラ軸受
溝19が一定ピッチで上端縁に切り欠き形成された厚板
20の一方の面に、縦梁材4の蟻溝部8に緊密嵌合する
蟻部21を装備した構造であり、該蟻部21と蟻溝部8
との嵌合により各縦梁材4の内側面に固定されている。
【0020】前記ローラ軸受溝19にローラ軸6を嵌合
させた搬送ローラ2は、前記ローラ軸6に外嵌している
内蔵のベアリングにより回転自在になっている。また、
図9に示したように、各搬送ローラ2の外周部には、丸
ベルト23を巻きかけるための溝24が周設されてい
る。そして、図1および図2に示すように、一番端に位
置する搬送ローラ2には、該搬送ローラ2に外接するゴ
ムローラ26が必要に応じて装備される。ここに、前記
丸ベルト23は、複数個の搬送ローラ2を、同期させて
回転させる伝達手段として機能するものであり、また、
前記ゴムローラ26は、以上のような構成の単位長さの
コンベヤ1を縦列に複数個連結して使用する場合に、コ
ンベヤ1相互間で搬送ローラ2の回転を伝達させるため
のものである。前記ゴムローラ26は、例えば、図4に
示すように、前記横梁材5の下面側の蟻溝部8に嵌合す
る蟻部を有した軸受部材27によって回転自在に支持さ
れている。
【0021】また、コンベヤ1相互を縦列に連結するた
め、この一実施例では、端面を突き合せた縦梁材4どう
しを連結する縦梁連結用駒部材28を用意している。こ
の縦梁連結用駒部材28は、この一実施例の場合は、コ
ンベヤ1の高さを設定する基台としても機能するもの
で、図4に示すように、所定の高さ寸法を有したブロッ
ク29の上面に、縦梁材4の下面側の蟻溝部8に緊密嵌
合する蟻部30を有した構造である。前記蟻部30は、
端面を突き合せた縦梁材4相互に跨がるようにそれぞれ
の縦梁材4の蟻溝部8に嵌合して、これらの縦梁材4相
互を連結する縦梁嵌合部として機能するように、所定の
長さが設定されている。
【0022】以上のような構成のコンベヤ1では、コン
ベヤ枠体3が、縦梁材4、横梁材5、ローラ支持ブラケ
ット7等の少ない部材で構成されているだけでなく、こ
れらの構成部材相互の連結が、一方の部材上に形成され
た蟻溝部と対応する他方の部材上に形成された蟻部との
嵌合によって達成される構成で、組み立てに手間のかか
るねじ部材の締め付け等によらずに構成部材相互の連結
ができるため、組み立て作業が容易になる。しかも、端
面を突き合せた縦梁材4どうしを前記縦梁連結用駒部材
28によって連結することによって、図10に示すよう
に、単位長さのコンベヤ1どうしを適宜数連結して、所
望の長さのローラコンベヤとすることができ、用途に応
じた所定長さのローラコンベヤを簡単に得ることができ
る。
【0023】また、一実施例のコンベヤ1は、基本的に
は、フリーローラ式のコンベヤを提供するものである
が、複数個のコンベヤ1を縦列に連結した場合に、その
内の一つのコンベヤ1内の任意の一つの搬送ローラ2を
モータ等で駆動する駆動ローラとすれば、その駆動ロー
ラの回転力は、前述した丸ベルト23およびゴムローラ
26を介して、縦列に連結されているそれぞれのコンベ
ヤ1の搬送ローラ2に伝達することができ、駆動式ロー
ラコンベヤとして利用することも可能になる。
【0024】また、縦梁材4と横梁材5との横断面構造
を揃えているため、これらの梁材4,5の生産に使用す
る成形型の共通化により、構成部品の生産コストを低減
させることができ、また、管理する部品点数の削減を図
ることも可能になる。
【0025】また、縦梁材4および横梁材5をアルミニ
ウム又はアルミニウム合金製としたことで、軽量化を図
ることができ、また、塗装等をせずとも、錆の発生しに
くい見栄えの良い製品を得ることができる。
【0026】なお、前述した縦梁連結用駒部材28は、
例えば、図11に示すように、縦梁材4の蟻溝部8の横
断面形状に合致する断面形状の単純な棒状体とすること
も可能で、このような構造にすれば、該縦梁連結用駒部
材28の小型化によりさらに軽量化を図ることが可能に
なる。
【0027】また、複数個のコンベヤ1を縦列に連結し
て長尺のローラコンベヤを得るような場合には、予め、
図12に示すような、縦梁連結用駒部材30を用意して
おくとよい。この蟻部30は、縦梁材4の蟻溝部8に緊
密嵌合する蟻部13を背中合せに結合した構造の型材
で、この縦梁連結用駒部材30を使用することにより、
図13に示すように、縦梁材4を上下に重ねた状態に連
結して、曲げ剛性の向上を図ることが可能になる。
【0028】また、一実施例のコンベヤ1は、基本的に
は、ローラコンベヤとして使用されるが、図9にも示し
たように、コンベヤ枠体3上に配備される搬送ローラ2
は、そのローラ軸6を、縦梁材4の内側面に嵌合取り付
けされたローラ支持ブラケット7のローラ軸受溝19に
嵌合させることにより支持されており、搬送ローラ2の
着脱が容易にでき、図14に示すように、各搬送ローラ
2の上にエンドレスベルト31を巻きかけることも容易
にでき、エンドレスベルト31を巻きかけることで、ベ
ルトコンベヤとしても便利に利用することができる。
【0029】また、図15および図16に示すように、
一実施例のコンベヤ1は、搬送方向と直交する方向に揺
動可能な支持台33上に載せ、揺動方向の両側に搬送物
品を受けるシュータ34,35を配置することによっ
て、仕分装置として利用することも可能である。支持台
33は脚32に揺動可能に支持され、ロッド40,4
2、揺動レバー38を介してアクチュエータ36により
揺動される。
【0030】以上に説明したように、一実施例のコンベ
ヤ1は、現場で簡単に所望の長さのコンベヤを組み上げ
ることができ、かつ、構成部材の管理が容易であるとと
もに、ローラコンベヤとしてだけでなくベルトコンベヤ
としても利用することが可能で、荷役作業効率の改善に
役立つだけでなく、経済面や部品の管理の面でも多大な
メリットを得ることができる。
【0031】なお、前記一実施例では、縦梁材4および
横梁材5は4つの側面に蟻溝部8を形成した構造とした
が、該蟻溝部8の代りに蟻部13を装備した構造とする
ことも考えられる。
【0032】
【発明の効果】本発明のコンベヤによれば、コンベヤ枠
体が、縦梁材、横梁材、ローラ支持ブラケット等の少な
い部材で構成されているだけでなく、これらの構成部材
相互の連結が、一方の部材上に形成された蟻溝部と対応
する他方の部材上に形成された蟻部との嵌合によって達
成される構成で、組み立てに手間のかかるねじ部材の締
め付け等によらずに構成部材相互の連結ができるため、
組み立て作業が容易になる。 しかも、端面を突き合せ
た縦梁材どうしを縦梁連結用駒部材によって連結するこ
とによって、単位長さのコンベヤどうしを適宜数連結し
て、所望の長さのコンベヤを得ることができ、用途に応
じた所定長さのコンベヤを簡単に得ることができる。
【0033】また、縦梁材と横梁材との横断面構造を揃
えることによって、これらの梁材の生産に使用する成形
型を共通化し、構成部品の生産コストの低減を図った
り、あるいは、管理する部品点数の削減を図ることも可
能になる。また、以上の構成のコンベヤは、通常、ロー
ラコンベヤとして使用されるが、コンベヤ枠体上に配備
される搬送ローラは、そのローラ軸を、縦梁材の内側面
に嵌合取り付けされたローラ支持ブラケットのローラ軸
受溝に嵌合させることにより支持されており、搬送ロー
ラの着脱が容易にでき、各搬送ローラの上にエンドレス
ベルトを巻きかけることも容易にでき、エンドレスベル
トを巻きかけることで、ベルトコンベヤとしても便利に
利用することができる。従って、現場で簡単に所望の長
さのコンベヤを組み上げることができ、かつ、構成部材
の管理が容易であるとともに、ローラコンベヤとしてだ
けでなくベルトコンベヤとしても利用することが可能
で、荷役作業効率の改善に役立つだけでなく、経済面や
部品の管理の面でも多大なメリットを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンベヤの一実施例の概略構成を
示す平面図である。
【図2】本発明に係るコンベヤの一実施例の概略構成を
示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例における縦梁材および横梁材
の斜視図である。
【図4】図1におけるA矢視図である。
【図5】図4におけるB矢視図である。
【図6】本発明の一実施例における縦横梁連結用駒部材
を構成する第1の連結駒の斜視図である。
【図7】本発明の一実施例における縦横梁連結用駒部材
を構成する第2の連結駒の斜視図である。
【図8】本発明の一実施例におけるローラ支持ブラケッ
トの構造を示す斜視図である。
【図9】図1のC−C線に沿う断面図である。
【図10】本発明の一実施例のコンベヤの使用例の説明
図である。
【図11】本発明に係るコンベヤに使用する縦梁連結用
駒部材の他の実施例の説明図である。
【図12】本発明に係るコンベヤに使用する縦梁連結用
駒部材の他の実施例の説明図である。
【図13】本発明の一実施例のコンベヤのさらに別の使
用例の説明図である。
【図14】本発明の一実施例のコンベヤをベルトコンベ
ヤと使用する場合の説明図である。
【図15】(a)は本発明の一実施例のコンベヤを仕分
装置として使用する場合の要部の斜視図、(b)は側面
図である。
【図16】本発明の一実施例のコンベヤを仕分装置とし
て使用する場合の機構を表す図である。
【符号の説明】
1 コンベヤ 2 搬送ローラ 3 コンベヤ枠体 4 縦梁材 5 横梁材 6 ローラ軸 7 ローラ支持ブラケット 8 蟻溝部 9 縦横梁連結用駒部材 10,11 連結駒 13 蟻部 16 蟻溝部 17 蟻溝嵌合突起 19 ローラ軸受溝 21 蟻部 23 丸ベルト 26 ゴムローラ 28 縦梁連結用駒部材 30 縦梁連結用駒部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の搬送ローラ(2)を一定ピッチ
    で支持するコンベヤ枠体(3)が、搬送方向に沿って延
    在する左右一対の縦梁材(4)と、これら左右一対の縦
    梁材相互を所定の間隔に連結する横梁材(5)と、前記
    搬送ローラ(2)のローラ軸(6)を支持するローラ軸
    受溝(19)が一定ピッチで形成され前記左右一対の縦
    梁材(3)の内側面に取り付けられるローラ支持ブラケ
    ット(7)とで構成されるコンベヤ(1)であって、 前記縦梁材(4)と横梁材(5)との連結および縦梁材
    (4)とローラ支持ブラケット(7)との連結が、いず
    れも、一方の部材上に形成された蟻溝部(8)と対応す
    る他方の部材上に形成された蟻部(13)との嵌合によ
    って達成されることを特徴とするコンベヤ(1)。
  2. 【請求項2】 前記縦梁材(4)および横梁材(5)は
    同一の断面構造の型材で、横断面形状が矩形で、かつ、
    矩形を構成する4つ側面のそれぞれには、他の部材と連
    結するための蟻溝部(8)又は蟻部(13)が梁材の長
    手方向に沿って延設された断面構造であり、 前記縦梁材(4)の側面の蟻溝部(8)又は蟻部(1
    3)に嵌合する縦梁嵌合部によって縦梁材どうしを連結
    する縦梁連結用駒部材(28)が用意されるとともに、 一端側には前記縦梁材(4)の側面に装備されている蟻
    溝部(8)又は蟻部(13)に嵌合する縦梁嵌合部が装
    備され、他端側には横梁材(5)の側面に装備されてい
    る蟻溝部(8)又は蟻部(13)に嵌合する横梁嵌合部
    が装備されて、縦梁材(4)と横梁材(5)とを連結す
    る縦横梁連結用駒部材(9)が用意されたことを特徴と
    する請求項1に記載のコンベヤ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU774925B2 (en) * 1999-11-05 2004-07-15 Laitram, L.L.C. Converting roller conveyors into belt conveyors

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU774925B2 (en) * 1999-11-05 2004-07-15 Laitram, L.L.C. Converting roller conveyors into belt conveyors

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