JPH08192732A - マスタシリンダ - Google Patents

マスタシリンダ

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JPH08192732A
JPH08192732A JP2615395A JP2615395A JPH08192732A JP H08192732 A JPH08192732 A JP H08192732A JP 2615395 A JP2615395 A JP 2615395A JP 2615395 A JP2615395 A JP 2615395A JP H08192732 A JPH08192732 A JP H08192732A
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JP
Japan
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spring
primary piston
stem
piston
spring bearing
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JP2615395A
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English (en)
Inventor
Akinori Sugiyama
聡紀 杉山
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 押し込み方式で簡単にばね組立体をプライマ
リピストンに組付けできるようにする。 【構成】 シリンダ本体に嵌挿されるプライマリピスト
ン2に組付けられるばね組立体10を、2つのカップ形
状のばね受12および13と、2つのばね受12および
13間に延ばしたステム14と2つのばね受12および
13に介装したスプリング15とから形成し、前記プラ
イマリピストン2側のばね受12は、その外周部に設け
た弾性変形可能な爪部33をプライマリピストン2の係
合溝34に係合させることにより該プライマリピストン
2に位置固定されるようにし、前記ステム14は、その
先端部に設けた弾性変形可能な爪部39を前記ばね受1
2の中心孔32を挿通してその背面側に位置させること
により該ばね受12からの抜けが規制されるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のブレーキ系統
に用いられるマスタシリンダに係り、より詳しくは2つ
のブレーキ系統に共用されるタンデム型のマスタシリン
ダに関する。
【0002】
【従来の技術】タンデム型のマスタシリンダは、シリン
ダ本体内にプライマリピストンとセカンダリピストンと
を摺動自在に嵌挿し、前記2つのピストンの間およびセ
カンダリピストンとシリンダ本体の内底との間をそれぞ
れ加圧室として区画して、各加圧室を異なるブレーキ系
統(例えば、前輪側と後輪側)に連通し、ブレーキペダ
ルと連動するプライマリピストンにセカンダリピストン
を連動させて、両加圧室に同じ大きさの油圧を発生さ
せ、この油圧を前記2つのブレーキ系統にそれぞれ供給
するようにしている。
【0003】ところで、この種のマスタシリンダにおい
て、上記各加圧室には、プライマリピストンおよびセカ
ンダリピストンのそれぞれを原位置に復帰させるための
スプリングが配置されるが、プライマリピストンとセカ
ンダリピストンとの間の加圧室に配置されるスプリング
は、両ピストンの動きによって位置ずれを起す虞れがあ
るため、その両端を一対のばね受で確実に支持する必要
がある。この場合、部品点数が増してシリンダ本体に両
ピストンやばねを組付ける際、それらの組付けが面倒に
なり、組付費用も嵩むことになる。
【0004】そこで従来は、一対のばね受をステムによ
り連結してばね組立体となし、前記ステムをプライマリ
ピストンの軸心に設けたねじ穴にねじ込むことにより、
予め前記ばね組立体をプライマリピストンに一体化する
対策を採用していた(例えば、実開平5−72636号
公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
テムを用いた対策によれば、ピストンに対するステムの
ねじ込み作業が必要であることはもとより、ばね力に影
響を与えるステムのねじ込み深さやステムの緩みを防ぐ
ための締付トルクの管理が必要になり、組付性が思うよ
うに改善されない、という問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、押し込み方式で簡単にばね組立体をプライ
マリピストンに組付けできるようにし、もって組付性の
改善に大きく寄与するマスタシリンダを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、シリンダ本体内にプライマリピスト
ンとセカンダリピストンとを摺動自在に嵌挿し、前記2
つのピストンの間に、前記プライマリピストンに支持さ
せてばね組立体を配置したタンデム型マスタシリンダに
おいて、前記ばね組立体は、前記プライマリピストン側
に配置された第1のばね受と、セカンダリピストン側に
配置された第2のばね受と、前記第2のばね受側から前
記第1のばね受側へ延ばされた頭部付ステムと、前記第
1のばね受と前記第2のばね受との間に介装されたスプ
リングとから成り、前記第1のばね受は、その外周部に
設けた、拡縮径方向に弾性変形可能な爪部を前記プライ
マリピストンに係合させることにより該プライマリピス
トンに位置固定されており、前記ステムは、その先端に
設けた、拡縮径方向に弾性変形可能な爪部を前記第1の
ばね受の中心孔を挿通して、その背面側に延在させるこ
とにより該第1のばね受からの抜けが規制されている構
成としたことを特徴とする。
【0008】また、第2の本発明は、シリンダ本体内に
プライマリピストンとセカンダリピストンとを摺動自在
に嵌挿し、前記2つのピストンの間に、前記プライマリ
ピストンに支持させてばね組立体を配置したタンデム型
マスタシリンダにおいて、前記ばね組立体は、前記プラ
イマリピストン側に配置された第1のばね受と、セカン
ダリピストン側に配置された第2のばね受と、前記第2
のばね受側から前記第1のばね受側へ延ばされた頭部付
ステムと、前記第1のばね受と前記第2のばね受との間
に介装されたスプリングとから成り、前記ステムは、そ
の先端に設けた大径部を、前記第1のばね受の中心孔を
挿通して前記プライマリピストンに設けた軸穴に圧入さ
せることにより該プライマリピストンに位置固定されて
いる構成としたことを特徴とする。
【0009】
【作用】第1の発明においては、第1のばね受の中心孔
にステムの先端部の爪部を押し込めば、該爪部が縮径し
ながら第1のばね受の背面側に抜け、その背面側におい
て拡径して第1のばね受からの抜けが規制される。一
方、第1のばね受は、プライマリピストンへの押し込に
応じてその爪部が拡縮径してプライマリピストンに位置
固定され、したがって、ステムは第1のばね受を介して
プライマリピストンに位置固定されることになる。
【0010】また、第2の発明においては、プライマリ
ピストンの軸穴にステムを圧入するだけで、その位置が
固定される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基いて説
明する。
【0012】図1〜3は、本発明の第1実施例を示した
ものである。これらの図において、1は有底筒状のシリ
ンダ本体であり、シリンダ本体1内には、その開口側に
プライマリピストン2が、その底部側にセカンダリピス
トン3が摺動自在に嵌挿されている。プライマリピスト
ン2およびセカンダリピストン3のそれぞれは、軸方向
の前・後2箇所を摺動部2a,3aとして構成すると共
に、その前・後摺動部の間を小径部2b,3bとして構
成している。また、プライマリピストン2およびセカン
ダリピストン3のそれぞれには、前記各摺動部2a,3
aの前側に位置して各一対のシール用カップ4a,4
b、5a,5bが嵌着されている。
【0013】これにより、シリンダ本体1内には、両ピ
ストン2と3との間、およびセカンダリピストン3とシ
リンダ本体1の底部との間に位置して密閉の第1の加圧
室6、第2の加圧室7がそれぞれ区画形成されると共
に、プライマリピストン2の小径部2bとシリンダ本体
1との間、およびセカンダリピストン3の小径部3bと
シリンダ本体1との間に位置して、密閉の第1の補給室
8、第2の補給室9がそれぞれ区画形成される。
【0014】上記第1の加圧室6内には第1のばね組立
体10が、第2の加圧室7内には第2のばね組立体11
が配設されている。第1のばね組立体10は、プライマ
リピストン2側に配置された第1のばね受12と、セカ
ンダリピストン3側に配置された第2のばね受13と、
第2のばね受13側から第1のばね受12側へ延ばされ
たステム14と、第1のばね受12と第2のばね受13
との間に介装されたスプリング15とから成っており、
後に詳述するようにプライマリピストン2に支持されて
いる。また、第2のばね組立体11は、セカンダリピス
トン3の先端部の小径軸部3cに嵌挿されたばね受16
とこのばね受16に一端を当接させ、かつ他端をシリン
ダ本体1の底面に当接させたスプリング17とから成っ
ている。これら第1、第2のばね組立体10,11は、
非作動状態においてプライマリピストン2とセカンダリ
ピストン3とを図1に示す原位置に復帰させる役割をな
すもので、こゝでは前記シール用カップ4a,4b、5
a,5bの押えとしても機能している。
【0015】なお、プライマリピストン2はシリンダ本
体1の開口端部の内側に嵌着したスナップリング18に
よりシリンダ本体1からの抜けが規制されている。ま
た、このプライマリピストン2の後端部には、図示を略
すブレーキペダルと連動する気圧式倍力装置の出力軸を
受けるための凹部19が形成されている。
【0016】シリンダ本体1の下側壁には、第1の加圧
室6および第2の加圧室7のそれぞれに臨んで第1のポ
ート20と第2のポート21とが設けられている。第1
のポート20は自動車の後輪のブレーキ系(ホイールシ
リンダ)に配管(図示略)にて接続され、第2のポート
21は自動車の前輪のブレーキ系(ホイールシリンダ)
に配管(図示略)にて接続されるようになる。一方、シ
リンダ本体1にはリザーバタンク22が搭載されてお
り、シリンダ本体1の上側壁には、非作動状態で第1の
加圧室6および第2の加圧室7のそれぞれをリザーバタ
ンク22に連通するリリーフポート23,24と、同じ
く非作動状態で第1の補給室8および第2の補給室9の
それぞれをリザーバタンク22に連通するインレットポ
ート25,26とが設けられている。
【0017】かゝるマスタシリンダにおいては、ブレー
キペダルの踏み込みに応じて気圧式倍力装置の出力軸が
前進すると、プライマリピストン2が第1のばね組立体
10を構成するスプリング15のばね力に抗して前進
し、その前側のシール用カップ4bがリリーフポート2
3を塞いで第1の加圧室6内の油圧が上昇する。この結
果、セカンダリピストン3が第2のばね組立体11を構
成するスプリング17のばね力に抗して前進し、その前
側のシール用カップ5bがリリーフポート24を塞いで
第2の加圧室7内の油圧が上昇する。そして、この第
1、第2の圧力室6,7内に発生した油圧(同一油圧)
はポート20,21からそれぞれのブレーキ系へ供給さ
れ、後輪と前輪に所定の制動力が作用する。一方、ブレ
ーキペダルの踏力が開放されると、セカンダリピストン
3とプライマリピストン2とは、前記スプリング17,
15に押されて原位置に復帰する。この時、前側のシー
ル用カップ5b,4bの外周壁が内側に撓んで各補給室
9,8から各圧力室7,6に油液が補給される。
【0018】こゝで、第1のばね組立体10は、図2お
よび3に詳細に示されるように、その第1のばね受12
は浅いカップ状に、その第2のばね受13は深いカップ
状にそれぞれ形成されている。第1および第2のばね受
12,13の開口端には、それぞれフランジ部30,3
1が形成されており、両フランジ部30,31の間に前
記スプリング15が介装されている。第1のばね受12
は、プライマリピストン2の先端部に嵌合可能な大きさ
に形成され、その中心には所定の大きさの中心孔32が
開けられている。
【0019】また、第1のばね受12の外周部には、そ
の周方向に等配して複数の爪部33が形成されている。
この爪部33は、第1のばね受12の周壁を半径方向に
切り起すことにより形成されたもので、拡縮径方向へ弾
性変形可能になっている。一方、プライマリピストン2
の先端部の外周には環状の係合溝34が形成されてお
り、プライマリピストン2に第1のばね受12を被せた
状態において、前記爪部33がこの係合溝34に係合
(嵌入)し、これにより第1のばね受12の、プライマ
リピストン2からの抜けが規制されるようになってい
る。なお、プライマリピストン2の先端中心には、第1
のばね受12の中心孔32より大きい口径を有する凹穴
35が形成されている。また、第2のばね受13の中心
にも中心孔36が開けられている。
【0020】第1のばね組立体10を構成するステム1
4は、軸部37と、軸部37の後端に形成された頭部3
8と、軸部37の先端に該軸部37より大径に形成され
た爪部39とを備えている。爪部39は、軸部37との
連接側を最大径Dとして、先端側を次第に絞った先細形
状に形成されており、軸部37に対しては垂直面を介し
て連接されている。しかして爪部39は、軸方向のスリ
ット39a(図2)により周方向に複数分割(通常は3
〜4分割)されて半径方向に弾性変形可能(拡縮径可
能)となっている。前記スリット39aは、爪部39の
縮径状態における直径を上記第1のばね受12の中心孔
32の口径dよりも小径とし得るように、その大きさが
設定されている。一方、第1のばね受12の中心孔32
の口径dは、爪部39の最大径Dより小さくなるように
設定されている。これにより第1のばね受12の中心孔
32にステム14を押し込めば、その爪部39が縮径し
ながら該中心孔32を通過して、第1のばね受の背面側
で再び拡径し、この結果、ステム14の、第1のばね受
12からの抜けが規制される。なお、プライマリピスト
ン2の先端の凹穴35は、前記ステム14の爪部39の
直径Dより十分大きく形成され、また第2のばね受13
の中心孔36は、ステム14の爪部39の直径Dより十
分大きくかつその頭部38より十分小さく形成されてい
る。
【0021】上記のように構成した第1のばね組立体1
0をプライマリピストン2に組付けるには、先ずプライ
マリピストン2の先端部に第1のばね受12を嵌合し、
その爪部33をプライマリピストン2の係合溝34に係
合させて該第1のばね受12をプライマリピストン2に
固定する。次に、ステム14を第2のばね受13の中心
孔36に通し、さらにスプリング15を第2のばね受1
3で受けながらステム14の爪部39を第1のばね受1
3の中心孔32に押し込む。この押し込みによりステム
14の爪部39が縮径しながら第1のばね受12の背面
側に抜け、そのまゝプライマリピストン2の凹穴35内
に入り込み、該凹穴35内で拡張する。この結果、ステ
ム14は、その最大径側の垂直面を第1のばね受12の
背面に当接させて、該第1のばね受12からの抜けが規
制され、プライマリピストン2に対する第1のばね組立
体10の組付けは完了する。
【0022】なお、上記第1のばね組立体10の組付け
に際しては、予めステム14に第2のばね受13と、第
1のばね受12とスプリング15とを組付けた後、ステ
ム14の移動により第1のばね受12をプライマリピス
トン2に嵌着するようにしても良い。本第1実施例によ
れば、特に第1のばね受12をカップ状に形成してプラ
イマリピストン2に嵌着可能としたので、プライマリピ
ストン2に対する第1のばね受12の位置決め(センタ
リング)がきわめて容易になり、この面からも組付性は
向上する。
【0023】図4〜6は、本発明の第2実施例を示した
ものである。なお、全体の構造は上記第1実施例と同一
であるので、こゝでは図1〜3に示した部分と同一部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。本第2実施
例の特徴とするところは、第1のばね組立体10を構成
する第1のばね受12を平板状に形成して、その中心に
比較的大径の中心孔40を形成し、ステム14は、大径
軸部41と小径軸部42とを連設して、その大径軸部4
1の先端(後端)に頭部43を、小径軸部42の先端に
該小径軸部42より大径の膨出部44を一体に有する形
状とし、さらに、プライマリピストン2の先端に前記第
1のばね受12の中心穴40に嵌合可能な凸部45を形
成すると共に、その中心に前記ステム14の膨出部43
よりわずか小さな口径の圧入穴46を形成した点にあ
る。
【0024】本第2実施例においては、第1のばね受1
3中心孔40にプライマリピストン2の凸部45を嵌入
させながら該プライマリピストン2に第1のばね受13
を組付けた後、ステム14を第2のばね受13の中心孔
36に通し、さらにスプリング15を第2のばね受13
で受けながらステム14の膨出部43をプライマリピス
トン3の圧入穴46に圧入すれば、ステム14はプライ
マリピストン2からの抜けが規制され、プライマリピス
トン2に対する第1のばね組立体10の組付けは完了す
る。なお、この組付けに際しては、ステム14の大径軸
部41と小径軸部42との段差がプライマリピストン2
の端面に当接するまで圧入し、これにより、ステム14
の突出長さは一定となって、スプリング15のばね力は
所望の大きさとなる。本第2実施例によれば、特にプラ
イマリピストン2の先端に前記第1のばね受12の中心
穴40に嵌合可能な凸部45を形成したので、プライマ
リピストン2に対する第1のばね受12の位置決め(セ
ンタリング)がきわめて容易になり、この面からも組付
性は向上する。
【0025】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かゝるマスタシリンダによれば、プライマリピストンに
対する押し込み操作だけで簡単にばね組立体をプライマ
リピストンに組付けることができ、組付性は著しく向上
する。また、プライマリピストンやステムに対するねじ
加工が不要になるので、前記組付性の向上と相まって製
造コストが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるマスタシリンダの全
体構造を示す断面図である。
【図2】第1実施例におけるばね組立体の構造とそのプ
ライマリピストンに対する組付状態とを示す断面図であ
る。
【図3】第1実施例におけるばね組立体の構造とそのプ
ライマリピストンに対する組付状態とを示す分解斜視図
である。
【図4】本発明の第2実施例であるマスタシリンダの全
体構造を示す断面図である。
【図5】第2実施例におけるばね組立体の構造とそのプ
ライマリピストンに対する組付状態とを示す断面図であ
る。
【図6】第2実施例におけるばね組立体の構造とそのプ
ライマリピストンに対する組付状態とを示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 シリンダ本体 2 プライマリピストン 3 セカンダリピストン 6 第1の加圧室 7 第2の加圧室 10 第1のばね組立体 11 第1のばね組立体 12 第1のばね受 13 第2のばね受 14 ステム 33 爪部 34 係合溝 38 ステムの頭部 39 ステムの爪部 43 ステムの頭部 44 ステムの膨出部 46 プライマリピストンの軸穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ本体内にプライマリピストンと
    セカンダリピストンとを摺動自在に嵌挿し、前記2つの
    ピストンの間に、前記プライマリピストンに支持させて
    ばね組立体を配置したタンデム型マスタシリンダにおい
    て、前記ばね組立体は、前記プライマリピストン側に配
    置された第1のばね受と、セカンダリピストン側に配置
    された第2のばね受と、前記第2のばね受側から前記第
    1のばね受側へ延ばされた頭部付ステムと、前記第1の
    ばね受と前記第2のばね受との間に介装されたスプリン
    グとから成り、前記第1のばね受は、その外周部に設け
    た、拡縮径方向に弾性変形可能な爪部を前記プライマリ
    ピストンに係合させることにより該プライマリピストン
    に位置固定されており、前記ステムは、その先端に設け
    た、拡縮径方向に弾性変形可能な爪部を前記第1のばね
    受の中心孔を挿通して、その背面側に延在させることに
    より該第1のばね受からの抜けが規制されていることを
    特徴とするマスタシリンダ。
  2. 【請求項2】 シリンダ本体内にプライマリピストンと
    セカンダリピストンとを摺動自在に嵌挿し、前記2つの
    ピストンの間に、前記プライマリピストンに支持させて
    ばね組立体を配置したタンデム型マスタシリンダにおい
    て、前記ばね組立体は、前記プライマリピストン側に配
    置された第1のばね受と、セカンダリピストン側に配置
    された第2のばね受と、前記第2のばね受側から前記第
    1のばね受側へ延ばされた頭部付ステムと、前記第1の
    ばね受と前記第2のばね受との間に介装されたスプリン
    グとから成り、前記ステムは、その先端に設けた膨出部
    を、前記第1のばね受の中心孔を挿通して前記プライマ
    リピストンに設けた軸穴に圧入させることにより該プラ
    イマリピストンに位置固定されていることを特徴とする
    マスタシリンダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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