JPH08192523A - インパクトプリンタ - Google Patents

インパクトプリンタ

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JPH08192523A
JPH08192523A JP508095A JP508095A JPH08192523A JP H08192523 A JPH08192523 A JP H08192523A JP 508095 A JP508095 A JP 508095A JP 508095 A JP508095 A JP 508095A JP H08192523 A JPH08192523 A JP H08192523A
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JP
Japan
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printing
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temp
time
exceeding
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JP508095A
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Shigeki Mizuno
茂樹 水野
Toshio Kuriyama
利夫 栗山
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インパクプリンタにおいて、特に高デュ−ティ
の印字を行った場合、印字開始から短時間で印字が停止
したり、長時間印字停止することがなく、ホストコンピ
ュ−ターとの間でデ−タ通信エラ−となったり、使用者
に違和感を与えない。 【構成】インパクトプリンタ100の、インパクトヘッ
ド1に内蔵されたサ−ミスタ3によるコイル2の検出温
度Thが、第一の設定温度T1を越えているか否かの第
一の判定を行い、越えていないときは該当行の印字を実
行し、越えているときには温度センサ−の検出温度が第
二の設定温度T2(T2>T1)を越えているか否かの
第二の判定を行い、越えていないときは所定の非印字時
間を設けたインタ−バル印字により該当行の印字を実行
し、越えているときには印字を停止し、第一の判定に戻
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インパクトプリンタに
関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭58−136339号公報に開示
されているように、従来のインパクトプリンタにおいて
は、インパクトヘッドの発熱によるコイルの焼損を防ぐ
ため、インパクトヘッドに温度センサ−としてサ−ミス
タを取付け、サ−ミスタにより検出される検出温度が所
定の設定温度より低いときには印字動作を続行し、高い
ときは検出温度が設定温度より低くさがるまで印字を停
止させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、特に高デュ−ティの印字を行った場合、印字開始か
ら短時間で印字が停止したり、インパクトヘッドの温度
が急激に上昇するため、インパクトヘッドの温度が設定
温度を一旦越えて再び設定温度以下になるのに長時間要
するので、印字再開までの時間が長くなり、ホストコン
ピュ−ターとの間でデ−タ通信エラ−となったり、使用
者に違和感を与えるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のインパクトプリンタは、インパクトヘッド
が印字を行う前に、温度センサ−の検出温度が第一の設
定温度を越えているか否かの第一の判定を行い、越えて
いないときは該当行の印字を実行し、越えているときに
は温度センサ−の検出温度が第二の設定温度を越えてい
るか否かの第二の判定を行い、越えていないときは所定
の非印字時間を設けたインタ−バル印字により該当行の
印字を実行し、越えているときには印字を停止し、第一
の判定に戻ることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明では、温度センサ−の検出温度が第一の
設定温度を越え第二の設定温度に満たない時は、所定の
非印字時間を設けたインタ−バル印字により該当行の印
字を実行するため、温度の上昇勾配が小さくなり第二の
設定温度に到達するまでの時間が長くなるとともに、温
度の上昇勾配が小さいので第二の設定温度に到達して印
字が停止した後、短時間で第二の設定温度より温度セン
サ−の検出温度が低下するので印字を停止している時間
が短い。
【0006】
【実施例】以下、本発明について実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0007】図1は本発明の実施例を示すインパクトプ
リンタの構成を示すブロック図、図2は本発明の実施例
を示すインパクトプリンタの動作を示すフロ−チャ−ト
図である。図3は本発明の実施例のインパクトプリンタ
のインパクトヘッドの温度上昇を示す温度上昇図であ
る。
【0008】図1において、インパクトプリンタ100
には、インパクトヘッド1が配置され、インパクトヘッ
ド1には複数のコイル2とコイル2の温度を検出するサ
−ミスタ3を備えている。サ−ミスタ3の電圧変化をデ
ジタル量に変換するA/Dコンバ−タ−4と、インパク
トプリンタの印字動作を制御するCPU5と、印字デ−
タを記憶する印字バッファ6と、インパクトヘッド1の
コイル2に電流を流すためのコイル駆動回路7と、CR
モ−タ及びLFモ−タを各々駆動するCRモ−タ駆動回
路8、LFモ−タ駆動回路9と、I/O10、11、1
2と、電源電圧Vccから抵抗13を介してサ−ミスタ
3に電流を流し、サ−ミスタ3の抵抗変化による電圧変
化から、インパクトヘッド1のコイル2の温度Thを検
出している。
【0009】次に、図2により動作を説明する。一行印
字に先立ち、まず、サ−ミスタ3の検出温度Thが第一
の設定温度T1より高いか否かの第一の判定を行う。越
えていないときは該当行の一行印字を実行し、越えてい
るときにはサ−ミスタ3の検出温度が第二の設定温度T
2(T2>T1)を越えているか否かの第二の判定を行
い、越えていないときは所定の非印字時間を設けたイン
タ−バル一行印字により該当行の印字を実行し、越えて
いるときには印字を停止し、第一の判定に戻る。
【0010】ここで、第二の設定温度T2は、連続使用
が可能な限界温度であり、第一の設定温度T1は、T2
よりも若干低い温度に設定してある。T2は実験により
求められる温度であり、本実施例ではT2=100℃、
T1=95℃に設定している。
【0011】また、インタ−バル印字時の非印字時間は
0.1秒に設定している。
【0012】図3により、本実施例のサ−ミスタ3によ
るコイル2の検出温度Thの変化を、従来例と比較して
説明する。従来例の印字を停止させる設定温度は、本実
施例と同じT2=100℃としてある。第一及び第二の
判定において、Thが第一の設定温度95℃を越え、第
二の設定温度100℃を越えていないときは所定の非印
字時間を設けたインタ−バル印字により該当行の印字を
実行する。この動作によりコイル2の温度Thが95℃
を越えた点から、温度の上昇勾配が緩やかになり、10
0℃に達するまでの時間が従来例に比べて長くなる。こ
れにより、印字開始から印字停止までの時間が従来例よ
りも長くなり、使用者に違和感を与えることがなくな
る。また、95℃を越えた以降の温度上昇勾配が小さい
ので、第二の設定温度100℃に達し印字を停止した後
の熱的な慣性による温度のオ−バ−シュ−トが従来例よ
りも小さいため、印字を停止している時間が従来例より
も短くなり、ホストコンピュ−タ−との間のデ−タ通信
エラ−となることがなく、使用者に故障と勘違いさせる
こともない。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば温度
センサ−の検出温度が第一の設定温度を越え第二の設定
温度に満たない時は、所定の非印字時間を設けたインタ
−バル印字により該当行の印字を実行するため、温度の
上昇勾配が小さくなり第二の設定温度に到達するまでの
時間が長くなるとともに、温度の上昇勾配が小さいので
第二の設定温度に到達して印字が停止した後、短時間で
第二の設定温度より温度が低くなるので、印字を停止し
ている時間が短くなり、ホストコンピュ−タ−との間の
デ−タ通信エラ−となることがなく、使用者に故障と勘
違いさせることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すインパクトプリンタの構
成を示すブロック図を(a)に、動作を示すフロ−チャ
−ト図を(b)に示す。
【図2】本発明の実施例を示すインパクトプリンタのイ
ンパクトヘッドのコイル温度上昇を示す温度上昇図。
【図3】サ−ミスタ3により検出したコイル2の検出温
度Thの変化を示す図。
【符号の説明】
1 インパクトヘッド 2 コイル 3 サ−ミスタ 4 A/Dコンバ−タ− 5 CPU 6 印字バッファ 7 コイル駆動回路 8 CRモ−タ駆動回路 9 LFモ−タ駆動回路 10 I/O 11 I/O 12 I/O 13 抵抗 100 インパクトプリンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁石によりアーマチュアを駆動し、該
    アーマチュア先端に係合された印字ワイヤにより印字を
    行うインパクトヘッドと、該インパクトヘッドの温度を
    検出する温度センサ−と、該温度センサ−の検出温度に
    応じて印字動作を制御する制御手段とを備えた一行ごと
    に印字を行うインパクトプリンタにおいて、 前記インパクトヘッドが印字を行う前に、前記温度セン
    サ−の検出温度が第一の設定温度を越えているか否かの
    第一の判定を行い、越えていないときは該当行の印字を
    実行し、越えているときには前記温度センサ−の検出温
    度が第二の設定温度を越えているか否かの第二の判定を
    行い、越えていないときは所定の非印字時間を設けたイ
    ンタ−バル印字により該当行の印字を実行し、越えてい
    るときには印字を停止し、前記第一の判定に戻ることを
    特徴とするインパクトプリンタ。
JP508095A 1995-01-17 1995-01-17 インパクトプリンタ Expired - Lifetime JP3284452B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH08192523A true JPH08192523A (ja) 1996-07-30
JP3284452B2 JP3284452B2 (ja) 2002-05-20

Family

ID=11601418

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003103807A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Seiko Epson Corp 記録装置の記録ヘッド制御方法及び記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003103807A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Seiko Epson Corp 記録装置の記録ヘッド制御方法及び記録装置

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