JPH0819242B2 - 塩化ビニル系樹脂プラスチゾルの製造方法 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂プラスチゾルの製造方法

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JPH0819242B2
JPH0819242B2 JP4252159A JP25215992A JPH0819242B2 JP H0819242 B2 JPH0819242 B2 JP H0819242B2 JP 4252159 A JP4252159 A JP 4252159A JP 25215992 A JP25215992 A JP 25215992A JP H0819242 B2 JPH0819242 B2 JP H0819242B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塩化ビニル樹脂ペースト
加工用プラスチゾルの簡易な調製法に関し、さらに詳し
くはペースト加工用塩化ビニル樹脂粒状体を可塑剤に浸
漬することによりプラスチゾルを調製する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常塩化ビニル樹脂をペースト加工する
に際しては、ペースト加工用に製造された微細な塩化ビ
ニル樹脂を、可塑剤、安定剤の他、必要に応じて顔料、
充填剤などの配合剤とともに混合して液状のプラスチゾ
ルを得て、これを注型、コーティング、浸漬などの成形
工程へ供する過程が採られる。なかでも、可塑剤中のペ
ースト加工用塩化ビニル樹脂の大部分を1次粒子のオー
ダーの微細な単位まで分散させることが、成形品に外
観、すなわち表面の肌目細かさを現出させ、また、成形
品の機械的強度を悪化させないために重要である。ペー
スト加工用塩化ビニル樹脂は、通常、1次粒径、0.1
〜5μmの球形の微粒子状であることが必要であるの
で、乳化重合、又は微細懸濁重合によって重合体ラテッ
クスとなし、噴霧乾燥により、噴霧液滴内の1次粒子が
凝集した粉体とした後、粉砕機にて該凝集体断片を粉砕
することによって製造される。こうして得られた樹脂粉
体を用いてペーストを調製するためには、樹脂粉体と可
塑剤とを擂潰機、ヘンシェルミキサー、又は二軸ミキサ
ーなどで混練して可塑剤中に樹脂の大部分を1次粒子の
大きさ又は少なくとも粉砕機で粉砕された粒子のオーダ
ーまで分散する必要があった。しかるに、通常、ラテッ
クスの噴霧乾燥によって生成する凝集体は、堅固に凝集
していて、粉砕機による粉砕では、1次粒子オーダー迄
には粉砕しないため、様々の大きさの凝集体断片が混在
する粉体が製造されているのが現状である。プラスチゾ
ルを調製するに際しては、樹脂粉体を可塑剤に分散させ
るのに2つの配慮を必要とする。第一の必要配慮は、可
塑剤中で樹脂粒子が粉体のまとまりとして行動するので
少なくとも粉砕粒子単位にほぐして分散させてやること
であり、第二の必要配慮は、粉砕粒子単位にまで分散し
たとしても、まだ残存する大きな凝集体断片については
混練の剪断力によって分散崩壊させることである。これ
らの条件を考慮すれば、粒子を分散させるには強力な混
練機を選び、さらに当初は少量の可塑剤で、固練りをし
て剪断力を効かせた後、残余の可塑剤を追加するなどの
複雑な混練手順を実施する必要がある。従来の方法で
は、粉体乾燥の生産効率上からも、また、上記のごとき
ペースト用途への適合のためからも噴霧液滴を小さくし
て乾燥し、平均60μm以下の粒子としてから、殆どの
場合はこれを粉砕機にかけて平均10〜20μmの粉体
に製造している。上記粉砕操作前の粒状物又は粉砕工程
後の粒状物を可塑剤に浸漬するだけで得られるプラスチ
ゾルは、粉体同士が1mm以上の径の多数粒子の凝集体と
なって行動し、その凝集体の外側だけが可塑剤で濡れて
はいるが内部は可塑剤が浸透していないものが多数存在
する、いわゆるママコ状態のプラスチゾルとなり、プラ
スチゾルの種々の加工法に好適に供し得るものにはなら
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特別
の装置を用いないで塩化ビニル樹脂粒子が微細に分散し
た塩化ビニル樹脂系プラスチゾルの簡便な製造方法を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、1mm以上
の径のママコが形成されるのは、重合時に形成される1
次粒子の集合体である2次粒子の粒径が小さいと粉体同
士の凝集力が強くなることに原因があると仮定し、この
仮定に沿って、噴霧乾燥工程で得られる2次粒子の粒径
を従来法より大きくして、これを粉砕機で粉砕しないで
可塑剤に浸漬すれば、特別の分散用装置又は工程を必要
としないで、最終的には微細な樹脂粒子が分散した良好
なプラスチゾルを製造し得ることを見出し、この知見に
より本第一発明を完成するに至った。さらに、特定の溶
剤を塩化ビニル系樹脂の水性分散体に添加して樹脂を回
収した場合も、粒子の溶着が起こらないため特別の分散
用装置又は工程を用いずに、微細な樹脂粒子が分散した
プラスチゾルを製造し得ることを見出し、本第二発明を
完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、次の第一発明及び第
二発明からなるものである。 第一発明 塩化ビニル系樹脂の水性分散液を噴霧乾燥機により、平
均粒径が80μm〜700μmの粒子となるように乾燥
して得た塩化ビニル系樹脂粒状体100重量部を可塑剤
30〜250重量部中に、タンクローリーのタンク内に
おいて単に浸漬するだけで分散させることを特徴とする
塩化ビニル系樹脂プラスチゾルの製造方法。 第二発明 塩化ビニル系樹脂の水性分散液に、塩化ビニル系樹脂分
100重量部に対して、水に難溶であってかつ該塩化ビ
ニル系樹脂を溶解又は膨潤しない有機液体0.5〜15
重量部添加して、有機液体と塩化ビニル系樹脂との集合
体を形成せしめ、この集合体を脱水してから、70℃以
下の温度で乾燥して得た集合体粒状物を、集合体粒状物
中の樹脂分100重量部当たり30〜250重量部の可
塑剤中に、タンクローリーのタンク内において単に浸漬
するだけで分散させることを特徴とする塩化ビニル系樹
脂プラスチゾルの製造方法。本発明に係る塩化ビニル系
樹脂とは、塩化ビニル単独又はこれと共重合可能なビニ
ル化合物との混合物を乳化重合、播種乳化重合又は微細
懸濁重合することによって得られる重合体である。
【0006】塩化ビニルと共重合可能なビニル化合物と
は、例えば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ミリス
チン酸ビニル、オレイン酸ビニル、安息香酸ビニルなど
のビニルエステル類、アクリル酸、メタクリル酸、マレ
イン酸、フマル酸、桂皮酸などの不飽和カルボン酸又は
その無水物、アクリル酸のメチル、エチル、ブチル、オ
クチル、ベンジルなどのエステル、メタクリル酸のメチ
ル、エチル、ブチル、オクチル、ベンジルなどのエステ
ル、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、桂皮酸エ
ステルなどの不飽和カルボン酸エステル類、メチルビニ
ルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエー
テル、オクチルビニルエーテル、ミリスチルビニルエー
テルなどのビニルエーテル類、エチレン、プロピレン、
ブテン、ペンテンなどのモノオレフィン類、塩化ビニリ
デン、スチレン及びその誘導体、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリルなどの塩化ビニルとラジカル共重合し
得るビニル化合物であれば特に制限なく使用することが
でき、これらは一種又は2種以上を共重合することがで
きる。この場合の共重合体中の塩化ビニル単位は50重
量%以上であれば、本発明に使用することができる。
【0007】噴霧乾燥によって塩化ビニル樹脂水性分散
液を乾燥すると、一噴霧液滴内の1次粒子は水分の蒸発
に伴って寄り集まり、球状の集合体となって乾燥され
る。この集合体の径は噴霧液滴の径に依存する。すなわ
ち、回転円盤式噴霧装置の場合円盤の孔径、回転数が、
またノズル式噴霧装置の場合ノズル径、給液圧力が支配
的因子であり、水性分散液の濃度又は粘度などによって
も調整することができる。本第一発明において乾燥樹脂
粒子の平均粒径は80μm以上、700μm以下の範囲
にあることを要する。80μmより小さいと可塑剤に浸
漬した際、粉体どうしがまとまって塊となって行動する
現象が強く現れ、1mm以上の大きさのママコが多量に発
生してプラスチゾルが形成されない。また700μmよ
り大きいと噴霧乾燥の効率が落ちて工業的な実用性に欠
ける。この乾燥樹脂粒子の好ましい平均粒径は100〜
300μmの範囲である。なお、平均粒径は、塩化ビニ
ル系樹脂粒子50gに帯電防止剤としてカーボンブラッ
ク50mgを添加し、JIS標準篩を用い、振動下にて
篩分析を行い、50重量%となる粒径として求める。
【0008】なお、本第一発明においては噴霧乾燥にお
ける噴霧液滴を従来より大きくすることになるので、乾
燥を完結させるために特開昭60−120726号公報
に記載されている、噴霧乾燥の後に流動乾燥、通気乾
燥、回転乾燥などの噴霧乾燥以外の乾燥を組み合わせて
もよい。本第一発明においては、乾燥工程の後に通常実
施する強力な粉砕工程などは不要であるが、より完全な
粒子の分散を期するために、所望により適宜選定される
目開きの篩を通す通常の粗大粒子除去操作を行うことを
妨げない。この場合に、たとえ弱い凝集力で凝集してい
る巨大な凝集体断片が存在しても、単にこれをふるい分
けするだけでなく、当該篩工程などによっても効率よく
適当な寸法の粒子に分割することができる。
【0009】噴霧乾燥の温度条件は必ずしも限定されな
い。乾燥の温度条件を例えば、熱風の乾燥入口温度を1
10〜140℃と低くすれば恒率乾燥期間の樹脂温度は
入口における熱風の湿球温度と見れるので噴霧液滴内の
樹脂粒子は融着することもなく、この期間は弱い凝集の
粒状体として推移する。また熱風の乾燥入口温度を16
0〜180℃と高くすれば噴霧液滴内の樹脂粒子同士が
水分の蒸発につれて融着する部分も生じて凝集の強い粒
状体が生成する。一方減率乾燥期間の樹脂温度はその回
りの乾燥空気の温度に近づくので、乾燥出口温度を40
〜55℃と低くすればこの期間では樹脂粒子の融着は起
きないが、70℃以上にするとこの期間で融着が起きて
凝集の強い粒状体が生成する。弱く凝集した平均粒径8
0μm〜1mmの粒状体が可塑剤に浸漬されるとほぼ1次
粒子のオーダーにほぐれて分散したプラスチゾルが得ら
れるので、コーティングのようにプラスチゾル塗布面に
凝集粒子による突起が出ることを美的外観を損なうとし
て極度に嫌う用途にも使用することができる。
【0010】一方、強く凝集した平均粒径80μm〜7
00μmの粒状体が可塑剤に浸漬されると経時とともに
分散してプラスチゾルが形成されるが、凝集粒子がほぐ
れずに存在するため、これが外観に現れないで済む注型
や発泡などの用途に使用することが好ましい。本第一発
明製造方法において樹脂粒子の可塑剤中へのほぐれ及び
分散を促進するために軽く撹拌することができる。次
に、本第二発明のプラスチゾル製造法は、特公平1−4
2282号公報に記載されている塩化ビニル系樹脂の回
収方法を利用したものである。この回収方法は基本的に
は以下の工程から構成される。すなわち、(1)樹脂の
水性分散液と有機液体とを混合し、樹脂を有機液体を介
して集合せしめる第1工程、(2)樹脂の水性分散液と
有機液体との混合液から水相を除去する第2工程、
(3)水相を除去した集合体を脱水乾燥して集合体粒状
物を製造する第3工程である。
【0011】なお、所望により、これらの工程に(4)
第2工程で分離された水相から樹脂を回収してこれを単
独又は第3工程の水相を除去した樹脂と混合して乾燥す
る工程を付加することができる。この塩化ビニル樹脂の
水性分散液に添加される有機液体は、最終的にはプラス
チゾルの中に残存するものであり、水に難溶であって、
かつ、本発明における分離回収条件ににおいて塩化ビニ
ル系樹脂を溶解又は膨潤しないものである。一般にはこ
のような有機液体としては、融点が20℃以下、常圧に
おける沸点が樹脂の分離回収時の温度以上、好ましくは
200℃以上のものが用いられる。有機液体として沸点
が分離回収時の温度未満のものを用いた場合には、これ
が揮散するためこの回収に付加設備を要し経済的でな
い。むろん、単品としては、以上に述べた条件を外れる
ものであっても混合物として上述した要件を備えている
ものであればよい。そして、有機液体がプラスチゾルと
して使用する可塑剤と同一種類であっても別の種類であ
ってもよい。
【0012】本第二発明における有機液体の例としては
以下のようなものが挙げられる。 (1)ジオクチルフタレート、ジノニルフタレートなど
のフタル酸アルキルエステル系可塑剤 (2)トリオクチルトリメリテート、ジエチレングリコ
ールジベンゾエートなどの芳香族カルボン酸エステル系
可塑剤 (3)ジオクチルアジペート、ジブチルセバケートなど
の脂肪族2塩基酸エステル系可塑剤 (4)トリオクチルフォスフェート、トリクロロエチル
フォスフェートなどのリン酸エステル系可塑剤 (5)ジエチレングリコールジカプリレート、1,4ブ
チレングリコール−ジ−2エチルヘキサノエートなどの
脂肪酸グリコールエステル系可塑剤 (6)ポリエステル系可塑剤 (7)オレイン酸ブチルの脂肪酸エステル系、エポキシ
化大豆油のエポキシ系、塩素化脂肪酸メチルの塩素化パ
ラフィン系、コハク酸ジオクチルの脂肪族2塩基酸エス
テル系の二次可塑剤 (8)ミネラルスビリット、ミネラルターペンなどの石
油系、ドデシルベンゼンなどの長鎖アルキルベンゼン系
の希釈剤 (9)高級アルコール、流動バラフィン、高級脂肪酸ア
ルキルエステルなどの液状滑剤 これらの有機液体の好ましいものとしては、ジオクチル
フタレート、ジノニルフタレート、ジオクチルアジペー
トなどが挙げられる。
【0013】有機液体の添加量は、水性分散液中の樹脂
100重量部に対し、0.5〜15重量部の範囲、、好
ましくは、3〜10重量部の範囲で水性分散液中の樹脂
濃度に応じて任意に選ぶことができる。有機液体の添加
量が0.5重量部未満では集合体が形成せず、15重量
部を超えると樹脂との混合時の集合体の形成が円滑でな
く、また、貯蔵安定性も低下する。有機液体と樹脂の水
性分散液との混合は、20〜70℃の温度、かつ、用い
る有機液体が樹脂を溶解又は膨潤させない温度で行われ
るが、高温になるほど有機液体による樹脂の膨潤速度を
高めるので、好ましくは、50℃以下の温度で混合すべ
きである。次に有機液体を介して集合した樹脂集合体か
ら水相を分離するには、捕捉された樹脂混合物の形状に
応じて、公知の方法、例えば、遠心分離、傾斜、スクリ
ーンなどの方法を用いればよい。ただし、樹脂の軟化、
合体を防ぐために温度は20〜70℃の範囲、、好まし
くは、50℃以下としなければならない。
【0014】分離工程にて分離された樹脂粒子集合体
は、直ちに乾燥工程に送られ、付着水分が除去される。
この乾燥工程においては、樹脂の集合、合体の強度がペ
ースト加工時の分散性を損なわぬような条件を設定する
ことが必要である。すなわち乾燥工程中の被乾燥体の温
度は低く維持する必要があり、乾燥温度は70℃以下、
好ましくは、50℃以下にする必要がある。すなわち、
乾燥に用いる熱風の温度などは70℃以下に設定する必
要がある。この乾燥工程後に、有機液体を介して形成さ
れた塩化ビニル樹脂の集合体粒状物が得られ、これに含
まれる樹脂の各一次粒子が有機液体を介して接している
ので各粒子間の凝集力は弱くこれを可塑剤の中に単に浸
漬することによって微細な粒子まで分散させることがで
きるので、良好な品質の安定性のよいプラスチゾルを製
造することができる。本第二発明製造方法においても、
上記微細な粒子までの分散を促進するために軽く撹拌す
ることができる。
【0015】本第一発明及び第二発明において塩化ビニ
ル系樹脂を浸漬する可塑剤としては特に制限はなく、従
来塩化ビニル樹脂プラスチゾルの可塑剤として慣用され
ているもの、例えばジメチルフタレート、ジエチルフタ
レート、ジブチルフタレート、ジ−(2−エチルヘキシ
ル)フタレート、ジ−n−オクチルフタレート、ジイソ
ブチルフタレート、ジヘプチルフタレート、ジフェニル
フタレート、ジイソデシルフタレート、ジトリデシルフ
タレート、ジウンデシルフタレート、ジ(ヘプチル、ノ
ニル、ウンデシル)フタレート、ベンジルフタレート、
ブチルベンジルフタレート、ジノニルフタレート、ジシ
クロヘキシルフタレートなどのフタル酸誘導体、ジメチ
ルイソフタル、ジ−(2−エチルヘキシル)イソフタレ
ート、ジイソオクチルイソフタレートなどのイソフタル
酸誘導体、ジ−(2−エチルヘキシル)テトラヒドロフ
タレート、ジ−n−オクチルテトラヒドロフタレート、
ジイソデシルテトラヒドロフタレートなどのテトラヒド
ロフタル酸誘導体、ジ−n−ブチルアジペート、ジ−
(2−エチルヘキシル)アジペート、ジイソデシルアジ
ペート、ジイソノニルアジペートなどのアジピン酸誘導
体、ジ−(2−エチルヘキシル)アゼレート、ジイソオ
クチルアゼレート、ジ−n−ヘキシルアゼレートなどの
アゼライン酸誘導体、ジ−n−ブチルセバケート、ジ−
(2−エチルヘキシル)セバケートなどのセバシン酸誘
導体、ジ−n−ブチルマレート、ジメチルマレート、ジ
エチルマレート、ジ−(2−エチルヘキシル)マレート
などのマレイン酸誘導体、ジ−n−ブチルフマレート、
ジ−(2−エチルヘキシル)フマレートなどのフマル酸
誘導体、トリ−(2−エチルヘキシル)トリメリテー
ト、トリ−n−オクチルトリメリテート、トリイソデシ
ルトリメリテート、トリイソオクチルトリメリテート、
トリ−n−ヘキシルトリメリテート、トリイソノニルト
リメリテートなどのトリメリット酸誘導体、テトラ−
(2−エチルヘキシル)ピロメリテート、テトラ−n−
オクチルピロメリテートなどのピロメリット酸誘導体、
トリエチルシトレート、トリ−n−ブチルシトレート、
アセチルトリエチルシトレート、アセチルトリ−(2−
エチルヘキシル)シトレートなどの酸誘導体、モノメチ
ルイタコネート、モノブチルイタコネート、ジメチルイ
タコネート、ジエチルイタコネート、ジブチルイタコネ
ート、ジ−(2−エチルヘキシル)イタコネートなどの
イタコン酸誘導体、ブチルオレート、グリセリルモノオ
レート、ジエチレングリコールモノオレートなどのオレ
イン酸誘導体、メチルアセチルリシノレート、ブチルア
セチルリシノレート、グリセリルモノリシノレート、ジ
エチレングリコールモノリシノレートなどのリシノール
酸誘導体、n−ブチルステアレート、グリセリンモノス
テアレート、ジエチレングリコールジステアレートなど
のステアリン酸誘導体、ジエチレングリコールモノラウ
レート、ジエチレングリコールジペラルゴネート、ペン
タエリスリトール脂肪酸エステルなどのその他の脂肪酸
誘導体、トリエチルホスフェート、トリブチルホスフェ
ート、トリ−(2−エチルヘキシル)ホスフェート、ト
リブトキシエチルホスフェート、トリフェニルホスフェ
ート、クレジルジフェニルホスフェート、トリクレジル
ホスフェート、トリキシレニルホスフェート、トリス
(クロロエチル)ホスフェートなどのリン酸誘導体、ジ
エチレングリコールジベンゾエート、ジプロピレングリ
コールジベンゾエート、トリエチレングリコールジベン
ゾエート、トリエチレングリコールジ−(2−エチルブ
チレート)、トリエチレングリコールジ−(2−エチル
ヘキソエート)、ジブチルメチレンビスチオグリコレー
トなどのグリコール誘導体、グリセロールモノアセテー
ト、グリセロールトリアセテート、グリセロールトリブ
チレートなどのグリセリン誘導体、エポキシ化大豆油、
エポキシヘキサヒドロフタル酸ジイソデシル、エポキシ
トリグリセライド、エポキシ化オレイン酸オクチル、エ
ポキシ化オレイン酸デシルなどのエポキシ誘導体、アジ
ピン酸系ポリエステル、セバシン酸系ポリエステル、フ
タル酸系ポリエステルなどのポリエステル系可塑剤、あ
るいは部分水添ターフェニル、接着性可塑剤などが挙げ
られる。
【0016】これらの可塑剤は1種用いてもよいし、2
種以上を組み合わせて用いてもよく、その配合量は、塩
化ビニル系樹脂分100重量部当たり、最終的に30〜
250重量部になる範囲で選ばれる。可塑剤の好ましい
配合割合は、塩化ビニル系樹脂分100重量部当たり、
最終的に40〜100重量部の範囲であり、特に好まし
い配合割合は50〜80重量部の範囲である。可塑剤の
配合割合が30重量部未満であると、重合体粒状物を可
塑剤に浸漬しても均一なプラスチゾルが得られなかった
りあるいは長時間を要する不都合が生じ、また250重
量部を超えると、成形品表面から可塑剤がブリードす
る。本発明のプラスチゾル製造方法には、本発明の目的
を損なわない範囲で所望により、従来塩化ビニル樹脂プ
ラスチゾルに慣用されている安定剤、紫外線吸収剤、酸
化防止剤、滑剤、充填剤、着色剤などを添加配合するこ
とができる。本発明によりプラスチゾルを製造するに
は、従来のような主成分の樹脂と可塑剤とを強力に混練
する操作を必要としない、単に、可塑剤の入った槽へ重
合体粒状物を添加放置するだけでよい。あるいは塩化ビ
ニル系重合体粒状物を可塑剤に浸漬するための緩やかな
撹拌を行うだけでもよい。従ってタンクのみ、もしくは
それに簡単なすなわち剪断作用の代わりに粒状物の浸漬
を主目的とする撹拌機を付加した装置で足りる。
【0017】浸漬時間は主に可塑剤により異なり、可塑
剤の種類に応じて適宜選定すれば良いが、可塑剤がジオ
クチルフタレートの場合、通常5時間以上、好ましくは
10時間以上である。上限は必ずしも限定されないが、
一般に長時間経時するとプラスチゾルの粘度が上昇する
ので支障の起きない範囲で加工に供することが好まし
い。なお、本発明の塩化ビニル系樹脂プラスチゾルの製
造方法において使用される塩化ビニル系樹脂粒状体は、
粉体特性が良い為、従来品では槽内ブリッジ、配管内閉
塞などが起こるので困難であったタンクローリーによる
樹脂の輸送を可能にしており、簡単な分散装置があるタ
ンクローリーのタンクに、塩化ビニル系樹脂粒状体と可
塑剤を同時に仕込み、輸送中にこのタンク内で浸漬分散
を行うことによりプラスチゾルを製造し、ユーザーに到
着した時点で、プラスチゾルとして供給することが可能
となる。このように、可塑剤に塩化ビニル系樹脂粒状体
を添加するだけでもプラスチゾルを製造することができ
るが、コンクリートミキサー車のように、車載のタンク
がゆっくり回転するものを利用すると確実に分散するこ
とができるので好ましい。このようにユーザーに対して
プラスチゾルの形態で樹脂を供給することにより、ユー
ザー側では、混練設備を用意する必要もなく、また混練
に要していた作業時間も短縮することができる利点があ
り、極めて有用である。
【0018】
【実施例】次に、実施例により、本発明の製造方法をさ
らに詳細に説明する。 製造例1 微細懸濁重合によるペースト加工用塩化ビニル樹脂のラ
テックス(樹脂含有量45重量%、電子顕微鏡による1
次粒子の平均径測定値0.92μ)を回転円盤式スプレ
ー装置を有する並流型スプレー乾燥機(塔径2,000m
m、塔長3,500mm)を用い、回転円盤の回転速度9,
000rpmにて運転した。絶対湿度0.010kgH2O/k
gの乾燥用空気を用い、乾燥空気の入口温度125℃、
出口温度50℃で乾燥した。得られた粉体は含水率が
1.4重量%であったので、40℃で3時間通気乾燥し
て含水率0.1重量%に乾燥した。粒状物の篩分析によ
る平均径は90μmであった。
【0019】比較製造例1 回転円盤の回転速度を11,000rpmにした他は実施例
1と同様に乾燥した。噴霧乾燥出口での粉体は含水率が
1.0重量%であったので、40℃で3時間通気乾燥し
て0.1重量%に乾燥した。粒状物の篩分析による平均
径は60μmであった。
【0020】比較製造例2 比較例1で得た粒状物の一部を粉砕機にかけ、含水率
0.2重量%の、沈降濁度法による平均径15μmの樹
脂粉末を得た。
【0021】製造例2 乾燥空気の入口温度を165℃とした他は実施例1と同
様に噴霧乾燥を行った。噴霧乾燥出口での粉体の含水率
は0.2重量%であったので乾燥終了とした。篩分析に
よる平均径88μmの粒状物を得た。
【0022】製造例3 モーター入力1.5KW、内容積120ccの連続混合機
に、播種乳化重合によるペースト加工用塩化ビニル樹脂
の水性分散液(樹脂含有量42重量%、電子顕微鏡によ
る1次粒子は1.10μと0.20μにシャープな分布を
有す)とジノニルフタレートをそれぞれ0.70リット
ル/min、0.014リットル/minで供給して25℃で
混合して凝集物の混在する分散液を得た。これを 遠心
分離機にかけ、水相を除去して得たウエットケーキを流
動床乾燥機で熱風温度50℃で乾燥して、有機液体と塩
化ビニル樹脂からなる集合体粒状物を得た。篩分析によ
る粒状物の平均径は190μmであった。
【0023】実施例1〜3 上記の製造例1〜3で得た集合体粒状物又は樹脂粉末の
樹脂分各200g相当分量をそれぞれ可塑剤120g入
りのビーカーに添加し、スパチュラーで緩やかにかきま
ぜて集合体粒状物又は樹脂粉末を可塑剤に浸漬せしめ、
24時間放置後以下の測定を行った。結果を第1表に示
す。この実施例の結果は、静置したビーカー中で得られ
たものであるが、移動するタンクローリーの中では、実
施例とほぼ同一の条件であり、同等以上の結果が得られ
る。 比較例1、2 実施例において使用した製造例1〜3で得た集合体粒状
物又は樹脂粉末に代えて、比較製造例1、2で得られた
集合体粒状物又は樹脂粉末をそれぞれ使用した以外は、
実施例と同様にして集合体粒状物又は樹脂粉末を可塑剤
に浸漬し、実施例と同様に測定した。結果を第1表に示
す。
【0024】
【表1】
【0025】実施例及び比較例に用いた試験方法は次の
通りである。 試験方法 16Mesh Tyler標準篩試験 プラスチゾル5gを16Mesh Tyler標準篩に
かけ、篩上の凝集物をミネラルスピリット50ml、次い
でメタノール50mlで洗浄した後、100℃で10分間
加熱し、残留している重合体の粗大集合体の重量を測
り、当初のビーカー仕込樹脂量に対する重量比率を求め
た。この値が0であれば、1mm以上の大きさのいわゆる
ママコがなく、プラスチゾルが調製できていることを意
味する。また、0より大きい値になればママコが存在し
ていて、プラスチゾルが調製されていないことを示す。
【0026】グラインドゲージ試験 プラスチゾル0.5gを深さテーパーを持たせた溝を設
けたステンレス製ゲージの最大深にある基線に置き、コ
ーターでゾルを溝の浅い方に引いて延ばし、表面から突
出する粗大集合体の位置のゲージの読みから最大の集合
体の大きさを測定する。表中の数字のグラインドゲージ
の値が100μmより小さい値であれば、プラスチゾル
を塗布した表面は滑らかに見え、塗布コーティング剤と
して良好であることを示す。100μm以上であれば注
型、発泡などの用途に向く。比較例1及び2の16Me
sh ONの結果は、1mm以上の大きさのいわゆるママ
コが存在してプラスチゾルが調製されていないことを示
す。
【0027】
【発明の効果】従来のような主成分の樹脂と可塑剤とを
強力に混練する操作を必要としない、単に、上述の塩化
ビニル系樹脂粒状物を可塑剤に浸漬するだけ、所望によ
り緩やかな撹拌を行うだけ、又は可塑剤の入った槽へ集
合体粒状物を添加放置するだけでも微細な分散が得られ
る利点がある。従って擂潰機、ヘンシェルミキサー又は
二軸ミキサーなどの強力な混練機械を必要とせず、タン
クのみ、もしくはそれに簡単なすなわち剪断作用の代わ
りに粒状物の浸漬を主目的とする撹拌機を付加した装置
で従来のプラスチゾルよりも十分に分散できる利点が大
きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−120726(JP,A) 特公 平1−42282(JP,B2) 古谷正之編「ラテックス・ペースト・粉 末樹脂加工」地人書館(昭和41年9月30 日)第137頁表76及び77

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩化ビニル系樹脂の水性分散液を噴霧乾燥
    機により、平均粒径が80μm〜700μmの粒子とな
    るように乾燥して得た塩化ビニル系樹脂粒状体100重
    量部を可塑剤30〜250重量部中に、タンクローリー
    のタンク内において単に浸漬するだけで分散させること
    を特徴とする塩化ビニル系樹脂プラスチゾルの製造方
    法。
  2. 【請求項2】塩化ビニル系樹脂の水性分散液に、塩化ビ
    ニル系樹脂分100重量部に対して、水に難溶であって
    かつ該塩化ビニル系樹脂を溶解又は膨潤しない有機液体
    0.5〜15重量部添加して、有機液体と塩化ビニル系
    樹脂との集合体を形成せしめ、この集合体を脱水してか
    ら、70℃以下の温度で乾燥して得た集合体粒状物を、
    集合体粒状物中の樹脂分100重量部当たり30〜25
    0重量部の可塑剤中に、タンクローリーのタンク内にお
    いて単に浸漬するだけで分散させることを特徴とする塩
    化ビニル系樹脂プラスチゾルの製造方法。
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