JPH08192208A - ロールシフト用の圧延ロール及びロールシフト圧延機 - Google Patents

ロールシフト用の圧延ロール及びロールシフト圧延機

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JPH08192208A
JPH08192208A JP7021326A JP2132695A JPH08192208A JP H08192208 A JPH08192208 A JP H08192208A JP 7021326 A JP7021326 A JP 7021326A JP 2132695 A JP2132695 A JP 2132695A JP H08192208 A JPH08192208 A JP H08192208A
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全佳 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧延性能に影響する要因を補正し、あらゆる
圧延条件に対応できるクラウンのロールシフト用の圧延
ロール及びロールシフト圧延機を提供すること。 【構成】 ワークロールの板クラウン制御形状であるを
先細りのロール形状12を用いてロールシフト圧延を行
うと同時に、圧延不良現象の一つである公称圧延力によ
るロール撓み15を補償しようとする場合に、1点鎖線
Aで示す先細りのロール形状12と破線Bで示すロール
撓み補償形状17を合成して実線Cで示すロールシフト
用の圧延ロール10のロール形状とする。この合成した
ロール形状とすることで、自動的に圧延不良現象の公称
圧延力によるロール撓み15が補償された状態でロール
シフト圧延を行えるようになる。これにより、圧延不良
現象に応じた補償形状とすることで、あらゆる圧延条件
に対応できる圧延ロール形状が得られるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロールシフト用の圧
延ロール及びこの圧延ロールを用いたロールシフト圧延
機に関し、上下1対のワークロールの形状をあるゆる圧
延条件に対応できる板クラウンにすることができるよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】圧延製品の幅方向の断面形状を制御して
平坦な形状にするため種々の圧延機が提案されており、
その一つにロールシーフト圧延機が知られており、例え
ば特開平1−266902号公報のロールシフト圧延機
を図8(a)に示すように、上下1対のワークロール
1,1をその軸方向に互いに逆の方向に移動してバック
アップロール2,2で支持した状態にして被圧延材3を
圧延するようにしている。
【0003】このロールシフト圧延機では、被圧延材3
の板クラウンの制御効果を増大するため、上下1対のワ
ークロール1,1に互いを補完するような湾曲した輪郭
にしたイニシャルクラウンを付けることが行われてお
り、上下1対のワークロール1,1のシフト方向によっ
て、同図(b)に示すような被圧延材3の板クラウンを
凹クラウンしたり、同図(c)に示すような被圧延材3
の板クラウンを凸クラウンに制御するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このロール
シフト圧延機では、ワークロール1,1をシフトするこ
とによって板クラウンを変化することができ制御範囲を
向上できるが、実際の圧延の際には、圧延性能を悪くす
るような種々の要因(例えば図3の各図左側に示す要因
参照)があり、これらに対しては何等対策が成されてい
ず、例えば同図(c)の左側に示すように、ロールシフ
トによってロール端部での面圧が増大し、その影響によ
って板クラウンが最適にならないという問題がある。
【0005】このような圧延性能を悪くする要因として
は、さらに、同図(a)に示すようなロールに加わる熱
影響によるヒートクラウンや同図(b)に示すような圧
延荷重が加わった場合のロールの撓みの影響などがあ
り、実際の圧延では、圧延条件によってこれらの影響が
単独または複合して及ぶため、板クラウンが最適になら
ないという問題がある。
【0006】この発明は上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、圧延性能に悪影響を及ぼす要因に対し
ても同時に補正でき、あらゆる圧延条件に対応できるロ
ールクラウンとしたロールシフト用の圧延ロール及びロ
ールシフト圧延機を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この発明の請求項1記載のロールシフト用の圧延ロール
は、上下1対のワークロールを互いに逆の軸方向にシフ
トして圧延するロールシフト用の圧延ロールにおいて、
上下1対のワークロールにロールシフトによって板クラ
ウンを変化し得るロール形状を形成するとともに、この
板クラウン制御用のロール形状に圧延不良現象を予め補
償するロール形状を合成して形成したことを特徴とする
ものである。
【0008】また、この発明の請求項2記載のロールシ
フト用の圧延ロールは、請求項1の構成に加え、前記板
クラウンを変化し得るロール形状を、上下1対のワーク
ロールの互いに逆の端部を先細りに形成する形状とした
ことを特徴とするものである。 さらに、この発明の請
求項3記載のロールシフト用の圧延ロールは、請求項1
の構成に加え、前記板クラウンを変化し得るロール形状
を、ロールの軸方向中心部においてロール径が軸方向の
一方から他方に向かって変化する第1領域と、この第1
領域の外側に連続してロール径の変化が逆転する第2領
域と、この第2領域の外側に連続してロール径が第1領
域のロール径の変化方向と反対方向に変化する第3領域
と、この第3領域の外側に連続してロール径の変化が第
3領域の変化方向と同じでその変化勾配が第3領域に比
べて緩い第4領域と、この第4領域の外側に連続してロ
ール径の変化がほとんど無くロール形状がほぼ円筒状で
あるか、あるいはロール径変化が再び逆転して第1領域
と同じ変化方向を有する第5領域とからなる形状とした
ことを特徴とするものである。
【0009】また、この発明の請求項4記載のロールシ
フト用の圧延ロールは、請求項1〜3のいずれかの構成
に加え、前記圧延不良現象を補償するため合成するロー
ル形状がロールヒートクラウン、圧延力によるロール撓
み、ロールシフトによる端部面圧増大のうちの少なくと
も1つの補償カーブであることを特徴とするものであ
る。
【0010】さらに、この発明の請求項5記載のロール
シフト圧延機は、上下1対のワークロールに曲げ力を付
加するロールベンド機構と、上下1対のワークロールを
互いに逆の軸方向にシフトするロールシフト機構とを備
えるとともに、上下1対のワークロールが前記請求項1
〜4のいずれかに記載のロール形状に形成されてなるこ
とを特徴とするものである。
【0011】
【作用】この発明の請求項1記載のロールシフト用の圧
延ロールによれば、ロールシフトを行う上下1対のワー
クロールの形状を、ロールシフトによって板クラウンを
変化し得るロール形状と圧延不良現象を予め補償するロ
ール形状とを合成した形状に形成するようにしており、
圧延不良現象が加味された板クラウンを変化し得るロー
ル形状によって圧延不良現象の影響を受けること無く最
適なロールシフトによる圧延が実現できるようになる。
【0012】また、この発明の請求項2記載のロールシ
フト用の圧延ロールによれば、ロールシフトを行う上下
1対のワークロールのロール形状のうち板クラウンを変
化し得るロール形状を、上下1対のワークロールの互い
に逆の端部を先細りに形成する形状とするようにしてお
り、板クラウンを変化させると同時に、圧延不良現象が
加味されたロール形状によってその影響を受けること無
く最適なロールシフトによる圧延が実現できるようにな
る。
【0013】さらに、この発明の請求項3記載のロール
シフト用の圧延ロールによれば、ロールシフトを行う上
下1対のワークロールのロール形状のうち板クラウンを
変化し得るロール形状を、ロールの軸方向中心部におい
てロール径が軸方向の一方から他方に向かって変化する
第1領域と、この第1領域の外側に連続してロール径の
変化が逆転する第2領域と、この第2領域の外側に連続
してロール径が第1領域のロール径の変化方向と反対方
向に変化する第3領域と、この第3領域の外側に連続し
てロール径の変化が第3領域の変化方向と同じでその変
化勾配が第3領域に比べて緩い第4領域と、この第4領
域の外側に連続してロール径の変化がほとんど無くロー
ル形状がほぼ円筒状であるか、あるいはロール径変化が
再び逆転して第1領域と同じ変化方向を有する第5領域
とからなる形状とするようにしており、板クラウンを変
化させると同時に、圧延不良現象が加味されたロール形
状によってその影響を受けること無く最適なロールシフ
トによる圧延が実現できるようになる。
【0014】また、この発明の請求項4記載のロールシ
フト用の圧延ロールによれば、ロールシフトを行う上下
1対のワークロールのロール形状のうち圧延不良現象を
補償するため合成するロール形状を、ロールヒートクラ
ウン、圧延力によるロール撓み、ロールシフトによる端
部面圧増大のうちの少なくとも1つの補償カーブとする
ようにしており、これらの圧延不良現象のいずれが単独
ないし複合して生じる圧延条件かでも板クラウンを変化
させると同時に、圧延不良現象が加味されたロール形状
によってその影響を受けること無く最適なロールシフト
による圧延が実現できるようになる。
【0015】さらに、この発明の請求項5記載のロール
シフト圧延機は、上下1対のワークロールに曲げ力を付
加するロールベンド機構と、上下1対のワークロールを
互いに逆の軸方向にシフトするロールシフト機構とを備
えるとともに、上下1対のワークロールのロール形状を
板クラウンを変化させると同時に、圧延不良現象が加味
されたロール形状にするようにしており、圧延不良現象
のいずれかが生じる圧延条件かでも板クラウンを広範囲
に変化させると同時に、圧延不良現象が加味されたロー
ル形状によってその影響を受けることの無い最適なロー
ルシフトによる圧延を行うことができる圧延機を実現で
きるようになる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図1〜図3はこの発明のロールシフト用の
圧延ロールの一実施例にかかり、図1はロール形状の拡
大線図、図2はロールシフトにて板クラウンを変化させ
るためのロール形状の説明図、図3は圧延不良現象とこ
れを補償するロール形状との説明図である。
【0017】このロールシフト用の圧延ロールは、ロー
ルシフトによって板クラウン制御範囲の拡大を図るよう
にした板クラウン変化用ロール形状と、実際の圧延の際
に生じる圧延不良現象を補償する圧延不良現象補償用ロ
ール形状とを合成したロール形状に研削されて構成され
る。
【0018】このロールシフト用の圧延ロール10で
は、板クラウン変化用ロール形状として上下1対のワー
クロール11,11の互いに逆方向の端部を先細りにす
るロール形状12が採用されており、図2に示すよう
に、例えば上ワークロール11の左の端部が先細りに研
削される一方、下ワークロール11では右の端部が先細
りに研削されている。
【0019】そして、これらの上下1対のワークロール
11,11は、図示省略したが、ロール軸方向にシフト
できるように上下バックアップロールとともにミルハウ
ジングに組み込まれて4段のロールシフト圧延機が構成
され、被圧延材3の幅に応じてロールシフト量を変えて
被圧延材の両端部がそれぞれ上下のワークロール11,
11の先細りのロール形状12部分に位置するようにし
て圧延が行われる。
【0020】このような先細りのロール形状12とした
上下ワークロール11,11をロールシフトして圧延を
行うと、先細りの部分のバックアップロールとの接触圧
力が小さくなって余分な曲げモーメントがワークロール
11に作用しなくなることから、例えば図2(b)に示
すように、破線aで示す従来のワークロール形状に比べ
て実線bで示すこの先細りのロール形状のワークロール
11,11を用いることで板クラウン制御を有効に行う
ことができるようになる。
【0021】ところが、このワークロール11の先細り
のロール形状12だけでは、実際の圧延の際に生じる圧
延不良現象(図3の各左図参照)の影響を受け、最適な
板クラウン制御ができないことから、これらを補償する
必要がある。
【0022】そこで、まず、圧延不良現象とこれを補償
するためのロール形状について図3を参照しながら検討
する。
【0023】圧延不良現象の一つに、図3(a)に示す
ロールヒートクラウン13があり、熱間圧延等の際に被
圧延材3から受ける熱によってワークロール11が加熱
されるが、この熱はワークロール11の端部では冷却さ
れ易く、中央部では冷却され難くいためワークロール1
1の中央部が外側に膨らむヒートクラウン13が生じ
る。
【0024】このロールヒートクラウン13を防止する
ように補償するためには、同図右側に示すように、ワー
クロール11の中央部を内側に凹ませて細くしたヒート
クラウン補償形状14を用いれば良いことになる。
【0025】同様にして、圧延不良現象の1つである公
称圧延力によるロール撓み15があり、同図(b)に下
側の圧延ロールを示すように、圧下力が加わることによ
って下ワークロール11および下バックアップロール1
6の中央部が下側に突き出すように撓んで曲がってしま
うロール撓み15が生じる。
【0026】このロール撓み15を防止するように補償
するためには、ワークロール11の撓みを無くすことが
できるロール形状にすれば良く、例えば下ワークロール
11の場合には、中央部が膨らんだロール撓み補償形状
17を用いれば良いことになる。
【0027】さらに、圧延不良現象の1つであるロール
シフトによるロール端部での面圧増大18があり、同図
(c)に下側の圧延ロールを示すように、ロールシフト
によってバックアップロール16の中央部に近い部分に
下ワークロール11の端部が位置することによって下ワ
ークロール11の端部の面圧が中央部側より大きくなっ
てしまう面圧増大18が生じる。
【0028】このロールシフトによる面圧増大18を防
止するように補償するためには、ワークロール11の端
部の面圧が大きくなっても平坦に圧延できるロール形状
にすれば良く、例えば下ワークロール11の場合には、
端部が細くなるロール面圧増大補償形状19を用いれば
良いことになる。
【0029】そこで、これらのヒートクラウン補償形状
14、ロール撓み補償形状17、ロール面圧増大補償形
状19を単独または2つないし3つを複合して得られる
ロール形状を既に説明したワークロール11の板クラウ
ン制御形状であるを先細りのロール形状12に合成す
る。
【0030】たとえば、ワークロール11の板クラウン
制御形状である先細りのロール形状12を用いてロール
シフト圧延を行うと同時に、圧延不良現象の一つである
公称圧延力によるロール撓み15を補償しようとする場
合には、図1に示すように、1点鎖線Aで示す先細りの
ロール形状12と破線Bで示すロール撓み補償形状17
を合成して実線Cで示すロールシフト用の圧延ロール1
0のロール形状とする。
【0031】このように圧延不良現象の公称圧延力によ
るロール撓み15を補償するロール撓み補償形状17を
板クラウン制御用のロール形状12に合成しておくこと
で、自動的に圧延不良現象の公称圧延力によるロール撓
み15が補償された状態でロールシフト圧延を行うこと
ができるようになる。
【0032】したがって、圧延不良現象を補償するロー
ル形状14,17,19を単独又は複合して板クラウン
制御用のロール形状12に合成しておくことで、補償に
用いた単独(14,17,19)又は複数(14と1
7,14と19,17と19,14と17と19)の圧
延不良現象に対応する圧延不良現象が補償された状態で
ロールシフト圧延を行うことができるようになる。
【0033】次に、このロールシフト用の圧延ロールの
他の一実施例について、図4及び図5により説明する。
【0034】図4および図5はこの発明のロールシフト
用の圧延ロールの他の一実施例にかかり、図4はロール
形状の拡大線図、図5はロールシフトにて板クラウンを
変化させるためのロール形状の説明図である。
【0035】このロールシフト用の圧延ロール20は、
既に説明したロールシフト用の圧延ロール10と板クラ
ウンの制御範囲の拡大を図るための板クラウン変化用ロ
ール形状が異るものであり、この板クラウン変化用ロー
ル形状に合成される圧延不良現象補償用ロール形状は、
既に図3で説明した補償形状14,17,19と同一の
ものを用いる。
【0036】このロールシフト用の圧延ロール20で用
いられる板クラウン変化用ロール形状は、図5に示すよ
うに、中心部の第1領域21から両方の外側に配置され
る第5領域25までの5つの領域が連続する9つの形状
(1つの第1領域21とそれぞれ2つの第2領域22〜
第5領域25の形状)で構成されたロール形状26にな
るが、ここでは、上ワークロール11の場合について具
体的に説明することにする(なお、下ワークロールは上
下左右が逆、つまり180度回転されてに配置されてお
り、形状自体は同一である。)。
【0037】圧延ロール20の中心部の第1領域21
は、ロール軸方向中心を挾んで両側にほぼ同一領域形成
され、軸方向の一方(例えば左方)から他方(例えば右
方)に向かって外周面がロール軸方向に対して傾斜する
ようロール径を変化させて形成してある。
【0038】この第1領域21の外側に連続する第2領
域22は、第1領域21のロール外周面のロール径の変
化と逆転するように変化する領域であり、第1領域21
の傾斜する外周面のロール径の大径部(左端)では、凸
状に逆転してロール径が小径となるように連続する一
方、第1領域21の傾斜する外周面のロール径の小径部
(右端)では、凹状に逆転してロール径が大径となるよ
うに連続するよう形成される。
【0039】さらに、この第2領域22の外側に連続す
る第3領域23は、ロール径が第1領域21のロール径
の変化方向と反対方向に変化する領域であり、軸方向の
一方(左方)から他方(右方)に向かって外周面がロー
ル軸方向に対して傾斜するようロール径を変化させる場
合の傾斜方向が第1領域21の傾斜方向と逆になるよう
にして形成してある。したがって、第2領域22の一方
(左端)に連続する部分では軸方向左端に向かって小径
となるように形成され、第2領域22の他方(右端)に
連続する部分では軸方向右端に向かって大径となるよう
に形成される。
【0040】この第3領域23の外側に連続する第4領
域24は、ロール径の変化が第3領域23の変化方向と
同一であるが、その変化勾配が第3領域23に比べて緩
く変化する領域であり、第3領域23の一方(左端)に
連続する部分では軸方向左端に向かってわずかづつ小径
となるように形成され、第3領域23の他方(右端)に
連続する部分では軸方向右端に向かってわずかづつ大径
となるように形成してある。
【0041】第4領域24に連続する最も外側の第5領
域25は、ロール径の変化がほとんどない円筒状に形成
されたり、あるいは、図5中に破線で示すように、ロー
ル径の変化がふたたび逆転して第1領域21と同一方向
に変化するよう形成される領域である。したがって、第
4領域24の一方(左端)に連続する部分では円筒状ま
たは軸方向左端に向かって大径となるように形成され、
第4領域24の他方(右端)に連続する部分では円筒状
または軸方向右端に向かって小径となるように形成して
ある。
【0042】このような第1〜第5の5つの領域21〜
25の9つの形状で構成された板クラウン変化用のロー
ル形状26によれば、中幅や狭幅の被圧延材に対するロ
ールシフトによる板クラウン変化能力が大きくでき、さ
らにロールベンディングの併用によりロール撓みが重畳
されて被圧延材と接するワークロール表面がなだらかに
変化するロール形状として圧延することができる。
【0043】そして、この板クラウン変化用のロール形
状26を採用した上下1対のワークロール11,11を
ロール形状が互いに逆方向に変化するように配置してワ
ークロールシフトとワークロールベンディング(WR
B)とを組み合わせて圧延すると、図6に示すように、
板クラウンを同図(a)に示すフラットクラウンの状態
で圧延したり、同図(b)に示す凹クラウンの状態や同
図(c)に示す凸クラウンの状態で圧延することができ
る。
【0044】ところが、このワークロール11の第1〜
第5の5つの領域21〜25の9つの形状で構成された
板クラウン変化用のロール形状26だけでは、実際の圧
延の際に生じる圧延不良現象(図3の各左図参照)の影
響を受け、最適な板クラウン制御ができないことから、
これらを補償する必要がある。
【0045】そこで、既に説明した圧延不良現象を補償
するヒートクラウン補償形状14、ロール撓み補償形状
17、ロール面圧増大補償形状19を単独または2つな
いし3つを複合して得られるロール形状を、ワークロー
ルの第1〜第5の5つの領域21〜25の9つの形状で
構成された板クラウン変化用のロール形状26に合成し
てロールシフト用の圧延ロール20の形状とする。
【0046】たとえば、ワークロールの第1〜第5の5
つの領域21〜25の9つの形状で構成された板クラウ
ン変化用のロール形状26を用いてロールシフト圧延を
行うと同時に、圧延現象の一つであるヒートクラウンの
補償をしようとする場合には、図4に示すように、1点
鎖線Aで示す第1〜第5の5つの領域21〜25の9つ
の形状で構成された板クラウン変化用のロール形状26
とヒートクラウン補償形状14を合成する。
【0047】ヒートクラウンは圧延開始から圧延本数の
増加にしたがって成長し、ある圧延本数に達した段階で
飽和する。そのため、ヒートクラウン補償形状は圧延不
良の要因となる。
【0048】そこで、ヒートクラウンが十分成長するま
で、ヒートクラウン補償形状を打ち消す方向(この場
合、板端部の厚みを増加する方向)にワークロールをシ
フトさせて圧延を行う。一旦、ヒートクラウンが成長し
たら、ヒートクラウン未成長の時と反対方向にロールを
シフトして圧延を行う。ヒートクラウンが十分に成長し
てからの圧延本数は、ヒートクラウンの未成長時の圧延
本数に比べはるかに多く、大部分の圧延は一方の方向に
シフトした圧延となる。
【0049】そのため、ワークロール端部の一方にの
み、ロールシフトによる端部面圧増大を補償するカーブ
19を合成する。
【0050】以上のように、板クラウン変化用のロール
形状26にヒートクラウン補償形状14とロールシフト
による端部面圧増大を補償する形状19を合成し実線D
で示すロールシフト用圧延ロール20の形状とする。
【0051】そして、このようなロールシフト用の圧延
ロール20が、ロール軸方向の左右端を反対にして上下
に配置される。そのため上下のワークロールに付与され
たロール形状は点対称となるが、上下ワークロールの凹
凸は非補完となる。
【0052】このように圧延不良現象の公称圧延力によ
るロール撓み15を補償するロール撓み補償形状17を
板クラウン制御用のロール形状26に合成しておくこと
で、自動的に圧延不良現象の公称圧延力によるロール撓
み15が補償された状態でロールシフト圧延を行うこと
ができるようになる。
【0053】したがって、圧延不良現象を補償するロー
ル形状14,17,19を単独又は複合して板クラウン
制御用のロール形状26に合成しておくことで、補償に
用いた単独(14,17,19)又は複数(14と1
7,14と19,17と19,14と17と19)の圧
延不良現象に対応する圧延不良現象が補償された状態で
ロールシフト圧延を行うことができるようになる。
【0054】次に、このようなロールシーフト用の圧延
ロールを用いるロールシフト圧延機の一実施例につい
て、図7により説明する。
【0055】このロールシフト圧延機30は、ロールシ
フト用の圧延ロール20を上下1対のワークロール3
1,31として用いており、上下のワークロール形状が
点対称となっているが、ワークロール31,31には、
圧延不良現象を補償するロール形状14,17,19が
少なくとも1つ合成してあるため、上下のワークロール
31,31は非補完となっている。
【0056】これらワークロール31,31には、曲げ
力を付加するロールベンド機構32と、上下1対のワー
クロール31を互いに逆の軸方向にシフトさせるロール
シフト機構33とを備えている。
【0057】また、上下1対のワークロール31の上下
には、バックアップロール34,34(または図示しな
い中間ロール)が配置されて支持されるようになってい
る。
【0058】さらに、被圧延材3の板幅に応じてロール
シフト量とロールベンディング力の組合わせを演算指令
する制御装置35が設けられ、ロールベンド機構32及
びロールシフト機構33に被圧延材3の板幅に応じてワ
ークロール31,31のシフト量とワークロール31,
31に付加するベンド力をロールベンド指令装置及びロ
ールシフト指令装置を介して最適に制御するようになっ
ている。
【0059】したがって、このロールシフト圧延機30
によれば、図6で説明したように板クラウンをフラット
クラウンや凹あるいは凸クラウンの状態で被圧延材3を
圧延できるとともに、この圧延の際に生じる圧延不良現
象の影響を予め圧延ロール31に補償形状として合成し
たロール形状によって自動的に防止して圧延することが
できる。
【0060】そして、この圧延不良現象を補償するロー
ル形状14,17,19を必要に応じて単独又は複合し
て組合わせた圧延ロール20を上下1対のワークロール
31,31として用いることで、あるゆる圧延条件に対
応したロールシフト圧延を行うことができる。
【0061】
【発明の効果】以上、実施例とともに具体的に説明した
ようにこの発明の請求項1記載のロールシフト用の圧延
ロールによれば、ロールシフトを行う上下1対のワーク
ロールの形状を、ロールシフトによって板クラウンを変
化し得るロール形状と圧延不良現象を予め補償するロー
ル形状とを合成した形状に形成するようにしたので、圧
延不良現象が加味された板クラウンを変化し得るロール
形状によって圧延不良現象の影響を受けること無く最適
なロールシフトによる圧延が実現できる。
【0062】また、この発明の請求項2記載のロールシ
フト用の圧延ロールによれば、ロールシフトを行う上下
1対のワークロールのロール形状のうち板クラウンを変
化し得るロール形状を、上下1対のワークロールの互い
に逆の端部を先細りに形成する形状とするようにしたの
で、板クラウンを変化させると同時に、圧延不良現象が
加味されたロール形状によってその影響を受けること無
く最適なロールシフトによる圧延が実現できる。
【0063】さらに、この発明の請求項3記載のロール
シフト用の圧延ロールによれば、ロールシフトを行う上
下1対のワークロールのロール形状のうち板クラウンを
変化し得るロール形状を、ロールの軸方向中心部におい
てロール径が軸方向の一方から他方に向かって変化する
第1領域と、この第1領域の外側に連続してロール径の
変化が逆転する第2領域と、この第2領域の外側に連続
してロール径が第1領域のロール径の変化方向と反対方
向に変化する第3領域と、この第3領域の外側に連続し
てロール径の変化が第3領域の変化方向と同じでその変
化勾配が第3領域に比べて緩い第4領域と、この第4領
域の外側に連続してロール径の変化がほとんど無くロー
ル形状がほぼ円筒状であるか、あるいはロール径変化が
再び逆転して第1領域と同じ変化方向を有する第5領域
とからなる形状とするようにしたので、一層広範囲に板
クラウンを変化させると同時に、圧延不良現象が加味さ
れたロール形状によってその影響を受けること無く最適
なロールシフトによる圧延が実現できる。
【0064】また、この発明の請求項4記載のロールシ
フト用の圧延ロールによれば、ロールシフトを行う上下
1対のワークロールのロール形状のうち圧延不良現象を
補償するため合成するロール形状を、ロールヒートクラ
ウン、圧延力によるロール撓み、ロールシフトによる端
部面圧増大のうちの少なくとも1つの補償カーブとする
ようにしたので、これらの圧延不良現象のいずれが単独
ないし複合して生じる圧延条件かでも板クラウンを変化
させると同時に、圧延不良現象が加味されたロール形状
によってその影響を受けること無く最適なロールシフト
による圧延が実現できる。
【0065】さらに、この発明の請求項5記載のロール
シフト圧延機は、上下1対のワークロールに曲げ力を付
加するロールベンド機構と、上下1対のワークロールを
互いに逆の軸方向にシフトするロールシフト機構とを備
えるとともに、上下1対のワークロールのロール形状を
板クラウンを変化させると同時に、圧延不良現象が加味
されたロール形状にするようにしており、圧延不良現象
のいずれかが生じる圧延条件かでも板クラウンを広範囲
に変化させると同時に、圧延不良現象が加味されたロー
ル形状によってその影響を受けることの無い最適なロー
ルシフトによる圧延を行うことができる圧延機を実現で
きる。
【0066】これらにより、あらゆる圧延条件に対応で
きるロールクラウン形状が得られるとともに、あらゆる
圧延条件に対応してロールシフト圧延を行うことができ
るロールシフト圧延機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のロールシフト用の圧延ロールの一実
施例にかかるロール形状の拡大線図である。
【図2】この発明のロールシフト用の圧延ロールの一実
施例にかかるロールシフトにて板クラウンを変化させる
ためのロール形状の説明図である。
【図3】この発明のロールシフト用の圧延ロールの一実
施例にかかる圧延不良現象とこれを補償するロール形状
との説明図である。
【図4】この発明のロールシフト用の圧延ロールの他の
一実施例にかかるロール形状の拡大線図である。
【図5】この発明のロールシフト用の圧延ロールの他の
一実施例にかかるロールシフトにて板クラウンを変化さ
せるためのロール形状の説明図である。
【図6】この発明のロールシフト用の圧延ロールの他の
一実施例にかかるロールシフトにて板クラウンを変化さ
せるためのロール形状の作用説明図である。
【図7】この発明のロールシーフト用の圧延ロールを用
いるロールシフト圧延機の一実施例にかかる概略構成図
である。
【図8】従来のロールシフト圧延機の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
3 被圧延材 10 ロールシフト用の圧延ロール 11 上下のワークロール 12 先細りのロール形状(板クラウン変化用ロール形
状) 13 ロールヒートクラウン(圧延不良現象) 14 ヒートクラウン補償形状 15 公称圧延力によるロール撓み(圧延不良現象) 16 バックアップロール 17 ロール撓み補償形状 18 ロールシフトによるロール端部の面圧増大(圧延
不良現象) 19 ロール面圧補償形状 20 ロールシフト用の圧延ロール形状 21 第1領域 22 第2領域 23 第3領域 24 第4領域 25 第5領域 26 板クラウン変化用ロール形状 A 板クラウン制御用のロール形状 B 圧延不良現象の補償形状 C 合成した圧延ロール形状 30 ロールシフト圧延機 31 上下1対のワークロール(圧延ロール20) 32 ロールベンド機構 33 ロールシフト機構 34 上下1対のバックアップロール 35 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 一幸 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下1対のワークロールを互いに逆の軸方
    向にシフトして圧延するロールシフト用の圧延ロールに
    おいて、上下1対のワークロールにロールシフトによっ
    て板クラウンを変化し得るロール形状を形成するととも
    に、この板クラウン制御用のロール形状に圧延不良現象
    を予め補償するロール形状を合成して形成したことを特
    徴とするロールシフト用の圧延ロール。
  2. 【請求項2】前記板クラウンを変化し得るロール形状
    を、上下1対のワークロールの互いに逆の端部を先細り
    に形成する形状としたことを特徴とする請求項1記載の
    ロールシフト用の圧延ロール。
  3. 【請求項3】前記板クラウンを変化し得るロール形状
    を、ロールの軸方向中心部においてロール径が軸方向の
    一方から他方に向かって変化する第1領域と、この第1
    領域の外側に連続してロール径の変化が逆転する第2領
    域と、この第2領域の外側に連続してロール径が第1領
    域のロール径の変化方向と反対方向に変化する第3領域
    と、この第3領域の外側に連続してロール径の変化が第
    3領域の変化方向と同じでその変化勾配が第3領域に比
    べて緩い第4領域と、この第4領域の外側に連続してロ
    ール径の変化がほとんど無くロール形状がほぼ円筒状で
    あるか、あるいはロール径変化が再び逆転して第1領域
    と同じ変化方向を有する第5領域とからなる形状とした
    ことを特徴とする請求項1記載のロールシフト用の圧延
    ロール。
  4. 【請求項4】前記圧延不良現象を補償するため合成する
    ロール形状がロールヒートクラウン、圧延力によるロー
    ル撓み、ロールシフトによる端部面圧増大のうちの少な
    くとも1つの補償カーブであることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載のロールシフト用の圧延ロー
    ル。
  5. 【請求項5】上下1対のワークロールに曲げ力を付加す
    るロールベンド機構と、上下1対のワークロールを互い
    に逆の軸方向にシフトするロールシフト機構とを備える
    とともに、上下1対のワークロールが前記請求項1〜4
    のいずれかに記載のロール形状に形成されてなることを
    特徴とするロールシフト圧延機。
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