JPH0819177A - 電力系統監視制御システムのデータベース作成方式 - Google Patents

電力系統監視制御システムのデータベース作成方式

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JPH0819177A
JPH0819177A JP6167378A JP16737894A JPH0819177A JP H0819177 A JPH0819177 A JP H0819177A JP 6167378 A JP6167378 A JP 6167378A JP 16737894 A JP16737894 A JP 16737894A JP H0819177 A JPH0819177 A JP H0819177A
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JP
Japan
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data
equipment
maximum
database
constitution
Prior art date
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JP6167378A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Hasegawa
義朗 長谷川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電力系統監視制御システムのデータベース作
成方式において、ノードデータコード及びSVデータコ
ード等の不要なデータ入力をなくす。 【構成】 電力系統監視制御システムにおいて、監視制
御対象となる電力系統設備の内から機器毎に選択して最
大構成のまとまりをつくって格納する第1の手段と、予
め人間系によって機器データを入力する第2の手段及び
SVデータ14を入力する第3の手段と、前記第1の手
段に対して第2の手段及び第3の手段を照し合せてデー
タベースに定義するためのプログラムを有する第4の手
段とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統監視制御シス
テムのデータベース作成方式に関する。
【0002】
【従来の技術】電力系統監視制御システムでは、監視制
御の対象とする電力系統設備の接続構成をデータベース
に定義する際に、母線,変圧器,送電線等の電力系統設
備がどのように接続しているかを人間系にて定義する必
要がある。このような場合、従来は人間系が電力系統の
単線図上に付加したノード番号をデータベースに定義す
ることにより、電力系統設備の個々の開閉器の接続構成
を定義していた。
【0003】図10の母線設備をデータベースに定義する
場合を例にして説明する。まず人間系が入力するデータ
は図11に示すSVデータ項目及び図12に示すノードデー
タ項目である。なお、SVとはシングルビット・バリュ
ーの頭文字で、遮断器,断路器等の入,切状態を表わす
ビットデータの意味である。このSVデータ項目は母線
設備の遮断器及び断路器の入/切状態が伝送装置から取
り込まれるいずれのSVデータにより表わされているか
を定義するものである。
【0004】図11の例によれば図10の母線設備の遮断器
及び断路器が夫々チャネル1の情報伝送装置の第1ワー
ドの第1ビット、第2ビット及び第3ビットにより表わ
されていることを定義している。なお、SVデータコー
ドは各々のSVデータを個別に識別するためのコードで
あり、図13にその構成を示す。
【0005】ノードデータ項目は遮断器又は断路器とい
った開閉器間の接続関係を定義するものである。図10の
母線設備に関する開閉器の接続関係を定義するために
は、人間系が図14に示すような単線図にノード番号を付
したものを作成し、そのノード番号を用いて開閉器の接
続状態を定義する。
【0006】図12の例は図10の母線設備において断路器
Aと遮断器がノード2により、又、遮断器と断路器Bが
ノード3により夫々接続されていることを定義してい
る。なお、ノードデータコードは各々のノードを個別に
識別するためのコードであり、図15にその構成を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法により監視
制御対象のと電力系統をデータベースに定義するために
は、ノードデータコードやSVデータコードといった本
来は電力系統設備の情報ではないデータを人間系にて入
力する必要がある。電力系統監視制御システムにおいて
監視制御対象の電力系統が広域化するにつれて、取り込
むSVデータ等の電力系統情報は数万個にもなる。
【0008】したがって、これらのデータの関連づけを
人間系が行なうことは多大の労力が必要なばかりか、デ
ータの誤入力によるデータベースの不完全さが招く不具
合も増加する傾向にあった。本発明は上記課題を解決す
るためになされたものであり、データの人間系による入
力をを不要とする電力系統監視制御システムのデータベ
ース作成方式を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係るデータベース作成方式は、電力系統監視制御システ
ムにおいて、監視制御対象となる電力系統設備の内から
機器毎に選択して最大構成のまとまりをつくって格納す
る第1の手段と、予め人間系によって機器データを入力
する第2の手段及びSVデータを入力する第3の手段
と、前記第1の手段に対して第2の手段及び第3の手段
を照し合せてデータベースに定義するためのプログラム
を有する第4の手段とから構成した。
【0010】本発明の[請求項2]に係るデータベース
作成方式は、[請求項1]において、第1の手段は、母
線設備を定義する手段とした。
【0011】本発明の[請求項3]に係るデータベース
作成方式は、[請求項1]において、第1の手段は、送
電線設備を定義する手段とした。
【0012】
【作用】本発明の[請求項1]〜[請求項3]に係るデ
ータベース作成方式は、電力系統の監視対象設備の内か
ら機器毎に最大構成のまとまりを、例えば母線構成,送
電線設備構成毎等につくっておく、一方、各機器データ
及びSVデータを予め人間系にてつくっておき、データ
ベースに定義するためのプログラムを用いてデータとの
関係づけを行なう。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明の[請求項1]に係る電力系統監視制御システ
ムのデータベース作成方式の一実施例の構成図である。
図1において、1はデータベース作成装置であり、対象
とする電力系統の最大設備構成を定義するための手段10
と、前記最大設備構成を定義した最大設備構成定義ファ
イル11と、母線設備定義手段12と、母線設備データファ
イル13と、SVデータ項目ファイル14と、設備を構成す
る開閉器の接続状態を表わすノードデータ項目ファイル
15と、送電線設備定義手段16と、前記送電線設備定義手
段にて定義した送電線設備データファイル17とからな
る。なお、上記構成において、母線設備データ及びノー
ドデータ項目は人間系が入力するデータである。
【0014】次に作用について説明する。最大設備構成
定義手段10は監視制御対象とする電力系統設備の最大構
成を最大設備構成定義ファイルに定義する。次に母線設
備定義手段12は人間系が入力した母線設備データファイ
ル13及びSVデータ項目ファイル14の内容を読み込み、
最大設備構成と照らし合せることにより、設備の開閉器
の接続構成をノードデータ項目ファイル15に書き込む。
これにより、ノードデータ項目が自動的に作成される。
【0015】図2は母線設備の最大設備構成の例を示
す。本例で母線設備の最大設備構成として最大設備構成
定義ファイル11中に書き込まれている情報は以下であ
る。 (1) 甲母線及び乙母線からなる2重母線である。 (2) 甲母線及び乙母線はブスセクションをはさんだ2本
のブスタイにより接続されている。 (3) 甲母線及び乙母線は夫々ブスセクションによりAブ
ロック及びBブロックに分割されている。 (4) 母線設備を構成する開閉器は最大12個であり、夫
々図中に示す名称とする。
【0016】上記した最大設備構成の情報を用いて、人
間系が図10に示す母線設備をデータベースに定義する場
合には、入力するデータを図3に示す母線設備データ及
び図4に示すSVデータ項目に表わす。図5はそれらの
データを基に母線設備の構成をデータベースに定義する
データベース定義プログラムである。
【0017】この例で、図10の母線設備の開閉器名称は
人間系から見た母線設備に関する開閉器の一般名称であ
り、任意の名称でよい。しかしながら図4で人間系が入
力する開閉器の名称は最大母線設備構成に照らし合せた
場合の名称であり、図2の中に記されている名称のいず
れかと一致しなければならない。
【0018】図5のフローチャートを説明する。先ず、
ステップS51はデータ読込み処理であり、人間系が予め
入力した図3の母線設備及び図4のSVデータを読込
む。ステップS52は人間系が入力した図3に示すデータ
に基づき母線設備の構成を定義する処理である。
【0019】即ち、人間系が入力したデータにより、こ
の母線の名称が「母線275」であること、単母線構成
でブスタイは無しであること及びブロック数は2であり
ブスセクションが有ることを定義する。又、この構成の
場合、この母線には1個の遮断器と2個の断路器が存在
しうることと、存在するとすればその名称は「甲セクC
B」,「甲セクALS」及び「甲セクBLS」であるこ
とが最大設備構成上の規則として定義される。
【0020】ステップS53は母線の1個の遮断器及び2
個の断路器が夫々情報伝送装置から取り込まれるいずれ
のSVに対応するかの関係づけをする処理である。本処
理は人間系が入力した図4のデータの中に上記ステップ
S52の処理において認識した名称の遮断器又は断路器が
有るか否かを検索することにより関係づける。
【0021】図4の例ではステップS52の処理において
認識した1個の遮断器及び2個の断路器は全て定義され
ているので、データベースには図10に示す母線設備が定
義されたことになる。
【0022】又、最大設備構成の定義を用いれば遮断器
や断路器の接続関係は暗黙的に定義されるが、ステップ
S53の処理の出力として遮断器や断路器の接続関係を図
12に示す如くノードデータを生成することも可能であ
り、接続関係を示すノードデータを人間系が入力するこ
とは不要となる。
【0023】なお、人間系が入力するSVデータ項目の
中にステップS52の構成定義処理が認識する開閉器が無
い場合は図6の如くなる。この例では人間系が入力する
SV項目の中に断路器「甲セクALS」及び「甲セクB
LS」が無い場合に、データベースの中に定義される母
線設備の構成である。即ち、「甲セクALS」及び「甲
セクBLS」がなければ、その間は接続状態(機器がな
いものとして)となる。これが図6に示される。
【0024】本実施例によれば母線設備を定義する場合
に、母線設備の概要を示すデータと情報伝送装置から取
り込むSVデータを、最大設備構成の名前付けの規則に
従い入力することにより電力系統の運用を行なう運転員
の知識だけでデータベースを定義することができ、SV
データコード及びノードデータコードというデータベー
ス定義のためだけに必要なデータを入力する必要はな
い。
【0025】図7は送電線設備に関する最大設備構成の
例を示す。本例で送電線設備の最大設備構成として定義
する情報は以下である。 (1) 甲母線及び乙母線からなる2重母線に接続しうる。 (2) 送電線設備を構成する開閉器は10個であり、夫々
図中に示す名称とする。
【0026】この最大送電線設備構成の定義を用いて人
間系が入力する送電線設備概要データを図8に示す。送
電線設備に関する開閉器のSVデータは図4に示すSV
データ項目データとして定義される。
【0027】以上のデータを人間系が入力してデータベ
ース定義プログラムにより図9に示すような母線設備及
び送電線設備をデータベースに定義することができる。
変圧器設備,発電機設備,調相設備等にも最大設備の概
念を用いることにより、同様にデータベースに設備構成
を定義することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば監
視制御対象とする電力系統の構成をデータベースに定義
するに際し、最大設備構成を機器毎に定めることによ
り、当該設備概要及び最大設備構成の規則に従った名称
をSVデータとして人間系が入力するだけで、SVデー
タコード及びノードデータコードというデータベース定
義のためだけに必要なデータを入力することなしにデー
タベースを定義することができ、データベースを定義す
るための労力を低減でき、SVデータコード及びノード
データコードの記入誤りによるデータベースの不具合を
なくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の[請求項1]に係る電力系統監視制御
システムのデータベース作成装置の一実施例の構成図。
【図2】母線設備の最大設備構成例図。
【図3】母線設備概要例図。
【図4】本発明の実施例のSVデータ項目を示す図。
【図5】データベース定義プログラム。
【図6】他の母線設備例図。
【図7】送電線設備の最大設備構成例図。
【図8】送電線設備の概要図。
【図9】他の実施例の電力系統定義図。
【図10】母線設備の一例図。
【図11】従来のSVデータ項目を示す図。
【図12】従来のノードデータ項目を示す図。
【図13】SVデータコードの構成例図。
【図14】ノード番号を説明する図。
【図15】ノードデータコードの構成例図。
【符号の説明】
1 データベース作成装置 10 最大設備構成定義手段 11 最大設備構成定義ファイル 12 母線設備定義手段 13 母線設備データファイル 14 SVデータ項目ファイル 15 ノードデータ項目ファイル 16 送電線設備定義手段 17 送電線設備データファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統監視制御システムにおいて、監
    視制御対象となる電力系統設備の内から機器毎に選択し
    て最大構成のまとまりをつくって格納する第1の手段
    と、予め人間系によって機器データを入力する第2の手
    段及びSVデータを入力する第3の手段と、前記第1の
    手段に対して第2の手段及び第3の手段を照し合せてデ
    ータベースに定義するためのプログラムを有する第4の
    手段とからなることを特徴とする電力系統監視制御シス
    テムのデータベース作成方式。
  2. 【請求項2】 第1の手段は、母線設備を定義する手段
    であることを特徴とする請求項1記載の電力系統監視制
    御システムのデータベース作成方式。
  3. 【請求項3】 第1の手段は、送電線設備を定義する手
    段であることを特徴とする請求項1記載の電力系統監視
    制御システムのデータベース作成方式。
JP6167378A 1994-06-27 1994-06-27 電力系統監視制御システムのデータベース作成方式 Pending JPH0819177A (ja)

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