JPH08191055A - 化合物半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
化合物半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
とショットキー特性を有する電極を有する化合物半導体
装置を提供する。 【構成】化合物半導体基板上に積層された5層構造の電
極を具備し、第1の高融点金属層と第3の高融点金属層
の間に、当該第3の高融点金属層を構成する成分の、上
記化合物半導体への拡散を防止し得る第2の高融点金属
層を介在させる。 【効果】化合物半導体に対して良好なオーミック特性お
よびショットキ特性を有する電極が容易に得られる。
Description
びその製造方法に関し、詳しくは、良好なオーミック電
極とショットキー電極を具備した化合物半導体装置およ
びこの化合物半導体装置を容易かつ高い精度で形成する
ことのできる化合物半導体装置の製造方法に関する。
層構造(Au膜、Pt膜、Ti膜およびPt膜が、Au
膜を最上部、Pt膜を最下部にして積層された構造を表
わし、各膜の種類が異なっても同様に表わす)を有する
電極をP型オーミック電極として、これをキャリア濃度
が5×19cm~3と高く、膜厚が50nmという薄いP
型導電層(P−AlGaAs層)上に設ける方法が、1
993年7月電子情報通信学会、信学技報(p111)
に記載されている。この方法は、AlGaAs/GaA
s・HBT(Heterojunction Bipolar Transistor)の性
能を向上させるために、P型ベース層を薄層化すること
を目的として、これに対するP型オーミック電極として
上記Au/Pt/Ti/Ptという4層構造の電極を用
いたものであり、これによって、低いコンタクト抵抗が
得られ、350℃の熱処理を行なってもコンタクト抵抗
の劣化が起こらないと記載されている。
構造電極を、InAlAs/InGaAs・HEMTの
ショットキーゲート電極として用いる方法が、1991
年秋季、第52回応用物理学会学術講演会、講演予稿集
10a−H−3(P1192)に記載されている。この
方法によれば、PtはInGaAsに対して高いショッ
トキー障壁高さ(0.82V)を有しており、上記電極
を用いたHEMTを350℃の熱処理によるしきい値電
圧の変動を調べたところ、約0.15V変動した後は安
定なままであったと記載されている。
/Ptという4層構造の電極の最下層であるTi層は、
熱処理によってGaAsと反応して、PtAs2、Pt
Gaなどの金属間化合物が生ずる。上記PtAsは、N
型GaAsに対して良好なショットキ特性を示し、P型
に対しては、ショットキ障壁が低下して良好なオーミッ
ク接合が得られる。
反応して同様に金属間化合物を形成するので、400℃
以上の熱処理によって第2層のTi層からのTiが、第
1層である上記Pt層による金属化合物層およびこの金
属化合物層よりも深い位置にTiAs、TiGaなどの
層を形成し、その結果としてPtAs2層が破壊されて
オーミック特性およびショットキ特性が劣化してしま
う。
いう4層構造の電極を、例えばBeをドーパントとして
含み、キャリア濃度4×1019cm~3、膜厚100nm
のP型InGaAs層に対するオーミック電極として用
いると、最下層であるPt膜の膜厚が5nmの場合に
は、図1の特性線101で示すように、300℃以上の
熱処理でコンタクト抵抗の増大が始まり、400℃で
は、TLM測定によるI−V特性が非線形になるほど、
増大が顕著になるという問題が生じた。また、上記P型
導電層として、上記InGaAs層に代えてAlGaA
s層を用いた場合も、同様に、400℃以上でコンタク
ト抵抗が著しく増大してしまうという問題が生じた。
構造の電極を、N型GaAs基板を用いたダイオードの
ショットキー電極として用いた場合は、300℃から4
00℃の熱処理では、ショットキー障壁高さφBnは、
0.85〜0.87Vと高い値を示し、n値も、理想的
な場合の値である1に近い1.05〜1.1となり、良
好なショットキー特性を示した。しかし、熱処理温度が
400℃以上になると、ショットキー障壁高さφBnは
0.42〜0.50Vと低くなり、n値も2.0以上に
なって、ショットキー特性の著しい劣化が認められ、電
極表面も荒れるという問題が生じた。
ても、コンタクト抵抗の増大が少ない安定したオーミッ
ク電極、およびショットキー特性が劣化しないショット
キー電極を形成することは困難であり、GaAs、Al
GaAs等の化合物半導体を用いた高速の高周波素子
を、良好な再現性で作製する障害になっていた。
題を解決し、400℃以上のプロセスを経ても、コンタ
クト抵抗およびショットキー特性が劣化しない電極を有
する化合物半導体装置およびその製造方法を提供するこ
とである。
め、本発明は、上記半導体基板とオーミック接合または
ショットキ接合を形成する第1層(例えばPt層)の上
にバリヤメタル層として高融点金属からなる第2層(例
えばMo層)を形成して、当該第2層の上に形成された
第3層を構成する成分(例えばTi)が、上記第1層を
介して上記化合物半導体基板へ拡散するのを防止するも
のである。上記第2層である高融点金属層としては、N
b、Mo、W、Ta、V、Zr、Hfなどの膜を用いる
ことができる。また、上記第1層であるPt層と上記高
融点金属層の間に、薄いTi層を介在させてもよい。こ
のTi層の膜厚が十分小さい(1〜30nm)ならば、
とくに問題は生じない。
ける上記劣化の原因は、最下層であるPt層からのPt
の拡散にあるのではなく、上記のように、その上層であ
るTi層にあることが明らかになった。Ti層は、従来
からAu/Pt/Tiという構造で、GaAs MES
FETなどのショットキーゲート電極として用いられて
いるが、この電極は、熱処理温度の変化によってしきい
値が変動する。これは、熱処理の温度が異なると、Ga
Asなどの基板内部へTiが拡散する深さが変わるため
である。
を介在させた上記従来のAu/Pt/Ti/Pt電極の
場合でも、400℃以上の熱処理を行なうと、第2層で
ある厚いTi層からのTiが、第1層である薄いPt層
を通過して基板内部へ拡散してしまい、その結果、基板
と電極間との接合が劣化して、コンタクト抵抗が高くな
り、さらに、ショットキ接合の場合は、ショットキー特
性が劣化してしまったものと考えられる。
けられたTi層の間に、高融点金属であるMo層を挿入
して形成された、Au/Pt/Ti/Mo/Ptという
5層構造の電極を、P型InGaAs層上のオーミック
電極として設け、熱処理によるコンタクト抵抗の変化
を、TLM測定によって調べた。このときのP型InG
aAs層は、図1に示した特性を得るときに用いられた
ものと同様に、ドーパントはBe、キャリア濃度は4×
1019cm~3、膜厚は100nmとした。また、Mo層
の膜厚は30nm、最下層のPt層の膜厚は5nmとし
た。
た。従来の電極を用いた場合は、図1の特性線101か
ら明らかなように、温度が400℃以上になると、コン
タクト抵抗は急激に大きくなってしまったが、Au/P
t/Ti/Mo/Pt電極の場合は、特性線102に示
したように、450℃の熱処理温度を行なっても、コン
タクト抵抗は約8×10~7Ωcm2であり、上記従来の
電極を用いた場合よりはるかに低い値が得られた。
にコンタクト抵抗の増大が極めて小さかったのは、Ti
がMo層によって阻止されて、第1層であるPt層への
Tiの熱処理による拡散がほとんどなく、基板と電極の
間の接合の劣化が生じなかったためと考えられる。すな
わち、MoとTiは約1600℃以上の温度で全率固溶
体を形成するが、それ以下の温度では、両者ともほとん
ど反応せずに安定した状態にあると考えられる。したが
って、Ti層とPt層の間に介在して形成されたMo層
は、非常に有効なバリヤ層として作用し、Pt層へのT
iの拡散が効果的に防止され、その結果、第1層である
Pt層はTiによる影響を受けることなしにGaAsと
反応してPtAs2ga形成され、良好なオーミック特
性が得られたものと考えられる。
から明らかなように、上記熱処理前におけるコンタクト
抵抗の絶対値は従来電極の方が低かった。これは、Pt
2Ga3など、Ga組成が高く、抵抗が大きい金属間化合
物層が基板との間に形成されたためと考えられる。両者
の抵抗値の差を減少させるため、最下層であるPt層と
その上層であるMoとの間に、薄いTi層を介在させ
て、Au/Pt/Ti/Mo/Ti/Ptという6層構
造の電極を上記基板上に形成して、同様の測定を行なっ
た。このときの追加されたTi層の膜厚は5nmでり、
その他の金属層の膜厚は上記5層構造電極と同じにし
た。
た。特性線103から明らかなように、Au/Pt/T
i/Mo/Ti/Ptという6層構造の電極とすること
によって、熱処理前におけるコンタクト抵抗の増大は効
果的に防止され、上記従来の電極とほぼ同じ抵抗値であ
った。しかも、熱処理を行なっても、コンタクト抵抗の
増加は僅かで、安定したコンタクト抵抗を示し、例えば
450℃の熱処理後のコンタクト抵抗は約6×10~7Ω
cm2であり、上記5層構造の電極よりも低かった。
Ptという5層構造の電極は、450℃の熱処理後のコ
ンタクト抵抗の値が、従来の4層構造の電極の場合と比
較して約1/20であり、十分に実用に供することがで
きる。この5層構造の電極は、コンタクト抵抗の絶対値
が、従来構造の電極よりやや大きいが、Au/Pt/T
i/Mo/Ti/Ptという6層構造の電極は、高温の
熱処理におけるコンタクト抵抗の増加が従来の電極より
はるかに少なく、しかも、コンタクト抵抗の絶対値も上
記5層構造の電極より低く、上記従来構造の電極とほと
んど同じであり、オーミック電極として極めてすぐれて
いた。これは、Mo層とPt層の間に薄いTi層を介在
させると、基板からのGaがPt層を通ってTi層へ入
り(GaはAsより金属膜への拡散速度が大きい)、P
tGa、Pt3GaなどGa量が少ない、低抵抗の金属
間化合物層が形成されて抵抗が低下し、さらにコンタク
ト抵抗も低下したためと考えられる。
型GaAs基板を用いたダイオードのショットキー電極
として用いた場合には、両者とも従来電極の場合と同様
に300℃〜400℃の熱処理では、ショットキー障壁
高さφBnは0.82〜0.86Vと高く、n値も1.
07〜1.12と安定した良好なショットキー特性を示
した。しかも、430℃、30分間の熱処理を行なった
後においても、ショットキー障壁高さφBnは0.8V
〜0.84Vという高い値を示し、n値も1.14〜
1.21と良好なままであった。このことからAu/P
t/Ti/Mo/Ti/Pt6層構造電極、およびAu
/Pt/Ti/Mo/Pt5層構造電極は、良好なショ
ットキー電極としても使用できることが確認された。
適用した第1の実施例を、図2を用いて説明する。周知
のMBE法を用いて、半絶縁性InP基板10上に、S
iをドーパントとして含むキャリア濃度5×1019cm
~3、膜厚600nmのN+−InGaAs層からなるサ
ブコレクタ層11、膜厚300nmのアンドープInG
aAs層からなるコレクタ層12、Beをドーパントと
して含むキャリア濃度4×1019cm~3、膜厚50nm
のP+−InGaAs層からなるベース層13、膜厚1
50nmのアンドープInGaAs層からなるスペーサ
層14、Siをドーパントとして含むキャリア濃度3×
1017cm~3、膜厚100nmのN−InGaAs層か
らなるエミッタ層15、膜厚100nmのアンドープI
nGaAsからなるスペーサ層16およびSiをドーパ
ントとして含むキャリア濃度5×1019cm~3、膜厚1
50nmのN+−InGaAs層からなるコンタクト層
17を順次成長させ、N+−InGaAsコンタクト層
17上の所望の位置にWSiからなるエミッタ電極18
を形成した。
て、燐酸、H2O2およびH2Oの混合液をエッチ液とし
て用いたウエットエッチングを行なって、P+−InG
aAs層からなるベース層13の表面を露出させた。
00nmのSiO2膜を全面に形成した後、周知のホト
リソグラフィ技術を用いて、所定の形状を有するレジス
トパターン(図示せず)を形成し、当該レジストパター
ンの開口部を介して、C2F6とCHF3の混合ガスをエ
ッチングガスとして用いたプラズマエッチングを行な
い、ベース電極形成領域に形成されていたP+−InG
aAs層からなるベース層13の表面を露出させた。こ
の際、上記エミッタ電極18などの側面上に、上記Si
O2膜からなるサイドウォール19が形成された。
Pt膜、膜厚5nmのTi膜、膜厚30nmのMo膜、
膜厚50nmのTi膜、膜厚50nmのPt膜および膜
厚200nmのAu膜を順次積層して全面に形成した
後、周知のリフトオフ法を用いて不要部分を除去し、A
u/Pt/Ti/Mo/Ti/Ptという6層構造を有
するベース電極20を形成した。
望の形状を有するホトレジストマスク(図示せず)を形
成し、燐酸とH2O2とH2Oの混合液を用いたウエット
エッチングを行ない、N+−InGaAsサブコレクタ
層11の表面を露出させた。周知のプラズマCVD法を
用いて、膜厚200nmのSiO2膜を全面に形成した
後、ホトリソグラフイとC2F6とCHF3の混合ガスに
よるプラズマエッチングによる周知の選択エッチングを
行なって、コレクタ電極形成領域のN+−InGaAs
サブコレクタ層11の表面を露出させた。
のAuGe膜、膜厚10nmのW膜、膜厚10nmのN
i膜および膜厚200nmのAu膜を順次積層して全面
に形成した後、周知のリフトオフ法を用いて不要部分を
除去し、さらにN2雰囲気中で400℃、5分間の熱処
理を行なってアロイ化させて、Au/Ni/W/AuG
eなる4層構造を有するコレクタ電極21を形成し、I
nGaAs/InPHBTが完成した。
形成する際に、アロイ化のために400℃、5分間の熱
処理を行なっているが、この熱処理を行なった後のベー
ス電極20のコンタクト抵抗は、5.4×10-7Ωcm
2で非常に良好なオーミック特性を示した。さらにN2雰
囲気中で430℃、60分間の熱処理を加えた場合で
も、ベース電極20のコンタクト抵抗は6.3×10-7
Ωcm2と良好なオーミック特性を示し、ベース・コレ
クタ間の耐圧も−5.2Vで熱処理前とほぼ同等の値を
示した。これにより、本実施例において形成されたAu
/Pt/Ti/Mo/Ti/Pt電極は、熱処理によっ
て劣化されない、高い耐熱性をもったP型オーミック電
極であることが確認された。
Ti/Mo/Ti/Ptなる6層構造の電極を用いた場
合を示したが、Au/Pt/Ti/Mo/Ptなる5層
構造の電極の場合も、従来の電極より優れた耐熱性を有
しており、実用に供することのできることが確認され
た。
ETに適用した第2の実施例を、図3を用いて説明す
る。まず、図3に示したように、ホトレジスト膜をマス
クとする周知のイオン打込み法を用いて、半絶縁性Ga
As基板22の所定部分にシリコンイオンを浅く注入し
た後、さらに深く注入して、800℃、20分程度のア
ニールを行って活性化し、第1能動層23および第2能
動層24を形成した。
のSiO2膜25を全面に形成した後、上記基板22上
の所望の位置にホトレジストからなるソース・ドレイン
電極形成用パターン(図示せず)を形成し、C2F6とC
HF3の混合ガスをエッチングガスとして用いるプラズ
マエッチングを行なって上記SiO2膜25の所定部分
を除去して基板22の表面を露出させた。
W膜、Ni膜およびAu膜を順次全面に積層して形成
し、周知のリフトオフ法によって不要部分を除去し、さ
らにN2雰囲気中で400℃、5分間の熱処理を行なっ
てアロイ化させて、AuGe/W/Ni/Auなる4層
構造のソース・ドレイン電極26を形成した。
所望の位置に、所定の形状を有するホトレジスト膜から
なるゲート電極形成用パターン(図示せず)を形成し、
このゲート電極形成用パターンの開口部によって露出さ
れた上記SiO2膜25を、C2F6とCHF3の混合ガス
を用いてプラズマエッチングして、上記第1能動層23
の表面を露出させた。
に、Au/Pt/Ti/Mo/Pt金属積層膜を、周知
のEB蒸着法によって形成した後、周知のリフトオフ法
を用いて、上記ゲート電極形成用パターンおよびその上
に形成されていた上記金属積層膜を除去し、Au/Pt
/Ti/Mo/Ptなる5層構造のゲート電極27を形
成して、図3に示す構造を有するGaAs・MESFE
Tが完成した。なお、上記ゲート電極27の最下層のP
t膜の膜厚は10nmとした。
のショットキー特性は、ショットキー障壁高さφBnは
0.84Vと高く、n値も1.06と非常に良好な特性
を示した。また、本実施例では、ソース・ドレイン電極
26を形成した後に、ゲート電極27を形成した。この
場合、ソース・ドレイン電極26を形成する際に行なわ
れる400℃程度の熱処理は、ゲート電極形成後には行
なわれない。しかし、ゲート長が0.5μm以下の非常
に短いゲート電極を形成する場合は、ソース・ドレイン
電極が先に形成されていると、ホトレジスト膜からなる
上記ゲート電極形成用パターンを形成する際に、ソース
・ドレイン電極からの乱反射によるハレーション等によ
って、ゲート電極形成用パターンの寸法が変わり、ゲー
ト電極の寸法が変わってしまう欠点があった。
極をソース・ドレイン電極よりも先に形成することが有
効であるが、従来の電極を用いた場合は、耐熱性が高く
ないため、このように形成の順序を変更することができ
なかった。しかし、本発明では、電極の耐熱性がすぐれ
ているため、上記のように工程の順序を変更しても問題
はなく、ゲート電極の寸法が変わってしまう恐れはな
い。
Pt/Ti/Mo/Ptという5層電極を用いたが、M
o膜と最下層のPt膜の間にさらにTi膜を挿入して、
Au/Pt/Ti/Mo/Ti/Ptという6層電極を
用いても良いことは言うまでもない。
aAs・HIGFETの断面構造を示す図4を用いて説
明する。半絶縁性GaAs基板28上に、周知のMBE
法を用いて、膜厚300nmのアンドープGaAs層2
9、Beをドーパントとしてキャリア濃度が3×1016
cm~3で膜厚300nmのP−AlGaAs層30、S
iをドーパントとしてキャリア濃度が3×1018cm~3
で膜厚20nmのN−GaAs層チャネル層31、膜厚
10nmのアンドープAlGaAs層32、膜厚15n
mのアンドープGaAs層33を順次成長させた後、プ
ラズマCVD法により厚さ100nmのSiO2膜を全
面に形成した。
所望の位置に、ホトレジスト膜からなるN+層選択成長
用パターンを形成した。上記N+層選択成長用パターン
の開口部を介して、C2F6とCHF3の混合ガスを用い
たプラズマエッチングを行なって、N+層選択成長領域
のアンドープGaAs層33の表面を露出させ、さらに
燐酸、H2O2およびH2Oの混合液を用いてウエットエ
ッチングを行ない、上記N−GaAs層チャネル層31
の表面を露出させた。
された表面上に、周知のMOCVD法によって、N+−
GaAs層34を選択成長させた。この際、ドーパント
としてはSiを用い、キャリア濃度は3×1018cm
~3、膜厚は400nmとし、基板温度は550℃とし
た。
50nmのSiO2膜35を全面に形成した後、所定の
開口部を有するホトレジスト膜からなるソース・ドレイ
ン電極形成用パターン(図示せず)を形成した。上記ソ
ース・ドレイン電極形成用パターンの有する上記開口部
を介して、C2F6とCHF3の混合ガスによって上記S
iO2膜35をプラズマエッチングして上記N+−GaA
s層34の表面を露出させた。
板全面に形成した後、周知のリフトオフ法を用いて、上
記ソース・ドレイン電極形成用パターンおよびその上に
形成された上記積層金属膜を除去して所定の形状に加工
し、さらにN2雰囲気中で400℃、5分間のアロイ化
処理を行なって、Au/Ni/W/AuGeという4層
構造を有するソース・ドレイン電極36を形成した。
所望の位置に、ホトレジスト膜からなるゲート電極形成
用パターン(図示せず)を形成し、当該ゲート電極形成
用パターンの開口部を介して、C2F6とCHF3の混合
ガスによって上記SiO2膜35の露出された部分をプ
ラズマエッチングして、上記アンドープGaAs膜33
の表面を露出させ、Au/Pt/Ti/Mo/Pt積層
金属膜を周知のEB蒸着法により形成した。
電極形成用パターンおよびその上に形成された上記積層
金属膜を除去して、Au/Pt/Ti/Mo/Ptなる
5層構造を有するゲート電極37を形成し、図4に示し
た断面構造を有するGaAs・HIGFETが完成し
た。なお、最下層Pt膜の膜厚は5nmとした。
を形成した後にゲート電極37を形成したが、上記実施
例2と同様に、ゲート電極37をソース・ドレイン電極
36より先に形成しても良いことは言うまでもない。ま
た、本実施例では、ゲート電極として、Au/Pt/T
i/Mo/Ptなる5層の電極を使用したが、MESF
ETのときと同様に、Au/Pt/Ti/Mo/Ti/
Ptなる6層構造の電極を用いても良い。
As・HEMTの断面構造を示す図5により説明する。
半絶縁性GaAs基板38上に、周知のMBE法を用い
て、膜厚600nmのアンドープGaAs層39、膜厚
20nmのアンドープInGaAsチャネル層40、膜
厚5nmのアンドープAlGaAs層41、Siをドー
パントとしてキャリア濃度が3×1018cm~3で膜厚2
0nmのN−AlGaAs電子供給層42、膜厚10n
mのアンドープAlGaAsバリヤ層43およびSiを
ドーパントとしてキャリア濃度が5×1018cm~3で膜
厚100nmのN+−GaAs層44を順次積層して成
長させた後、周知のプラズマCVD法を用いて、厚さ5
00nmのSiO2膜45を全面に形成した。
るソース・ドレイン電極形成用パターン(図示せず)を
形成した後、当該ソース・ドレイン電極形成用パターン
の有する開口部を介して、C2F6とCHF3の混合ガス
によりプラズマエッチングを行なって上記SiO2膜4
5の露出された部分を除去し、上記N+−GaAs層4
4の表面を露出させた。
膜を周知の方法を用いて形成した後、周知のリフトオフ
法を用いて、上記ソース・ドレイン電極形成用パターン
およびその上に形成された上記積層金属膜を除去して所
定の形状に加工し、さらにN2雰囲気中で400℃、5
分間のアロイ化処理を行なって、Au/Ni/W/Au
Geなる4層構造を有するソース・ドレイン電極46を
形成した。
レジスト膜からなるゲート電極形成用パターン(図示せ
ず)を形成した後、上記開口部を介して露出された上記
SiO2膜45の露出された部分を、C2F6とCHF3の
混合ガスを用いたプラズマエッチングによって除去し
て、上記N+−GaAs層44の表面を露出させ、さら
に周知の反応性イオンエッチングを行なって、上記N+
−GaAs層44の露出された部分を除去し、上記アン
ドープAlGaAsバリヤ層43の表面を露出させた。
属膜を周知のEB蒸着法によって全面に形成した後、周
知のリフトオフ法を用いて、上記ゲート電極形成用パタ
ーンおよびその上に形成された上記積層金属膜を除去し
てAu/Pt/Ti/Mo/Ptなる5層構造を有する
ゲート電極47を形成し、図5に示す断面構造を有する
GaAs・HEMTが完成した。なお、最下層Pt層の
膜厚は5nmとした。
を形成した後にゲート電極47を形成したが、上記実施
例2の場合と同様に、ゲート電極47をソース・ドレイ
ン電極46より先に形成しても良い。また本実施例で
は、ゲート電極47にAu/Pt/Ti/Mo/Ptな
る5層電極を用いたが、上記MESFETの場合と同様
に、Au/Pt/Ti/Mo/Ti/Ptなる6層構造
のゲート電極を用いても良い。
aAs・JFETの断面図を示した図6により説明す
る。半絶縁性GaAs基板48上に、周知のMBE法に
よって膜厚600nmのアンドープGaAs層49、膜
厚5nmのアンドープAlGaAs層50、Siをドー
パントとして含みキャリア濃度が5×1017cm~3で膜
厚50nmのN−GaAsチャネル層51、膜厚20n
mのアンドープAlGaAs層52およびBeをドーパ
ントとして含みキャリア濃度が4×1019cm~3で膜厚
100nmのP+−GaAs層53を順次積層して成長
させ、さらに膜厚100nmのSiO2膜を、周知のプ
ラズマCVD法によって全面に形成した。
形成領域を覆うホトレジスト膜からなるメサエッチング
用パターン(図示せず)を形成した後、C2F6とCHF
3の混合ガスを用いたプラズマエッチングによって、上
記SiO2膜の露出された部分を除去し、上記ゲート電
極形成領域以外の領域に形成された上記P+−GaAs
層53を露出させ、上記メサエッチング用パターンを除
去した。
部内の上記P+−GaAs層53をを反応性イオンエッ
チング法によってメサエッチングして、上記アンドープ
AlGaAs層52の表面を露出させた。
0nmのSiO2膜を全面に形成した後、ホトレジスト
膜をマスクとしたイオン打込み法によって、シリコンイ
オンを注入し、800℃、20分のアニールを行ってシ
リコンイオンを活性化して、N型オーミックコンタクト
層54を形成した。
nmのSiO2膜55を全面に形成した後、ソース・ド
レイン電極形成用のホトレジストパターンを形成した。
当該ホトレジストパターンの開口部を介して、上記Si
O2膜55の露出された部分を、C2F6とCHF3の混合
ガスによるプラズマエッチングによって除去して、上記
N型オーミックコンタクト層54の表面を露出させた。
Geからなる積層金属膜を全面に形成した後、周知のリ
フトオフ法を用いて上記レジストパターンおよびその上
に形成された上記積層金属膜を除去し、さらにN2雰囲
気中で400℃、5分間のアロイ化処理を行なって、上
記N型オーミックコンタクト層54の露出された表面上
に、Au/Ni/W/AuGeなる5層構造のソース・
ドレイン電極56を形成した。
からなるゲート電極形成用パターン(図示せず)をマス
クとして用いた、C2F6とCHF3の混合ガスによりプ
ラズマエッチングを行なって上記SiO2膜55の露出
された部分を除去し、露出された上記P+−GaAs層
53の上にAu/Pt/Ti/Mo/Ti/Ptなる積
層金属を周知のEB蒸着法によって形成した。上記ゲー
ト電極形成用パターンおよびその上に形成された上記積
層金属膜を、周知のリフトオフ法によって除去して、A
u/Pt/Ti/Mo/Ti/Ptなる6層構造を有す
るゲート電極57を形成して、図6に示す断面構造を有
するGaAs・JFETが完成した。なお、最下層のP
t膜の膜厚は5nm、第2層のTi層の膜厚は10nm
とした。
を形成した後にゲート電極57を形成したが、上記実施
例2と同様に、ゲート電極57を先に形成しても良い。
また、本実施例では、ゲート電極としてAu/Pt/T
i/Mo/Ti/Ptなる6層構造電極を用いたが、上
記実施例2と同様にAu/Pt/Ti/Mo/Ptなる
5層構造電極を用いても良い。上記各実施例では、高融
点金属としてMoを用いた場合を示したが、その他、N
b、W、Ta、V、Zr若しくはHfを用いても、同様
な効果が得られた。
1の高融点金属層としてPt層を用いた場合を示した
が、Pt層の代わりに化合物半導体基板を構成する元素
とPtの金属間化合物層あるいはPtとTiの合金層を
用いても良く、上記第1の高融点金属層と第2の高融点
金属層の間に介在して設けられる第5の高融点金属層と
しては、Ti層のみではなく、基板である化合物半導体
を構成する元素の金属間化合物層またはPtとTiの合
金層を用いてもよい。
良好なオーミック特性、およびショットキー特性を有す
る電極を有する化合物半導体装置を、再現性良く得るこ
とができる。
タクト抵抗の関係を示す図、
aAsサブコレクタ層、12……アンドープInGaA
sコレクタ層、 13……P+−InGaAsベース
層、 14……アンドープInGaAsスペーサ層、
15……N−InGaAsエミッタ層、 16……アン
ドープInGaAsスペーサ層、 17……N+−In
GaAsコンタクト層、 18……WSiエミッタ電
極、 19……SiO2サイドウォール、 20……A
u/Pt/Ti/Mo/Ti/Ptベース電極、 21
……AuGe系コレクタ電極、 22……半絶縁性Ga
As基板、23……第1能動層、 24……第2能動
層、 25……SiO2膜、 26……AuGe系ソー
ス・ドレイン電極、 27……Au/Pt/Ti/Mo
/Ti/Ptゲート電極、 28……半絶縁性GaAs
基板、 29……アンドープGaAs層、 30……P
−AlGaAs層、 31……N−GaAsチャネル
層、32……アンドープAlGaAs層、 33……ア
ンドープGaAs層、34……N+−GaAs層、35
……SiO2膜、 36……AuGe系ソース・ドレイ
ン電極、 37……Au/Pt/Ti/Mo/Ptゲー
ト電極 38……半絶縁性GaAs基板、 39……アンドープ
GaAs層、 40……アンドープInGaAsチャネ
ル層、41……アンドープAlGaAs層、42……N
−AlGaAs電子供給層、 43……アンドープAl
GaAsバリヤ層、44……N+−GaAs層、 45
……SiO2膜、 46……AuGe系ソース・ドレイ
ン電極、 47……Au/Pt/Ti/Mo/Ptゲー
ト電極 48……半絶縁性GaAs基板、 49……アンドープ
GaAs層、 50……アンドープAlGaAs層、
51……N−GaAsチャネル層、 52……アンドー
プAlGaAs層、 53……P+−GaAs層、 5
4……N型オーミックコンタクト層、 55……SiO
2膜、 56……AuGe系ソース・ドレイン電極、
57……Au/Pt/Ti/Mo/Ti/Ptゲート電
極。
Claims (26)
- 【請求項1】化合物半導体基板上に順次積層して形成さ
れた、上記化合物半導体基板とオーミック接続する所定
の形状を有する第1の高融点金属層、第2の高融点金属
層、第3の高融点金属層、第4の高融点金属層および低
抵抗導電体層からなる電極を具備し、上記第2の高融点
金属層は、上記第3の高融点金属層を構成する成分の上
記半導体基板への拡散を防止する機能を有していること
を特徴とする化合物半導体装置。 - 【請求項2】上記第1の高融点金属層と上記第2の高融
点金属層の間には、第5の高融点金属層が設けられてい
ることを特徴とする請求項1に記載の化合物半導体装
置。 - 【請求項3】上記半導体基板の導電型はp型であること
を特徴とする請求項1若しくは2に記載の化合物半導体
装置。 - 【請求項4】化合物半導体基板上に順次積層して形成さ
れた、上記化合物半導体基板とショットキ接続する所定
の形状を有する第1の高融点金属層、第2の高融点金属
層、第3の高融点金属層、第4の高融点金属層および低
抵抗導体層からなる電極を具備し、上記第2の高融点金
属層は、上記第3の高融点金属層を構成する成分の上記
半導体基板への拡散を防止する機能を有していることを
特徴とする化合物半導体装置。 - 【請求項5】上記第1の高融点金属層と上記第2の高融
点金属層の間には、第5の高融点金属層が設けられてい
ることを特徴とする請求項4に記載の化合物半導体装
置。 - 【請求項6】上記化合物半導体基板の導電型はN型もし
くはアンドープであることを特徴とする請求項4若しく
は5に記載の化合物半導体装置。 - 【請求項7】上記第1の高融点金属層はPt、上記化合
物半導体を構成する元素とPtの金属間化合物およびP
tとTiの合金からなる群から選択された材料からなる
膜であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一
に記載の化合物半導体装置。 - 【請求項8】上記第2の高融点金属層は、Mo、Nb、
W、Ta、V、ZrおよびHfからなる群から選択され
た材料からなる膜であることを特徴とする請求項1から
7のいずれか一に記載の化合物半導体装置。 - 【請求項9】上記第3の高融点金属層は、Tiからなる
膜であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一
に記載の化合物半導体装置。 - 【請求項10】上記第4の高融点金属層は、Ptからな
る膜であることを特徴とする請求項1から9のいずれか
一に記載の化合物半導体装置。 - 【請求項11】上記第5の高融点金属層はTi、上記化
合物半導体を構成する元素とTiの金属間化合物および
PtとTiの合金からなる群から選択された材料からな
る膜であることを特徴とする請求項3若しくは7に記載
の化合物半導体装置。 - 【請求項12】上記電極は電界効果型トランジスタのゲ
ート電極であることを特徴とする請求項4から11のい
ずれか一に記載の化合物半導体装置。 - 【請求項13】上記電極はバイポーラトランジスタのベ
ース電極であることを特徴とする請求項1から3および
7から11のいずれか一に記載の化合物半導体装置。 - 【請求項14】上記第1の高融点金属層の膜厚は1nm
〜30nmであることを特徴とする請求項1から13の
いずれか一に記載の化合物半導体装置。 - 【請求項15】上記第2の高融点金属層の膜厚は10m
〜100nmであることを特徴とする請求項1から14
のいずれか一に記載の化合物半導体装置。 - 【請求項16】上記第3若しくは第5の高融点金属層の
膜厚は10m〜200nmであることを特徴とする請求
項1から15のいずれか一に記載の化合物半導体装置。 - 【請求項17】上記第4の高融点金属層の膜厚は10m
〜200nmであることを特徴とする請求項1から16
のいずれか一に記載の化合物半導体装置。 - 【請求項18】上記低抵抗金属膜は、Au、Al、Wお
よびMoからなる群れから選ばれた材料からなる膜であ
ることを特徴とする請求項1から17のいずれか一に記
載の化合物半導体装置。 - 【請求項19】化合物半導体基板上に順次積層して形成
された第1導電型を有する低抵抗の化合物半導体層から
なるサブコレクタ層、高抵抗の化合物半導体層からなる
コレクタ層、上記第1導電型とは逆の第2導電型を有す
る化合物半導体層からなるベース層、上記第1導電型を
有する化合物半導体層からなるエミッタ層、低抵抗導電
体層からなるエミッタ電極および上記ベース層の露出さ
れた表面上に形成されたベース電極を少なくとも具備
し、上記ベース電極は、上記ベース層の露出された表面
上に順次積層して形成された、上記ベース層とオーミッ
ク接続する第1の高融点金属層、第2の高融点金属層、
第3の高融点金属層、第4の高融点金属層および低抵抗
導電体層からなる電極を具備し、かつ、上記第2の高融
点金属層は、上記第3の高融点金属層を構成する成分の
上記ベース層への拡散を防止する機能を有していること
を特徴とする化合物半導体装置。 - 【請求項20】上記第1高融点金属層と上記第2高融点
金属層の間には、第5の高融点金属層が設けられている
ことを特徴とする請求項19に記載の化合物半導体装
置。 - 【請求項21】化合物半導体基板上に順次積層して形成
された、上記化合物半導体との化合物からなる当該化合
物半導体基板とのオーミック接触層、第1の高融点金属
層、第2の高融点金属層および導電体層を少なくとも含
むオーミック電極を具備していることを特徴とする化合
物半導体装置。 - 【請求項22】化合物半導体基板上に順次積層して形成
された、当該化合物半導体基板との化合物からなる2種
以上のオーミック接続用元素を含む上記化合物半導体基
板とのオーミック接触層、第1の高融点金属層、第2の
高融点金属層および導電体層を少なくとも含むオーミッ
ク電極を具備していることを特徴とする化合物半導体装
置。 - 【請求項23】化合物半導体基板の第1の領域上に、当
該第1の領域との間にオーミック接続若しくはショット
キー接続を形成する材料からなる第1の高融点金属膜、
第2の高融点金属膜、第3の高融点金属膜、第4の高融
点金属膜および低抵抗導電体膜を順次積層して金属積層
膜を形成する工程と、当該金属積層膜の不要部分を除去
して第1の電極を形成する工程と、300℃より高い温
度で熱処理する工程を少なくとも含み、上記第2の高融
点金属膜は上記第3の高融点金属膜を構成する成分の上
記化合物半導体基板内への拡散を防止する機能を有して
いるとを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。 - 【請求項24】上記第1の電極を形成した後、上記半導
体基板の第2の領域上に第2の電極を形成する工程を含
み、上記熱処理する工程は、上記第2の電極を形成した
後に行なわれることを特徴とする請求項23に記載の化
合物半導体装置の製造方法。 - 【請求項25】上記第1および第2の電極は、それぞれ
電界効果トランジスタのゲート電極およびソース・ドレ
イン電極であることを特徴とする請求項24に記載の化
合物半導体装置の製造方法。 - 【請求項26】上記第1および第2の電極は、それぞれ
バイポーラトランジスタのベース電極およびコレクタ電
極であることを特徴とする請求項24に記載の化合物半
導体装置の製造方法。
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1995
- 1995-01-09 JP JP00142495A patent/JP3358901B2/ja not_active Expired - Fee Related
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