JPH08190077A - 含水性ソフトコンタクトレンズ - Google Patents

含水性ソフトコンタクトレンズ

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JPH08190077A
JPH08190077A JP7002107A JP210795A JPH08190077A JP H08190077 A JPH08190077 A JP H08190077A JP 7002107 A JP7002107 A JP 7002107A JP 210795 A JP210795 A JP 210795A JP H08190077 A JPH08190077 A JP H08190077A
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JP
Japan
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meth
contact lens
soft contact
fumarate
water content
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Withdrawn
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JP7002107A
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English (en)
Inventor
Ichiro Ando
一郎 安藤
Toru Kawaguchi
徹 河口
Yasushi Yamamoto
靖 山本
Yasuro Tarumi
康郎 樽見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Menicon Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Menicon Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69531769T priority patent/DE69531769T2/de
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/04Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
    • G02B1/041Lenses
    • G02B1/043Contact lenses

Abstract

(57)【要約】 【目的】 含水率に依存せずに酸素透過性にすぐれると
ともに、良好な機械的強度を有し、透明性および形状保
持性にすぐれた含水性ソフトコンタクトレンズを提供す
ること。 【構成】 (メタ)アクリルアミド系モノマー(A)2
5〜75重量%、フルオロアルキル(シリコン含有アル
キル)フマレート(B)20〜70重量%および架橋性
モノマー(C)0.01〜10重量%を主成分として含
有した重合成分を重合させてえられた重合体からなる含
水性ソフトコンタクトレンズ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、含水性ソフトコンタク
トレンズに関する。さらに詳しくは、含水率に依存せず
に酸素透過性にすぐれ、良好な機械的強度を有し、さら
に透明性、形状保持性にすぐれた含水性ソフトコンタク
トレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンタクトレンズ材料には、硬質
材料と軟質材料とがあり、装用感のよいコンタクトレン
ズをうるためには、一般に、軟質材料が好ましく用いら
れている。前記軟質材料には、水を吸収して膨潤し、軟
質化する含水性の材料と、実質的に非含水性の材料とが
ある。
【0003】コンタクトレンズをより安全に長時間装用
可能にするためには、角膜により多くの酸素を供給する
必要があり、そのために材料の酸素透過性を高めたり、
レンズの厚さをより小さくすることにより、酸素透過量
を実質的に増大させる方法が採用されている。
【0004】前記含水性の材料は、素材自体が酸素を透
過させるのではなく、含水した水によって酸素透過性が
付与されるものであり、たとえば「ジャーナル・オブ・
ザ・ブリティッシュ・コンタクト・レンズ・アソシエー
ション」(Journalof the Britis
h Contact Lens Associatio
n),17[1](1994),p.11〜18に記載
の「オキシジェン・パーミアビリティー・オブ・コンタ
クト・レンズ・マテリアルズ:エイ・1993・アップ
デイト」(OXYGEN PERMEABILITY
OF CONTACT LENS MATERIAL
S:A 1993 UPDATE)(ファット(Fat
t)およびルーベン(Ruben)著)(以下、Fat
tらのジャーナルという)でも明らかにされているよう
に、一般に、酸素透過性は含水率に依存することが知ら
れている(図1の符号B参照)。したがって、コンタク
トレンズの酸素透過性を高めようとするには、含水率の
高い材料が必要とされるが、一般に、材料の含水率が高
まるにつれて、その機械的強度が低下するなどの不都合
が生じる。
【0005】また、低含水性の材料においては、レンズ
の厚さをより小さくし、酸素透過量を実質的に増大させ
る試みがなされているが、充分な酸素透過量を供給する
ことができる薄型レンズをうるには、製法上の制限があ
る。また、レンズの厚さを小さくするほど、形状保持性
が乏しくなり、装用時の取り扱いが困難となるなどの問
題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、前記従来技術に鑑みて、酸素透過性が含水率に依存
せず、柔軟性や形状保持性にすぐれ、良好な機械的強度
を有する含水性ソフトコンタクトレンズをうるべく鋭意
研究を重ねた結果、(メタ)アクリルアミド系モノマ
ー、特定のフッ素およびシリコン含有フマレートおよび
架橋性モノマーを特定量含有した重合成分を重合させて
えられた重合体が、含水率に依存せず、すぐれた酸素透
過性および良好な機械的強度を有し、さらに透明性や形
状保持性にすぐれることを見出し、本発明を完成するに
いたった。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(メタ)アクリルアミド系モノマー(A)25〜75重
量%、フルオロアルキル(シリコン含有アルキル)フマ
レート(B)20〜70重量%および架橋性モノマー
(C)0.01〜10重量%を主成分として含有した重
合成分を重合させてえられた重合体からなる含水性コン
タクトレンズに関する。
【0008】
【作用および実施例】本発明の含水性ソフトコンタクト
レンズは、前記したように、(メタ)アクリルアミド系
モノマー(A)25〜75重量%、フルオロアルキル
(シリコン含有アルキル)フマレート(B)20〜70
重量%および架橋性モノマー(C)0.01〜10重量
%を主成分として含有した重合成分を重合させてえられ
た重合体からなるものである。
【0009】前記(メタ)アクリルアミド系モノマー
(A)は、えられる含水性ソフトコンタクトレンズに所
望の含水率を付与し、含水させて柔軟性を付与せしめる
成分である。
【0010】前記(メタ)アクリルアミド系モノマー
(A)の代表例としては、たとえば(メタ)アクリルア
ミド;N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル
(メタ)アクリルアミド、N−n−プロピル(メタ)ア
クリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミ
ドなどのN−アルキル(メタ)アクリルアミド;N,N
−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル
(メタ)アクリルアミド、N,N−メチル(エチル)
(メタ)アクリルアミド、N,N−メチル(プロピル)
(メタ)アクリルアミドなどのN,N−ジアルキル(メ
タ)アクリルアミドなどがあげられ、これらは単独でま
たは2種以上を混合して用いることができる。
【0011】前記(メタ)アクリルアミド系モノマー
(A)のなかでは、使用量が少量であってもえられる含
水性ソフトコンタクトレンズに充分な柔軟性を付与しう
るだけの含水性を与え、また取り扱いが容易であるとい
う点から、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミドが
好ましい。
【0012】(メタ)アクリルアミド系モノマー(A)
の配合量は、えられる含水性ソフトコンタクトレンズの
含水率が不充分になり、柔軟性が損われないようにする
ために、重合成分の25重量%以上、好ましくは30重
量%以上となるように調整し、また含水性ソフトコンタ
クトレンズの機械的強度や形状保持性が低下しないよう
にするために、重合成分の75重量%以下、好ましくは
70重量%以下となるように調整する。
【0013】前記フルオロアルキル(シリコン含有アル
キル)フマレート(B)は、えられる含水性ソフトコン
タクトレンズの酸素透過性を向上させるとともに、機械
的強度や形状保持性を向上させる成分である。
【0014】前記フルオロアルキル(シリコン含有アル
キル)フマレート(B)の代表例としては、たとえば一
般式(I):
【0015】
【化1】
【0016】(式中、R1は一般式(II): −(CH2m−Cab2a+1-b (II) (式中、aは1〜21の整数、bは0または1、mは0
〜2の整数を示す)で表わされるフルオロアルキル基、
2は一般式(III):
【0017】
【化2】
【0018】(式中、R3、R4およびR5はそれぞれ独
立して炭素数1〜3のアルキル基またはトリメチルシロ
キシ基、nは1〜3の整数を示す)で表わされる基を示
す)で表わされる化合物などがあげられる。
【0019】前記一般式(I)で表わされる化合物の具
体例としては、たとえば2,2,2−トリフルオロエチ
ル(トリメチルシリルプロピル)フマレート、1,1,
1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロピル(トリ
メチルシリルプロピル)フマレート、2,2,3,3,
4,4,5,5−オクタフルオロペンチル(トリメチル
シリルプロピル)フマレート、2,2,2−トリフルオ
ロエチル(ペンタメチルジシロキサニルプロピル)フマ
レート、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2
−プロピル(ペンタメチルジシロキサニルプロピル)フ
マレート、2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフ
ルオロペンチル(ペンタメチルジシロキサニルプロピ
ル)フマレート、2,2,2−トリフルオロエチル(テ
トラメチル(トリメチルシロキシ)ジシロキサニルプロ
ピル)フマレート、1,1,1,3,3,3−ヘキサフ
ルオロ−2−プロピル(テトラメチル(トリメチルシロ
キシ)ジシロキサニルプロピル)フマレート、2,2,
3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチル(テ
トラメチル(トリメチルシロキシ)ジシロキサニルプロ
ピル)フマレート、2,2,2−トリフルオロエチル
(トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル)フマ
レート、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2
−プロピル(トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロ
ピル)フマレート、2,2,3,3,4,4,5,5−
オクタフルオロペンチル(トリス(トリメチルシロキ
シ)シリルプロピル)フマレートなどがあげられ、これ
らは単独でまたは2種以上を混合して用いることができ
る。
【0020】フルオロアルキル(シリコン含有アルキ
ル)フマレート(B)の配合量は、えられる含水性ソフ
トコンタクトレンズの酸素透過性、機械的強度および形
状保持性を充分に向上させるために、重合成分の20重
量%以上、好ましくは25重量%以上となるように調整
し、また相対的に前記(メタ)アクリルアミド系モノマ
ー(A)の配合量が少なくなって、含水性ソフトコンタ
クトレンズの含水率の低下に伴い、柔軟性が損なわれな
いようにするために、重合成分の70重量%以下、好ま
しくは65重量%以下となるように調整する。
【0021】なお、前記フルオロアルキル(シリコン含
有アルキル)フマレート(B)は、実質的に単独重合し
ないが、前記アクリルアミド系モノマー(A)とは良好
に共重合する。したがって、これらの共重合を完結させ
るためには、用いられるフルオロアルキル(シリコン含
有アルキル)フマレート(B)のモル数をアクリルアミ
ド系モノマー(A)のモル数よりも少なくすることが必
要であり、このことからも、フルオロアルキル(シリコ
ン含有アルキル)フマレート(B)の配合量は、前記範
囲内となるように調整する。
【0022】前記架橋性モノマー(C)は、えられる含
水性ソフトコンタクトレンズの硬度や形状保持性を向上
させたり、さらには透明性などの光学性を向上させるた
めの成分である。
【0023】前記架橋性モノマー(C)の代表例として
は、たとえば4−ビニルベンジル(メタ)アクリレー
ト、4−アリルベンジル(メタ)アクリレートなどの少
なくとも芳香族系アリル基または芳香族系ビニル基を有
する(メタ)アクリル酸エステルや、アリル(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジビニルベンゼンのほかにも、一般式(IV):
【0024】
【化3】
【0025】(式中、R6およびR7はそれぞれ独立して
アルキル基、一般式(II): −(CH2m−Cab2a+1-b (II) (式中、aは1〜21の整数、bは0または1、mは0
〜2の整数を示す)で表わされるフルオロアルキル基ま
たは一般式(III):
【0026】
【化4】
【0027】(式中、R3、R4およびR5はそれぞれ独
立して炭素数1〜3のアルキル基またはトリメチルシロ
キシ基、nは1〜3の整数を示す)で表わされる基を示
す)で表わされる基、Xはエチレン基または一般式
(V):
【0028】
【化5】
【0029】(式中、R8、R9、R10、R11、R12、R
13、R14およびR15はそれぞれ独立してメチル基、式:
【0030】
【化6】
【0031】で表わされる基または式:
【0032】
【化7】
【0033】で表わされる基、tは0〜55の整数を示
す)で表されるフマレート系架橋剤などがあげられ、こ
れらは単独でまたは2種以上を混合して用いることがで
きる。ここで、前記したように、フルオロアルキル(シ
リコン含有アルキル)フマレート(B)は、単独重合性
に乏しいため、該フルオロアルキル(シリコン含有アル
キル)フマレートと共重合性の高い重合基、たとえばス
チリル基を有する架橋性モノマー(C)が好適に使用さ
れる。このような理由から、前記架橋性モノマー(C)
のなかでは、少なくとも芳香族系アリル基または芳香族
系ビニル基を有する(メタ)アクリル酸エステルが好ま
しく、なかでも4−ビニルベンジル(メタ)アクリレー
トがとくに好ましい。
【0034】架橋性モノマー(C)の配合量は、架橋を
充分に促進させ、えられる含水性ソフトコンタクトレン
ズの硬度や形状保持性を充分に向上させるために、重合
成分の0.01重量%以上、好ましくは0.05重量%
以上となるように調整し、また架橋密度が高くなりす
ぎ、含水性ソフトコンタクトレンズが脆くならないよう
にするために、重合成分の10重量%以下、好ましくは
5重量%以下となるように調整する。
【0035】本発明の含水性ソフトコンタクトレンズを
うるための重合成分は、前記(メタ)アクリルアミド系
モノマー(A)、フルオロアルキル(シリコン含有アル
キル)フマレート(B)および架橋性モノマー(C)を
主成分として含有したものである。本発明においては、
これらのほかにも、含水性ソフトコンタクトレンズの含
水率、硬度、柔軟性などを調節するために、フルオロア
ルキル(シリコン含有アルキル)フマレート(B)と共
重合性の良好な任意の成分、たとえば酢酸ビニルに代表
されるビニルエステル類、N−ビニル−2−ピロリドン
に代表されるN−ビニルラクタム類、さらにはスチレン
類などを、前記重合成分に加えてもよい。これら任意の
成分は、本発明の含水性ソフトコンタクトレンズの本質
的な性質を維持することができる範囲内で用いられ、そ
の配合量が前記重合成分の10重量%以下、なかんづく
5重量%以下となるように調整することが好ましい。
【0036】また、本発明においては、含水性ソフトコ
ンタクトレンズに紫外線吸収能を付与したり、含水性ソ
フトコンタクトレンズを着色するために、重合性紫外線
吸収剤、重合性色素、重合性紫外線吸収色素などを重合
成分として用いることができる。
【0037】前記重合性紫外線吸収剤の代表例として
は、たとえば2−ヒドロキシ−4−(メタ)アクリロイ
ルオキシベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系重合性
紫外線吸収剤、2−(2′ヒドロキシ−5′−(メタ)
アクリロイルオキシエトキシ−3′−t−ブチルフェニ
ル)−5−メチル−2H−ベンゾトリアゾールなどのベ
ンゾトリアゾール系重合性紫外線吸収剤などがあげら
れ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いるこ
とができる。
【0038】前記重合性色素の代表例としては、たとえ
ば1−フェニルアゾ−4−(メタ)アクリロイルオキシ
ナフタレン、1−フェニルアゾ−2−ヒドロキシ−3−
(メタ)アクリロイルオキシナフタレン、1−ナフチル
アゾ−2−ヒドロキシ−3−(メタ)アクリロイルオキ
シナフタレン、1−(α−アントリルアゾ)−2−ヒド
ロキシ−3−(メタ)アクリロイルオキシナフタレン、
1−((4′−(フェニルアゾ)−フェニル)アゾ)−
2−ヒドロキシ−3−(メタ)アクリロイルオキシナフ
タレンなどのアゾ系重合性色素;1,5−ビス((メ
タ)アクリロイルアミノ)−9,10−アントラキノ
ン、1−(4′−ビニルベンゾイルアミド)−9,10
−アントラキノン、4−アミノ−1−(4′−ビニルベ
ンゾイルアミド)−9,10−アントラキノンなどのア
ントラキノン系重合性色素;o−ニトロアニリノメチル
(メタ)アクリレートなどのニトロ系重合性色素;(メ
タ)アクリロイル化テトラアミノ銅フタロシアニン、
(メタ)アクリロイル化(ドデカノイル化テトラアミノ
銅フタロシアニン)などのフタロシアニン系重合性色素
などがあげられ、これらは単独でまたは2種以上を混合
して用いることができる。
【0039】前記重合性紫外線吸収色素の代表例として
は、たとえば2,4−ジヒドロキシ−3(p−スチレノ
アゾ)ベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシ−5−
(p−スチレノアゾ)ベンゾフェノン、2,4−ジヒド
ロキシ−3−(p−(メタ)アクリロイルオキシメチル
フェニルアゾ)ベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシ
−5−(p−(メタ)アクリロイルオキシメチルフェニ
ルアゾ)ベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系重合性
紫外線吸収色素や、2−ヒドロキシ−4−(p−スチレ
ノアゾ)安息香酸フェニルなどの安息香酸系重合性紫外
線吸収色素などがあげられ、これらは単独でまたは2種
以上を混合して用いることができる。
【0040】前記重合性紫外線吸収剤、重合性色素およ
び重合性紫外線吸収色素の配合量は、機械的強度などの
含水性ソフトコンタクトレンズの物性が低下するおそれ
をなくすために、重合成分の10重量%以下、なかんづ
く3重量%以下となるように調整することが好ましい。
【0041】本発明の含水性ソフトコンタクトレンズ
は、たとえばそれぞれ配合量を調整した(メタ)アクリ
ルアミド系モノマー(A)、フルオロアルキル(シリコ
ン含有アルキル)フマレート(B)および架橋性モノマ
ー(C)、ならびに必要に応じて前記任意の成分、重合
性紫外線吸収剤、重合性色素、重合性紫外線吸収色素な
どの重合成分を重合させ、成形することによってうるこ
とができる。
【0042】前記重合の方法としては、たとえばラジカ
ル重合開始剤を重合成分に配合したのち、まずたとえば
30〜60℃程度にて数時間〜数10時間加熱して重合
させ、ついで120〜140℃程度まで数時間〜10数
時間で順次昇温して重合を完結させる方法(加熱重合
法)、光重合開始剤を配合したのち、たとえば紫外線な
どの光重合開始剤の活性化の吸収帯に応じた波長の光線
を照射して重合を行なう方法(光重合法)、加熱重合法
と光重合法とを組合せて重合を行なう方法などがあげら
れる。
【0043】前記加熱重合法を用いるばあいには、恒温
槽または恒温室内で加熱してもよく、またマイクロ波の
ような電磁波を照射してもよく、その加熱は段階的に行
なってもよい。また、前記光重合法を用いるばあいに
は、増感剤をさらに添加してもよい。
【0044】なお、本発明における重合の際には、通常
の塊状重合法、溶液重合法などを採用することができ
る。
【0045】前記ラジカル重合開始剤の代表例として
は、たとえばアゾビスイソブチロニトリル、アゾビスジ
メチルバレロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、t-
ブチルハイドロパーオキサイド、クメンパーオキサイド
などがあげられる。
【0046】前記光重合開始剤の代表例としては、たと
えばメチルオルソベンゾイルベンゾエート、メチルベン
ゾイルフォルメート、ベンゾインメチルエーテル、ベン
ゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾイン−n−
ブチルエーテルなどのベンゾイン系光重合開始剤;2−
ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−
オン、p−イソプロピル−α−ヒドロキシイソブチルフ
ェノン、p−t−ブチルトリクロロアセトフェノン、
2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、
α,α−ジクロロ−4−フェノキシアセトフェノン、
N,N−テトラエチル−4,4−ジアミノベンゾフェノ
ンなどのフェノン系光重合開始剤;1−ヒドロキシシク
ロヘキシルフェニルケトン;1−フェニル−1,2−プ
ロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシ
ム;2−クロロチオキサンソン、2−メチルチオキサン
ソンなどのチオキサンソン系光重合開始剤;ジベンゾス
バロン;2−エチルアンスラキノン;ベンゾフェノンア
クリレート;ベンゾフェノン;ベンジルなどがあげられ
る。
【0047】ラジカル重合開始剤または光重合開始剤
は、これらのなかから1種または2種以上を選択して用
いればよく、かかる重合開始剤の使用量は、重合成分全
量100重量部に対して0.001〜5重量部程度、な
かんづく0.01〜2重量部程度であることが好まし
い。
【0048】かくして重合させてえられた重合体を成形
することによって本発明の含水性ソフトコンタクトレン
ズがえられる。かかる成形には、当業者が通常行なって
いる成形方法が採用され、たとえば切削、研磨などによ
る加工法(機械的加工法)、鋳型を利用した成形法(モ
ールド法)、該機械的加工法とモールド法とを組合わせ
た方法などのなかから、適宜選択して用いることができ
る。
【0049】前記機械的加工法は、重合成分の重合を適
当な型または容器の中で行ない、たとえば棒状、ブロッ
ク状、板状などの重合体をえたのち、切削加工、研磨加
工などの機械的加工を施し、所望のコンタクトレンズ形
状に加工する方法である。
【0050】前記モールド法は、所望のコンタクトレン
ズ形状に対応した形状を有する成形型(鋳型)を用意
し、この型のなかで重合成分を重合させて成形物をえた
のち、必要に応じて仕上げ加工を施す方法である。
【0051】前記機械的加工法とモールド法とを組合わ
せた方法は、まず所望のコンタクトレンズ形状の少なく
とも1つの面に対応した形状を有する成形型を用意し、
この型のなかで重合成分の重合を行ない、ついでコンタ
クトレンズの他の面をうるように機械的加工を施してコ
ンタクトレンズをうる方法である。
【0052】つぎに、前記のようにしてえられた成形品
を、蒸留水、生理食塩水、浸透圧やpHが適切に調整さ
れた水溶液などに浸漬することによって水和させ、含水
性ソフトコンタクトレンズとすることができる。
【0053】本発明の含水性ソフトコンタクトレンズ
は、含水率に依存せず、すぐれた酸素透過性を有し、さ
らには各重合成分の配合割合を調整することにより、含
水率やゴム硬度を任意に調節することができるものであ
るので、形状保持性にすぐれた、たとえばレンズの中心
の厚さが0.03〜0.09mm程度の薄型の高酸素透
過性含水性ソフトコンタクトレンズとすることができ
る。
【0054】つぎに、本発明の含水性ソフトコンタクト
レンズを実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本
発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
【0055】実施例1 重合成分としてN,N−ジメチルアクリルアミド70重
量部、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−
プロピル(トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピ
ル)フマレート30重量部およびエチレングリコールジ
メタクリレート1.5重量部を、また重合開始剤として
アゾビスイソブチロニトリルを重合成分全量100重量
部に対して0.1重量部添加して混合したのち、内径2
0mmのポリプロピレン製試験管に移し、かかる試験管
内にて30℃で67時間、80℃で1.5時間重合し、
さらに130℃で1時間重合させ、棒状の硬質重合体を
えた。
【0056】えられた硬質重合体に切削研磨加工を施し
て所望の厚さおよび直径約13mmの試験片を作製し、
かかる試験片を蒸留水中で水和させ、各物性を以下の方
法にしたがって調べた。その結果を表1に示す。
【0057】(イ)含水率 35℃における厚さ約2mmの試験片の含水率(重量
%)をそれぞれ次式に基づいて求めた。
【0058】 含水率(重量%)={(W−Wo)/W}×100 ただし、Wは水和処理後の平衡含水状態での試験片の重
量(g)、Wo は水和処理後、乾燥器中にて乾燥した乾
燥状態での試験片の重量(g)を表わす。
【0059】(ロ)酸素透過係数(Dk0.2) 理科精機工業(株)製の製科研式フィルム酸素透過率計
を用いて35℃の生理食塩水中にて試験片の酸素透過係
数を測定した。なお、酸素透過係数の単位は(cm2/s
ec)・(mlO2/(ml・mmHg))であり、表
1中の酸素透過係数は、試験片の厚さが約0.2mmの
ときの酸素透過係数の値に1011を乗じた数値である。
【0060】(ハ)ゴム硬度 厚さ約3.5mmの試験片を蒸留水中に2週間浸漬させ
たのち、JIS K6301「加硫ゴム物理試験方法」
のスプリング式硬さ試験(A型)に準拠して25℃での
ゴム硬度(単位なし)を測定した。
【0061】(ニ)突抜強度 (i)突抜荷重 突抜強度試験機を用いて試験片の中央部へ直径1/16
インチの押圧針をあて、試験片の破断時の突抜荷重
(g)を測定した。ただし、表1中の値は、試験片の厚
さを約0.2mmに換算したときの値である。
【0062】(ii)伸び率 前記(i)突抜荷重の測定時において、試験片の破断時
の伸び率(%)を測定した。
【0063】(ホ)透明性 水和処理後の試験片およびかかる試験片に水和処理を施
す前の試験片(いずれも、厚さ約2mm)を目視にて観
察し、それぞれ以下の評価基準に基づいて評価した。
【0064】(評価基準) A:無色透明である。 B:ほぼ透明である。 C:少し白濁している。
【0065】(ヘ)形状保持性 厚さ約0.06mmのコンタクトレンズ形状の試験片を
蒸留水で水和させたのち、かかる試験片をレンズの凸面
を下向きにして人差指上にのせ、15秒間経過後にその
形状を目視にて観察し、以下の評価基準に基づいて評価
した。
【0066】(評価基準) A:レンズ形状が保持されている。 B:すぐに人差指面に貼り付き、レンズ形状が保持され
ない。
【0067】実施例2〜11 実施例1において、重合成分の組成を表1に示すように
変更したほかは実施例1と同様にして棒状の硬質重合体
をえた。
【0068】えられた硬質重合体から実施例1と同様に
して試験片を作製し、水和させ、かかる試験片を用いて
各物性を調べた。その結果を表1に示す。
【0069】なお、表1中の各略号は、以下のモノマー
を示す。
【0070】DMAA :N,N−ジメチルアクリルア
ミド F6S4F:1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ
−2−プロピル(トリス(トリメチルシロキシ)シリル
プロピル)フマレート F3S4F:2,2,2−トリフルオロエチル(トリス
(トリメチルシロキシ)シリルプロピル)フマレート EDMA :エチレングリコールジメタクリレート VBMA :ビニルベンジルメタクリレート
【0071】
【表1】
【0072】比較例1および2 実施例1で用いた試験片のかわりに、高含水率を有する
材料(N−ビニルピロリドン−メチルメタクリレート共
重合体)(比較例1)または低含水率を有する材料(2
−ヒドロキシメタクリレート−2−ヒドロキシブチルメ
タクリレート共重合体)(比較例2)を用い、実施例1
と同様にして含水率、酸素透過係数、突抜強度、透明性
および形状保持性を調べた。
【0073】その結果、比較例1のものは、含水率が7
5重量%、酸素透過係数が41×10-11(cm2/se
c)・(mlO2/(ml・mmHg))、突抜荷重が
72g、伸び率が69%、透明性がいずれもA評価、お
よび形状保持性がB評価であった。
【0074】また、比較例2のものは、含水率が37重
量%、酸素透過係数が10×10-11(cm2/sec)
・(mlO2/(ml・mmHg))、突抜荷重が12
0g、伸び率が116%、透明性がいずれもA評価、お
よび形状保持性がA評価であった。
【0075】さらに、実施例1〜11でえられた試験片
および比較例1〜2の材料について、その35℃での含
水率と酸素透過係数との関係を示した。その結果を図1
に示す。
【0076】なお、図1において、符号Aは、実施例1
〜11の結果を示すグラフである。また符号Bは、従来
の含水率依存型ソフトコンタクトレンズ材料の35℃で
の含水率と酸素透過係数との関係を示すグラフ(Fat
tらのジャーナルに記載のもの)である。なお、かかる
図1の符号Bで示された従来の含水率依存型ソフトコン
タクトレンズ材料の酸素透過係数(Dk)は、Fatt
らのジャーナルに記載の式: Dk=2.0E−11exp(0.0411×含水率
(重量%)) に基づいて求められたものである。
【0077】表1に示された結果から、実施例1〜11
でえられた重合体は、水和処理前および水和処理後いず
れにおいてもすぐれた透明性を呈し、また形状保持性に
もすぐれたものであることがわかる。
【0078】さらに、表1および図1に示された結果か
ら、実施例1〜11でえられた重合体は、従来の含水率
依存型ソフトコンタクトレンズ材料と異なり、含水率に
依存せずに、すぐれた酸素透過性および良好な機械的強
度を有することがわかり、また重合成分の配合割合を調
整することによって、含水率およびゴム硬度を任意に調
節することができ、目的に応じた含水性ソフトコンタク
トレンズを提供することができるものであることがわか
る。
【0079】これに対して、比較例1および2の材料
は、図1の符号Bで示された従来の含水率依存型ソフト
コンタクトレンズ材料のグラフと対応しており、含水率
を高めて酸素透過性を向上させると、逆に機械的強度が
低下し(比較例1)、また機械的強度を維持するために
含水率を低下させると、酸素透過性が低下する(比較例
2)ことがわかる。
【0080】
【発明の効果】本発明の含水性ソフトコンタクトレンズ
は、含水率に依存せず、すぐれた酸素透過性を有し、重
合成分の配合割合を調整することによって含水率、ゴム
硬度を任意に調節することができ、さらに形状保持性に
もすぐれるので、たとえば薄型の高酸素透過性含水性ソ
フトコンタクトレンズとすることができるといった効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜11および比較例1〜2でえられた
重合体ならびに従来の含水率依存型ソフトコンタクトレ
ンズ材料の含水率と酸素透過係数との関係を示すグラフ
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 靖 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 (72)発明者 樽見 康郎 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (メタ)アクリルアミド系モノマー
    (A)25〜75重量%、フルオロアルキル(シリコン
    含有アルキル)フマレート(B)20〜70重量%およ
    び架橋性モノマー(C)0.01〜10重量%を主成分
    として含有した重合成分を重合させてえられた重合体か
    らなる含水性ソフトコンタクトレンズ。
  2. 【請求項2】 (メタ)アクリルアミド系モノマー
    (A)がN,N−ジメチル(メタ)アクリルアミドであ
    る請求項1記載の含水性ソフトコンタクトレンズ。
  3. 【請求項3】 架橋性モノマー(C)が少なくとも芳香
    族系アリル基または芳香族系ビニル基を有する(メタ)
    アクリル酸エステルである請求項1または2記載の含水
    性ソフトコンタクトレンズ。
  4. 【請求項4】 架橋性モノマー(C)が4−ビニルベン
    ジル(メタ)アクリレートである請求項1または2記載
    の含水性ソフトコンタクトレンズ。
JP7002107A 1995-01-10 1995-01-10 含水性ソフトコンタクトレンズ Withdrawn JPH08190077A (ja)

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