JPH08190060A - 接眼レンズ系 - Google Patents
接眼レンズ系Info
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- JPH08190060A JPH08190060A JP7002120A JP212095A JPH08190060A JP H08190060 A JPH08190060 A JP H08190060A JP 7002120 A JP7002120 A JP 7002120A JP 212095 A JP212095 A JP 212095A JP H08190060 A JPH08190060 A JP H08190060A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B25/00—Eyepieces; Magnifying glasses
- G02B25/001—Eyepieces
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Optics & Photonics (AREA)
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Abstract
ズと負レンズとの接合レンズとからなる接眼レンズ系に
おいて、アイレリーフの長い接眼レンズ系を得ること。 【構成】 下記の条件式(1)及び(2)を満足する接
眼レンズ系。 (1)d<0.3f (2)f1 >1.5f 但し、 d;正の単レンズと接合レンズとの空気間隔、 f;全系の焦点距離、 f1 ;正の単レンズの焦点距離。
Description
ンズ系に関する。
して、ケルナータイプ、あるいは逆ケルナータイプが知
られている。ケルナータイプは、物体側から、物体側よ
りも眼側の面の曲率半径が小さい正の視野レンズと、大
きな空気間隔をおいて置かれた色消接合レンズとから構
成されている。
きな正のパワーの視野レンズにより光軸方向に曲げられ
るため、大きな空気間隔をおいて置かれた接合レンズへ
の入射高さは低くなり、その結果、アイレリーフが短く
なっていた。アイレリーフの短い接眼レンズ系は使い勝
手が悪い。色消接合レンズを物体側にし、正の視野レン
ズを眼側にしたタイプは、逆ケルナータイプと呼ばれ、
ケルナータイプよりアイレリーフを長くすることができ
るが、反面、プラスチックレンズ使用による低コスト化
を考えたとき、傷つきやすいプラスチックレンズを眼側
の正レンズに使うことはできず、またプラスチックレン
ズの接合は困難である。
系において、アイレリーフを長くすることができる接眼
レンズ系を得ることを目的とする。
気間隔を小さくし、接合レンズに入る周辺光束の入射高
さを高く保って、アイレリーフを長くしたものである。
さらに、視野レンズを非球面プラスチックレンズとし、
低コストで歪曲収差の小さい接眼レンズ系を得たもので
ある。
の単レンズと;正の両凸レンズと負レンズとの接合レン
ズと;からなるケルナータイプにおいて、次の条件式
(1)及び(2)を満足することを特徴としている。 (1)d<0.3f (2)f1 >1.5f 但し、 d;正の単レンズと接合レンズとの空気間隔、 f;全系の焦点距離、 f1 ;正の単レンズの焦点距離、である。
巻き型の歪曲収差とメリディオナル像面の像面湾曲を補
正するため、正の単レンズをプラスチック材料から構成
して、その少なくとも一面を、次の(3)式を満足する
範囲の非球面から構成することが望ましい。 (3)r/rh <1 但し、 r;非球面の近軸の曲率半径、 rh ;非球面における光軸からの任意の高さh(h≠
0)のメリディオナル断面の曲率半径、である。
式(4)を満足することが好ましい。 (4)ν+ −ν- >20 但し、 ν+ ;接合レンズの正レンズのアッベ数、 ν- ;接合レンズの負レンズのアッベ数、である。
なくとも1面が非球面からなるプラスチック単レンズ
と、2枚のガラスレンズを接合した接合レンズとの2群
3枚で構成され、かつ、プラスチック単レンズがガラス
接合レンズより物体側に位置していることを特徴として
いる。この構成によると、プラスチックレンズによる低
コスト化と、眼側のレンズに傷が付くのを防止する効果
とを合わせて得ることができる。
ズ系において、条件式(1)及び(2)を満足すること
を特徴としている。条件式(1)と(2)はともに、ア
イレリーフ(接合レンズの眼側の面からアイポイント迄
の距離)を長くするための条件である。条件式(1)の
上限を越えると、接合レンズへの周辺光束の入射高さが
低くなり、アイレリーフを十分長くとることができな
い。また条件式(2)の下限を越えて正の単レンズ(視
野レンズ)の焦点距離f1 が小さくなると、その正単レ
ンズのパワーが大きくなり過ぎ、周辺光束が視野レンズ
で光軸方向に強く曲げられるため接合レンズへの入射高
さが低くなり、アイレリーフが短くなる。これら条件式
(1)及び(2)を満足することにより、アイレリーフ
を0.85f程度と長くすることができる。
面を光軸を中心とする回転対称非球面とすることによ
り、特に糸巻き型の歪曲収差とメリディオナル像面の像
面湾曲を補正する。従来のケルナータイプの接眼レンズ
系では、視野レンズの眼側の強い凸面によって、メリデ
ィオナル像面の視度が接眼レンズの射出角が大きくなる
につれてプラス方向に大きくなり過ぎるのを補正すると
ともに、眼側の正のパワーを持つ接合レンズを射出瞳位
置に近づける(アイレリーフを短くする)ことで歪曲収
差が大きくなり過ぎないように構成されていた。本発明
では、このメリディオナル像面の視度と歪曲収差の補正
を、正単レンズの少なくとも一面を非球面とすることに
より行なっている。非球面は、条件式(3)を満足する
範囲の非球面とすることにより、周辺光束におけるメリ
ディオナル断面のパワーを弱め、メリディオナル像面が
プラス視度になるのを補正するとともに、糸巻き歪曲収
差を補正することが可能になる。この非球面レンズはプ
ラスチックレンズとして低コスト化を図ることができ
る。このプラスチックレンズは、正単レンズとして用い
ることにより、難しいプラスチックレンズの接合が不要
で、また物体側に用いることにより、傷の心配もない。
ズのアッベ数に関する条件である。正、負レンズを、こ
の条件式を満足するアッベ数の差を有する材質から選択
することにより、良好に色消しを行なうことができる。
この条件式を外れると、倍率の色収差が補正不足とな
る。
を説明する。次の実施例1ないし7は、いずれも、物体
側から正の単レンズ11と、正負の接合レンズ12とか
らなっている。正の単レンズ11は、いずれもプラスチ
ックからなっており、そのいずれか一方の面が非球面で
ある。接合レンズ12の正負レンズはいずれもガラスレ
ンズである。
系のレンズ構成図である。この実施例の具体的数値デー
タを表1に示し、諸収差を図2に示す。諸収差図中、g
線、C線はそれぞれの波長の倍率色収差、Sはサジタ
ル、Mはメリディオナルを示している。
は正の単レンズの焦点距離、ERはアイレリーフ、dは正
の単レンズと接合レンズとの空気間隔、Rはレンズ各面
の曲率半径、Dはレンズ厚もしくはレンズ間隔、Nd は
g線の屈折率、νd はg線のアッベ数を示す。また、光
軸を中心とする回転対称非球面は次式で定義される。 x=Ch2/{1+[1-(1+K)C2h2]1/2}+A4h4+A6h6+A8h8+・・・ (Cは曲率(1/r)、hは光軸からの高さ、Kは円錐係数)
系のレンズ構成図である。この実施例の具体的数値デー
タを表2に示し、諸収差を図4に示す。
A8=0.00
系のレンズ構成図である。この実施例の具体的数値デー
タを表3に示し、諸収差を図6に示す。
0−7, A8=0.00
系のレンズ構成図である。この実施例の具体的数値デー
タを表4に示し、諸収差を図8に示す。
系のレンズ構成図である。この実施例の具体的数値デー
タを表5に示し、諸収差を図10に示す。
A8=0.00
ズ系のレンズ構成図である。この実施例の具体的数値デ
ータを表6に示し、諸収差を図12に示す。
−7, A8=0.00
ズ系のレンズ構成図である。この実施例の具体的数値デ
ータを表7に示し、諸収差を図14に示す。
A8=0.00
(1)、(2)及び(4)に対応する値を表8に示す。
施例5の数は、いずれも条件式(1)、(2)及び
(4)を満足している。アイレリーフは16mmといず
れも長く、また諸収差も比較的良好に補正されている。
ときの条件式(3)の値である。
眼レンズ系が得られる。
すレンズ構成図である。
すレンズ構成図である。
すレンズ構成図である。
すレンズ構成図である。
すレンズ構成図である。
示すレンズ構成図である。
示すレンズ構成図である。
は正の単レンズの焦点距離、ERはアイレリーフ、dは正
の単レンズと接合レンズとの空気間隔、Rはレンズ各面
の曲率半径、Dはレンズ厚もしくはレンズ間隔、Nd は
d線の屈折率、νd はd線のアッベ数を示す。また、光
軸を中心とする回転対称非球面は次式で定義される。 x=Ch2/{1+[1-(1+K)C2h2]1/2}+A4h4+A6h6+A8h8+・・・ (Cは曲率(1/r)、hは光軸からの高さ、Kは円錐係数)
Claims (4)
- 【請求項1】 物体側より、正の単レンズ;及び、正の
両凸レンズと負レンズとの接合レンズ;からなり、 下記の条件式(1)及び(2)を満足することを特徴と
する接眼レンズ系。 (1)d<0.3f (2)f1 >1.5f 但し、 d;正の単レンズと接合レンズとの空気間隔、 f;全系の焦点距離、 f1 ;正の単レンズの焦点距離。 - 【請求項2】 請求項1において、正の単レンズはプラ
スチック材料からなり、その少なくとも一面が、下記の
(3)式を満足する非球面からなっている接眼レンズ
系。 (3)r/rh <1 但し、 r;非球面の近軸の曲率半径、 rh ;非球面における光軸からの任意の高さh(h≠
0)のメリディオナル断面の曲率半径。 - 【請求項3】 請求項1または2において、さらに下記
条件式(4)を満足する接眼レンズ系。 (4)ν+ −ν- >20 但し、 ν+ ;接合レンズの正レンズのアッベ数、 ν- ;接合レンズの負レンズのアッベ数。 - 【請求項4】 少なくとも1面が非球面からなるプラス
チック単レンズと、2枚のガラスレンズの接合レンズと
からなる2群3枚で構成され、かつ上記プラスチック単
レンズは、上記ガラス接合レンズより物体側に位置して
いることを特徴とする接眼レンズ系。
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JP00212095A JP3467105B2 (ja) | 1995-01-10 | 1995-01-10 | 接眼レンズ系 |
US08/585,161 US5790313A (en) | 1995-01-10 | 1996-01-11 | Eyepiece system |
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- 1995-01-10 JP JP00212095A patent/JP3467105B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1996
- 1996-01-11 US US08/585,161 patent/US5790313A/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Publication number | Publication date |
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