JPH08188365A - マンホールの蓋開閉装置 - Google Patents

マンホールの蓋開閉装置

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JPH08188365A
JPH08188365A JP6328428A JP32842894A JPH08188365A JP H08188365 A JPH08188365 A JP H08188365A JP 6328428 A JP6328428 A JP 6328428A JP 32842894 A JP32842894 A JP 32842894A JP H08188365 A JPH08188365 A JP H08188365A
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JP
Japan
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manhole
lid
opening
manhole cover
lifting arm
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Application number
JP6328428A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Konishi
勤 小西
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重いマンホールの蓋を簡単に開け閉めできる
ようにしたマンホールの蓋開閉装置を提供する。 【構成】 マンホール2の開口端部に取り付けられ、マ
ンホールの蓋3が床面13に沿って開閉方向に移動する
と同時に、マンホールの蓋3と共に移動してマンホール
の蓋3を上げ下げする持ち上げアーム7と、マンホール
2の開口端部に取り付けられ、持ち上げアーム7を横方
向及び上下方向に移動可能に支持するリンク8とを備え
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エスカレーターの乗
降口の床部に設けられているマンホールの蓋を開け閉め
するためのマンホールの蓋開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エスカレーターの乗降口の床部
には、床下に設けられたエスカレーターの機械室に通じ
るマンホールが設けられ、このマンホールには通常重い
蓋が取り付けられている。
【0003】そして、エスカレーターの保守・点検に際
し、マンホールの蓋を開け、作業員がこのマンホールよ
りエスカレーターの機械室に入り込んでエスカレーター
の保守・点検作業を行う。
【0004】図24〜図26は、マンホールの蓋を開け
閉めするための一従来例を示し、図において、符号1は
エスカレーターの床下に設けられ、エスカレーターの主
要設備が設置されているエスカレーターの機械室、2は
エスカレーターの乗降口の床部に機械室1に通じるよう
に設けられ、作業員が機械室1に入り込むためのマンホ
ール、3はこのマンホール2に取り付けられたマンホー
ルの蓋3、そして、符号4は蓋3にねじ式等によって着
脱自在に取り付けられ、蓋3を持ち上げ、移動して蓋3
を開け閉めするための手がけハンドルである。また、符
号5はエスカレーターのランディングプレート、6はエ
スカレーターの機械室1を構成する構造トラスである。
【0005】このような構成において、マンホール2に
取り付けられた蓋3を開けるには、手がけハンドル4を
蓋3の表面に形成されたねじ孔(図省略)にその先端部
に形成された雄ねじ(図省略)をねじ込んで蓋3の表面
に突設する。次に、この手がけハンドル4を持って蓋3
を起こし、マンホール2周辺の床の上に引っ張って移動
する。また、蓋3をもとの状態に戻すには前記と逆の手
順を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のマンホールの蓋
3を開閉する方法は、以上説明したように構成され、エ
スカレーターの保守・点検の度に、作業員が重いマンホ
ール2の蓋3を持ち上げて移動する必要があるので、蓋
3の開け閉めに大変な重労働を強いられる等の課題があ
った。また、蓋3の開け閉めの際に、蓋3でマンホール
2周辺の床面を傷つけてしまうおそれがある等の課題も
あった。この発明は、以上の課題を解決するためになさ
れたもので、マンホールの蓋を簡単に開け閉めできるよ
うにしたマンホールの蓋開閉装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項第
1項記載のマンホールの蓋開閉装置は、マンホールの開
口端部に取り付けられ、前記マンホールの蓋が床面に沿
って開閉方向に移動すると同時に、前記マンホールの蓋
と共に移動して前記マンホールの蓋を上げ下げする持ち
上げアームと、前記マンホールの開口端部に取り付けら
れ、前記持ち上げアームを横方向及び上下方向に移動可
能に支持するリンクとを備えたものである。
【0008】この発明に係る請求項第2項記載のマンホ
ールの蓋開閉装置は、マンホールの開口端部に取り付け
られ、前記マンホールの蓋が床面に沿って開閉方向に移
動すると同時に、前記マンホールの蓋と共に移動して前
記マンホールの蓋を上げ下げする持ち上げアームと、前
記マンホールの開口端部に取り付けられ、前記持ち上げ
アームを横方向及び上下方向に移動可能に支持するリン
クと、前記持ち上げアームのレール溝内に移動可能に設
けられ前記床部側に突出する走行ガイドとを備えたもの
である。
【0009】この発明に係る請求項第3項記載のマンホ
ールの蓋開閉装置は、マンホールの開口端部に取り付け
られ、前記マンホールの蓋が床面に沿って開閉方向に移
動すると同時に、前記マンホールの蓋と共に移動して前
記マンホールの蓋を上げ下げする持ち上げアームと、前
記マンホールの開口端部に取り付けられ、前記蓋の移動
に伴い前記持ち上げアームのガイド溝と協働して持ち上
げアームをガイドするガイドピンとを備えたものであ
る。
【0010】この発明の請求項第4項記載のマンホール
の蓋開閉装置は、マンホールの開口端部に取り付けられ
たラックと、前記マンホールの蓋に取り付けられ、前記
ラックの上を走行することにより、前記マンホールの蓋
が床面に沿って開閉方向に移動するピニオンと、このピ
ニオンに接続され、このピニオンを回転させる操作ハン
ドルとを備えてなるものである。
【0011】この発明の請求項第5記載のマンホールの
蓋開閉装置は、請求項第1項ないし請求項第4項のいず
れかに記載のマンホールの蓋開閉装置において、マンホ
ールの蓋にマンホール周囲の床面を走行するローラを設
けたものである。
【0012】
【作用】この発明に係る請求項第1項または請求項第3
項記載のマンホールの蓋開閉装置においては、マンホー
ルの蓋を床面に沿って蓋の開く方向に移動すると、同時
に持ち上げアームが蓋と共に蓋の移動方向に移動しつつ
上昇することにより、蓋がマンホール周囲の床面より上
に持ち上げられる。さらに、蓋を開く方向に移動する
と、蓋が持ち上げアーム、続いてマンホール周囲の床面
を走行することにより開く。
【0013】この発明に係る請求項第2項記載のマンホ
ールの蓋開閉装置においては、マンホールの蓋を床面に
沿って蓋の開く方向に移動すると、同時に持ち上げアー
ムが蓋と共に蓋の移動方向に移動しつつ上昇することに
より、蓋がマンホール周囲の床面より上に持ち上げられ
る。さらに、蓋を開く方向に移動すると、蓋は持ち上げ
アームから突出して床面上に移動する走行ガイドととも
に床面上を走行することにより開く。
【0014】この発明に係る請求項第4項記載のマンホ
ールの蓋開閉装置においては、マンホールの蓋に取り付
けられたピニオンを操作ハンドルによってラックの上を
回転させると、蓋が床面に沿って移動することにより開
く。
【0015】この発明に係る請求項第5項記載のマンホ
ールの蓋開閉装置においては、蓋を開け閉めする際に、
蓋に取り付けられたローラが床面を走行することにより
蓋をスムーズに移動できる。
【0016】
【実施例】図1〜図8はこの発明に係るマンホールの蓋
開閉装置の一実施例を示し、図において、前記従来例と
同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。符
号7はマンホール2の周縁部に沿って矩形枠状に形成さ
れた開口枠2aの左右側枠2bに取り付けられ、マンホ
ール2に取り付けられた蓋3を落ちないように支持し、
かつ蓋3をマンホール2の周囲の床面に沿って横移動す
ると同時に、蓋3と共に蓋3の移動方向に移動しつつ、
上下方向に移動して蓋3を上げ下げする持ち上げアー
ム、8は両端が回転軸9を介して開口枠2aと持ち上げ
アーム7とに起倒自在にそれぞれ連結され、持ち上げア
ーム7を開口枠2aに水平方向及び上下方向に移動自在
に支持するリンクである。
【0017】また、符号10は開口枠2aに取り付けら
れ、回転軸9を軸に回転するリンク8を起立した状態に
止めるストッパー、11はマンホール2の開口枠2aの
横枠2cに取り付けられ、水平方向に移動しつつ、上下
方向に移動する蓋3及び持ち上げアーム7をガイドする
ガイド体(図2に示し、他図では省略)、そして、符号
12は蓋3の下端部に取り付けられ、蓋3が水平に移動
する際に、持ち上げアーム7に形成されたレール溝7a
及びマンホール周囲の床面13を走行するローラであ
る。
【0018】このような構成において、蓋3を開けるに
は、手がけハンドル4を蓋3に取り付け、この手がけハ
ンドル4を持って蓋3を手前に引っ張ると、リンク8が
両端8a及び8bの回転軸9を軸に回転して手前側に起
き上がり、同時に持ち上げアーム7がガイド体11にガ
イドされて蓋3と共に移動しつつ上昇し、蓋3は床面1
3より上に持ち上げられる。
【0019】さらに、蓋3を手前に引っ張ると、蓋3に
取り付けられたローラ12が持ち上げアーム7のレール
溝7aを走行し、さらに、レール溝7aを外れてマンホ
ール2周囲の床面13の上を走行するので、蓋3を開け
て邪魔にならいない場所に移動することができる。蓋3
を邪魔にならいない場所に移動できたら、手がけハンド
ル4を取り外す。なお、マンホール2に蓋3を閉めるに
は、前記と逆の手順で蓋3を移動する。よって、蓋3の
開け閉めは、蓋3を水平に移動することにより簡単に行
うことができる。
【0020】実施例2.図9〜図11は、この発明に係
るマンホールの蓋開閉装置の他の実施例を示し、図にお
いて、実施例1と同一部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。符号14は持ち上げアーム7のレール溝
7a内に取り付けられ、蓋3と共に蓋3の移動方向に走
行する走行ガイド、15はレール7に取り付けられ、走
行ガイド14がレール溝7a内をスムーズに走行するよ
うに走行ガイド14を支持するローラである。なお、蓋
3のローラ12は走行ガイド14のレール溝14a内を
走行するように配置されている。
【0021】このような構成において、手がけハンドル
4を持って蓋3を手前に引っ張ると、リンク8が両端の
回転軸9を軸に回転して手前側に起き上がり、同時に持
ち上げアーム7が蓋3と共に横移動しつつ上昇するの
で、蓋3は床面13より上に持ち上げられる。
【0022】さらに、蓋3を手前に引っ張ると、走行ガ
イド14が持ち上げアーム7のレール溝7a内を走行し
て持ち上げアーム7の先端部に突出する。さらに、蓋3
を引っ張ると、ローラ12が走行ガイド14のレール溝
14aを走行することにより蓋3は全開される。
【0023】この実施例によれば、蓋3をマンホール周
辺の床面13の上に載せる必要がないので、蓋3の開け
閉めに際し、蓋3によって床面13を傷つけるのを防止
できる効果がある。
【0024】実施例3.図12及び図13は、この発明
に係るマンホールの蓋開閉装置の他の実施例を示し、図
において、ローラ12がゴム等の弾性材より形成されて
いる。この実施例によれば、蓋3の開け閉めに際し、ロ
ーラ12によって床面13を傷つけたり、騒音が発生す
るのを防止できる効果がある。
【0025】実施例4.図14は、この発明に係るマン
ホールの蓋開閉装置のさらに他の実施例を示し、図にお
いて、ローラ12がマイカナイトを巻き付ける等して形
成されている。この実施例によれば、ローラ12の摩耗
を防止できる効果がある。
【0026】実施例5.図15は、この発明に係るマン
ホールの蓋開閉装置の他の実施例を示し、図において、
ローラ12がセラミックを巻き付ける等して形成されて
いる。この実施例によれば、実施例4と同様にローラ1
2の摩耗を防止できる効果がある。
【0027】実施例6.図16は、この発明に係るマン
ホールの蓋開閉装置の他の実施例を示し、図において、
実施例1と同一部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。16は、マンホール2の下端部に突設され、持
ち上げアーム7のレール溝7a内を走行するスライドレ
ールである。この実施例によれば、レール溝7a内をロ
ーラが走行するのではなく、スライドレール16がスラ
イドして蓋3が開閉するので、構造的にきわめて簡単に
なり容易に製作できる効果がある。
【0028】実施例7.図17〜図19は、この発明に
係るマンホールの蓋開閉装置の他の実施例を示し、図に
おいて、実施例1と同一部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。符号17はマンホール2の開口枠2a
に取り付けられ、マンホール2に取り付けられた蓋3を
落ちないように支持し、かつ蓋3を床面13に沿って移
動すると同時に、蓋3と共に蓋3の移動方向に移動しつ
つ、上下方向に移動して蓋3を上げ下げする持ち上げア
ーム、18は開口枠2aに突設され、かつ持ち上げアー
ム17に形成された三日月状のガイド溝17aに係合さ
れ、持ち上げアーム17を開口枠2aの側枠2bに水平
方向及び上下方向に移動自在に支持するガイドピンであ
る。
【0029】このような構成において、蓋3を開けるに
は、手がけハンドル4を蓋3に取り付け、この手がけハ
ンドル4を持って蓋3を手前に引っ張ると、持ち上げア
ーム17がガイド溝17aに沿って移動するガイドピン
18に案内されて蓋3と共に移動しつつ上昇するので、
蓋3は床面13より上に持ち上げられる。
【0030】さらに、蓋3を手前に引っ張ると、蓋3に
取り付けられたローラ12が持ち上げアーム17のレー
ル溝17bを走行し、さらに、レール溝17bから外れ
てマンホール2周囲の床面13の上を走行するので、蓋
3を簡単に開けることができる。なお、蓋3を閉めるに
は、前記と逆の手順で蓋3を移動する。
【0031】実施例8.図20及び図21は、この発明
に係る請求項第2項記載のマンホールの蓋開閉装置の他
の実施例を示し、図において、実施例1と同一部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。符号19はマン
ホール2の開口枠2aに、蓋3が床面13に沿って横移
動する方向に連続して取り付けられたラック、20は蓋
3の下端部に取り付けられ、蓋3が床面13に沿って横
移動する際に、ラック19の上を走行するピニオン、そ
して、符号21は傘歯車22を介してピニオン20を回
転させる操作ハンドルである。なお、操作ハンドル21
は着脱自在に取り付けられている。
【0032】このような構成において、蓋3を開けるに
は、操作ハンドル21を傘歯車22の軸22aに接続す
る。次に、この操作ハンドル21を一方向に連続して回
す。操作ハンドル21を回すと、ピニオン20がラック
19の上を走行して蓋3が床面に沿って移動し開く。ま
た、操作ハンドル21を反対方向に連続して回すと、蓋
3は閉じる。
【0033】なお、開口枠2aの端部には、蓋3の端部
が床面13の上に上がり易いように緩いテーパが付けら
れている。この実施例によれば、重い蓋3の移動をギア
を利用して行うので、きわめて小さい力で重い蓋3の開
閉を容易に、かつ、確実に行うことができる効果があ
る。
【0034】実施例9.図22及び図23は、この発明
に係るマンホールの蓋開閉装置の他の実施例を示し、図
において、実施例8と同一部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。符号23は変形自在に形成され、か
つ、傘歯車22の一方に接続され、操作ハンドル(図省
略)によって回転されることによりピニオン20を回転
する自在ロッド、24はマンホール周囲の床面13に形
成され、自在ロッド23に接続される操作ハンドルを挿
入するための操作穴である。
【0035】このような構成において、蓋3を開けるに
は、操作ハンドルを操作穴24に差し込み自在ロッド2
3に接続する。次に、この操作ハンドル21を一方向に
連続して回す。操作ハンドル21を回すと、ピニオン2
0がラック19の上を走行して蓋3が床面13に沿って
移動することにより開く。また、操作ハンドルを反対方
向に連続して回すと、蓋3は閉じる。
【0036】この実施例によれば、重い蓋3の移動をギ
アを利用して行うので、小さい力で重い蓋3の開閉を容
易に、かつ確実に行うことができる効果がある。また、
自在ロッド23を介してピニオン20に接続された傘歯
車を回すので、マンホール2の周辺でも行うことができ
る効果がある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
第1項記載のマンホールの蓋開閉装置によれば、前記マ
ンホールの開口端部に取り付けられ、マンホールの蓋が
床面に沿って開閉方向に移動すると同時に、マンホール
の蓋と共に移動してマンホールの蓋を上げ下げする持ち
上げアームと、前記マンホールの開口端部に取り付けら
れ、持ち上げアームを横方向及び上下方向に移動可能に
支持するリンクとを備えたので、蓋をマンホール周囲の
床面に沿って横に移動するだけで、重い蓋を簡単に開け
閉めできる効果がある。
【0038】また、この発明の請求項第2項記載のマン
ホールの蓋開閉装置によれば、マンホールの開口端部に
取り付けられ、前記マンホールの蓋が床面に沿って開閉
方向に移動すると同時に、前記マンホールの蓋と共に移
動して前記マンホールの蓋を上げ下げする持ち上げアー
ムと、前記マンホールの開口端部に取り付けられ、前記
持ち上げアームを横方向及び上下方向に移動可能に支持
するリンクと、前記持ち上げアームのレール溝内に移動
可能に設けられ前記床部側に突出する走行ガイドとを備
えたので、請求項第1項記載の発明の効果を得ることが
できるとともに、蓋が床面に沿って移動して床面を傷つ
けることを防止できる効果もある。
【0039】また、この発明の請求項第3項記載のマン
ホールの蓋開閉装置によれば、マンホールの開口端部に
取り付けられ、前記マンホールの蓋が床面に沿って開閉
方向に移動すると同時に、前記マンホールの蓋と共に移
動して前記マンホールの蓋を上げ下げする持ち上げアー
ムと、前記マンホールの開口端部に取り付けられ、前記
蓋の移動に伴い前記持ち上げアームのガイド溝と協働し
て持ち上げアームをガイドするガイドピンとを備えたの
で、請求項第1項記載の発明と同様な効果を得ることが
できる。
【0040】また、この発明の請求項第4項記載のマン
ホールの蓋開閉装置によれば、マンホールの開口端部に
取り付けられたラックと、前記マンホールの蓋に取り付
けられ、前記ラックの上を走行することにより、前記マ
ンホールの蓋が床面に沿って開閉方向に移動するピニオ
ンと、このピニオンに接続され、このピニオンを回転さ
せる操作ハンドルとを備えたので、操作ハンドルを回す
だけで重いマンホールの蓋を簡単に開け閉めできる効果
がある。
【0041】また、この発明の請求項第5項記載のマン
ホールの蓋開閉装置によれば、請求項第1項ないし第4
項のいずれかに記載のマンホールの蓋開閉装置におい
て、マンホールの蓋に取り付けられたローラが床面を走
行することにより蓋を横移動できるので、重い蓋を移動
する際に床面を傷つけるのを防止できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のマンホールの蓋開閉装置の一実施
例を示すエスカレーター乗降口の縦断面図である。
【図2】 図1に示すマンホールの蓋開閉装置を示すマ
ンホールの縦断面図である。
【図3】 図1に示すマンホールの蓋開閉装置を示すマ
ンホールの平面図である。
【図4】 図3におけるイ部拡大図である。
【図5】 図3におけるa−a線断面図である。
【図6】 マンホールに蓋がされた状態を示す図3にお
けるa−a線断面図である。
【図7】 図1に示すマンホールの蓋開閉装置の動作を
示すマンホールの縦断面図である。
【図8】 図1に示すマンホールの蓋開閉装置の動作を
示すマンホールの縦断面図である。
【図9】 請求項第1項記載のマンホールの蓋開閉装置
の他の実施例を示す平面図である。
【図10】 図9に示すマンホールの蓋開閉装置の動作
を示すマンホールの縦断面図である。
【図11】 図10におけるb−b線断面図である。
【図12】 この発明のマンホールの蓋開閉装置のさら
に他の実施例の蓋がされた状態を示す図3におけるa−
a線断面図である。
【図13】 この発明のマンホールの蓋開閉装置の他の
実施例を示すローラの正面図である。
【図14】 この発明のマンホールの蓋開閉装置のさら
に他の実施例を示すローラの正面図である。
【図15】 この発明のマンホールの蓋開閉装置の他の
実施例を示すローラの正面図である。
【図16】 この発明のマンホールの蓋開閉装置の他の
実施例の蓋がされた状態の図3におけるa−a線断面図
である。
【図17】 この発明のマンホールの蓋開閉装置のさら
に他の実施例を示すマンホールの縦断面図である。
【図18】 図17に示すマンホールの蓋開閉装置の動
作を示すマンホールの縦断面図である。
【図19】 図17に示すマンホールの蓋開閉装置を示
す図17におけるc−c線断面図である。
【図20】 この発明のマンホールの蓋開閉装置のさら
に他の実施例を示すマンホールの縦断面図である。
【図21】 図20に示すマンホールの蓋開閉装置の機
構を示す斜視図である。
【図22】 この発明のマンホールの蓋開閉装置の他の
実施例を示すエスカレーター乗降口の平面図である。
【図23】 図22に示すマンホールの蓋開閉装置の機
構を示す平面図である。
【図24】 従来のマンホールの蓋開閉方法の一例を示
すエスカレーター乗降口の縦断面図である。
【図25】 従来のマンホールの蓋開閉方法の一例を示
すエスカレーター乗降口の縦断面図である。
【図26】 従来のマンホールの蓋開閉方法の一例を示
すエスカレーター乗降口の縦断面図である。
【符号の説明】
2 マンホール、3 マンホールの蓋、7 持ち上げア
ーム、8 リンク、12 ローラ、13 床面、19
ラック、20 ピニオン、21 操作ハンドル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エスカレーターの乗降口の床部に設けら
    れているマンホールの蓋を開閉するマンホールの蓋開閉
    装置において、前記マンホールの開口端部に取り付けら
    れ、前記マンホールの蓋が床面に沿って開閉方向に移動
    すると同時に、前記マンホールの蓋と共に移動して前記
    マンホールの蓋を上げ下げする持ち上げアームと、前記
    マンホールの開口端部に取り付けられ、前記持ち上げア
    ームを横方向及び上下方向に移動可能に支持するリンク
    とを備えてなることを特徴とするマンホールの蓋開閉装
    置。
  2. 【請求項2】 エスカレーターの乗降口の床部に設けら
    れているマンホールの蓋を開閉するマンホールの蓋開閉
    装置において、前記マンホールの開口端部に取り付けら
    れ、前記マンホールの蓋が床面に沿って開閉方向に移動
    すると同時に、前記マンホールの蓋と共に移動して前記
    マンホールの蓋を上げ下げする持ち上げアームと、前記
    マンホールの開口端部に取り付けられ、前記持ち上げア
    ームを横方向及び上下方向に移動可能に支持するリンク
    と、前記持ち上げアームのレール溝内に移動可能に設け
    られ前記床部側に突出する走行ガイドとを備えてなるこ
    とを特徴とするマンホールの蓋開閉装置。
  3. 【請求項3】 エスカレーターの乗降口の床部に設けら
    れているマンホールの蓋を開閉するマンホールの蓋開閉
    装置において、前記マンホールの開口端部に取り付けら
    れ、前記マンホールの蓋が床面に沿って開閉方向に移動
    すると同時に、前記マンホールの蓋と共に移動して前記
    マンホールの蓋を上げ下げする持ち上げアームと、前記
    マンホールの開口端部に取り付けられ、前記蓋の移動に
    伴い前記持ち上げアームのガイド溝と協働して持ち上げ
    アームをガイドするガイドピンとを備えてなることを特
    徴とするマンホールの蓋開閉装置。
  4. 【請求項4】 エスカレーターの乗降口の床部に設けら
    れているマンホールの蓋を開閉するマンホールの蓋開閉
    装置において、前記マンホールの開口端部に取り付けら
    れたラックと、前記マンホールの蓋に取り付けられ、前
    記ラックの上を走行することにより、前記マンホールの
    蓋が床面に沿って開閉方向に移動するピニオンと、この
    ピニオンに接続され、このピニオンを回転させる操作ハ
    ンドルとを備えてなることを特徴とするマンホールの蓋
    開閉装置。
  5. 【請求項5】 マンホールの蓋にマンホール周囲の床面
    を走行するローラを設けてなることを特徴とする請求項
    第1項ないし請求項第4項のいずれかに記載のマンホー
    ルの蓋開閉装置。
JP6328428A 1994-12-28 1994-12-28 マンホールの蓋開閉装置 Pending JPH08188365A (ja)

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