JPH08187674A - 締め金具保持手段つきドライバ - Google Patents

締め金具保持手段つきドライバ

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JPH08187674A
JPH08187674A JP3218126A JP21812691A JPH08187674A JP H08187674 A JPH08187674 A JP H08187674A JP 3218126 A JP3218126 A JP 3218126A JP 21812691 A JP21812691 A JP 21812691A JP H08187674 A JPH08187674 A JP H08187674A
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JP
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fastener
driver
bit
recess
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JP3218126A
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Francis E Ryder
ユージン ライダー フランシス
Rowland W Kanner
ウイリアム カナー ローランド
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Textron Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B15/00Screwdrivers
    • B25B15/001Screwdrivers characterised by material or shape of the tool bit
    • B25B15/004Screwdrivers characterised by material or shape of the tool bit characterised by cross-section
    • B25B15/005Screwdrivers characterised by material or shape of the tool bit characterised by cross-section with cross- or star-shaped cross-section
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/02Arrangements for handling screws or nuts
    • B25B23/08Arrangements for handling screws or nuts for holding or positioning screw or nut prior to or during its rotation
    • B25B23/10Arrangements for handling screws or nuts for holding or positioning screw or nut prior to or during its rotation using mechanical gripping means
    • B25B23/105Arrangements for handling screws or nuts for holding or positioning screw or nut prior to or during its rotation using mechanical gripping means the gripping device being an integral part of the driving bit
    • B25B23/108Arrangements for handling screws or nuts for holding or positioning screw or nut prior to or during its rotation using mechanical gripping means the gripping device being an integral part of the driving bit the driving bit being a Philips type bit, an Allen type bit or a socket

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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライバの端部で締め金具を保持すること、
ねじ込み作業中、締め金具に生ずる傾動を軽減するこ
と、及び、標準形締め金具に使用可能なこと。 【構成】 ドライバ20の軸部30の自由端部28の前
記軸に沿った外表面に、締め金具22側の対応形状のく
ぼみ24と係合可能な、交互に凹凸を形成する多数の部
分的円筒形表面38、40を設け、更に、その多数の部
分的円筒形表面の2つの凸面40、40間に前記締め金
具22のくぼみ24に形成された対応する凸状の部分的
円筒形表面58と係合可能な弾性体からなる締め金具保
持部材44(図1から図6)、44a(図7)を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、締め金具のドライ
バ、特にその端部で締め金具を保持できるドライバに関
する。
【0002】
【従来の技術】締め金具をねじ込み場合に、締め金具を
ドライバの端部で保持して、それをねじ込む間、締め金
具が傾動しないようにすることが望ましい。締め金具を
ドライバの端部で保持することによって、通常では接近
できない位置に締め金具をねじ込むことができる。ま
た、締め金具をドライバの端部で保持した場合、一方の
手で締め金具を押さえて位置決めする必要がないので、
片手だけで締め金具をねじ込むことができる。締め金具
をドライバで保持するには、簡単に解除可能であるがし
っかり保持し得る摩擦係合が好ましい。
【0003】そのようなドライバの要件を満足させよう
と、従米のドライバは、磁気リテーナ、外側締め金具固
定フィンガ及びらせん形に形成されたドライバビットを
含む保持機構を用いていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形保持機構
のいずれにも限界があり、締め金具をドライバでねじ込
む間にある程度の傾動が生じるのが一般的である。ほと
んどの締め金具ドライバが直面する共通の問題は、ドラ
イバのビット部分と締め金具側のはめ込み部分との間の
寸法公差の変動によってドライバに締め金具を保持する
力が弱められることである。
【0005】従来形の締め金具ドライバ装置ではドライ
バと締め金具との間に十分な保持力を与えることができ
ないので、締め金具とドライバとの間の係合形式が非常
に重要である。例えば、多くの従来形装置には「カムア
ウト」の問題があり、これはビット部分を締め金具のく
ぼみから押し出して、締め金具の周囲の部分の表面を傷
つける恐れがある。カムアウトは、十字すなわちプラス
頭の締め金具等の一般的な従来形締め金具に形成された
くぼみの傾斜壁にねじ込みトルクが加えられた時に発生
する。状況によってはドライバに対する端部荷重を増大
させてさらに強くそれをくぼみに押し込むことによって
カムアウトを解決することもできるが、さらに端部荷重
を増大させると、ドライバがくぼみから「カムアウト」
した場合、周囲表面に生じる傷が大きくなる。
【0006】傾動の問題について考えると、上記の従来
形締め金具は、ドライバと締め金具のくぼみとの間の密
着係合が不十分なためにねじ込み中に傾動する。ねじ込
み中に締め金具が傾動すると、締め金具は拡大代の穴を
形成するため、係合力が低下し、従って締め金具とそれ
をねじ込んだ加工物との間の保持強さが低下する。さら
に、傾動によって締め金具は傾斜した状態でねじ込まれ
るので、締め金具が加工物の周囲表面から突出したり、
接合した部材が不整合になる不都合が発生する場合があ
る。
【0007】一部の従来形ドライバ及び締め金具はカム
アウトをほぼ解決できるように改良されているが、これ
らの締め金具はやはり締め金具及びドライバを通る中心
軸線を中心にしてある程度傾動する。ある形式の従来形
締め金具及びドライバでは、締め金具の頭の上面にくぼ
みが形成され、またそのくぼみに係合する形状にした対
応のはめ込み突起がドライバに形成されている。そのよ
うな締め金具及びドライバセットの一例として、米国特
許第3,584,667号に記載されている標準形六ロ
ーブ形TORX締め金具とそれに対応するドライバがあ
る。この標準形TORX締め金具に用いるドライバビッ
トは、横断面が同一寸法の6つの湾曲ローブを等間隔に
配置した形状であって、締め金具の頭の対応の横断面形
状のくぼみと係合する。標準形TORX締め金具の側部
は中心軸線にほぼ平行である。ドライバに対するTOR
X締め金具の固定状態は、ドライバと締め金具との間の
寸法公差に少なくとも部分的に影響され、一般的にはこ
れらの寸法公差の変動からある程度の傾動が発生する。
【0008】ドライバと締め金具との間の寸法公差は一
般的には比較的正確であるが、状況によってはわずかな
寸法の変動によっても不都合な結果が発生する。ほとん
どの締め金具はドライバで保持できるが、一回に製造さ
れる締め金具のくぼみが締め金具の許容寸法の最大寸法
で形成される一方、ドライバのビット部分がドライバの
相当に小さい許容寸法で形成されている場合、そのよう
な締め金具はドライバで保持することができないであろ
う。さらに、寸法の変動わずかで許容範囲内であって
も、締め金具をドライバでねじ込む時にはある程度の傾
動が発生する。寸法公差に関連した問題は、ドライバを
多数の締め金具のねじ込みに使用して、ドライバの外側
の、締め金具のくぼみと係合する部分の材料が摩耗した
場合にさらに重大となる。一般的に摩耗はドライバの外
側表面の材料を減少させるため、ドライバと締め金具と
の間の寸法公差の差異が増大し、密着係合度が低下す
る。
【0009】上記問題の一部を解決しようという試みの
中で、少なくとも1つの従来形締め金具及びドライバは
保持及び傾動の両方の問題を解決しようとしている。こ
の締め金具は、標準型TORX締め金具の六ローブ形構
造に類似したドライバ/締め金具係合構造となっている
と考えられる。しかしこの従来装置では、ドライバの外
側のローブにわずかならせんカーブが付けられており、
締め金具のはめ合わせ可能な形状の対応くぼみにもそれ
に対応したらせんカーブが付けられている。そのような
らせん形の表面を利用して締め金具をドライバで保持で
きるであろうが、ねじ込み終った締め金具からドライバ
を取り外すことが非常に困難であろうと考えられる。ド
ライバを締め金具から取り外すことが困難であるため、
実際には一度締め付けられた締め金具を緩めることにな
ってしまう。さらに、この形式の締め金具及びドライバ
は特殊なものであるから、このドライバは特種の形式の
締め金具しか締めつけることができず、その他の標準形
締め金具には使用できない。
【0010】従って、締め金具をねじ込む間、締め金具
を保持して傾動を防止できるドライバを提供することが
好ましい。さらに、締め金具を保持して傾動を減らすと
共に、標準形締め金具に使用できるドライバを提供する
ことが望まれる。
【0011】以下に詳細に説明するように、本発明は上
記問題点を解決することができる。すなわち、本発明
は、端部で締め金具を保持し、ねじ込む間の締め金具の
傾動を防止し、また締め金具から簡単に取り外すことが
でき、特殊形式でない標準形の締め金具のねじ込みに用
いることができるドライバを提供する。
【0012】本発明の目的は、端部で締め金具を保持す
ることができると共に、ねじ込み中に締め金具に発生す
る傾動の度合いを軽減することができ、更に、標準形金
具のねじ込みに用いることができるドライバを提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、ドライバの
軸部の自由端部の前記軸に沿った外表面に、締め金具側
の対応形状のくぼみと係合可能な、交互に凹凸を形成す
る多数の部分的円筒形表面を設け、更に、その多数の部
分的円筒形表面の2つの凸面間に、前記締め金具のくぼ
みに形成された対応する凸状の部分的円筒形表面と係合
可能な弾性体の締め金具保持部材を設けて成る。
【0014】その締め金具保持部材は、前記ドライバの
中心軸線にほぼ直行する方向における前記自由端部に形
成されたキー溝に対して着脱可能に取り付けられる。
【0015】前記締め金具保持部材は、前記多数の部分
的円筒形表面の凸面に沿って取り付けられる形状とする
ことも可能である。
【0016】
【作用】図3で示すように、締め金具のくぼみの形状に
対して、ドライバの軸部の自由端部に設けた交互に凹凸
を形成する多数の部分的円筒形表面を係合させると、弾
性体の締め金具保持部材が、締め金具のくぼみに形成さ
れた対応する凸状の部分的円筒形表面に、その端面が圧
縮された状態で係合するので、双方にガタツキが生じな
くなり、従って、締め金具がドライバの軸端部で保持さ
れる。その保持によって、双方の係合が緊密となるの
で、締付操作中に締め金具に傾動が生じることも軽減さ
れる。
【0017】
【実施例】図1は、締め金具22と、それにはめ合わせ
る位置にあるドライバ20との部部側面図であって、締
め金具22の頂部にくぼみ24が形成されており、これ
はドライバ20の軸部30の自由端部28に形成された
ビット部分26とはめ合わせ可能である。ビット軸線3
2は軸部30を通り、締め金具22の中心軸線34とほ
ぼ一致している。ドライバ20のビット部分26を締め
金具22のくぼみ24にはめ込むと、ビット軸線32の
回転トルク(矢印36で表されている)が締め金具22
に伝達されるため、締め金具22が中心軸線34の回り
に回転する。
【0018】図2は図1の2−2線に沿ったドライバ2
0の端面図であって、そこに示されているように、ビッ
ト部分26には多数の凹凸を結合した部分的円筒形表
面、すなわちビット溝38及びビットローブ40が設け
られている。図2に示されている特殊な実施例では、6
つのビット溝38と6つのビットローブ40とが設けら
れ、一般的に六ローブ形と呼ばれている。ビット溝38
及びビットローブ40の湾曲軸線41(図1参照)は、
相互に平行であると共に、中心軸線34及びビット軸線
32とも平行である。
【0019】ビット部分26の自由端部28には、締め
金具保持手段44を収納する内孔すなわちキー溝42が
設けられており、そのローブ締め金具保持手段44は、
保持部46と、この保持部46に取り付けられたステム
部48とから成る。その保持部46の幅寸法50はステ
ム部48の幅寸法52よりも一般的に大きくなってお
り、幅寸法50が幅寸法52よりも大きいことによって
締め金具保持手段44をキー溝42内で保持し易くなっ
ている。締め金具保持手段44は、その外表面とキー溝
42との締まりばめできるように形成されている。
【0020】保持手段44は、デュロメータ固さが約4
0である弾性圧縮可能な素材で形成された一体部材であ
る。このような保持手段44は、キー溝42の横断面の
形状に押し出し、鋳込みまたはその他の成形方法で形成
される。
【0021】図2及び3を参照しながら説明すると、キ
ー溝42は少なくとも1つのビット溝38内に形成され
て、ステム部48が2つの隣接ビットローブ40間から
外向きに延出し、2つの隣接ビットローブ40間のステ
ム部48の露出端部に形成された係合表面56が、くぼ
み24の内側に形成された対応の締め金具ローブ58と
圧縮接触する。
【0022】図3に示されているように、ドライバ20
が締め金具22と係合している時、くぼみ24と外側表
面54と内側表面60とはそれぞれ協働できるように係
合している。凸状のビットローブ40は締め金具側の凹
状の溝62と協働可能にはめ合わされて確実に係合する
ため、ドライバ20に加えられた回転トルク36は非常
に効果的に締め金具22に伝達される。ドライバ20と
締め金具22のくぼみ24との間のある程度の寸法差
は、製造上の寸法公差のために不可避である。一般的
に、寸法公差によって締め金具くぼみ24の方がドライ
バよりも大きくなっている。
【0023】ビット部分26とくぼみ24との間の寸法
差の影響を最小限に押えるため、本発明は締め金具保持
手段44の係合表面56をそれが突出しているビット溝
38とそれが係合する締め金具側のローブ58との間で
圧縮することによって寸法差を集積させている。ステム
部48の係合表面56は、締め金具22をビット部分2
6で保持し得る状態で係合させることができるように変
形する。集積寸法差によって、くぼみ24の内側表面6
0の一部とビット部分26の外側表面56との間に隙間
64が生じ、この隙間64はビット部分26とくぼみ2
4との係合にほとんど影響を与えず、変形した係合表面
56が締め金具22をドライバ20と係合した状態で保
持する。
【0024】図4で示されるように、締め金具保持手段
44は、キー溝42とほぼ同じ横断面形状を備えてい
る。前述したように、締め金具保持手段44とキー溝4
2との間に締まりばめが発生するので、通常の締め金具
ねじ込み作業中は保持手段44はキー溝42内に固定さ
れている。必要時、例えば摩耗したり破損した場合、保
持手段44をキー溝42から取り外して新しい保持手段
に取り替えることができる。
【0025】図5及び6は、図4に示されている保持手
段44と同様な横断面形状を備えた保持手段44を用い
た変更実施例を示し、図7は、ローブ間締め金具保持手
段44を収容するための内孔がビット部分に形成されて
いない別の変更実施例を示す。
【0026】図5及び6に示されている変更実施例で
は、キー溝42aのキー溝通路66がビット軸線32に
ほぼ直交している。図5の変更実施例のキー溝42a
は、ビット部分26の1つのビット溝38内にビット軸
線32にほぼ直交する方向に設けられている。図6に示
されている変更実施例のキー溝42aは、向き合った2
つの凹状のビット溝38に貫設されている。
【0027】本発明のさらなる変更例が図7に示されて
いる。この変更実施例は、締め金具保持手段44を設け
るためにビット部分26から材料を取り除く必要がな
い。図7に示されている変更実施例は、図1〜6に示さ
れている実施例と同じ機能を達成するために同じ原理を
用いているが、この変更実施例はドライバ20の外側表
面に取り付けられている。締め金具保持手段44と同様
に機能する図7の変更形締め金具保持手段44aの構成
部材は、同じ参照番号にaを付けて表わされている。
【0028】締め金具保持手段44aは、ドライバ20
の軸部30の周囲に固定されている。保持部46aは、
軸部30の外側表面68と円周で保持係合する保持リン
グ67として形成されている。ステム部48aは2つの
凸状の部分円筒形表面の凹み38において保持部46a
からほぼ直交方向に、ビット軸線32にほぼ平行に延出
するように保持部46aに取り付けられた細長い湾曲フ
ィンガ69である。湾曲部70が円筒形表面凹状部38
内に位置しているステム部48aに沿って間隔をおいて
ビット軸線32にほぼ直交する方向に形成されている。
湾曲部70は、ドライバ20を締め金具22にはめ合わ
せた時に締め金具22のくぼみ24内に形成された対応
の凸状の部分円筒形表面に対してばね力を生じ、このよ
うなステム部48aの湾曲表面70によって生じたばね
力が締め金具22をドライバ20上に固定して、傾動を
最小限に押えることができる。
【0029】図7に示されている締め金具保持手段44
aは、一般的に湾曲部70のように適当に湾曲させた時
にばね力を発生することができる適当な可撓性を備えた
硬質材で形成されている。固定部46aは、それを取り
付ける軸部30の外側表面68の外径とほぼ同じ大きさ
に形成されている。また、湾曲部70は一般的に、少な
くとも自由端部74付近に形成された凸状湾曲部72
と、自由端部74の反対側の端部付近に形成された凹状
湾曲部76とを含んでいる。凹状湾曲部76は、ビット
溝38内に形成された傾斜結合表面78と係合すること
によってさらなる保持力を与えるため、ステム部48a
がそれの配置されている凹状の部分円筒形表面38の湾
曲軸線41に平行に移動する距離が制眼される。一般的
に、自由端部74はビット軸線32の方向へ内側に向か
うように設けられて、ビット部分26を締め金具22の
くぼみ24にはめ込む時に邪魔にならないで簡単に挿入
できるようにしている。
【0030】使用の際には、ドライバ20に形成された
ビット部分26が、締め金具22に形成されたくぼみ2
4と協働可能に係合する。くぼみ24及びビット部分2
6の表面には、協働可能に係合する交互に凹凸を結合し
た部分円筒形表面38、40が形成されている。ビット
部分26の自由端部28にはキー溝42が形成されてい
る。キー溝の少なくとも一部分は、2つの凸状部分円筒
形表面40の間の凹状部分円筒形表面38内を通ってい
る。締め金具保持手段44は、ビット部分26内に形成
されたキー溝42の形状とほぼ同じ形状の一体部材とし
て弾性圧縮可能な素材で形成されている。締め金具保持
手段44はキー溝42内に固定され、締め金具保持手段
44の係合表面56が2つの隣接凸状部分円筒形表面4
0間においてビット部分26から一定距離だけ突出す
る。
【0031】締め金具保持手段44aも一体部材として
形成できるが、これはドライバ20の外側に固定される
ため、ビット部分26の自由端部28から材料を取り除
く必要がない。保持部46aは軸部30の外側表面68
の周囲に協働可能に形成されている。ステム部48aは
2つの隣接凸状部分円筒形表面40間において保持部4
6aから突出しており、締め金具くぼみ24内に形成さ
れた対応の凸状部分円筒形部分によって圧縮された時に
ばね力を発生する湾曲部70が設けられている。
【0032】両実施例に示されている締め金具保持手段
44は、ビット部分26が締め金具くぼみ24にはめ込
まれた時にビット部分26上で締め金具を取り外し可能
にしっかり保持する。そのようにはめ込まれた時、締め
金具保持手段44、44aは、間にそれを固定可能に配
置している2つの隣接凸状部分円筒形表面40間で圧縮
される。係合表面56の圧縮によって発生したばね力
が、ビット部分26とくぼみ24との間に締まりばめを
発生させる。締まりばめは、締め金具22をドライバ2
0上に固定すると共に、締め金具22をドライバ20に
よってねじ込む時の傾動をなくすことができる。締め金
具保持手段44によってビット部分26の外側表面54
と締め金具くぼみ24の内側表面60との間の集積寸法
差64をほぼなくすことができるため、傾動が排除され
る。保持手段44はビット軸線32と中心軸線34とを
平行に整合させるため、2つの軸線32、34間の角度
ずれ及び傾動を防止することができる。また、ドライバ
20は同軸的に挿入可能であり、ビット軸線32は締め
金具22の中心軸線34と同軸的に、またビット溝38
及びビットローブ40の湾曲軸線41は平行になるた
め、ビット部分26をくぼみ24から抜取る時にねじ込
まれている締め金具22の保持力が緩むことはない。
【0033】以上に本発明の好適な実施例を説明してき
たが、当業者であれば本発明の範囲内において様々な変
更を加えることができることは明らかであろう。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は、ドラ
イバの軸部の自由端部に設けた交互に凹凸を形成する多
数の部分的円筒形表面を締め金具のくぼみと係合させる
際に、弾性体の締め金具保持部材が、締め金具のくぼみ
に形成された対応する凸状の部分的円筒形表面に、その
端部が圧縮された状態で、係合するから双方のガタツキ
が生じなくなり、従って、ドライバの軸端部で締め金具
が保持される。
【0035】その保持によって双方の係合の緊密度が増
大するので、締付操作中に締付金具に傾動が生ずること
が軽減される。また、本発明による締め金具保持手段は
特殊な締め金具であることを要せず、標準形のものに使
用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】締め金具の端部に形成されたくぼみと、そのく
ぼみにはめ合わせる位置にあるドライバのビット部分の
部分側面図
【図2】図1の2−2線に沿ったドライバの端面図
【図3】図1の3−3線に沿った部分断面図であって、
図1に示されているドライバのビット部分と締め金具の
くぼみとが係合している状態を示す。
【図4】ドライバの端部の分解斜視図であって、軸線が
ドライバの中心軸線とほぼ同軸的になっている締め金具
保持部材がドライバの端部に形成されたキー溝から取り
外されている状態を示す。
【図5】軸線がドライバの中心軸線にほぼ直交するよう
に形成されたキー溝内に締め金具保持部材が固定されて
いるドライバの端面の斜視図
【図6】図5に示されているドライバの端部の分解斜視
【図7】キー溝を必要としない締め金具保持部材を用い
た本発明の変更実施例の斜視図である。
【符号の説明】
20 ドライバ 22 締め金具 24、24a くぼみ 26 ビット部分 28 自由端部 30 軸部 32 ビット軸線 34 中心軸線 36 回転トルク 38 ビット溝(凹状部分円筒形表面) 40 ビットローブ(凸状部分円筒形表面) 41 湾曲軸線 42、42a、42b キー溝 44、44a 締め金具保持部材 46、46a 保持部 48、48a ステム部 50 保持部の幅寸法 52 ステムの幅寸法 54 外側表面 56 係合表面 58 締め金具側の凸部 60 内側表面 62 溝 64 隙間 66 キー溝の通路 68 外側表面 69 湾曲フィンガ 70 湾曲部 74 自由端部 76 凹状湾曲部 78 傾斜結合表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローランド ウイリアム カナー アメリカ合衆国 35976 アラバマ州 グ ンタースヴィル ワイエス ドライブ 3600

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部と、 その軸部の自由端部と、 その自由端部の前記軸に沿った外表面に設けた、締め金
    具の対応形状のくぼみと係合可能な、交互に凹凸を形成
    する多数の部分的円筒形表面と、 その多数の部分的円筒形表面のうちの2つの凸面間に設
    けた、前記締め金具のくぼみに形成された対応する凸状
    の部分的円筒形表面と係合可能な弾性体の締め金具保持
    部材と、 からなる締め金具保持手段つきドライバ。
JP3218126A 1990-05-22 1991-05-21 締め金具保持手段つきドライバ Pending JPH08187674A (ja)

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