JPH0818692B2 - 耐火煉瓦立体パイル払い出し装置 - Google Patents

耐火煉瓦立体パイル払い出し装置

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JPH0818692B2
JPH0818692B2 JP63016576A JP1657688A JPH0818692B2 JP H0818692 B2 JPH0818692 B2 JP H0818692B2 JP 63016576 A JP63016576 A JP 63016576A JP 1657688 A JP1657688 A JP 1657688A JP H0818692 B2 JPH0818692 B2 JP H0818692B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種産業特に鉄鋼業に用いられる転炉を始
めとする窯炉の構造及び補修における耐火煉瓦立体のパ
イル払い出し装置に関する。
〔従来の技術〕 周知の通り、窯炉に用いられる耐火煉瓦は数量が極め
て多いために、運搬に際して一定数量の耐火煉瓦をパレ
ット上に積み重ねて梱包し、フォークリフト等の運搬機
器を用いて移送したのち開梱してコンベヤ等の搬送機器
を用い個々に所望場所に搬送する手段が採用されてい
る。
而して、コンベヤに個々の耐火煉瓦を払い出すに当
り、省力化と能率向上のため種々の払い出し装置が開発
されており、例えば特開昭52−133804号公報には、転炉
リライニング装置に耐火煉瓦を供給するための前処理装
置即ち払い出し装置(以下A発明という)が開示されて
いる。
前記A発明はすべり金具を介して積み重ねられた耐火
煉瓦をテーブルリフタ上に載置し、搬送コンベヤのレベ
ルよりやや上方の位置に押し上げた時点で該耐火煉瓦を
係止爪に引っ掛けて前記搬送コンベヤに送り出すプッシ
ャ装置を搬送経路に沿って複数台並設した払い出し装置
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記A発明はプッシャ装置がテーブルリフタの直上に
位置し油圧モータによってスプロケットを介し無端チェ
ーンを駆動し、該無端チェーンに固着された係止爪によ
って耐火煉瓦を個々に引き落とす機構であるために、装
置として複雑高価で保守費が嵩むという課題があり、ま
た耐火煉瓦の各層を隔てて滑りを良くするためのすべり
金具の取り除きに人手を要し、これを自動化するには前
述のプッシャ装置自体が設備的な制約となって装置が複
雑化すると言う課題がある。
また、近時転炉耐火ライニングの築造または補修にあ
たり、作業期間を可能な限り短縮化しコストを引き下げ
る要請が強くなり、大型化例えば70〜80kgの単量を有
し、長さも1000〜1200mmの巨大な耐火煉瓦を5秒に1個
の割合で転炉炉底まで搬送することが要望され、しかも
搬送時間誤差が±0.2秒というような条件が課せられる
状況になった結果、前述のA発明では制御が著しく困難
で、前述の要請に対応出来ないと言う課題がある。
本発明はパレット上に所定形状に積み上げられた耐火
煉瓦のブロック体即ち立体パイルを人手を必要とするこ
と無く効率的に搬送コンベヤに払い出すことが可能であ
って、しかも装置的に極めて頑丈であり保守点検が容易
で、かつ設備費も低廉な耐火煉瓦立体パイル払い出し装
置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的に沿う請求項1記載の耐火煉瓦立体パイル払
い出し装置は、耐火煉瓦の立体パイルを移動自在に搬送
する受入ローラコンベヤと、該受入ローラコンベヤから
移送される前記立体パイルを水平移動及び昇降自在に受
け入れるテーブルリフタローラコンベヤと、該テーブル
リフタローラコンベヤの移送方向と直交する方向に固設
された搬送コンベヤと、前記テーブルリフタローラコン
ベヤ上の前記立体パイルの耐火煉瓦を単位層毎に前記搬
送コンベヤ上に押し出す押し出しシリンダー装置と、前
記テーブルリフタローラコンベヤの上方に突出したビー
ムと該ビームに走行自在に乗架されかつ昇降自在な吸着
パッド装置を搭載した台車及び該台車の走行駆動装置を
備えたクレーン装置とを有し、更に、前記クレーン装置
の台車移動範囲に立体パイルの敷板及びパレットの回収
リフタが設けられている。
また、請求項2記載の耐火煉瓦立体パイル払い出し装
置は、請求項1記載の装置において、前記クレーン装置
の吸着パッド装置が、パレット押し出し金具を備え、か
つ回収リフタが昇降及び停止位置自在に構成され、該回
収リフタの受け入れレベルがテーブルリフタローラコン
ベヤの上限レベルと同一レベルに保持可能に構成されて
いる。
〔作用〕
前記のように構成された耐火煉瓦立体パイル払い出し
装置は、受入ローラコンベヤに耐火煉瓦立体パイル(以
下、立体パイルという)をフォークリフト等の運搬装置
で載置したのち、立体パイルのままテーブルリフタロー
ラコンベヤに移送できるので、大量の耐火煉瓦を効率的
に送給することができる。
次に、前記テーブルリフタローラコンベヤは立体パイ
ルを受け入れると同時に水平移動でき、かつ昇降できる
ので、受け入れた耐火煉瓦の寸法に応じて押し出しのた
めの適切な位置設定が可能である。
即ち、耐火煉瓦が1000〜1200mm長さの所謂長尺物であ
っても、170〜230mm長さの短尺物であっても単一の押し
出しシリンダー装置で正確に搬送コンベヤ上に単位層毎
に押し出すことが出来る。
さらに、クレーン装置は昇降自在な吸着パッド装置と
該吸着パッド装置を搭載しビーム上を移動自在に走行す
る台車を備えているので、立体パイルにおいて耐火煉瓦
の各層を区分している敷板を迅速正確に人手を必要とす
ることなく取り除き、押し出しシリンダー装置による耐
火煉瓦の押し出しを円滑に行うことを可能とする。
さらにまた、テーブルリフタローラコンベヤ上の立体
パイルの耐火煉瓦各層押し出しレベルが搬送テーブルの
搬送レベルと一致した時点で押し出しシリンダー装置が
作動するように構成されているので、押し出し操作がさ
らに円滑に耐火煉瓦の配列の乱れが全く生じない。
また、クレーン装置の台車移動範囲に敷板及びパレッ
トの回収リフタが設けられているので、吸着パッド装置
により運搬されてくる敷板及びパレットを順序良く整然
と受け取ることが可能になり、払い出し作業がより能率
的になり、敷板及びパレットを順序良くフォークリフト
等によって積み降ろして所要場所に短時間に運搬するこ
とが出来る。
さらに、吸着パッド装置がパレット押し出し金具を備
えており、かつ回収リフタが昇降及び停止位置自在に構
成され、さらに該回収リフタの受け入れレベルがテーブ
ルリフタローラコンベヤの上限レベルと同一レベルに保
持可能に構成されている場合には、吸着パッド装置によ
る押し出しの横送りのみでパレットを回収リフタに移載
できるので、払い出し操作が迅速にでき、かつ作業も自
動化され安全性も格段に高まる。
〔実施例〕
本発明に係る耐火煉瓦立体パイル払い出し装置は、耐
火煉瓦を搬送に便利な集合体つまり立体パイルとして取
り扱うので、まず該立体パイルについて説明する。
第5図、第6図は立体パイル1の平面図及び正面図
で、単位耐火煉瓦2a〜2jは周知の通り先端が幅狭で後端
が払広な台形型をしているため層別に並べる場合は、第
5図に示すように互い違いに置かれ、第6図に示すよう
に、所定の高さに複数層積み重ねられる。
而して、説明の便宜上、各単位層を符号3a〜3eで示
す。
第6図において、4a〜4dは単位層3a〜3dを支承すると
共に、各単位層3a〜3eを仕切る敷板で、木質の合板や金
属板あるいはプラスチックスで補強された木製板もしく
は繊維補強されたプラスチックス板などが好適に用いら
れる。
5はパレットで、周知のごとく木、金属、プラスチッ
クス等の剛性を有する枠体で構成され、フォークリフト
のフォークが差し込めるように製作されている。
而して、前記単位耐火煉瓦2a〜2jに代表されるように
耐火煉瓦を所望数並列に揃え、また単位層3a〜3eに代表
されるように単位層を所望数積み重ね密な立方体として
取り扱うことが耐火煉瓦の払い出しに最も適当であるこ
とは前述の通りであり、その意味で本発明では前記耐火
煉瓦のパイルを立体パイルと言う。
次に、第1図は本発明に係る耐火煉瓦立体パイル払い
出し装置Aの概略斜視図で、立体パイル1aは受入ローラ
コンベヤ6上にフォークリフト7によって移載され、立
体パイル1bに示すように移動し、ついでテーブルリフタ
ローラコンベヤ8上の立体パイル1cのように位置せしめ
られる。
前記テーブルリフタローラコンベヤ8は立体パイル1c
を左右(水平)及び上下方向自在に移動せしめる機能を
備えているので、押し出しシリンダー装置Bの押し出し
レベル及び左右方向と一致するように前記立体パイル1c
の位置決めを行う。
次に、押し出しシリンダー装置Bを作動させると、前
記耐火煉瓦を単位層毎に搬送コンベヤ9上に押し出すこ
とができる。
前述のように前記単位層毎に、耐火煉瓦の押し出しが
円滑に行われるより滑り機能を備えて耐火煉瓦を支承し
ている敷板が介在しているので、耐火煉瓦単位層を押し
出したのち、該敷板を迅速に取り除かないと次の単位層
を押し出すことが出来ない。
そこで、吸着パッド装置Cを用いて敷板(図示せず)
を吸着し、耐火煉瓦の押し出しに支障を与えない場所に
運搬する。
第1図において、10はテーブルリフタローラコンベヤ
8の上方に突出したビームで、11は前記吸着パッド装置
Cを搭載し、走行駆動装置(図示せず)を介して前記ビ
ーム10上を走行自在に移動する台車である。
12は回収リフタで、破線で示す13は敷板を載置する受
け棚を示し、14はパレット(図示せず)の受け台を示
す。而して、前記単位層を押し出したのち前記押し出し
シリンダー装置Bが後退し、露呈した敷板を吸着パッド
装置Cの吸着パッドが下降し敷板を吸着し、ついで上方
に吊り上げた時点で台車11が回収リフタ12の上方まで移
動し、受け棚13に前記敷板を載置する。
以上の動作は、各種の制御機構、例えば光電検出器と
シーケンス制御装置等を利用することにより自動的に作
動せしめることが可能であり、制御の詳細については説
明を省略する。
次に、第2図は説明の都合上、立体パイルを載置して
いない時の耐火煉瓦立体パイル払い出し装置Aを示す概
略斜視図であって、前記押し出しシリンダー装置Bは、
押し出しロッド15a、15b及び押し出しシリンダー16と押
し板17から構成されており、支持架台18に載置され、前
述のようにテーブルリフタローラコンベヤ8の移送(左
右)方向と直交する方向に耐火煉瓦の単位層を押し出す
ように作動する。
また、クレーン装置Dは、吸着パッド装置Cを搭載し
た台車11、台車11を走行自在に支持するビーム10及び無
端チェーン19、スプロケットホイール20、駆動原動機21
からなる走行駆動装置Eから構成されている。
なお、22は前記無端チェーン19のガイドフレームで、
23はビーム10を支持柱(図示せず)に取りつけるための
支持金具である。
次に、第3図、第4図は本発明に係る耐火煉瓦立体パ
イル払い出し装置の概略平面図及で概略正面図であっ
て、第1図、第2図と同一符号のものは同一部材であっ
て、説明を一部省略する。
第3図において、24はビーム10の一端を支承する支持
装置であって、前記支持金具23と共にクレーン装置Dを
適宜な高さに支持する。
また、第3図において、テーブルリフタローラコンベ
ヤ8の上部ローラ25は一部図示を省略している。
次に、第4図において、C1、C2、C3はそれぞれパレッ
ト押し出し位置、敷板吸着位置、敷板載置位置における
吸着パッド装置を示す。
而して、パレット押し出し位置C1について図に示すよ
うに、吸着パッド装置Cは吸着パッド26a、26bが先端に
装着されている伸縮自在な吸着ロッド27a、27bと昇降シ
リンダー28及び吸着ロッド27a、27bの先端部に横架され
ているパレット押し出し金具29から構成されている。
さて、敷板吸着位置C2について図に示すように、前記
昇降シリンダー28を作動させて吸着ロッド27a、27bを下
降させ、吸着パッド26a、26bで敷板4aを吸着し、ついで
上昇せしめた時点で前述のように、走行駆動装置Eを作
動させ、敷板載置位置C3で示すように、回収リフタ12の
真上において吸着を解除し、敷板4aを受け棚13上に載せ
る。
ついで、テーブルリフタローラコンベヤ(以下単にテ
ーブルという)8を上昇させ、単位層の上段が光電検出
器H1、H2を作動させた時点で、該テーブル8を停止させ
て、前述の上段単位層のレベルを押し出しレベルに一致
させる。この押し出しレベルは前述のように、搬送コン
ベヤ9の搬送レベルと一致するよう設定されているの
で、次に押し出しシリンダー装置Bを作動させると、単
位層の耐火煉瓦はすべて立体パイル1cから搬送テーブル
9に移載される。
以上のようにして、立体パイル1cの各単位層の移載を
繰り返すと最後にパレット5a1のみが残る。
そこで、走行駆動装置Eを作動してパレット押し出し
位置C1で示す位置に移動し、吸着ロッド27a、27bを下降
してパレット押し出し金具29とパレット5a1との高さ方
向のレベルが一致した時点で、前記台車11を移動してパ
レット押し出し金具29でパレット5a1を押しながら回収
リフタ12の受け入れパレット30上に前記パレット5a1
移乗させ、回収リフタ12上のパレット5a1が光電検出器H
3を作動させた時点で、回収リフタ12を下降させ、該光
電検出器H3が復帰した時点で下降を停止させると、パレ
ット5a1の上面は次の立体パイル1bのパレットを受け入
れることが可能なレベルにセットされることとなる。
このように、本発明では回収リフタ12の受け入れレベ
ルがテーブルリフタローラコンベヤ8の押し出しレベル
と同一レベルに保持可能に構成されている。
而して、第4図において、31は受入ローラコンベヤ6
の駆動装置、32はテーブルリフタローラコンベヤ8の駆
動装置、33は敷板の積み上げ用の当て板である。
〔発明の効果〕
本発明の耐火煉瓦立体パイル払い出し装置は、前述の
ように構成されているので、フォークリフトで運搬され
て来る立体パイルの耐火煉瓦を単位層毎に搬送コンベヤ
に短時間かつ効率良く払い出すことが可能であり、また
前記払い出しに加えて敷板及びパレットの取り除き運搬
もすべて人手を煩わすこと無く実施できる。
即ち、受入ローラコンベヤは耐火煉瓦を立体パイルの
状態において、その形状を保持したまま、テーブルリフ
タローラコンベヤに移送するので、その運搬能率は非常
に大きい。
次に、テーブルリフタローラコンベヤは立体パイルの
状態において移動(水平)及び昇降自在なので、耐火煉
瓦の寸法及び複数積み(短尺耐火煉瓦を、例えば2列も
しくは3列に並べる積み方)や単列積みの如何にかかわ
らず、押し出しシリンダー装置で正確に搬送コンベヤに
単位層毎に押し出すことが可能である。
また、クレーン装置はテーブルリフタローラコンベヤ
の上方に突出したビームを走行自在に移動する台車及び
該台車に搭載された昇降自在な吸着パッド装置から構成
されているので、立体パイルの敷板及びパレットを効率
よく取り除くことが出来るため、耐火煉瓦の払い出しを
迅速かつ円滑に実施することを可能とする。
また、テーブルリフタローラコンベヤ上の立体パイル
の耐火煉瓦各層押し出しレベルが、搬送コンベヤの搬送
レベルと一致した時点で押し出しシリンダー装置が作動
するように構成されているので、払い出し操作の効率と
安全性が高い。
また、クレーン装置の台車移動範囲内に立体パイルの
敷板及びパレットの回収リフタが設けられているので、
敷板及びパレットの受け入れが効率的で移動運搬に便利
で回収時間の短縮が可能である。
さらに、吸着パッド装置がパレット押し出し金具を備
え、かつ回収リフタが昇降及び停止位置自在で、さらに
回収リフタの受け入れレベルがテーブルリフタローラコ
ンベヤの押し出しレベルと同一レベルに保持可能に構成
されている場合には、パレットの回収がさらに高能率化
され、回収作業の安全性も良く,また設備的にも非常に
コスト安に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る耐火煉瓦立体パイル払い出し装置
の概略斜視図、第2図は立体パイルを載置していない時
の耐火煉瓦立体パイル払い出し装置の概略斜視図、第3
図、第4図は耐火煉瓦立体パイル払い出し装置の概略平
面図及び正面図、第5図、第6図は立体パイルの平面図
及び正面図である。 〔符号の説明〕 1、1a〜1c……立体パイル、2a〜2j……単位耐火煉瓦、
3a〜3e……単位層、4a〜4d……敷板、5、5a1……パレ
ット、A……耐火煉瓦立体パイル払い出し装置、6……
受入ローラコンベヤ、7……フォークリフト、8……テ
ーブルリフタローラコンベヤ、B……押し出しシリンダ
ー装置、9……搬送コンベヤ、C……吸着パッド装置、
C1……パレット押し出し位置、C2……敷板吸着装置、C3
……敷板載置位置、10……ビーム、11……台車、12……
回収リフタ、13……受け棚、14……受け台、D……クレ
ーン装置、15a、15b……押し出しロッド、16……押し出
しシリンダー、17……押し板、18……支持架台、19……
無端チェーン、20……スプロケットホイール、21……駆
動原動機、E……走行駆動装置、22……ガイドフレー
ム、23……支持金具、24……支持装置、25……上部ロー
ラ、26a、26b……吸着パッド、27a、27b……吸着ロッ
ド、28……昇降シリンダー、29……パレット押し出し金
具、30……受け入れパレット、31……駆動装置、32……
駆動装置、33……当て板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐火煉瓦の立体パイルを移動自在に搬送す
    る受入ローラコンベヤと、 該受入ローラコンベヤから移送される前記立体パイルを
    水平移動及び昇降自在に受け入れるテーブルリフタロー
    ラコンベヤと、 該テーブルリフタローラコンベヤの移送方向と直交する
    方向に固設された搬送コンベヤと、 前記テーブルリフタローラコンベヤ上の前記立体パイル
    の耐火煉瓦を単位層毎に前記搬送コンベヤ上に押し出す
    押し出しシリンダー装置と、 前記テーブルリフタローラコンベヤの上方に突出したビ
    ームと該ビームに走行自在に乗架されかつ昇降自在な吸
    着パッド装置を搭載した台車及び該台車の走行駆動装置
    を備えたクレーン装置とを有し、 更に、前記クレーン装置の台車移動範囲に立体パイルの
    敷板及びパレットの回収リフタが設けられていることを
    特徴とする耐火煉瓦立体パイル払い出し装置。
  2. 【請求項2】前記クレーン装置の吸着パッド装置が、パ
    レット押し出し金具を備え、かつ回収リフタが昇降及び
    停止位置自在に構成され、該回収リフタの受け入れレベ
    ルがテーブルリフタローラコンベヤの上限レベルと同一
    レベルに保持可能に構成されている請求項1記載の耐火
    煉瓦立体パイル払い出し装置。
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