JPH0818685B2 - 濾過器運搬台車 - Google Patents
濾過器運搬台車Info
- Publication number
- JPH0818685B2 JPH0818685B2 JP1145095A JP14509589A JPH0818685B2 JP H0818685 B2 JPH0818685 B2 JP H0818685B2 JP 1145095 A JP1145095 A JP 1145095A JP 14509589 A JP14509589 A JP 14509589A JP H0818685 B2 JPH0818685 B2 JP H0818685B2
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Description
に関するものである。
るために経済的で、半導体、医薬、食品等の分野で広く
使用されている。濾過器の運搬はポリエチレンの袋に入
れて、緩衝材の入った段ボール箱に入れているが、最近
では100本近い濾過器を1ケ所で使用することが多くな
り、梱包費用がかさむだけでなく、梱包材料の処理が問
題となりユーザーに濾過器を納入した後、梱包材料を持
ち帰って、産業廃棄物として処理することが時々発生し
ている。梱包材料を持ち帰っても、濾過器の取り出し時
に緩衝材の発泡スチロールが一部破損するため、再使用
ができず、非常に不経済であるだけでなく、濾過器1本
1本を段ボールで梱包すると容積が大きくなり、トラッ
クへの積載効率も悪いという問題点があった。
た結果、運搬台車上に載置する支持部材として、濾過器
の外筒の径とほぼ同一の径をもつ半円状切欠部を表面に
複数個一定間隔で設けた支持部材を使用し、該切欠部に
直接濾過器を載せ、該濾過器の上に更に、支持部材を積
み重ねることによって、濾過器を多段に積み重ね、全体
を台車に固定すれば、濾過器を必要な本数だけ容易且つ
安全に保存、運搬できることを見い出し本発明を完成さ
せた。
のせる濾過器支持部材とからなる濾過器運搬台車であっ
て、支持部材として表面に、濾過器の外筒の径とほぼ同
一の径をもつ半円状切欠部を一定間隔で複数個設けた支
持部材を使用し、該切欠部に濾過器を載せ、該濾過器の
上に支持部材を積み重ねることによって、濾過器を多段
に積み重ね可能とした濾過器運搬台車において、最下段
に使用する支持部材は、上面のみに半円状切欠部をもつ
支持部材であり、中間に使用する支持部材は上下両面に
半円状切欠部を設けた支持部材であり、最上段に使用す
る支持部材は下面にのみ半円状切欠部を設けた支持部材
であり、切欠部には発泡シートやゴム等のずれ防止用緩
衝材が貼り付けされていることを特徴とする。
持部材を最下段に使用し、中間には上下両面に半円状切
欠部を設けた支持部材を積み重ねることによって濾過器
を多段に積み重ね、必要な段数になったら、最上段は下
面にのみ半円状切欠部を設けた部材を重ねるのが好まし
い。
木製又はプラスチック製のものを用い、濾過器の外筒
を、該支持部材の半円状切欠部で上下からはさみつけ
て、該濾過器が運搬時に移動しないように固定する。従
って切欠部の径は、該濾過器の外筒とほぼ同一の径と
し、切欠部にゴムや発泡シートを貼りつけておくと、運
搬時に濾過器が動いたり、傷ついたりすることがなく好
ましい。切欠部を多数設けるときは、濾過器が抜き出し
易いように間隔は20〜100mm位にするとよい。支持部材
は通常濾過器の端部を支えると安定であるが、支持点は
適宜変えることができる。また、支持部材には、積み重
ねた時、支持部材同志がずれないように嵌合機構を設け
ることが好ましい。
け、支持部材と台車をワイヤやベルト等で締めつければ
よいが、ラチエット式の布ベルトを用いると支持部材が
傷つくこともなく、ワンタッチで締付けや取り外しがで
きる。
車の概要を示す側面図で、金属製のフレーム1、3にキ
ャスター2を取付けて自由に移動できるようにすると共
に、運搬台車の底部フレーム3上には、第2図に示すよ
うな木製又はプラスチック製の支持部材5を載せ、該支
持部材5には濾過器6の外筒の径とほぼ同一の径をもつ
半円状切欠部7が一定間隔で設けてあり、該支持部材5
の上に濾過器を載せ、更に、この濾過器の上に、第3図
に示すような上下両面に切欠部7を設けた支持部材5を
載せる。
交互に積み重ね、最上段には第4図に示すような下面の
みに切欠部7を設けた支持部材5を載せて、全体を締付
具10で運転台車に固定する。運搬台車の巾は通路の巾や
積載するトラックの巾、積載する濾過器の数によって適
当に選択すればよい。また、上下および左右の濾過器の
間隔はできるだけつめた方が積載効率は良いが、濾過器
の積載、取り出しを考えると20〜100mm程度の間隔を設
けることが好ましい。切欠部は濾過器に直接力が加わら
ないように濾過器の径より大きくし、切欠部には発泡シ
ートやゴム等のずれ防止用緩衝材8を貼って濾過器の外
筒とほぼ同一の径とし、運搬時に濾過器がずれたり、傷
ついたりしないようにする。濾過器の積み段数は運搬本
数等によって、第3図に示す支持部材5の数を変えれば
よい。運搬台車と濾過器6、支持部材5との固定は、運
搬台車の底部フレーム3にフック取付穴9を設けてお
き、ワイヤやロープ等で締めつければよい。特にラチエ
ット式の布ベルト10を用いれば、ラチエット11を動かす
だけで、ワンタッチで締付け、取り外しができ非常に便
利である。
のフレームにずれ防止の凸部12を設けたり(第1図)、
上下に積み重ねられた支持部材に互に嵌合する凹部13と
凸部14を設けたり(第5図)、凸部材15を使用すると
(第6図)、支持部材の積載や運搬時の荷崩れの防止に
好ましい。
レームの穴4にワイヤーを取付けてクレーンで吊った
り、フォークリフトを使えばよい。
使わないで、濾過器の保管、運搬ができ、廃棄物がな
く、何回でも使用できるので経済的である。また、従来
の段ボールに比べて、保管場所をとらず、トラックへの
積載効率も大巾に向上する。
の概要を示す側面図、第2図は最下段の支持部材の側面
図、第3図は中間に入れる支持部材の側面図、第4図は
最上段の支持部材の側面図、第5図及び第6図は支持部
材のずれ防止の例を示した説明図である。 1……側部フレーム 2……キャスター 3……底部フレーム 4……穴 5……支持部材 6……濾過器 7……切欠部 8……ずれ防止用緩衝材 9……フック取付穴 10……布ベルト 11……ラチエット 12……ずれ防止凸部 13……嵌合用凹部 14……嵌合用凸部 15……嵌合用凸部材
Claims (2)
- 【請求項1】台車と台車上にのせる濾過器支持部材とか
らなる濾過器運搬台車であって、支持部材として表面
に、濾過器の外筒の径とほぼ同一の径をもつ半円状切欠
部を一定間隔で複数個設けた支持部材を使用し、該切欠
部に濾過器を載せ、該濾過器の上に支持部材を積み重ね
ることによって、濾過器を多段に積み重ね可能とした濾
過器運搬台車において、最下段に使用する支持部材は、
上面のみに半円状切欠部をもつ支持部材であり、中間に
使用する支持部材は上下両面に半円状切欠部を設けた支
持部材であり、最上段に使用する支持部材は下面にのみ
半円状切欠部を設けた支持部材であり、切欠部には発泡
シートやゴム等のずれ防止用緩衝材が貼り付けされてい
ることを特徴とする濾過器運搬台車。 - 【請求項2】台車と半円状切欠部を設けた支持部材を締
めつけるための、ラチエット式ベルトが取付けられた特
許請求の範囲第1項記載の濾過器運搬台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1145095A JPH0818685B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 濾過器運搬台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1145095A JPH0818685B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 濾過器運搬台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0313418A JPH0313418A (ja) | 1991-01-22 |
JPH0818685B2 true JPH0818685B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=15377259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1145095A Expired - Lifetime JPH0818685B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 濾過器運搬台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818685B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5351827B1 (en) * | 1993-06-25 | 1996-10-15 | Dometic Corp | Returnable packaging system for awnings |
JP4851745B2 (ja) * | 2005-08-17 | 2012-01-11 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車用排気装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5912833U (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-26 | 日大工業株式会社 | 和瓦素地の乾燥台車 |
JPS5951060A (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-24 | 石川島播磨重工業株式会社 | 管の搬送方法 |
JPH0410143Y2 (ja) * | 1987-09-25 | 1992-03-12 |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP1145095A patent/JPH0818685B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0313418A (ja) | 1991-01-22 |
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Legal Events
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