JPH08186836A - 映像信号伝送方式 - Google Patents

映像信号伝送方式

Info

Publication number
JPH08186836A
JPH08186836A JP6338848A JP33884894A JPH08186836A JP H08186836 A JPH08186836 A JP H08186836A JP 6338848 A JP6338848 A JP 6338848A JP 33884894 A JP33884894 A JP 33884894A JP H08186836 A JPH08186836 A JP H08186836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
modulation
circuit
luminance signal
luminance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6338848A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Hirai
純 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6338848A priority Critical patent/JPH08186836A/ja
Publication of JPH08186836A publication Critical patent/JPH08186836A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い周波数の信号を分離あるいは除去するフ
ィルタや高価な発光素子を用いることなく輝度信号と色
信号を分離した状態で伝送する。 【構成】 輝度信号をFM変調し、そのFM輝度信号を
色信号によりAM変調する。そして、FMオーディオ信
号及び制御信号と周波数多重し、赤外線に変換して伝送
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輝度信号(Y信号)と
色信号(C信号)を分離した状態で無線伝送又は有線伝
送する映像信号伝送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダ(以下「カムコーダ」という)で再生したビデオ信号
とオーディオ信号をテレビジョン受信機(以下「TV」
という)へ伝送する手段としては、オーディオ/ビデオ
ケーブル(以下「AVケーブル」という)で接続するこ
とが一般的である。
【0003】しかしながらカムコーダとTVとをAVケ
ーブルで接続する方法では、カムコーダの再生画像と音
声を鑑賞する度にAVケーブルの着脱を行なうことが必
要であるため、操作が煩わしいという問題点があった。
【0004】そこで、このような問題点を解決する手段
として、例えば図6に示すように、カムコーダとTVと
の間で赤外線を用いてオーディオ信号及びビデオ信号を
無線伝送する赤外線空間伝送システムが提案されてい
る。
【0005】このシステムでは、図7に示すように、送
信側では輝度信号を6〜20MHzの帯域内でFM変調
し、色信号を20〜30MHzの帯域でFM変調する。
さらに、L/Rのオーディオ信号で2.3MHzと2.
8MHzの搬送波をFM変調する。そして、これらを周
波数多重化して伝送する。受信側では、送信側の逆の処
理を行なって、輝度信号、色信号、及びL/Rのオーデ
ィオ信号を復調する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の赤外線空間伝送システムでは、受信側で20〜30
MHzという高い周波数のFM色信号を抜き出したり、
除去したりするフィルタが必要となる。また、30MH
z程度まで発光する周波数特性の良好な赤外線発光ダイ
オードが必要であるが、これは高価であり、かつ高域で
は発光出力が低下してしまう。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、高い周波数の信号を分離あるいは除
去するフィルタや高価な発光素子を用いることなく輝度
信号と色信号を分離した状態で伝送できる映像信号伝送
方式を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、輝度信号と色信号を分離した状態で伝送
する映像信号伝送方式であって、輝度信号をFM変調
し、そのFM輝度信号を色信号によりAM変調して伝送
することを特徴とするものである。
【0009】また、本発明は、前記色信号を低域に周波
数変換した信号によりFM輝度信号をAM変調するもの
である。さらに、本発明は、前記輝度信号と色信号相互
間のクロストークを防止するために、想定されるクロス
トーク成分の逆相分をFM変調前の輝度信号とAM変調
前の色信号に加えるものである。
【0010】また、本発明は、前記輝度信号と色信号相
互間のクロストークを防止するために、想定されるクロ
ストーク成分の逆相分をFM復調後の輝度信号とAM復
調後の色信号に加えるものである。
【0011】さらに、本発明は、前記輝度信号と色信号
の伝送時の劣化度合いがほぼ等しくなるようにAM変調
度を選定するものである。そして、本発明は、前記色信
号によりAM変調されたFM輝度信号を赤外線に変換し
て無線伝送又は有線伝送するものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、FM輝度信号を色信号により
AM変調して伝送するので、FM輝度信号と色信号が分
離した状態で多重され、かつ伝送帯域の利用率が向上す
る。
【0013】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて、 〔1〕第1実施例(図1、図2) 〔2〕第2実施例(図3) 〔3〕第3実施例(図4、図5) の順序で詳細に説明する。
【0014】〔1〕第1実施例 図1は本発明を適用した送信装置及び受信装置の第1実
施例のブロック図であり、図2は周波数アロケーション
を示す図である。ここで、図1(a)は送信装置、図1
(b)は受信装置を示す。
【0015】図1(a)の送信装置において、輝度信号
はプリエンファシス回路1によりエンファシスを受けた
後、FM変調回路2において、図2に示すように、シン
クチップが11.5MHz、ホワイトピークが13.5
MHzになるようにFM変調処理を受ける。このように
して生成されたFM輝度信号は、次にAM変調回路3に
おいて色信号によりAM変調処理を受ける。この場合の
AM変調度は、伝送品質劣化時、輝度信号による画質と
色信号による画質がほぼ等しく劣化するように設定する
ことが望ましい。実験によれば、FM変調回路2の周波
数偏移が2MHzの場合、AM変調度を10%前後にす
ることが妥当であった。
【0016】また、L/Rのオーディオ信号はプリエン
ファシス回路4により個別にプリエンファシス処理を受
けた後、FM変調回路5において2.3MHzと2.8
MHzの搬送波をFM変調する。なお、このプリエンフ
ァシス回路4とFM変調回路5は、L/Rの2チャンネ
ル分が用意されている。
【0017】AM変調回路3の出力信号、FM変調回路
5の出力信号、及び制御信号(LANC信号)は、合成
回路6において周波数多重化されドライバー7により増
幅されて赤外線発光ダイオード8へ送られる。
【0018】そして、図1(b)の受信装置において、
赤外線フォトダイオード11で受光された赤外線信号
は、AGCアンプ12において一定のレベルに調整さ
れ、ハイパスフィルタ13、バンドパスフィルタ14、
及びローパスフィルタ15へ送られる。ハイパスフィル
タ13は、図2に示す6〜20MHzの映像信号成分を
抜き出すものである。同様に、バンドパスフィルタ14
は2.3MHz付近と2.8MHz付近のオーディオ信
号成分を抜き出すものである。また、ローパスフィルタ
15は制御信号(例えば9.6kHzのLANC信号)
を抜き出すものである。
【0019】ハイパスフィルタ13で抜き出された映像
信号成分は、リミッタ16へ送られ、ここでAM変調成
分が除去される。そして、FM復調回路17で輝度信号
が復調され、ディエンファシス回路18でディエンファ
シスを受け、元の輝度信号に復元される。また、ハイパ
スフィルタ13で抜き出された映像信号成分は、AM復
調回路19へ送られ、ここで色信号が復調される。
【0020】バンドパスフィルタ14で分離されたオー
ディオ信号成分は、リミッタ20で振幅変動成分が除去
され、FM復調回路21のFM復調処理を受けた後、デ
ィエンファシス回路22でディエンファシス処理を受
け、元のL/Rのオーディオ信号に復元される。
【0021】なお、この実施例において、送信側で色信
号を低域に周波数変換(例えば3.58MHz→1.5
MHz)に変換した後に、AM変調回路3に与えるよう
にし、受信側ではAM復調した後に元の周波数に戻す
(1.5MHz→3.58MHz)ように構成すること
もできる。このように構成すると、伝送系の側波帯のア
ンバランスが原因で起こる色信号の輝度信号へのクロス
トークを改善できる。
【0022】〔2〕第2実施例 本実施例は、送信装置と受信装置にクロストークキャン
セル手段を設けたものである。なお、ここで第1実施例
と対応する回路には第1実施例と同一の番号を付した
(後記第3実施例も同様)。
【0023】FM変調後の上下の側波帯が非対称である
と(振幅、群遅延において)、AM変調分に変換され
る。そこで、このレベルと極性を送信側で見込み、±k
1とする。図3(a)の送信側では、プリエンファシス
回路1の出力をレベル設定回路31に与えて±k1を設
定する。そして、周波数変換回路32により1.5MH
zに低域変換した色信号に対して、加算回路33で±k
1を加算する。
【0024】また、AM変調後に上下の側波帯が非対称
であると、PM変調分に変換されるので、これを送信側
で見込み、±k2とする。図3(a)では、加算回路3
3の出力をレベル設定回路34に与えて±k2を設定す
る。この場合、正確には微分回路を設けることが必要で
ある。このレベル設定回路34の出力を、加算回路35
においてプリエンファシス回路1の出力信号に加算す
る。
【0025】同様に、図3(b)の送信側では、FM復
調回路17の出力をレベル設定回路41に与えて±j1
を設定する。そして、周波数変換回路42により3.5
8MHzに周波数変換した色信号に対して、加算回路4
3で±j1を加算する。 また、加算回路43の出力を
レベル設定回路44に与えて±j2を設定する。この場
合、正確には微分回路を設けることが必要である。この
レベル設定回路44の出力を、加算回路45でFM復調
回路17の出力信号に加算する。
【0026】なお、この実施例では、クロストークキャ
ンセル手段を送信側と受信側の両方に設けたが、どちら
か一方のみに設けるように構成してもよい。
【0027】〔3〕第3実施例 本実施例は、映像信号と、オーディオ信号及び制御信号
を独立したチャンネルで伝送するものである。
【0028】すなわち、図4(a)に示す送信側では、
FM変調回路2により生成されたFM輝度信号はAM変
調回路3において色信号によりAM変調される。そして
ドライバー7−1により増幅され、赤外線発光ダイオー
ド8−1へ送られる。また、FMオーディオ信号と制御
信号は、合成回路6により合成され、ドライバー7−2
により増幅され、赤外線発光ダイオード8−2へ送られ
る。
【0029】そして、図4(b)に示す受信側では、赤
外線フォトダイオード11−1で受光された赤外線信号
は、AGCアンプ12−1において一定のレベルに調整
され、リミッタ16へ送られる。これ以降の処理は第1
実施例と同じである。また、赤外線フォトダイオード1
1−2で受光された赤外線信号は、AGCアンプ12−
2において一定のレベルに調整され、バンドパスフィル
タ14及びローパスフィルタ15へ送られる。これ以降
の処理は第1実施例と同じである。
【0030】本実施例では、2映像信号とその他の信号
を独立のチャンネルで伝送するので、受信側において映
像信号を分離するフィルタが不要になる。図5に本実施
例における周波数アロケーションを示す。ここで、
(a)は映像信号の伝送チャンネル、(b)はオーディ
オ信号と制御信号の伝送チャンネルである。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、色信号と輝度信号を分離した状態で多重できるの
で、伝送帯域の利用率が向上する。また、従来技術で必
要であったFM色信号帯域を抜き出したり除去したりす
るフィルタが不要になる。
【0032】さらに、本発明を赤外線等の光通信に適用
した場合、高価な発光素子が不要になり、かつ発光レベ
ルが低下するような高い周波数を使用する必要がなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した送信装置及び受信装置の第1
実施例のブロック図である。
【図2】第1実施例における周波数アロケーションを示
す図である。
【図3】本発明を適用した送信装置及び受信装置の第2
実施例のブロック図である。
【図4】本発明を適用した送信装置及び受信装置の第3
実施例のブロック図である。
【図5】第2実施例における周波数アロケーションを示
す図である。
【図6】赤外線空間伝送システムの一例を示す図であ
る。
【図7】赤外線空間伝送システムの周波数アロケーショ
ンを示す図である。
【符号の説明】
2…FM変調回路、3…AM変調回路、8…赤外線発光
ダイオード、11…赤外線フォトダイオード、17…F
M復調回路、19…AM復調回路、31,34,41,
44…レベル設定回路、32,42…周波数変換回路、
33,35,43,45…加算回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度信号と色信号を分離した状態で伝送
    する映像信号伝送方式であって、輝度信号をFM変調
    し、該FM輝度信号を色信号によりAM変調して伝送す
    ることを特徴とする映像信号伝送方式。
  2. 【請求項2】 色信号を低域に周波数変換した信号によ
    りFM輝度信号をAM変調する請求項1記載の映像信号
    伝送方式。
  3. 【請求項3】 輝度信号と色信号相互間のクロストーク
    を防止するために、想定されるクロストーク成分の逆相
    分をFM変調前の輝度信号とAM変調前の色信号に加え
    る請求項1又は2記載の映像信号伝送方式。
  4. 【請求項4】 輝度信号と色信号相互間のクロストーク
    を防止するために、想定されるクロストーク成分の逆相
    分をFM復調後の輝度信号とAM復調後の色信号に加え
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載の映像信号伝送方
    式。
  5. 【請求項5】 輝度信号と色信号の伝送時の劣化度合い
    がほぼ等しくなるようにAM変調度を選定する請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の映像信号伝送方式。
  6. 【請求項6】 色信号によりAM変調されたFM輝度信
    号を赤外線に変換して無線伝送又は有線伝送する請求項
    1〜5のいずれか1項に記載の映像信号伝送方式。
JP6338848A 1994-12-29 1994-12-29 映像信号伝送方式 Withdrawn JPH08186836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6338848A JPH08186836A (ja) 1994-12-29 1994-12-29 映像信号伝送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6338848A JPH08186836A (ja) 1994-12-29 1994-12-29 映像信号伝送方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08186836A true JPH08186836A (ja) 1996-07-16

Family

ID=18321987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6338848A Withdrawn JPH08186836A (ja) 1994-12-29 1994-12-29 映像信号伝送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08186836A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4139866A (en) Stereophonic television sound transmission system
US4646150A (en) Apparatus and method for stereo television sound
CA1120582A (en) Stereophonic television sound transmission system
US2578714A (en) Sound and facsimile multiplex system
US4158858A (en) Television system with two FM sound carriers
US5877820A (en) Optical transmission of signals
JPH08186836A (ja) 映像信号伝送方式
US5053882A (en) Video signal optical transmission system
JP2678692B2 (ja) ディジタル多重化伝送方法および送受信装置
JPS6346084A (ja) テレビジヨン信号の伝送方式
JP2705579B2 (ja) テレビジョン放送信号受信装置
JPS622849Y2 (ja)
JPS5938793Y2 (ja) 映像信号記録再生装置
JP2713505B2 (ja) ディジタル化可聴帯域信号の送信装置・受信装置及び送受信システム
JP2702912B2 (ja) 伝送信号送信方法および装置
JPS6351613B2 (ja)
JP2538129B2 (ja) ディジタル化可聴帯域信号を含む送信装置・受信装置及び送受信システム
JPS6117656Y2 (ja)
JPH02140081A (ja) 映像信号記録装置
JPH08317352A (ja) テレビジョン信号送出装置及びテレビジョン信号受信装置
JPH09172412A (ja) 光受信装置
JPS6152041A (ja) 光伝送方法
JPH03179981A (ja) 音声多重テレビジョン放送信号受信装置
JPS635954B2 (ja)
JPS62257293A (ja) 音声・映像信号の多重化伝送方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020305