JPH09172412A - 光受信装置 - Google Patents
光受信装置Info
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- JPH09172412A JPH09172412A JP7330703A JP33070395A JPH09172412A JP H09172412 A JPH09172412 A JP H09172412A JP 7330703 A JP7330703 A JP 7330703A JP 33070395 A JP33070395 A JP 33070395A JP H09172412 A JPH09172412 A JP H09172412A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】信号処理系における不要帯域信号によるスプリ
アス妨害波や2次歪の発生を防止する。 【解決手段】送信されてくる光信号はFM輝度信号YFM
とFM色信号CFMの合成信号に対応している。光信号を
フォトダイオード401で電気信号に変換し、この電気
信号を20〜30MHzのFM色信号CFMを除去するフ
ィルタ402を介してプリアンプ403に供給する。ま
た、光信号をフォトダイオード421で電気信号に変換
し、この電気信号を6〜20MHzのFM輝度信号YFM
を除去するフィルタ422を介してプリアンプ423に
供給する。プリアンプ403では信号YFMのみが増幅さ
れるため、プリアンプ403に非線形性があっても、信
号Y FMの帯域に信号YFM及び信号CFMによるスプリアス
妨害波は発生しない。また、プリアンプ423では信号
CFMのみが増幅されるため、プリアンプ423に非線形
性があっても、信号CFMの帯域に信号YFMの2次歪は発
生しない。
アス妨害波や2次歪の発生を防止する。 【解決手段】送信されてくる光信号はFM輝度信号YFM
とFM色信号CFMの合成信号に対応している。光信号を
フォトダイオード401で電気信号に変換し、この電気
信号を20〜30MHzのFM色信号CFMを除去するフ
ィルタ402を介してプリアンプ403に供給する。ま
た、光信号をフォトダイオード421で電気信号に変換
し、この電気信号を6〜20MHzのFM輝度信号YFM
を除去するフィルタ422を介してプリアンプ423に
供給する。プリアンプ403では信号YFMのみが増幅さ
れるため、プリアンプ403に非線形性があっても、信
号Y FMの帯域に信号YFM及び信号CFMによるスプリアス
妨害波は発生しない。また、プリアンプ423では信号
CFMのみが増幅されるため、プリアンプ423に非線形
性があっても、信号CFMの帯域に信号YFMの2次歪は発
生しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば輝度信号
および搬送色信号をワイヤレス光伝送する光伝送装置の
受信系に適用して好適な光受信装置に関する。詳しく
は、複数の光/電気変換手段の出力信号よりそれぞれ不
要帯域信号を除去した後に信号処理をして複数の信号を
得るようにすることによって、信号処理系における不要
帯域信号によるスプリアス妨害波や2次歪の発生を防止
し得る光受信装置に係るものである。
および搬送色信号をワイヤレス光伝送する光伝送装置の
受信系に適用して好適な光受信装置に関する。詳しく
は、複数の光/電気変換手段の出力信号よりそれぞれ不
要帯域信号を除去した後に信号処理をして複数の信号を
得るようにすることによって、信号処理系における不要
帯域信号によるスプリアス妨害波や2次歪の発生を防止
し得る光受信装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】輝度信号および搬送色信号をワイヤレス
光伝送する光伝送装置が考えられる。以下、例えばNT
SC方式のビデオ信号を取り扱う光伝送装置を構成する
光送信装置および光受信装置の構成例について説明す
る。
光伝送する光伝送装置が考えられる。以下、例えばNT
SC方式のビデオ信号を取り扱う光伝送装置を構成する
光送信装置および光受信装置の構成例について説明す
る。
【0003】図8は、光送信装置100を示している。
この光送信装置100は、輝度信号Yを入力するための
入力端子101と、この入力端子101に供給される輝
度信号Yのシンクチップやペデスタルの各レベルを一定
にそろえるためのクランプ回路102と、このクランプ
回路102でシンクチップやペデスタルの各レベルが一
定にそろえられた輝度信号Yの高域を強調するプリエン
ファシス回路103と、このプリエンファシス回路10
3で高域が強調された輝度信号Yによってキャリア信号
(搬送波)をFM(frequency modulation)変調するた
めのFM変調回路104とを有している。クランプ回路
102でシンクチップやペデスタルの各レベルを一定に
そろえることで、FM変調回路104では、例えばシン
クチップが11.5MHz、ホワイトピークが13.5
MHzとなるように変調できる。
この光送信装置100は、輝度信号Yを入力するための
入力端子101と、この入力端子101に供給される輝
度信号Yのシンクチップやペデスタルの各レベルを一定
にそろえるためのクランプ回路102と、このクランプ
回路102でシンクチップやペデスタルの各レベルが一
定にそろえられた輝度信号Yの高域を強調するプリエン
ファシス回路103と、このプリエンファシス回路10
3で高域が強調された輝度信号Yによってキャリア信号
(搬送波)をFM(frequency modulation)変調するた
めのFM変調回路104とを有している。クランプ回路
102でシンクチップやペデスタルの各レベルを一定に
そろえることで、FM変調回路104では、例えばシン
クチップが11.5MHz、ホワイトピークが13.5
MHzとなるように変調できる。
【0004】また、光送信装置100は、FM変調回路
104より出力されるFM輝度信号YFMの帯域をその変
調帯域として設定された6〜20MHzに制限するため
のバンドパスフィルタ105と、このバンドパスフィル
タ105で帯域制限されたFM輝度信号YFMを増幅する
ためのアンプ106と、送信信号(光信号)を出力する
電気/光変換手段としての赤外線発光ダイオード107
と、アンプ106で増幅されたFM輝度信号YFMに基づ
いてダイオード107を駆動するためのドライブ回路1
08とを有している。ここで、ダイオード107のカソ
ードはドライブ回路108の出力側に接続され、そのア
ノードは直流電圧VBが供給される電源端子に接続され
ている。
104より出力されるFM輝度信号YFMの帯域をその変
調帯域として設定された6〜20MHzに制限するため
のバンドパスフィルタ105と、このバンドパスフィル
タ105で帯域制限されたFM輝度信号YFMを増幅する
ためのアンプ106と、送信信号(光信号)を出力する
電気/光変換手段としての赤外線発光ダイオード107
と、アンプ106で増幅されたFM輝度信号YFMに基づ
いてダイオード107を駆動するためのドライブ回路1
08とを有している。ここで、ダイオード107のカソ
ードはドライブ回路108の出力側に接続され、そのア
ノードは直流電圧VBが供給される電源端子に接続され
ている。
【0005】また、光送信装置100は、搬送色信号C
(色副搬送波周波数は3.58MHz)を入力するため
の入力端子109と、この入力端子109に供給される
搬送色信号Cによってキャリア信号(搬送波)をFM変
調するためのFM変調回路110とを有している。この
場合、FM変調回路110では、例えば25MHzの周
波数信号がキャリア信号として使用される。
(色副搬送波周波数は3.58MHz)を入力するため
の入力端子109と、この入力端子109に供給される
搬送色信号Cによってキャリア信号(搬送波)をFM変
調するためのFM変調回路110とを有している。この
場合、FM変調回路110では、例えば25MHzの周
波数信号がキャリア信号として使用される。
【0006】また、光送信装置100は、FM変調回路
110より出力されるFM色信号C FMの帯域をその変調
帯域として設定された20〜30MHzに制限するため
のバンドパスフィルタ111と、このバンドパスフィル
タ111で帯域制限されたFM色信号CFMを増幅するた
めのアンプ112と、送信信号(光信号)を出力する電
気/光変換手段としての赤外線発光ダイオード113
と、アンプ112で増幅されたFM色信号CFMに基づい
てダイオード113を駆動するためのドライブ回路11
4とを有している。ここで、ダイオード113のカソー
ドはドライブ回路114の出力側に接続され、そのアノ
ードは直流電圧VBが供給される電源端子に接続されて
いる。
110より出力されるFM色信号C FMの帯域をその変調
帯域として設定された20〜30MHzに制限するため
のバンドパスフィルタ111と、このバンドパスフィル
タ111で帯域制限されたFM色信号CFMを増幅するた
めのアンプ112と、送信信号(光信号)を出力する電
気/光変換手段としての赤外線発光ダイオード113
と、アンプ112で増幅されたFM色信号CFMに基づい
てダイオード113を駆動するためのドライブ回路11
4とを有している。ここで、ダイオード113のカソー
ドはドライブ回路114の出力側に接続され、そのアノ
ードは直流電圧VBが供給される電源端子に接続されて
いる。
【0007】以上の構成において、入力端子101に供
給される輝度信号Yはクランプ回路102に供給されて
シンクチップやペデスタルの各レベルが一定にそろえら
れ、さらにプリエンファシス回路103で高域が強調さ
れた後にFM変調回路104に供給されてFM変調処理
が行われる。そして、FM変調回路104より出力され
るFM輝度信号YFMがバンドパスフィルタ105で6〜
20MHzに帯域制限され、アンプ106で増幅されて
ドライブ回路108に供給され、これによりダイオード
107よりFM輝度信号YFMに対応した赤外線信号が送
信信号として出力される。
給される輝度信号Yはクランプ回路102に供給されて
シンクチップやペデスタルの各レベルが一定にそろえら
れ、さらにプリエンファシス回路103で高域が強調さ
れた後にFM変調回路104に供給されてFM変調処理
が行われる。そして、FM変調回路104より出力され
るFM輝度信号YFMがバンドパスフィルタ105で6〜
20MHzに帯域制限され、アンプ106で増幅されて
ドライブ回路108に供給され、これによりダイオード
107よりFM輝度信号YFMに対応した赤外線信号が送
信信号として出力される。
【0008】また、入力端子109に供給される搬送色
信号CはFM変調回路110に供給されてFM変調処理
が行われる。そして、FM変調回路110より出力され
るFM色信号CFMがバンドパスフィルタ111で20〜
30MHzに帯域制限され、アンプ112で増幅されて
ドライブ回路114に供給され、これによりダイオード
113よりFM色信号CFMに対応した赤外線信号が送信
信号として出力される。
信号CはFM変調回路110に供給されてFM変調処理
が行われる。そして、FM変調回路110より出力され
るFM色信号CFMがバンドパスフィルタ111で20〜
30MHzに帯域制限され、アンプ112で増幅されて
ドライブ回路114に供給され、これによりダイオード
113よりFM色信号CFMに対応した赤外線信号が送信
信号として出力される。
【0009】図9は、図8に示す光送信装置100で送
信される送信信号の周波数アロケーションを示してい
る。
信される送信信号の周波数アロケーションを示してい
る。
【0010】図10は、光受信装置200を示してい
る。この光受信装置200は、送信されてくる光信号
(赤外線信号)を電気信号に変換する光/電気変換手段
としてのフォトダイオード201と、このダイオード2
01より出力される電気信号を増幅するプリアンプ20
2とを有している。ここで、ダイオード201のアノー
ドはバイアス用のコイル203を介して接地され、その
カソードは直流電圧VBが供給される電源端子に接続さ
れている。そして、ダイオード201のアノードおよび
コイル203の接続点が直流カット用のコンデンサ20
4を介してプリアンプ202の入力側に接続されてい
る。
る。この光受信装置200は、送信されてくる光信号
(赤外線信号)を電気信号に変換する光/電気変換手段
としてのフォトダイオード201と、このダイオード2
01より出力される電気信号を増幅するプリアンプ20
2とを有している。ここで、ダイオード201のアノー
ドはバイアス用のコイル203を介して接地され、その
カソードは直流電圧VBが供給される電源端子に接続さ
れている。そして、ダイオード201のアノードおよび
コイル203の接続点が直流カット用のコンデンサ20
4を介してプリアンプ202の入力側に接続されてい
る。
【0011】また、光受信装置200は、プリアンプ2
02の出力信号よりFM輝度信号Y FMを抽出する6〜2
0MHzの通過帯域を持つバンドパスフィルタ205
と、このバンドパスフィルタ205で抽出されたFM輝
度信号YFMの振幅を制限するためのリミッタ206と、
このリミッタ206で振幅制限されたFM輝度信号YFM
に対してFM復調処理をするFM復調回路207と、こ
のFM復調回路207より出力される輝度信号Yの帯域
を制限するローパスフィルタ208と、このローパスフ
ィルタ208で帯域制限された輝度信号Yの高域を減衰
させるデエンファシス回路209と、このデエンファシ
ス回路209で高域が減衰された輝度信号Yを増幅する
アンプ210と、このアンプ210で増幅された輝度信
号Yを導出する出力端子211とを有している。
02の出力信号よりFM輝度信号Y FMを抽出する6〜2
0MHzの通過帯域を持つバンドパスフィルタ205
と、このバンドパスフィルタ205で抽出されたFM輝
度信号YFMの振幅を制限するためのリミッタ206と、
このリミッタ206で振幅制限されたFM輝度信号YFM
に対してFM復調処理をするFM復調回路207と、こ
のFM復調回路207より出力される輝度信号Yの帯域
を制限するローパスフィルタ208と、このローパスフ
ィルタ208で帯域制限された輝度信号Yの高域を減衰
させるデエンファシス回路209と、このデエンファシ
ス回路209で高域が減衰された輝度信号Yを増幅する
アンプ210と、このアンプ210で増幅された輝度信
号Yを導出する出力端子211とを有している。
【0012】また、光受信装置200は、プリアンプ2
02の出力信号よりFM色信号CFMを抽出する20〜3
0MHzの通過帯域を持つバンドパスフィルタ212
と、このバンドパスフィルタ212で抽出されたFM色
信号CFMの振幅を制限するためのリミッタ213と、こ
のリミッタ213で振幅制限されたFM色信号CFM対し
てFM復調処理をするFM復調回路214と、このFM
復調回路214より出力される搬送色信号Cの帯域を制
限するバンドパスフィルタ215と、このバンドパスフ
ィルタ215で帯域制限された搬送色信号Cを増幅する
アンプ216と、このアンプ216で増幅された搬送色
信号Cを導出する出力端子217とを有している。
02の出力信号よりFM色信号CFMを抽出する20〜3
0MHzの通過帯域を持つバンドパスフィルタ212
と、このバンドパスフィルタ212で抽出されたFM色
信号CFMの振幅を制限するためのリミッタ213と、こ
のリミッタ213で振幅制限されたFM色信号CFM対し
てFM復調処理をするFM復調回路214と、このFM
復調回路214より出力される搬送色信号Cの帯域を制
限するバンドパスフィルタ215と、このバンドパスフ
ィルタ215で帯域制限された搬送色信号Cを増幅する
アンプ216と、このアンプ216で増幅された搬送色
信号Cを導出する出力端子217とを有している。
【0013】以上の構成において、送信されてきた光信
号(赤外線信号)はダイオード201で電気信号に変換
された後にプリアンプ202で増幅される。プリアンプ
202の出力信号よりバンドパスフィルタ205でFM
輝度信号YFMが抽出され、このFM輝度信号YFMはリミ
ッタ206で振幅制限された後にFM復調回路207に
供給されてFM復調処理が行われる。そして、FM復調
回路207より出力される輝度信号Yはローパスフィル
タ208で帯域制限され、デエンファシス回路209で
高域が減衰され、さらにアンプ210で増幅された後
に、出力端子211に導出される。
号(赤外線信号)はダイオード201で電気信号に変換
された後にプリアンプ202で増幅される。プリアンプ
202の出力信号よりバンドパスフィルタ205でFM
輝度信号YFMが抽出され、このFM輝度信号YFMはリミ
ッタ206で振幅制限された後にFM復調回路207に
供給されてFM復調処理が行われる。そして、FM復調
回路207より出力される輝度信号Yはローパスフィル
タ208で帯域制限され、デエンファシス回路209で
高域が減衰され、さらにアンプ210で増幅された後
に、出力端子211に導出される。
【0014】また、プリアンプ202の出力信号よりバ
ンドパスフィルタ212でFM色信号CFMが抽出され、
このFM色信号CFMはリミッタ213で振幅制限された
後にFM復調回路214に供給されてFM復調処理が行
われる。そして、FM復調回路214より出力される搬
送色信号Cはバンドパスフィルタ215で帯域制限さ
れ、アンプ216で増幅された後に、出力端子217に
導出される。
ンドパスフィルタ212でFM色信号CFMが抽出され、
このFM色信号CFMはリミッタ213で振幅制限された
後にFM復調回路214に供給されてFM復調処理が行
われる。そして、FM復調回路214より出力される搬
送色信号Cはバンドパスフィルタ215で帯域制限さ
れ、アンプ216で増幅された後に、出力端子217に
導出される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図10に示す光受信装
置200では、送信されてくる光信号(赤外線信号)が
ダイオード201で電気信号に変換され、この電気信号
がプリアンプ202で増幅された後にバンドパスフィル
タ205でFM輝度信号YFMが抽出されると共に、バン
ドパスフィルタ212でFM色信号CFMが抽出される構
成となっている。
置200では、送信されてくる光信号(赤外線信号)が
ダイオード201で電気信号に変換され、この電気信号
がプリアンプ202で増幅された後にバンドパスフィル
タ205でFM輝度信号YFMが抽出されると共に、バン
ドパスフィルタ212でFM色信号CFMが抽出される構
成となっている。
【0016】したがって、プリアンプ202ではFM輝
度信号YFMとFM色信号CFMとが合成された状態で増幅
されるため、プリアンプ202の非線形性によって、F
M輝度信号YFMの帯域にFM輝度信号YFMおよびFM色
信号CFMによるスプリアス妨害波が発生すると共に、F
M色信号CFMの帯域にFM輝度信号YFMの2次歪(2次
高調波歪)が発生する。
度信号YFMとFM色信号CFMとが合成された状態で増幅
されるため、プリアンプ202の非線形性によって、F
M輝度信号YFMの帯域にFM輝度信号YFMおよびFM色
信号CFMによるスプリアス妨害波が発生すると共に、F
M色信号CFMの帯域にFM輝度信号YFMの2次歪(2次
高調波歪)が発生する。
【0017】すなわち、FM輝度信号YFMの帯域(6〜
20MHz)にfC−fYの周波数(fCはFM色信号C
FMの周波数、fYはFM輝度信号YFMの周波数)のスプ
リアス妨害波が発生する。例えば、図11に示すよう
に、FM輝度信号YFMの12MHz成分およびFM色信
号CFMの25MHzのキャリア信号によって13MHz
のスプリアス妨害波が発生する。また、図12に示すよ
うに、FM色信号CFMの帯域(20〜30MHz)に、
FM輝度信号YFMの2次歪が発生する。
20MHz)にfC−fYの周波数(fCはFM色信号C
FMの周波数、fYはFM輝度信号YFMの周波数)のスプ
リアス妨害波が発生する。例えば、図11に示すよう
に、FM輝度信号YFMの12MHz成分およびFM色信
号CFMの25MHzのキャリア信号によって13MHz
のスプリアス妨害波が発生する。また、図12に示すよ
うに、FM色信号CFMの帯域(20〜30MHz)に、
FM輝度信号YFMの2次歪が発生する。
【0018】このように、プリアンプ202の非線形性
によって、FM輝度信号YFMの帯域にFM輝度信号YFM
およびFM色信号CFMによるスプリアス妨害波が発生す
ると共にFM色信号CFMの帯域にFM輝度信号YFMの2
次歪が発生することから、バンドパスフィルタ205で
抽出されるFM輝度信号YFMはスプリアス妨害波の影響
を受けたものとなり、またバンドパスフィルタ212で
抽出されるFM色信号CFMは2次歪の影響を受けたもの
となる。
によって、FM輝度信号YFMの帯域にFM輝度信号YFM
およびFM色信号CFMによるスプリアス妨害波が発生す
ると共にFM色信号CFMの帯域にFM輝度信号YFMの2
次歪が発生することから、バンドパスフィルタ205で
抽出されるFM輝度信号YFMはスプリアス妨害波の影響
を受けたものとなり、またバンドパスフィルタ212で
抽出されるFM色信号CFMは2次歪の影響を受けたもの
となる。
【0019】そこで、この発明では、信号処理系におけ
る不要帯域信号によるスプリアス妨害波や2次歪の発生
を防止し得る光受信装置を提供するものである。
る不要帯域信号によるスプリアス妨害波や2次歪の発生
を防止し得る光受信装置を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光受信装
置は、受信された光信号を電気信号に変換する複数の光
/電気変換手段と、この複数の光/電気変換手段の出力
信号よりそれぞれ不要帯域信号を除去する複数のフィル
タ手段と、複数のフィルタ手段の出力信号をそれぞれ処
理して複数の信号を得る複数の信号処理手段とを備える
ものである。
置は、受信された光信号を電気信号に変換する複数の光
/電気変換手段と、この複数の光/電気変換手段の出力
信号よりそれぞれ不要帯域信号を除去する複数のフィル
タ手段と、複数のフィルタ手段の出力信号をそれぞれ処
理して複数の信号を得る複数の信号処理手段とを備える
ものである。
【0021】受信された光信号が複数の光/電気変換手
段で電気信号に変換され、これら複数の光/電気変換手
段の出力信号よりそれぞれ複数のフィルタ手段によって
不要帯域信号が除去された後に、複数の信号処理手段で
処理されて複数の信号が得られる。
段で電気信号に変換され、これら複数の光/電気変換手
段の出力信号よりそれぞれ複数のフィルタ手段によって
不要帯域信号が除去された後に、複数の信号処理手段で
処理されて複数の信号が得られる。
【0022】例えば、光信号が輝度信号を変調して得ら
れる第1の周波数帯域の信号に対応する第1の光信号と
色信号を変調または周波数変換して得られる第1の周波
数帯域とは異なる第2の周波数帯域の信号に対応する第
2の光信号とからなる場合、第1の光/電気変換手段の
出力信号より第1のフィルタ手段で第2の周波数帯域の
信号が除去された後に第1の信号処理手段で復調等の処
理がされて輝度信号が得られ、また第2の光/電気変換
手段の出力信号より第2のフィルタ手段で第1の周波数
帯域の信号が除去された後に第2の信号処理手段で復調
等の処理がされて色信号が得られる。
れる第1の周波数帯域の信号に対応する第1の光信号と
色信号を変調または周波数変換して得られる第1の周波
数帯域とは異なる第2の周波数帯域の信号に対応する第
2の光信号とからなる場合、第1の光/電気変換手段の
出力信号より第1のフィルタ手段で第2の周波数帯域の
信号が除去された後に第1の信号処理手段で復調等の処
理がされて輝度信号が得られ、また第2の光/電気変換
手段の出力信号より第2のフィルタ手段で第1の周波数
帯域の信号が除去された後に第2の信号処理手段で復調
等の処理がされて色信号が得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、実施の形態としてのN
TSC方式ほビデオ信号を取り扱うカメラ一体型VTR
システム300を示している。このVTRシステム30
0は、カメラ一体型VTR310と、このVTR310
のS(separate)端子311に出力される輝度信号Yお
よび搬送色信号Cや音声出力端子312に出力される左
右チャネルのオーディオ信号A L,ARに変調などの処理
を施した後に光信号(赤外線信号)として送信するため
の光送信装置320と、この光送信装置320より送信
されてくる光信号を受信して復調などの処理を施して輝
度信号Yおよび搬送色信号Cを得ると共に、左右チャネ
ルのオーディオ信号AL,ARを得るための光受信装置3
30と、この光受信装置330で得られる輝度信号Yお
よび搬送色信号CをS端子341に入力して、その輝度
信号Yおよび搬送色信号Cによる画像を表示すると共
に、光受信装置330で得られる左右チャネルのオーデ
ィオ信号AL,ARを音声入力端子342に入力して、そ
のオーディオ信号AL,ARによる音声を出力するための
テレビ受像機340とを有して構成されている。
面を参照して説明する。図1は、実施の形態としてのN
TSC方式ほビデオ信号を取り扱うカメラ一体型VTR
システム300を示している。このVTRシステム30
0は、カメラ一体型VTR310と、このVTR310
のS(separate)端子311に出力される輝度信号Yお
よび搬送色信号Cや音声出力端子312に出力される左
右チャネルのオーディオ信号A L,ARに変調などの処理
を施した後に光信号(赤外線信号)として送信するため
の光送信装置320と、この光送信装置320より送信
されてくる光信号を受信して復調などの処理を施して輝
度信号Yおよび搬送色信号Cを得ると共に、左右チャネ
ルのオーディオ信号AL,ARを得るための光受信装置3
30と、この光受信装置330で得られる輝度信号Yお
よび搬送色信号CをS端子341に入力して、その輝度
信号Yおよび搬送色信号Cによる画像を表示すると共
に、光受信装置330で得られる左右チャネルのオーデ
ィオ信号AL,ARを音声入力端子342に入力して、そ
のオーディオ信号AL,ARによる音声を出力するための
テレビ受像機340とを有して構成されている。
【0024】そして、光送信装置320は、輝度信号Y
にFM変調などの処理を施してFM輝度信号YFMを形成
するY送信系321と、搬送色信号CにFM変調などの
処理を施してFM色信号CFMを形成するC送信系322
と、オーディオ信号AL,ARにそれぞれFM変調などの
処理を施してFMオーディオ信号L,Rを形成するオー
ディオ送信系323と、Y送信系321より出力される
FM輝度信号YFMおよびオーディオ送信系323より出
力されるFMオーディオ信号L,Rを加算する加算器3
24と、この加算器324の出力信号に対応した光信号
(赤外線信号)を送信信号として出力するための赤外線
発光ダイオード325と、C送信系322より出力され
るFM色信号CFMに対応した光信号(赤外線信号)を送
信信号として出力するための赤外線発光ダイオード32
6とを有している。
にFM変調などの処理を施してFM輝度信号YFMを形成
するY送信系321と、搬送色信号CにFM変調などの
処理を施してFM色信号CFMを形成するC送信系322
と、オーディオ信号AL,ARにそれぞれFM変調などの
処理を施してFMオーディオ信号L,Rを形成するオー
ディオ送信系323と、Y送信系321より出力される
FM輝度信号YFMおよびオーディオ送信系323より出
力されるFMオーディオ信号L,Rを加算する加算器3
24と、この加算器324の出力信号に対応した光信号
(赤外線信号)を送信信号として出力するための赤外線
発光ダイオード325と、C送信系322より出力され
るFM色信号CFMに対応した光信号(赤外線信号)を送
信信号として出力するための赤外線発光ダイオード32
6とを有している。
【0025】ここで、Y送信系321では、例えば輝度
信号Yのシンクチップが11.5MHz、ホワイトピー
クが13.5MHzとなるように変調されると共に、F
M輝度信号YFMの帯域がその変調帯域として設定された
6〜20MHzに制限される。また、C送信系322で
は、例えば25MHzの周波数信号がキャリア信号とし
て使用されると共に、FM色信号CFMの帯域がその変調
帯域として設定された20〜30MHzに制限される。
また、オーディオ送信系323では、例えば2MHz帯
の周波数信号がキャリア信号として使用される。よっ
て、光送信装置320の送信信号の周波数アロケーショ
ンは、図2に示すように表される。
信号Yのシンクチップが11.5MHz、ホワイトピー
クが13.5MHzとなるように変調されると共に、F
M輝度信号YFMの帯域がその変調帯域として設定された
6〜20MHzに制限される。また、C送信系322で
は、例えば25MHzの周波数信号がキャリア信号とし
て使用されると共に、FM色信号CFMの帯域がその変調
帯域として設定された20〜30MHzに制限される。
また、オーディオ送信系323では、例えば2MHz帯
の周波数信号がキャリア信号として使用される。よっ
て、光送信装置320の送信信号の周波数アロケーショ
ンは、図2に示すように表される。
【0026】また、光受信装置330は、光送信装置3
20から送信されてくる光信号(赤外線信号)を電気信
号に変換するためのフォトダイオード331,332
と、ダイオード331の出力信号よりFM輝度信号YFM
を抽出すると共に、FM復調などの処理を施して輝度信
号Yを得るY受信系333と、ダイオード332の出力
信号よりFM色信号CFMを抽出すると共に、FM復調な
どの処理を施して搬送色信号Cを得るC受信系334
と、ダイオード331の出力信号よりFMオーディオ信
号L,Rを抽出してFM復調などの処理を施して左右チ
ャネルのオーディオ信号AL,ARを得るオーディオ受信
系335とを有している。
20から送信されてくる光信号(赤外線信号)を電気信
号に変換するためのフォトダイオード331,332
と、ダイオード331の出力信号よりFM輝度信号YFM
を抽出すると共に、FM復調などの処理を施して輝度信
号Yを得るY受信系333と、ダイオード332の出力
信号よりFM色信号CFMを抽出すると共に、FM復調な
どの処理を施して搬送色信号Cを得るC受信系334
と、ダイオード331の出力信号よりFMオーディオ信
号L,Rを抽出してFM復調などの処理を施して左右チ
ャネルのオーディオ信号AL,ARを得るオーディオ受信
系335とを有している。
【0027】上述構成において、カメラ一体型VTR3
10のS端子311に出力される輝度信号Yおよび搬送
色信号Cはそれぞれ光送信装置320のY送信系321
およびC送信系322に供給されてFM変調などの処理
が行われる。また、カメラ一体型VTR310の音声出
力端子312に出力される左右チャネルのオーディオ信
号AL,ARは光送信装置320のオーディオ送信系32
3に供給されてFM変調などの処理が行われる。そし
て、Y送信系321より出力される6〜20MHzに帯
域制限されたFM輝度信号YFMとオーディオ送信系32
3より出力される2MHz帯のFMオーディオ信号L,
Rが加算器324で加算され、ダイオード325からは
その加算信号に対応する光信号(赤外線信号)が送信信
号として出力される。また、ダイオード326からはC
送信系322より出力される20〜30MHzに帯域制
限されたFM色信号CFMに対応する光信号(赤外線信
号)が送信信号として出力される。
10のS端子311に出力される輝度信号Yおよび搬送
色信号Cはそれぞれ光送信装置320のY送信系321
およびC送信系322に供給されてFM変調などの処理
が行われる。また、カメラ一体型VTR310の音声出
力端子312に出力される左右チャネルのオーディオ信
号AL,ARは光送信装置320のオーディオ送信系32
3に供給されてFM変調などの処理が行われる。そし
て、Y送信系321より出力される6〜20MHzに帯
域制限されたFM輝度信号YFMとオーディオ送信系32
3より出力される2MHz帯のFMオーディオ信号L,
Rが加算器324で加算され、ダイオード325からは
その加算信号に対応する光信号(赤外線信号)が送信信
号として出力される。また、ダイオード326からはC
送信系322より出力される20〜30MHzに帯域制
限されたFM色信号CFMに対応する光信号(赤外線信
号)が送信信号として出力される。
【0028】また、光送信装置320の赤外線発光ダイ
オード325,326より出力される光信号(赤外線信
号)が光受信装置330のフォトダイオード331,3
32に供給されて電気信号に変換される。そして、ダイ
オード331の出力信号がY受信系333に供給され、
FM輝度信号YFMが抽出されてFM復調などの処理が行
われる。また、ダイオード332の出力信号がC受信系
334に供給され、FM色信号CFMが抽出されてFM復
調などの処理が行われる。また、ダイオード331の出
力信号がオーディオ受信系335に供給され、FMオー
ディオ信号L,Rが抽出されてFM復調などの処理が行
われる。
オード325,326より出力される光信号(赤外線信
号)が光受信装置330のフォトダイオード331,3
32に供給されて電気信号に変換される。そして、ダイ
オード331の出力信号がY受信系333に供給され、
FM輝度信号YFMが抽出されてFM復調などの処理が行
われる。また、ダイオード332の出力信号がC受信系
334に供給され、FM色信号CFMが抽出されてFM復
調などの処理が行われる。また、ダイオード331の出
力信号がオーディオ受信系335に供給され、FMオー
ディオ信号L,Rが抽出されてFM復調などの処理が行
われる。
【0029】そして、光受信装置330のY受信系33
3で得られる輝度信号YおよびC受信系334で得られ
る搬送色信号Cがテレビ受像機340のS端子341に
供給され、テレビ受像機340にはその輝度信号Yおよ
び搬送色信号Cによる画像が表示される。また、光受信
装置330のオーディオ受信系335で得られる左右チ
ャネルのオーディオ信号AL,ARがテレビ受像機340
の音声入力端子342に供給され、テレビ受像機340
からはそのオーディオ信号AL,ARによる音声が出力さ
れる。
3で得られる輝度信号YおよびC受信系334で得られ
る搬送色信号Cがテレビ受像機340のS端子341に
供給され、テレビ受像機340にはその輝度信号Yおよ
び搬送色信号Cによる画像が表示される。また、光受信
装置330のオーディオ受信系335で得られる左右チ
ャネルのオーディオ信号AL,ARがテレビ受像機340
の音声入力端子342に供給され、テレビ受像機340
からはそのオーディオ信号AL,ARによる音声が出力さ
れる。
【0030】このように、図1に示すカメラ一体型VT
Rシステム300では、光送信装置320および光受信
装置330を介在させることで、カメラ一体型VTR3
10より出力される輝度信号Yおよび搬送色信号Cや左
右チャネルのオーディオ信号AL,ARをワイヤレスでテ
レビ受像機340に伝送することができる。
Rシステム300では、光送信装置320および光受信
装置330を介在させることで、カメラ一体型VTR3
10より出力される輝度信号Yおよび搬送色信号Cや左
右チャネルのオーディオ信号AL,ARをワイヤレスでテ
レビ受像機340に伝送することができる。
【0031】図1のカメラ一体型VTRシステム300
を構成する光送信装置320の輝度信号Yや搬送色信号
Cの系は、例えば図8に示す光送信装置100と同様に
構成される。
を構成する光送信装置320の輝度信号Yや搬送色信号
Cの系は、例えば図8に示す光送信装置100と同様に
構成される。
【0032】図3は、図1のカメラ一体型VTRシステ
ム300を構成する光受信装置330の輝度信号Yや搬
送色信号Cの系に対応した光受信装置400を示してい
る。この光受信装置400は、送信されてくる光信号
(赤外線信号)を電気信号に変換する光/電気変換手段
としてのフォトダイオード401と、このダイオード4
01より出力される電気信号より20〜30MHzの帯
域に存在するFM色信号CFMを除去するためのクロマ帯
除去フィルタ402と、このクロマ帯除去フィルタ40
2の出力信号を増幅するプリアンプ403とを有してい
る。
ム300を構成する光受信装置330の輝度信号Yや搬
送色信号Cの系に対応した光受信装置400を示してい
る。この光受信装置400は、送信されてくる光信号
(赤外線信号)を電気信号に変換する光/電気変換手段
としてのフォトダイオード401と、このダイオード4
01より出力される電気信号より20〜30MHzの帯
域に存在するFM色信号CFMを除去するためのクロマ帯
除去フィルタ402と、このクロマ帯除去フィルタ40
2の出力信号を増幅するプリアンプ403とを有してい
る。
【0033】ここで、ダイオード401のアノードはバ
イアス用のコイル404を介して接地され、そのカソー
ドは直流電圧VBが供給される電源端子に接続されてい
る。そして、ダイオード401のアノードおよびコイル
404の接続点がクロマ帯除去フィルタ402の入力側
に接続される。また、クロマ帯除去回路402とプリア
ンプ403との間には直流カット用のコンデンサ405
が接続されている。
イアス用のコイル404を介して接地され、そのカソー
ドは直流電圧VBが供給される電源端子に接続されてい
る。そして、ダイオード401のアノードおよびコイル
404の接続点がクロマ帯除去フィルタ402の入力側
に接続される。また、クロマ帯除去回路402とプリア
ンプ403との間には直流カット用のコンデンサ405
が接続されている。
【0034】クロマ帯除去フィルタ402は、例えば図
4に示すように構成される。20〜30MHzの帯域に
存在するFM色信号CFMは、図5に示すように、キャリ
ア信号、ロアーサイドバンド信号およびアッパーサイド
バンド信号から構成されている。そのため、クロマ帯除
去フィルタ402は、キャリア信号を減衰させるための
トラップ回路10、ロアーサイドバンド信号を減衰させ
るためのトラップ回路11およびアッパーサイドバンド
信号を減衰させるためのトラップ回路12とから構成さ
れる。この場合、フォトダイオード401のアノードお
よびバイアス用のコイル404の接続点P1は直流カッ
ト用のコンデンサ405を介してプリアンプ403の入
力側に接続される。また、この接続点P1はトラップ回
路10〜12の並列回路を介して接地される。なお、F
M色信号CFMが片側サイドバンド信号のみを有する場合
には、トラップ回路11またはトラップ回路12を省略
できる。
4に示すように構成される。20〜30MHzの帯域に
存在するFM色信号CFMは、図5に示すように、キャリ
ア信号、ロアーサイドバンド信号およびアッパーサイド
バンド信号から構成されている。そのため、クロマ帯除
去フィルタ402は、キャリア信号を減衰させるための
トラップ回路10、ロアーサイドバンド信号を減衰させ
るためのトラップ回路11およびアッパーサイドバンド
信号を減衰させるためのトラップ回路12とから構成さ
れる。この場合、フォトダイオード401のアノードお
よびバイアス用のコイル404の接続点P1は直流カッ
ト用のコンデンサ405を介してプリアンプ403の入
力側に接続される。また、この接続点P1はトラップ回
路10〜12の並列回路を介して接地される。なお、F
M色信号CFMが片側サイドバンド信号のみを有する場合
には、トラップ回路11またはトラップ回路12を省略
できる。
【0035】図3に戻って、また、光受信装置400
は、プリアンプ403の出力信号よりFM輝度信号YFM
を抽出する6〜20MHzの通過帯域を持つバンドパス
フィルタ406と、このバンドパスフィルタ406で抽
出されたFM輝度信号YFMの振幅を制限するためのリミ
ッタ407と、このリミッタ407で振幅制限されたF
M輝度信号YFM対してFM復調処理をするFM復調回路
408と、このFM復調回路408より出力される輝度
信号Yの帯域を制限するローパスフィルタ409と、こ
のローパスフィルタ409で帯域制限された輝度信号Y
の高域を減衰させるデエンファシス回路410と、この
デエンファシス回路410で高域が減衰された輝度信号
Yを増幅するアンプ411と、このアンプ411で増幅
された輝度信号Yを導出する出力端子412とを有して
いる。
は、プリアンプ403の出力信号よりFM輝度信号YFM
を抽出する6〜20MHzの通過帯域を持つバンドパス
フィルタ406と、このバンドパスフィルタ406で抽
出されたFM輝度信号YFMの振幅を制限するためのリミ
ッタ407と、このリミッタ407で振幅制限されたF
M輝度信号YFM対してFM復調処理をするFM復調回路
408と、このFM復調回路408より出力される輝度
信号Yの帯域を制限するローパスフィルタ409と、こ
のローパスフィルタ409で帯域制限された輝度信号Y
の高域を減衰させるデエンファシス回路410と、この
デエンファシス回路410で高域が減衰された輝度信号
Yを増幅するアンプ411と、このアンプ411で増幅
された輝度信号Yを導出する出力端子412とを有して
いる。
【0036】また、光受信装置400は、送信されてく
る光信号(赤外線信号)を電気信号に変換する光/電気
変換手段としてのフォトダイオード421と、このダイ
オード421より出力される電気信号より6〜20MH
zの帯域に存在するFM輝度信号YFMを除去するための
輝度帯除去フィルタ422と、この輝度帯除去フィルタ
422の出力信号を増幅するプリアンプ423とを有し
ている。
る光信号(赤外線信号)を電気信号に変換する光/電気
変換手段としてのフォトダイオード421と、このダイ
オード421より出力される電気信号より6〜20MH
zの帯域に存在するFM輝度信号YFMを除去するための
輝度帯除去フィルタ422と、この輝度帯除去フィルタ
422の出力信号を増幅するプリアンプ423とを有し
ている。
【0037】ここで、ダイオード421のアノードはバ
イアス用のコイル424を介して接地され、そのカソー
ドは直流電圧VBが供給される電源端子に接続されてい
る。そして、ダイオード421のアノードおよびコイル
424の接続点が輝度帯除去フィルタ422の入力側に
接続される。また、輝度帯除去回路422とプリアンプ
423との間には直流カット用のコンデンサ425が接
続されている。
イアス用のコイル424を介して接地され、そのカソー
ドは直流電圧VBが供給される電源端子に接続されてい
る。そして、ダイオード421のアノードおよびコイル
424の接続点が輝度帯除去フィルタ422の入力側に
接続される。また、輝度帯除去回路422とプリアンプ
423との間には直流カット用のコンデンサ425が接
続されている。
【0038】輝度帯除去フィルタ422は、例えば図6
に示すように構成される。すなわち、輝度帯除去フィル
タ422は、20〜30MHzの帯域に存在するFM色
信号CFMのみを通過させるバンドパスフィルタで構成さ
れる。この場合、ダイオード421のアノードおよびバ
イアス用のコイル424の接続点P2は直流カット用の
コンデンサ425を介してプリアンプ423の入力側に
接続される。また、この接続点P2がコンデンサ20を
介して接地され、バイアス用のコイル424とコンデン
サ20によってバンドパスフィルタが構成される。な
お、コンデンサ20の代わりにダイオード421の寄生
容量21を利用してもよい。
に示すように構成される。すなわち、輝度帯除去フィル
タ422は、20〜30MHzの帯域に存在するFM色
信号CFMのみを通過させるバンドパスフィルタで構成さ
れる。この場合、ダイオード421のアノードおよびバ
イアス用のコイル424の接続点P2は直流カット用の
コンデンサ425を介してプリアンプ423の入力側に
接続される。また、この接続点P2がコンデンサ20を
介して接地され、バイアス用のコイル424とコンデン
サ20によってバンドパスフィルタが構成される。な
お、コンデンサ20の代わりにダイオード421の寄生
容量21を利用してもよい。
【0039】また、輝度帯除去フィルタ422は、例え
ば図7に示すように構成することもできる。すなわち、
輝度帯除去フィルタ422は、6〜20MHzの帯域に
存在するFM輝度信号YFM(図5参照)を減衰させるた
めのトラップ回路22で構成される。この場合、フォト
ダイオード421のアノードおよびバイアス用のコイル
424の接続点P2は直流カット用のコンデンサ425
を介してプリアンプ403の入力側に接続される。ま
た、この接続点P2はトラップ回路22を介して接地さ
れる。
ば図7に示すように構成することもできる。すなわち、
輝度帯除去フィルタ422は、6〜20MHzの帯域に
存在するFM輝度信号YFM(図5参照)を減衰させるた
めのトラップ回路22で構成される。この場合、フォト
ダイオード421のアノードおよびバイアス用のコイル
424の接続点P2は直流カット用のコンデンサ425
を介してプリアンプ403の入力側に接続される。ま
た、この接続点P2はトラップ回路22を介して接地さ
れる。
【0040】図3に戻って、また、光受信装置400
は、プリアンプ423の出力信号よりFM色信号YFMを
抽出する20〜30MHzの通過帯域を持つバンドパス
フィルタ426と、このバンドパスフィルタ426で抽
出されたFM色信号CFMの振幅を制限するためのリミッ
タ427と、このリミッタ427で振幅制限されたFM
色信号CFM対してFM復調処理をするFM復調回路42
8と、このFM復調回路428より出力される搬送色信
号Cの帯域を制限するバンドパスフィルタ429と、こ
のバンドパスフィルタ429で帯域制限された搬送色信
号Cを増幅するアンプ430と、このアンプ430で増
幅された搬送色信号Cを導出する出力端子431とを有
している。
は、プリアンプ423の出力信号よりFM色信号YFMを
抽出する20〜30MHzの通過帯域を持つバンドパス
フィルタ426と、このバンドパスフィルタ426で抽
出されたFM色信号CFMの振幅を制限するためのリミッ
タ427と、このリミッタ427で振幅制限されたFM
色信号CFM対してFM復調処理をするFM復調回路42
8と、このFM復調回路428より出力される搬送色信
号Cの帯域を制限するバンドパスフィルタ429と、こ
のバンドパスフィルタ429で帯域制限された搬送色信
号Cを増幅するアンプ430と、このアンプ430で増
幅された搬送色信号Cを導出する出力端子431とを有
している。
【0041】以上の構成において、送信されてきた光信
号(赤外線信号)はフォトダイオード401で電気信号
に変換され、このダイオード401の出力信号はクロマ
帯除去フィルタ402で20〜30MHzの帯域に存在
するFM色信号CFMが除去された後にプリアンプ403
で増幅される。そして、プリアンプ403の出力信号よ
りバンドパスフィルタ406でFM輝度信号YFMが抽出
され、このFM輝度信号YFMはリミッタ407で振幅制
限された後にFM復調回路408に供給されてFM復調
処理が行われる。そして、FM復調回路408より出力
される輝度信号Yはローパスフィルタ409で帯域制限
され、デエンファシス回路410で高域が減衰され、さ
らにアンプ411で増幅された後に、出力端子412に
導出される。
号(赤外線信号)はフォトダイオード401で電気信号
に変換され、このダイオード401の出力信号はクロマ
帯除去フィルタ402で20〜30MHzの帯域に存在
するFM色信号CFMが除去された後にプリアンプ403
で増幅される。そして、プリアンプ403の出力信号よ
りバンドパスフィルタ406でFM輝度信号YFMが抽出
され、このFM輝度信号YFMはリミッタ407で振幅制
限された後にFM復調回路408に供給されてFM復調
処理が行われる。そして、FM復調回路408より出力
される輝度信号Yはローパスフィルタ409で帯域制限
され、デエンファシス回路410で高域が減衰され、さ
らにアンプ411で増幅された後に、出力端子412に
導出される。
【0042】また、送信されてきた光信号(赤外線信
号)はフォトダイオード421で電気信号に変換され、
このダイオード421の出力信号は輝度帯除去フィルタ
422で6〜20MHzの帯域に存在するFM輝度信号
YFMが除去された後にプリアンプ423で増幅される。
そして、プリアンプ423の出力信号よりバンドパスフ
ィルタ426でFM色信号CFMが抽出され、このFM色
信号CFMはリミッタ427で振幅制限された後にFM復
調回路428に供給されてFM復調処理が行われる。そ
して、FM復調回路428より出力される搬送色信号C
はバンドパスフィルタ429で帯域制限され、アンプ4
30で増幅された後に、出力端子431に導出される。
号)はフォトダイオード421で電気信号に変換され、
このダイオード421の出力信号は輝度帯除去フィルタ
422で6〜20MHzの帯域に存在するFM輝度信号
YFMが除去された後にプリアンプ423で増幅される。
そして、プリアンプ423の出力信号よりバンドパスフ
ィルタ426でFM色信号CFMが抽出され、このFM色
信号CFMはリミッタ427で振幅制限された後にFM復
調回路428に供給されてFM復調処理が行われる。そ
して、FM復調回路428より出力される搬送色信号C
はバンドパスフィルタ429で帯域制限され、アンプ4
30で増幅された後に、出力端子431に導出される。
【0043】以上説明したように、本実施の形態におけ
る光受信装置400は、輝度信号系のフォトダイオード
401と搬送色信号系のフォトダイオード421とを別
個に備えるものである。そして、フォトダイオード40
1の出力信号はクロマ帯除去フィルタ402で20〜3
0MHzの帯域に存在する搬送色信号CFMが除去された
後にプリアンプ403に供給される。そのため、プリア
ンプ403ではFM輝度信号YFMのみが増幅されること
から、このプリアンプ403が非線形性を有していて
も、6〜20MHzのFM輝度信号YFMの帯域にFM輝
度信号YFMおよびFM色信号CFMによるスプリアス妨害
波が発生することはなくなる。よって、バンドパスフィ
ルタ406で抽出されるFM輝度信号YFMはFM輝度信
号YFMおよびFM色信号CFMによるスプリアス妨害波の
影響を受けないものとなり、出力端子412に良好な輝
度信号Yを得ることができる。
る光受信装置400は、輝度信号系のフォトダイオード
401と搬送色信号系のフォトダイオード421とを別
個に備えるものである。そして、フォトダイオード40
1の出力信号はクロマ帯除去フィルタ402で20〜3
0MHzの帯域に存在する搬送色信号CFMが除去された
後にプリアンプ403に供給される。そのため、プリア
ンプ403ではFM輝度信号YFMのみが増幅されること
から、このプリアンプ403が非線形性を有していて
も、6〜20MHzのFM輝度信号YFMの帯域にFM輝
度信号YFMおよびFM色信号CFMによるスプリアス妨害
波が発生することはなくなる。よって、バンドパスフィ
ルタ406で抽出されるFM輝度信号YFMはFM輝度信
号YFMおよびFM色信号CFMによるスプリアス妨害波の
影響を受けないものとなり、出力端子412に良好な輝
度信号Yを得ることができる。
【0044】また、フォトダイオード421の出力信号
は輝度帯除去フィルタ422で6〜20MHzの帯域に
存在する搬送輝度信号YFMが除去された後にプリアンプ
423に供給される。そのため、プリアンプ423では
FM色信号CFMのみが増幅されることから、このプリア
ンプ423が非線形性を有していても、20〜30MH
zのFM色信号CFMの帯域にFM輝度信号YFMの2次歪
(2次高調波歪)が発生することはなくなる。よって、
バンドパスフィルタ426で抽出されるFM色信号CFM
はFM輝度信号YFMの2次歪の影響を受けないものとな
り、出力端子431に良好な搬送色信号Cを得ることが
できる。
は輝度帯除去フィルタ422で6〜20MHzの帯域に
存在する搬送輝度信号YFMが除去された後にプリアンプ
423に供給される。そのため、プリアンプ423では
FM色信号CFMのみが増幅されることから、このプリア
ンプ423が非線形性を有していても、20〜30MH
zのFM色信号CFMの帯域にFM輝度信号YFMの2次歪
(2次高調波歪)が発生することはなくなる。よって、
バンドパスフィルタ426で抽出されるFM色信号CFM
はFM輝度信号YFMの2次歪の影響を受けないものとな
り、出力端子431に良好な搬送色信号Cを得ることが
できる。
【0045】なお、上述実施の形態においては、輝度信
号Yおよび搬送色信号CがそれぞれFM変調されるもの
を示したが、その他の変調方式で変調して光伝送する構
成であってもよい。また、搬送色信号Cは変調するので
はなく、20〜30MHzの帯域内に周波数変換して光
伝送するようにしてもよい。また、搬送色信号Cではな
く、例えばベースバンド信号である赤色差信号、青色差
信号を線順次で変調して光伝送するようにしてもよい。
このように、色信号の送信方式に変更があるときは、光
受信装置はそれに対応して変更されることになる。
号Yおよび搬送色信号CがそれぞれFM変調されるもの
を示したが、その他の変調方式で変調して光伝送する構
成であってもよい。また、搬送色信号Cは変調するので
はなく、20〜30MHzの帯域内に周波数変換して光
伝送するようにしてもよい。また、搬送色信号Cではな
く、例えばベースバンド信号である赤色差信号、青色差
信号を線順次で変調して光伝送するようにしてもよい。
このように、色信号の送信方式に変更があるときは、光
受信装置はそれに対応して変更されることになる。
【0046】また、上述実施の形態においては、NTS
C方式のビデオ信号の伝送例を示したものであるが、フ
ィルタの特性等を変更することで、PAL方式等のその
他のビデオ信号の光伝送にも同様に適用できることは勿
論である。そして、上述実施の形態においては、周波数
帯域を異にするFM輝度信号YFMおよびFM色信号C FM
を光伝送するものを示したが、この発明は周波数帯域を
異にする複数の信号を光伝送する場合に同様に適用でき
る。その場合、光受信装置のフォトダイオード(光/電
気変換手段)や不要帯域信号の除去フィルタ等は信号数
に対応した個数だけ設けられることとなる。
C方式のビデオ信号の伝送例を示したものであるが、フ
ィルタの特性等を変更することで、PAL方式等のその
他のビデオ信号の光伝送にも同様に適用できることは勿
論である。そして、上述実施の形態においては、周波数
帯域を異にするFM輝度信号YFMおよびFM色信号C FM
を光伝送するものを示したが、この発明は周波数帯域を
異にする複数の信号を光伝送する場合に同様に適用でき
る。その場合、光受信装置のフォトダイオード(光/電
気変換手段)や不要帯域信号の除去フィルタ等は信号数
に対応した個数だけ設けられることとなる。
【0047】
【発明の効果】この発明に係る光受信装置は、複数の光
/電気変換手段の出力信号よりそれぞれ不要帯域信号を
除去した後に信号処理をして複数の信号を得るものであ
り、非線形性を有する信号処理系で不要帯域信号による
スプリアス妨害波や2次歪が発生することを防止でき
る。これにより、信号処理系からスプリアス妨害波や2
次歪等の影響のない良好な信号を得ることができる。ま
た、信号処理系にある程度の非線形性を許容でき、回路
設計を容易とできる利益がある。
/電気変換手段の出力信号よりそれぞれ不要帯域信号を
除去した後に信号処理をして複数の信号を得るものであ
り、非線形性を有する信号処理系で不要帯域信号による
スプリアス妨害波や2次歪が発生することを防止でき
る。これにより、信号処理系からスプリアス妨害波や2
次歪等の影響のない良好な信号を得ることができる。ま
た、信号処理系にある程度の非線形性を許容でき、回路
設計を容易とできる利益がある。
【図1】実施の形態としてのカメラ一体型VTRシステ
ムを示す構成図である。
ムを示す構成図である。
【図2】送信信号の周波数アロケーションを示す図であ
る。
る。
【図3】光受信装置の構成を示すブロック図である。
【図4】クロマ帯除去フィルタの構成を示す接続図であ
る。
る。
【図5】クロマ帯域除去フィルタ、輝度帯除去フィルタ
の説明のための図である。
の説明のための図である。
【図6】輝度帯除去フィルタの構成を示す接続図であ
る。
る。
【図7】輝度帯除去フィルタの他の構成を示す接続図で
ある。
ある。
【図8】光送信装置の構成を示すブロック図である。
【図9】送信信号の周波数アロケーションを示す図であ
る。
る。
【図10】光受信装置の構成を示すブロック図である。
【図11】FM輝度信号YFMおよびFM色信号CFMによ
るスプリアス妨害波の発生を説明するための図である。
るスプリアス妨害波の発生を説明するための図である。
【図12】FM輝度信号YFMの2次歪(2次高調波歪)
の発生を説明するための図である。
の発生を説明するための図である。
300 カメラ一体型VTRシステム 310 カメラ一体型VTR 320 光送信装置 321 Y送信系 322 C送信系 325,326 赤外線発光ダイオード 330 光受信装置 331,332 フォトダイオード 333 Y受信系 334 C受信系 340 テレビ受像機 400 光受信装置 401,421 フォトダイオード 402 クロマ帯除去フィルタ 403,423 プリアンプ 406,426 バンドパスフィルタ 408,428 FM復調回路 422 輝度帯除去フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/225 7/22 9/64
Claims (2)
- 【請求項1】 受信された光信号を電気信号に変換する
複数の光/電気変換手段と、 上記複数の光/電気変換手段の出力信号よりそれぞれ不
要帯域信号を除去する複数のフィルタ手段と、 上記複数のフィルタ手段の出力信号をそれぞれ処理して
複数の信号を得る複数の信号処理手段とを備えることを
特徴とする光受信装置。 - 【請求項2】 上記光信号は、輝度信号を変調して得ら
れる第1の周波数帯域の信号に対応する第1の光信号と
色信号を変調または周波数変換して得られる上記第1の
周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域の信号に対応す
る第2の光信号とからなり、 上記複数の光/電気変換手段として第1および第2の光
/電気変換手段を有し、 上記複数のフィルタ手段として上記第1の光/電気変換
手段の出力信号より上記第2の周波数帯域の信号を除去
する第1のフィルタ手段および上記第2の光/電気変換
手段の出力信号より上記第1の周波数帯域の信号を除去
する第2のフィルタ手段を有し、 上記複数の信号処理手段として上記第1のフィルタ手段
の出力信号を処理して上記輝度信号を得る第1の信号処
理手段および上記第2のフィルタ手段の出力信号を処理
して上記色信号を得る第2の信号処理手段を有すること
を特徴とする請求項1に記載の光受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7330703A JPH09172412A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 光受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7330703A JPH09172412A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 光受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09172412A true JPH09172412A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18235623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7330703A Pending JPH09172412A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 光受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09172412A (ja) |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP7330703A patent/JPH09172412A/ja active Pending
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