JPH0837659A - 光伝送装置 - Google Patents

光伝送装置

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Publication number
JPH0837659A
JPH0837659A JP17261994A JP17261994A JPH0837659A JP H0837659 A JPH0837659 A JP H0837659A JP 17261994 A JP17261994 A JP 17261994A JP 17261994 A JP17261994 A JP 17261994A JP H0837659 A JPH0837659 A JP H0837659A
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JP
Japan
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signal
frequency
signals
luminance
optical
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Application number
JP17261994A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Moriuchi
宏 森内
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】f特の伸びの少ない安価なLEDを使用可能と
し、またLEDの個数を少なくして安価に構成すると共
に、Y/C分離信号の伝送時にスプリアスによるビデオ
信号の特性劣化を防止する。 【構成】輝度信号Yまたはコンポジット信号CVを6〜
20MHzの帯域でFM変調した後にLEDドライバ1
0Yに供給し、f特20MHz以上のLED11Yで光
信号に変換する。また、輝度信号Yと共に供給される搬
送色信号Cを20〜30MHzの帯域でFM変調した後
にLEDドライバ10Cに供給し、f特30MHz以上
のLED11Cで光信号に変換する。LED11Yとし
てf特20MHz以上のものを使用でき、しかもf特2
0MHz以上のLEDはf特30MHz以上のLEDに
比べて光パワーが大きく必要個数を少なくでき、全体と
して安価に構成し得る。FM輝度信号YFMとFM色信号
CFMとは周波数多重化されないため、スプリアスの発生
を防止し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば輝度信号およ
び色信号が分離されてなるY/C分離信号や輝度信号お
よび搬送色信号が合成されてなるコンポジット信号等を
ワイヤレス光伝送するために適用して好適な光伝送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】Y/C分離信号やコンポジット信号をワ
イヤレス光伝送するための光伝送装置が考えられる。以
下、例えばNTSC方式のビデオ信号を取り扱う光伝送
装置の送信側および受信側の構成例について説明する。
【0003】図8は送信側の構成例を示している。図に
おいて、1は輝度信号Yまたはコンポジット信号CVが
供給される入力端子である。この入力端子1に供給され
る輝度信号Yまたはコンポジット信号CVはプリエンフ
ァシス回路2で高域が強調された後にFM変調器3でF
M変調されて、FM輝度信号YFMまたはFMコンポジッ
ト信号CVFMが形成される。
【0004】FM変調器3では、例えばシンクチップが
11.5MHz、ホワイトピークが13.5MHzとな
るように変調される。FM輝度信号YFMまたはFMコン
ポジット信号CVFMの変調帯域は、図10に示すように
6〜20MHzとされる。FM変調器3より出力される
FM輝度信号YFMまたはFMコンポジット信号CVFMは
6〜20MHzの通過帯域を有するバンドパスフィルタ
4を介してミックスアンプ(合波フィルタ)5に供給さ
れる。
【0005】また、6は入力端子1に輝度信号Yが供給
されるとき搬送色信号Cが供給される入力端子である。
この入力端子6に供給される搬送色信号CはFM変調器
7でFM変調されてFM色信号CFMが形成される。FM
色信号CFMの変調帯域は、図10に示すように20〜3
0MHzとされる。FM変調器7より出力されるFM色
信号CFMは20〜30MHzの通過帯域を有するバンド
パスフィルタ8を介してミックスアンプ5に供給され
る。
【0006】入力端子1に輝度信号Yが供給されると共
に、入力端子6に搬送色信号Cが供給される場合(Y/
C分離信号の伝送時)、ミックスアンプ5からはFM輝
度信号YFMおよびFM色信号CFMが周波数多重化されて
出力される。一方、入力端子1にコンポジット信号CV
が供給されると共に、入力端子6に何も供給されない場
合(コンポジット信号の伝送時)、ミックスアンプ5か
らはFMコンポジット信号CVFMのみが出力される。ミ
ックスアンプ5より出力されるFM変調信号はアンプ9
で増幅された後にLEDドライバ10に供給され、LE
D(発光ダイオード)11で光信号に変換されて出力さ
れる。
【0007】また、図9は受信側の構成例を示してい
る。図において、伝送されてきた光信号はフォトダイオ
ード12で電気信号に変換された後にアンプ13で増幅
される。このアンプ13の出力信号は6〜20MHzの
通過帯域を有するバンドパスフィルタ14に供給されて
FM輝度信号YFMまたはFMコンポジット信号CVFMが
抽出される。バンドパスフィルタ14より出力されるF
M輝度信号YFMまたはFMコンポジット信号CVFMはリ
ミッタアンプ15で振幅制限された後にFM復調器16
でFM復調されて輝度信号Yまたはコンポジット信号C
Vが得られる。
【0008】FM復調器16より出力される輝度信号Y
またはコンポジット信号CVはカットオフ周波数が6M
Hz程度のローパスフィルタ17で帯域制限された後、
ディエンファシス回路18でディエンファシス処理が行
われ、さらにアンプ19で増幅されて出力端子20に導
出される。
【0009】また、アンプ13の出力信号は20〜30
MHzの通過帯域を有するバンドパスフィルタ21に供
給されてFM色信号CFMが抽出される。バンドパスフィ
ルタ21より出力されるFM色信号CFMはリミッタアン
プ22で振幅制限された後にFM復調器23でFM復調
されて搬送色信号Cが得られる。このFM復調器23よ
り出力される搬送色信号Cは中心周波数が3.58MH
z(NTSC方式の色副搬送波周波数)であるバンドパ
スフィルタ24で帯域制限された後、アンプ25で増幅
されて出力端子26に導出される。なお、バンドパスフ
ィルタ14の代わりにカットオフ周波数が20MHzの
ローパスフィルタを使用し、またバンドパスフィルタ2
1の代わりにカットオフ周波数が20MHzのハイパス
フィルタを使用することもできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した光伝送装置で
は、送信側でFM輝度信号YFMまたはFMコンポジット
信号CVFMとFM色信号CFMの周波数多重化信号がアン
プ9で増幅された後にLEDドライバ10に供給されて
LED11より光信号として伝送されるものであるた
め、複数個のLED11は全てf特30MHz以上のも
のを要することから、装置が高価となる。
【0011】また、一般的にf特が伸びているLEDの
光パワーは小さく、従って所定の光パワーを得るのに上
述したf特30MHz以上を要するLED11を比較的
多く必要とするため、さらに装置が高価となる。
【0012】また、上述した光伝送装置では、送信側で
FM輝度信号YFMまたはFMコンポジット信号CVFMと
FM色信号CFMの周波数多重化信号がアンプ9で増幅さ
れた後にLEDドライバ10に供給されてLED11よ
り光信号として伝送されるものであるため、Y/C分離
信号を伝送する場合には非線形性を有するミックスアン
プ5でスプリアスが生じ、ビデオ信号の特性が劣化す
る。
【0013】また、上述した光伝送装置では、送信側で
FM輝度信号YFMまたはFMコンポジット信号CVFMと
FM色信号CFMの周波数多重化信号がアンプ9で増幅さ
れた後にLEDドライバ10に供給されてLED11よ
り光信号として伝送されるものである。この場合、Y/
C分離信号を伝送する際にLED11に流れる電流Iの
振幅が図11Aに示すように約100mAp-pであると
する。FM輝度信号YFMとFM色信号CFMをほとんど同
じレベルで伝送するものとすると、FM輝度信号YFM、
FM色信号CFMの成分は、それぞれ図11B,Cに示す
ように約50mAp-pである。
【0014】よって、FM変調器3の系のみを使用する
コンポジット信号CVの伝送時には、LED11に流れ
る電流Iの振幅は約50mAp-pとなり、LED11は
Y/C分離信号を伝送する場合の約半分の変調度で使用
されることとなり、LED11が効率的に使用されてい
なかった。
【0015】また、上述した光伝送装置では、送信側で
FM輝度信号YFMまたはFMコンポジット信号CVFMと
FM色信号CFMの周波数多重化信号がアンプ9で増幅さ
れた後にLEDドライバ10に供給されてLED11よ
り光信号として伝送されるものであり、輝度信号Yとコ
ンポジット信号CVに対して同一の系が使用されてい
る。したがって、輝度信号Yおよびコンポジット信号C
Vに対してプリエンファシス回路2では同じエンファシ
ス量でもって高域強調処理が行われる。
【0016】この場合、コンポジット信号CVを伝送す
る際、搬送色信号Cの振幅が大きいときは、基本波(F
M搬送波)の2次、3次高調波のサイドバンド(搬送色
信号の折り返し)がスプリアスとなって原信号に影響を
与えることから、プリエンファシス回路2ではエンファ
シス量をあまり大きくすることができない。そのため、
Y/C分離信号を伝送する際に、上述した高調波のサイ
ドバンドの影響がないにも拘らず輝度信号Yに対して高
域強調処理を十分に行うことができなかった。
【0017】図12は、スプリアスとなる高調波のサイ
ドバンドを表している。この場合、基本波は12.8M
Hz近辺に出ると共に、基本波のサイドバンドは基本波
周波数±3.58MHzにでる。これらは伝送に必要な
信号であるが、2次高調波の第2次サイドバンド2−2
(基本波周波数×2−3.58×2=18.4MHz近
辺)、2次高調波の第3次サイドバンド2−3(基本波
周波数×2−3.58×3=14.9MHz近辺)、
2次高調波の第4次サイドバンド2−4(基本波周波数
×2−3.58×4=11.3MHz近辺)、3次高調
波の第6次サイドバンド3−6(基本波周波数×3−
3.58×6=16.9MHz近辺)等が変調帯域内に
出て妨害波となる。
【0018】そこで、この発明では、f特の伸びの少な
い安価なLEDを使用可能とし、またLEDの個数を少
なくして安価に構成できるようにすると共に、Y/C分
離信号の伝送時にスプリアスによるビデオ信号の特性劣
化を防止し得る光伝送装置を提供するものである。ま
た、この発明では、コンポジット信号の伝送時にLED
を効率よく使用できる光伝送装置を提供するものであ
る。また、この発明では、Y/C分離信号伝送時に輝度
信号に対して十分なエンファシス量でもって高域強調処
理を行い得る光伝送装置を提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る光
伝送装置は、複数の情報信号をそれぞれ変調または周波
数変換して複数の周波数帯域の信号を得る信号処理手段
と、この信号処理手段より出力される複数の周波数帯域
の信号をそれぞれ光信号に変換する複数の電気/光変換
手段とを備えるものである。
【0020】請求項2の発明に係る光伝送装置は、請求
項1の発明において、信号処理手段は、輝度信号または
輝度信号と搬送色信号が合成されたコンポジット信号を
変調して第1の周波数帯域の信号を形成する第1の信号
処理部と、輝度信号と共に供給される色信号を変調また
は周波数変換して第1の周波数帯域とは異なる第2の周
波数帯域の信号を形成する第2の信号処理部とを有する
ものである。
【0021】請求項3の発明に係る光伝送装置は、複数
の情報信号をそれぞれ変調または周波数変換して複数の
周波数帯域の信号を得る信号処理手段と、この信号処理
手段より出力される複数の周波数帯域の信号を周波数多
重化する信号合成手段と、この信号合成手段の出力信号
を増幅する信号増幅手段と、この信号増幅手段の出力信
号を光信号に変換する電気/光変換手段と、信号合成手
段で実質的に多重化される信号数が少なくなるほど信号
増幅手段のゲインを上げていくゲイン制御手段とを備え
るものである。
【0022】請求項4の発明に係る光伝送装置は、請求
項3の発明において、信号処理手段は、輝度信号または
輝度信号と搬送色信号が合成されたコンポジット信号を
変調して第1の周波数帯域の信号を形成する第1の信号
処理部と、輝度信号と共に供給される色信号を変調また
は周波数変換して第1の周波数帯域とは異なる第2の周
波数帯域の信号を形成する第2の信号処理部とを有し、
ゲイン制御手段は、第1の信号処理部でコンポジット信
号が変調されるときは輝度信号が変調される場合に比べ
て信号増幅手段のゲインを約2倍に上げるものである。
【0023】請求項5の発明に係る光伝送装置は、請求
項2または請求項4の発明において、第1の信号処理部
の前段にプリエンファシス手段を設け、第1の信号処理
部でコンポジット信号が変調されるときは輝度信号が変
調される場合に比べてプリエンファシス手段のエンファ
シス量を小さくするものである。
【0024】請求項6の発明に係る光伝送装置は、請求
項2、請求項4または請求項5のいずれかの発明におい
て、第1の信号処理部でコンポジット信号が変調される
ときは第2の信号処理部の電源をオフとするものであ
る。
【0025】請求項7の発明に係る光伝送装置は、請求
項4〜請求項6のいずれかの発明において、第1の信号
処理部で輝度信号またはコンポジット信号のいずれが変
調されるかを自動的に判別する判別手段を備えるもので
ある。
【0026】
【作用】請求項1の発明においては、信号処理手段より
出力される複数の周波数帯域の信号がそれぞれ複数の電
気/光変換手段で光信号に変換されて伝送されるもので
あり、低域の信号ほどf特の伸びていない電気/光変換
手段を使用でき、またf特が伸びていないものは光パワ
ーが大きく必要個数を少なくできるため、安価に構成す
ることが可能となる。また、複数の周波数帯域の信号が
周波数多重化された後に光信号に変換されるものでない
ため、周波数多重化によるスプリアスの発生を回避し
て、情報信号の特性劣化を防止し得る。
【0027】請求項2の発明においては、第1および第
2の信号処理部より出力される信号がそれぞれ第1およ
び第2の電気/光変換手段で光信号に変換されて伝送さ
れるものであり、第2の電気/光変換手段の一方は他方
よりf特が伸びていなものを使用でき、またf特が伸び
ていないものは光パワーが大きく必要個数を少なくでき
るため、安価に構成することが可能となる。また、第
1、第2の信号処理部の出力信号が周波数多重化される
ものでないため、周波数多重化によるスプリアスの発生
を回避でき、ビデオ信号の特性劣化を防止し得る。
【0028】請求項3の発明においては、信号処理手段
より出力される複数の周波数帯域の信号が多重化された
後に信号増幅手段で増幅されて電気/光変換手段で光信
号に変換されて伝送されるものであって、信号合成手段
で実質的に多重化される信号数が少なくなるほど信号増
幅手段のゲインを上げていくものであり、電気/光変換
手段は常に例えば最大限の変調度でもって効率よく使用
されるため、多重化される信号数が少なくなるほど光パ
ワーが大きくなって伝送距離を伸ばすことが可能となる
と共に、伝送距離が同じであるときはS/Nを改善する
ことが可能となる。
【0029】請求項4の発明においては、第1、第2の
信号処理部の出力信号が多重化された後に信号増幅手段
で増幅されて電気/光変換手段で光信号に変換されて伝
送されるものであって、第2の信号処理部の出力がない
コンポジット信号の伝送時は信号増幅手段のゲインが約
2倍に上げられて電気/光変換手段は例えば最大限の変
調度でもって効率よく使用されるため、光パワーが大き
くなって伝送距離を伸ばすことが可能となると共に、伝
送距離が同じであるときはS/Nを改善することが可能
となる。
【0030】請求項5の発明においては、第1の信号処
理部の前段にプリエンファシス手段が設けられ、第1の
信号処理部でコンポジット信号が変調されるときは輝度
信号が変調される場合に比べてプリエンファシス手段の
エンファシス量が小さくされるものであり、コンポジッ
ト信号の伝送時はプリエンファシス手段のエンファシス
量が小さくなるため高調波のサイドバンド(色信号の折
り返し)がスプリアスとして原信号に影響を及ぼすこと
を回避でき、一方Y/C分離信号が伝送される場合はエ
ンファシス量が大きくなるため輝度信号に対して十分に
高域強調処理を行うことが可能となる。
【0031】請求項6の発明においては、コンポジット
信号の伝送時は、第2の信号処理部で色信号を変調また
は周波数変換を行う必要がなく、この第2の信号処理部
の電源をオフとすることで、電力の節約を図ることが可
能となる。
【0032】請求項7の発明においては、Y/C分離信
号の伝送時であるかコンポジット信号の伝送時であるか
の判別が自動的に行われるため、それぞれの信号伝送時
における回路の切り換え変更等を自動的に行うことが可
能となる。
【0033】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の第1
実施例について説明する。図1は第1実施例の送信側の
構成を示している。この図1において、図8と対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0034】図において、バンドパスフィルタ4より出
力されるFM輝度信号YFMまたはFMコンポジット信号
CFMはアンプ9Yで増幅された後にLEDドライバ10
Yに供給され、LED(発光ダイオード)11Yで光信
号に変換されて出力される。この場合、LED11Yで
は変調帯域が6〜20MHzのFM輝度信号YFMまたは
FMコンポジット信号CFMが光信号に変換されるもので
あり、LED11Yとしてはf特20MHz以上のLE
Dが用いられる。
【0035】また、バンドパスフィルタ8より出力され
るFM色信号CFMはアンプ9Cで増幅された後にLED
ドライバ10Cに供給され、LED11Cで光信号に変
換されて出力される。この場合、LED11Cでは変調
帯域が20〜30MHzのFM色信号CFMが光信号に変
換されるものであり、LED11Cとしてはf特30M
Hz以上のLEDが用いられる。
【0036】本例の送信側は以上のように構成され、そ
の他は図8の例と同様に構成される。また、本例の受信
側は図9の例と同様に構成されるので説明は省略する。
【0037】本例においては、LED11Yとしてf特
20MHz以上のLEDを使用でき、しかもf特20M
Hz以上のLEDはf特30MHz以上のLEDに比べ
て光パワーが大きく必要個数を少なくできるため、全体
として安価に構成することができる。例えば、図8の例
でLED11としてf特30MHz以上のLEDが10
個必要であるとき、図1の例ではLED11Yとしてf
特20MHz以上のLEDが3個、LED11Cとして
f特30MHz以上のLEDが5個で構成できるように
なる。
【0038】また、本例においては、Y/C分離信号の
伝送時であっても、FM変調器3より出力されるFM輝
度信号YFMとFM変調器7より出力されるFM色信号C
FMとが周波数多重化されるものでないので、図8の例の
ように周波数多重化によってスプリアスが発生するとい
うことがなく、ビデオ信号の特性劣化を防止することが
できる。
【0039】なお、第1実施例においては、Y/C分離
信号あるいはコンポジット信号CVを伝送する例を示し
たが、複数の情報信号(ビデオ信号、オーディオ信号、
データ信号等)をそれぞれ変調または周波数変換して複
数の周波数帯域の信号を得、これら複数の周波数帯域の
信号をそれぞれ複数の電気/光変換手段(LED等)で
光信号に変換して伝送するように構成することで、第1
実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0040】次に、図面を参照しながら、この発明の第
2実施例について説明する。図2は第2実施例の送信側
の構成を示している。この図2において、図8と対応す
る部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0041】図において、1CVはコンポジット信号C
Vが供給される入力端子である。この入力端子1CVに
供給されるコンポジット信号CVは切換スイッチ30の
a側の固定端子に供給される。また、1YはY/C分離
信号を構成する輝度信号Yが供給される入力端子であ
る。この入力端子1Yに供給される輝度信号Yは切換ス
イッチ30のb側の固定端子に供給される。
【0042】また、入力端子1Yに供給される輝度信号
Yおよび入力端子6に供給される搬送色信号Cはそれぞ
れコンポジット信号、Y/C分離信号の自動判別・切換
回路31に供給される。この自動判別・切換回路31で
は、搬送色信号Cの有無や、輝度信号Yの水平同期信号
の有無等に基づき、伝送信号としてコンポジット信号の
伝送時であるかY/C分離信号の伝送時であるかが自動
的に判別される。上述した切換スイッチ30は自動判別
・切換回路31によってその切り換えが制御される。す
なわち、コンポジット信号CVの伝送時はa側に接続さ
れ、Y/C分離信号の伝送時はb側に接続される。切換
スイッチ30より出力される輝度信号Yまたはコンポジ
ット信号CVはプリエンファシス回路2に供給される。
【0043】また、LEDドライバ10の前段に配され
たアンプ9のゲインは自動判別・切換回路31によって
制御される。すなわち、コンポジット信号CVの伝送時
は、Y/C分離信号の伝送時と比べて約2倍のゲインと
される。さらに、FM変調器7の電源は、自動判別・切
換回路31の制御によって、FM変調器7が実質的に使
用されていないコンポジット信号CVの伝送時はオフと
される。本例の送信側は以上のように構成され、その他
は図8の例と同様に構成される。
【0044】また、図3は第2実施例の受信側の構成を
示している。この図3において、図9と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。図におい
て、アンプ19より出力される輝度信号Yまたはコンポ
ジット信号CVは切換スイッチ32の可動端子に供給さ
れる。また、バンドパスフィルタ21より出力されるF
M色信号CFMはコンポジット信号、Y/C分離信号の自
動判別・切換回路33に供給される。自動判別・切換回
路33では、FM色信号CFMの変調キャリアの有無等に
基づき、コンポジット信号CVの伝送時であるかY/C
分離信号の伝送時であるかが自動的に判別される。
【0045】上述した切換スイッチ32は自動判別・切
換回路33によってその切り換えが制御される。すなわ
ち、コンポジット信号CVの伝送時はa側に接続され、
Y/C分離信号の伝送時はb側に接続される。そのた
め、コンポジット信号CVの伝送時は、アンプ19より
コンポジット信号CVが出力されるが、このコンポジッ
ト信号CVは切換スイッチ32のa側を介して出力端子
34CVに導出される。また、Y/C分離信号の伝送時
は、アンプ19より輝度信号Yが出力されるが、この輝
度信号Yは切換スイッチ32のb側を介して出力端子3
4Yに導出される。本例の受信側は以上のように構成さ
れ、その他は図9の例と同様に構成される。
【0046】本例においては、FM変調器7よりFM色
信号CFMが出力されないコンポジット信号CVの伝送時
には、Y/C分離信号の伝送時に比べて、アンプ9のゲ
インが約2倍とされるため、図8の例に比べて、コンポ
ジット信号CVの伝送時のLED11の変調度を約2倍
にでき、LED11を効率よく使用することができる。
これにより、LED11の光パワーが約2倍となるので
伝送距離を伸ばすことができ、また伝送距離が同じであ
るときはS/Nを改善することができる。
【0047】また、本例においては、FM変調器7より
FM色信号CFMが出力されず、このFM変調器7が実質
的に使用されていないコンポジット信号CVの伝送時に
は、FM変調器7の電源がオフとされるので、電力の節
約を図ることができる。
【0048】また、Y/C分離信号の伝送時であるかコ
ンポジット信号CVの伝送時であるかが自動判別・切換
回路31,33で自動的に判別されるので、それぞれの
信号伝送時における回路の切り換え変更等を自動的に行
うことができる利益がある。
【0049】なお、第2実施例においては、Y/C分離
信号またはコンポジット信号CVを伝送する例を示した
が、複数の情報信号(ビデオ信号、オーディオ信号、デ
ータ信号等)をそれぞれ変調または周波数変換して複数
の周波数帯域の信号を得、これらの信号を周波数多重化
して増幅した後に電気/光変換手段(LED等)で光信
号に変換して伝送するものであって、実質的に多重化さ
れる信号数が少なくなるほど周波数多重化信号の増幅率
を上げていくことで、第2実施例と同様の作用効果を得
ることができる。
【0050】次に、図面を参照しながら、この発明の第
3実施例について説明する。図4は第3実施例の送信側
の構成を示している。この図4において、図2と対応す
る部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0051】図において、切換スイッチ30より出力さ
れる輝度信号Yまたはコンポジット信号CVはプリエン
ファシス回路2Aを介してFM変調器3に供給される。
プリエンファシス回路2Aは、そのエンファシス量が2
段階に切り換え可能に構成される。このプリエンファシ
ス回路2Aのエンファシス量の切り換えは自動判別・切
換回路31によって制御される。すなわち、コンポジッ
ト信号CVの伝送時には、Y/C分離信号の伝送時に比
べてエンファシス量が小さくなるように切り換えられる
(例えば、3.58MHzの周波数で−3dB)。本例
の送信側は以上のように構成され、その他は図2の例と
同様に構成される。
【0052】図6Aはプリエンファシス回路2Aの具体
例を示している。入力端子201はオペアンプ202の
非反転入力端子に接続される。このオペアンプ202の
反転入力端子はコンデンサCを介して切換スイッチ20
3の可動端子に接続され、この切換スイッチ203のa
側、b側の固定端子はそれぞれ抵抗器R2,R3を介して
接地される。また、オペアンプ202の出力端子は帰還
抵抗器R1を介して反転入力端子に接続されると共に、
その出力端子より出力端子204が導出される。
【0053】以上の構成において、エンファシス量(エ
ンファシス定数)は、帰還抵抗器R 1およびコンデンサ
Cの他に、抵抗器R2または抵抗器R3によって決定され
る。この場合、R2>R3であるとき、切換スイッチ20
3はコンポジット信号の伝送時はa側に、Y/C分離信
号の伝送時はb側に切り換えられることとなる。
【0054】また、図5は第3実施例の受信側の構成を
示している。この図5において、図3と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。図におい
て、バンドパスフィルタ17より出力される輝度信号Y
またはコンポジット信号CVはディエンファシス回路1
8Aを介してアンプ19に供給される。ディエンファシ
ス回路18Aは、そのディエンファシス量が上述した送
信側のプリエンファシス回路2Aのエンファシス量に対
応して2段階に切り換え可能に構成される。このディエ
ンファシス回路18Aのディエンファシス量の切り換え
は自動判別・切換回路33によって制御される。すなわ
ち、コンポジット信号CVの伝送時には、Y/C分離信
号の伝送時に比べてディエンファシス量が小さくなるよ
うに切り換えられる。本例の受信側は以上のように構成
され、その他は図3の例と同様に構成される。
【0055】図6Bはディエンファシス回路18Aの具
体例を示している。入力端子181は抵抗器R1および
コンデンサCの直列回路を介して切換スイッチ182の
可動端子に接続され、この切換スイッチ182のa側、
b側の固定端子はそれぞれ抵抗器R2,R3を介して接地
される。また、抵抗器R1およびコンデンサCの接続点
は出力端子183に接続される。以上の構成において、
ディエンファシス量は抵抗器R1およびコンデンサCの
他に、抵抗器R2または抵抗器R3によって決定され、切
換スイッチ182はコンポジット信号の伝送時はa側
に、Y/C分離信号の伝送時はb側に切り換えられるこ
ととなる。
【0056】本例においては、第2実施例と同様の作用
効果を得ることができる他に、コンポジット信号の伝送
時にはプリエンファシス回路2Aのエンファシス量が小
さくなるので、高調波のサイドバンド(搬送色信号の折
り返し)がスプリアスとして原信号に影響を及ぼすこと
を回避できる。一方、Y/C分離信号の伝送時にはプリ
エンファシス回路2Aのエンファシス量が大きくなるの
で、輝度信号Yに対して十分に高域強調処理を行うこと
ができる。
【0057】次に、図面を参照しながら、この発明の第
4実施例について説明する。図7は第4実施例の送信側
の構成を示している。この図7において、図1と対応す
る部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0058】図において、1CVはコンポジット信号C
Vが供給される入力端子である。この入力端子1CVに
供給されるコンポジット信号CVは切換スイッチ34の
a側の固定端子に供給される。また、1YはY/C分離
信号を構成する輝度信号Yが供給される入力端子であ
る。この入力端子1Yに供給される輝度信号Yは切換ス
イッチ34のb側の固定端子に供給される。
【0059】また、入力端子1Yに供給される輝度信号
Yおよび入力端子6に供給される搬送色信号Cはそれぞ
れコンポジット信号、Y/C分離信号の自動判別・切換
回路35に供給される。この自動判別・切換回路35で
は、搬送色信号Cの有無や、輝度信号Yの水平同期信号
の有無等に基づき、コンポジット信号CVの伝送時であ
るかY/C分離信号の伝送時であるかが自動的に判別さ
れる。上述した切換スイッチ34は自動判別・切換回路
35によってその切り換えが制御される。すなわち、コ
ンポジット信号CVの伝送時はa側に接続され、Y/C
分離信号の伝送時はb側に接続される。
【0060】切換スイッチ34より出力される輝度信号
Yまたはコンポジット信号CVはプリエンファシス回路
2Aに供給される。このプリエンファシス回路2Aは図
4の例と同様に構成され、そのエンファシス量が2段階
に切り換え可能に構成される。このプリエンファシス回
路2Aのエンファシス量の切り換えは自動判別・切換回
路35によって制御される。すなわち、コンポジット信
号CVの伝送時には、Y/C分離信号の伝送時に比べて
エンファシス量が小さくなるように切り換えられる(例
えば、3.58MHzの周波数で−3dB)。
【0061】さらに、FM変調器7の電源は、自動判別
・切換回路35の制御によって、コンポジット信号CV
の伝送時はオフとされる。本例の送信側は以上のように
構成され、その他は図1の例と同様に構成される。ま
た、本例の受信側は図5の例と同様に構成されるので説
明は省略する。
【0062】本例においては、第1実施例と同様の作用
効果を得ることができる他に、コンポジット信号の伝送
時にはプリエンファシス回路2Aのエンファシス量が小
さくなるので、高調波のサイドバンド(搬送色信号の折
り返し)がスプリアスとして原信号に影響を及ぼすこと
を回避できる。一方、輝度信号Yの伝送時にはプリエン
ファシス回路2Aのエンファシス量が大きくなるので、
輝度信号Yに対して十分に高域強調処理を行うことがで
きる。また、本例においては、FM変調器7よりFM色
信号CFMが出力されず、このFM変調器7が実質的に使
用されていないコンポジット信号CVの伝送時には、F
M変調器7の電源がオフとされるので、電力の節約を図
ることができる。また、Y/C分離信号の伝送時である
かコンポジット信号CVの伝送時であるかが自動判別・
切換回路31で自動的に判別されるので、それぞれの信
号伝送時における回路の切換変更等を自動的に行うこと
ができる利益がある。
【0063】なお、上述実施例においては、輝度信号Y
またはコンポジット信号CはFM変調器3で、一方搬送
色信号CはFM変調器7でFM変調されるものである
が、その他の変調方式で変調する構成としてもよい。
【0064】また、上述実施例においては、Y/C分離
信号の伝送時には、色副搬送波周波数が3.58MHz
の搬送色信号CがFM変調器6でFM変調されて光伝送
されるものであるが、この搬送色信号Cを一旦低域周波
数に周波数変換した後にFM変調して光伝送するように
してもよい。この場合には、色信号の使用帯域を狭くで
きる利益がある。また、3.58MHzの搬送色信号C
をFM変調するのではなく、20〜30MHzの帯域内
に周波数変換して光伝送するようにしてもよい。さら
に、搬送色信号Cではなくベースバンド信号である赤色
差信号および青色差信号を線順次でFM変調して光伝送
するようにしてもよい。以上のような色信号の伝送方法
の変更があるときは、受信側はそれに対応して変更され
ることになる。
【0065】また、上述実施例はNTSC方式のビデオ
信号の伝送例を示したものであるが、フィルタの特性等
を変更することで、PAL方式等のその他の方式のビデ
オ信号の光伝送にも同様に適用できることは勿論であ
る。
【0066】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、信号処理手段
より出力される複数の周波数帯域の信号がそれぞれ複数
の電気/光変換手段で光信号に変換されて伝送されるも
のであり、低域の信号ほどf特の伸びていない電気/光
変換手段を使用でき、またf特が伸びていないものは光
パワーが大きく必要個数を少なくできるため、安価に構
成できる、また、複数の周波数帯域の信号が周波数多重
化された後に光信号に変換されるものでなく、周波数多
重化によるスプリアスの発生を回避して、情報信号の特
性劣化を防止できる。
【0067】請求項2の発明によれば、第1および第2
の信号処理部より出力される信号がそれぞれ第1および
第2の電気/光変換手段で光信号に変換されて伝送され
るものであり、第2の電気/光変換手段の一方は他方よ
りf特が伸びていなものを使用でき、またf特が伸びて
いないものは光パワーが大きく必要個数を少なくできる
ため、安価に構成できる。また、第1、第2の信号処理
部の出力信号が周波数多重化されるものでなく、周波数
多重化によるスプリアスの発生を回避でき、ビデオ信号
の特性劣化を防止できる。
【0068】請求項3の発明によれば、信号処理手段よ
り出力される複数の周波数帯域の信号が多重化された後
に信号増幅手段で増幅されて電気/光変換手段で光信号
に変換されて伝送されるものであって、信号合成手段で
実質的に多重化される信号数が少なくなるほど信号増幅
手段のゲインを上げていくものであり、電気/光変換手
段は常に例えば最大限の変調度でもって効率よく使用さ
れるため、多重化される信号数が少なくなるほど光パワ
ーが大きくなって伝送距離を伸ばすことができると共
に、伝送距離が同じであるときはS/Nを改善すること
ができる。
【0069】請求項4の発明によれば、第1、第2の信
号処理部の出力信号が多重化された後に信号増幅手段で
増幅されて電気/光変換手段で光信号に変換されて伝送
されるものであって、第2の信号処理部の出力がないコ
ンポジット信号の伝送時は信号増幅手段のゲインが約2
倍に上げられて電気/光変換手段は例えば最大限の変調
度でもって効率よく使用されるため、光パワーが大きく
なって伝送距離を伸ばすことができると共に、伝送距離
が同じであるときはS/Nを改善することができる。
【0070】請求項5の発明によれば、第1の信号処理
部の前段にプリエンファシス手段が設けられ、第1の信
号処理部でコンポジット信号が変調されるときは輝度信
号が変調される場合に比べてプリエンファシス手段のエ
ンファシス量が小さくされるものであり、コンポジット
信号の伝送時はプリエンファシス手段のエンファシス量
が小さくなるため高調波のサイドバンド(色信号の折り
返し)がスプリアスとして原信号に影響を及ぼすことを
回避でき、一方Y/C分離信号が伝送される場合はエン
ファシス量が大きくなるため輝度信号に対して十分に高
域強調処理を行うことができる。
【0071】請求項6の発明によれば、コンポジット信
号の伝送時は、第2の信号処理部で色信号を変調または
周波数変換を行う必要がなく、この第2の信号処理部の
電源をオフとすることで、電力の節約を図ることができ
る。
【0072】請求項7の発明によれば、Y/C分離信号
の伝送時であるかコンポジット信号の伝送時であるかの
判別が自動的に行われるため、それぞれの信号伝送時に
おける回路の切り換え変更等を自動的に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光伝送装置の第1実施例(送信
側)を示す構成図である。
【図2】この発明に係る光伝送装置の第2実施例(送信
側)を示す構成図である。
【図3】この発明に係る光伝送装置の第2実施例(受信
側)を示す構成図である。
【図4】この発明に係る光伝送装置の第3実施例(送信
側)を示す構成図である。
【図5】この発明に係る光伝送装置の第3実施例(受信
側)を示す構成図である。
【図6】プリエンファシス回路およびデエンファシス回
路の具体例を示す図である。
【図7】この発明に係る光伝送装置の第4実施例(送信
側)を示す構成図である。
【図8】光伝送装置(送信側)の構成図である。
【図9】光伝送装置(受信側)の構成図である。
【図10】伝送信号の周波数スペクトラムを示す図であ
る。
【図11】Y/C分離信号の伝送時のLED電流を示す
図である。
【図12】スプリアスとなる高調波のサイドバンドを示
す図である。
【符号の説明】
1,6 入力端子 2,2A プリエンファシス回路 3,7 FM変調器 4,8,14,21,24 バンドパスフィルタ 5 ミックスアンプ 9,9Y,9C,13,19,25 アンプ 10,10Y,10C LEDドライバ 11,11Y,11C LED 12 フォトダイオード 15,22 リミッタアンプ 16,23 FM復調器 17 ローパスフィルタ 18 ディエンファシス回路 20,26,34CV,34Y 出力端子 30,32,34 切換スイッチ 31,33,35 自動判別・切換回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報信号をそれぞれ変調または周
    波数変換して複数の周波数帯域の信号を得る信号処理手
    段と、 この信号処理手段より出力される上記複数の周波数帯域
    の信号をそれぞれ光信号に変換する複数の電気/光変換
    手段とを備えることを特徴とする光伝送装置。
  2. 【請求項2】 上記信号処理手段は、輝度信号または輝
    度信号と搬送色信号が合成されたコンポジット信号を変
    調して第1の周波数帯域の信号を形成する第1の信号処
    理部と、上記輝度信号と共に供給される色信号を変調ま
    たは周波数変換して上記第1の周波数帯域とは異なる第
    2の周波数帯域の信号を形成する第2の信号処理部とを
    有することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 【請求項3】 複数の情報信号をそれぞれ変調または周
    波数変換して複数の周波数帯域の信号を得る信号処理手
    段と、 この信号処理手段より出力される上記複数の周波数帯域
    の信号を周波数多重化する信号合成手段と、 この信号合成手段の出力信号を増幅する信号増幅手段
    と、 この信号増幅手段の出力信号を光信号に変換する電気/
    光変換手段と、 上記信号合成手段で実質的に多重化される信号数が少な
    くなるほど上記信号増幅手段のゲインを上げていくゲイ
    ン制御手段とを備えることを特徴とする光伝送装置。
  4. 【請求項4】 上記信号処理手段は、輝度信号または輝
    度信号と搬送色信号が合成されたコンポジット信号を変
    調して第1の周波数帯域の信号を形成する第1の信号処
    理部と、上記輝度信号と共に供給される色信号を変調ま
    たは周波数変換して上記第1の周波数帯域とは異なる第
    2の周波数帯域の信号を形成する第2の信号処理部とを
    有し、 上記ゲイン制御手段は、上記第1の信号処理部で上記コ
    ンポジット信号が変調されるときは上記輝度信号が変調
    される場合に比べて上記信号増幅手段のゲインを約2倍
    に上げることを特徴とする請求項3に記載の光伝送装
    置。
  5. 【請求項5】 上記第1の信号処理部の前段にプリエン
    ファシス手段を設け、上記第1の信号処理部で上記コン
    ポジット信号が変調されるときは上記輝度信号が変調さ
    れる場合に比べて上記プリエンファシス手段のエンファ
    シス量を小さくすることを特徴とする請求項2または請
    求項4に記載の光伝送装置。
  6. 【請求項6】 上記第1の信号処理部で上記コンポジッ
    ト信号が変調されるときは上記第2の信号処理部の電源
    をオフとすることを特徴とする請求項2、請求項4また
    は請求項5のいずれかに記載の光伝送装置。
  7. 【請求項7】 上記第1の信号処理部で上記輝度信号ま
    たはコンポジット信号のいずれが変調されるかを自動的
    に判別する判別手段を備えることを特徴とする請求項4
    〜請求項6のいずれかに記載の光伝送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5877820A (en) * 1995-12-19 1999-03-02 Sony Corporation Optical transmission of signals

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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