JPH08186562A - クロック発生回路、及び信号処理装置 - Google Patents

クロック発生回路、及び信号処理装置

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JPH08186562A
JPH08186562A JP6340236A JP34023694A JPH08186562A JP H08186562 A JPH08186562 A JP H08186562A JP 6340236 A JP6340236 A JP 6340236A JP 34023694 A JP34023694 A JP 34023694A JP H08186562 A JPH08186562 A JP H08186562A
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JP
Japan
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signal
circuit
signal processing
reference clock
noise
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JP6340236A
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Fumitaka Nishio
文孝 西尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズモジュレーション成分を除去したクロ
ック発生回路、及びこのクロック発生回路を用いた信号
処理装置を提供する。 【構成】 クロック発生回路は所定の周期のクロック信
号を生成するクロック発生手段(3)と、このクロック
発生手段に対して形成される信号ライン、電源ライン、
グランドラインをアイソレートする絶縁手段(1、2、
6)で構成する。また、信号処理装置は上記したクロッ
ク発生回路(3)、及び信号発生手段(5)の信号ライ
ン、電源ライン、グランドラインを絶縁手段(1、2、
6)によってアイソレートするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば音声又は画像のデ
ジタル信号に含まれるノイズやジッターを除去するのに
好適なクロック発生回路、及び信号処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から例えば信号処理装置等におい
て、入力される信号に含まれているノイズやジッターを
除去するため、信号ラインをフォトカプラー等によって
アイソレートした信号処理装置が知られている。
【0003】図7に上記したような外部回路とアイソレ
ートする機能を有する信号処理装置のブロック図の一例
を示す。この図において、41(41−1、41−2)
及び42(42−1、42−2)は例えばフォトカプラ
ー等により構成されているアイソレーション回路であ
り、図示されてない外部回路と信号処理装置との接続ラ
インを電気的に絶縁しながら所定の信号を伝送するよう
になされている。43は内部基準クロック発生器であ
り、図示されていない前段の外部回路からアイソレーシ
ョン回路41−2を介して入力される基準クロック信号
をアイソレーション回路42−2を介して出力すると共
に、入力される基準クロック信号と発振器44からのク
ロックを用いて所要の内部基準クロックを生成し、信号
処理回路45に供給するようになされている。
【0004】信号処理回路45では、図示されていない
前段の外部回路からアイソレーション回路41−1を介
して供給される例えばデジタル信号を上記した内部基準
クロック発生器43で生成した内部基準クロック信号に
基づいて所定の処理を行い、処理を行ったデジタル信号
をアイソレーション回路42−1を介して出力するよう
になされている。
【0005】つまり、この信号処理装置は前段の外部回
路から供給される例えばデジタル信号をアイソレーショ
ン回路41−1でアイソレートし、前段の外部回路から
供給される基準クロック信号はアイソレーション回路4
1−2でアイソレートしてから入力するようになされて
いる。
【0006】また、信号処理回路45で所定の処理がな
されたデジタル信号はアイソレーション回路42−1に
よってアイソレートされて後段の外部回路に出力され、
内部基準クロック発生器43を介して出力される基準ク
ロック信号はアイソレーション回路42−2でアイソレ
ートされて後段の外部回路に出力される。
【0007】すなわち、内部基準クロック発生器43及
び信号処理回路45は、アイソレーション回路41、及
び42によって外部回路とは電気的に絶縁され、外部回
路から信号処理装置内に流入してくるノイズやジッター
を阻止するようになされている。
【0008】よって、この信号処理回路45に例えば音
声や映像のデジタル信号を入力し、内部基準クロック発
生器43で生成される内部基準クロック信号で波形整形
を行えば、入力される信号に含まれるノイズやジッター
が除去され、音質や画質を改善することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな信号処理装置の場合、外部回路から流入するノイズ
やジッターはアイソレーション回路41及び42によっ
て阻止することができるようになるが、内部基準クロッ
ク発生器43はこの信号処理装置の他の回路、例えば信
号処理回路45と電源ライン及びグランドラインが共通
に接続されているため、内部基準クロック発生器43に
は信号処理回路45で放出される電源ノイズや、グラン
ドノイズが電源ライン及びグランドラインを介して流入
することになる。
【0010】このため、本来、内部基準クロック発生器
43で生成される単一スペクトルであるクロック信号に
は、流入するノイズによって発振器44の発振周波数が
変調されノイズモジュレーションが発生する。
【0011】よって、このクロック信号に基づいて信号
処理回路45で所定の処理が行われて出力されるデジタ
ル信号及び、内部基準クロック発生器43から出力され
る基準クロック信号にはノイズモジュレーション成分が
含まれることになり、結果的にこのノイズによって発生
するジッターを除去することができないという欠点があ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、ノイズモジュレー
ション成分を除去したクロック信号を生成するクロック
発生回路を提供すると共に、このクロック発生回路を用
いて信号に含まれるノイズ及びジッタを除去する信号処
理装置を提供することを目的としている。
【0013】上記目的を達成するため、所定の周期のク
ロック信号を生成するクロック発生手段と、少なくとも
クロック発生手段に対して形成される信号ライン、電源
ライン、グランドラインをアイソレートする絶縁手段と
を有して構成する。
【0014】また、所定の周期のクロック信号を生成す
るクロック発生手段と、所定の信号の処理を行う信号処
理手段とを有し、少なくともクロック発生手段と、信号
処理手段との間の信号ライン、電源ライン、グランドラ
インをアイソレートする。さらに、クロック発生手段に
対する信号ライン、電源ライン、グランドライン、及び
信号処理手段に対する信号ライン、電源ライン、グラン
ドラインをアイソレートする絶縁手段を有して構成す
る。
【0015】
【作用】上記したように構成すると、クロック発生回路
においては、他の回路部との間での全てのラインに絶縁
手段が挿入されるため、クロック発生手段に流入するノ
イズ及びジッターは絶縁手段によって阻止され、ノイズ
モジュレーション成分が除去されたクロック信号を生成
することができる。
【0016】また、信号処理装置においては、絶縁手段
によって外部回路から装置内に流入するノイズ及びジッ
ターを除去すると共に、絶縁手段によって装置内で発生
するノイズまたはジッターがクロック発生手段に流入す
るのを阻止しているため、ノイズやジッター成分を除去
した信号を出力することができるようになる。
【0017】
【実施例】図1に本発明の実施例である信号処理装置の
ブロック図の一例を示す。この図において、1(1−
1、1−2)、及び2(2−1、2−2)は例えばフォ
トカプラー等により構成されているアイソレーション回
路を示し、外部回路との接続ラインを電気的に絶縁しな
がら所定の信号を伝送するようになされている。3は内
部基準クロック発生器を示し、前段の外部回路からアイ
ソレーション回路1−2を介して入力される基準クロッ
ク信号をアイソレーション回路2−2を介して出力する
と共に、入力される基準クロック信号と発振器4からの
クロックを用いて所要の内部基準クロック信号を生成
し、アイソレーション回路6を介して信号処理回路5に
印加するようになされている。
【0018】5は信号処理回路であり、前段の外部回路
からアイソレーション回路1−1を介して入力されるデ
ジタル信号を、アイソレーション回路6を介して印加さ
れる内部基準クロック信号に基づいて所定の処理を行う
ようになされている。アイソレーション回路6は例えば
フォトカプラー等により構成されており、内部基準クロ
ック発生器3と信号処理回路5とを電気的に絶縁しなが
ら内部基準クロック信号を伝送するようになされてい
る。
【0019】つまり、本実施例の信号処理装置は、前段
の外部回路から入力されるデジタル信号はアイソレーシ
ョン回路1−1でアイソレートされ、入力される基準ク
ロック信号はアイソレーション回路1−2でアイソレー
トされる。
【0020】また、信号処理回路5で所定の処理がされ
たデジタル信号はアイソレーション回路2−1でアイソ
レートされて後段の外部回路に出力され、内部基準クロ
ック発生器3を介して出力される基準クロック信号はア
イソレーション回路2−2でアイソレートされて出力さ
れる。
【0021】さらに、内部基準クロック発生器3で生成
された内部基準クロック信号は、アイソレーション回路
6でアイソレートされて信号処理回路5に印加される。
つまり、信号処理回路5及び内部基準クロック発生器3
の全てのラインはアイソレーション回路1、2、6、に
よってアイソレートされていることになる。
【0022】ここで、図2に、フォトカプラーで構成し
た場合のアイソレーション回路の一例を示す。図2
(a)はアイソレーション回路1−1、1−2、及び6
の構成を示したものであり、この図で10は入力バッフ
ァー、11は抵抗、12はLED、13は受光回路を示
し、14はLED12及び受光回路13で構成されてい
るフォトカプラー、15は出力バッファを示している。
また、16はアイソレーション回路1−1、1−2及び
6における電源ラインでの構成を示し、スイッチ17、
絶縁トランス18、整流ダイオード19、平滑コンデン
サ20からなる絶縁型のDC−DCコンバータで構成さ
れている。
【0023】例えばアイソレーション回路6の場合、内
部基準クロック発生器3で生成された内部基準クロック
信号は入力バッファ10及び抵抗11を介してフォトカ
プラー14のLED12に供給される。そして、このク
ロック信号に伴うLED12の発光動作を受光回路13
で検出して出力バッファ15を介して信号処理回路5に
印加するようになされている。
【0024】また、入力バッファ10の動作電圧はDC
−DCコンバータ16の出力電圧が供給され、受光回路
13及び出力バッファ15の動作電圧はDC−DCコン
バータ16の入力電圧と同一の電源から供給されてい
る。つまり、この場合アイソレーション回路6の入力側
とされる入力バッファ10の動作電圧と、出力側とされ
る受光回路13及び出力バッファ15の動作電圧とをD
C−DCコンバータ16を用いて分離している。
【0025】図2(b)はアイソレーション回路2−
1、2−2の構成を示したものである。なお、上記した
図2(a)と同一部品には同一番号を付し説明は省略す
る。この場合、例えば信号処理回路5で所定の処理がさ
れたデジタル信号は入力バッファ10及び抵抗11を介
してフォトカプラー14を構成しているLED12に供
給される。そして、このデジタル信号に伴うLED12
の発光動作を受光回路13で検出して出力バッファ15
を介して後段の外部回路に出力するようになされる。
【0026】また、入力バッファ10の動作電圧は、D
C−DCコンバータ16の入力電圧と同一の電源から供
給され、受光回路13及び出力バッファ15の動作電圧
はDC−DCコンバータ16の出力電圧である。つま
り、この場合もアイソレーション回路の入力側とされる
入力バッファ10の動作電源と、出力側とされる受光回
路13及び出力バッファ15の動作電源とをDC−DC
コンバータ16を用いて分離している。
【0027】つまり、このような構成とすることにより
アイソレーション回路に入力される信号はフォトカプラ
ー14によって電気的に絶縁されて出力される。また、
アイソレーション回路の入力側の電源及びグランドと、
出力側の電源及びグランドとをDC−DCコンバータで
完全に分離して、入力側若しくは出力側で電源ノイズや
グランドノイズが発生した場合でもアイソレーション回
路の入力側から出力側若しくは出力側から入力側への電
源ノイズ、グランドノイズの流入が阻止されることにな
る。
【0028】よって、図1に示すような信号処理装置に
おいては、前段の外部回路から供給されるデジタル信号
及び基準クロック信号はアイソレーション回路1−1及
び1−2でアイソレートされることになり、これらの信
号に含まれるノイズは除去されることになる。また、後
段の外部回路に出力されるデジタル信号及び基準クロッ
ク信号はアイソレーション回路2−1、2−2でアイソ
レートされて出力されるため、後段の外部回路との接続
ラインから流入するノイズは阻止されることになる。
【0029】さらに、アイソレーション回路6によっ
て、内部基準クロック発生器3と信号処理回路5を電気
的に分離することで、信号処理回路5で発生する電源ノ
イズ及びグランドノイズが内部基準クロック発生器3に
流入するのを阻止している。なお、内部基準クロック発
生器3のグランドラインは最も安定した基準アースに接
続するようにすることが好ましい。
【0030】これによって、内部基準クロック発生器3
で生成される所定の発振周波数のクロック信号は、図3
(a)に示すようなノイズモジュレーション成分を含ん
だ信号とはならず、同図(b)に示すようなノイズモジ
ュレーション成分が除去された所定の発振周波数の単一
スペクトルのクロック信号になる。
【0031】従って、このノイズモジュレーション成分
を除去したクロック信号によって、信号処理回路5でア
イソレーション回路1−1から供給されるノイズが除去
された例えば音声又は画像のデジタル信号の処理を行え
ば、このデジタル信号に含まれるノイズやジッターがよ
り除去された信号を出力することができる。つまり、音
質や画質をより改善することができるようになる。
【0032】次に、バランス伝送のアイソレーション回
路の構成を図4に示す。この図4(a)はバランス伝送
のアイソレーション回路にフォトカプラーを用いた場合
の一例であり、21はアンバランス−バランス変換を行
うバッファ、22−1、22−2は抵抗、23−1、2
3−2はフォトカプラー、24はバランス−アンバラン
ス変換を行うバッファである。
【0033】この場合、入力される例えばデジタル信号
はアンバランス−バランス変換を行うバッファ21でア
ンバランス信号からバランス信号に変換され、抵抗22
−1及び22−2を介してフォトカプラー23−1及び
23−2に供給される。そして、デジタル信号はフォト
カプラー23−1及び23−2でアイソレートされ、バ
ランス−アンバランス変換を行うバッファ24でアンバ
ランス信号に変換されて出力される。
【0034】図4(b)はトランスを用いた場合のアイ
ソレーション回路の一例であり、25はトランス、26
は抵抗を示している。なお、上記した同一部品には同一
符号を付し説明は省略する。この場合、入力される例え
ばデジタル信号はバッファ21でアンバランス信号から
バランス信号に変換され、抵抗22を介してトランス2
5の1次コイルに供給される。そして、デジタル信号は
トランス25の2次コイルからアイソレートされて出力
され、バッファ24でバランス信号からアンバランス信
号に変換されて出力される。
【0035】図4(c)はコンデンサを用いた場合のア
イソレーション回路の一例であり、27−1、27−2
はコンデンサを示している。なお、同一部品には同一符
号を付し説明は省略する。この場合、入力される例えば
デジタル信号はバッファ21でアンバランス信号からバ
ランス信号に変換され、コンデンサ27−1及び27−
2に供給される。そして、デジタル信号はコンデンサ2
7−1及び27−2でアイソレートされて出力され、バ
ッファ24でバランス信号からアンバランス信号に変換
されて出力される。
【0036】なお、このようなバランス伝送のアイソレ
ーション回路の場合の動作電源も例えばDC−DCコン
バータ等によって入力側の電源及びグランドと出力側の
電源及びグランドは分離されている。
【0037】このように信号ラインをバランス伝送にす
ることによって、信号ラインのノイズやジッタをさらに
低減することが可能であり、例えばデジタルの音声信号
や画像信号を入力信号とすれば、デジタル信号に含まれ
るノイズやジッターをさらに除去することが可能であ
り、音質や画質をさらに改善することができる。
【0038】なお、アイソレーション回路の構成は入力
側と出力側の信号ライン、電源ライン、グランドライン
を電気的に絶縁するような構成であれば良い。
【0039】図5に第2の実施例である信号処理装置の
ブロック図の一例を示す。この図において、31は例え
ばフリップフロップで構成されたラッチ回路を示してい
る。なお、図1と同一部品には同一符号を付し説明は省
略する。この場合、信号処理回路5は前段の外部回路と
アイソレーション回路を介さずに直接に接続されている
ため、信号処理回路5で所定の処理がされて出力される
デジタル信号にはノイズが含まれた信号となる。
【0040】しかしながら、このノイズが含まれたデジ
タル信号はアイソレーション回路1−1でアイソレート
されているため、信号に含まれるノイズが除去されてラ
ッチ回路31に供給される。また、基準クロック信号は
アイソレーション回路1−2でアイソレートされて内部
基準クロック発生器3に入力される。
【0041】なお、この内部基準クロック発生器3はア
イソレーション回路1−2、2−2、6−1、6−2に
より全ての信号ラインがアイソレートされているため、
電源ライン及びグランドラインを介して流入するノイズ
が阻止され、基準クロック信号に同期したノイズモジュ
レーション成分を含まない内部基準クロック信号を生成
する。
【0042】そして、ラッチ回路31ではアイソレーシ
ョン回路6−2を介して内部基準クロック発生器3から
供給される内部基準クロック信号によってデータラッチ
を行うため、これによって信号処理回路5の出力データ
に含まれるジッター成分がキャンセルされたデータが生
成される。そのラッチ回路31の出力データはアイソレ
ーション回路2−1を介して後段の外部回路に出力され
る。
【0043】このように構成すると信号処理回路5の構
成が大きくなった場合に信号処理回路5自体が発生する
ノイズによってデジタル信号にジッターが含まれる場合
でも、上述した図1の信号処理装置より有利にジッター
の除去を行うことができる。
【0044】図6に第3の実施例である信号処理装置の
ブロック図の一例を示す。この場合、前段の外部回路か
ら入力されるデジタル信号はアイソレーション回路1−
1でアイソレートされてラッチ回路31に供給される。
また、基準クロック信号はアイソレーション回路1−2
でアイソレートされて内部基準クロック発生器3に入力
される。
【0045】なお、この内部基準クロック発生器3はア
イソレーション回路1−2、2−2、6で全ての信号ラ
インがアイソレートされているため、電源ライン及びグ
ランドラインを介して流入するノイズが阻止され、基準
クロック信号に同期したノイズモジュレーション成分を
含まないクロック信号が生成する。
【0046】そして、ラッチ回路31ではアイソレーシ
ョン回路6を介して内部基準クロック発生器3から供給
される内部基準クロック信号によってジッターを低減し
たデータを生成してアイソレーション回路2−1を介し
て後段の外部回路に出力するようにしている。
【0047】よって、ラッチ回路31からアイソレーシ
ョン回路2−1を介して出力されるデジタル信号のジッ
ターは除去されることになり、ジッターのみを除去する
場合は、このような構成で実現することが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のクロック
発生回路においては、他の回路部との間で形成される全
ての信号ライン、電源ライン、グランドラインをアイソ
レートすることによってクロック発生手段に流入するノ
イズを阻止することができるため、ノイズモジュレーシ
ョン成分が除去されたクロック信号を生成することがで
きるようになる。
【0049】また、信号処理装置においては、クロック
発生手段及び信号処理手段を外部回路からアイソレート
すると共に、クロック発生手段と信号処理手段とをアイ
ソレートすることで、ノイズ及びジッターを除去した信
号を出力することが可能になる。よって、この信号処理
装置によって音声又は画像のデジタル信号を処理するよ
うにすれば、音質や画質をより改善することができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である信号処理装置のブロック
図を示した図である。
【図2】フォトカプラーで構成されるアイソレーション
回路を示した図である。
【図3】内部基準クロック発生器で生成される内部基準
クロック信号の波形を示した図である。
【図4】信号ラインをバランス伝送とした場合のアイソ
レーション回路の構成を示した図である。
【図5】本発明の第2の実施例である信号処理装置のブ
ロック図を示した図である。
【図6】本発明の第3の実施例である信号処理装置のブ
ロック図を示した図である。
【図7】従来の信号処理装置のブロック図を示した図で
ある。
【符号の説明】
1、2、6 アイソレーション回路 3 内部基準クロック発生器 4 発振器 5 信号処理回路 10、15 バッファ 11 抵抗 12 LED 13 受光回路 14 フォトカプラー 16 DC−DCコンバータ 17 スイッチ 18 トランス 19 ダイオード 20 平滑コンデンサ 31 ラッチ回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周期のクロック信号を生成するク
    ロック発生手段と、 少なくとも上記クロック発生手段に対して形成される信
    号ライン、電源ライン、グランドラインをアイソレート
    する絶縁手段と、 を有して構成されることを特徴とするクロック発生回
    路。
  2. 【請求項2】 所定の周期のクロック信号を生成するク
    ロック発生手段と、 所定の信号の処理を行う信号処理手段と、を有し、 少なくとも上記クロック発生手段と、上記信号処理手段
    との間の信号ライン、電源ライン、グランドラインをア
    イソレートすると共に、上記クロック発生手段に対して
    形成される信号ライン、電源ライン、グランドライン、
    及び上記信号処理手段に対して形成される信号ライン、
    電源ライン、グランドラインをアイソレートする絶縁手
    段を有して構成されることを特徴とする信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記信号ラインはバランス伝送方式で形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載のクロッ
    ク発生回路、又は請求項2に記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 上記絶縁手段はフォトカプラーで構成さ
    れること特徴とする請求項1に記載のクロック発生回
    路、又は請求項2に記載の信号処理装置。
  5. 【請求項5】 上記絶縁手段はトランス結合で構成され
    ること特徴とする請求項1に記載のクロック発生回路、
    又は請求項2に記載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】 上記絶縁手段はコンデンサ結合で構成さ
    れること特徴とする請求項1に記載のクロック発生回
    路、又は請求項2に記載の信号処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008108422A (ja) * 1998-02-27 2008-05-08 Doug Carson & Associates Inc 光ディスクマスタ作成プロセスにおけるピットおよびランド遷移ロケーションの個別調整の方法、およびそのための最適化回路
JP2019135830A (ja) * 2018-02-01 2019-08-15 リニアー テクノロジー ホールディング エルエルシー 高いコモンモード作動電圧と許容差に対処する絶縁型シグナリングおよび隠し絶縁型電力を利用したトランシーバ

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