JPH06120838A - ユニポーラ/バイポーラ変換回路 - Google Patents

ユニポーラ/バイポーラ変換回路

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JPH06120838A
JPH06120838A JP26640192A JP26640192A JPH06120838A JP H06120838 A JPH06120838 A JP H06120838A JP 26640192 A JP26640192 A JP 26640192A JP 26640192 A JP26640192 A JP 26640192A JP H06120838 A JPH06120838 A JP H06120838A
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JP
Japan
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unipolar
code
bipolar
output
transmission line
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26640192A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hasegawa
健一 長谷川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニポーラ/バイポーラ変換回路に関し、全
電子化して、伝送線路が平衡線路であっても出力変成器
を必要とせず、かつ、電源電圧変動に対する振幅変動が
ない、ユニポーラ/バイポーラ変換回路を提供すること
を目的とする。 【構成】 ユニポーラのデータ信号を構成する符号を、
バイポーラ信号に変換後に正極性のパルスになる符号列
と、負極性のパルスになる符号列に分離した後に、前記
二つの符号列を振幅制限回路に入力し、該振幅制限した
二つの符号列を、一方は同相のままで、もう一方は逆相
にして加算回路に入力し、該加算回路の出力信号を、不
平衡/平衡変換部を構成する同相増幅器と逆相増幅器の
入力端子に印加し、同相増幅器、逆相増幅器の出力信号
を、各々抵抗を介して伝送線路に導くように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニポーラ/バイポー
ラ変換回路に係り、特に、全電子化して、伝送線路が平
衡線路であっても出力変成器を必要とせず、かつ、電源
電圧変動に対する振幅変動がないユニポーラ/バイポー
ラ変換回路に関する。
【0002】パルスを用いた伝送システムにおいて、伝
送線路に送出する符号には、中継器又は受信装置におい
てタイミング信号の抽出が容易で、中継器などを飽和さ
せることがなく、かつ、中継伝送路に直流を遮断する素
子が存在しても忠実な波形伝送が可能であることが要求
される。従って、直流成分をもつユニポーラ符号は伝送
線路に送出する符号には適さず、一般的には、ユニポー
ラ符号を構成するパルスを一つおきに極性を逆転して送
出する、バイポーラ符号が用いられている。
【0003】ここで、伝送線路は必ずしも局間、都市間
を接続するものばかりではなく、通信局舎の中の様々な
装置を接続しており、そこでもユニポーラ符号をバイポ
ーラ符号に変換して送出している。
【0004】今般、通信機器の小型化への要求は厳しさ
を増す一方で、ユニポーラ/バイポーラ変換回路につい
ても同様である。また、電源の安定性が十分とは言い難
い局舎も中にはある。
【0005】従って、小型で、電源電圧変動に対して安
定に動作するユニポーラ/バイポーラ変換回路の実現が
望まれている。
【0006】
【従来の技術】図6は、従来のユニポーラ/バイポーラ
変換回路を示す図である。図6において、61a、61
bは論理積回路、62は反転回路で、61a、61b、
62によって、入力データ信号を、バイポーラ符号に変
換した時に正のパルスになる符号列と、負のパルスにな
る符号列に分離する。63a、63b、64a、64b
は抵抗で、後続回路への入力レベルを決定している。6
5a、65bはトランジスタで、一次側捲線の中点を電
源に接続し、二次側捲線の中点をアースした変成器67
を駆動して、バイポーラ符号に変換している。66a、
66bは終端抵抗である。また、5は平衡な伝送線路で
ある。
【0007】この回路は広く使用されているが、平衡伝
送線路にバイポーラ符号を送出するために、出力変成器
が必要なことと、電源電圧の変動が出力変成器に伝えら
れて、伝送線路に送出される符号の波形、特に、振幅を
変動させることが問題である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
に対処して、伝送線路が平衡であっても出力変成器を必
要とせず、かつ、電源電圧の変動に対する振幅変動のな
いユニポーラ/バイポーラ変換回路を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
示す図である。図1において、1は符号分離部、2は振
幅制限部、3は加算部、4は不平衡/平衡変換部、5は
平衡な伝送線路である。
【0010】入力データ信号は、符号分離部1によっ
て、バイポーラ符号に変換された時に正のパルスになる
符号列と、負のパルスになる符号列に分離され、振幅制
限部2において振幅を制限された後、加算部3において
加算され、不平衡/平衡変換部4で平衡信号に変換され
て、平衡伝送線路に送出される。
【0011】
【作用】符号分離部によって、バイポーラ符号に変換さ
れた時に正のパルスになる符号列と、負のパルスになる
符号列に分離された2系統の符号列は、振幅制限部にお
いて振幅を一定に制限される。その後、加算部におい
て、一方の符号列は同極性のままで、もう一方の符号列
は逆極性にして加算されて、バイポーラ符号に変換され
る。このバイポーラ符号を、不平衡/平衡変換部の2系
統の増幅器に入力し、一方の増幅器から同極性の出力を
得て、もう一方の増幅器から逆極性の出力を得て、双方
の出力を平衡な伝送線路の端子に導くことによって、バ
イポーラ符号を平衡伝送線路に送出できる。
【0012】振幅制限部で振幅を一定に制限し、かつ、
後続の回路では十分に帰還のかかった増幅器を使用する
ことによって、電源電圧変動を吸収でき、また、不平衡
/平衡変換部を構成する、利得が互いに反対位相である
二つの増幅器から伝送線路にバイポーラ符号を供給する
ことによって、出力変成器を除去できる。
【0013】
【実施例】図2は、本発明の実施例を示す図である。図
2において、11、12は論理積回路、13は反転回路
で、符号分離部を構成する。21、22は定電圧ダイオ
ード、23、24は抵抗で、振幅制限部を構成する。3
1、32、33は演算増幅器、34、35、36、3
7、38は抵抗で、加算部を構成する。41、42は演
算増幅器、43、44、45、46は抵抗で、不平衡/
平衡変換部を構成する。なお、抵抗45、46は伝送線
路の終端子抵抗である。5は平衡な伝送線路である。
【0014】図3は、図2の回路のタイムチャートであ
る。図3の○付数字は、図2に付した○付数字と一致し
ており、図2の○付数字を付した端子において観測され
る波形であることを示している。以下、図3を参照しな
がら図2の回路の動作を説明する。
【0015】端子に印加されたデータ信号は、端子
に印加された制御信号との間で論理積演算される。この
際制御信号は、一方の論理積回路には反転して印加され
る(図2の場合、論理積回路11)。この制御信号は、
データ信号に論理レベル“H”の符号が現れるごとに論
理レベルを変化させた信号で、上記のように論理積をと
ることによって、データ信号のパルスを一つおきに拾っ
たパルスによって構成される二つの符号列に分離される
(、)。
【0016】演算増幅器31は出力端子を逆相入力端子
に接続した電圧フォロワーとなっており、入力信号に対
する利得は+1である。一方、演算増幅器32と抵抗3
4、35で構成される増幅器の利得は、抵抗34と35
の値を等しくすることによって、−1である。従って、
上記二つの符号列の内、の符号列は同極性のままで、
の符号列は逆極性にされて、演算増幅器33で構成す
る増幅器に入力される。演算増幅器33と抵抗36、3
7、38で構成される増幅器の利得は、抵抗36、3
7、38の値を等しくすることによって、、の符号
列に対して共通に−1となるので、、の符号列を加
算できる。この加算された符号列を、演算増幅器41が
構成する電圧フォロワー(利得は+1)と、演算増幅器
42と抵抗43、44が構成する増幅器(利得は−1)
に印加し、双方の増幅器の出力を、伝送線路の特性イン
ピーダンスの1/2の抵抗45と46を介して伝送線路
に導く。
【0017】上記で明らかな如く、出力変成器を使用し
なくても、平衡な伝送線路にバイポーラ符号を送出でき
る。かつ、定電圧ダイオードで振幅を一定にされた符号
列は、後続回路では十分に帰還のかかった増幅器を経由
して伝送線路に導かれるので、電源電圧の変動に対し
て、符号の振幅は一定に保たれる。
【0018】図4は、本発明の第二の実施例を示す図で
ある。図4の符号は、すべて図2の符号と同じである。
図4の構成の特徴は、図2における加算部を設けずに、
振幅制限部の出力符号列を不平衡/平衡変換部に直接入
力する点で、動作は図2の構成と同じである。図4の構
成は、バイポーラ信号を遅延時間の長い伝送線路に送出
する場合には用いることはできないが、バイポーラ信号
を発生することが目的の、試験用の信号発生器において
は有利である。
【0019】図5は、本発明の第三の実施例を示す図で
ある。図5において、11、12、13、21、22、
23、24、31、32、33、34、35、36、3
7、38、5は図2と同じである。39は抵抗で、伝送
線路の終端抵抗である。
【0020】図5の回路は、伝送線路が不平衡線路の場
合に使用する。
【0021】
【発明の効果】以上詳述した如く、全電子化して、伝送
線路が平衡線路であっても出力変成器を必要とせず、か
つ、電源電圧変動に対する振幅変動のないユニポーラ/
バイポーラ変換回路が実現できる。
【0022】この結果、個別部品でユニポーラ/バイポ
ーラ変換回路を構成した場合でも、小型化が可能で、し
かも、全電子化によってIC化が可能であるので、一層
の小型化を図ることができる。また、電源側からみて
も、電源電圧変動の許容範囲が広くなり、電源の低価格
化も推進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理。
【図2】 本発明の実施例。
【図3】 本発明の実施例のタイムチャート。
【図4】 本発明の第二の実施例。
【図5】 本発明の第三の実施例。
【図6】 従来のユニポーラ/バイポーラ変換回路。
【符号の説明】
1 符号分離部 2 振幅制限部 3 加算部 4 不平衡/平衡変換部 5 伝送線路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニポーラのデータ信号を構成する符号
    を、バイポーラ信号において正極性のパルスになる符号
    列と、負極性のパルスになる符号列に分離した後に、バ
    イポーラのデータ信号に変換して出力するユニポーラ/
    バイポーラ変換回路において、 前記二つの符号列を振幅制限部(2)に入力し、 該振幅制限部から出力される二つの符号列を、一方は同
    相のままで、もう一方は逆相にして加算部(3)に入力
    し、 該加算部の出力信号を不平衡/平衡変換部(4)に印加
    し、加算部の出力信号と同相な信号と逆相な信号を得
    て、平衡伝送線路に出力することを特徴とするユニポー
    ラ/バイポーラ変換回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のユニポーラ/バイポーラ
    変換回路において、 振幅制限部から出力される二つの符号列を、不平衡/平
    衡変換部(4)に印加し、一方の符号列は同相のまま
    で、もう一方の符号列は逆相にして、出力することを特
    徴とするユニポーラ/バイポーラ変換回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のユニポーラ/バイポーラ
    変換回路において、 加算部の出力信号を、不平衡伝送線路に出力することを
    特徴とするユニポーラ/バイポーラ変換回路。
JP26640192A 1992-10-06 1992-10-06 ユニポーラ/バイポーラ変換回路 Withdrawn JPH06120838A (ja)

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