JPH08186523A - データ受信装置 - Google Patents

データ受信装置

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JPH08186523A
JPH08186523A JP6326906A JP32690694A JPH08186523A JP H08186523 A JPH08186523 A JP H08186523A JP 6326906 A JP6326906 A JP 6326906A JP 32690694 A JP32690694 A JP 32690694A JP H08186523 A JPH08186523 A JP H08186523A
Authority
JP
Japan
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training
receiver
equalizer
data
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP6326906A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Uesugi
杉 充 上
Yoshiko Saito
藤 佳 子 斎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6326906A priority Critical patent/JPH08186523A/ja
Publication of JPH08186523A publication Critical patent/JPH08186523A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既知信号を用いてトレーニングを行なう受信
器において、収束性を高めて特性を向上させる。 【構成】 同期信号22とデータ23とからなる送信バ
ースト21を受信した受信器では、同期信号22を用い
て第1のトレーニング区間24でトレーニングした後、
再度第2のトレーニング区間25で同一の同期信号22
を用いてトレーニングを行ない、同期検波受信器、等価
器、アダプティブアレー等を収束させ、トラッキング区
間26でデータ23を復号する。トレーニングを繰り返
す毎に修正係数を小さくさせるとさらに特性が向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ伝送を行なう際
に、干渉信号の影響を取り除き、周波数利用効率を向上
させるようにしたデータ受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動通信では、遅延波による波形歪除去
等の対策として、等価器がよく用いられる。等価器は、
最適な状態に収束されて初めて効果を発揮する。通常
は、送信データに含まれる同期信号を使用してトレーニ
ングを行なうことにより、等価器を最適な状態に収束さ
せる。
【0003】また移動通信では、周波数を有効に利用す
るために、伝送するデータを極力抑える必要がある。こ
のため、回線推定等に用いる同期信号も極力短くする必
要がある。同期信号が短いと、トレーニングによる収束
が十分でなく、等価器の効果が十分発揮されない可能性
がある。収束性を高めるには、適応アルゴリズムを工夫
するなどの方法があるが、収束の速いアルゴリズムは演
算量が多い。そこで演算量をあまり増やさずに短い同期
信号で十分収束させる方法が求められる。
【0004】図6は従来の受信器における復調器の構成
を示すものである。図6において、101はアンテナ、
102はメモリ、103は復調部、104は出力であ
る。アンテナ101で送信信号を受信し、メモリ102
に蓄え、復調部103において復調し、出力104を得
る。復調部103では、等価器等を用いるが、等価を始
めるときにトレーニングによって初期設定を行なう必要
がある。このトレーニングの方法について以下に説明す
る。
【0005】図7は従来の等価器のトレーニング方法を
示したものである。(a)は同期信号がフレームの端に
ある場合であり、(b)は同期信号が中央付近にある場
合である。図7(a)において、111は送信バースト
であり、同期信号112とデータ113とからなる。こ
の送信バースト111に対して、復調部に等価器を用い
る場合は、トレーニング区間114では同期信号112
が既知であるためにトレーニングを行なうことができ
る。そこで、トレーニング区間114でトレーニングを
行なった後、トラッキング区間115で、データを復調
しながら回線変動をトラッキングを行なう(変動に追従
させる)。
【0006】図7(b)において、121は送信バース
トであり、データ122と同期信号123とデータ12
4とからなる。この場合は、右向きの等価器Aと左向き
の等価器Bの2つの独立した等価器が必要である。等価
器Aに対しては、図7(a)と同様に、等価器Aのトレ
ーニング区間125でトレーニングを行ない、等価器A
のトラッキング区間126でトラッキングを行なう。ま
た、等価器Bに対しても同様に、等価器Bのトレーニン
グ区間128でトレーニングを行ない、等価器Bのトラ
ッキング区間127でトラッキングを行なう。
【0007】このように、上記従来のデータ受信装置で
も、同期信号を用いて等価器等のトレーニングを行なう
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデータ受信装置では、同期信号を極力短くしている
ため、収束速度を上げる必要があるが、そのためには修
正係数を大きくする必要があり、これを大きくすると収
束後の誤差が大きくなる。また、修正係数を小さくする
と、トレーニングによる収束が十分でなくなる。このよ
うに、同期信号が短いとトレーニング後の等価器の状態
が必ずしも最適ではないため、等価器の効果が最大限に
発揮されない可能性があるという問題があった。
【0009】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、等価器等のトレーニングの必要のある受
信器の収束性を高めてその特性を向上させることのでき
るデータ受信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、同期信号の部分でのトレーニングを1度
でなく、複数回行なうようにしたものである。
【0011】
【作用】したがって本発明は、同期信号の部分でのトレ
ーニングを複数回行なうことにより、短い同期信号で等
価器等を十分に収束させることができ、その特性を向上
させることができる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の第1の実施例の受信器における
復調器の構成を示すものである。図1において、11は
アンテナ、12はメモリ、13は同期検波受信器、14
は出力である。アンテナ11で送信信号を受信し、メモ
リ12に蓄え、同期検波受信器13において復調し、出
力14を得る。同期検波受信器13では、復号を始める
ときにトレーニングによって初期設定を行なう必要があ
る。このトレーニングの方法について以下に説明する。
【0013】図2は同期検波受信器13のトレーニング
方法を示したものである。(a)は同期信号がフレーム
の端にある場合であり、(b)は同期信号が中央付近に
ある場合である。図2(a)において、21は送信バー
ストであり、同期信号22とデータ23とからなる。2
4は第1のトレーニング区間であり、同期信号22を用
いて従来例と同様のレーニングを行なう。25は第2の
トレーニング区間であり、上記と同様のトレーニングを
第1のトレーニング区間24で用いた信号と同一の信号
を用いて行なう。この第2のトレーニングのあと、トラ
ッキング区間26でトラッキングと復調を行ない、品質
のよい復調データを得る。
【0014】図2(b)において、31は送信バースト
であり、データ32と同期信号33とデータ34とから
なる。同期信号33が中央付近にあるため、右向きの復
調Aと左向きの復調Bの独立した2つの復号を行なう必
要がある。35は復調Aの第1のトレーニング区間であ
り、同期信号を用いて従来例と同様のトレーニングを行
ない、36は復調Aの第2のトレーニング区間であり、
図2(a)の場合と同様に、再度トレーニングを行な
う。そのあと、復調Aのトラッキング区間37でトラッ
キングと復調を行ない、品質のよい復調データを得る。
38は復調Bの第1のトレーニング区間、39は復調B
のトラッキング区間、40は復調Bの第2のトレーニン
グ区間であり、復調Bに対しても復調Aと同様に同じデ
ータで2回のトレーニングを行ない、品質のよい復調デ
ータを得る。
【0015】上記2つの場合に共通して、トレーニング
は何度繰り返してもよい。修正係数は、同一のものを用
いてもよいが、その都度小さくする方が効果が大きい。
図3はその様子を示したものであり、(a)が従来例の
トレーニング、(b)が本実施例のトレーニングを行な
った際のトレーニング回数と誤差との関係を示してい
る。(a)では修正係数を大きくしても小さくしてもト
レーニング2A回の時点ではまだ誤差が多いが、(b)
ではA回の時点で修正係数を小さい方に切り替えること
により、2A回の時点で誤差が小さくなる。トレーニン
グ開始時の復調器の状態が異なるので、同じ受信信号を
複数回使用しても所望の収束を得ることができる。
【0016】(実施例2)図4は本発明の第2の実施例
の受信器における復調器の構成を示すものである。図4
において、41はアンテナ、42はメモリ、43は等価
器、44は出力である。アンテナ41で送信信号を受信
し、メモリ42に蓄え、等価器43において復調し、出
力44を得る。等価器43では、復号を始めるときにト
レーニングによって初期設定を行なう必要がある。この
トレーニングの方法は、上記第1の実施例に示した同期
検波受信器13のトレーニング方法と同じである。
【0017】(実施例3)図5は本発明の第3の実施例
の受信器における復調器の構成を示すものである。図5
において、51はアンテナ、52はメモリ、53はアダ
プティブアレー、54は出力である。アンテナ51で送
信信号を受信し、メモリ52に蓄え、アダプティブアレ
ー53において復調し、出力54を得る。アダプティブ
アレー53では、復号を始めるときにトレーニングによ
って初期設定を行なう必要がある。このトレーニングの
方法は、上記第1の実施例に示した同期検波受信器13
のトレーニング方法と同じである。
【0018】このように、上記各実施例によれば、伝送
データを削減するために同期信号を短くしても、同期検
波受信器、等価器、アダプティブアレーなどを十分に収
束させることができ、品質のよい復調データを得ること
ができる。また、修正係数を徐々に小さくすることによ
り、さらに特性を向上させることができる。
【0019】なお、上記実施例では、復調器に同期検波
受信器、等価器またはアダプティブアレーを使用した場
合を示したが、この他にも、トレーニングの必要なあら
ゆる受信器に対しても本発明は有効である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、同期信号を複数回使用して等価器等を収束させるの
で、短い同期信号でも所望の特性を得ることができる。
また、同期信号を複数回使用する毎に修正係数を変化さ
せることにより、さらに特性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の受信器における復調器
の構成を示すブロック図
【図2】(a)実施例における同期信号がフレームの端
にある場合のトレーニング方法を示す模式図 (b)実施例における同期信号がフレームの中央付近に
ある場合のトレーニング方法を示す模式図
【図3】(a)従来例のトレーニング方法における回数
と誤差の関係を示す特性図 (b)実施例のトレーニング方法における回数と誤差の
関係を示す特性図
【図4】本発明の第2の実施例の受信器における復調器
の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第3の実施例の受信器における復調器
の構成を示すブロック図
【図6】従来例の受信器における復調器の構成を示すブ
ロック図
【図7】(a)従来例における同期信号がフレームの端
にある場合のトレーニング方法を示す模式図 (b)従来例における同期信号がフレームの中央付近に
ある場合のトレーニング方法を示す模式図
【符号の説明】
11、41、51 アンテナ 12、42、52 メモリ 13 同期検波受信器 43 等価器 53 アダプティブアレー 14、44、54 出力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 27/22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信バーストを同期信号とデータとで構
    成し、受信側では同期信号を複数回使用して初期設定に
    必要な受信器のトレーニングを行なうことを特徴とする
    データ受信装置。
  2. 【請求項2】 同期信号を送信バーストの端に配置した
    請求項1記載のデータ受信装置。
  3. 【請求項3】 同期信号を送信バーストの中央付近に配
    置した請求項1記載のデータ受信装置。
  4. 【請求項4】 受信器として、同期検波受信器を備えた
    請求項1から3のいずれかに記載のデータ受信装置。
  5. 【請求項5】 受信器として、等価器を備えた請求項1
    から3のいずれかに記載のデータ受信装置。
  6. 【請求項6】 受信器として、アダプティブアレーを備
    えた請求項1から3のいずれかに記載のデータ受信装
    置。
  7. 【請求項7】 同期信号を複数回使用する際に、その都
    度修正係数を変化させることを特徴とする請求項1から
    6のいずれかに記載のデータ受信装置。
  8. 【請求項8】 同期信号を複数回使用する際に、その都
    度修正係数を小さくすることを特徴とする請求項7記載
    のデータ受信装置。
JP6326906A 1994-12-28 1994-12-28 データ受信装置 Pending JPH08186523A (ja)

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