JP3060479B2 - データ受信装置 - Google Patents
データ受信装置Info
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- JP3060479B2 JP3060479B2 JP2079419A JP7941990A JP3060479B2 JP 3060479 B2 JP3060479 B2 JP 3060479B2 JP 2079419 A JP2079419 A JP 2079419A JP 7941990 A JP7941990 A JP 7941990A JP 3060479 B2 JP3060479 B2 JP 3060479B2
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- data
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、デジタル移動通信等に利用するデータ受信
装置に関する。
装置に関する。
従来の技術 デジタル式のデータ通信機は、受信側において信号波
形の歪を補償する、いわゆる信号の等化を行うことがで
き、それによって高い忠実度が得られるため、近年、広
く使用されるようになっている。
形の歪を補償する、いわゆる信号の等化を行うことがで
き、それによって高い忠実度が得られるため、近年、広
く使用されるようになっている。
以下、従来のこの種のデータ受信装置を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第２図は従来のデータ受信装置の概略構成を示すブロ
ック図である。第２図において、１は受信信号の入力端
子、２は入力端子１に接続されたインパルス応答推定
器、３は入力端子１とパルス応答推定器２の出力側が接
続された等化器、４は等化器３からデータが出力される
データ出力端子である。
ック図である。第２図において、１は受信信号の入力端
子、２は入力端子１に接続されたインパルス応答推定
器、３は入力端子１とパルス応答推定器２の出力側が接
続された等化器、４は等化器３からデータが出力される
データ出力端子である。
次に上記従来例の動作について説明する。第２図にお
いて、入力端子１から受信信号が入力されると、インパ
ルス応答推定器２は受信信号に含まれる既知信号等を用
いて、伝送路のインパルス応答を推定する。等化器３は
インパルス応答推定器２で推定したインパルス応答が変
化しないと仮定し、上記受信信号から伝送路の歪を取り
除いてデータを復号し、この復号データをデータ出力端
子４へ出力する。
いて、入力端子１から受信信号が入力されると、インパ
ルス応答推定器２は受信信号に含まれる既知信号等を用
いて、伝送路のインパルス応答を推定する。等化器３は
インパルス応答推定器２で推定したインパルス応答が変
化しないと仮定し、上記受信信号から伝送路の歪を取り
除いてデータを復号し、この復号データをデータ出力端
子４へ出力する。
このように、上記従来のデータ受信装置でも、一度推
定した伝送路のインパルス応答が変化しないとすると、
伝送路での歪を取り除いて、正しくデータを復号するこ
とができる。
定した伝送路のインパルス応答が変化しないとすると、
伝送路での歪を取り除いて、正しくデータを復号するこ
とができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のデータ受信装置では、伝送
路のインパルス応答が一定であると仮定するため、イン
パルス応答が時間と共に変化する伝送路では、データを
正しく復号することができないという問題があった。
路のインパルス応答が一定であると仮定するため、イン
パルス応答が時間と共に変化する伝送路では、データを
正しく復号することができないという問題があった。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであ
り、インパルス応答が時間と共に変化する伝送でもデー
タを正しく復号できる優れたデータ受信装置を提供する
ことを目的とするものである。
り、インパルス応答が時間と共に変化する伝送でもデー
タを正しく復号できる優れたデータ受信装置を提供する
ことを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、推定した送信信
号と受信信号から相関演算などを用いて伝送路のインパ
ルス応答を推定するインパルス応答推定器と、このイン
パルス応答推定器により推定されたインパルス応答を用
いて、受信信号が伝送路で受けている歪を取り除いてデ
ータを復号する等化器と、この等化器により復号された
データを用いて次の時刻においてインパルス応答を推定
する時に必要となる送信信号を発生する送信信号推定器
とを備える構成とした。
号と受信信号から相関演算などを用いて伝送路のインパ
ルス応答を推定するインパルス応答推定器と、このイン
パルス応答推定器により推定されたインパルス応答を用
いて、受信信号が伝送路で受けている歪を取り除いてデ
ータを復号する等化器と、この等化器により復号された
データを用いて次の時刻においてインパルス応答を推定
する時に必要となる送信信号を発生する送信信号推定器
とを備える構成とした。
作用 従って本発明によれば、あるインパルス応答に基づい
てデータを復号し、その復号データを用いて次の時刻に
おけるインパルス応答を推定するのに必要な送信信号を
発生させ、この送信信号を用いて、データの復号毎に常
に最適なインパルス応答を計算することによって、時間
と共に変化するインパルス応答を正しく推定でき、伝送
路で加わる歪を取り除きながらデータを正しく復号する
ことができる。
てデータを復号し、その復号データを用いて次の時刻に
おけるインパルス応答を推定するのに必要な送信信号を
発生させ、この送信信号を用いて、データの復号毎に常
に最適なインパルス応答を計算することによって、時間
と共に変化するインパルス応答を正しく推定でき、伝送
路で加わる歪を取り除きながらデータを正しく復号する
ことができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本発明の一実施例によるデータ受信装置の概
略構成を示すブロック図である。第１図において、11は
受信信号の入力端子、12は入力端子11に接続されたイン
パルス応答推定器、13は入力端子11とインパルス応答推
定器12の出力側が接続された等化器、14は入力側に等化
器13の出力側が接続され自己の出力側がインパルス応答
推定器12の入力側に接続された送信信号推定器、15は等
化器13からデータが出力されるデータ出力端子である。
略構成を示すブロック図である。第１図において、11は
受信信号の入力端子、12は入力端子11に接続されたイン
パルス応答推定器、13は入力端子11とインパルス応答推
定器12の出力側が接続された等化器、14は入力側に等化
器13の出力側が接続され自己の出力側がインパルス応答
推定器12の入力側に接続された送信信号推定器、15は等
化器13からデータが出力されるデータ出力端子である。
次に上記実施例の動作について説明する。第１図にお
いて、受信信号が入力端子11から入力すると、まず、受
信信号の中から既知の送信信号等を用いて、インパルス
応答推定器12で伝送路のインパルス応答を推定する。こ
の推定したインパルス応答を用いて等化器13は伝送路で
の歪を取り除いてデータを復号する。
いて、受信信号が入力端子11から入力すると、まず、受
信信号の中から既知の送信信号等を用いて、インパルス
応答推定器12で伝送路のインパルス応答を推定する。こ
の推定したインパルス応答を用いて等化器13は伝送路で
の歪を取り除いてデータを復号する。
次に送信信号推定器14では、等化器13で１シンボルデ
ータを復号する毎に、復号したデータを用いて、復号デ
ータ列から送信信号列を推定して出力する。
ータを復号する毎に、復号したデータを用いて、復号デ
ータ列から送信信号列を推定して出力する。
そして、インパルス応答推定器12では、上記推定され
た送信信号と受信信号から相関演算などを用いて最新の
時刻のインパルス応答を推定し、次のデータの復号には
この最新のインパルス応答を用いるものである。
た送信信号と受信信号から相関演算などを用いて最新の
時刻のインパルス応答を推定し、次のデータの復号には
この最新のインパルス応答を用いるものである。
このように、上記実施例によれば、等化器13で復号し
た復号データを用いて送信信号を推定し、推定した送信
信号と受信信号から常に最新の伝送路のインパルス応答
を計算するので、伝送路のインパルス応答が時間と共に
変化しても、それに追従してデータを正しく復号できる
という利点を有する。
た復号データを用いて送信信号を推定し、推定した送信
信号と受信信号から常に最新の伝送路のインパルス応答
を計算するので、伝送路のインパルス応答が時間と共に
変化しても、それに追従してデータを正しく復号できる
という利点を有する。
なお、上記実施例は、１シンボルデータを復号する毎
にインパルス応答を修正しているが、複数シンボルを復
号した後、その復号データ列から送信信号列を計算し、
この送信信号列に基づいて、伝送路のインパルス応答を
１シンボルデータ毎に計算して、そのインパルス応答を
用いて、再度データを復号して、復号データとしてもよ
い。
にインパルス応答を修正しているが、複数シンボルを復
号した後、その復号データ列から送信信号列を計算し、
この送信信号列に基づいて、伝送路のインパルス応答を
１シンボルデータ毎に計算して、そのインパルス応答を
用いて、再度データを復号して、復号データとしてもよ
い。
発明の効果 上述の如く本発明によれば、推定した送信信号と受信
信号から相関演算などを用いて伝送路のインパルス応答
を推定するインパルス応答推定器と、このインパルス応
答推定器により推定されたインパルス応答を用いて、受
信信号が伝送路で受けている歪を取り除いてデータを復
号する等化器と、この等化器により復号されたデータを
用いて次の時刻においてインパルス応答を推定する時に
必要となる送信信号を発生する送信信号推定器とを備え
る構成としたので、あるインパルス応答に基づいてデー
タを等化器で復号し、その復号データを用いて、次の時
刻においてインパルス応答を推定する時に必要となる送
信信号を送信信号推定器で発生させ、この送信信号を用
いて、データの復号毎にインパルス応答をインパルス応
答推定器で修正することができ、よって時間と共に変化
するインパルス応答を正しく推定でき、伝送路で加わる
歪を取り除きながらデータを正しく復号することができ
るという効果を有する。
信号から相関演算などを用いて伝送路のインパルス応答
を推定するインパルス応答推定器と、このインパルス応
答推定器により推定されたインパルス応答を用いて、受
信信号が伝送路で受けている歪を取り除いてデータを復
号する等化器と、この等化器により復号されたデータを
用いて次の時刻においてインパルス応答を推定する時に
必要となる送信信号を発生する送信信号推定器とを備え
る構成としたので、あるインパルス応答に基づいてデー
タを等化器で復号し、その復号データを用いて、次の時
刻においてインパルス応答を推定する時に必要となる送
信信号を送信信号推定器で発生させ、この送信信号を用
いて、データの復号毎にインパルス応答をインパルス応
答推定器で修正することができ、よって時間と共に変化
するインパルス応答を正しく推定でき、伝送路で加わる
歪を取り除きながらデータを正しく復号することができ
るという効果を有する。
第１図は本発明の一実施例におけるデータ受信装置の概
略構成を示すブロック図、第２図は従来のデータ受信装
置の概略構成を示すブロック図である。 12……インパルス応答推定器、13……等化器、14……送
信信号推定器。
略構成を示すブロック図、第２図は従来のデータ受信装
置の概略構成を示すブロック図である。 12……インパルス応答推定器、13……等化器、14……送
信信号推定器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 3/04 - 3/18 H04B 7/005
Claims (1)
- 【請求項１】推定した送信信号と受信信号から相関演算
などを用いて伝送路のインパルス応答を推定するインパ
ルス応答推定器と、このインパルス応答推定器により推
定されたインパルス応答を用いて、受信信号が伝送路で
受けている歪を取り除いてデータを復号する等化器と、
この等化器により復号されたデータを用いて次の時刻に
おいてインパルス応答を推定する時に必要となる送信信
号を発生する送信信号推定器とを備えたデータ受信装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2079419A JP3060479B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | データ受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2079419A JP3060479B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | データ受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03278724A JPH03278724A (ja) | 1991-12-10 |
| JP3060479B2 true JP3060479B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=13689350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2079419A Expired - Fee Related JP3060479B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | データ受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3060479B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001339328A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-12-07 | Communication Research Laboratory | 受信装置、受信方法、ならびに、情報記録媒体 |
| JP4858162B2 (ja) * | 2006-12-26 | 2012-01-18 | ソニー株式会社 | 信号処理装置および信号処理方法、並びにプログラム |
| JP2012029043A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Sharp Corp | 受信装置および受信方法 |
-
1990
- 1990-03-28 JP JP2079419A patent/JP3060479B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03278724A (ja) | 1991-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |