JP2571008B2 - 適応型最尤系列推定器 - Google Patents

適応型最尤系列推定器

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JP2571008B2
JP2571008B2 JP5326657A JP32665793A JP2571008B2 JP 2571008 B2 JP2571008 B2 JP 2571008B2 JP 5326657 A JP5326657 A JP 5326657A JP 32665793 A JP32665793 A JP 32665793A JP 2571008 B2 JP2571008 B2 JP 2571008B2
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vector
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和▲廣▼ 岡ノ上
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    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03178Arrangements involving sequence estimation techniques
    • H04L25/03248Arrangements for operating in conjunction with other apparatus
    • H04L25/03292Arrangements for operating in conjunction with other apparatus with channel estimation circuitry
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
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    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0837Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using pre-detection combining
    • H04B7/0842Weighted combining
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  • Power Engineering (AREA)
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時間的に変動する符号
間干渉が生じる通信路を介してデータ伝送を行なう系に
おいて、予め想定された長さよりも長い符号間干渉によ
る歪が生じても、符号間干渉の時間変動に追従して伝送
特性を劣化させず、さらに構成が簡単な適応型最尤系列
推定器に関する。
【0002】
【従来の技術】時間変動を有する符号間干渉による歪み
を等化する方式として、予め等化可能な符号間干渉の長
さを想定した最尤系列推定回路と、その長さの符号間干
渉を生じさせるだけの通信路インパルスレスポンスを推
定する通信路インパルスレスポンス推定回路を用いた最
尤系列推定回路が知られている(例えば、J.G.Proaki
s,"Digital Communications",1983,McGrow-Hill,第6
章)。この方式の例を図6に示す。図6では、1シンボ
ルからの符号間干渉を等化可能な歪と設定された最尤系
列推定回路1000と、1シンボルからの符号間干渉を
生じさせる長さ2の通信路インパルスレスポンスを推定
する通信路インパルスレスポンス推定回路1001とを
用いた例である。
【0003】一方、符号間干渉の時間変動が無視できる
ような場合には、過去の判定結果を用いて、予め設定さ
れた等化可能な符号間干渉の長さを越えた符号間干渉に
よる歪に対処する受信方式が知らてている(例えば、Al
exandra Duel-Hallen,et.al.,"Delayed Decision-Feedb
ack Sequence Estimation",IEEE,Trans. on Commun.,Vo
l.37,No.5,May1989 )。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6の
方式では、通信路が変動して、例えば、2シンボルから
の符号間干渉が生じた場合には、通信路インパルスレス
ポンス推定回路1001に正しい判定結果が供給された
としても、十分な通信路インパルスレスポンスの推定が
行なわれない。このため、最尤系列推定回路1000に
は、推定精度の低い通信路インパルスレスポンス推定値
が供給されてしまい、判定誤りが生じやすくなる。も
し、判定誤りが生じると、通信路インパルスレスポンス
の推定精度がさらに低下し動作が不安定になり、判定誤
りが伝搬していくことになる。このような事態を防ぐた
めに、予め多くのシンボルからの符号間干渉に対処でき
るように設計することも可能であるが、最尤系列推定回
路の構成が複雑になってしまう。
【0005】一方、過去の判定結果を用いて予め設定さ
れた等化可能な符号間干渉の長さを越えた符号間干渉に
よる歪に対処する方式では、判定結果を得るために生じ
る遅延が生じるため、時間変動に対する追従性が悪くな
る。また、遅延時間を少なくして時間変動に対する追従
性を高めることも可能であるが、判定結果の信頼性が劣
化してしまうため、遅延時間を十分短くすることができ
ない。さらに、この方式の場合、過去の判定結果を用い
て等化できない成分を除去するための制御やメモリが必
要になるため、複雑な構成になってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明である
適応型最尤系列は、a)受信信号と長さがN+1の通信
路インパルスレスポンスの推定ベクトルである通信路イ
ンパルスレスポンス推定ベクトル1を入力して、前記受
信信号を等化して判定結果を出力する、前記受信信号が
N個のシンボルからの符号間干渉による歪が生じること
を前提として構成された最尤系列推定回路と、b)前記
受信信号と前記判定結果を入力として、M(0〈N
〈M)個のシンボルからの符号間干渉成分を生じさせ
る、長さがM+1の通信路インパルスレスポンスの推定
ベクトルである通信路インパルスレスポンス推定ベクト
ル2を出力する通信路インパルスレスポンス推定回路
と、c)前記通信路インパルスレスポンス推定ベクトル
2を入力し、長さがM+1である前記通信路インパルス
レスポンス推定ベクトル2を、長さがN+1である前記
通信路インパルスレスポンス推定ベクトル1に変換して
出力する変換回路とを有している。
【0007】本願の第2の発明である適応型最尤系列推
定器は、a)トレーニング系列部とデータ系列部から構
成されるバースト上の受信信号と長さがN+1の通信路
インパルスレスポンスの推定ベクトルである通信路イン
パルスレスポンス推定ベクトル1を入力して、前記受信
信号を等化して判定結果を出力する、前記受信信号がN
個のシンボルからの符号間干渉による歪が生じることを
前提として構成された最尤系列推定回路と、b)前記バ
ースト上の受信信号を入力して、前記バースト上の受信
信号から前記トレーニング系列部の始まりと前記トレー
ニング系列部の終了を検出し、前記バースト上の受信信
号のうちトレーニング系列部の処理が行なわれている間
は、トレーニング系列部処理中を示す制御信号を出力す
るタイミング制御回路と、c)前記トレーニング系列部
処理中を示す制御信号を入力し、前記トレーニング系列
処理中の制御信号が入力されている間は、前記トレーニ
ング系列部の送信パターンを出力するトレーニング系列
パターン発生回路と、d)前記最尤系列推定回路の出
力、前記トレーニング系列パターン発生回路の出力及び
前記トレーニング系列処理中の制御信号を入力し、トレ
ーニング系列処理中は前記トレーニング系列パターン発
生回路からの入力を出力し、トレーニング系列処理中以
外の場合には前記最尤系列推定回路の入力を出力するス
イッチと、e)前記バースト上の受信信号と前記スイッ
チの出力を入力として、M(0〈N〈M)個のシンボル
からの符号間干渉成分を生じさせる、長さがM+1の通
信路インパルスレスポンスの推定ベクトルである通信路
インパルスレスポンス推定ベクトル2を出力する通信路
インパルスレスポンス推定回路と、f)前記通信路イン
パルスレスポンス推定ベクトル2と前記トレーニング系
列処理中の制御信号を入力し、長さがM+1である前記
通信路インパルスレスポンス推定ベクトル2を、長さが
N+1である前記通信路インパルスレスポンス推定ベク
トル1に変換して出力する変換回路とを有している。
【0008】本願の第3の発明は、第1の発明の適応型
最尤系列推定器の変換回路において、a)第1の発明の
通信路インパルスレスポンス推定ベクトル2,(h(0),h
(1), …,h(M)), のM+1個の要素を入力として、それ
ぞれの要素の電力を求めて、通信路インパルスレスポン
ス電力推定ベクトル2,(P(h(0)),P(h(1)), …,P(h(M))),
を出力するM+1個の電力検出回路群と、b)前記通信
路インパルスレスポンス電力推定ベクトル2,(P(h(0)),P
(h(1)), …,P(h(M))),から、全ての連続するN+1,
(0〈N〈M)個の要素の組み合わせを入力として、そ
れぞれに入力された前記N+1個の要素の和を求めるM
−N+1個の加算回路群と、c)前記M−N+1個の加
算回路群の出力を入力して最大値を求め、前記M−N+
1個の加算回路群の中から、前記最大値を与える加算回
路の識別子を出力する最大値検出回路と、d)前記加算
回路の識別子を入力し、前記識別子によって識別された
加算回路に信号を供給するN+1個の電力検出回路群を
求め、第1の発明の通信路インパルスレスポンス推定ベ
クトル2の要素のうち、前記識別された加算回路に信号
を供給するN+1個の電力検出回路群に入力されるN+
1個の要素を選択する制御信号を出力する制御回路と、
e)前記制御信号と請求項1記載の通信路インパルスレ
スポンス推定ベクトル2のM+1個の各要素を入力し
て、前記制御信号に基づいて、前記識別された加算回路
に信号を供給するN+1個の電力検出回路群に入力され
るN+1個の要素を選択して、第1の発明の通信路イン
パルスレスポンス推定ベクトル1として出力するスイッ
チとを有している。
【0009】本願の第4の発明は、第2の発明の適応型
最尤系列推定器の変換回路において、a)第2の発明の
通信路インパルスレスポンス推定ベクトル2,(h(0),h
(1), …,h(M)), のM+1個の要素を入力として、それ
ぞれの要素の電力を求めて、通信路インパルスレスポン
スを電力推定ベクトル2,(P(h(0)),P(h(1)), …,P(h
(M))),を出力するM+1個の電力検出回路群と、b)前
記通信路インパルスレスポンス電力推定ベクトル2,(P(h
(0)),P(h(1)), …,P(h(M))),から、全ての連続するN+
1,(N〈M)個の要素の組み合わせを入力として、そ
れぞれに入力された前記N+1個の要素の和を求めるM
−N+1個の加算回路群と、c)前記M−N+1個の加
算回路群の出力と第2の発明のトレーニング系列部処理
中を示す制御信号を入力し、前記M−N+1個の加算回
路群の中から選択すべき加算回路を検出し、前記選択す
べき加算回路の識別子を出力する通信路インパルスレス
ポンス設定回路と、d)前記選択すべき加算回路の識別
子を入力し、前記選択された加算回路に信号を供給する
N+1個の電力検出回路群を求め、第2の発明の通信路
インパルスレスポンス推定ベクトル2の要素のうち、前
記識別された加算回路に信号を供給するN+1個の電力
検出回路群に入力されるN+1個の要素を選択する制御
信号を出力する制御回路と、e)前記制御信号と第2の
発明の通信路インパルスレスポンス推定ベクトル2のM
+1個の各要素を入力して、前記制御信号に基づいて第
2の発明の通信路インパルスレスポンス推定ベクトル2
のM+1個の要素からN+1個の要素を選択して、第2
の発明の通信路インパルスレスポンス推定ベクトル1と
して出力するスイッチとを有している。
【0010】本願の第5の発明は、第4の発明の通信路
インパルスレスポンス設定回路において、a)第4の発
明のM−N+1個の加算回路群の出力と第2の発明のト
レーニング系列処理中の制御信号を入力し、トレーニン
グ系列処理中の場合には、第4の発明のM−N+1個の
加算回路群のそれぞれの出力を積分して出力するM−N
+1個の積分回路群と、b)第2の発明のトレーニング
系列処理中の制御信号と前記M−N+1個の積分回路群
の出力を入力して、トレーニング系列の処理が終了した
ときに、前記M−N+1個の積分回路群の出力の中の最
大値を求め、第4の発明のM−N+1個の加算回路群の
中から前記最大値を出力する積分回路に信号を供給する
加算回路の識別子を第4の発明の選択すべき加算回路の
識別子として出力する最大値検出回路とを有している。
【0011】
【作用】本発明では、まず、最尤系列推定回路では等化
不能なシンボルからの符号間干渉を生じさせる長さの通
信路インパルスレスポンスを推定する。さらに、推定さ
れた通信路インパルスレスポンスの中から、最尤系列推
定回路で等化可能な符号間干渉成分を生じさせる要素を
選択して、最尤系列推定回路に供給する。このため、等
化不能な符号間干渉成分が、判定誤りを起こさない程度
のレベルであれば、通信路インパルスレスポンスを高精
度で推定することができる。このため、通信路インパル
スレスポンス推定器の動作が不安定にならず、判定誤り
が生じることはない。さらに、最尤系列推定回路の構成
は変更せず、通信路インパルスレスポンス推定回路の変
更で対処できるため、それほど複雑にはならない。ま
た、過去の判定結果を用いることはないので、符号間干
渉成分の時間変動にも十分早く追従することが可能にな
る。
【0012】
【実施例】図1は、本願の第1の発明をM=2,N=1
とした場合に適用した系統図である。図において、10
0は最尤系列推定回路、101は通信路インパルスレス
ポンス推定回路、102は変換回路、103は入力端
子、104は出力端子である。
【0013】入力端子104から入力された受信信号
は、最尤系列推定回路100と通信路インパルスレスポ
ンス推定回路101に入力される。ここで、最尤系列推
定回路100は、1シンボルからの符号間干渉を等化で
きるように構成されている。また、通信路インパルスレ
スポンス推定回路101は、2シンボルの符号間干渉を
生じさせる通信路インパルスレスポンス、つまり、長さ
が3の通信路インパルスレスポンスベクトルを推定でき
るように構成されている。
【0014】図6に示す従来の適応型最尤系列推定器で
は、最尤系列推定回路1000が1シンボルからの符号
間干渉を等化できるように構成されている場合、通信路
インパルスレスポンス推定回路は1シンボルの符号間干
渉を生じさせる通信路インパルスレスポンス、つまり、
長さが2の通信路インパルスレスポンスベクトルを推定
するように構成される。これらの回路の構成について
は、J.G.Proakis 著,"Digital Communications",New Yo
rk,McGraw-Hill,1983 に詳細に述べられている。
【0015】通信路インパルスレスポンス推定回路10
1は、入力端子104からの受信信号と出力端子104
からフィードバックされる判定結果を用いて、長さ3の
通信路インパルスレスポンス推定ベクトル:ベクトルh=
(h(0),h(1),h(2))を出力する。この回路は、図6に示す
通信路インパルスレスポンス推定回路1001を拡張す
ることで容易に構成することができる。さらに、長さ3
の通信路インパルスレスポンス推定ベクトル:ベクトル
hは、変換回路102に入力される。変換回路102
は、長さ3の通信路インパルスレスポンス推定ベクト
ル:ベクトルhを長さ2の通信路インパルスレスポンス
推定ベクトル:ベクトルHに変換して、最尤系列推定回
路100に出力する。最尤系列推定回路100では、変
換回路102から得られる長さ2の通信路インパルスレ
スポンス推定ベクトル:ベクトルHと入力端子103か
らの受信信号を入力し、入力信号を等化して判定結果を
出力端子104に出力する。また、変換回路102への
入力信号を、例えば、平均化を行なう低減フィルタによ
りフィルタリングすることによって、変換回路102の
動作を安定化させることも可能である。
【0016】変換回路102は、例えば、図3のように
構成することができる。この図は、M=2,N=1とし
た場合の例であり、200〜202は入力端子、203
〜205は電力検出回路、206,207は加算回路、
208は最大値検出回路、209は制御回路、210は
スイッチ、211,212は出力端子である。入力端子
200〜202には、通信路インパルスレスポンス推定
回路101から出力される通信路インパルスレスポンス
推定ベクトル:ベクトルh=(h(0),h(1),h(2))の各要素、
h(0),h(1),h(2)が入力される。入力端子200〜202
に入力されたそれぞれの信号は、電力検出回路203〜
205に入力され、それぞれの電力が計算される。この
実施例では、M=2,N=1と仮定しているので、M−
N+1=2個の加算回路206,207を用いる。加算
回路206,207には、それぞれ、電力検出回路20
3,204の出力、電力検出回路204,205の出力
が入力される。
【0017】一般に、M=m,N=n,(n〈m)の場
合、変換回路102には、m+1個の要素を有する通信
路インパルスレスポンス推定ベクトル:ベクトルh'=(h
(0)',h(1)',…,h(m)') が入力され、m個の電力検出回
路によってそれぞれの要素の電力が求められる。さら
に、m−n+1個の加算回路には、それぞれ、通信路イ
ンパルスレスポンス推定ベクトルの連続したn個の要
素、h(i)',h(i+1)',…,h(n+i)',(i=0,1,…,m-n),の電力
が入力されることになる。
【0018】加算回路206,207の出力は、最大値
検出回路208に入力される。最大値検出回路208
は、電力検出回路204,205からの出力から最大値
を検出し、最大値を出力している電力検出回路の識別子
を出力する。制御回路209では、最大値検出回路20
8からの電力検出回路の識別子を入力し、最大値を与え
る加算回路に接続される電力検出回路群に入力される通
信路インパルスレスポンス推定ベクトル:ベクトルh=(h
(0),h(1),h(2))の要素を示す制御信号をスイッチ212
に出力する。さらに、スイッチ212は、通信路インパ
ルスレスポンス推定ベクトル:ベクトルh=(h(0),h(1),h
(2))の各要素と制御回路209からの制御信号を入力
し、制御信号に基づいて、ベクトルh=(h(0),h(1),h(2))
の中から2つの要素を選択して、変換された通信路イン
パルスレスポンス推定ベクトル:ベクトルHとして出力
する。
【0019】一般に、M=m,N=n(n〈m)の場
合、通信路インパルスレスポンス推定ベクトル:ベクト
ルh'=(h(0)',h(1)',…,h(m)')はm+1個の要素から構
成されており、スイッチは、制御信号に基づいて、これ
らの要素のうちn+1個の要素を選択し、変換された通
信路インパルスレスポンス推定ベクトル:ベクトルHに
出力する。さらに最尤系列推定回路100は、変換回路
102から得られる変換された通信路インパルスレスポ
ンス推定ベクトル:ベクトルHと入力端子103からの
受信信号を入力し、受信信号を等化して判定結果を出力
端子104に出力する。
【0020】図2は、本願の第2の発明をM=2,N=
1とした場合に適用した系統図である。図において、3
00は最尤系列推定回路、301は通信路インパルスレ
スポンス推定回路、302は変換回路、303は入力端
子、304は出力端子、305はタイミング制御回路、
306はスイッチ、307はトレーニング系列発生回路
である。
【0021】本発明は、図7に示すようなK個のチャネ
ルを時分割多重されたフォーマットで送信された信号を
受信する場合に適用することができる。図において、6
00はK個のチャネルが多重されたフレームであり、6
01は1つのチャネルを示すバーストの構成である。6
01に示されるように、1つのバーストはトレーニング
系列部とデータ部から構成される。入力端子303に
は、図7の601に示すようなバースト状の信号が入力
される。この信号は、最尤系列推定回路300、通信路
インパルスレスポンス推定回路301及びタイミング制
御回路305に入力される。タイミング制御回路305
は、入力信号のトレーニング系列部を検出し、トレーニ
ング系列部が入力されている間は、トレーニング系列処
理中を示す制御信号を変換回路302、スイッチ306
及びトレーニング系列発生回路307に出力する。トレ
ーニング系列発生回路307は、トレーニング系列処理
中を示す制御信号が入力されている間、予めトレーニン
グ系列として定められた送信パターンを出力する。さら
に、スイッチ306は、最尤系列推定回路300から得
られる判定結果とトレーニング系列発生回路307から
の出力が入力され、トレーニング系列処理中を示す制御
信号が入力されている間はトレーニング系列発生回路3
07からの信号を、トレーニング系列処理中を示す制御
信号が入力されないときは最尤系列推定回路300から
の信号を出力する。
【0022】また、最尤系列推定回路300は、入力端
子303からの受信信号と変換回路302から得られる
長さ2の通信路インパルスレスポンス推定ベクトル:ベ
クトルHを入力して、図1の最尤系列推定回路100と
同様に受信信号を復調し、出力端子304、スイッチ3
06に判定結果を出力する。通信路インパルスレスポン
ス推定回路301は、入力端子303からの受信信号と
スイッチ306から入力される予めトレーニング系列と
定められた送信パターンもしくは最尤系列推定回路30
0で判定された判定結果を入力して、長さ3の通信路イ
ンパルスレスポンス推定ベクトル:ベクトルh=(h(0),h
(1),h(2))を出力する。最尤系列推定回路300及び通
信路インパルスレスポンス推定回路301は、第1に示
す最尤系列推定回路100及び通信路インパルスレスポ
ンス推定回路101と同様に構成することができる。
【0023】変換回路302は、通信路インパルスレス
ポンス推定回路301から得られる長さ3の通信路イン
パルスレスポンス推定ベクトル:ベクトルh=(h(0),h
(1),h(2))とタイミング制御回路305からのトレーニ
ング系列処理中を示す制御信号を入力する。変換回路2
02では、トレーニング系列に対する処理を行なう際
に、通信路インパルスレスポンス推定回路301から得
られる長さ3の通信路インパルスレスポンス推定ベクト
ル:ベクトルh=(h(0),h(1),h(2))から長さ2の通信路イ
ンパルスレスポンス推定ベクトル:ベクトルHに変換す
る変換式を決定し、データ系列部の処理においては、変
換式を変更しない。これは、データ系列を復調する際
に、ベクトルh→ベクトルHへの変換式を変更すると、
判定結果に時間的なずれが生じる可能性がある。バース
ト状の信号を受信する場合には、この時間的なずれが生
じた時点以降のデータは全て誤ってしまう可能性があ
る。連続的に送信される信号の場合は、信号の継続時間
が長いので、符号間干渉の時間変動も大きくなる。この
ため、変換式を変更することによって、時間的なずれが
生じでも一時的に誤りが発生し、データフレームにエラ
ーが生じるが、次のデータフレームでは時間的なずれを
吸収することができるので、全体としてみれば受信特性
は改善されると考えられる。
【0024】変換回路302は、例えば、図4のように
構成することができる。図は、M=2,N=1とした場
合の例であり、400〜402及び409は入力端子、
403〜405は電力検出回路、406,407は加算
回路、408は通信路インパルスレスポンス設定回路、
410は制御回路、410はスイッチ、411,412
は出力端子である。
【0025】入力端子400〜402には、通信路イン
パルスレスポンス推定回路301から出力される通信路
インパルスレスポンス推定ベクトル:ベクトルh=(h(0),
h(1),h(2))の各要素、h(0),h(1),h(2)が入力される。入
力端子400〜402に入力されたそれぞれの信号は、
電力検出回路403〜405に入力され、それぞれの電
力が計算される。この実施例では、M=2,N=1と仮
定しているので、M−N+1=2個の加算回路406,
407を用いる。加算回路406,407には、それぞ
れ、電力検出回路403,404の出力、電力検出回路
404,405の出力が入力される。
【0026】一般に、M=m,N=n,(0〈n〈m)
の場合、変換回路302には、m+1個の要素を有する
通信路インパルスレスポンス推定ベクトル:ベクトルh'
=(h(0)',h(1)',…,h(m)') が入力され、m個の電力検出
回路によってそれぞれの要素の電力が求められる。さら
に、m−n+1個の加算回路には、それぞれ、通信路イ
ンパルスレスポンス推定ベクトルの連続したn個の要
素、h(i)',h(i+1)',…,h(n+i)',(i=0,1,…,m-n),の電力
が入力されることになる。
【0027】加算回路406,407の出力は、通信路
インパルスレスポンス設定回路208に入力される。ま
た、通信路インパルスレスポンス設定回路408には、
入力端子409を介して、タイミング制御回路305か
ら得られるトレーニング系列処理中を示す制御信号が入
力される。通信路インパルスレスポンス設定回路408
では、トレーニング系列処理中を示す制御信号が入力さ
れている間に、加算回路406,407の出力に基づい
て、ベクトルh→ベクトルHへの変換に必要な情報を出
力する。
【0028】通信路インパルスレスポンス設定回路40
8は、例えば、図5のように構成することができる。こ
の図は、M=2,N=1とした場合の例であり、500
〜502は入力端子、503は出力端子、504は最大
値検出回路、505,506は積分回路である。積分回
路505,506には、入力端子501,502を介し
て、加算回路406,407からの信号が入力される。
さらに、入力端子500を介して、タイミング制御回路
305から得られるトレーニング系列処理中を示す制御
信号も入力される。積分回路505,506では、トレ
ーニング系列処理中を示す制御信号が入力される間、加
算回路406,407からの信号をそれぞれ積分して、
最大値検出回路504に出力する。最大値検出回路50
4は、トレーニング系列処理中を示す制御信号が入力さ
れなくなるとトレーニング系列における処理が終了した
ものと判断し、積分回路505,506から得られる信
号から最大値を検出し、最大値を出力している積分回路
に信号を供給している加算回路(加算回路406もしく
は407)の識別子を、ベクトルh→ベクトルHへの変
換に必要な情報として出力する。この実施例は、一般に
M=m,N=nの場合は、m−n+1個の積分回路群を
用いることによって実現することができる。
【0029】制御回路413は、通信路インパルスレス
ポンス設定回路408からベクトルh→ベクトルHへの
変換に必要な情報として得られる加算回路の識別子を入
力し、識別子によって識別される加算回路に接続される
電力検出回路群に入力される通信路インパルスレスポン
ス推定ベクトル:ベクトルh=(h(0),h(1),h(2))の要素を
示す制御信号をスイッチ410に出力する。さらに、ス
イッチ410は、通信路インパルスレスポンス推定ベク
トル:ベクトルh=(h(0),h(1),h(2))の各要素と制御回路
410からの制御信号を入力し、制御信号に基づいて、
ベクトルh=(h(0),h(1),h(2))の中から2つの要素を選択
して、変換された通信路インパルスレスポンス推定ベク
トル:ベクトルHとして最尤系列推定回路300に出力
する。
【0030】さらに、バースト状の信号を復調する場合
には、復調するバースト状の信号を一度メモリに記憶し
た後に復調することができる。このような場合には、ま
ず、メモリからトレーニング系列部だけを取り出し、変
換回路302でベクトルh→ベクトルHの変換式を求め
る。その後、あらためてメモリからトレーニング系列部
及びデータ系列部を取り出して、復調することも可能で
ある。このような方式を用いる場合には、本実施例にお
ける図4に示す変換回路において、最初に変換式を求め
るときのみ、電力検出回路403〜405、加算回路4
06,407、通信路インパルスレスポンス設定回路4
08を動作させる。さらに、求められた変換式を制御回
路413に記憶させておけば、変換式が求められた後
は、入力端子400〜402から入力された通信路イン
パルスレスポンス推定ベクトルを、制御回路413によ
って制御されるスイッチ410によって変換して出力す
ることによって実現することができる。
【0031】尚、以上の実施例は、ディジタルシグナル
プロセッサ等を用いてソフトウェアで実現することも可
能である。
【0032】
【発明の効果】本発明により、時間的に変動する符号間
干渉が生じる通信路を介してデータ伝送を行なう系にお
いて、予め想定された長さよりも長い符号間干渉による
歪が生じても、符号間干渉の時間変動に追従して伝送特
性を劣化させず、さらに構成が簡単な適応型最尤系列推
定器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1の発明をM=2,N=1の場合に適
応した実施例を示す系統図である。
【図2】本願の第2の発明をM=2,N=1の場合に適
応した実施例を示す系統図である。
【図3】本願の第3の発明の変換回路をM=2,N=1
の場合に適応した実施例を示す系統図である。
【図4】本願の第4の発明の変換回路をM=2,N=1
の場合に適応した実施例を示す系統図である。
【図5】本願の第5の発明の通信路インパルスレスポン
ス設定回路をM=2,N=1の場合に適応した実施例を
示す系統図である。
【図6】従来の適応型最尤系列推定器を示す系統図であ
る。
【図7】時分割多重された信号のフォーマットを示す図
である。
【符号の説明】
100 最尤系列推定回路 101 通信路インパルスレスポンス推定回路 102 変換回路 103 入力端子 104 出力端子 200〜202 入力端子 203〜205 電力検出回路 206,207 加算回路 208 最大値検出回路 209 制御回路 210 スイッチ 211,212 出力端子 300 最尤系列推定回路 301 通信路インパルスレスポンス推定回路 302 変換回路 303 入力端子 304 出力端子 305 タイミング制御回路 306 スイッチ 307 トレーニング系列発生回路 400〜402及び409 入力端子 403〜405 電力検出回路 406,407 加算回路 408 通信路インパルスレスポンス設定回路 410 制御回路 410 スイッチ 411,412 出力端子 500〜502 入力端子 503 出力端子 504 最大値検出回路 505,506 積分回路 600 K個のチャネルが多重されたフレーム 601 各チャネルの構成である。 1000 最尤系列推定回路 1001 通信路インパルスレスポンス推定回路 1002 入力端子 1003 出力端子

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適応型最尤系列推定器において、 a)受信信号と長さがN+1の通信路インパルスレスポ
    ンスの推定ベクトルである通信路インパルスレスポンス
    推定ベクトル1を入力して、前記受信信号を等化して判
    定結果を出力する、前記受信信号がN個のシンボルから
    の符号間干渉による歪が生じることを前提として構成さ
    れた最尤系列推定回路と、 b)前記受信信号と前記判定結果を入力として、M(0
    〈N〈M)個のシンボルからの符号間干渉成分を生じさ
    せる、長さがM+1の通信路インパルスレスポンスの推
    定ベクトルである通信路インパルスレスポンス推定ベク
    トル2を出力する通信路インパルスレスポンス推定回路
    と、 c)前記通信路インパルスレスポンス推定ベクトル2を
    入力し、長さがM+1である前記通信路インパルスレス
    ポンス推定ベクトル2を、長さがN+1である前記通信
    路インパルスレスポンス推定ベクトル1に変換して出力
    する変換回路とを有すること特徴とする適応型最尤系列
    推定器。
  2. 【請求項2】 適応型最尤系列推定器において、 a)トレーニング系列部とデータ系列部から構成される
    バースト上の受信信号と長さがN+1の通信路インパル
    スレスポンスの推定ベクトルである通信路インパルスレ
    スポンス推定ベクトル1を入力して、前記受信信号を等
    化して判定結果を出力する、前記受信信号がN個のシン
    ボルからの符号間干渉による歪が生じることを前提とし
    て構成された最尤系列推定回路と、 b)前記バースト上の受信信号を入力して、前記バース
    ト上の受信信号から前記トレーニング系列部の始まりと
    前記トレーニング系列部の終了を検出し、前記バースト
    上の受信信号のうちトレーニング系列部の処理が行なわ
    れている間は、トレーニング系列部処理中を示す制御信
    号を出力するタイミング制御回路と、 c)前記トレーニング系列部処理中を示す制御信号を入
    力し、前記トレーニング系列処理中の制御信号が入力さ
    れている間は、前記トレーニング系列部の送信パターン
    を出力するトレーニング系列パターン発生回路と、 d)前記最尤系列推定回路の出力、前記トレーニング系
    列パターン発生回路の出力及び前記トレーニング系列処
    理中の制御信号を入力し、トレーニング系列処理中は前
    記トレーニング系列パターン発生回路からの入力を出力
    し、トレーニング系列処理中以外の場合には前記最尤系
    列推定回路の入力を出力するスイッチと、 e)前記バースト上の受信信号と前記スイッチの出力を
    入力として、M(0〈N〈M)個のシンボルからの符号
    間干渉成分を生じさせる、長さがM+1の通信路インパ
    ルスレスポンスの推定ベクトルである通信路インパルス
    レスポンス推定ベクトル2を出力する通信路インパルス
    レスポンス推定回路と、 f)前記通信路インパルスレスポンス推定ベクトル2と
    前記トレーニング系列処理中の制御信号を入力し、長さ
    がM+1である前記通信路インパルスレスポンス推定ベ
    クトル2を、長さがN+1である前記通信路インパルス
    レスポンス推定ベクトル1に変換して出力する変換回路
    とを有することを特徴とする適応型最尤系列推定器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の変換回路において、 a)請求項1記載の通信路インパルスレスポンス推定ベ
    クトル2,(h(0),h(1),…,h(M)), のM+1個の要素を入
    力として、それぞれの要素の電力を求めて、通信路イン
    パルスレスポンス電力推定ベクトル2,(P(h(0)),P(h
    (1)), …,P(h(M))),を出力するM+1個の電力検出回路
    群と、 b)前記通信路インパルスレスポンス電力推定ベクトル
    2,(P(h(0)),P(h(1)),…,P(h(M))),から、全ての連続す
    るN+1,(0〈N〈M)個の要素の組み合わせを入力
    として、それぞれに入力された前記N+1個の要素の和
    を求めるM−N+1個の加算回路群と、 c)前記M−N+1個の加算回路群の出力を入力して最
    大値を求め、前記M−N+1個の加算回路群の中から、
    前記最大値を与える加算回路の識別子を出力する最大値
    検出回路と、 d)前記加算回路の識別子を入力し、前記識別子によっ
    て識別された加算回路に信号を供給するN+1個の電力
    検出回路群を求め、請求項1記載の通信路インパルスレ
    スポンス推定ベクトル2の要素のうち、前記識別された
    加算回路に信号を供給するN+1個の電力検出回路群に
    入力されるN+1個の要素を選択する制御信号を出力す
    る制御回路と、 e)前記制御信号と請求項1記載の通信路インパルスレ
    スポンス推定ベクトル2のM+1個の各要素を入力し
    て、前記制御信号に基づいて、前記識別された加算回路
    に信号を供給するN+1個の電力検出回路群に入力され
    るN+1個の要素を選択して、請求項1記載の通信路イ
    ンパルスレスポンス推定ベクトル1として出力するスイ
    ッチとを有することを特徴とする請求項1記載の適応型
    最尤系列推定器。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の変換回路において、 a)請求項2記載の通信路インパルスレスポンス推定ベ
    クトル2,(h(0),h(1),…,h(M)), のM+1個の要素を入
    力として、それぞれの要素の電力を求めて、通信路イン
    パルスレスポンスを電力推定ベクトル2,(P(h(0)),P(h
    (1)), …,P(h(M))),を出力するM+1個の電力検出回路
    群と、 b)前記通信路インパルスレスポンス電力推定ベクトル
    2,(P(h(0)),P(h(1)),…,P(h(M))),から、全ての連続す
    るN+1,(N〈M)個の要素の組み合わせを入力とし
    て、それぞれに入力された前記N+1個の要素の和を求
    めるM−N+1個の加算回路群と、 c)前記M−N+1個の加算回路群の出力と請求項2記
    載のトレーニング系列部処理中を示す制御信号を入力
    し、前記M−N+1個の加算回路群の中から選択すべき
    加算回路を検出し、前記選択すべき加算回路の識別子を
    出力する通信路インパルスレスポンス設定回路と、 d)前記選択すべき加算回路の識別子を入力し、前記選
    択された加算回路に信号を供給するN+1個の電力検出
    回路群を求め、請求項2記載の通信路インパルスレスポ
    ンス推定ベクトル2の要素のうち、前記識別された加算
    回路に信号を供給するN+1個の電力検出回路群に入力
    されるN+1個の要素を選択する制御信号を出力する制
    御回路と、 e)前記制御信号と請求項2記載の通信路インパルスレ
    スポンス推定ベクトル2のM+1個の各要素を入力し
    て、前記制御信号に基づいて請求項2記載の通信路イン
    パルスレスポンス推定ベクトル2のM+1個の要素から
    N+1個の要素を選択して、請求項2記載の通信路イン
    パルスレスポンス推定ベクトル1として出力するスイッ
    チとを有することを特徴とする請求項2記載の適応型最
    尤系列推定器。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の通信路インパルスレスポ
    ンス設定回路において、 a)請求項4記載のM−N+1個の加算回路群の出力と
    請求項2記載のトレーニング系列処理中の制御信号を入
    力し、トレーニング系列処理中の場合には、請求項4記
    載のM−N+1個の加算回路群のそれぞれの出力を積分
    して出力するM−N+1個の積分回路群と、 b)請求項2記載のトレーニング系列処理中の制御信号
    と前記M−N+1個の積分回路群の出力を入力して、ト
    レーニング系列の処理が終了したときに、前記M−N+
    1個の積分回路群の出力の中の最大値を求め、請求項4
    記載のM−N+1個の加算回路群の中から前記最大値を
    出力する積分回路に信号を供給する加算回路の識別子を
    請求項4記載の選択すべき加算回路の識別子として出力
    する最大値検出回路とを有することを特徴とする請求項
    2記載の適応型最尤系列推定器。
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