JP3149433B2 - データ伝送装置 - Google Patents
データ伝送装置Info
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- JP3149433B2 JP3149433B2 JP21923290A JP21923290A JP3149433B2 JP 3149433 B2 JP3149433 B2 JP 3149433B2 JP 21923290 A JP21923290 A JP 21923290A JP 21923290 A JP21923290 A JP 21923290A JP 3149433 B2 JP3149433 B2 JP 3149433B2
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Description
送装置に関する。
第3図において、1は、伝送すべきディジタルデータを
入力する入力端子、2は、この入力端子1に入力された
伝送すべきディジタルデータを変調する変調器、3は、
変調器2の出力を増幅する増幅器、4は、増幅器3の出
力を電波として空中の無線回線に放射する送信アンテナ
である。
アンテナ4により送信系を構成している。
れてくる電波を受信する受信アンテナ、6は、受信アン
テナ5の受信出力を増幅する増幅器、7は、増幅器6で
増幅された信号を同期検波する復調器、8は、復調器7
の出力を量子化するアナログ/ディジタル変換器(以
下、A/D変換器と記す)である。
列の量子化データを用いて回線推定を行うことにより、
周波数選択性フェージングによる波形歪を除去する等化
器、10は、等化器9の出力からディジタルデータを復号
して出力端子11に出力する復号器である。
A/D変換器8、等化器9、復号器10、及び出力端子11に
より受信系が構成されている。
いて、送信側より伝送するディジタルデータが入力端子
1から入力されると、このディジタルデータは変調器2
で変調され、変調器2から出力される変調信号は増幅器
3で増幅されて、送信アンテナ4から電波として送信系
から放出される。
信号に変換する。この電気信号は増幅器6で増幅され、
さらに復調器7で同期検波が行われてベースバンド信号
に変換され、このベースバンド信号がA/D変換器8で量
子化されて等化器9に出力される。
ビット列の量子化値を用いて回線推定を行い、等化器9
のタップ係数初期値を求め、以後等化器9は1フレーム
nビットに対して等化動作を行い、遅延波を取り除くこ
とにより、アイの開いたベースバンド信号を出力する。
たは「0」の識別判定を行い、出力端子11に再生信号系
列を出力する。
ビット列から回線推定を行い、等化器9と復号器10とに
より、再生信号系列を得ることができる。
器9において回線推定のために用いる参照信号には、回
線状態に依存する直接波成分及び遅延波成分の他に、回
線状態に依存しない熱雑音成分が含まれており、この熱
雑音成分が回線推定の精度を低下させて、データの復号
における誤り率が高いという問題があった。
り、参照信号に含まれる熱雑音成分を低減することによ
り、回線推定を精度よく行って、マルチパス歪をより効
率的に除去し、データの復号を正しく行うことができる
データ伝送装置を提供することを目的とするものであ
る。
信号ビット列を含む、1フレーム当たりnビットのディ
ジタル信号を無線伝送する送信系と、受信系に、この送
信系から無線伝送される信号を受信し、受信した信号を
同期検波してベースバンド信号に変換する復調器と、 この復調器の出力を量子化するアナログ/ディジタル
変換器と、 このアナログ/ディジタル変換器で量子化された上記
ベースバンド信号のうち、参照信号ビット列に関する量
子化値を過去の少なくとも2以上の整数であるmフレー
ムにわたり記憶するバッファメモリと、 このバッファメモリに記憶された参照ビット列の量子
化値の、ビット毎の平均値を求める参照信号ビット列平
均器と、 この参照信号ビット列平均器で求めた平均値を基に回
線推定を行う等化器と、 この等化器の出力を復号して再生信号系列を出力する
復号器とを備えるようにした。
信号ビット列に関する量子化値の、ビット毎の平均を取
ることにより、参照信号に含まれる熱雑音成分を低減す
ることができ、よって、回線推定を精度よく行って、マ
ルチパス歪をより効率的に除去し、データの復号を正し
く行うことができる。
第1図において、12は、あらかじめ定められたrビット
(rは正の整数)の参照信号ビット列を含む1フレーム
nビットのディジタル信号が入力されるデータ入力端子
である。
する変調器、14は、この変調器13の出力を増幅する増幅
器、15は、増幅器14の出力を電波として出力する送信ア
ンテナである。
送信アンテナ15により、送信系Aを構成している。
ら放射される電波を受信する受信アンテナ、17は、受信
アンテナ16の受信出力を増幅する増幅器、18は、増幅器
17の出力信号を同期検波する復調器、19は、復調器18の
出力を量子化するA/D変換器である。
ち、最新の連続する複数のフレームの参照信号に関する
量子化値を一時的に記憶するバッファメモリ、21は、こ
のバッファメモリ20に記憶された、最新の連続する複数
の参照信号ビット列に関する量子化値のビット毎の平均
を取って、熱雑音成分を相殺する参照信号ビット列平均
器である。
参照ビット列のビット毎の平均値を基に回線推定を行
い、タップ係数初期値を求める等化器、23は、等化器22
の出力が入力され、入力されたディジタルデータを復号
して出力端子24に出力する復号器である。
18、A/D変換器19、バッファメモリ20、参照信号ビット
列平均器21、等化器22、及び復号器23が順次従属接続さ
れ、この復号器23の出力側がディジタルデータの出力端
子24に接続されて受信系Bを構成している。
いて、まず第2図に示すようなディジタルデータが入力
端子12から入力される。
あらかじめ定められたrビット(rは正の整数)の参照
信号ビット列を含む1フレームnビットの情報ビット列
からなるディジタルデータである。
力されると、ここで変調され、さらに増幅器14で増幅さ
れる。この増幅器14で増幅された信号は、送信アンテナ
16から電波として送信系Aから放出される。
気信号に変換する。この電気信号は増幅器17で増幅さ
れ、さらに復調器18で同期検波が行われて、ベースバン
ド信号に変換される。
理とするために、A/D変換器19で量子化され、この量子
化値のうち参照信号ビット列に関する量子化値は、過去
mフレームにわたりバッファメモリ20に記憶され、その
参照信号ビット列に関する量子化値のビット毎の平均値
が参照信号ビット列平均器21で求められる。
均値を基に回線推定を行い、等化器22のタップ係数初期
値を求める。以後、等化器22は、1フレームのnビット
に対して等化動作を行い、遅延波を取り除くことによ
り、アイの開いたベースバンド信号を出力する。
たは「0」の識別判定を行い、出力端子24に再生信号系
列を出力する。
フレーム(mは2以上の整数)にわたり平均することに
より、m×フレーム長がフェージングの周期と同程度よ
りも小さい場合には、遅延波はmフレームにわたりほと
んど変化しないので、上述のように量子化値の平均を取
ることにより現フレームの回線状態を反映した遅延波レ
ベルとなる。
列に対する量子化値をmフレーム(mは2以上の整数)
にわたり平均することにより、A/D変換器19の出力に含
まれる直接波成分と遅延波成分と熱雑音成分のうち熱雑
音成分が相殺されるため、雑音の影響を低減した回線推
定を行うことができる。
合、m×フレーム長は20msecとなるので、最大ドップラ
数端数が10Hz程度以下ならば、20msecの間に回線状態は
ほとんど変化しない。従って、移動速度が比較的遅い携
帯電話システム等の等化に適するものである。
定めた、正の整数であるrビットの参照信号ビット列を
含む、1フレーム当たりnビットのディジタル信号を無
線伝送する送信系と、 この送信系から伝送されるディジタルデータを受信
し、受信した電気信号を同期検波してベースバンド信号
に変換する復調器と、 この復調器の出力を量子化するアナログ/ディジタル
変換器と、 このアナログ/ディジタル変換器で量子化された上記
ベースバンド信号のうち、参照信号ビット列に関する量
子化値を過去の少なくとも2以上の整数であるmフレー
ムにわたり記憶するバッファメモリと、 このバッファメモリに記憶された参照ビット列の量子
化値の、ビット値の平均値を求める参照信号ビット列平
均器と、 この参照信号ビット列平均器で求めた平均値を基に回
線指定を行う等化器と、 この等化器の出力を復号して再生信号系列を出力する
復号器とを備えるようにした。
関する量子化値の、ビット毎の平均を取ることにより、
参照信号に含まれる熱雑音成分を低減することができ、
よって、回線推定を精度よく行って、マルチパス歪をよ
り効率的に除去し、データの復号を正しく行うことがで
きる。
概略構成を示すブロック図、第2図は、第1図のデータ
伝送装置における、送信系入力端子に入力される伝送デ
ータの構成を示す説明図、第3図は、従来のデータ伝送
装置の概略構成を示すブロック図である。 18……復調器、19……A/D変換器、20……バッファメモ
リ、21……参照信号ビット列平均器、22……等化器、23
……復号器、A……送信系。
Claims (6)
- 【請求項1】rビットの参照信号ビット列を含む、1フ
レーム当たりnビットのディジタル信号を無線伝送する
送信系と、 受信系に、この送信系から無線伝送される信号を受信
し、受信した信号を同期検波してベースバンド信号に変
換する復調器と、 この復調器の出力を量子化するアナログ/ディジタル変
換器と、 このアナログ/ディジタル変換器で量子化された上記ベ
ースバンド信号のうち、参照信号ビット列に関する量子
化値を過去の少なくとも2以上の整数であるmフレーム
にわたり記憶するバッファメモリと、 このバッファメモリに記憶された参照ビット列の量子化
値の、ビット毎の平均値を求める参照信号ビット列平均
器と、 この参照信号ビット列平均器で求めた平均値を基に回線
推定を行う等化器と、 この等化器の出力を復号して再生信号系列を出力する復
号器とを備えたデータ伝送装置。 - 【請求項2】送信系から無線伝送される、参照信号ビッ
ト列を含む、フレーム信号を受信する受信系に、 複数フレームの各参照信号ビット列に関する量子化値を
記憶するバッファメモリと、 このバッファメモリに記憶された上記各参照信号ビット
列の量子化値から、平均化した回線推定値を求め、この
回線推定値を基に、各フレームの情報ビット列に対して
その回線変動を補償する等化器とを備えたデータ受信装
置。 - 【請求項3】請求項2のデータ受信装置に対し、参照信
号ビット列を含む、フレーム信号を送信するデータ送信
装置。 - 【請求項4】送信系から無線伝送される、参照信号ビッ
ト列を含む、1フレーム信号を受信するデータ受信方法
において、 等化器が、複数フレームの各参照信号ビット列に関する
量子化値から、平均化した回線推定値を求め、この回線
推定値を基に、各フレームの情報ビット列に対して回線
推定を行うことを特徴とするデータ受信方法。 - 【請求項5】参照信号ビット列を含む、フレーム信号を
無線伝送する送信系と、 受信系に、複数フレームの各参照信号ビット列に関する
量子化値を記憶するバッファメモリと、 このバッファメモリに記憶された上記各参照信号ビット
列の量子化値から、平均化した回線推定値を求め、この
回線推定値を基に、各フレームの情報ビット列に対して
その回線変動を補償する等化器とを備えたデータ伝送装
置。 - 【請求項6】送信系において、参照信号ビット列を含
む、フレーム信号を無線伝送し、受信系において、等化
器が、複数フレームの参照信号ビット列に関する量子化
値から、平均化した回線推定値を求め、この回線推定値
を基に、各フレームの情報ビット列に対して回線推定を
行うことを特徴とするデータ伝送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21923290A JP3149433B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | データ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21923290A JP3149433B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | データ伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04100457A JPH04100457A (ja) | 1992-04-02 |
JP3149433B2 true JP3149433B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=16732275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21923290A Expired - Lifetime JP3149433B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | データ伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3149433B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101794505B1 (ko) * | 2015-12-21 | 2017-12-01 | 성용기업 주식회사 | 2중 회동 등받이가 구비된 의자 |
-
1990
- 1990-08-20 JP JP21923290A patent/JP3149433B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101794505B1 (ko) * | 2015-12-21 | 2017-12-01 | 성용기업 주식회사 | 2중 회동 등받이가 구비된 의자 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04100457A (ja) | 1992-04-02 |
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