JP2002043984A - 情報伝送チャンネルのインパルス応答を推定する方法及び装置 - Google Patents

情報伝送チャンネルのインパルス応答を推定する方法及び装置

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JP2002043984A
JP2002043984A JP2001158206A JP2001158206A JP2002043984A JP 2002043984 A JP2002043984 A JP 2002043984A JP 2001158206 A JP2001158206 A JP 2001158206A JP 2001158206 A JP2001158206 A JP 2001158206A JP 2002043984 A JP2002043984 A JP 2002043984A
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receiver
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JP2001158206A
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David Chappaz
デヴィッド・チャパズ
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STMicroelectronics NV
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 学習推定とブラインド推定とに等しく適用可
能なようにチャンネル推定を改善する。 【解決手段】本発明の推定方法は、情報送信機と、情報
受信機と、前記送信機と前記受信機の間にわたる伝播手
段とからなる情報伝送チャンネルのインパルス応答を推
定する方法であって、第1の推定は、全体として考慮し
てチャンネルのインパルス応答(H)についてなされ、
続いて、伝送される情報から独立に、前記送信機のイン
パルス応答及び前記受信機のインパルス応答が既知であ
るという事実を考慮することによって前記第1の推定が
訂正され、前記チャンネルのインパルス応答の訂正され
た最終推定(HF)が取得されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はGSM標準において
構想されるがこれに限定されないセルラー移動電話ドメ
イン内におけるディジタル情報の伝送に関する。より詳
細には、伝播手段を介して送信機から受信機へ情報を搬
送する伝送チャンネルのインパルス応答の推定に関す
る。伝播手段は、セルラー移動電話の場合には空気であ
り、他の応用形態ではケーブル等の他の伝播手段であ
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタル通信システムの性能を制限す
る基本的要因は、当業者に周知の「符号間干渉」として
知られる現象である。この符号間干渉により、受信機レ
ベルにおいて伝送された各シンボル(例えば、ビット)
の一時的な占有が起こり、この占有は前記シンボルの初
期期間(「ビットタイム」とも言う)よりも長い。
【0003】言い換えると、所与の瞬間において受信さ
れる信号は1つのシンボル(例えば、ビット)のみに依
存するのではなく、1つのシンボル時間(ビットタイ
ム)の期間よりも長い期間にわたって送信される他の複
数のシンボル(複数のビット)にも依存する。実際に
は、所与の瞬間に受信される信号は関連するシンボルに
依存し、また近接する複数のシンボルに本質的に依存す
る。
【0004】符号間干渉の原因は多岐にわたる。
【0005】その原因の1つは、特に種々の障害物によ
り信号が反射され回折されるときに送信機と受信機との
間で複数の信号が伝播することによるものであり、これ
は相互に一時的にシフトした複数の信号のコピーを受信
することにつながる。
【0006】このシンボル間の干渉は送信機と受信機と
の間の伝播手段によって生成されるだけではなく、送信
/受信装置(変調器、フィルタ等)それ自体により生成
されるものもある。
【0007】シンボル間の干渉を持つ通信においては、
伝送チャンネルのインパルス応答の推定の問題が生じ
る。シンボル間の干渉を取り除く能力ひいては送信され
たシンボルを正しく決定する能力は、この推定の品質に
左右される。
【0008】一般に、チャンネルのインパルス応答の推
定(より簡単にチャンネル推定とも言う)は、最小二乗
法を使用することによって、及び送信機及び受信機にと
って既知であり当業者において用語「トレーニングシー
ケンス」と呼ばれる所定のシンボルのシーケンスを用い
ることによって達成される。このトレーニングシーケン
スは送信される各シンボル列(すなわち「バースト」)内
に存在する。チャンネルの特性が十分に推定されると、
チャンネルのインパルス応答の推定された係数が当業者
に周知のいわゆる「等化」処理動作において使用され
て、受信された信号が解読される。すなわち列において
送信されたシンボル(データ)の論理値が取り出され
る。
【0009】従来技術においては、等化処理動作に続い
ていわゆる「チャンネル復号化」処理動作が行われて、
可能な限りエラーが訂正される。チャンネル復号化に続
いて「ソース復号化」として知られるさらに別の復号化
が行われ、最初に送信機レベルでシンボル化された情報
(例えば、通話)が再構築される。
【0010】Khayrallahらによる論文「Improved Chann
el Estimation With Side Information」(1977, IEEE)
及びこれに対応する米国特許第5,838,739号には、トレ
ーニングシーケンス及び送信/受信手段(フィルタ)の
既知の特性との組み合わせ使用に基づいており、チャン
ネルのインパルス応答の推定係数を一括して決定するチ
ャンネル推定の方法が開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような方法
には欠点がある。
【0012】欠点の1つは、この方法は伝送される情報
すなわちトレーニングシーケンスに依存しており、この
トレーニングシーケンスは使用されるシステムによって
相違する可能性があるという事実にある。従ってセルラ
ー移動電話には、例えば、取り得る可能性のある異なる
トレーニングシーケンスと同数のマトリックスを記憶さ
せておく必要がある。他の欠点は、このような方法はい
わゆる「ブラインド」チャンネル推定すなわちトレーニ
ングシーケンスが利用できないときには適用できないと
いう点である。
【0013】本発明の目的は、いわゆる「学習(learn
t)」推定(すなわちトレーニングシーケンスを持つ推
定)といわゆる「ブラインド」推定(すなわちトレーニ
ングシーケンスのない推定)とに等しく適用可能なよう
にチャンネル推定を改善することにある。
【0014】本発明の別の目的は、実施が容易なこの種
の改善を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報伝送チャ
ンネルのインパルス応答を推定する方法であって、情報
送信機と、情報受信機と、送信機と受信機の間にわたる
空気等の伝播手段とからなる方法を提供する。
【0016】本発明の一般的な特徴によると、第1の推
定は全体として考慮してチャンネルのインパルス応答に
ついてなされ、この第1の推定は、伝送される情報から
独立して、送信機のインパルス応答と受信機のインパル
ス応答は既知であるという事実を考慮することによって
訂正されて、チャンネルのインパルス応答の訂正された
最終的な推定を得られる。
【0017】言い換えると、本発明は二段階で進行す
る。初めにチャンネルが全体として推定される。このチ
ャンネルは送信機、受信機、及び伝播の手段に関連する
ものであるが、送信機及び受信機のインパルス応答が既
知であるという事実は考慮されない。別の言い方では、
この第1の推定は任意の既知の方法において学習推定で
あろうとブラインド推定であろうと従来技術の方法によ
って行われる。
【0018】次に第2の段階では、既知の要素すなわち
送信機及び受信機のインパルス応答を使用することによ
ってこの第1の推定が訂正される。
【0019】本発明による方法がブラインドまたは学習
チャンネル推定に完全に適合するという事実から離れる
と、訂正段階に関しては、送信されるデータから完全に
独立である。なぜならば、本発明による方法は送信手段
及び受信手段(例えば変調器、復調器、及び種々のフィ
ルタ)の固有かつ既知の特徴しか含まないからである。
【0020】本発明による方法の一実施態様では、チャ
ンネルのインパルス応答の最終的な推定の係数は、チャ
ンネルのインパルス応答の第1の推定の係数に、送信機
及び受信機のインパルス応答を表しチャンネルにおいて
伝送される情報から独立の所定の係数を持つマトリック
スを乗じることによって獲得される。
【0021】このように本発明は、その係数が伝送され
るデータから独立であり、従って存在するトレーニング
シーケンスから独立である単一の変換マトリックスを記
憶するだけで良いという意味において顕著な特徴を有す
る。
【0022】本発明のもう1つの主題は、情報送信機
と、情報受信機と、送信機と受信機の間にわたる伝播媒
体とからなる情報伝送チャンネルのインパルス応答を推
定するための装置である。
【0023】本発明の一般的な特徴によると、該装置
は、全体として考慮してチャンネルのインパルス応答の
第1の推定を行うことができる第1の推定手段と、第1
の推定手段に接続され、伝送される情報から独立に、送
信機のインパルス応答及び受信機のインパルス応答が既
知であるという事実を考慮することによってこの第1の
推定を訂正して、チャンネルのインパルス応答の訂正さ
れた最終的な推定を配信することのできる第2の推定手
段とを含む。
【0024】本発明の一実施形態では、第2の推定手段
は、その係数が所定であり送信機及び受信機のインパル
ス応答を表し、チャンネルにおいて伝送される情報から
独立であるマトリックスを含むメモリと、チャンネルの
インパルス応答の第1の推定の係数に前記マトリックス
を乗じて、チャンネルのインパルス応答の最終的な推定
の係数を得ることができる処理手段とを含む。
【0025】第1の推定手段は第1のいわゆる「ブライ
ンド」推定、または第1のいわゆる「学習」推定を行う
ことができる。
【0026】本発明の主題はまた、既に定義した情報伝
送チャンネルのインパルス応答を推定する装置を組み込
んだセルラー移動電話である。
【0027】本発明はまた、既に定義した推定方法を実
施するプログラムコード手段を含むコンピュータプログ
ラムを提供し、前記プログラムはプロセッサにおいて実
行される。
【0028】本発明はさらに読み出し専用メモリ等のプ
ロセッサにより読取り可能な媒体であって、既に定義し
た推定方法を実施することができるプログラムコード手
段を含む媒体であり、前記プログラムはプロセッサにお
いて実行される。
【0029】本発明の他の利点及び特徴は、本発明の実
施形態及び実施態様の詳細な説明及び図面を参照するこ
とによって明らかになるであろう。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、特に図1を参照して、例え
ばセルラー移動電話のドメイン、特にGSMネットワー
クにおけるセルラー移動電話のドメインに本発明を適用
する場合について説明する。
【0031】図1において、EMは送信機を表し、伝送
するべき有用なデータ(例えば通話)を受け取り、特に
いわゆる従来技術の「チャンネル符号化」処理を実行
し、データストリームに冗長性を注入する符号化ブロッ
クTCCを上流に含む。TCCブロックからの出力は、
バイナリ情報ブロックからなる。
【0032】TCCブロックに続いて従来技術と同様
に、例えば、バイナリ信号をアナログ信号に変換する
(当業者に周知の用語である)QPSKタイプまたは8
PSKタイプの直角変調を実行する変調器が続く。この
アナログ信号は、アンテナANT1を介して受信機に向
けて送信される前に送信フィルタFEにおいてフィルタ
される。
【0033】図1においてはセルラー移動電話からなる
送信機EM及び受信機TPの間の伝播手段MPRは、こ
の場合には空気である。
【0034】受信機TP、すなわちセルラー移動電話
は、アナログ段階PANに接続されるアンテナANT2
をヘッドエンドにおいて本質的に有し、周波数変換を実
行して受信された変調信号をベースバンドにし、フィル
タリングを行ってスペクトラムのうち有用な部分のみを
留める。サンプリング、及びコンバータCANにおける
アナログ/ディジタル変換の後、ディジタル段階の役割
は伝送チャンネル(ブロックBST、より詳細な構造は
図2において後述される)の推定を生成し、この推定に
より(ブロックBEQにおいて実行される等化によっ
て)符号間干渉を除去し、一般にエラー訂正を実行する
ことであり、換言すれば例えばビタビ(Viterbi)復号
器に基づいた従来技術のチャンネル復号化(ブロックT
DC)を実行することである。
【0035】本発明の意味内において、伝送チャンネル
はチャンネル推定器の上流に位置する要素から形成され
る。すなわち、伝播プロパー(propagation proper)MP
Rの物理的手段だけでなくアナログ送信装置及び受信装
置から特に形成される。チャンネル推定器の上流である
がアナログ受信段階の下流で実行されるディジタル処理
動作(例えば、フィルタリング)を見つけ、また考慮す
ることもできることに注意されたい。
【0036】推定されるべき伝送チャンネルのインパル
ス応答H(z)のモデルが図3に模式的に示されている。
このチャンネルインパルス応答RICTは、実際には送
信機のインパルス応答RIE、伝播プロパー手段のイン
パルス応答RIP、及び受信機のインパルス応答RIR
の積である。
【0037】より詳細には、H(z)は以下の式(1)によ
り定義される。
【数1】H(z)=Ge(z)C(z)Gr(z) …(1) より簡単には、H(z)は以下に等しい。
【数2】H(z)=G(z)C(z) …(2) ここで、G(z)は送信機及び受信機のインパルス応答を
表し、C(z)は伝播物理手段のインパルス応答を表す。
【0038】本実施形態では、G(z)及びC(z)はz-1
の多項式であり、多項式の複素係数の数は予め決定され
ており送信装置及び受信装置の特性に左右され、また信
号伝播環境(丘陵、都市、または他の経路)にも左右さ
れる。複素係数の数は一般に「最悪のケース」に基づい
ている。従って伝播の観点から見ると、例えば都市環境
または田園環境と比較したとき山岳環境が事実上の最悪
ケースである。
【0039】一例として、全体として取られる伝送チャ
ンネルのインパルス応答Hが8つの複素係数h0―h7をも
つ7次のz-1の多項式であると仮定し、これらの8つの
複素係数を推定するものとする。この結果、H(z)は以
下の式(3)によって定義される。
【数3】 H(z)=h0+h1-1+……+h7-7 …(3) 係数h0-h7の第1の推定40が最初になされる(図4を
参照)。
【0040】この第1の推定は従来の方法においてなさ
れる。より詳細には、この第1の推定がいわゆる「学習」
推定である場合、すなわち既知の値のビットの連続で形
成されるトレーニングシーケンスを使用する推定である
場合、各受信された信号シーケンスRは以下のマトリッ
クス式(4)により定義される。
【数4】R=S・H+N …(4) ここで、Sはトレーニングシーケンスを表すマトリック
スを示し、Hは係数h0-h 7からなるベクトルを示し、N
は特に干渉及び熱雑音を表す付加ベクトルを示す。
【0041】この系を解く従来の方法、すなわち全体と
して取られるチャンネルのインパルス応答Hの係数hi
推定する方法は、ベクトルNの(ユークリッド)ノルム
を最小にするベクトルとなるようにインパルス応答Hを
決定する最小二乗法の使用を含む。当業者は、ベクトル
Hが以下の式(5)によって定義されることを承知するで
あろう。
【数5】H=(S*S)-1*R …(5) ここで、記号「*」は共役複素転置マトリックスを示
す。
【0042】当然であるが、全体として取られるチャン
ネルのインパルス応答の係数hiを推定するために他の方
法も使用することができる。これら他の方法は当業者に
周知であるので、本明細書ではこれ以上詳細な説明は行
わない。
【0043】いわゆる「ブラインド」推定、すなわち所
定のトレーニングシーケンスが使用されない推定を使用
することも可能である。
【0044】当業者は、全体として取られるチャンネル
のインパルス応答Hのブラインド推定を実行することが
できる種々の方法を承知しているであろうが、明示のた
めに、Jitendra K. Tugnaitによる論文「Blind Estimat
ion Of Digital Communication Channel Impulse Respo
nse」、IEEE Transactions On Communications, Vol.4
2, No.2/3/4, February/March/April 1994を引用してお
く。
【0045】チャンネル推定はブロックBST(図2を
参照)で行われる。より詳細には、第1の推定はブロッ
クBSTのサブブロックBST1において実行される。
ハードウェア的には、ブロックBST全体は例えば信号
処理プロセッサとして実現され、ブロックBST1で実
行される処理動作はソフトウェア形式で行われる。従っ
てこれらの処理動作は、これらの処理動作の基本的な定
義に基づいて、当業者であれば容易に記述できるプログ
ラムコードの形態で行われる。プログラムコード手段
は、例えばプロセッサに関連する読取り専用メモリに格
納される。このような形態であるとすれば、ブロックB
STのハードウェア実施形態は全体として、例えば特定
用途向けIC(ASIC)の形態としても実施可能であ
る。
【0046】この第1の推定が得られると、信号処理プ
ロセッサ内部のソフトウェア形態として機能的に実現さ
れるブロックBCRにおいて、第1の推定が訂正され
る。
【0047】一例として、物理的伝播手段のインパルス
応答Cが5つの複素係数を持つ4次の多項式であり、以
下の式(6)により定義されると仮定する。
【数6】 C(z)=c0+c1-1+c2-2+c3-3+c4-4 …(6)
【0048】同様に、例として、送信装置及び受信装置
のインパルス応答Gが4つの複素係数を持つ3次の多項
式であり、以下の式(7)によって定義されると仮定す
る。
【数7】 G(z)=g0+g1-1+g2-2+g3-3 …(7)
【0049】たたみこみ積(多項式積)H(z)=G(z)
・C(z)は、式H=G・Cによってマトリックス形式で
表される。
【0050】Hは係数hiからなる列ベクトルであり、C
は係数ciからなる列ベクトルであり、Gは以下の式(8)
によって定義されるマトリックス(ここでは8×5のマ
トリックス)である。
【数8】
【0051】より一般的には、インパルス応答H(z)は
G(z)及びその遅延したバージョンの一次結合であるの
で、マトリックスGの列の数はインパルス応答C(z)の
係数の数に等しく、マトリックスGの各列は0を補った
係数giを含み、列の係数はそれぞれの前列の係数から1
行だけシフトされている。
【0052】訂正され最終的に推定されたチャンネルの
インパルス応答HFは、式(9)に従って記述されなけれ
ばならない。
【数9】HF=GC …(9) そして訂正され最終的に推定されたチャンネルのインパ
ルス応答HFは、インパルス応答Hに可能な限り近くな
くてはならない。言い換えると、HFは以下の式(10)に
よって定義される基準を最小化しなければならない。
【数10】||HF−H||2 …(10)
【0053】こうして、推定された最終的なチャンネル
のインパルス応答は、以下の式(11)により定義される。
【数11】
【0054】予め設定されたマトリックスMは、本実施
形態では8×8のマトリックスであり、その係数は係数
giのみを考慮しており伝送されたデータから独立であ
る。このマトリックスMはブロックBSTのメモリMM
に記憶される。
【0055】従って、ブロックBCRは、チャンネルの
インパルス応答Hの係数hiの訂正41(図4を参照)を実
行して、チャンネルの訂正されたインパルス応答HFの
係数hfiを配信する。
【0056】電話機TP(図1を参照)の等化ブロック
BEQにおいて使用されるのは、これらの係数hfであ
る。
【0057】等化ブロックは、以下のマトリックス式(1
2)によって定義された方程式を解く。
【数12】R=b・HF+N …(12) ここで、Rは受信されたビットのシーケンスを表すベク
トルを示し、bは復号化されるパルス列の有用なビット
を表すベクトルを示し、HFはその各列が0を補った係
数hfiを含み、列の係数が前の列の係数を1行だけシフ
トした係数であるたたみこみマトリックスを示し、Nは
雑音ベクトルを示す。この式(等化)を解く方式は当業者
に周知である。この点において数多くの等化アルゴリズ
ムがある。
【0058】これらの等化処理動作の中において、2つ
の主要な分類を考慮することができる。
【0059】その1つは、シンボルごとに検出を実行す
るものであって、例えば当業者に用語DFE(Decision
Feedback Equalization)として知られるアルゴリズム
があり、この本質的な側面は例えばJohn G. Proakisに
よる「Digital Communications」, third edition, McG
raw-Hill, Inc.に述べられている。
【0060】もう1つは、シンボルのシーケンスの検出
を実行するものであって、例えば当業者に用語MLSE
(Maximum-Likelihood Sequence Estimation:最尤シー
ケンス推定)あるいは用語DFSE(Decision Feedbac
k Sequence Estimation)として知られるアルゴリズム
がある。これら2つのアルゴリズムは多くの出版物の主
題となっている。当業者は、MLSEアルゴリズムに関
しては前述のJohn G.Proakisによる研究を、DFSEア
ルゴリズムに関しては、Hans C. Guren及びNils Holte
による論文「Decision Feedback Sequence Estimation
for ContinuousPhase Modulation on a Linear Multipa
th Channel」, IEEE Transactions onCommunications,
Vol.41, No.2, February 1993を参照できるであろう。
【0061】シンボルごとの検出アルゴリズムはシーケ
ンスベースの検出アルゴリズムに対して複雑さが少ない
が、性能は劣っている。これはシーケンスベースの推定
を用いた等化アルゴリズムが一般に好んで選択されてい
る理由である。
【0062】このように配信されたビットbは、チャン
ネル復号化ブロックTDCにおいて復号化される。
【0063】等化アルゴリズム及びチャンネル復号化ア
ルゴリズムは、例えば信号処理プロセッサによって実行
されることもできる。
【0064】本発明は、本明細書に記載した実施形態及
び実施態様に限定されることはなく、あらゆる変形を包
含する。記述した例においては、HはG及びその遅延し
たバージョンの一次結合である。しかし当然のことであ
るが、信号のオーバーサンプリングを使用することによ
って、半整数の遅延、あるいはより微細な遅延でさえも
考慮することができる。
【0065】さらに、本発明に係る推定装置はセルラー
移動電話に組み込むことができるだけでなく、基地局の
受信パスウェイ、またはより一般的に任意のディジタル
情報受信機に組み込むことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施できる送信機及び受信
機の基本的な構成要素を示す模式図である。
【図2】図1の受信手段の一部を詳細に示す模式図であ
る。
【図3】伝送チャンネルのインパルス応答の主要な要素
を示す図である。
【図4】本発明による方法の実施態様を簡潔に示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
40 第1の推定 41 Hの訂正

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報送信機と、情報受信機と、前記送信
    機と前記受信機の間にわたる伝播手段とからなる情報伝
    送チャンネルのインパルス応答を推定する方法であっ
    て、 第1の推定は、全体として考慮してチャンネルのインパ
    ルス応答(H)についてなされ、続いて、伝送される情
    報から独立に、前記送信機のインパルス応答及び前記受
    信機のインパルス応答が既知であるという事実を考慮す
    ることによって前記第1の推定が訂正され、前記チャン
    ネルのインパルス応答の訂正された最終推定(HF)が
    取得されることを特徴とする推定方法。
  2. 【請求項2】 前記チャンネルのインパルス応答の最終
    推定の係数(hf)は、前記チャンネルのインパルス応
    答の第1の推定の係数(h)に、前記送信機及び前記受
    信機のインパルス応答を表しチャンネルにおいて伝送さ
    れる情報から独立である所定の係数を有するマトリック
    ス(M)を乗ずることによって取得されることを特徴と
    する、請求項1に記載の推定方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の推定(H)はブラインド推定
    または学習推定のうちの何れかであることを特徴とす
    る、請求項1または請求項2に記載の推定方法。
  4. 【請求項4】 情報送信機と、情報受信機と、前記送信
    機と前記受信機の間にわたる伝播手段とからなる情報伝
    送チャンネルのインパルス応答を推定する装置であっ
    て、 全体として考慮してチャンネルのインパルス応答(H)
    の第1の推定をなすことができる第1の推定手段(BS
    T1)と、 前記第1の推定手段に接続され、伝送される情報から独
    立に、前記送信機のインパルス応答及び前記受信機のイ
    ンパルス応答が既知であるという事実を考慮することに
    よって前記第1の推定を訂正し、チャンネルのインパル
    ス応答の訂正された最終推定(HF)を配信することが
    できる第2の推定手段(BCR、MH)と、を含むこと
    を特徴とする推定装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の推定手段は、前記送信機及び
    前記受信機のインパルス応答を表しチャンネルにおいて
    伝送される情報から独立である所定の係数を有するマト
    リックスを含むメモリ(MM)と、 チャンネルのインパルス応答の前記第1の推定の係数に
    前記マトリックスを乗じてチャンネルのインパルス応答
    の最終推定の係数を取得することができる処理手段(B
    CR)と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の推
    定装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の推定手段(BST1)は第1
    のブラインド推定をなすことができることを特徴とす
    る、請求項4または請求項5に記載の推定装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の推定手段(BST1)は第1
    の学習推定をなすことができることを特徴とする、請求
    項4または請求項5に記載の推定装置。
  8. 【請求項8】 請求項4乃至請求項7のうちのひとつに
    定義されている装置を内部に組み込むことを特徴とす
    る、セルラー移動電話を代表とするディジタル情報受信
    機。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項3のうちの1つに定
    義されている方法を実施するプログラムコード手段を含
    み、前記プログラムはプロセッサ内で実行される、コン
    ピュータプログラム。
  10. 【請求項10】 プロセッサによって読取り可能な媒体
    であって、請求項1乃至請求項3のうちの1つに定義さ
    れている方法を実施することができるプログラムコード
    手段を含み、前記プログラムはプロセッサ内で実行され
    る、媒体。
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