JPH0818606B2 - 線材コイルへの梱包用シート被覆方法およびその装置 - Google Patents

線材コイルへの梱包用シート被覆方法およびその装置

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JPH0818606B2
JPH0818606B2 JP2157760A JP15776090A JPH0818606B2 JP H0818606 B2 JPH0818606 B2 JP H0818606B2 JP 2157760 A JP2157760 A JP 2157760A JP 15776090 A JP15776090 A JP 15776090A JP H0818606 B2 JPH0818606 B2 JP H0818606B2
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JP
Japan
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coil
wire
sheet
wire coil
packing
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JP2157760A
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哲夫 田辺
眞人 木村
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は線材コイルへの梱包用シート被覆方法および
その装置に関するものである。
(従来の技術) コイル状に巻取られた線材は熱間圧延そのままの状態
で輸送されていたが、近年、製品の高級化指向により輸
送中の表面疵等が問題視されるようになり、梱包が必要
になってきた。
コイル状に巻取られた線材コイルの梱包方法として
は、特公昭62−18427号公報に開示されているように、
矩形の合成繊維布をファスナーと紐を利用して線材コイ
ル表面に固定することにより線材コイルの外周面及び端
面を被覆するという方法が知られている。
(発明が解決しようとする課題) 特公昭62−18427号公報に開示された方法では、梱包
前に線材コイルの寸法にあわせた合成繊維布を用意しな
ければならず、この布をファスナーと紐又はロープにて
線材コイルに被覆するものであるから、人手による作業
とならざるを得ず、被覆そのものも強固なものとは言い
難く、また線材コイル内周面の被覆はできないといった
問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記従来技術の問題点を有利に解決するもの
であって、その要旨は、(1)架台に載置された線材コ
イル外周面を線材コイルのコイル幅より幅の広い梱包用
シートで覆い、線材コイル両端面からはみ出した梱包用
シート端部を複数個のスイングバーにより外側から線材
コイル中空部内径以下となるように一斉に絞り込んだ後
この状態でスイングバーを前進させて絞り込んだ梱包用
シート端部を線材コイル中空部へ押し込んで線材コイル
の端面および内周面を覆うことを特徴とする線材コイル
への梱包用シート被覆方法、(2)架台に載置された線
材コイル外周面を線材コイルのコイル幅より幅の広い梱
包用シートで覆い、線材コイル両端面からはみ出した梱
包用シート端部を複数個のスイングバーにより外側から
線材コイル中空部内径以下となるように一斉に絞り込ん
だ後この状態でスイングバーを前進させて絞り込んだ梱
包用シート端部を線材コイル中空部へ押し込んで線材コ
イルの端面および内周面を覆い、その後シート端部を線
材コイル中空部内周面で固定する特徴とする線材コイル
への梱包用シート被覆方法、ならびに、(3)線材コイ
ルを載置する架台と、この架台に近接させて設けたシー
トガイドと、架台に対向させて前後進可能に設置した台
車とからなり、該台車にはその前面にリンク機構を介し
て一斉に傾動可能でその先端に丸みを設けた放射状のス
イングバーと、このスイングバーの中央部を貫通して前
後に摺動可能な摺動ロッドとを設け、この摺動ロッド先
端に止輪固定装置を設けたことを特徴とする線材コイル
への梱包用シート被覆装置である。架台は一対のクレー
ドルロールであること、台車はレール上を走行するよう
に設けられたものであることは好ましい。
(作用,実施例) 以下、図面に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明装置を例示する側面図、第2図(A)
は本発明で使用する止輪保持装置の拡大図であり、第2
図(B)はそのX−X矢視図、第3図は止輪固定部の拡
大側面図である。
本発明装置は第1図,第2図および第3図に例示する
ように、線材コイル1を載置する架台11と、架台11に対
向させて前後進可能に設置した台車6とからなり、台車
6には前面にリンク機構20を介して一斉に矢印21方向に
傾動可能な放射状のスイングバー4を設けたことを特徴
とする。
架台11は一対のクレードルロールでよく、台車6は架
台11に対向させる方向に敷設したレール7上を走行する
ように設けるのが望ましい。6A,6Bは車輪、10は車輪6A
を駆動して台車6の前後進を行うモーター、6Cは駆動用
チェーンである。また、架台11に近接させて設けたシー
トガイド8は、梱包用シートが下向に垂下するのを防止
するために設けてある。
スイングバー4は、その後端を台車6の前面に固設し
たベースプレート2に揺動ジョイント3を介して傾動可
能に設置されており、揺動ジョイント3はベースプレー
ト2に等間隔に放射状に複数個、スイングバー4の数だ
け設けてある。
ベースプレート2の中央部には貫通孔2Aを設けてあ
り、この貫通孔2Aを貫通して前後に摺動する摺動バー5
を台車6上に設けてある。51は摺動バー5を前後進させ
るシリンダーであり、53は摺動バー5に固設した摺動ブ
ロックである。
摺動ブロック53にはその外周部にスイングバー4と同
数の揺動ジョイント52を等間隔に固設しており、この揺
動ジョイント52とスイングバー4に設けた揺動ジョイン
ト41との間をロッド54で連結することによりリンク機構
20を構成している。摺動ブロック53はその中心部を貫通
して摺動ロッド47が前後進するようになっており、摺動
ロッド47の先端部55には支持ブロック42を介して止輪固
定装置9を設置している。止輪固定装置9はピン43を介
して摺動ロッド47の長さ方向と直交する方向に90゜回動
できるように設けており、その回動はロッドの先端部55
にピン46を介して設けたシリンダー44により行う。31A,
31Bはベースであって対向させるように2枚設置してお
り、それぞれのベース31A,31Bには先端に溝を有する止
輪支持プレートを2枚ずつ、40−1,40−2,40−3,40−4
の如く等間隔に計4枚設けている。またベース31A,31B
には止輪固定部30A,30Bを設けており、それぞれの止輪
固定部30A,30Bには、その先端部にピン34を介して回動
可能に鉤状のブラケット35を設けている。33はブラケッ
ト35を回動するためのシリンダー、32はピン、60は針金
を固く巻いた止輪で、例えば端部を固定しないリング状
の鋼線であり、ブラケット35により拘束しておく。
第4図は本発明装置による線材コイルへの梱包用シー
ト被覆方法を説明する断面図である。
同図は、線材コイル1の外周を梱包用シート70で覆
った状態を示しており、架台上にシート70を置き、その
上に線材コイル1を載置し、その外周にシート70を巻い
たシート巻付状態であり、架台をクレードルロールとし
た場合は、クレードルロールを回転させながらシート70
を線材コイル1に巻付けることができる。
シート70は線材コイル1の幅(図中では左右の長さ)
より幅が広く、線材コイルの端面を覆ってなお線材コイ
ル中空部内周面を覆うことができるだけの余裕のあるも
のを使用し、線材コイル1の幅方向両側に略同等のはみ
出し部を形成する必要がある。
は、スイングバー4を開いたまま台車を前進させ、
スイングバーを一斉に矢印21Aの方向に回動させてシー
ト70の端部を絞った状態、すなわちスイングバー4を線
材コイルの中空部内径より内側となるまで絞り込んだ収
束の状態を示す。
は、前記の状態で台車を前進させ、スイングバー
4の先端の丸みを利用してシート70の端部を線材コイル
1の中空部へ押込んで線材コイル1の端面と内周面を被
覆した押込状態を示す。
は、止輪保持装置で保持している止輪60を外して線
材コイルの内周面に固定した状態を示す。この状態とす
るためには、前記の状態で、シリンダー44を作動させ
て止輪固定装置9を90゜回動させ、その後シリンダー33
によりブラケット35を第3図35Aのように回動させてブ
ラケット35による止輪60の拘束を解くことにより、鋼線
等の止輪が自身の弾性による復元力で固定される。
は、前記〜の動作を他の端面で行った状態、即
ち被覆を終えた線材コイル1の荷姿を示している。この
状態とするためには、前記〜の工程を終えた後、台
車6を反対側へ移動させて同じ動作を繰返してもよい
し、予め台車を架台を挟んで両側に配置しておいてもよ
い。なお、スイングバーの先端は、前記及びの工程
においてシートを損傷することなくスムーズに押込動作
を行わせるために丸みを設けておく必要がある。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明によれば線材コイルをシー
トで被覆する作業を自動化することができ、省力化の面
で有利であるばかりでなく、作業の安全にもつながり、
更には線材コイルの外周,端面,内周の全ての被覆が行
えるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明装置の例を示す図、 第4図は本発明装置による線材コイルへの被覆方法を説
明する断面図である。 1……線材コイル、2……ベースプレート、2A……貫通
孔、3……揺動ジョイント、4……スイングバー、5…
…摺動バー、6……台車、6A,6B……車輪、6C……駆動
用チェーン、7……レール、8……シートガイド、9…
…止輪固定装置、10……モーター、11……架台、20……
リンク機構、30A,30B……止輪固定部、31A,31B……ベー
ス、32……ピン、33……シリンダー、34……ピン、35…
…ブラケット、40−1〜4……止輪支持プレート、41…
…揺動ジョイント、42……支持ブロック、43……ピン、
44……シリンダー、46……ピン、47……摺動ロッド、48
……摺動ボックス、51……シリンダー、52……揺動ジョ
イント、53……摺動ブロック、54……ロッド、55……先
端部、60……止輪、70……梱包用シート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】架台に載置された線材コイル外周面を線材
    コイルのコイル幅より幅の広い梱包用シートで覆い、線
    材コイル両端面からはみ出した梱包用シート端部を複数
    個のスイングバーにより外側から線材コイル中空部内径
    以下となるように一斉に絞り込んだ後この状態でスイン
    グバーを前進させて絞り込んだ梱包用シート端部を線材
    コイル中空部へ押し込んで線材コイルの端面および内周
    面を覆うことを特徴とする線材コイルへの梱包用シート
    被覆方法。
  2. 【請求項2】架台に載置された線材コイル外周面を線材
    コイルのコイル幅より幅の広い梱包用シートで覆い、線
    材コイル両端面からはみ出した梱包用シート端部を複数
    個のスイングバーにより外側から線材コイル中空部内径
    以下となるように一斉に絞り込んだ後この状態でスイン
    グバーを前進させて絞り込んだ梱包用シート端部を線材
    コイル中空部へ押し込んで線材コイルの端面および内周
    面を覆い、その後シート端部を線材コイル中空部内周面
    で固定することを特徴とする線材コイルへの梱包用シー
    ト被覆方法。
  3. 【請求項3】線材コイルを載置する架台と、この架台に
    近接させて設けたシートガイドと、架台に対向させて前
    後進可能に設置した台車とからなり、該台車にはその前
    面にリンク機構を介して一斉に傾動可能でその先端に丸
    みを設けた放射状のスイングバーと、そのスイングバー
    の中央部を貫通して前後に摺動可能な摺動ロッドとを設
    け、この摺動ロッド先端に止輪固定装置を設けたことを
    特徴とする線材コイルへの梱包用シート被覆装置。
JP2157760A 1990-06-18 1990-06-18 線材コイルへの梱包用シート被覆方法およびその装置 Expired - Lifetime JPH0818606B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60129306U (ja) * 1984-02-10 1985-08-30 株式会社 不二鉄工所 円筒状物品の包装装置
JPS6340733A (ja) * 1986-08-04 1988-02-22 Olympus Optical Co Ltd 多機能キヤリア付光学素子
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JPS6459163A (en) * 1987-08-31 1989-03-06 Japan Engine Valve Mfg Cross coil type mobile magnet instrument

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