JPH08185931A - インターフェース接続装置およびその接続方法 - Google Patents

インターフェース接続装置およびその接続方法

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JPH08185931A
JPH08185931A JP33835294A JP33835294A JPH08185931A JP H08185931 A JPH08185931 A JP H08185931A JP 33835294 A JP33835294 A JP 33835294A JP 33835294 A JP33835294 A JP 33835294A JP H08185931 A JPH08185931 A JP H08185931A
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JP
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external
connector
power supply
signal line
response
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JP33835294A
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Masaki Okada
雅樹 岡田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不完全な装着による機器の故障を防止できる
インターフェース接続装置を提供する。 【構成】 インターフェース接続装置は、外部IFコネ
クタ1、全体制御装置2、バッファ装置3、副制御装置
4、電源装置5および外部装置6を備える。外部装置6
には、外部IFコネクタ1と装着可能な外部コネクタ6
aが設けられている。外部IFコネクタ1を外部コネク
タ6aに装着すると、信号線L1とL2および信号線L
3とL4がそれぞれ接続される。副制御装置4は信号線
L3をLOWに設定した後、信号線L4がLOWである
か否かを判別し、信号線L4がLOWであるときには、
全体制御装置2は信号線L1をLOWに設定して電源装
置5から外部装置6への電力供給を行なう。つぎに、全
体制御装置2は外部装置6から応答があるか否かを判別
し、応答がないとき信号線L1をHighに設定して電
源装置5から外部装置6への電力供給を停止する。応答
があるとき信号線L1をLOWのままにして外部装置6
への電力供給を継続し、外部装置6の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器に設けられたイ
ンターフェース接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインターフェース接続装
置は、外部装置を装着するための外部インターフェース
(IF)コネクタを備えている。外部IFコネクタは電
源ラインや信号線などが接続された複数のピン端子を有
する。外部IFコネクタを外部装置に設けられた外部コ
ネクタに装着すると、電源ラインが繋がれたピン端子を
通じて外部装置に電力が供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外部I
Fコネクタの外部コネクタへの装着が不完全であると、
ICなどの電子部品に繋がれた外部コネクタの端子が電
源ラインのピン端子とショートを起こして機器が故障し
てしまうことがあった。
【0004】そこで、本発明は不完全な装着による機器
の故障を防止できるインターフェース接続装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るインターフェース装置は、
電源装置を有する電子機器に設けられ、接続手段を介し
て接続された外部装置に前記電源装置から電力を供給す
るインターフェース接続装置において、前記接続手段に
前記外部装置が装着されたことを検出する装着検出手段
と、該検出に応じて前記電源装置からの電力供給を開始
する電力供給開始手段とを備える。
【0006】請求項2に係るインターフェース接続装置
は、請求項1に係るインターフェース接続装置において
前記接続手段を介して前記外部装置からの応答を検出す
る応答検出手段と、該応答が検出されない場合、前記電
源装置から前記外部装置への電力供給を停止する電力供
給停止手段とを備える。
【0007】請求項3に係るインターフェース接続装置
では、請求項1または請求項2に係るインターフェース
接続装置において前記外部装置は複数の端子を有する外
部コネクタを備え、前記接続手段は前記外部コネクタに
装着可能なコネクタであり、前記装着検出手段は、前記
コネクタの端子から前記外部コネクタの端子間を通って
形成される回路の信号に応じて検出することを特徴とす
る。
【0008】請求項4に係るインターフェース接続装置
では、請求項3に係るインターフェース接続装置におい
て前記外部コネクタの端子間は本体の両側に設けられた
端子間であることを特徴とする。
【0009】請求項5に係るインターフェース接続装置
では、請求項3または請求項4に係るインターフェース
接続装置において前記外部コネクタは前記端子間を結ぶ
信号線と、該信号線の開閉を行うスイッチとを備え、該
スイッチは前記装着に応じて閉成することを特徴とす
る。
【0010】請求項6に係るインターフェース接続装置
の接続方法は、電源装置を有する電子機器に設けられ、
コネクタを介して接続された外部装置に前記電源装置か
ら電力を供給するインターフェース接続装置の接続方法
において、前記コネクタに前記外部装置が装着されたこ
とを検出し、該検出に応じて前記電源装置からの電力供
給を開始することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の請求項1に係るインターフェース装置
では、接続手段を介して装着された外部装置に前記電源
装置から電力を供給する際に、装着検出手段により前記
接続手段に前記外部装置が装着されたことを検出し、電
力供給開始手段により該検出に応じて前記電源装置から
前記外部装置への電力供給を開始する。
【0012】請求項2に係るインターフェース接続装置
では、応答検出手段により前記接続手段を介して前記外
部装置からの応答を検出するが、該応答が検出されない
場合、電力供給停止手段により前記電源装置から前記外
部装置への電力供給を停止する。
【0013】請求項5に係るインターフェース接続装置
では、前記外部コネクタの端子間を結ぶ信号線の開閉を
行うスイッチは前記装着に応じて閉成する。
【0014】
【実施例】本発明のインターフェース接続装置の実施例
について説明する。
【0015】図1は第1実施例のインターフェース接続
装置の構成を示すブロック図である。本実施例のインタ
ーフェース接続装置は電子カメラ10に設けられてい
る。図において、1は外部装置6に接続可能な外部イン
ターフェース(IF)コネクタであり、2は全体を制御
する全体制御装置である。
【0016】3は外部IFコネクタ1および全体制御装
置2の間を結ぶ各信号線に設けられたバッファ装置であ
る。4は副制御装置、5は電源装置、および6は前述し
た外部装置である。
【0017】外部IFコネクタ1は両端に長めのピン端
子P1、P25とこれらの内側にやや短めのピン端子P
2〜P24を有する計25本のピン端子からなるコネク
タである。外部装置6には、外部IFコネクタ1と装着
可能な外部コネクタ6aが設けられており、外部コネク
タ6aは外部IFコネクタ1のピン端子P1〜P25に
対応する端子O1〜O25の計25本を備える。
【0018】また、L1は全体制御装置2から出力され
バッファ装置3の制御信号が通る信号線である。外部I
Fコネクタ1に外部コネクタ6aが装着されたとき、信
号線L1は外部IFコネクタ1のピン端子P2および外
部コネクタ6aのピン端子O2を通じて信号線L5に繋
がり、さらに外部コネクタ6aの端子O24および外部
IFコネクタ1のピン端子P24を通じて電子カメラ1
0の本体に戻り信号線L2に繋がれる。信号線L2はバ
ッファ装置3に接続されている。また、信号線L2はバ
ッファ装置3の電源ライン3aに抵抗器R1を介して繋
がれており、プルアップがなされている。
【0019】信号線L3は副制御装置4から出力される
スキャン信号が通る信号線であり、外部IFコネクタ1
のピン端子P3および外部コネクタ6aの端子O3を通
じて信号線L6に繋がっており、さらに外部コネクタ6
aの端子O23および外部IFコネクタ1のピン端子P
23を通じて電子カメラ10の本体に戻り信号線L4に
繋がれる。信号線L4は副制御装置4に接続されてお
り、外部IFコネクタ1に外部装置6のコネクタ6aが
装着されたことを検出するための信号線である。また、
信号線L4は副制御装置4の電源ライン4aに抵抗器R
2を介して繋がれ、プルアップがなされている。このよ
うに、外部IFコネクタ1を外部コネクタ6aに装着す
ると、信号線L1とL2および信号線L3とL4がそれ
ぞれ接続される。
【0020】また、外部IFコネクタ1に外部コネクタ
6aを装着するとき、通常、両端の長いピン端子P1、
P25が最初に端子O1、O25に係合し、内側のピン
端子P2〜P24のいずれかが最後に端子O2〜O24
と係合する。同様に、外部IFコネクタ1を外部コネク
タ6aから脱着するときは、逆に内側のピン端子P2〜
P24のいずれかが最初に外れ、最後に両端の長いピン
端子P1、P25が外れる。
【0021】つぎに、本実施例のインターフェース接続
装置の接続動作について説明する。図2は全体制御装置
2および副制御装置4によって実行される接続処理ルー
チンを示すフローチャートである。まず、副制御装置4
は信号線L3をローレベル(LOW)に設定する(ステ
ップS10)。この後、信号線L4がLOWであるか否
かを判別する(ステップS11)。信号線L4がLOW
であるときには、全体制御装置2は信号線L1をLOW
に設定してバッファ装置3をイネーブルにし、電源装置
5からピン端子P25および端子O25を通じて外部装
置6に電力を供給する(ステップS12)。外部装置6
に電力が供給されると、全体制御装置2は外部装置6と
通信を行う(ステップS13)。
【0022】ステップS11で信号線L4がLOWでな
いときには、外部IFコネクタ1に外部コネクタ6aが
装着されていないとしてステップS10に戻って同様の
処理を繰り返し、外部IFコネクタ1に外部コネクタ6
aが装着されるのを待ち続ける。
【0023】つづいて、全体制御装置2は外部装置6か
ら応答があるか否かを判別し(ステップS14)、応答
がないとき信号線L1をハイレベル(High)に設定
してバッファ装置3をディスエーブルにし、電源装置5
から外部装置6への電力供給を停止して(ステップS1
5)本ルーチンを終了する一方、ステップS14で外部
装置6から応答があるとき、全体制御装置2は信号線L
1をLOWのままにして外部装置6への電力供給を継続
し、外部装置6の制御を行って(ステップS16)本ル
ーチンを終了する。
【0024】ここで、外部IFコネクタ1に外部コネク
タ6aが装着されていない場合には、信号線L1、L
2、L3、L4のピン端子P2、P24、P3、P23
はオープンになるので、抵抗器R1、R2でプルアップ
がされている信号線L2、L4はHighになる。一
方、外部IFコネクタ1に外部コネクタ6aが装着され
ているときには、信号線L1、L2および信号線L3、
L4がそれぞれ短絡する。
【0025】したがって、外部IFコネクタ1に外部コ
ネクタ6aが装着されているとき、副制御装置4が信号
線L3をLOWにすると信号線L4もLOWになるの
で、それによって接続を検知できる。全体制御装置2が
信号線L1をLOWにすると信号線L2もLOWになっ
て、バッファ装置3がイネーブルになる。尚、本実施例
では、全体制御装置2と副制御装置4の2つの制御装置
を使用しているが、1つの制御装置で行ってもよい。
【0026】[変形例]図3は変形例における外部装置
の外部コネクタの構成を模式的に示す説明図である。外
部コネクタ16a内の信号線L5、L6の途中にはスイ
ッチSW1、SW2が設けられており、スイッチSW
1、SW2は装着時にON、脱着時にOFFになるよう
に構成されている。スイッチSW1、SW2の構造およ
びその取付位置については種々の態様があるが、例え
ば、外部IFコネクタのピン端子を端子に挿入すると
き、その先端部に押されてメークオンとなるスイッチな
どが挙げられる。また、スイッチSW1、SW2がO
N、OFFとなるタイミングを自在に調整し、例えば外
部装置や全体制御装置が作動に適した状態になる時にス
イッチSW1、SW2がONとなるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るインターフェー
ス装置によれば、接続手段を介して接続された外部装置
に前記電源装置から電力を供給する際に、装着検出手段
により前記接続手段に前記外部装置が装着されたことを
検出し、電力供給開始手段により該検出に応じて前記電
源装置から前記外部装置への電力供給を開始するので、
不完全な装着状態で電力の供給を行うことを回避でき、
前記外部装置等の故障を防止できる。
【0028】請求項2に係るインターフェース接続装置
によれば、応答検出手段により前記接続手段を介して前
記外部装置からの応答を検出し、該応答が検出されない
場合、電力供給停止手段により前記電源装置から前記外
部装置への電力供給を停止するので、前記外部装置等の
故障を防止できる。
【0029】請求項3に係るインターフェース接続装置
によれば、前記外部装置は複数の端子を有する外部コネ
クタを備え、前記接続手段は前記外部コネクタに装着可
能なコネクタであり、前記装着検出手段は、前記コネク
タの端子から前記外部コネクタの端子間を通って形成さ
れる回路の信号に応じて検出するので、外部装置の装着
を確実に検出できる。
【0030】請求項4に係るインターフェース接続装置
によれば、前記外部コネクタの端子間は本体の両側に設
けられた端子間であるので、外部コネクタがコネクタに
完全に装着されていないと電力供給は行われず、極めて
安全に前記外部装置等の故障を防止できる。
【0031】請求項5に係るインターフェース接続装置
によれば、前記外部コネクタの端子間を結ぶ信号線の開
閉を行うスイッチは前記装着に応じて閉成するので、作
動状態に適したスイッチング時期を調整することで、正
確に接続処理を行うことができる。
【0032】請求項6に係るインターフェース接続装置
の接続方法によれば、電源装置を有する電子機器に設け
られ、コネクタを介して接続された外部装置に前記電源
装置から電力を供給するインターフェース接続装置の接
続方法において、前記コネクタに前記外部装置が装着さ
れたことを検出し、該検出に応じて前記電源装置からの
電力供給を開始するので、不完全な装着状態での電力供
給を回避でき、前記外部装置等の故障を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のインターフェース接続装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】全体制御装置2および副制御装置4によって実
行される接続処理ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図3】変形例における外部装置の外部コネクタの構成
を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 外部IFコネクタ 2 全体制御装置 3 バッファ装置 4 副制御装置 5 電源装置 6 外部装置 6a 外部コネクタ 10 電子カメラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源装置を有する電子機器に設けられ、 接続手段を介して接続された外部装置に前記電源装置か
    ら電力を供給するインターフェース接続装置において、 前記接続手段に前記外部装置が装着されたことを検出す
    る装着検出手段と、 該検出に応じて前記電源装置からの電力供給を開始する
    電力供給開始手段とを備えたことを特徴とするインター
    フェース接続装置。
  2. 【請求項2】 前記接続手段を介して前記外部装置から
    の応答を検出する応答検出手段と、 該応答が検出されない場合、前記電源装置から前記外部
    装置への電力供給を停止する電力供給停止手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載のインターフェース接
    続装置。
  3. 【請求項3】 前記外部装置は複数の端子を有する外部
    コネクタを備え、 前記接続手段は前記外部コネクタに装着可能なコネクタ
    であり、 前記装着検出手段は、前記コネクタの端子から前記外部
    コネクタの端子間を通って形成される回路の信号に応じ
    て検出することを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のインターフェース接続装置。
  4. 【請求項4】 前記外部コネクタの端子間は本体の両側
    に設けられた端子間であることを特徴とする請求項3記
    載のインターフェース接続装置。
  5. 【請求項5】 前記外部コネクタは、前記端子間を結ぶ
    信号線と、該信号線の開閉を行うスイッチとを備え、 該スイッチは前記装着に応じて閉成することを特徴とす
    る請求項3または請求項4記載のインターフェース接続
    装置。
  6. 【請求項6】 電源装置を有する電子機器に設けられ、
    コネクタを介して接続された外部装置に前記電源装置か
    ら電力を供給するインターフェース接続装置の接続方法
    において、 前記コネクタに前記外部装置が装着されたことを検出
    し、 該検出に応じて前記電源装置からの電力供給を開始する
    ことを特徴とするインターフェース接続装置の接続方
    法。
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