JP2003015778A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2003015778A
JP2003015778A JP2001196138A JP2001196138A JP2003015778A JP 2003015778 A JP2003015778 A JP 2003015778A JP 2001196138 A JP2001196138 A JP 2001196138A JP 2001196138 A JP2001196138 A JP 2001196138A JP 2003015778 A JP2003015778 A JP 2003015778A
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JP2001196138A
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Tsutomu Kobayashi
勉 小林
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からの電力を内部の処理部へ供給して通
信動作を実行する通信装置で、通信中に電源スイッチが
ユーザによりオフ状態へ切り替えられた場合においても
当該通信に関する異常の発生を防止する。 【解決手段】 電源スイッチSW1が内部の処理部1、
2、4への電力の供給状態をオフ状態とする指示をユー
ザから受け付け、通信中に電源スイッチSW1により当
該指示を受け付けた場合に、ユーザ指示電力供給状態制
御手段4が当該通信を終了させる動作を実行した後に内
部の処理部への電力の供給状態をオフ状態とする。更
に、外部の装置からの応答要求に対する当該外部装置へ
の応答が無かった場合に当該外部装置から入力されるオ
フ状態指示信号に応じて、外部装置指示電力供給制御手
段3が内部の処理部への電力の供給状態をオフ状態とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部からの電力を
内部の処理部へ供給して通信動作を実行する通信装置に
関し、特に、通信中に電源スイッチがユーザによりオフ
状態へ切り替えられた場合においても当該通信に関する
異常の発生を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、外部からの給電により動作し、
公衆無線網に接続してパケットを用いた無線通信を行う
データ転送装置が使用などされている。なお、特願20
00−362726号には、このようなデータ転送装置
の例に対応するパケットデータ無線通信機が記載されて
いる。
【0003】図5には、このようなデータ転送装置が使
用されたシステムの一例を概略的に示してあり、具体的
には、通信キャリアを提供する通信キャリアメーカ21
と、通信キャリアメーカ21により設けられた基地局2
2と、飲料水メーカ23と、電気やガスや水道などのメ
ーカ(以下、「電気メーカ等」と言う)24と、物流会
社25と、街頭などに設置された複数の自動販売機J1
〜J3と、人が住んでいる複数の家屋H1、H2と、道
路を走行するトラックT1を示してある。
【0004】通信キャリアメーカ21は交換機31を有
しており、当該交換機31は当該通信キャリアメーカ2
1が有する例えば有線の回線K11を介して基地局22
と接続されている。また、飲料水メーカ23や電気メー
カ等24や物流会社25は社内LAN33、35、37
及びそれと接続されたルータ32、34、36を有して
おり、これらの各ルータ32、34、36は例えば有線
の専用線又は公衆回線(以下、「回線」と言う)K12
を介して通信キャリアメーカ21の交換機31と接続さ
れている。なお、各メーカ等23〜25は、通信キャリ
アメーカ21により提供される交換機31や基地局22
などを利用することについて当該通信キャリアメーカ2
1と契約を交わしている。
【0005】また、各自動販売機J1〜J3にはそれぞ
れ、アンテナA11〜A13を備えたデータ転送装置4
1〜43が内部に組み込まれて設けられている。また、
各家屋H1、H2にはそれぞれ、電気やガスや水道など
の使用量等を示すメータM1、M2が設けられている。
そして、各メータM1、M2にはそれぞれ、アンテナA
14、A15を備えたデータ転送装置44、45が内部
に組み込まれて設けられている。また、トラックT1に
は、アンテナA16を備えたデータ転送装置46が内部
に組み込まれて設けられている。
【0006】以上に示した各データ転送装置41〜46
はそれぞれ、アンテナA11〜A16を用いて例えば公
衆無線網K13と接続して基地局22と無線通信するこ
とにより、当該基地局22や回線K11や通信キャリア
メーカ21の交換機31や回線K12を介して所定のメ
ーカ等23〜25との間で通信することができ、各メー
カ等23〜25は当該通信を利用して管理対象となる自
動販売機J1〜J3やメータM1、M2やトラックT1
に関する種々な情報を管理することができる。なお、各
データ転送装置41〜46は上記のように自動販売機J
1〜J3やメータM1、M2やトラックT1などの装置
の内部に設置されており、例えば常時、当該装置からの
電力の供給を受けて各種の動作を実行する。
【0007】具体的には、各自動販売機41〜43に設
けられたデータ転送装置41〜43は、当該各自動販売
機41〜43を提供する飲料水メーカ23の社内LAN
23との間で通信することで、当該各自動販売機41〜
43で販売されている商品を管理する情報や釣銭を管理
する情報などを当該飲料水メーカ23へ通知し、これに
より、当該飲料水メーカ23は各自動販売機41〜43
における商品の販売状況及び残存状況や釣銭の残存状況
などを管理することができる。
【0008】また、各家屋H1、H2のメータM1、M
2に設けられたデータ転送装置44、45は、当該各メ
ータM1、M2を点検する電気メーカ等24の社内LA
N35との間で通信することで、各家屋H1、H2にお
ける電気やガスや水道などの検針結果を管理する情報な
どを当該電気メーカ等24へ通知し、これにより、当該
電気メーカ等24は各家屋H1、H2における電気やガ
スや水道などの使用状況などを管理することができる。
【0009】また、トラックT1に設けられたデータ転
送装置46は、当該トラックT1による物流を管理する
物流会社25の社内LAN37との間で通信すること
で、当該トラックT1による物流状況を管理する情報な
どを当該物流会社25へ通知し、これにより、当該物流
会社25は各トラックT1による物流状況などを管理す
ることができる。
【0010】なお、管理対象となる自動販売機J1〜J
3やメータM1、M2やトラックT1などには、各メー
カ等23〜25へ送信するための管理情報を取得する機
能が備えられており、当該機能により取得された管理情
報が各データ転送装置41〜46により無線送信されて
基地局22を介して各メーカ等23〜25へ送信され
る。
【0011】次に、上記のようなデータ転送装置41〜
46の回路構成例として、電源のオン/オフ(ON/O
FF)切替を行う部分などの回路構成例を示す。図6に
は、上記のようなデータ転送装置の回路構成の一例を概
略的に示してあり、このデータ転送装置には、電源スイ
ッチSW11や抵抗(プルアップ抵抗)R11が接続さ
れた電源回路51と、CPU(Central Processing Uni
t)54を有した制御部52と、アンテナA21を有し
た無線部53とが備えられている。
【0012】図示のように、このデータ転送装置には、
当該データ転送装置が組み込まれる自動販売機J1〜J
3やメータM1、M2やトラックT1などの外部装置か
らの直流(DC:Direct Current)電力を入力するため
の入力端(DC IN)が備えられている。また、電源
回路51はIN端子とEN端子とOUT端子を有してお
り、外部装置からの電力をIN端子から入力し、当該電
力をOUT端子から出力して制御部52や無線部53へ
供給し、また、電源スイッチSW11の状態に応じたE
N(電源Enable/Disable)信号をEN端
子から入力する。
【0013】ここで、電源スイッチSW11は例えばデ
ータ転送装置を扱う者(以下、「ユーザ」と言う)の手
動により操作されて開閉状態が切り替えられるものであ
り、当該開閉状態に応じて電源回路51のEN端子への
EN信号を直接的に制御することにより、電源回路51
から内部の処理部52、53への電力供給状態を制御す
ることができる。具体的には、本例では、電源スイッチ
SW11が閉じられると電源回路51からの電力供給が
停止させられる一方、電源スイッチSW11が開かれる
と電源回路51からの電源供給が開始させられる。な
お、電源回路51のIN端子とEN端子との間が抵抗R
11を介して接続されている理由は、電源スイッチSW
11が開かれたときにEN信号が開放状態となってしま
って信号レベルが不定となってしまうことを防ぐためで
ある。
【0014】また、図7には、上記のようなデータ転送
装置の回路構成の他の例を概略的に示してあり、このデ
ータ転送装置には、上記と同様な外部装置からの電力の
入力端(DC IN)と、電源スイッチSW12と、当
該入力端と当該電源スイッチSW12を介して接続され
た電源回路61と、CPU64を有した制御部62と、
アンテナA22を有した無線部63とが備えられてい
る。
【0015】図示のように、このデータ転送装置に備え
られた電源回路61はIN端子とOUT端子を有してお
り、外部装置からの電力を電源スイッチSW12を介し
てIN端子から入力し、当該電力をOUT端子から出力
して制御部62や無線部63へ供給する。本例では、ユ
ーザが電源スイッチSW12を操作してその開閉状態を
切り替えることにより、外部装置からの電力を電源回路
61へ接続するか否か(接続するか開放するか)を直接
的に制御することができ、これにより、電源回路61か
ら内部の処理部62、63への電力供給状態を制御する
ことができる。
【0016】なお、上記図6や上記図7に示したような
電源スイッチSW11、SW12は、各データ転送装置
の電源を個別にオン/オフ切替するものであり、例えば
データ転送装置による商品管理等を行うときにはデータ
転送装置の電源がオン状態に切り替えられる一方、デー
タ転送装置を自動販売機J1〜J3などに装着するとき
やデータ転送装置を自動販売機J1〜J3などから取り
外すときにはデータ転送装置の電源はオフ状態に切り替
えられる。また、例えばデータ転送装置による商品管理
等が必要な時間帯や場所などではデータ転送装置の電源
がオン状態に切り替えられる一方、当該商品管理等が不
要な時間帯や場所などではデータ転送装置の電源がオフ
状態に切り替えられる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
上記図6や上記図7に示した従来のデータ転送装置で
は、無線部53、63により公衆無線網K13を介して
基地局22との間でデータの通信(例えば送信や受信や
送受信)を行っている最中に電源スイッチSW11、S
W12がユーザによりオフ状態へ切り替えられてしまっ
た場合には、当該データ通信の終了シーケンスが行われ
ずにデータ通信が止まってしまうことから、公衆無線網
K13などに異常動作が発生してしまうことが生じ得る
といった不具合があった。
【0018】また、同様に、上記のような従来のデータ
転送装置では、例えば当該データ転送装置が組み込まれ
ている自動販売機J1〜J3などの外部装置との間で有
線回線を介してデータの通信(例えば送信や受信や送受
信)を行っている最中に電源スイッチSW11、SW1
2がユーザによりオフ状態へ切り替えられてしまった場
合には、当該データ通信の終了シーケンスが行われずに
データ通信が止まってしまうことから、当該外部装置の
制御部などに異常動作が発生してしまうことが生じ得る
といった不具合があった。
【0019】なお、具体的には、例えばユーザが自動販
売機J1〜J3にジュース等の缶を補充している際に誤
って内部に組み込まれたデータ転送装置の電源スイッチ
SW11、SW12をオフ状態へ切り替えてしまったよ
うなときに当該データ転送装置がデータの通信を行って
いる最中であった場合に、通信回線が切断されてしまっ
てデータ送受信の終了シーケンスを行うことができなく
なってしまうことが生じ、これにより、上記のような不
具合が生じてしまう。
【0020】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、外部からの電力を内部の処理
部へ供給して通信動作を実行するに際して、例えば通信
中に電源スイッチがユーザによりオフ状態へ切り替えら
れた場合においても、当該通信に関する異常の発生を防
止することができる通信装置を提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る通信装置では、内部の処理部への電力
の供給状態をオフ状態とする指示をユーザから受け付け
る電源スイッチを備えた構成において、外部からの電力
を内部の処理部へ供給して通信動作を実行するに際し
て、通信中に電源スイッチにより内部の処理部への電力
の供給状態をオフ状態とする指示を受け付けた場合に
は、ユーザ指示電力供給状態制御手段が当該通信を終了
させる動作を実行した後に内部の処理部への電力の供給
状態をオフ状態とする。従って、例えば通信中に電源ス
イッチがユーザによりオフ状態へ切り替えられた場合に
おいても、内部の処理部への電力の供給状態がオフ状態
とされる前に当該通信を終了させる動作が実行されるた
め、当該通信に関する異常の発生を防止することができ
る。
【0022】ここで、外部からの電力としては、種々な
電力が用いられてもよく、例えば上記従来例で示したよ
うに自動販売機やメーカやトラックなどの外部装置から
入力される電力を用いることができる。また、内部の処
理部としては、種々な処理部であってもよく、例えば上
記従来例で示したようにCPUを有した制御部やアンテ
ナを有した無線部などを用いることができる。
【0023】また、通信動作としては、無線通信を行う
動作が用いられてもよく、有線通信を行う動作が用いら
れてもよく、例えば、基地局装置との間で無線通信を行
う動作や、例えば自動販売機などの外部装置との間で有
線通信を行う動作などを用いることができる。
【0024】また、内部の処理部への電力の供給状態の
オフ状態としては、例えば通信装置に備えられた全ての
内部処理部への電力の供給を停止させる状態が用いられ
てもよく、或いは、例えば通信動作を実行するための内
部処理部の全部又は一部への電力の供給を停止させて他
の内部処理部の全部又は一部への電力の供給を継続する
ような状態が用いられてもよい。要は、本発明は、内部
処理部への電力供給状態がオフ状態へ切り替えられるこ
とによって通信動作ができなくなってしまう前に、実行
中の通信動作を正常に終了させるものである。
【0025】また、電源スイッチとしては、例えばユー
ザの手動により操作されるものが用いられ、レバーやボ
タンなどの種々な構成のスイッチが用いられてもよい。
また、電源スイッチとしては、内部の処理部への電力の
供給状態をオン状態とする指示をユーザから受け付ける
機能を更に有していてもよく、この場合、ユーザは電源
スイッチを操作することにより内部の処理部への電力の
供給状態をオン状態とオフ状態とで切り替えることがで
きる。なお、オン状態としては、通常、オフ状態と比べ
て、各内部処理部へ電力を供給するか否かの状態を反転
したような状態が用いられる。
【0026】また、通信を終了させる動作としては、例
えば通信中の相手の装置との間の通信上の接続状態を切
断して通信を正常に終了させるような動作が実行され
る。また、電源スイッチにより内部の処理部への電力の
供給状態をオフ状態とする指示が受け付けられたときに
実行中の通信において通信対象となるデータの中で未通
信のものがある場合には、例えば、このような未通信の
データの全部又は一部の通信を完了させた後に当該実行
中の通信を終了させる動作を実行するような態様が用い
られてもよく、或いは、このような未通信のデータにつ
いては通信を行うことなく当該実行中の通信を終了させ
る動作を実行するような態様が用いられてもよい。
【0027】なお、実行中の通信を終了させる前に未通
信のデータの通信を完了させる構成とすると、電源スイ
ッチにより内部の処理部への電力の供給状態をオフ状態
とする指示が受け付けられたときに実行中であったデー
タ通信を完了させることができるため、当該データ通信
が途中で停止させられることを防止して、通信の確実性
を向上させることができる。
【0028】また、本発明に係る通信装置では、更に、
外部の装置からの応答要求に対する当該外部装置への応
答が無かった場合に当該外部装置から入力されるオフ状
態指示信号に応じて、外部装置指示電力供給状態制御手
段が内部の処理部への電力の供給状態をオフ状態とす
る。従って、例えば電源スイッチの切替状態にかかわら
ず、必要に応じて、外部装置からの制御によって通信装
置の内部処理部への電力の供給状態をオフ状態とするこ
とができる。
【0029】なお、この構成では、例えば通信装置が正
常な状態である場合には外部の装置からの応答要求に対
して当該通信装置が当該外部装置へ応答を返すようにな
っており、当該外部装置では例えばこのような応答が1
以上の所定の回数だけ連続して無かった場合に当該通信
装置に対してオフ状態指示信号を出力する。
【0030】ここで、外部の装置としては、例えば上記
従来例で示したように自動販売機やメータやトラックな
どの種々な装置を用いることができる。また、外部装置
から通信装置への応答要求や、通信装置から外部装置へ
の応答としては、例えば外部装置と通信装置とを接続す
る有線回線を介して応答要求の内容を示す信号や応答の
内容を示す信号を通信することにより行われる。
【0031】なお、本発明に係る通信装置は、種々なも
のに適用することが可能であるが、特に、上記従来例で
示したようなデータ転送装置に適用するのに好適なもの
である。具体的には、好ましい態様として、本発明に係
る通信装置は、管理対象となる自動販売機などの装置
(管理対象装置)に設けられて、当該管理対象装置から
入力される電力を内部の処理部へ供給して、当該管理対
象装置に関する管理情報を管理装置へ通知するための無
線通信動作や当該管理対象装置との有線通信動作を実行
するに際して、無線や有線による通信中に電源スイッチ
により内部の処理部への電力の供給状態をオフ状態とす
る指示を受け付けた場合には、当該通信を終了させる動
作を実行した後に内部の処理部への電力の供給状態をオ
フ状態とし、また、更に、管理対象装置からの応答要求
に対する当該管理対象装置への応答が無かった場合に当
該管理対象装置から入力されるオフ状態指示信号に応じ
て、内部の処理部への電力の供給状態をオフ状態とす
る。ここで、管理装置は管理情報を管理する装置であ
り、例えば上記従来例で示した各メーカ等23〜25の
社内LAN33、35、37などに設けられる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例を図面を参
照して説明する。なお、本例では、好ましい態様とし
て、本発明に係る通信装置を上記図5に示したようなデ
ータ転送装置41〜46に適用した場合を示し、以下で
は、その代表例として、自動販売機J1〜J3に組み込
まれるデータ転送装置41〜43に本発明を適用したも
のを示す。また、上記従来例で示したように、本例のデ
ータ転送装置は、外部からの給電により動作し、公衆無
線網に接続してパケットを用いた無線通信を行う。
【0033】図1には、本例のデータ転送装置の回路構
成の一例を概略的に示してあり、当該回路構成例とし
て、電源のオン/オフ(ON/OFF)を行う部分など
の回路構成例を示してある。図示のように、本例のデー
タ転送装置には、電源スイッチSW1と、CPU4を有
した制御部1と、アンテナA1を有した無線部2と、ダ
イオードD1や抵抗(プルアップ抵抗)R1が接続され
た電源回路3とが備えられており、各内部処理部1、
2、4は電源回路3から供給される電力を用いて各種の
動作を実行する。
【0034】また、本例のデータ転送装置には、当該デ
ータ転送装置が組み込まれる外部の装置(本例では、自
動販売機)からの直流(DC:Direct Current)電力を
入力するための入力端(DC IN)及び当該外部装置
からのOFF信号を入力するための入力端(OFF信号
入力端)が備えられている。
【0035】電源回路3は、IN端子とEN端子とOU
T端子を有しており、外部装置からの電力をIN端子か
ら入力し、当該電力をOUT端子から出力して制御部1
や無線部2へ供給し、また、外部装置からのOFF信号
をEN(電源Enable/Disable)信号とし
てEN端子から入力する。なお、電源回路3のIN端子
とEN端子との間は抵抗R1を介して接続されており、
これにより、EN端子が開放状態となってしまって信号
レベルが不定となってしまうことを防いでいる。また、
OFF信号入力端とEN端子との間には、抵抗R1の接
続点と比べて当該OFF信号入力端側にダイオードD1
が接続されており、当該EN端子から当該OFF信号入
力端への電流が流れるように当該ダイオードD1が配置
されることにより入力保護が行われている。
【0036】電源スイッチSW1としては、例えばデー
タ転送装置を扱う者(ユーザ)の手動により操作されて
開閉状態が切り替えられるものが用いられている。ま
た、電源スイッチSW1の一端は接地されており、他端
は制御部1のCPU4と接続されている。また、制御部
1には、CPU4と電源スイッチSW1とを接続する線
に接続された抵抗(プルアップ用抵抗)R2及び当該抵
抗R2を介して所定の電圧Vccを印加する電源回路が
備えられている。
【0037】なお、本例では、外部装置からの電力が無
入力の状態から電源回路3のIN端子へ入力される状態
となったときに、これを条件として当該電源回路3のO
UT端子から当該電力が出力されて、制御部1に備えら
れた電源スイッチSW1の切替状態を検出するための回
路(以下、「電源スイッチオン/オフ検出回路」と言
う)へ当該電力が供給される構成となっており、これに
より、当該電源スイッチオン/オフ検出回路を構成する
CPU4が動作可能な状態となって電源スイッチSW1
の切替状態の監視を開始する。
【0038】CPU4は、上記のように電源スイッチオ
ン/オフ検出回路の機能により電源スイッチSW1の切
替状態(オン/オフ状態)を監視し、検出した切替状態
に応じて電源回路3から内部処理部1、2への電力供給
状態をオン状態とオフ状態とで切替制御する。
【0039】具体的には、本例では、電源スイッチSW
1が閉じられると、CPU4は当該電源スイッチSW1
がオフ状態へ切り替えられたことを認識して、電源回路
3から制御部1に備えられた電源スイッチオン/オフ検
出回路以外の回路及び無線部2の回路(以下、「電源ス
イッチオン/オフ検出回路以外の内部回路」と言う)へ
の電力供給を停止させる一方、電源スイッチSW1が開
かれると、CPU4は当該電源スイッチSW1がオン状
態へ切り替えられたことを認識して、電源回路3から電
源スイッチオン/オフ検出回路以外の内部回路への電源
供給を開始させる。
【0040】なお、電源スイッチSW1とCPU4との
間で上記した抵抗R2が前記所定電圧Vccによりプル
アップされている理由は、電源スイッチSW1が開かれ
たときにCPU4に対して信号が開放状態となってしま
って信号レベルが不定となってしまうことを防ぐためで
ある。ここで、前記所定電圧Vccとしては、例えばC
PU4を動作させるための電源電圧と同じ値が用いられ
ている。
【0041】無線部2は、例えば制御部1により制御さ
れて、アンテナA1を用いて公衆回線網を介して基地局
と無線通信する。本例の無線部2は、このような無線通
信により、本例のデータ転送装置が組み込まれた自動販
売機における缶入飲料の販売状況などの管理情報を、当
該自動販売機を管理する飲料水メーカに設けられた管理
装置に対して送信し、これにより、当該飲料水メーカは
当該自動販売機における商品の販売状況などを管理する
ことができる。
【0042】電源回路3のEN端子へ入力される外部装
置からのOFF信号は、当該電源回路3から内部処理部
1、2への電力供給状態を外部から強制的にオフ状態と
することが可能な信号である。具体的には、本例では、
当該OFF信号としてロウ(Lo)レベルの信号(電圧
値が低い信号)を用いた場合には、例えばCPU4によ
り監視している電源スイッチSW1がオン状態に切り替
えられている状態においても、電源回路3へのEN信号
をディセーブル(Disable)状態として当該電源
回路3から制御部1全体の回路や無線部2の回路への電
力供給を停止させる(制御部1や無線部2の電源をオフ
とする)ことができる。なお、本例では、OFF信号は
ダイオードD1により入力保護されているため、外部装
置の回路としては、例えばオープンコレクタ或いはリレ
ー接点回路によりOFF信号を駆動するような回路が用
いられる。
【0043】一方、本例では、外部装置からのOFF信
号をハイインピーダンスの状態として電源回路3のEN
端子へ入力されるEN信号をイネーブル(Enabl
e)の状態へ切り替えると、制御部1に備えられた電源
スイッチオン/オフ検出回路へ電源回路3から電力が供
給され、これにより、CPU4は動作可能な状態となっ
て電源スイッチSW1の切替状態の監視を開始する。
【0044】次に、図2のフローチャートを参照して、
本例のデータ転送装置により電源スイッチSW1の切替
状態を監視などする制御処理の手順の一例を示す。ま
ず、例えば外部装置からの電力が無入力の状態であった
のが入力される状態となると(ステップS1)、データ
転送装置では、電源回路3から制御部1の電源スイッチ
オン/オフ検出回路へ電力が供給されてCPU4により
電源スイッチSW1の切替状態の監視が開始される(ス
テップS2)。
【0045】そして、CPU4により電源スイッチSW
1がオフ状態からオン状態へ切り替えられたことを検出
すると(ステップS3)、データ転送装置では、当該C
PU4の制御により、電源回路3から電源スイッチオン
/オフ検出回路以外の内部回路への電力供給が開始さ
れ、これにより、制御部1に備えられた電源スイッチオ
ンオフ検出回路と共に当該制御部1に備えられた他の回
路や無線部2の回路が動作可能な状態となり、制御部1
による制御により無線通信動作や有線通信動作などの各
種の動作が実行される(ステップS4)。
【0046】その後、CPU4により電源スイッチSW
1がオン状態からオフ状態へ切り替えられたことを検出
すると(ステップS5)、データ転送装置では、例えば
無線部2により無線を介して公衆無線網と接続している
状態であるか否かつまり無線通信中であるか否かを判定
し(ステップS6)、この結果、無線通信中であること
を判定した場合には、当該公衆無線網への切断シーケン
スを起動及び実行して、当該公衆無線網との接続状態を
切り離すことにより当該無線通信を正常に終了させる
(ステップS7)。
【0047】そして、このようにして実行中であった無
線通信を正常に終了させた後に、データ転送装置では、
CPU4の制御により、電源回路3から制御部1に備え
られた電源スイッチオン/オフ検出回路以外の回路及び
無線部2の回路への電力供給を停止させ(ステップS
8)、再び上記したように電源スイッチオン/オフ検出
回路(CPU4)により電源スイッチSW1の切替状態
を監視などする処理(ステップS2〜ステップS8)へ
移行してこれらの処理を繰り返して実行する。
【0048】また、上記の判定の結果(ステップS
6)、無線通信中ではないことを判定した場合には、デ
ータ転送装置では、CPU4の制御により、電源回路3
から制御部1に備えられた電源スイッチオン/オフ検出
回路以外の回路及び無線部2の回路への電力供給を停止
させ(ステップS8)、再び上記したように電源スイッ
チオン/オフ検出回路(CPU4)により電源スイッチ
SW1の切替状態を監視などする処理(ステップS2〜
ステップS8)へ移行してこれらの処理を繰り返して実
行する。
【0049】なお、本例では、無線部2により無線通信
が行われている最中に電源スイッチSW1がオフ状態へ
切り替えられた場合について示したが、例えば制御部1
により外部の装置と有線通信が行われている最中に電源
スイッチSW1がオフ状態へ切り替えられた場合につい
ても、同様に、データ転送装置では、当該有線通信を正
常に終了させた後に、電源回路3から制御部1に備えら
れた電源スイッチオン/オフ検出回路以外の回路や無線
部2の回路への電力供給を停止させる。
【0050】次に、図3には、本例のデータ転送装置を
組み込んだ自動販売機の概略的な構成例を示してある。
図示のように、本例の自動販売機は、商品となるジュー
ス等の缶を保管する商品保管部Q2と、本例のデータ転
送装置13や制御回路を格納する制御回路部Q1とから
構成されている。
【0051】そして、制御回路部Q1には、本例のデー
タ転送装置13が例えば着脱自在な構成で組み込まれて
設けられており、また、例えば自動販売機側に固定的に
設けられた回路として、(自動販売機内の)制御部11
と、電源部12とが備えられている。また、電源部12
は、有線の電源供給線K1aを介して制御部11と接続
されているとともに有線の電源供給線K1bを介してデ
ータ転送装置13の入力端(DC IN)と接続され、
これらの各電源供給線K1a、K1bを介して制御部1
1及びデータ転送装置13の入力端へ電力を出力する。
【0052】また、制御部11とデータ転送装置13の
OFF信号入力端とは例えば有線のOFF信号伝送線K
2を介して接続され、また、制御部11とデータ転送装
置13とは例えば有線の通信回線K3を介して接続され
る。本例では、制御部11は、通信回線K3を介してデ
ータ転送装置13との間で通信を行う機能を有してお
り、当該データ転送装置13に対して応答要求を発した
場合に当該データ転送装置13からの応答が無かったと
きには、当該データ転送装置13が異常な状態にあると
みなして、OFF信号伝送線K2を介して所定のOFF
信号を当該データ転送装置13のOFF信号入力端へ出
力することにより上述のように当該データ転送装置13
の電源をオフにする。
【0053】次に、図4のフローチャートを参照して、
本例の自動販売機内の制御部11により本例のデータ転
送装置13の電源を強制的にオフにする処理の手順の一
例を示す。まず、例えば制御部11では応答要求処理以
外の処理(他の処理)を行った後や或いは所定の期間が
経過する度毎などに(ステップS11)、データ転送装
置13に対して応答要求信号を出力し(ステップS1
2)、これに対してデータ転送装置13からの応答信号
が受信されるか否かを検出する(ステップS13)。
【0054】この結果、制御部11では、データ転送装
置13からの応答信号を受信した場合にはデータ転送装
置13が正常な状態にあるとみなして再び他の処理を行
う一方(ステップS11)、データ転送装置13からの
応答信号を受信しなかった場合にはデータ転送装置13
に対して、再度、応答要求信号を出力して(ステップS
14)、これに対してデータ転送装置13からの応答信
号が受信されるか否かを検出する(ステップS15)。
【0055】そして、制御部11では、この2度目の応
答要求に対してデータ転送装置13からの応答があった
場合には上記と同様にデータ転送装置13が正常な状態
にあるとみなして再び他の処理を行う一方(ステップS
11)、この2度目の応答要求に対してデータ転送装置
13からの応答が無かった場合には、データ転送装置1
3が異常な状態にあるとみなして、データ転送装置13
のOFF信号入力端へ出力するOFF信号を有効な状態
(イネーブルの状態)へ切り替えることでデータ転送装
置13へのEN信号をディセーブルの状態とした後に
(ステップS16)、当該OFF信号を無効な状態(デ
ィセーブルの状態)へ切り替えることでデータ転送装置
13へのEN信号を再びイネーブルの状態へ切り替える
(ステップS17)。
【0056】このようなOFF信号の制御が行われる
と、データ転送装置13では、EN信号がディセーブル
の状態となることで電源回路3から制御部1全ての回路
及び無線部2の回路への電力供給が強制的に停止させら
れた後に(ステップS16)、当該EN信号がイネーブ
ルの状態となることで電源回路3から制御部1の電源ス
イッチオン/オフ検出回路への電力供給が開始されるこ
ととなり(ステップS17)、つまり、電源がオンから
オフへ切り替えられた後に再びオンへ切り替えられて一
旦リセットされたような状態となる。
【0057】次に、制御部11では、データ転送装置1
3に対して、再度、応答要求信号を出力して(ステップ
S18)、これに対してデータ転送装置13からの応答
信号が受信されるか否かを検出し(ステップS19)、
この結果、データ転送装置13からの応答があった場合
には上記と同様にデータ転送装置13が正常な状態にあ
るとみなして再び他の処理を行う一方(ステップS1
1)、これでもデータ転送装置13からの応答が無かっ
た場合には、データ転送装置13が故障してしまって異
常な状態にあるとみなしてデータ転送装置13の制御処
理などを停止する(ステップS20)。
【0058】なお、制御部11では、データ転送装置1
3が故障しているとみなした場合には、例えば飲料水メ
ーカの者など(ユーザ)に対して当該故障を通知するた
めの情報表示などを行い、当該ユーザは自動販売機に組
み込まれた当該データ転送装置13の点検や修理などを
行う。
【0059】以上のように、本例のデータ転送装置で
は、外部給電により動作し、公衆無線網に接続してパケ
ットを用いた無線通信を行う構成において、電源スイッ
チSW1のオン/オフ状態をCPU4により監視して電
源回路3からの電力供給状態を制御することにより、例
えば公衆無線網などに接続してデータ通信を行っている
最中などに電源スイッチSW1がユーザによりオフ状態
へ切り替えられた場合においても、当該データの送受を
終了させて公衆無線網などに対して正常な切断シーケン
スを行った後に電源回路3から内部処理部への電力供給
状態をオフ状態へ切り替えることができる。
【0060】また、本例のデータ転送装置では、更に、
例えば制御部1に備えられたCPU4が当該データ転送
装置が組み込まれた外部装置からの応答要求に対して応
答することができない状態となった場合には、当該外部
装置から所定のOFF信号を入力することにより、強制
的に当該データ転送装置の電源回路3から内部処理部へ
の電力供給を停止させることができる。
【0061】従って、本例のデータ転送装置では、例え
ば無線や有線の通信中に電源スイッチSW1がユーザに
よりオフ状態へ切り替えられた場合においても、内部の
処理部への電力の供給状態がオフ状態とされる前に当該
通信を終了させる動作が実行されるため、当該通信に関
する異常の発生を防止することができ、また、本例のデ
ータ転送装置が異常な状態となったような場合には外部
から強制的に当該データ転送装置の電源をオフにするこ
とができる。
【0062】ここで、本例では、データ転送装置を組み
込んだ自動販売機などが外部の装置に相当し、当該外部
装置からの電力が外部からの電力に相当し、CPU4を
有した制御部1やアンテナA1を有した無線部2が内部
の処理部に相当する。また、本例では、通信動作とし
て、無線により基地局との間で通信を行う動作や、有線
により自動販売機などの外部装置との間で通信を行う動
作が実行されている。
【0063】また、本例では、例えばCPU4の機能に
より、ユーザ指示電力供給状態制御手段が構成されてお
り、ユーザによる電源スイッチSW1の開閉切替に応じ
て、電源回路3から制御部1に備えられた電源スイッチ
オン/オフ検出回路以外の回路及び無線部2の回路への
電力供給状態をオン状態とオフ状態とで切り替える。
【0064】また、本例では、所定の信号状態を有する
OFF信号(オフ状態指示信号)の入力に応じて電源回
路3が電力供給状態を切り替える機能により、外部装置
指示電力供給状態制御手段が構成されており、外部装置
からのオフ状態指示に応じて電源回路3から制御部1全
体の回路(電源スイッチオン/オフ検出回路を含む回
路)及び無線部2の回路への電力供給を停止させる一
方、外部装置からのオン状態指示に応じて電源回路3か
ら電源スイッチオン/オフ検出回路への電力供給を開始
させる。
【0065】ここで、本発明に係る通信装置の構成とし
ては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構
成が用いられてもよい。また、本発明の適用分野として
は、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、
種々な分野に適用することが可能なものである。
【0066】また、本発明に係る通信装置において行わ
れる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等
を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM
(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実
行することにより制御される構成が用いられてもよく、
また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独
立したハードウエア回路として構成されてもよい。ま
た、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピ
ー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−RO
M等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当
該プログラム(自体)として把握することもでき、当該
制御プログラムを記録媒体からコンピュータに入力して
プロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理
を遂行させることができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る通信
装置によると、内部の処理部への電力の供給状態をオフ
状態とする指示をユーザから受け付ける電源スイッチを
備えた構成において、外部からの電力を内部の処理部へ
供給して通信動作を実行するに際して、通信中に電源ス
イッチにより内部の処理部への電力の供給状態をオフ状
態とする指示を受け付けた場合に、当該通信を終了させ
る動作を実行した後に内部の処理部への電力の供給状態
をオフ状態とするようにしたため、例えば通信中に電源
スイッチがユーザによりオフ状態へ切り替えられた場合
においても、当該通信に関する異常の発生を防止するこ
とができる。
【0068】また、本発明に係る通信装置では、更に、
外部の装置からの応答要求に対する当該外部装置への応
答が無かった場合に当該外部装置から入力されるオフ状
態指示信号に応じて、内部の処理部への電力の供給状態
をオフ状態とするようにしたてめ、例えば電源スイッチ
の切替状態にかかわらず、必要に応じて、外部装置から
の制御によって通信装置の内部処理部への電力の供給状
態をオフ状態とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るデータ転送装置の構
成例を示す図である。
【図2】 データ転送装置により行われる電源オン/オ
フ制御処理の手順の一例を示すフローチャート図であ
る。
【図3】 データ転送装置を組み込んだ自動販売機の構
成例を示す図である。
【図4】 自動販売機内の制御部によりデータ転送装置
の電源をオン/オフ制御する処理の手順の一例を示すフ
ローチャート図である。
【図5】 データ転送装置が使用されたシステムの一例
を概略的に示す図である。
【図6】 従来例に係るデータ転送装置の構成例を示す
図である。
【図7】 従来例に係るデータ転送装置の構成例を示す
図である。
【符号の説明】
1、11・・制御部、 2・・無線部、 3・・電源回
路、 4・・CPU、D1・・ダイオード、 R1、R
2・・プルアップ抵抗、SW1・・電源スイッチ、 A
1、A11〜A16・・アンテナ、Q1・・制御回路
部、 Q2・・商品保管部、 12・・電源部、13、
41〜46・・データ転送装置、 K1a、K1b・・
電源供給線、K2・・OFF信号伝送線、 K3、K1
1、K12・・回線、K13・・公衆無線網、 21・
・通信キャリアメーカ、 22・・基地局、23・・飲
料水メーカ、 24・・電気、ガス、水道メーカ、25
・・物流会社、 31・・交換機、 32、34、36
・・ルータ、33、35、37・・社内LAN、 J1
〜J3・・自動販売機、H1、H2・・家屋、 M1、
M2・・メータ、 T1・・トラック、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの電力を内部の処理部へ供給し
    て通信動作を実行する通信装置であって、 内部の処理部への電力の供給状態をオフ状態とする指示
    をユーザから受け付ける電源スイッチと、 通信中に電源スイッチにより内部の処理部への電力の供
    給状態をオフ状態とする指示を受け付けた場合に当該通
    信を終了させる動作を実行した後に内部の処理部への電
    力の供給状態をオフ状態とするユーザ指示電力供給状態
    制御手段を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信装置において、 更に、外部の装置からの応答要求に対する当該外部装置
    への応答が無かった場合に当該外部装置から入力される
    オフ状態指示信号に応じて内部の処理部への電力の供給
    状態をオフ状態とする外部装置指示電力供給状態制御手
    段を備えたことを特徴とする通信装置。
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