JPH10233726A - 無線データ通信装置 - Google Patents

無線データ通信装置

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JPH10233726A
JPH10233726A JP3748697A JP3748697A JPH10233726A JP H10233726 A JPH10233726 A JP H10233726A JP 3748697 A JP3748697 A JP 3748697A JP 3748697 A JP3748697 A JP 3748697A JP H10233726 A JPH10233726 A JP H10233726A
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JP
Japan
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station
wireless data
slave
relay
slave station
Prior art date
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Application number
JP3748697A
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English (en)
Inventor
Shintaro Ueno
真太郎 上野
Manabu Yamamoto
学 山元
Takeshi Shiba
武史 芝
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子局と中継局とを兼用できるようにしてスペ
ース効率を高めた無線データ通信装置を提供する。 【解決手段】 受信した無線パケットの最終送信先が自
局であるときには、中継動作は必要ないとして子局とし
ての動作を行い、最終送信先が、予め登録されている自
局のネットワーク内に存在するときには、中継局として
の動作を行うように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線データ通信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図9に示されるように、
パソコンなどの制御装置50と親局51とを接続すると
ともに、端末装置52,53と子局54,55とをそれ
ぞれ接続し、親局51と子局53,54との間を無線で
通信するようにした通信システムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来例の通信システムにおいては、親局51と子局55
との間に、壁などの遮蔽物が存在して直接通信できなか
ったり、あるいは、通信距離が離れ過ぎているような場
合には、その間に中継局56を設置する必要があるが、
従来の中継局56は、中継専用の通信装置で構成されて
いる。
【0004】このため、例えば、空間的に分散して配置
されている複数の端末装置52,53のデータを、個別
的に対応する複数の子局54,55を介して親局51に
送信して制御装置50に収集するようなシステムにおい
ては、中継局56の近傍に端末装置を配置するような場
合であっても、前記中継局56でその端末装置のデータ
を取り込んで送信することができず、別途、子局を新た
に配置しなければならず、その分、設置スペースを確保
しなければならず、スペース効率が悪いといった難点が
ある。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、子局と中継局とを兼用できるようにしてスペ
ース効率を高めた無線データ通信装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0007】すなわち、請求項1の本発明の無線データ
通信装置は、子局として動作する子局機能および中継局
として動作する中継機能を備えるものである。
【0008】請求項2の本発明の無線データ通信装置
は、請求項1の無線データ通信装置において、子局また
は中継局として動作するものである。
【0009】請求項3の本発明の無線データ通信装置
は、請求項2の無線データ通信装置において、自局に回
線接続されるべき相手局を含むネットワーク情報が予め
格納された記憶手段と、受信した無線データの最終送信
先が自局であるか否かを判断するとともに、自局でない
と判断されたときに、前記最終送信先が前記ネットワー
ク情報の前記相手局であるか否かを判断する判断手段と
を備え、前記最終送信先が自局であると判断されたとき
に、子局として動作し、前記相手局であると判断された
ときに、中継局として動作するものである。
【0010】請求項4の本発明の無線データ通信装置
は、請求項1ないし3のいずれかの無線データ通信装置
において、前記中継局は、周波数の異なる2つのバンド
の一方のバンドで無線データを受信しながら他方のバン
ドで無線データを送信する複信動作を行うものである。
【0011】請求項5の本発明の無線データ通信装置
は、親局として動作する親局機能を有し、設定操作によ
って、前記子局機能および前記中継機能に代えて、前記
親局機能を選択設定できるものである。
【0012】請求項1の本発明によれば、子局として動
作できるとともに、中継局としても動作できるので、異
なる機種である子局と中継局とを個別に設置していた従
来例に比べて、スペース効率を高めることができるとと
もに、一つの機種で子局と中継局とを兼用できるので、
生産あるいは在庫管理が容易となる。
【0013】請求項2の本発明によれば、受信した無線
データに基づいて、自動的に子局あるいは中継局として
動作できることになる。
【0014】請求項3の本発明によれば、予め自局に回
線接続されるべき相手局を示すネットワーク情報が格納
されているので、受信した無線データの最終送信先が自
局であるときには、子局として動作し、前記最終送信先
が前記相手局であるときには、中継局として動作するの
で、他の局と誤って通信をするといったことがなく、効
率的に中継局として動作することができる。
【0015】請求項4の本発明によれば、前記中継局
は、周波数の異なる2つのバンドの一方のバンドで無線
データを受信しながら他方のバンドで無線データを送信
する複信動作を行うので、キャリアが衝突することな
く、効率的に中継局としての動作を行うことができる。
【0016】請求項5の本発明によれば、設定操作によ
って、親局として動作させることもできるので、一つの
機種で、子局、中継局および親局として動作させること
ができ、生産あるいは在庫管理が一層容易となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面によって、本発明の実
施の形態について、詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一つの実施の形態に係る
通信システムの全体構成図である。
【0019】この実施の形態の通信システムは、パソコ
ン等の制御装置1にRS−232Cケーブル2を介して
接続された本発明の無線データ通信装置からなる親局3
と、端末装置41〜43にRS−232Cケーブル2を介
してそれぞれ接続された本発明の無線データ通信装置か
らなる子局51〜53と、親局3と子局43との間に配置
されるとともに、端末装置44にRS−232Cケーブ
ル2を介して接続されて後述のように中継局としても動
作する本発明の無線データ通信装置からなる子局5
4と、親局3と子局42との間に配置されて中継局専用と
して動作する本発明の無線データ通信装置からなる子局
5とを備えており、各局間を無線で通信するものであ
り、この通信システムでは、例えば、自動販売機などの
端末装置41〜44の売上データを、各子局51〜55およ
び親局3を介して制御装置1に収集するものである。
【0020】この通信システムの親局3あるいは各子局
1〜55を構成する本発明の無線データ通信装置は、ア
ンテナと本体とを備えており、本体の前面のカバーを外
した状態では、図2に示されるように、各種の設定スイ
ッチが操作可能に臨むものである。
【0021】この図2において、6はこの無線データ通
信装置を、親局として動作させるか、あるいは、中継機
能を有する子局として動作させるかを選択設定するため
の2桁のユニットNo.設定スイッチであり、この実施
の形態では、このユニットNo.設定スイッチ6によっ
て、「00」を設定すると、親局として動作し、「0
1」〜「60」を設定すると、中継機能を有する子局と
して動作する。
【0022】このユニットNo.設定スイッチ6の右側
には、通信に使用するチャンネルを設定する通信チャン
ネル設定スイッチ8が設けられており、この設定スイッ
チ8で「0」を設定すると、MCA(マルチチャンネル
アクセス方式)で通信し、「1」〜「9」を設定する
と、指定したチャンネルで固定通信を行うものである。
ユニットNo.設定スイッチ6および通信チャンネル設
定スイッチ8の下側には、RS−232Cの伝送速度や
キャラクタ構成などの仕様を設定する複数のディップス
イッチからなる仕様設定スイッチ9が設けられ、上側に
は、動作モードを設定する動作モード設定スイッチ10
が設けられている。また、ユニットNo.設定スイッチ
6の左側には、親局と通信する子局を登録するIDセッ
トボタン11が配置され、さらに、その下側には、電源
スイッチ12が配置されており、この電源スイッチ12
の上側には、子局の登録動作中であることなどを示すI
DセットLED13が配置されている。
【0023】また、動作モード設定スイッチ10の上側
には、電源オン時に点灯する電源LED14、動作モー
ドを表示する動作モードLED15、無線区間にエラー
が発生したときに点灯するエラーLED16、無線区間
でデータを送信または受信しているときに点灯する通信
データLED17および受信レベルを表示する受信レベ
ルLED18が配置されている。
【0024】この実施の形態では、ユニットNo.設定
スイッチ6によって、子局を選択設定した場合に、子局
としての動作を行うことができるとともに、中継局とし
ての動作もできるように、次のように構成している。
【0025】例えば、図3に示されるように、ユニット
No.「0」が設定された無線データ通信装置からなる
親局20と、ユニットNo.「1」〜「6」がそれぞれ
設定された無線データ通信装置からなる複数の子局21
〜26とを有するネットワークを構成する場合に適用し
て説明する。なお、本発明は、かかるネットワーク構成
に限らないのは勿論である。
【0026】先ず、このシステムを構成したときにの初
期設置時において、かかるネットワークの構成を示すネ
ットワーク情報を、各局20〜26に予めID登録して
おき、自局のネットワーク内の回線接続されるべき相手
局のユニットNo.等を格納しておくものである。
【0027】このネットワーク情報は、例えば、下記の
表1に示されるように、各装置20〜26に固有のID
と、設定されたユニットNo.と、接続先のユニットN
o.とで構成されており、各局20〜26には、この表
1のネットワークテーブルの必要な部分、すなわち、自
局が回線接続されるべき相手局のユニットNo.を含む
自局のネットワークの情報を、初期設置時に予め登録す
るものである。
【0028】
【表1】
【0029】この初期設置時のID登録は、登録しよう
とする2つの局の間(例えば、親局20とユニットN
o.「1」の子局21との間)で通信を行わせるととも
に、各局の動作モード設定スイッチ10およびIDセッ
トボタン11を操作することにより、各局間で順次行わ
れ、これによって、各局20〜26には、表1のネット
ワーク情報の内の自局に関するネットワーク情報がそれ
ぞれ格納されることになる。
【0030】図4は、この実施の形態の通信に用いられ
るパケットフレームの構成を示す図であり、このパケッ
トフレームは、送信元ID27と、送信先ID28と、
送信開始局ユニットNo.29と、最終送信先ユニット
No.30と、制御フレーム31と、ユーザデータ32
とで構成されている。
【0031】したがって、図3のネットワーク構成にお
いて、例えば、親局20がユニットNo.「2」の子局
22にデータを送信する場合には、ユニットNo.
「1」の子局21を中継することになるので、親局20
は、上述の表1に示されるように、送信元ID27とし
て親局を示す「000000000000」を記述し、
送信先ID28として中継局となる子局21を示す「1
11111111111」を記述し、さらに、送信開始
局ユニットNo.29として親局20を示す「0」を記
述し、最終送信先ユニットNo.30として最終送信先
の子局を示す「2」を記述して送信する。
【0032】この無線データを受信したユニットNo.
「1」の子局21は、後述のように、受信した無線デー
タが自局宛であることを確認し、最終送信先が、自局で
はなく、自局のネットワーク内に存在するユニットN
o.「2」の子局22であることから、中継動作を行
い、上述のパケットフレームにおいて、送信元ID27
としてユニットNo.「1」の子局21を示す「111
111111111」を記述し、送信先ID28として
ユニットNo.「2」の子局22を示す「222222
222222」を記述し、その他は、親局20からのデ
ータをそのままで送信する。
【0033】このようにして、ユニットNo.「2」の
子局22は、中継局としての子局21を介して親局20
からの無線データを受信することになる。
【0034】なお、子局22〜26から中継局21,2
4を介して親局20に無線データを送信する場合も同様
である。
【0035】図5は、以上の子局の動作を説明するため
のフローチャートである。
【0036】先ず、無線パケットを受信すると(ステッ
プn1)、送信先IDが自局であるか否かを判断し(ス
テップn2)、自局でないときには、他局宛であるとし
て、受信したデータを破棄して何もせず(ステップn
3)、自局であるときには、最終送信先が自局であるか
否かを判断し(ステップn4)、自局であるときには、
中継の必要はないとして子局としての動作を行う(ステ
ップn5)。
【0037】また、ステップn4において、最終送信先
が自局でないときには、その最終送信先が、例えば、上
述の表1に示される自局のネットワークに存在するか否
かを判断し(ステップn6)、存在しないときには、誤
ったデータであるとして、受信したデータを破棄して何
もせず(ステップn7)、自局のネットワークであると
きには、最終送信先の子局に対して中継局としての動作
を行うものである(ステップn8)。
【0038】上述のステップn6では、例えば、図3の
ネットワーク構成の場合には、ユニットNo.「1」の
子局21は、最終送信先のユニットNo.が「2」ある
いは「3」であれば、自局のネットワークに存在する相
手局であると判断し、最終送信先のユニットNo.が
「5」あるいは「6」であるときには、自局のネットワ
ークには存在しないと判断するものである。
【0039】以上のようして、各子局は、受信した無線
データの最終送信先のIDおよび予め格納されている自
局のネットワーク情報に基づいて、自動的に子局として
の動作あるいは中継局としての中継動作を行うものであ
る。
【0040】図6は、以上の構成を有する無線データ通
信装置7のブロック図であり、同図において、33は制
御装置1あるいは端末装置41〜44にRS−232Cケ
ーブル2を介して接続するためのRS−232Cコネク
タ、34はRS−232Cの信号をTTLレベルに変換
する変換回路、35は各部を制御するとともに、上述の
フローチャートに従った制御を行うCPU、36はネッ
トワーク情報などが格納される記憶手段としての不揮発
性メモリ、37は通信用メモリ、38,39は上述の図
2に示される各種の設定スイッチおよびLED、40は
フィルタおよび2値化回路、41はデータの送受信を行
うRF部、42は定電圧電源である。
【0041】この実施の形態の無線データ通信装置は、
ハイバンドとローバンドとの2種類のバンドを使用して
全二重通信を行うものであり、ローバンドで受信してハ
イバンドで送信するハイバンドタイプと、ハイバンドで
受信してローバンドで送信するローバンドタイプとの2
つの機種があり、このため、RF部41は、各タイプに
対応した構成となっている。
【0042】システムを構成する場合には、ハイバンド
タイプとローバンドタイプとを交互配置するものであ
り、例えば、図3においては、親局20がハイバンドタ
イプ(またはローバンドタイプ)であれば、ユニットN
o.「1」および「4」の子局21,24は、ローバン
ドタイプ(またはハイバンドタイプ)、ユニットNo.
「2」、「3」、「5」および「6」の子局22〜26
は、ハイバンドタイプ(またはローバンドタイプ)とな
る。
【0043】これによって、例えば、ユニットNo.
「1」の子局21は、親局20からの無線データをハイ
バンド(またはローバンド)で受信しながら、ユニット
No.「2」の子局22に対して無線データをローバン
ド(またはハイバンド)で同時に送信する複信動作を行
うものである。
【0044】なお、本発明の他の実施の形態として、ハ
イバンドタイプおよびローバンドタイプを兼用できる1
機種としていずれかのタイプを選択設定できるようにし
てもよい。
【0045】図7は、以上の中継動作を説明するための
図である。
【0046】同図において、先ず、1次局45は、上述
のパケットフレーム構成に示される無線パケットAを中
継局46に例えばハイバンドで送信し、中継局46は、
自局宛であることを確認した後、最終送信先とネットワ
ーク情報に基づいて、2次局47にパケットAを例えば
ローバンドで送信する。この時1次局45は、同時に次
のパケットBを中継局46に送信し、中継局46は、パ
ケットBを受信しながらパケットAを送信する。2次局
47は、パケットAを受け取るのみで送信動作は、キャ
リア送出を含めて行わず、同様にしてパケットB,Cを
2次局47に送信する。
【0047】パケットCには、2次局47の送信許可情
報が記述されており、それを受けて2次局47は、例え
ばハイバンドでパケットDの送信を開始する。この時1
次局45と2次局47とのキャリアが衝突するのを避け
るために、1次局45は、パケットCを送出し終わると
同時にキャリアの送出を止める。
【0048】1次局45への送信は、上述の2次局47
への送信の場合と同様であり、パケットDには、送信デ
ータと共に、2次局47が受信したパケットA,B,C
に対するACK/NAK情報が記述されている。
【0049】以上のようにして両端局45,47は単信
動作をし、中継局46は複信動作を行うものである。
【0050】さらに、この実施の形態では、上述の表1
に示されるネットワーク情報を、工場出荷状態に一括し
て初期化できるように、次のように構成している。
【0051】この実施の形態では、予め定めた一連の操
作、すなわち、図2に示されるユニットNo.設定スイ
ッチ6によって、「99」を設定し、動作モード設定ス
イッチ10をセットに設定し、IDセットボタン11を
押しながら電源スイッチ12をオンするという一連のス
イッチ操作に応答して、初期化手段としての上述のCP
U35は、設定データとしてのネットワーク情報、すな
わち、表1におけるUNIT No.、IDおよび接続
先UNIT NO.を一括して初期化するものである。
【0052】図8は、かかる初期化の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【0053】電源がオンされると(ステップn1)、ユ
ニットNo.設定スイッチが「99」に設定されている
か否かを判断し(ステップn2)、設定されているとき
には、動作モード設定スイッチ10がセットに設定され
ているか否かを判断し(ステップn3)、設定されてい
るときには、IDセットボタン11がオンされているか
否かを判断し(ステップn4)、オンされていれば、ネ
ットワーク情報を初期化し(ステップn5)、その他の
場合には、通常動作に移行するものである(ステップn
6)。
【0054】このように設定データとしてのネットワー
ク情報を、一括して初期化できるので、多数の通信装置
によってシステムを構成した場合の初期化作業が容易と
なる。
【0055】また、ユニットNo.設定スイッチ6に
は、通常は、上述のように「60」までしか設定され
ず、このように通常は操作されることないシーケンスに
よって設定データとしてのネットワーク情報を初期化す
るので、誤って設定データを初期化してしまうことがな
く、また、押しにくい特別なリセットボタンを別途搭載
する必要がないので、コストアップになることもない。
【0056】上述の実施の形態では、親局と制御装置と
を接続したけれども、本発明の他の実施の形態として、
一般のモデムなどの回線終端装置(DCE)を介して電
話回線に接続し、遠隔地の制御装置と通信できるように
してもよい。
【0057】また、一括して初期化する設定データは、
上述のネットワーク情報に限らないのは勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、子局およ
び中継局を兼用できるので、異なる機種である子局と中
継局とを個別に設置していた従来例に比べて、スペース
効率を高めることができるとともに、一つの機種で子局
と中継局とを兼用できるので、生産あるいは在庫管理が
容易となってコストの低減を図ることかでき、また、ネ
ットワーク情報および受信した無線データの最終送信先
に基づいて、子局あるいは中継局として動作するので、
他の局と誤って通信をするといったことがなく、さら
に、周波数の異なる2つのバンドを利用した全二重通信
を行うことができ、また、一つの機種で、子局、中継局
および親局として動作させることができ、生産あるいは
在庫管理が一層容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信システムの構成図である。
【図2】図1の無線データ通信装置の本体のカバーを外
した状態の正面図である。
【図3】本発明の一つの実施の形態のネットワーク構成
を示す図である。
【図4】無線パケットのフレーム構成を示す図である。
【図5】子局の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図6】本発明に係る無線データ通信装置のブロック図
である。
【図7】中継動作を説明するための図である。
【図8】初期化の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図9】従来例の構成図である。
【符号の説明】
3,20 親局 51〜55,21〜26 子局 35 CPU 36 不揮発性メモリ 41 RF部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 子局として動作する子局機能および中継
    局として動作する中継機能を備えることを特徴とする無
    線データ通信装置。
  2. 【請求項2】 受信した無線データに基づいて、子局ま
    たは中継局として動作する請求項1記載の無線データ通
    信装置。
  3. 【請求項3】 自局に回線接続されるべき相手局を含む
    ネットワーク情報が予め格納された記憶手段と、受信し
    た無線データの最終送信先が自局であるか否かを判断す
    るとともに、自局でないと判断されたときに、前記最終
    送信先が前記ネットワーク情報の前記相手局であるか否
    かを判断する判断手段とを備え、 前記最終送信先が自局であると判断されたときに、子局
    として動作し、前記相手局であると判断されたときに、
    中継局として動作する請求項2記載の無線データ通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記中継局は、周波数の異なる2つのバ
    ンドの一方のバンドで無線データを受信しながら他方の
    バンドで無線データを送信する複信動作を行う請求項1
    ないし3のいずれかに記載の無線データ通信装置。
  5. 【請求項5】 親局として動作する親局機能を有し、設
    定操作によって、前記子局機能および前記中継機能に代
    えて、前記親局機能を選択設定できる請求項1ないし4
    のいずれかに記載の無線データ通信装置。
JP3748697A 1997-02-21 1997-02-21 無線データ通信装置 Pending JPH10233726A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015778A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信装置
US6560208B1 (en) 1999-06-10 2003-05-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Wireless repeating apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6560208B1 (en) 1999-06-10 2003-05-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Wireless repeating apparatus
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