JPH08185211A - 加工制御方法 - Google Patents

加工制御方法

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JPH08185211A
JPH08185211A JP6329092A JP32909294A JPH08185211A JP H08185211 A JPH08185211 A JP H08185211A JP 6329092 A JP6329092 A JP 6329092A JP 32909294 A JP32909294 A JP 32909294A JP H08185211 A JPH08185211 A JP H08185211A
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辰男 三浦
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  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
  • Milling Processes (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間で精度よく任意の目標曲線に沿って加
工することができる加工制御方法を提供する。 【構成】 NC加工システム1が加工後の形状を測定す
る加工測定部10と、加工測定部10を目標曲線に沿っ
てワークを加工するよう制御する制御部2とからなる。
制御部2は曲線データを生成する前処理部20と、加工
動作を制御する動作指示部21とを有する。そして動作
指示部21に加工測定部10およびワークの材料の特性
データを送る特性データベース部26を有する。動作指
示部21は各設計値点を一致目標に制御される制御点を
補正する法線方向補正部22と、法線方向補正部22の
データからNCプログラムを生成するNCプログラム生
成部23とを有する。そして、加工測定部10からのデ
ータを処理し、法線方向加工誤差を算出する計測データ
評価部24を備える。1個目のワークを加工した結果を
用いて制御点を修正して、2個目以降のワークの加工精
度を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、曲線に沿った加工を行
う加工制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工具軸が曲線の法線に一致する様
に工具軸を保持する工具ヘッドの位置を決定する加工法
がある(特願平4−7707)。また、X−Y−C軸加
工においてワークの加工経過時間に対応して精度調整係
数でワークの加工精度とワークの相対移動量を調整し、
高速加工を行う加工法がある(特開平5−10812
4)。
【0003】そして、単純インボリュート曲線を加工す
るためのX−C加工法がある(特公平6−2881
2)。この加工法では図10(a)に示すように単純イ
ンボリュート曲線5の基礎円50の接線51上を刃具H
が動くとき、単純インボリュート曲線5の法線52と刃
具Hの切削面53が基礎円50の接線51上で直交する
ため、単純インボリュート曲線5は精度よく加工でき
る。
【0004】さらに、基礎円近傍の様にインボリュート
曲線の曲率半径が比較的小さい所では、NC機械のサー
ボ応答遅れやワークの熱変形等の影響により削り残しや
切り込みが発生することが知られている。この問題を解
決するため、インボリュート曲線の終点における削り残
しや切り込みの法線方向の誤差量を求め、削り残しや切
り込みの開始点から終点までを新たなインボリュート曲
線で加工を行う加工法(特開平3−31911、特開平
3−54610)がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特願平4−7707の
加工法では、工具ヘッドの位置が決まっている場合に工
具軸が法線に一致するように伸縮する工具軸の長さを決
定することが解決できなかった。特開平5−10812
4の加工法では、設計値点を補間することはデータ量を
増加させ加工速度を遅くしていた。
【0006】特公平6−28812の加工法では、特殊
インボリュート曲線(特開平5−108124)に沿っ
て加工する場合、特殊インボリュート基礎円の接線上で
は特殊インボリュート曲線の法線と刃具切削面は基礎円
接線上で直交せず、特殊インボリュート曲線は精度良く
加工できなかった。同様に、点群によって構成される自
由曲線も法線と切削面が直交しないため精度良く加工で
きなかった。またスクロール部品の例では、スクロール
中心部の基礎円近傍では単純インボリュート曲線から外
れる形状が存在し、単純インボリュート曲線と中心部形
状を一度に加工することができないために精度よい製品
ができなかった。
【0007】特開平3−31911、特開平3−546
10の加工法では、実際の加工においては加工誤差が存
在するため、削り残しや切り込みの開始点を特定するこ
とは難しく、2つのインボリュート曲線のつなぎ目で加
工精度が悪化するおそれがあった。また削り残しや切り
込みの開始点や終点のみを問題としているので、その途
中の形状で削り残しや切り込みが発生した場合には対処
できなかった。また、図10(b)に示すように指定さ
れた曲線が滑らかな曲線からオフセットした形状54を
有する場合、形状遷移区間を通常の補間方式で補間する
と、法線54の方向にバラ付きが生じていた。このため
X−Y−CまたはX−CのNCプログラムを作成した場
合、制御軸の移動量が極端にバラ付き、良好な加工がで
きなくなることがあった。
【0008】本発明の目的は、短時間で精度よく任意の
目標曲線に沿って加工することができる加工制御方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、指定された目
標曲線上に設定された複数の設計値点を用いて前記目標
曲線に沿って対象物を加工する加工制御方法において、
前記対象物に加工を施す加工手段に前記目標曲線に沿っ
た加工を行わせるための各設計値点における一連の動作
位置を伝達する動作指示過程と、前記対象物の加工によ
って生じた加工曲線の形状を測定し、前記各設計値点に
ついてこの設計値点における前記目標曲線の法線上にあ
り前記加工曲線上にある制御点との法線方向誤差を計測
する加工形状計測過程と、前記法線方向誤差に基づいて
前記動作指示過程に前記動作位置の補正を指示する補正
指示過程とを備える加工制御方法を技術的手段として採
用する。
【0010】本発明は、技術的手段の加工制御方法にお
いて、前記目標曲線は平面上に指定され、前記動作指示
過程は前記動作位置を前記平面に垂直な回転軸と前記平
面との交点から前記加工手段に至る動径の長さ、および
この動径の前記回転軸回りの回転位置により指定するこ
とを特徴とする2軸式加工制御方法を第1の実施態様と
して採用する。
【0011】本発明は、技術的手段の加工制御方法にお
いて、前記目標曲線は平面上に指定され、前記動作指示
手段は前記動作位置を前記平面に垂直な回転軸と前記平
面との交点から前記加工手段に至る動径の長さ、この動
径の端点から前記動径に垂直に前記加工手段に至る直線
の長さ、および前記動径の前記回転軸回りの回転位置に
より指定することを特徴とする3軸式加工制御方法を第
3の実施態様として採用する。
【0012】
【作用】
〔請求項1の作用〕加工手段が動作指示過程で一連の動
作位置を指示されて1個目の対象物を加工する。そし
て、加工形状計測過程で各設計値点について加工された
1個目の対象物の法線方向誤差が計測される。次に補正
指示過程で各制御点についてそれぞれの法線方向誤差に
基づき動作位置の補正量が算出され動作指示過程に伝達
される。加工手段が動作指示過程で一連の補正された動
作位置を指示され2個目の対象物を加工し、加工形状計
測過程で各設計値点について法線方向誤差が計測され、
補正指示過程で各制御点について動作位置の補正量が算
出され動作指示過程に伝達する。このようにして3個目
以降の対象物に対する加工も制御する。これにより各設
計値点に対する法線方向誤差が最終的に0へと収束して
いく。
【0013】
【発明の効果】
〔請求項1の効果〕任意の目標曲線の全体を最初に一回
指定することにより、精度良く目標曲線に沿って加工す
ることができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の加工制御方法を適用したNC
加工システムを、図1〜図8に示す第1実施例に基づき
説明する。本実施例では、本発明の加工制御方法により
X−Y−C軸加工またはX−C軸加工を行うNC加工機
の加工を制御する。
【0015】〔実施例の構成〕本実施例のNC加工シス
テム1は、図1に示す様にワークを加工し加工後の形状
を測定する加工測定部10と、加工測定部10からの形
状データを用いて加工測定部10を指定された目標曲線
に沿ってワークを加工するよう制御する制御部2とから
なる。加工測定部10は、図2に示すようにX−C軸加
工を行いワークの形状を測定するX−C加工測定部11
と、X−Y−C軸加工を行いワークの形状を測定するX
−Y−C加工測定部14とからなる。
【0016】X−C加工測定部11は、図2(a)に示
すようにX−C軸加工を行う第1NC加工機12と、第
1NC加工機12で加工されたワークの形状を倣い計測
により測定する第1形状測定機13とからなる。X−Y
−C加工測定部14は、図2(b)に示すようにX−Y
−C軸加工を行う第2NC加工機15と、第2NC加工
機15で加工されたワークの形状を測定する第2形状測
定機16とからなる。第2形状測定機16は、時間短縮
を計りうる倣い計測と精度を重視するポイント・トウ・
ポイント計測との何れによるものでも可能である。
【0017】制御部2は、第1NC加工機12および第
2NC加工機15の加工動作を制御するための曲線デー
タを生成する前処理部20と、前処理部20からの曲線
データに基づき加工動作を制御する動作指示部21とを
有する。そして動作指示部21に接続し動作指示部21
に第1NC加工機12、第2NC加工機15およびワー
クの材料の特性データを送る特性データベース部26
と、前記前処理部20、前記動作指示部21とが制御部
2を構成する。
【0018】前処理部20は、指定された目標曲線のデ
ータを読み取る曲線データ読取り部17と、目標曲線上
から加工制御に用いる設計値点群を生成する点群生成部
18とを有する。そして、点群生成部18で生成された
設計値点群を補間し各設計値点における法線を算出する
法線算出部19と前記曲線データ読取り部17、前記点
群生成部18とが前処理部20を構成する。
【0019】動作指示部21は、ワークから測定される
と共に各設計値点にそれぞれ対応し各設計値点を一致目
標に制御される制御点3を滑らかに繋ぎ得るよう補正す
る法線方向補正部22と、法線方向補正部22のデータ
から制御点3と同数のNCプログラムを生成するNCプ
ログラム生成部23とを有する。そして、前処理部20
からのデータにより加工測定部10からのデータに処理
を施し、法線方向加工誤差を算出する計測データ評価部
24と、前記法線方向補正部22、前記NCプログラム
生成部23とが動作指示部21を構成する。NCプログ
ラム生成部23には生成したNCプログラムを出力する
データ出力部25が付設する。
【0020】特性データベース部26は、法線方向補正
部22に情報を送るための刃具特性データベース27、
機械特性データベース28、材料特性データベース29
などを有する。刃具特性データベース27は、寸法、磨
耗等の情報を納めている。機械特性データベース28
は、加工測定部10の追従性能、加工の方向性、外気温
特性、設備劣化等の情報を納めている。材料特性データ
ベース29は、ワークの材料、取りしろ等の情報を納め
ている。
【0021】〔実施例の作動〕 1)X−C軸加工を行う場合 曲線データ読取り部17に指定された曲線データを点群
または設計式で入力する。そして曲線データ読取り部1
7は、図1に示すように、曲線データを点群生成部18
に送る。点群生成部18は、曲線データから基準となる
N点の設計値点群(x1 ,y1)、…(xN ,yN )を
生成し法線算出部19に送る。
【0022】法線算出部19は設計値点群(x1
1 )、…(xN ,yN )をスプライン補間などにより
滑らかに補間し、各設計値点群における法線ベクトル
(hx1 ,hy1 )、…(hxN ,hyN )を算出す
る。法線算出部19で作成された各設計値点での設計値
と法線ベクトルは、法線方向補正部22および計測デー
タ評価部24に送られる。法線方向補正部22は、計測
データ評価部24からの各制御点3の法線方向加工誤差
値e1 、…eN と、特性データベース部26からの刃具
特性、機械特性、材料特性データなどから算出される誤
差フィードバック定数p1 、…pN とを用いて制御点3
における法線と切削面30とが切削点31で直交するよ
うに法線方向の補正量hei を次のように更新する。
【0023】 he1 (new)=he1 (old)+e1 ・p1 ・ ・ ・ heN (new)=heN (old)+eN ・pN ここで添字newは補正後、添字oldは補正前を表
し、he1 (old)、…heN (old)は第1回目
の加工時は0である。これにより各制御点3は法線方向
に法線方向加工誤差が減少し収束するように補正され
る。
【0024】補正方法の一例を図3に示す。各制御点3
における法線方向加工誤差値は、正規分布曲線α、方形
波曲線β、インパルス曲線γなどの補正フィルタにより
分散され、周辺の制御点3に渡って補正量hei が決定
される。これにより、図4に示すように各制御点3にお
ける法線方向に補正が行われる。NCプログラム生成部
23は、法線方向補正部22で補正された各制御点3に
ついての法線方向の補正量hei のデータから目標曲線
を一度に加工するためのX−C軸加工用NCプログラム
(N点)を次式により生成する。
【0025】Xi =[{xi −(r+hei )・h
i 2 +{yi −(r+hei )・hyi 2 1/2i =tan-1[{yi −(r+hei )・hyi }/
{xi −(r+hei )・hxi }] ここでXi 、Ci は図5に示すようにそれぞれX軸、C
軸座標を与える制御量であり添字iは1からNの値をと
る。またrは刃具Mの半径である。NCプログラム生成
部23により生成されたプログラムはデータ出力部25
を経てX−C加工測定部11の第1NC加工機12に送
られ、実際のワークの加工に供される。
【0026】加工されたワークは、3次元測定機などの
第1形状測定機13に送られ形状測定され、形状測定生
データkxJ 、kyJ が得られる。形状が倣いプローブ
等で計測される場合、形状測定生データはN点になると
は限らない。計測された形状測定生データkxJ 、ky
J は計測データ評価部24に送られる。計測データ評価
部24は、前処理部20からの各設計値と設計値での法
線ベクトルとに基づいて、形状測定機からの形状測定生
データkxJ 、kyJ に対しそれぞれ制御点3に合わせ
るようベストフィット処理を行った後、各制御点3につ
いて法線方向加工誤差e1 、…eN を算出する。
【0027】法線方向加工誤差e1 、…eN は、法線方
向補正部22へ送られる。このように設計値・X−C軸
加工用NCプログラム・法線方向加工誤差値が全て各制
御点3の法線方向に対し一対一に対応する。そして、1
個目のワークを加工し計測、評価した結果を用いて制御
点3における法線と切削面30とが切削点31で直交す
るようにX−C軸加工用NCプログラムを修正すること
で、2個目以降のワークの加工精度を向上する。即ち、
法線方向補正部22→NCプログラム生成部23→第1
NC加工機12→第1形状計測機→計測データ評価部2
4→法線方向補正部22というループを数回繰り返すこ
とにより、計測データ評価部24から出力される各制御
点3の法線方向加工誤差e1 、…eN が最終的に0へと
収束していく。
【0028】2)X−Y−C軸加工を行う場合 前処理部20はX−C軸加工を行う場合と同様入力され
た曲線データからN点の設計値点群(x1 ,y1 )、…
(xN ,yN )を生成し法線算出部19に送る。法線算
出部19は各設計値点群における法線ベクトル(h
1 ,hy1 )、…(hxN ,hyN )を算出する。法
線算出部19で作成された各設計値点での設計値と法線
ベクトルは、法線方向補正部22および計測データ評価
部24に送られる。
【0029】法線方向補正部22は、計測データ評価部
24からの各制御点3の法線方向加工誤差値e1 、…e
N と、特性データベース部26からの誤差フィードバッ
ク定数p1 、…pN とを用いて制御点3における法線と
切削面30とが切削点31で直交するように法線方向の
補正量hei を次のように更新する。 he1 (new)=he1 (old)+e1 ・p1 ・ ・ ・ heN (new)=heN (old)+eN ・pN
【0030】これにより各制御点3は法線方向に法線方
向加工誤差が減少し収束するように補正される。NCプ
ログラム生成部23は、法線方向補正部22で補正され
た各制御点3についての法線方向の補正量hei のデー
タから目標曲線を一度に加工するためのX−Y−C軸加
工用NCプログラム(N点)を次式により生成する。 Θi =tan-1(hyi /hxi ) Xi =xi ・cosΘi −yi ・sinΘi +heii =xi ・sinΘi +yi ・cosΘii =90°−Θi
【0031】ここでXi 、Yi 、Ci は図6に示すよう
にそれぞれX軸、Y軸、C軸座標の制御量であり添字i
は1からNの値をとる。ここでXi の取り方は次のよう
になる(図7参照)。
【0032】a)法線とX軸が一致する場合 制御点3を表すXa 、刃具中心を表すXb 、Xa を通る
刃具Mの直径上で刃具の円周上のXa と反対側の点XC
の何れかの点。
【0033】b)法線とX軸が交差する場合 刃具中心Xb
【0034】c)制御点3群を補間する仮想点を用いる
場合 仮想点32を制御点3とみなすことにより上記a)また
はb)を適用する。この仮想点32は、例えば制御点3
から出る法線から角度θだけずれた軸をX軸とすること
により求めることができる。NCプログラム生成部23
により生成されたプログラムはデータ出力部25を経て
X−Y−C加工測定部14の第2NC加工機15に送ら
れ、実際のワークの加工に供される。
【0035】加工されたワークは、3次元測定機などの
第2形状測定機16に送られて形状測定され、形状測定
生データkxJ 、kyJ が得られる。形状が倣いプロー
ブ等で計測される場合、形状測定生データkxJ 、ky
J はN点になるとは限らない。計測された形状測定生デ
ータkxJ 、kyJ は計測データ評価部24に送られ
る。計測データ評価部24は、X−C軸加工の場合と同
様に各制御点3について法線方向加工誤差e1 、…eN
を算出する。
【0036】法線方向加工誤差e1 、…eN は、法線方
向補正部22へ送られる。このようにX−C軸加工の場
合と同様に各制御点3の法線方向加工誤差e1 、…eN
が最終的に0へと収束していく。
【0037】3)指定された目標曲線が滑らかな曲線か
らオフセットした形状を有する場合点群生成部18にお
いて設計値点群(x1 ,y1 )、…(xN ,yN )と共
に法線方向の形状オフセット量qi を生成し法線算出部
19に送る。法線算出部19ではオフセット前の設計点
点列を用いて法線を作成する。法線方向補正部22は、
i を用いて法線方向の補正量hei を次のように更新
する(図8(a)参照、また図中のheのダッシュはオ
フセットを考慮したものであることを示す)。
【0038】 he1 (new)=he1 (old)+(e1 −q1 )・p1 ・ ・ ・ heN (new)=heN (old)+(eN −qN )・pN そしてqi をパラメータとして管理することで、図8
(b)に示すように真の加工誤差だけを正しくフィード
バックすることができる。
【0039】〔実施例の効果〕点群によって構成される
自由曲線や特殊インボリュート曲線等の目標曲線に対
し、X−Y−C軸加工法、またX−C軸加工法において
精度良く加工することができる。指定された目標曲線が
滑らかな曲線からオフセットした形状を有する場合も、
オフセットした形状を精度良く加工することができる。
X−Y−C軸加工またはX−C軸加工で目標曲線を一度
に加工することができるため加工時間が短い。
【0040】〔変形例〕曲線データ読取り部17に、予
め設計式より算出された設計値点群を読み取らせ、この
設計値点群を法線算出部19に送るようにしてもよい。
また曲線データ読取り部17に、予め設計式より算出さ
れた設計値点群および法線を読み取らせ、これを直接動
作指示部21に送るようにしてもよい。法線方向補正部
22における補正には、エキスパートシステム等のAI
技術を用いてもよい。制御部2の各処理は、自動的に行
われるようにしてもよい。
【0041】〔第2実施例〕つぎに本発明の加工制御方
法を適用したNC加工システムを、図9に示す第2実施
例に基づいて説明する。本実施例では、本発明の加工制
御方法によりX−Y−C軸加工を行うNC加工機の加工
を制御する。
【0042】〔実施例の構成〕本実施例のNC加工シス
テム4は、図9に示すようにX−Y−C軸加工を行いワ
ークの形状を測定するX−Y−C加工測定部14と、X
−Y−C加工測定部14におけるワークの加工を制御す
る制御部40とからなる。X−Y−C加工測定部14
は、X−Y−C軸加工を行う第2NC加工機15と、第
2NC加工機15で加工されたワークの形状を測定する
第2形状測定機16とからなる。第2形状測定機16
は、倣い計測とポイント・トウ・ポイント計測との何れ
によるものでも可能である。
【0043】制御部40は、第2NC加工機15の加工
動作を制御するための曲線データを生成する前処理部2
0と、前処理部20からの曲線データに基づき加工動作
を制御する動作指示部41とを有する。そして動作指示
部41に接続し動作指示部41に第2NC加工機15お
よびワークの材料の特性データを送る特性データベース
部と、前記前処理部20、前記動作指示部41とが制御
部40を構成する。前処理部20は、指定された目標曲
線から設計値点群を生成する点群生成部18と、点群生
成部18で生成された設計値点群を補間し、各設計値点
における法線を算出する法線算出部19とからなる。
【0044】動作指示部41は、前処理部20からのデ
ータによりNCプログラム(N点)を生成するNCプロ
グラム生成部42と、前処理部20からのデータにより
X−Y−C加工測定部14からのデータに処理を施し法
線方向加工誤差を算出する計測データ評価部43とを有
する。そして、計測データ評価部43からのデータによ
りNCプログラム生成部42からのプログラムに補正を
施す法線方向補正部44と、前記NCプログラム生成部
42、前記計測データ評価部43とが動作指示部41を
構成する。NCプログラム生成部42には生成したNC
プログラムを出力するデータ出力部25が付設する。
【0045】特性データベース部45は、法線方向補正
部44に送る情報を納めた刃具特性データベース46、
機械特性データベース47、材料特性データベース48
などを有する。
【0046】〔実施例の作動〕前処理部20は、点群生
成部18において入力された曲線データからN点の設計
値点群(x1 ,y1 )、…(xN ,yN )を生成し法線
算出部19に送る。法線算出部19は各設計値点群にお
ける法線ベクトル(hx1 ,hy1 )、…(hxN ,h
N )を算出する。法線算出部19で作成された各設計
値点での設計値(x1 ,y1 )、…(xN,yN )と法
線ベクトル(hx1 ,hy1 )、…(hxN ,hyN
は、NCプログラム生成部42、第2形状測定機16お
よび計測データ評価部43に送られる。
【0047】NCプログラム生成部42は、図13に示
すように、前処理部20からのデータにより目標曲線を
一度に加工するためのX−Y−C軸加工用NCプログラ
ム(N点)を次式により生成する。 Θi =tan-1(hyi /hxi ) Xi =xi ・cosΘi −yi ・sinΘii =xi ・sinΘi +yi ・cosΘii =90°−Θi ここで添字iは1からNの値をとる。
【0048】法線方向補正部44は、計測データ評価部
43からの各制御点の法線方向加工誤差値e1 、…eN
と、特性データベース部45からの誤差フィードバック
定数p1 、…pN とを用いて制御点における法線と切削
面とが切削点で直交するようにNCプログラム生成部4
2で得られたXi を次のように補正する。 Xi (new)=Xi (old)+ei ・p1 これにより各制御点は法線方向に法線方向加工誤差が減
少し収束するように補正される。法線方向補正部44で
補正されたプログラムはデータ出力部25を経てX−Y
−C加工測定部14の第2NC加工機15に送られ、実
際のワークの加工に供される。
【0049】加工されたワークは、3次元測定機などの
第2形状測定機16に送られる。第2形状測定機16で
は前処理部20からのデータより、法線方向計測誤差量
kei が得られる。計測された法線方向計測誤差量ke
i は計測データ評価部43に送られる。計測データ評価
部43は、各制御点について法線方向計測誤差量kei
と前処理部20からのデータとに基づき法線方向加工誤
差e1 、…eN を算出する。法線方向加工誤差e1 、…
N は、法線方向補正部44へ送られる。このように設
計値・X−Y−C軸加工用NCプログラム・法線方向加
工誤差値が全て各制御点の法線方向に対し一対一に対応
する。
【0050】そして、1個目のワークを加工し計測、評
価した結果を用いて制御点における法線と切削面とが切
削点で直交するようにX−Y−C軸加工用NCプログラ
ムを修正することで、2個目以降のワークの加工精度を
向上する。即ち、法線方向補正部44→第2NC加工機
15→第2形状計測機→計測データ評価部43→法線方
向補正部44というループを数回繰り返すことにより、
計測データ評価部43から出力される各制御点の法線方
向加工誤差が最終的に0へと収束していく。指定された
目標曲線が滑らかな曲線からオフセットした形状を有す
る場合も、第1実施例と同様、法線方向の形状オフセッ
ト量qi をパラメータとして管理することで真の加工誤
差だけを正しくフィードバックすることができる。
【0051】〔実施例の効果〕自由曲線や特殊インボリ
ュート曲線等の目標曲線に沿ったワークのX−Y−C軸
加工を精度良く行うことができる。指定された目標曲線
が滑らかな曲線からオフセットした形状を有する場合
も、オフセットした形状を精度良く加工することができ
る。X−C軸加工で目標曲線を一度に加工することがで
きるため加工時間が短い。
【0052】〔変形例〕法線方向の補正量に対し、NC
プログラムはX軸のみが補正されるので、法線方向補正
部44とNCプログラム生成部42は入れ替えてもシス
テムとして成立する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例にかかるNC加工システムの構成図
である。
【図2】加工測定部の斜視図である。
【図3】法線方向補正法の一例を示す図である。
【図4】法線方向補正結果の一例を示す図である。
【図5】X−C軸加工における座標関係を示す図であ
る。
【図6】X−Y−C軸加工における座標関係を示す図で
ある。
【図7】X−Y−C軸加工におけるNCプログラムの生
成法にかかる図である。
【図8】形状オフセットの加工にかかる図である。
【図9】第2実施例にかかるNC加工システムの構成図
である。
【図10】従来のNC加工にかかる図である。
【符号の説明】
3 制御点 13 第1形状測定機(加工形状計測過程) 16 第2形状測定機(加工形状計測過程) 22、44 法線方向補正部(補正指示過程) 23、42 NCプログラム生成部(動作指示過程) 24、43 計測データ評価部(加工形状計測過程) M 刃具(加工手段) X X軸座標の制御量(動作位置) Y Y軸座標の制御量(動作位置) C C軸座標の制御量(動作位置) e 法線方向加工誤差 (x、y) 設計値点 (hx、hy) 法線ベクトル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指定された目標曲線上に設定された複数の
    設計値点を用いて前記目標曲線に沿って対象物を加工す
    る加工制御方法において、 前記対象物に加工を施す加工手段に前記目標曲線に沿っ
    た加工を行わせるための各設計値点における一連の動作
    位置を伝達する動作指示過程と、 前記対象物の加工によって生じた加工曲線の形状を測定
    し、前記各設計値点についてこの設計値点における前記
    目標曲線の法線上にあり前記加工曲線上にある制御点と
    の法線方向誤差を計測する加工形状計測過程と、 前記法線方向誤差に基づいて前記動作指示過程に前記動
    作位置の補正を指示する補正指示過程とを有する加工制
    御方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の加工制御方法において、 前記目標曲線は平面上に指定され、前記動作指示過程は
    前記動作位置を前記平面に垂直な回転軸と前記平面との
    交点から前記加工手段に至る動径の長さ、およびこの動
    径の前記回転軸回りの回転位置により指定することを特
    徴とする2軸式加工制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の加工制御方法において、 前記目標曲線は平面上に指定され、前記動作指示過程は
    前記動作位置を前記平面に垂直な回転軸と前記平面との
    交点から前記加工手段に至る動径の長さ、この動径の端
    点から前記動径に垂直に前記加工手段に至る直線の長
    さ、および前記動径の前記回転軸回りの回転位置により
    指定することを特徴とする3軸式加工制御方法。
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