JPH0818517B2 - 自動車内装材の加飾方法 - Google Patents

自動車内装材の加飾方法

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JPH0818517B2
JPH0818517B2 JP63090487A JP9048788A JPH0818517B2 JP H0818517 B2 JPH0818517 B2 JP H0818517B2 JP 63090487 A JP63090487 A JP 63090487A JP 9048788 A JP9048788 A JP 9048788A JP H0818517 B2 JPH0818517 B2 JP H0818517B2
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典一 藤川
Original Assignee
高島屋日発工業株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/02Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車用ドアトリムなどの自動車内装材の加
飾方法に関するものである。
(従来の技術) 自動車用ドアトリムなどの自動車内装材において、基
材の表面にファブリックや塩化ビニル樹脂フィルムなど
の加飾シートを部分的に添着することは特開昭59−1717
30号公報などにも見られるところであるが、従来は所定
の形状に裁断された加飾シートを接着剤が塗布されてい
る基材の所定位置に位置合わせして貼り付けている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、所定の形状に裁断された加飾シートを
接着剤が塗布されている基材の所定位置に貼り付けよう
とすると、加飾シートが基材に少し触れただけで接着剤
が作用して位置修正ができなくなるため慎重な作業を必
要とし、作業効率が悪く、また、裁断された加飾シート
は経時変化で伸縮したり端末がほつれたりして所定寸法
に保持され難く、さらに、複雑な形状の立体面への貼り
付けは殆ど行うことができない。そこで、若干大きめの
加飾シート材を先に貼り付けたうえその周縁を基材上で
裁断することも試みられているが、プレス押し切りや加
熱刃による溶断などの裁断方法では適確な裁断が困難
で、刃先により基材の強度を弱めたり端末の仕上りが悪
くなる等の問題がある。
(課題を解決するための手段) 前記のような問題点を解決した本発明に係る自動車内
装材の加飾方法は、成形基材の表面に加飾シートを部分
的に添着一体化するようにした自動車内装材の加飾方法
において、成形基材の加飾シートを添着しようとする部
分の輪郭線に沿った帯状部分を充填密度が他の部分より
粗い厚肉部として裏側に膨出させておき、前記輪郭線に
囲まれる部分より大きい加飾シート材を成形基材の表面
に添わせてブレス機により貼着し、この加飾シート材の
表側から前記輪郭線に対応する裁断刃を打ち込んで該加
飾シート材を裁断するとともに裁断された加飾シートの
周縁を厚肉部に埋込んでその外側に残された切断片を除
去することを特徴とするものである。
(実施例) 次に、本発明を図面を参考にして詳細に説明する。
第1図、第2図は本発明方法により得られる自動車内
装材の1例としての成形ドアトリムを示すもので、
(1)は肉厚を15〜20mmとするホットプレス成形用の木
質繊維系マットをもって凹凸形状に成形された成形基材
であって、該成形基材(1)の表面はクッション材(2
a)がラミネートされたファブリック地よりなる加飾シ
ート(2)と塩化ビニルシートなどの別の表皮材(3)
とにより表装されている。成形基材(1)はその殆どが
肉厚2〜3mm、充填密度0.8〜1.0g/cm3程度に成形されて
いるが、加飾シート(2)の周縁と対応する部分は裏側
にのみ肉厚5〜6mm、幅8〜10mm程度の帯状膨出部(4
a)として膨出させた充填密度0.4〜0.5g/cm3程度の厚肉
部(4)に形成されている。そして、加飾シート(2)
の裁断縁である外周縁と表皮材(3)の裁断縁である内
周縁は厚肉部(4)の表面側から裁断刃により肉中に埋
込まれ、この埋込によって厚肉部(4)のうち埋込部分
周縁の充填密度は他の部分に近い密度まで高められてい
る。
このようにして得られた自動車内装材は、加飾シート
(2)や別の表皮材(3)が成形素材(1)の表面の適
正位置に適確に添着されてその端縁は成形基材(1)の
肉中に埋込まれているので、極めて体裁のよい仕上がり
となるうえに成形基材(1)の埋込み部分は裏側に向け
膨出された厚肉部となっているので、埋込みにより凹溝
ができても強度的に劣ることがなく、また、裏側に向け
膨出された帯状膨出部(4a)が成形基材(1)を保形す
るので反りにくくなるなど種々の利点かある。
次に、前記したような自動車内装材を製造する本発明
に係る自動車内装材の加飾方法を第3図、第4図、第5
図を参考にしながら詳細に説明する。
第3図、第4図は前記したような自動車内装材のうち
加飾シートを添着する工程の説明図であって、肉厚2〜
3mm、充填密度0.8〜0.1g/cm3程度として一般面が成形さ
れている成形基材(1)のうち加飾シート(2)を添着
しようとする部分の輪郭線に沿った帯状部分は裏側にの
み肉厚5〜6mm、幅8〜10mm程度の帯状膨出部(4a)と
して膨出された充填密度0.4〜0.5g/cm3程度の厚肉部
(4)に形成されており、この成形基材(1)を加飾す
る時にはこれを受型上にセットする。そして、成形基板
(1)のうち充填密度が粗となった厚肉部(4)にウレ
タン系二液硬化型接着剤のような初期に粘着性を有し、
経時後に硬化する合成樹脂をスプレー、ハケなどで必要
に応じ塗布して厚肉部(4)の基材組織内へ含浸させる
一方、加飾シート(2)を添着させる部分には、スプレ
ーで通常に使用される接着剤を塗布し、その後加飾シー
ト(2)を貼りたい部分の大きさより大きく裁断してお
いた加飾シート材(12)をプレス機を使用して貼着す
る。そして、このプレス貼着と同時又はあと工程におい
て、前記輪郭線に対応するプレス式の裁断刃(13)によ
り加飾シート材(12)のうち裁断しようとする部分を前
記厚肉部(4)の表面に向け打ち込み、この打ち込みに
より所要形状に裁断すると同時に一般面部より密度が粗
で弾力性のある厚肉部(4)に埋め込み、成形基材
(1)の厚み、形状のバラツキ裁断刃と成形基材(1)
との位置ズレによる隙間寸法を吸収する。また、加熱し
た裁断刃(13)により加飾シート(2)の端末に形成さ
れる硬化部や玉状の異物は、充填密度が粗でプレス圧に
より凹状に変形する厚肉部(4)の凹溝の中へ隠され
る。また、必要に応じて厚肉部(4)に含浸させた合成
樹脂の作用により加飾シート(2)の端末は確実に前記
凹部に固定されることとなり、見栄えの良い端末処理が
できるとともに寸法精度良く加飾シート(2)を成形基
材(1)の所定位置に貼ることができる。なお、加飾シ
ート(2)を所定の位置へ貼着後別の表皮材(3)とし
て塩化ビニル樹脂フィルム等の表皮材料を真空成形等の
手段で貼着する場合においてもその端末仕上げは前記工
程と同様に行えばよく、このようにすれば成形基材
(1)の表面を高周波ウェルドによる模様付けや飾りモ
ールの取付けなどの後工程を行わなくても異質材料でき
れいに貼り分けることができる。また、第5図は前記し
たように加飾シート材(12)の裁断と埋込みを行う際に
使用する裁断装置の別の実施例であって、この実施例で
は前記した裁断刃(13)の外側に沿ってこれとは独立し
てスライドできるガイド(14)、(14)を設けておき、
裁断工程の前にガイド(14)、(14)により加飾シート
材(12)を成形基材(1)の表面に密着させたのち裁断
刃(13)を突出させて裁断と埋込みを行えばよく、この
ような裁断装置によるときはさらに的確な裁断と埋込み
が可能である。
(発明の効果) 前記説明から明らかなように本発明に係る自動車内装
材の加飾方法は、成形基材の加飾シートを添着しようと
する部分の輪郭線に沿った帯状部分を充填密度が他の部
分より粗い厚肉部としておき、この厚肉部に加飾シート
の端縁を裁断圧で埋込めるので簡単な装置で面倒な位置
合わせを行うことなく木質繊維系の成形基材表面に加飾
シートが部分的に添着一体化されて体裁がよいうえに反
りのない強度的にも優れた自動車内装材を効率よく量産
できる利点がある。
従って、本発明は従来の自動車内装材の加飾方法の問
題点を解決したものとして業界の発展に寄与するところ
極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法により製造された自動車内装材の1
例を示す一部切欠斜視図、第2図はその断面図、第3
図、第4図は本発明方法の要部である加飾シートを添着
する工程の説明図、第5図は第3図に示したものとは別
の裁断装置を用いた加飾シートを添着する工程の説明図
である。 (1):成形基材、(2):加飾シート、(3):表皮
材、(4):厚肉部、(4a):帯状膨出部、(12):加
飾シート材、(13):裁断刃。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形基材の表面に加飾シートを部分的に添
    着一体化するようにした自動車内装材の加飾方法におい
    て、成形基材の加飾シートを添着しようとする部分の輪
    郭線に沿った帯状部分を充填密度が他の部分より粗い厚
    肉部として裏側に膨出させており、前記輪郭線に囲まれ
    る部分より大きい加飾シート材を成形基材の表面に添わ
    せてブレス機により貼着し、この加飾シート材の表側か
    ら前記輪郭線に対応する裁断刃を打ち込んで該加飾シー
    ト材を裁断するとともに裁断された加飾シートの周縁を
    厚肉部に埋込んでその外側に残された切断片を除去する
    ことを特徴とする自動車内装材の加飾方法。
JP63090487A 1988-04-13 1988-04-13 自動車内装材の加飾方法 Expired - Lifetime JPH0818517B2 (ja)

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JP2541285Y2 (ja) * 1990-08-24 1997-07-16 新東工業株式会社 装飾体裁断装置
WO2014131918A1 (es) * 2013-02-28 2014-09-04 Grupo Antolín-Ingeniería, S. A. Procedimiento para la fabricación de un guarnecido interior de puerta para vehículo, instalación para la fabricación de dicho guarnecido interior de puerta y producto obtenido

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DE8307414U1 (de) * 1983-03-15 1985-10-31 Audi AG, 8070 Ingolstadt Innenverkleidungsteil, insbesondere für Fahrzeuge

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