JPH08184178A - 吊り足場の連結空間部被覆用カバーとそれを用いた連結空間部被覆構造 - Google Patents

吊り足場の連結空間部被覆用カバーとそれを用いた連結空間部被覆構造

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JPH08184178A
JPH08184178A JP6338530A JP33853094A JPH08184178A JP H08184178 A JPH08184178 A JP H08184178A JP 6338530 A JP6338530 A JP 6338530A JP 33853094 A JP33853094 A JP 33853094A JP H08184178 A JPH08184178 A JP H08184178A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吊り足場の連結空間部を被覆して吊り足場を
より安全なものにする。 【構成】 多数の足場用パネル2で構成した吊り足場の
隣り合う2つの連結空間部1を被覆可能な大きさの基板
4に、同基板4を足場用パネル2に固定するための固定
具5を差込み可能とする差込み孔6を形成した。請求項
2では基板4に索条3を通す嵌合部7を形成した。請求
項3では嵌合部7を基板4の外側に開口した。請求項4
の連結空間部被覆構造は吊り足場の隣り合う連結空間部
1の上に連結空間部被覆用カバー8を被せ、同カバー8
の差込み孔6に固定具5を差込んでその下部を足場用パ
ネル2に、上部を基板4に係止して、同基板4を足場用
パネル2に固定した。請求項5ではカバー8の差込み孔
6に差込んだ固定具5の下部を、隣り合う足場用パネル
2同士を連結するための連結杆9に係止した。請求項6
ではカバー8の嵌合部7に索条3を通した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の吊り足場の連結空間部被
覆用カバー及び吊り足場の連結空間部被覆構造は、高速
道路、橋梁、建築物等の建設工事や補修工事等におい
て、それらの桁材や高欄等から下方に吊下げられる吊り
足場の連結空間部を被覆するのに使用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高速道路や橋梁等の工事をはじめとする
各種の建設、土木工事では、吊り足場と称される足場を
作り、その上で建設作業や改修工事等を行なうことが多
い。この吊り足場は従来は例えば以下のようにして組立
てられていた。 1.図4のように、作業者Mが乗ったクレ−ン等Cを図
中の矢印方向に移動させながら、二本の桁材等の支持材
Aにチェ−ン吊下用クランプDを所定間隔で取付け、夫
々のクランプDにチェ−ンBを吊下げる。 2.図5のように吊下げられたチェ−ンBに親パイプと
呼ばれる縦材Eを通し、その上に熟練した鳶職人等の作
業者Mが乗って隣り合う縦材E同士を連接する。この作
業を通常は親パイプを流すという。
【0003】3.図6のように吊下げられた縦材Eの間
に、ころがしパイプと呼ばれる横材Fを渡してそれらを
直交クランプ等の固定具Gにより固定する。 4.同横材Fの中央部に腹起こしパイプと称される補助
材Hを載せ、これと横材Fとを直交クランプ等の固定具
Gで固定する。 5.図7のように前記横材Fの上に足場板Jを載せて同
横材Fに番線Kにより固定する。
【0004】6.前記足場板Jに作業者Mが乗って、そ
れより先の縦材E間に別の横材Fを渡して固定し、その
横材Fに足場板Jを載せて固定する。この作業を繰返し
て所望とする範囲に吊り足場を組立ててゆく。 7.図8のように前記縦材Eに手摺Lを取付けたり、必
要に応じて、吊り足場の下に落下防止用ネットNを張っ
たり、吊り足場の上に養生シ−トを被せたりする。
【0005】前記吊り足場の他に、本件発明者が先に開
発した吊り足場用パネルを使用した吊り足場もある。こ
の吊り足場用パネルは図9に示すように、長方形状の枠
体Qの上に合板や金網等の踏み板(エキスパンドメタ
ル)Rを取り付け、長手方向両端部に連結空間部Wと連
結杆(連結パイプ)Xと吊り杆(吊りパイプ)Pを設け
たものである。この吊り足場用パネルを使用して吊り足
場を構築するには例えば次のようにして行なわれる。
【0006】1.図9の様に二本の桁材等の支持材Aの
対向位置にチェ−ン吊下用クランプDを取付けてそれに
チェ−ンBを吊下げる。 2.そのチェ−ンBを吊り足場用パネルの吊り杆Pに係
止して同吊り足場用パネルを支持材Aの下に吊下げる。 3.この吊り足場用パネルの踏み板Rの上に図10のよ
うに作業者Mが乗って支持材Aの先方に別のクランプD
を取付け、それに別のチェ−ンBを吊下げる。
【0007】4.このチェ−ンBを図11のように別の
吊り足場用パネルの吊り杆Pに係止して、その吊り足場
用パネルを先に吊下げた吊り足場用パネルの横に吊下げ
る。 5.後で吊下げた吊り足場用パネルの横連結具Tを、先
に吊下げた吊り足場用パネルの枠体Qに差込んで二つの
吊り足場用パネルを幅方向に連結固定する。 6.図10、図11の作業を繰返して図12のように吊
り足場用パネルを所望数連結固定する。
【0008】7.更に、図13のように隣の支持材Aに
クランプDを取付けてそれにチェ−ンBを吊下げ、その
チェ−ンBを別の吊り足場用パネルの吊り杆Pに掛け、
同吊り足場用パネルを先に吊下げられている吊り足場用
パネルの長手先方に吊下げる。この吊り足場用パネルの
連結杆Xと先に組立てられている吊り足場用パネルの連
結杆Xとを連結具(自在クランプ)Uによって連結し、
この繰返しにより吊り足場を前後方向にも連結固定す
る。これにより所望の広さの吊り足場を組立てる。 8.組立てられた吊り足場には必要に応じて手摺を取付
けたり、養生シ−トを被せたりして使用されることもあ
る。
【0009】本件発明者は前記した吊り足場用パネルの
他に、先に図14に示す吊り足場用パネルをも開発し
た。これは基本的には図9の吊り足場用パネルと同じ構
造のものであり、異なるのは枠体Qの中央を通る補強杆
(丸パイプ)Yに楕円形の吊下げリングSを取り付け、
それを枠体Qに取付けた木材製の踏み板Rの通孔Yから
上方に引出したり、踏み板Rの中に押込んだりできるよ
うにしたものである。この吊り足場用パネルを連結して
吊り足場を組立てる場合は、図14に示す様にチェ−ン
Bにより吊下げリングSを吊下げ、その他は図9の吊り
足場用パネルを組立てる場合と同様にして行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4〜8
に示した吊り足場には以下のような問題があった。 1.図5のように先に吊下げられている縦材Eに乗って
次の縦材Eをチェ−ンBの間に流さなければならないの
で、その作業は熟練者でなければ難しく、しかも手間と
時間がかかる。また如何に熟練した鳶職人といえども落
下する危険性が高く、作業の安全面に多くの問題があっ
た。
【0011】2.図6のように縦材Eに横材Fを渡して
固定したり、図7のように足場板Jを固定したり、図8
のように落下防止用ネットNを張ったりしなければなら
ないので、それらの作業が面倒であり、完成までに多く
の手間と時間がかかり、その分だけコスト高になり、し
かもこの吊り足場を仮設するために工期全体が長びく。
【0012】3.図4のようにクレ−ンCを移動させな
ければならないので、非常に面倒であり、手間もかか
る。しかも例えば高速道路の橋梁工事ではクレ−ンCを
移動するために橋梁の下の道路を封鎖する必要があるの
で、通行の邪魔になり、交通渋滞の原因ともなる。しか
も橋梁の下が川や池等の場合はクレ−ンを使用できない
ことがあり、その場合は全て人手作業になるので作業性
が著しく低下し、しかも危険性も高まる。
【0013】前記図9〜14に示す吊り足場は、図4〜
8に示した吊り足場の問題点を解消すべく本件発明者が
開発したものであり、特に問題点はない。しかしながら
足場用パネルを前後方向に連結する場合、吊り足場用パ
ネルの長手方向端部の連結杆Xを連結具Uにより連結す
るため、同端部に連結空間部Wを設けなければならな
い。そのため、その連結空間部Wから小物等が落下する
虞れがあり、また連結空間部Wに吊り足場の上で作業す
る作業者の足が嵌ってつまずいたり、吊り足場の上で使
用する台車の車輪が嵌って走行が妨げられるといった虞
れがある。
【0014】本発明の目的は、前記のように吊り足場用
パネルで組立てた吊り足場の連結空間部を被覆して、吊
り足場をより安全なものにするための吊り足場用カバー
と同カバーを用いた吊り足場の連結空間部被覆構造を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の吊り足場の連結空間部被覆用カバーは図1、2に示
すように、連結空間部1を備えた多数の足場用パネル2
が索条3で吊下げられ、隣り合う足場用パネル2同士が
連結されてなる吊り足場の、隣り合う2つの連結空間部
1を被覆可能な広さの基板4に、同基板4を足場用パネ
ル2に固定するための固定具5を差込み可能な差込み孔
6が形成されてなることを特徴とするものである。
【0016】本発明のうち請求項2記載の吊り足場の連
結空間部被覆用カバーは、基板4に、足場用パネル2を
吊下げる索条3を通す嵌合部7が形成されてなることを
特徴とするものである。
【0017】本発明のうち請求項3記載の吊り足場の連
結空間部被覆用カバーは、嵌合部7が基板4の外側に開
口されてなることを特徴とするものである。
【0018】本発明のうち請求項4記載の吊り足場の連
結空間部被覆構造は、連結空間部1を備えた多数の足場
用パネル2が索条3で吊下げられ、隣り合う足場用パネ
ル2同士が連結されてなる吊り足場の、隣り合う連結空
間部1の上に連結空間部被覆用カバー8を被せ、同カバ
ー8の差込み孔6に固定具5を差込んでその下部を足場
用パネル2に、上部を基板4に係止して、同基板4を足
場用パネル2に固定してなることを特徴とするものであ
る。
【0019】本発明のうち請求項5記載の吊り足場の連
結空間部被覆構造は、連結空間部被覆用カバー8の差込
み孔6に差込まれた固定具5の下部を、隣り合う足場用
パネル2同士を連結するための連結杆9に係止してなる
ことを特徴とするものである。
【0020】本発明のうち請求項6記載の吊り足場の連
結空間部被覆構造は、連結空間部被覆用カバー8の嵌合
部7に索条3を通してなることを特徴とするものであ
る。
【0021】
【作用】本発明のうち請求項1記載の吊り足場の連結空
間部被覆用カバーでは、隣り合う2つの連結空間部1を
被覆可能な広さの基板4に、同基板4を足場用パネル2
に固定するための固定具5を差込み可能な差込み孔6が
形成されてなるため、前記連結空間部1に基板4を被せ
てその差込み孔6に固定具5を差し込むことにより、足
場の連結空間部1を基板4で固定して塞ぐことができ
る。
【0022】本発明のうち請求項2記載の吊り足場の連
結空間部被覆用カバーでは、基板4に足場用パネル2を
吊下げる索条3を通す嵌合部7が形成されてなるため、
索条3が足場用パネル2の連結空間部1に取り付けられ
ていても、足場用パネル2の連結空間部1をカバーする
ことができる。
【0023】本発明のうち請求項3記載の吊り足場の連
結空間部被覆用カバーでは、嵌合部7が基板4の外側に
開口されてなるため、索条3が取り付けられた状態で
も、基板4の嵌合部7に索条3を通すことができ、この
場合、索条3と索条3の間に各基板4の縁が重なり合う
ように基板4を取り付けていくと、これら基板4で索条
3の突出部以外の全てを塞ぐことができる。
【0024】本発明のうち請求項4記載の吊り足場の連
結空間部被覆構造では、吊り足場における足場用パネル
2の連結空間部1が連結空間部被覆用カバー8で塞がれ
ていため、足場からものが落下せず、また足場の表面が
おおむね平になるため歩き易く、台車の走行も容易であ
る。また連結空間部被覆用カバー8はその差込み孔6に
差し込まれた固定具5により足場用パネル2に固定され
ているため、同カバー8が振動でずれたり、外れたりす
ることもない。
【0025】本発明のうち請求項5記載の吊り足場の連
結空間部被覆構造では、連結空間部被覆用カバー8の差
込み孔6に差込まれた固定具5の下部が、隣り合う足場
用パネル2同士を連結するための連結杆9に係止される
ため、固定具5による連結空間部被覆用カバー8の固定
が安全でしっかりしたものとなる。
【0026】本発明のうち請求項6記載の吊り足場の連
結空間部被覆構造では、連結空間部被覆用カバー8の嵌
合部7に索条3を通してなるため、索条3が取り付けら
れた連結空間部1がカバーされる。
【0027】
【実施例1】本発明の吊り足場の連結空間部被覆用カバ
ーとそれを用いた連結空間部被覆構造の一実施例を図1
〜3に基づいて以下に説明する。
【0028】図1に示す8は連結空間部被覆用カバーで
あり、これは図2(a)、(b)に示される基板4と、
図3(a)〜(c)に示される固定具5とからなるもの
である。このうち基板4は、図1に示すクランプ10に
よって連結された足場用パネル2の隣り合う連結空間部
1を共に被覆可能とする広さに形成された長方形の金属
板である。この基板4の前後部分は下向きに少し折曲げ
てスロープ11を形成してあり、側面形状を図2(b)
に示すような台形にしてある。この基板4の具体的な大
きさは、長さ3000mm、幅661mmである足場用
パネル2に取り付けることを前提として、基板4の前後
方向の長さを392mm、左右方向の幅を760mmと
してある。
【0029】この基板4の前後方向中央の左右方向左よ
りの部分には直径16mmの差込み孔6を開けてあり、
ここに固定具5の先端部を差し込むことができるように
してある。また基板4の左右方向両縁には足場用パネル
2に取り付けられた索条3を通すことができる嵌合部7
を形成してあり、各嵌合部7は夫々の縁に開口させてあ
る。この嵌合部7の幅は20mmとしてあり、奥行は7
5mmとしてある。
【0030】前記固定具5は、ハンドルとなる金属棒材
20の長手方向中央部分に、略J字形に湾曲させてなる
金属棒材21を溶接により取り付けたものである。この
固定具5のJ字形に湾曲する金属棒材21は前記基板4
の孔6に差し込み可能であり、差し込んだ先の先端を図
3(b)に示すようにクランプ10で連結された足場用
パネル2のスチール製丸パイプの連結材31に引っ掛け
て係止できるようにしてある。
【0031】以上説明した連結空間部被覆用カバー8に
おいて、その基板4の大きさや形状は前記のものに限定
されず、足場用パネル2の大きさや目的に応じて決める
ことができる。また基板4に形成する固定具5の差込み
孔6の位置や大きさも自由である。さらに基板4の縁に
形成される嵌合部7についても、索条3の取り付け位置
やその他の条件に応じて大きさや位置を決めることがで
きる。なお、嵌合部7については連結空間部1に索条3
を取り付けない場合、それ自体を形成しなくてもよい。
【0032】図1に示す2は吊り足場用パネルであり、
これは任意の間隔で対向させた2本のスチール製角パイ
プの基材30を、その両端に配置した2本のスチール製
丸パイプの連結材31と、その中間部に所定間隔で配置
した複数本の断面コの字型の角材の連結材32とにより
連結し、さらに前記2本のスチール製丸パイプの連結材
31を基材30と平行に配置する丸パイプの連結材33
により連結して長さ3000mm、幅661mmの細長
長方形の枠体35を作製し、この枠体35に同枠体35
の長さより少し短い細長長方形のコンパネ(合板)の踏
み板36を取り付けて作製したものである。この足場用
パネル2は前記連結材33の長手方向一端に掛けた索条
3によって図示されていない桁材や高欄等に吊下げてあ
る。なお、この足場用パネル2の吊下げは、連結材33
の途中に取り付けたリング37に索条3を掛けて行なう
こともできる。
【0033】この足場用パネル2の連結材31の端部に
は、大小径の異なる断面U字形の二つ割金具40、41
からなる連結具45の後半分を差し込んであり、この後
半分を連結材31の外側から差し込んだ図示されていな
いピンにより連結材31から抜け出ないように止めてあ
る。この二つ割金具40、41の前半分(連結材31か
ら突き出た部分)は他の足場用パネル2の連結材31内
に差し込み可能となっており、この部分の金具40、4
1に貫通穴43を形成してある。図1では連結具45の
前半分を連結しようとする他の足場用パネル2の連結材
31に差し込ませ、連結具45の貫通穴43と連結材3
1に形成されている係止穴46とを位置合わせした後、
同連結材31の外側からそれらの穴43、46にグラビ
ティ−ロックピン47を貫通させ、さらに連結具45の
中央部分に取り付けられているボルト48を回して2つ
の金具40、41を広げることにより、足場用パネル2
同士を横に連結することができるようにしてある。
【0034】また前記足場用パネル2の連結材31の長
手方向中央部付近には、図3(b)に示すクランプ10
を取り付けてあり、同クランプ10でパネル2の長手方
向端部に配置された他の足場用パネル2を連結すること
ができるようにしてある。この連結材31の部分は、そ
こにクランプ10を取り付けし易いようにわざと踏み板
36を被覆せず、このためパネル2の長手方向両端に連
結空間部1が形成されている。
【0035】
【発明の効果】本発明の吊り足場の連結空間部被覆用カ
バーを用いれば、足場用パネルを連結して作製した吊り
足場の連結空間部を容易に且つ簡単に塞ぐことができ
る。従って吊り足場からのものの落下事故をなくすこと
ができる。また空間部がなくなるため、歩き易く、台車
の走行も容易になる。
【0036】本発明の吊り足場の連結空間部被覆構造で
も、足場上に空間部のない、段差の少ない吊り足場を作
製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吊り足場用パネルのカバーの一実施例
を示した斜視図。
【図2】(a)は図1のカバーの平面図、(b)はカバ
ーの側面図。
【図3】(a)は係止具の正面図、(b)はカバー及び
係止具の取り付け状態の側方側からの断面図、(c)は
カバー及び係止具の取り付け状態の正面側からの断面
図。
【図4】従来の吊り足場の組立て工程における第一段階
を説明する説明図。
【図5】図4の吊り足場の組立て工程における第二段階
を説明する説明図。
【図6】図4の吊り足場の組立て工程における第三段階
を説明する説明図。
【図7】図4の吊り足場の組立て工程における第四段階
を説明する説明図。
【図8】図4の吊り足場の組立て工程における第五段階
を説明する説明図。
【図9】本件発明者が先に考案した吊り足場用パネルの
一例を示した斜視図であり、吊り足場の組立て工程にお
ける第一段階を説明する説明図。
【図10】図9の吊り足場の組立て工程における第二段
階を説明する説明図。
【図11】図9の吊り足場の組立て工程における第三段
階を説明する説明図。
【図12】図9の吊り足場の組立て工程における第四段
階を説明する説明図。
【図13】図9の吊り足場の組立て工程における第五段
階を説明する説明図。
【図14】本件発明者が先に考案した吊り足場用パネル
の他の例を示した斜視図。
【符号の説明】
1 連結空間部 2 足場用パネル 3 索条 4 基板 5 固定具 6 差込み孔 7 嵌合部 8 連結空間部被覆用カバー 9 連結杆

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結空間部(1)を備えた多数の足場用パ
    ネル(2)が索条(3)で吊下げられ、隣り合う足場用
    パネル(2)同士が連結されてなる吊り足場の、隣り合
    う2つの連結空間部(1)を被覆可能な広さの基板
    (4)に、同基板(4)を足場用パネル(2)に固定す
    るための固定具(5)を差込み可能な差込み孔(6)が
    形成されてなることを特徴とする吊り足場の連結空間部
    被覆用カバー。
  2. 【請求項2】基板(4)に、足場用パネル(2)を吊下
    げる索条(3)を通す嵌合部(7)が形成されてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の吊り足場の連結空間部被
    覆用カバー。
  3. 【請求項3】嵌合部(7)が基板(4)の外側に開口さ
    れてなることを特徴とする請求項2記載の吊り足場の連
    結空間部被覆用カバー。
  4. 【請求項4】連結空間部(1)を備えた多数の足場用パ
    ネル(2)が索条(3)で吊下げられ、隣り合う足場用
    パネル(2)同士が連結されてなる吊り足場の、隣り合
    う連結空間部(1)の上に連結空間部被覆用カバー
    (8)を被せ、同カバー(8)の差込み孔(6)に固定
    具(5)を差込んでその下部を足場用パネル(2)に、
    上部を基板(4)に係止して、同基板(4)を足場用パ
    ネル(2)に固定してなることを特徴とする吊り足場の
    連結空間部被覆構造。
  5. 【請求項5】連結空間部被覆用カバー(8)の差込み孔
    (6)に差込まれた固定具(5)の下部を、隣り合う足
    場用パネル(2)同士を連結するための連結杆(9)に
    係止してなることを特徴とする請求項4記載の吊り足場
    の連結空間部被覆構造。
  6. 【請求項6】連結空間部被覆用カバー(8)の嵌合部
    (7)に索条(3)を通してなることを特徴とする請求
    項4又は請求項5記載の吊り足場の連結空間部被覆構
    造。
JP33853094A 1994-06-30 1994-12-29 吊り足場の連結空間部被覆用カバーとそれを用いた連結空間部被覆構造 Expired - Lifetime JP2664642B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003080954A1 (en) * 2002-03-21 2003-10-02 Aus Struct Services Pty Ltd Work platform for roof construction work
JP2015081456A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 日鐵住金建材株式会社 吊り足場用パネル
JP2016065434A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 アルインコ株式会社 吊り足場構築用足場板の積層方法及び装置
JP2023113321A (ja) * 2022-02-03 2023-08-16 ▲蔦▼井株式会社 移動連結吊り足場及びその使用方法

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