JPH08183167A - インキユニットにおいて本刷りに適したインキ膜厚さを形成する方法 - Google Patents

インキユニットにおいて本刷りに適したインキ膜厚さを形成する方法

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JPH08183167A JP7265819A JP26581995A JPH08183167A JP H08183167 A JPH08183167 A JP H08183167A JP 7265819 A JP7265819 A JP 7265819A JP 26581995 A JP26581995 A JP 26581995A JP H08183167 A JPH08183167 A JP H08183167A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷開始前に又は印刷稼働モードの間でイン
キユニットを本刷りに適するよう予め充填でき、更に、
著しい機械的及び測定技術的な費用をかけずに作業過程
に組み込んで印刷ユニットを最良に準備できるようにす
る。 【解決手段】 印刷プロセスを準備するため印刷機のイ
ンキユニットにおける印刷インキのなじみ運転プロセス
を短縮及び簡素化するために、インキユニットローラに
おいて補償インキ膜厚さを検出する。補償インキ膜厚さ
はインキユニットのインキ調量部材において調節されか
つ理論的に無限の長さのなじみ運転プロセスにより全て
のインキユニットローラに形成され、この場合、インキ
膜厚さはインキ出しローラとインキユニットローラとの
間のインキ送り中に補償される。補償インキ膜厚さは経
験、計算又は測定技術により検出される。関連付けのた
めに印刷版はカテゴリーに分割される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インキユニットに
おいて本刷りに適したインキ膜厚さを形成する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ国特許第3707695号明細書
から公知の上記形式の方法では、輪転印刷機のインキユ
ニットにおいて本刷りのインキ分配に近いインキ分配を
規定通り生ぜしめるために次ぎの方法ステップが行わ
れ、この場合、2つの印刷稼働モードの間でまずインキ
ユニット内に存在する印刷インキがインキ調量部材を閉
鎖することによって最小量に減少され、かつ、次いで初
めて本刷りに適したインキ領域分配が行われる。
【0003】変化構成では、両印刷稼働モード間のイン
キ量差がコンピュータによって検出されかつインキ調量
部材を適当に調節することによって補償される。このプ
ロセス中には、インキユニットからインキつぼへの並び
にインキつぼからインキユニットへの送り経路が生ず
る。このような方法形式は、2つの印刷プロセス間の過
程に制限される。この方法形式は特に、既存のインキ膜
厚さプロフィル(ink film thickness profile)の消滅
を基礎としており、このインキ膜厚さプロフィルは一般
に次ぎの印刷稼働モードにおいて必要なインキ膜厚さプ
ロフィルとは異なっている。
【0004】ドイツ国特許公開第3338143号明細
書では、インキユニット前調節法が記載されており、こ
の方法では、空のインキユニットは基礎インキ膜を取込
むことによって及び所定の印刷稼働モードにおける所要
インキ量に相応するインキ膜厚さプロフィルを取込むこ
とによって規定のインキ量で充填される。この場合ま
ず、異なるインキ流を補償するためにしばしば必要であ
る手動の充填プロセスが回避されねばならない。基礎イ
ンキ膜は完全に経験的に突止められた値でありかつ後で
のインキ消費とは全く関係ない。
【0005】記述の方法形式はそれぞれ個々に印刷前又
は印刷稼働モード間に制限される。インキ送り動作に関
する情報は存在せずひいては方法形式は不正確であるか
又は高額の費用をかけてのみ最良に制御されるに過ぎな
い。本刷り状態には目的通り正確に到達することができ
ない。極端な場合には、目標インキ流と実際インキ流と
の間で著しい偏差が生じ、これにより損紙は減少するよ
りもむしろ増大するようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、印刷開始前に又は印刷稼働モードの間でインキユニ
ットを本刷りに適するよう予め充填でき、更に、著しい
機械的及び測定技術的な費用をかけることなしに印刷ユ
ニットを作業過程に組み込んで最良に準備できるよう
に、方法を改良することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば、特許請求の範囲第1項の特徴部分に記載の方法によ
って解決された。
【0008】
【発明の効果】本発明の方法では有利には、インキ量又
はインキプロフィルもしくはインキ量差を検出すること
なしにインキユニットを本刷りに適するよう予め充填す
ることができる。
【0009】更に本発明の方法は、インキユニットにお
いて補償インキ膜厚さが形成されるように、行われ、こ
の補償インキ膜厚さは別の調整動作に対して平行に経過
するなじみ運転プロセスによって形成される。補償イン
キ膜厚さは第1にインキユニットの構成に関連してい
る。更に、補償インキ膜厚さはそれぞれの印刷内容(su
bject)に関する所要インキ量又は印刷インキ及び紙の
ような印刷プロセス中に使用される補助材料に関連して
いる。
【0010】実地に適した使用のために、パラメータ表
を予め与えることができ、このパラメータ表は版板の走
査による測定値もしくはデジタルデータからの所要イン
キ量検出による測定値を含むばかりでなく、作業員の経
験値も含んでいる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を説明す
る。
【0012】印刷機における印刷プロセス中の印刷イン
キ送りにおいては、印刷ユニット内部において、インキ
つぼ、インキつぼの幅に亘って区分毎に配置されたイン
キ調量部材、インキ出しローラ、インキ移しもしくは練
りローラ、ローラ列としての多数のインキユニットロー
ラ及び版胴が関与する。
【0013】インキユニットローラには印刷版における
所要インキ量に応じて印刷インキが分配される。このよ
うな分配はインキ送り方向ではインキユニットローラ間
の分割動作によってかつインキユニットの横方向ではイ
ンキ調量部材の規定の調節及びいわゆるインキ練りによ
る送り動作によって行われる。
【0014】第1の印刷稼働モード前に並びに両印刷稼
働モード間でインキユニットを予め充填するための方法
は、インキユニットにおけるインキ量のプロフィリング
(profiling)がまず印刷稼働モード前には不要である
ということから出発する。基本的には、インキユニット
内部で、即ち、インキユニットローラに所定の容積のイ
ンキ膜を分配すればよい。従って、新たな印刷稼働モー
ドの前に印刷インキが均一なインキ膜で、即ち、インキ
調量部材を均一に開放した状態で供給される。
【0015】一般的に印刷インキは膜厚さ勾配の原理に
従って、即ち、厚いインキ膜から薄いインキ膜に向けて
分配される。洗浄された空のインキユニットのために、
例えば運転開始に際して、印刷インキはインキつぼから
インキユニットに向けてのみ送られる。
【0016】稼働モード交換の場合には印刷インキは、
先行する稼働モードに基づきインキユニットにおけるイ
ンキ膜厚さ分配がどのように行われたかに応じて、種々
の範囲でインキ調量調節に関連して、インキつぼもしく
はインキ出しローラからインキユニットに向けて並びに
これとは逆向きに送くられる。つまり、インキユニット
とインキ出しローラとの間での印刷インキ送り中に補償
プロセスが行われる。
【0017】インキユニット内で必要とされる印刷イン
キ量を評価するために理論的な考察が必要である。印刷
稼働モード実施中にはインキ供給及び消費に関して一定
不変な状態が生ずる。印刷枚葉紙に関する供給インキ量
及び消費インキ量はそれぞれ同じでなければならない。
このようにしてのみ、印刷枚葉紙は時間的にコンスタン
トに着肉されかつ一定の申し分のない印刷結果を得るこ
とができる。
【0018】しかしこれにも拘らず、インキユニット内
部でインキ出しローラから版胴と協働するいわゆるイン
キ着けローラに向けてインキ勾配が生ずる。運転中に
も、インキ練り作用を受けてインキ膜厚さがインキユニ
ットローラにおいてインキ出しローラにおけるよりも部
分的に増大、即ち、調節された所要量よりも増大するこ
とによって、インキユニットとインキつぼとの間でイン
キ逆流が生ずる。このようにしてのみ、印刷枚葉紙の全
面に亘って異なる量画線面部分によって覆われた印刷内
容を印刷することができる。
【0019】一定不変な状態で印刷が中断された場合、
例えば紙走行に障害が生じた場合、ゴムブランケット交
換の場合又はパイル交換の場合には、実地上の理由から
インキ供給なしに印刷機は継続運転される。この場合、
インキつぼからインキユニットローラ及びインキユニッ
トローラから版胴へのインキ送りが中断される。
【0020】しかし印刷機が継続運転される場合には、
回転するインキユニットローラ上ではインキ膜厚さ差は
インキユニット全体に亘って比較的迅速に補償される。
このことは、高いインキ膜から低いインキ膜に向けた上
述の原則的なインキ流によって生ぜしめられる。この補
償プロセスに基づきインキユニットローラ上で、補償イ
ンキ膜厚さと呼ばれるインキ膜厚さが得られる。これに
よって、印刷プロセスの瞬間に安定した補償状態が生ず
る。それというのも、存在するインキ量はいわばインキ
ユニット内に閉じ込められるからである。
【0021】障害を除いた後でもしくは補助作業を終了
した後では、印刷プロセスは全てのローラ上で上述の補
償インキ膜厚さを以って継続されねばならない。この場
合、前述の一定不変の状態はこの補償状態から数回転後
再び得られる。
【0022】このように得られた認識を本発明の方法で
利用する。インキユニットの最適の簡単な着肉を達成す
るために、補償インキ膜厚さは印刷機内に存在する調節
手段を介して予め調節されかつ供給される。
【0023】つまり、第1のステップで補償インキ膜厚
さが検出される。基本的には、印刷枚葉紙における消費
量に関連した印刷インキ量の関連性が固持されねばなら
ない。このために、印刷内容を全体として例えば軽、
中、重の特徴付けを以ってグループ又はカテゴリーに分
割することができる。
【0024】印刷内容グループ又はカテゴリーは例えば
印刷版の画線部分の前以て行われた測定に関連して、パ
ーセンテージの面積比率で次ぎのように分割される。つ
まり、軽の印刷内容のために0%乃至20%、中の印刷
内容のために21%乃至%50%及び重の印刷内容のた
めに50%以上である。
【0025】それぞれの印刷内容グループには所定の補
償インキ膜厚さが不変に関係付けられ、この補償インキ
膜厚さは、それぞれの印刷機の構造形式に適合して、検
出される。このために、所定の印刷機において、連続的
に行われる印刷プロセス中にインキユニット内に存在す
るインキ量が検出される。このことは例えば、補償プロ
セスの後でしかも停止中にインキユニット上のインキ膜
厚さを測定することによって行われる。
【0026】印刷内容グループとして特徴付け軽、中又
は重を使用するかを印刷稼働モード前に選択すること
は、印刷作業員自体によって行われる。この場合、作業
員の経験に基づいて印刷過程が決められる。当然選択的
に作業員は印刷版の画線部分の前以て行われた測定に関
連して、いわゆる面積比率に関連して、自動的に行うこ
ともできる。
【0027】選択的に補償インキ膜厚さを所要インキ量
に応じてインキユニットモデルから数学的に直接算定す
ることもできる。
【0028】得られた値もしくは評価は、補償インキ膜
厚さ形成中に、インキ調量部材において調節可能なイン
キ膜厚さプロフィルから出発して及びインキ移しローラ
を介してインキ出しローラから周期的に取り出されるイ
ンキストリップ、つまり調節可能ないわゆる移しインキ
ストリップから出発して、前調節のために利用される。
【0029】第2のステップは全てのインキローラに補
償インキ膜厚さを塗布することにある。(ミクロンで)
補償インキ膜厚さの尺度としてインキ調量部材において
正確な寸法が予め規定された後で、インキ調量部材は同
様に正確に所定のギャップ開口に調節される。次いで、
印刷機は紙送りを行うことなしに始動され、この場合、
インキ移しローラ及びインキ出しローラを介してインキ
送りが行われる。
【0030】これによって、補償プロセスが開始され、
この場合、インキは高いインキ膜厚さから低いインキ膜
厚さに向けて流れ、かつ、補償プロセスは理論的に無限
の多数回転数後終了する。しかし実地においてはいずれ
の場合でも回転数は300回転数で十分である。これに
よって、インキ調量部材において効果的に調節された補
償インキ膜厚さは全てのローラに塗布される。
【0031】この場合、ローラを前以て浄化するか又は
ローラに最後の印刷稼働モードの印刷インキがまだ残っ
ているかは、重要ではない。インキ膜が残存する場合、
既に述べたように、印刷インキはインキつぼに向けて戻
される。
【0032】比較的僅かな印刷機回転数後に既に補償プ
ロセスが終了し、この場合インキ移しストリップが最大
に選ばれ、これによってインキ流も最大になる場合に
は、最良の過程が得られる。このことは高い機械速度で
行われるので、所要の回転数は短時間で完結する。なじ
み運転プロセスは、15000U/hの機械速度の場合
及びなじみ運転プロセスのために300回転を予め選択
した場合、72秒継続する。
【0033】方法は次ぎのステップで実施され、このス
テップは1つだけのキーコマンドに従って自動的に機械
内で行なうことができる。
【0034】イ)インキ調量部材が所望の補償インキ膜
厚さに調節される(表からの値又は面積比率の算定によ
る値)。調整値はほぼ35μm45乃至μmである。
【0035】ロ)移しインキストリップ幅は、なじみ運
転プロセスをできるだけ短くするために、有利には可能
な最大値に調節される。
【0036】ハ)なじみ運転プロセスを短時間で経過さ
せるために、印刷機はなじみ運転速度に加速される(可
能な限り最大の機械速度)。
【0037】ニ)インキ流れを開始させるために、機械
の加速と同時に、インキ移しローラが接続される。イン
キ調量部材は全て同じに調節される。
【0038】ホ)予め選択された機械回転数後、インキ
移しローラが停止され、印刷機が停止されかつインキ調
量部材において次ぎの印刷稼働モードに応じてインキ膜
厚さプロフィルが調節される。
【0039】これによって、その都度の印刷稼働モード
の所要インキ量に最良に適合したインキ膜厚さ分配が得
られ、このようなインキ膜厚さ分配においては最良の印
刷を行うまで予備運転時間及び損紙は最小にされる。
【0040】最新のオフセット印刷機では通常、印刷プ
ロセス中にインキ・水バランスを最良に制御できるよう
にするために、インキユニットと湿しユニットとの間に
連結手段が設けられている。多種多様の現在の印刷補助
手段においては、このような連結手段を提案されたなじ
み運転プロセスに関与させることが重要である。それと
いうのも、場合によっては湿し媒体着けローラにも印刷
インキが供給されるからである。このことは、インキユ
ニットと湿しユニットとの間の切換え可能なローラ連結
手段を介して行われる。
【0041】しかしこのことは、所定の印刷内容、印刷
材料又は印刷インキにおいては、印刷インキが著しく早
く湿し媒体着けローラで増加する場合には、欠点をもた
らす。エマルジョン形成は印刷プロセスを妨げる。従っ
て、本発明の方法では、印刷インキの補償インキ膜を塗
布する場合に切換え可能な連結手段は別の調節値とは無
関係に操作される。この調節自体は印刷作業員が行う。
【0042】本発明の別の有利な方法はオフセット印刷
機に関連して、なじみ運転プロセス後インキ着けローラ
を短時間版胴に接近調節しかつ湿しローラを接近調節し
ないことによって、得られる。この場合、印刷版には完
全に印刷インキが塗布される。
【0043】インキ着けローラを再び離反調節した後で
は、湿しローラが版胴に接近調節される。供給される湿
し媒体量及び少なくとも湿し媒体着けローラの親インキ
性の表面特性によって、印刷インキは印刷版の非画線面
部分から除去される。これはアイドル惰性運転と呼ばれ
る。アイドル惰性運転の場合には同時に湿しローラに印
刷インキが供給される。これによって湿しローラに簡単
な形式で所要の基礎インキ膜が形成される。
【0044】印刷機を操作するために、所要の全てのパ
ラメータを調節できるなじみ運転プロセス用の前調節メ
ニューが設けられている。
【0045】前調節メニューには次ぎの関連性が与えら
れている。
【0046】印刷版の面積比率値の範囲はインキ調量部
材の非連続的な調節に関連付けられている。
【0047】インキ調量部材の調節にはそれぞれの印刷
ユニットのために修正ファクタを備えられている。
【0048】なじみ運転速度は予め規定されている。
【0049】なじみ運転プロセスのための回転数は予め
規定されている。
【0050】全ての値は印刷作業員によって適合され
る。印刷機のそれぞれの印刷ユニットのために異なる状
態を考慮できるようにするために、インキユニットロー
ラ及び湿しユニットローラ用の調節コマンドが投入可能
である。これによって、印刷ユニットに印刷インキを供
給すべきか否かが決められる。相応のことは湿しユニッ
トにも該当し、この場合調節は、インキユニットを接続
した場合になじみ運転プロセスでインキユニットと湿し
ユニットとの間の連結手段が接続又は遮断されることを
も、意味する。
【0051】インキ送りは、それぞれのインキユニット
のために、修正ファクタを使用して印刷内容分割に相応
して選ばれた範囲限界によって制御される。しかも、例
えば特別な着肉要望に基づいて実地の要求を考慮するた
めに、修正ファクタによってインキ送りにも影響を及ぼ
すことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロルフ ブラウン ドイツ連邦共和国 オッフェンバッハ ハ ウフシュトラーセ 4

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実施すべき印刷稼働モードを考慮して準
    備するために又は中断された印刷稼働モードを継続する
    ために、インキつぼ、インキ出しローラ、区分毎に配置
    されたインキ調量部材、多数のインキユニットローラか
    ら成るローラ列及び版胴を備えた印刷機、有利にはオフ
    セット印刷機のインキユニット/湿しユニットにおい
    て、印刷インキのインキ膜厚を本刷りに適するように分
    配する方法であって、インキユニット内で基本インキ量
    が得られるまで及び印刷稼働モードのために必要なイン
    キ調量プロフィルがインキ調量部材において調節されか
    つ印刷稼働モードのために印刷機が運転される前に、印
    刷機が紙送りを中断した状態で及びインキユニットロー
    ラを版胴から分離した状態でインキ調量部材を均一に開
    放しかつインキ移しローラを規定通り調節して運転され
    ることによって、規定されたインキ量がインキユニット
    ローラに分配される形式のものにおいて、 所定の印刷稼働モード用の所要インキ量に関連してイン
    キユニットを充填するための基本インキ量を検出し、 これにより補償インキ膜厚さを検出し、 補償インキ膜厚さに相応してインキ調量部材を調節し、 この調節によって印刷機を、インキ調量部材において調
    節されたインキ膜厚さが全てのインキユニットローラに
    おいて同じに又はほぼ一定になるまで、運転することを
    特徴とする、インキユニットにおいて本刷りに適したイ
    ンキ膜厚さを形成する方法。
  2. 【請求項2】 基本インキ量及び補償インキ膜厚さを、
    印刷すべき印刷版の画線面部分に相応して所要インキ量
    からインキ分割法則に従って計算により検出する、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 基本インキ量及び補償インキ膜厚さを、
    印刷中断時にインキユニット内に存在するインキ量から
    検出する、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 補償インキ膜厚さを検出するため基本イ
    ンキ量を規定するために、印刷すべき印刷版の多数のカ
    テゴリーを形成し、それぞれのカテゴリーを印刷版の画
    線面部分に相応して、例えば小、中及び大の所要インキ
    量の所定の範囲にひいては異なる基本インキ量に対応さ
    せかつそれぞれのカテゴリーに所定の補償インキ膜厚さ
    を関連させる、請求項1から3までのいずれか1項記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 印刷版のカテゴリーを経験により検出す
    る、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 印刷版のカテゴリーを印刷版の画線面部
    分の測定に相応して計算により検出する、請求項4記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 印刷機をなじみ運転プロセス中に最大回
    転数で運転する、請求項1から7までのいずれか1項記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 インキ移しローラの制御をインキ出しロ
    ーラに対する最大可能な接触幅に調節する、請求項1か
    ら7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 印刷機をほぼ300回転数の最大回転数
    で運転する、請求項9項記載の方法。
  10. 【請求項10】 なじみ運転プロセス中に全ての印刷ユ
    ニットにおいてインキ移しローラをインキ出しローラに
    対する最大可能な接触幅に調節しかつ印刷機をほぼ30
    0回転数の最大回転数で運転する、請求項1から9まで
    のいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 インキユニットローラと湿しユニット
    ローラとの間の切換え可能な連結ローラ、例えば架橋ロ
    ーラをなじみ運転プロセス中に選択された調節とは無関
    係に接続又は遮断する、請求項1から10までのいずれ
    か1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 インキユニットローラと湿しユニット
    ローラとの間の連結ローラをなじみ運転プロセス開始前
    に遮断し、かつ、補償インキ膜厚さのなじみ運転後、印
    刷版が完全に着肉されるまでインキ着けローラを版胴に
    接近調節し、かつ、印刷版の非画線部分からインキが再
    び除去されるまでインキ着けローラを離反調節して湿し
    媒体着けローラを接近調節する、請求項1から10まで
    のいずれか1項記載の方法。
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