JP3735221B2 - 印刷機の色調安定化方法及び装置 - Google Patents

印刷機の色調安定化方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフセット印刷機の色調を早期に安定化する印刷の色調安定化方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、オフセット印刷機の色調安定化方法及び装置は種々知られている。図5に示す装置もその一つである。
図5に基づいて各装置の相互関係を簡単に説明すると、本刷りに使用できる刷版21をプレートスキャナ1で計測し、絵柄面積率データを演算装置2に入力する。
演算装置2では、予め設定された、インキ元ローラ8の回転量、インキキー7の開度、インキ呼出回数を基に以下の各制御装置に指令を送る。また、プレートスキャナ1で計測した絵柄面積率を基にインキキー開度を計算し、インキキー開度制御装置5に指令を送る。
【0003】
印刷機械制御装置3は演算装置2から指令に従って印刷機械10の運転を制御する。
インキ元ローラ回転量制御装置4では、演算装置2からの指令に従って、印刷機械10のインキ元ローラ8の回転量を制御する。
インキキー開度制御装置5では、演算装置2からの指令に従って、印刷機械10のインキキー7の開度を制御する。
インキ呼び出しローラ制御装置6は、演算装置2からの指令に従って、印刷機械10のインキ呼び出しローラ9の呼出回数を制御する。
尚、11はインキローラ群である。
【0004】
このように構成された従来例にかかる印刷機の色調安定化方法を、図6に従って説明する。
(1)図示しない記憶装置には、予め実験から得られた、インキローラ群に必要とされる最低限インキ膜厚をえるためにインキ元ローラ回転量、インキキー開度、インキ呼び出し回転数が記憶され、これらの値が演算装置2に入力(A1,A2,A3)される。
【0005】
(2)これらの値の入力が終わった段階で、演算装置2から印刷機械制御装置3に指令を与え、印刷機械10を空転させるとともに、印刷機械のインク元ローラ回転量、インキキー開度を設定する(A4)。
【0006】
(3)通常印刷時の高速回転となったときに、インキ呼出ローラ制御装置6からの信号を受けインキ呼び出しローラ9は予め記憶された所定の回数だけインキ呼出を実行し、インキローラ群に印刷中に必要とされる最低限のインキ量が供給される(A5)。このステップ(A1〜A5)が初期インキ供給工程である。
【0007】
次に、本刷り時インキ供給工程に入る。
(4)プレートスキャナー1から得られた絵柄面積率データを演算装置2に入力し、このデータを基に演算装置2で刷板21の絵柄に応じたインキ元ローラ回転量、インキキー開度を演算してインキ元ローラ回転量制御装置4及びインキキー開度制御装置5に制御信号を送出する。その信号を受けて印刷機械のインキ元ローラ回転量及びインキキー開度は所定値にセットされる(A6)。
【0008】
(5)予め実験で得られた、インキローラ群に刷板21の絵柄に応じたインキ膜厚を巻くためのインキ呼び出し回転数を演算装置2に入力し、その指令値をインキ呼び出しローラ制御装置6に入力する(A7)。
【0009】
(6)ステップ(A6)にて印刷機械のインキ元ローラ回転量及びインキキー開度を所定値にセット後、ステップ(A7)にて入力した所定の回数だけインキ呼び出しを実行する(A8)。
そして、M/Cを停止(A9)し、試し刷りを行い(A10)色見本に色があっているかどうかを確認する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の装置では次のような問題点があった。
すなわち、インキキーの0点異常、インキキーの指令データに対する開度不良、インキローラ群の棒圧不良等により、インキローラ群上のインキプロファイルが不均一となり、ローラによる記録紙の幅方向に濃度ムラが発生する。
【0011】
また、湿し装置の調整不良、その場合は、インキローラ群上の湿し水量プロファイルが不均一となり、ローラによる記録紙の幅方向にインキ転移不良を起こして印刷物に濃度ムラを生じさせる。
【0012】
これらの問題は、刷る前に印刷機械の内部の状態である、インキローラ群上のインキ膜厚分布及び湿し水分布がわからないので、事前に防ぐことができなかった。
【0013】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、印刷開始前に、インキローラ群のインキプロファイル、湿し水プロファイルを測定し、これらのプロファイルが均一になるように、あるいは、所望のプロファイルになるようにローラの棒圧その他を調整することによって色調を早期に安定させる、印刷機の色調安定化方法及び装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決させるための手段】
本発明は、ブリッジローラの接離により水着けローラからの湿し水の供給と切り離しが可能なインキローラ群を用意し、該インキローラ群へのインキ供給量及び湿し水供給量を調整して、色調を安定化する印刷機の色調安定化方法であって、
試し刷りに先だって、刷版にインキを供給するインキ着けローラが該刷版と非接触で且つ水着けローラからインキローラ群への湿し水の供給が切り離された状態で前記インキローラ群にインキを供給し、
該インキローラ群の内の一のインキローラのインキプロファイルの測定値を求め、該測定値に基づいて前記インキローラ群へのインキ供給量を調整した後、
前記インキローラ群の内のインキ着けローラを刷版に接触させ且つ湿し水をインキローラ群に供給した後、前記した一のインキローラより湿し水のプロファイルの測定値を求め、該測定値に基づいて前記湿し水供給量を調整することを特徴とする。
【0015】
また、刷板にインキを供給するインキローラ群に印刷中に必要とする最低限のインキ量が供給される初期インキ供給工程と、試し刷り用の本刷り時インキ供給工程との間に前記発明を介在していることによって、前記インキローラのインキのプロファイルの測定値に基づいて前記インキ供給量を調整することができるとともに湿し水のプロファイルの測定値に基づいて前記インキローラへのインキ供給量及び前記湿し水供給量を調整することができる。
そして湿し水供給量の調整が終了した段階で、ブリッジローラを水着けローラ及びインキ着けローラから離して、湿し水をインキローラ群から蒸発させた後に試し刷りを行う。
【0016】
そして、この発明を実現するために、ブリッジローラの接離により水着けローラからの湿し水の供給と切り離しが可能なインキローラ群を設け、該インキローラ群へのインキ供給量及び湿し水供給量を調整して、色調を安定化する印刷機の色調安定化装置であって、
前記インキローラ群の一のローラよりインキのプロファイル及び湿し水のプロファイルの測定値を求めるインキ及び湿し水プロファイル測定手段と、
前記測定値を用いて前記インキローラ群へのインキ供給量を調整する手段と、
前記測定値を用いて水着けローラへの湿し水供給量を調整する供給量調整手段とを備え、
試し刷りに先だって、刷版にインキを供給するインキ着けローラが刷版と非接触で且つ水着けローラからインキローラ群への湿し水の供給が切り離された状態で前記インキローラ群にインキを供給し、
該インキローラ群の内の前記一のインキローラのインキプロファイルの測定値を求め、該測定値に基づいて前記インキローラ群へのインキ供給量を調整した後、
前記インキ着けローラを刷版に接触させ且つ水着けローラからの湿し水をインキローラ群に供給した後、前記した一のインキローラより湿し水のプロファイルの測定値を求め、該測定値に基づいて前記湿し水供給量を調整することを特徴とする
【0017】
かかる発明によれば、試し刷りに先だってインキローラのインキのプロファイルの測定値を求め、該測定値に基づいて前記インキ供給量を調整しているので、印刷幅方向に濃度ムラが防止され、従来例と比べてインキのプロファイルによって試し刷りに先だってインキの必要とする箇所がわかり、その箇所にインキを供給すればよいので、印刷の色調を早期に安定化することができる。
【0018】
また、前記一のローラが、インキ練りローラ群とインキ着けローラの間に位置する横振りローラであるのがよい。
【0019】
また、刷板にインキを供給するインキローラ群に印刷中に必要とする最低限のインキ量が供給される初期インキ供給工程と、本刷り時インキ供給工程との間に前記インキローラのインキプロファイル及び湿し水プロファイル測定工程と、前記測定値に基づくインキプロファイル及び湿し水プロファイル調整工程とを設けることによって、インキローラのインキ及び湿し水のプロファイルの測定値に基づいて前記インキローラへのインキ供給量及び前記湿し水供給量を調整することができる。
【0020】
かかる発明によれば、インキのみでなく湿し水の供給量をも試し刷りに先だって知ることができ、インキ転移不良による濃度ムラをさらに防止するとともに、色調を早期に安定化することができる。
【0021】
また、前記装置発明の有効な手段として、前記インキローラ群へのインキ供給量を調整する手段が、インキ元ローラ回転量とインキキー開度を制御する手段であり、
着けローラへの湿し水供給量を調整する供給量調整手段が、水渡しローラと水元ローラとの棒圧を調整する手段であるのがよい。
かかる技術手段によって、インキと湿し水とを有効に供給することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0023】
図1は本発明の実施の形態に係る色調早期安定化装置を備えた印刷機械の部分構成図、図2は流れ図、図3は、インキプロファイルの調整例を示す図、図4は、湿し水のプロファイルの調整例を示す図である。
図1に示すように、プレートスキャナ1は刷版21を図示しない装置でスキャンしながら絵柄の面積率を計測し、絵柄面積率データを演算装置2に入力する。
演算装置2では、プレートスキャナ1で計測した絵柄面積率を基にインキキー開度を計算し、インキキー開度制御装置5に指令を送る。
また、該演算装置2は、予め設定された、インキ元ローラ8の回転量、インキ呼び出し回数を基に以下の各制御装置に指令を送る。
【0024】
印刷機械制御装置3は演算装置2からの指令に従って印刷機械10の運転を制御する。
インキ元ローラ回転量制御装置4では、演算装置2からの指令に従って、印刷機械10のインキ元ローラ8の回転量を制御する。
インキキー開度制御装置5では、演算装置2からの指令に従って、印刷機械10のインキキー7の開度を制御する。
インキ呼び出しローラ制御装置6は、演算装置2からの指令に従って、印刷機械10のインキ呼び出しローラ9の呼出回数を制御する。
尚、インキ練りローラ群11は、横振りローラと練りローラとから構成され、インキを均一に配分して流動性を与える作用をなす。
インキ練りローラ群11は横振りローラ22を介してインキ着けローラ14と接触する。
インキ着けローラ14は、刷板21にインキを供給するローラであって、印刷をしていないときは刷板21に接触しないように構成されている。
【0025】
水元ローラ19は可変速可能な駆動源に連結され、図示しない水舟から水を後段のローラに供給するものであり、回転速度を変更することにより、水の供給量を可変することができる。
水渡しローラ18は水元ローラ19からの湿し水を薄膜にして水着けローラ13に伝達する。
尚、ローラ幅方向の湿し水プロファイル調整は、水渡しローラ18と水元ローラ19間の棒圧を調整することにより行われ、図示しないが、このための調整手段が設けられている。
ブリッジローラ12は、印刷機械制御装置3からの指令により水着けローラ13とインキ着けローラ14とにまたがって接触して、水着けローラ13の湿し水をインキ着けローラ14に供給する。
【0026】
インキ、水を測定する測定器15が前記横振りローラ22の表面のインキ、及び水の膜(インキプロファイルと湿し水のプロファイル)を測定可能に配置されている。この測定器15は、例えば、インキに含まれるCH基、水に含まれるOH基の赤外線吸収作用を利用してインキ及び水の量を検出する。ローラの幅方向に複数設置するか、1個を幅方向にスキャンしてそれぞれのプロファイルを測定するように構成される。
そして、このプロファイルはインキ及び湿し水プロファイル表示装置16により表示可能に構成されている。
【0027】
このように構成された本実施の形態の動作を図2の流れ図を用いて説明する。
図示しない記憶装置に記憶された、予め実験から得られた、インキローラ群に必要とされる最低限インキ膜厚をえるためにインキ元ローラ回転量、インキキー開度、インキ呼び出し回転数の値が演算装置2に入力(A1,A2,A3)される。
【0028】
これらの値の入力が終わった段階で、演算装置2から印刷機械制御装置3に指令を与え、印刷機械10を空転させるとともに、印刷機械のインク元ローラ回転量、インキキー開度を設定する(A4)。
【0029】
通常印刷時の高速回転となったときに、インキ呼び出しローラ制御装置6からの信号を受けインキ呼び出しローラ9は予め記憶された所定の回数だけインキ呼出を実行し、インキローラ群に印刷中に必要とされる最低限のインキ量の供給が開始される(A5)。尚、ステップ(A1〜A5)工程が初期インキ供給工程である。
【0030】
次に、インキプロファイル測定ステップ(B1)に進む。
図3に示すように、インキプロファイルが予め測定しておいたローラの幅方向に対して、Targetプロファイル25のレベルに至らず、ライン26で示すように測定された場合は、インキ・キー0点、インキ・キーのゲイン、インキローラ群の棒圧等を調整することになる。調整後は、インキローラ群を洗浄し再度、スタートするか、暫定的にTargetプロファイル25になるようにインキを供給する。
図3に示すようなインキプロファイル26になった場合は、調整必要なキーゾーンにプロファイル表示装置16を見ながらオペレータはインキキー開度制御装置5を駆動してインキキー7を操作してインキ17をインキ元ローラ8から供給する(B2)。
【0031】
ブリッジローラ12を水着けローラ13及びインキ着けローラ14に接触させ、湿し水をインキ着けローラ14に供給する(B3)。
水着けローラ13を刷板21に接触させ、その後にインキ着けローラ14を刷板21に接触させることで湿し水をインキローラ群に供給することができる。
【0032】
インキローラ群上の湿し水プロファイルが安定したら湿し水プロファイルを測定する(B4)。
図4に示すように、湿し水プロファイルがライン27で示すように測定されると、水渡しローラ18と水元ローラ19との棒圧を調整する。
すなわち、図4の例においてはプロファイル表示装置16を見ながらオペレータは水渡しローラ18と水元ローラ19間の20a,20bの棒圧を強くするように調整するか、また20cの棒圧を弱くするように調整する(B5)。
【0033】
上記調整が終了した段階で、ブリッジローラ12を、水着けローラ13及びインキ着けローラ14から離して、湿し水をインキローラ群から蒸発させる(B6)。
【0034】
次に、本刷り時のインキ供給工程に進む。プレートスキャナー1から得られた絵柄面積率データを演算装置2に入力し、このデータを基に演算装置2で刷板の絵柄に応じたインキ元ローラ回転量、インキキー開度を演算してインキ元ローラ回転量制御装置4及びインキキー開度制御装置5に制御信号を送出する。その信号を受けて印刷機械のインキ元ローラ回転量及びインキキー開度は所定値にセットされる(A6)。
【0035】
予め実験で得られた、インキローラ群に刷板21の絵柄に応じたインキ膜厚を巻くためのインキ呼び出し回転数を演算装置2に入力し、その指令値をインキ呼び出しローラ制御装置6に入力する(A7)。
【0036】
ステップ(A6)にて印刷機械のインキ元ローラ回転量及びインキキー開度を所定値にセット後、ステップ(A7)にて入力した所定の回数だけインキ呼出を実行する(A8)。
そして、M/Cを停止(A9)し、試し刷りを行い(A10)色見本に色があっているかどうかを確認する。
【0037】
以上詳述したように、本実施の形態は、印刷開始前に、インキローラ群のインキプロファイル、湿し水のプロファイルを測定して、プロファイルが均一になるように、或いは所定のプロファイルになるように、インキ、湿し水の供給量を調整することができるので、余分な調整時間と試し刷り用の記録紙を消費することなしに、印刷機の色調を早期に安定化することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明によれば、印刷開始前に、インキローラ群のインキプロファイル、湿し水のプロファイルが均一になるように、或いは所定のプロファイルになるように、インキ、湿し水の供給量を調整することができるので、余分な調整時間と試し刷り用の記録紙を消費することなしに、印刷機の色調を早期に安定化することができ、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る色調早期安定化装置を備えた印刷機械の部分構成図である。
【図2】 本実施の形態の動作を説明する流れ図である。
【図3】 インキプロファイルの調整例を示す図である。
【図4】 湿し水のプロファイルの調整例を湿す図である。
【図5】 従来技術による印刷機械の部分構成図である。
【図6】 図5における印刷機械の動作を説明する流れ図である。
【符号の説明】
1 プレートスキャナ
2 演算装置
3 印刷機械制御装置
10 印刷機械
15 インキ・水量測定器

Claims (4)

  1. ブリッジローラの接離により水着けローラからの湿し水の供給と切り離しが可能なインキローラ群を用意し、該インキローラ群へのインキ供給量及び湿し水供給量を調整して、色調を安定化する印刷機の色調安定化方法であって、
    試し刷りに先だって、刷版にインキを供給するインキ着けローラが該刷版と非接触で且つ水着けローラからインキローラ群への湿し水の供給が切り離された状態で前記インキローラ群にインキを供給し、
    該インキローラ群の内の一のインキローラのインキプロファイルの測定値を求め、該測定値に基づいて前記インキローラ群へのインキ供給量を調整した後、
    前記インキローラ群の内のインキ着けローラを刷版に接触させ且つ湿し水をインキローラ群に供給した後、前記した一のインキローラより湿し水のプロファイルの測定値を求め、該測定値に基づいて前記湿し水供給量を調整することを特徴とする印刷機の色調安定化方法。
  2. ブリッジローラの接離により水着けローラからの湿し水の供給と切り離しが可能なインキローラ群を設け、該インキローラ群へのインキ供給量及び湿し水供給量を調整して、色調を安定化する印刷機の色調安定化装置であって、
    前記インキローラ群の一のローラよりインキのプロファイル及び湿し水のプロファイルの測定値を求めるインキ及び湿し水プロファイル測定手段と、
    前記測定値を用いて前記インキローラ群へのインキ供給量を調整する手段と、
    前記測定値を用いて水着けローラへの湿し水供給量を調整する供給量調整手段とを備え、
    試し刷りに先だって、刷版にインキを供給するインキ着けローラが刷版と非接触で且つ水着けローラからインキローラ群への湿し水の供給が切り離された状態で前記インキローラ群にインキを供給し、
    該インキローラ群の内の前記一のインキローラのインキプロファイルの測定値を求め、該測定値に基づいて前記インキローラ群へのインキ供給量を調整した後、
    前記インキ着けローラを刷版に接触させ且つ水着けローラからの湿し水をインキローラ群に供給した後、前記した一のインキローラより湿し水のプロファイルの測定値を求め、該測定値に基づいて前記湿し水供給量を調整することを特徴とする印刷機の色調安定化装置。
  3. 前記一のローラが、インキ練りローラ群とインキ着けローラの間に位置する横振りローラであることを特徴とする請求項2記載の印刷機の色調安定化装置。
  4. 前記インキローラ群へのインキ供給量を調整する手段が、インキ元ローラ回転量とインキキー開度を制御する手段であり、
    着けローラへの湿し水供給量を調整する供給量調整手段が、水渡しローラと水元ローラとの棒圧を調整する手段であることを特徴とする請求項3記載の印刷機の色調安定化装置。
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