JPH08179462A - 画像材料用支持体 - Google Patents

画像材料用支持体

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JPH08179462A
JPH08179462A JP32260094A JP32260094A JPH08179462A JP H08179462 A JPH08179462 A JP H08179462A JP 32260094 A JP32260094 A JP 32260094A JP 32260094 A JP32260094 A JP 32260094A JP H08179462 A JPH08179462 A JP H08179462A
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base paper
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JP32260094A
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Masayuki Tsubaki
正行 椿
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂層と紙基体との接着性の良好な、高速で
かつ安定生産できる生産性に優れた、紙を基質とするポ
リオレフィン樹脂被覆紙型画像材料用支持体を提供する
ことを目的とする。 【構成】 紙基体の両面がポリオレフィン樹脂により被
覆された画像材料用支持体において、該紙基体が、カチ
オン化コロイド状シリカを含有または塗設したものであ
ることを特徴とする画像材料用支持体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙基体(以下、基紙と
言うことがある)の両面がポリオレフィン樹脂で被覆さ
れた樹脂被覆紙型の画像材料用支持体に関するものであ
り、詳しくは樹脂層と基紙との接着性の良好な、高速で
かつ安定生産できる生産性に優れたポリオレフィン樹脂
被覆紙型の画像材料用支持体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像材料用支持体のための基紙面
がポリオレフィン樹脂で被覆された樹脂被覆紙型支持体
はよく知られている。例えば、特公昭55-12584号公報に
は、基紙がフィルム形成能ある樹脂、好ましくはポリオ
レフィン樹脂で被覆された写真用支持体についての技術
が開示されている。 米国特許第3,501,298号公報には基
紙の両面がポリオレフィン樹脂で被覆された写真用支持
体についての技術が開示されている。また、ハロゲン化
銀感光材料の迅速写真現像処理方式が適用されて以来、
基紙の両面がポリエチレン系樹脂で被覆された写真用支
持体が、写真印画紙用として主に実用化されており、必
要に応じてその一方の画像形成側の樹脂層中には鮮鋭度
を付与するために、通常二酸化チタン顔料を含有してい
る。
【0003】また、米国特許第4,774,224号公報には、
樹脂被覆の表面粗さが7.5マイクロインチ−AA以下
である樹脂被覆紙、特に基紙の表面をポリエチレン樹脂
で被覆したポリエチレン樹脂被覆紙を支持体として有す
る熱転写記録受像要素が提案されている。また、特開昭
63-307979号公報には 、樹脂被覆紙を支持体として有す
るインクジェット記録用シ−トに関する技術が開示され
ている。
【0004】これら画像材料支持体は、通常ポリエチレ
ンなどのポリオレフィン樹脂を高温にて溶融し、基紙の
表面に流延する所謂押出コーティング法にて生産され
る。その際、画像材料用支持体の生産性の向上を目的と
して、押出コーティングの速度を上げ、高速化が図られ
るが、それに伴い、基紙と樹脂層の接着力の低下が起こ
り、画像材料支持体としての品質が損なわれるという問
題点を有していた。
【0005】この対策のため、ポリオレフィン樹脂被覆
紙の基紙の表面に所謂プライマーと呼ばれる様々な物質
を塗布して基紙と樹脂層との接着性を改良した写真用支
持体に関する技術が提案されている。例えば、特公昭51
-25337号公報には、紙の表面に少なくともエチレン及び
アクリル酸(またはメタアクリル酸)の塩を構成要素と
する共重合体が適用されたポリオレフィン樹脂被覆紙か
らなる写真用支持体に関する技術が提案されている。特
開昭54-56422号公報には、紙の表面にポリビニルアルコ
ールとイソシアネート系化合物とを含む液を塗布したポ
リオレフィン樹脂被覆紙からなる写真用支持体に関する
技術が提案されている。特開昭54ー111331号公報には、
紙の表面に少なくともエチレンと不飽和ジカルボン酸も
しくはその誘導体を構成要素とする共重合体が塗布され
たポリオレフィン樹脂被覆紙からなる写真用支持体につ
いての開示がある。 特開昭55-4027号公報には、紙の表
面にアイオノマーが塗布されたポリオレフィン樹脂被覆
紙からなる写真用支持体についての開示がある。特公昭
59ー12167号公報には、微分散性酸化アルミニウムを含む
層を紙の上に設けたポリオレフィン樹脂被覆紙からなる
写真用支持体についての開示がある。 特開昭61ー230142
号公報及び特開平1ー180538号公報には、エチレン/アク
リル酸コーポリマーを含む水分散液を基紙上に塗布した
ポリオレフィン樹脂被覆紙からなる写真用支持体につい
ての開示がある。また、特開平4ー149431号公報には、イ
ソブチレン、N−フェニルマレインイミド及びマレイン
酸塩から成る共重合ポリマーを原紙の表面に有するポリ
オレフィン樹脂被覆紙からなる写真用支持体についての
開示がある。更に、特開平4ー149432号公報には、シラン
カップリング剤を表面に有するポリオレフィン樹脂被覆
紙からなる写真用支持体についての開示がある。
【0006】しかしながら、これらの先行技術に開示さ
れた物質を基紙に塗布しても押出コーティングの速度を
上げた時の基紙と樹脂層の接着の向上には全く効果が無
いか、効果があっても不十分であり、高速で安定して生
産することが出来なかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、押出コーティングの速度を上げた際でも基紙と樹脂
層の接着力が十分であり、高速でかつ安定生産できる、
基紙の両面がポリオレフィン樹脂層で被覆された樹脂被
覆紙型画像材料用支持体を提供することである。本発明
のその他の目的は、以下の明細書の記載から明らかとな
ろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らが前述の問題
点を解決するために、鋭意検討の結果、紙基体の両面が
ポリオレフィン樹脂層で被覆された画像材料用支持体に
おいて、該紙基体が、カチオン化コロイド状シリカを含
有または塗設したものであることによって、本発明の目
的が達成されることが判明した。
【0009】本発明の実施に用いられるカチオン化コロ
イド状シリカとは、主として水を分散媒として高分子量
無水ケイ酸(Si23)の粒子表面が正に荷電された超
微粒子を水中に安定に分散せしめたコロイド溶液であ
り、カチオン化はアルミナ、ジルコニウム、スズなどに
より行われる。分散媒は一般に水であるが、メタノ−ル
などを用いる場合もある。また、コロイド溶液中に、コ
ロイド安定剤などの目的で、アルカリ成分、例えば、
Na2Oなどを含む場合もある。また、好ましく用いら
れるコロイド状シリカは、平均粒径5μmないしは10
0μmのものが良い。コロイド状シリカの粒径があまり
に小さい場合には、液がゲル化しやすく、一方、あまり
に大きい場合には、性能が不十分となる。カチオン化コ
ロイド状シリカの具体例としては、日産化学(株)製ス
ノ−テックス−AK、BKなどがある。
【0010】本発明の実施に用いられるこのカチオン化
コロイド状シリカの溶液には、各種の水溶性ポリマーも
しくは親水性コロイドまたはラテックス、帯電防止剤、
添加剤などを混合することが出来る。水溶性ポリマーも
しくは親水性コロイドとして、特開平1-266537号公報に
記載もしくは例示の澱粉系ポリマー、ポリビニルアルコ
ール系ポリマー、ゼラチン系ポリマー、ポリアクリルア
ミド系ポリマー、セルローズ系ポリマーなど、エマルジ
ョン、ラテックス類として、石油樹脂エマルジョン、特
開昭55-4027号公報、 特開平1-180538号公報に記載もし
くは例示のエチレンとアクリル酸(又はメタクリル酸)
とを少なくとも構成要素とする共重合体のエマルジョン
もしくはラテックス、スチレン−ブタジエン系、スチレ
ン−アクリル系、酢酸ビニル−アクリル系、エチレン−
酢酸ビニル系、ブタジエン−メチルメタクリレート系共
重合体及びそれらのカルボキシ変性共重合体のエマルジ
ョンもしくはラテックスなど、帯電防止剤として、塩化
ナトリウム、塩化カリウムなどのアルカリ金属塩、塩化
カルシウム、塩化バリウムなどのアルカリ土類金属塩、
コロイド状シリカなどのコロイド状金属酸化物、ポリス
チレンスルホン酸塩などの有機帯電防止剤など、顔料と
して、クレー、カオリン、炭酸カルシウム、タルク、硫
酸バリウム、酸化チタンなど、pH調節剤として、塩
酸、リン酸、クエン酸、苛性ソーダなど、その他特開昭
63-204251号公報、 特開平1-266537号公報などに記載も
しくは例示の着色顔料、着色染料、蛍光増白剤などの添
加剤を適宜組み合せて混合することが出来る。
【0011】これらカチオン化コロイド状シリカを含む
液による基紙への処理は、サイズプレスもしくはタブサ
イズプレスあるいはブレード塗工、エアーナイフ塗工、
ワイヤーバー塗工、などにより基紙に塗設または含有せ
しめることによって行われる。
【0012】また、カチオン化コロイド状シリカを基紙
へ塗設または含有する量としては、固形で1.0g/m2
下であることが経済的に有利である上に、それより多い
場合に比べて、原紙と樹脂の接着性が更に一段と良好に
なるため好ましく、同様に0.5g/m2以下であることが
特に好ましい。
【0013】本発明の実施に用いられる基紙は通常の天
然パルプを主成分とする天然パルプ紙が好ましい。ま
た、天然パルプと合成パルプ、合成繊維とからなる混抄
紙でもよい。それらの天然パルプとしては、特開昭58-3
7642号公報、特開昭60-67940号公報、特開昭60-69649号
公報、特開昭61-35442号公報などに記載もしくは例示し
てあるような適切に選択された天然パルプを用いるのが
有利である。天然パルプは塩素、次亜塩素酸塩、二酸化
塩素漂白の通常の漂白処理並びにアルカリ抽出もしくは
アルカリ処理および必要に応じて過酸化水素、酸素など
による酸化漂白処理など、およびそれらの組み合わせ処
理を施した針葉樹パルプ、広葉樹パルプ、針葉樹広葉樹
混合パルプの木材パルプが有利に用いられ、また、クラ
フトパルプ、サルファイトパルプ、ソ−ダパルプなどの
各種のものを用いることができる。
【0014】本発明の実施に好ましく用いられる天然パ
ルプを主成分とする基紙中には、紙料スラリ−調製時に
各種の添加剤を含有せしめることができる。サイズ剤と
して、脂肪酸金属塩あるいは脂肪酸、 特公昭62-7534号
公報に記載もしくは例示のアルキルケテンダイマー乳化
物あるいはエポキシ化高級脂肪酸アミド、アルケニルま
たはアルキルコハク酸無水物乳化物、ロジン誘導体な
ど、乾燥紙力増強剤として、アニオン性、カチオン性あ
るいは両性のポリアクリルアミド、ポリビニルアルコー
ル、カチオン化澱粉、植物性ガラクトマンナンなど、湿
潤紙力増強剤として、ポリアミンポリアミドエピクロル
ヒドリン樹脂など、填料として、クレ−、カオリン、炭
酸カルシウム、酸化チタンなど、定着剤として、塩化ア
ルミニウム、硫酸バン土などの水溶性アルミニウム塩な
ど、pH調節剤として、苛性ソ−ダ、炭酸ソ−ダ、硫酸
など、その他前記した着色顔料、着色染料、蛍光増白剤
などを適宜組み合わせて含有せしめるのが有利である。
【0015】本発明の実施に用いられる基紙の厚みに関
しては、特に制限はないが、その坪量は20〜200g/
m2のものが好ましい。
【0016】また、本発明の実施に用いられる基紙とし
ては、下記で規定される抄紙方向の膜厚むら指数Rpy
が250mV以下にしたものが好ましく、200mV以下の
したものが更に好ましく、150mV以下のものが最も好
ましい。ここで言う膜厚むら指数Rpyとは、2つの球
状の触針の間に試料を走行させ、試料の厚み変動を電子
マイクロメーターを介し電気信号として測定するフィル
ム厚み測定器を用い、電子マイクロメーターの感度レン
ジが±15μm/±3Vの条件で、ゼロ点調整後試料の
抄紙方向に1.5m/分の定速で 走査することで試料の抄
紙方向の厚み変動を測定し、得られた測定信号値を、F
FTアナライザーを用いて、時間窓にハニングウィンド
ウを使用して高速フーリエ変換して、128回の積算の
加算平均によるパワースペクトル(単位:mV2)を求
め、 2〜25Hzの周波数域のパワー値を総和して2/
3を掛けた値を1/2乗することにより求められる値
(単位:mV)である。
【0017】本発明の実施に好ましく用いられる、膜厚
むら指数Rpyが250mV以下の原紙を製造する方法と
しては、具体的には、短繊維で平滑性のでやすい広葉樹
パルプを30重量%以上、好ましくは50重量%以上用
い、叩解機により長繊維分がなるべく少なくなるように
叩解する。例えば、パルプの叩解は叩解後のパルプの加
重平均繊維長が0.4〜0.75mmになるようにすること
が好ましい。ついで、内添薬品を添加した紙料スラリー
について、特開昭58-37642号公報、特開昭61-260240号
公報、特開昭61-284762号公報などに記載もしくは例示
してあるような適切な抄紙方法を採用して長網抄紙機、
丸網抄紙機など通常用いられる抄紙機により均一な地合
が得られるように抄造し、更に抄造後マシンカレンダ
ー、スーパーカレンダー、熱カレンダーなどを用いてカ
レンダー処理を施し、膜厚むら指数Rpyが250mV以
下の基紙を製造することが出来る。
【0018】本発明の実施に用いられるポリオレフィン
樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テン、ポリペンテンなどのホモポリマ−、エチレン−ブ
チレン共重合体などのα−オレフィンの2つ以上から成
る共重合体及びこれらの混合物であるが、特に溶融押出
しコーティング性および基紙との接着性の点からポリエ
チレン系樹脂が特に好ましい。それらのポリエチレン系
樹脂としては、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、
エチレンとプロピレン、ブチレンなどのα−オレフィン
との共重合体、カルボキシ変性ポリエチレンなど及びこ
れらの混合物であり、各種の密度、メルトフローレート
(以下単にMFRと略す)、分子量、分子量分布のもの
を使用できるが、通常、密度0.90〜0.97g/cm3
範囲、MFR0.1g/10分〜40g/10分、好ましくは、
MFR0.3g/10分〜30g/10分、分子量2万〜25万
の範囲のものを単独にあるいは混合して有利に使用でき
る。
【0019】特に低密度ポリエチレンとしては基紙との
接着性の点から、特開平6ー242549号公報に記載されてい
るように下記で規定されるヘキサン抽出量が3重量%以
下の樹脂を用いることが好ましい。ここで言うヘキサン
抽出量とは、150℃で加工した、 厚み約38μmの
インフレーションフィルムを15cm×2.5cmの短冊に
切断したサンプル約2.5gを、 50℃に保ったn−ヘ
キサン300mlに浸漬して2時間抽出し、前後のフィル
ムの重量変化から抽出前の重量に対する抽出により減少
した重量の割合(重量%)で規定される値である。
【0020】また、樹脂が多層構成の場合、最外層の樹
脂として、例えばMFR5g/10分〜20g/10分のもの、
基紙側の層の樹脂として、例えばMFR2g/10分〜10
g/10分のものを使用するなど別の性質、構成の樹脂を使
用することもできる。
【0021】本発明に於けるポリオレフィン樹脂層中に
は、各種の添加剤を含有せしめることが出来る。特公昭
60-3430 号、特公昭63-11655号、特公平1-38291号、特
公平1-38292 号、特開平1-105245号などに記載もしくは
例示の酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、炭酸カルシウム
などの白色顔料、ステアリン酸アミド、アラキジン酸ア
ミドなどの脂肪酸アミド、ステアリン酸亜鉛、ステアリ
ン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリ
ン酸マグネシウム、パルミチン酸亜鉛、ミリスチン酸亜
鉛、パルミチン酸カルシウムなどの脂肪酸金属塩、特開
平1-105245号に記載もしくは例示のヒンダ−ドフェノ−
ル、ヒンダ−ドアミン、リン系、硫黄系などの各種酸化
防止剤、コバルトブル−、群青、セリアンブル−、フタ
ロシアニンブル−などのブル−系の顔料や染料、コバル
トバイオレット、ファストバイオレット、マンガンバイ
オレットなどのマゼンタ系の顔料や染料、特開平2-2544
40号に記載もしくは例示の蛍光増白剤、紫外線吸収剤な
どの各種の添加剤を適宜組み合わせて含有せしめること
が出来る。それらの添加剤はマスターバッチあるいはコ
ンパウンドとして含有せしめるのが好ましい。
【0022】本発明における画像材料用支持体の基紙面
にポリオレフィン樹脂を被覆する方法としては、走行す
る基紙上に熱可塑性樹脂組成物を溶融押し出し機を用い
て、そのスリットダイからフィルム状に流延して被覆す
る、いわゆる溶融押し出しコーティング法によって被覆
する。その際、溶融フィルムの温度は280℃乃至34
0℃であることが好ましい。スリットダイとしては、T
型ダイ、L型ダイ、フィシュテイル型ダイのフラットダ
イが好ましく、スリット開口径は0.1mm乃至2mmであ
ることが望ましい。また、樹脂組成物を基紙にコーティ
ングする前に、基紙にコロナ放電処理、火炎処理などの
活性化処理を施すのが好ましい。また、特公昭61-42254
号に記載の如く、基紙に接する側の溶融樹脂組成物にオ
ゾン含有ガスを吹きつけた後に走行する基紙に樹脂層を
被覆しても良い。また、表、裏の樹脂層は逐次、好まし
くは連続的に、押し出しコーティングされる、いわゆる
タンデム押し出しコーティング方式で基紙に被覆される
のが好ましく、必要に応じて表または裏の樹脂層を二層
以上の多層構成にする、多層押し出しコーティング方式
で被覆しても良い。また、画像材料用支持体の画像形成
層を塗設する側の表樹脂層面は光沢面、特公昭62-19732
号に記載の微粗面、マット面あるいは絹目面などに加工
することが出来、その反対側の裏樹脂層は通常無光沢面
に加工するのが好ましい。また、表裏の樹脂層の厚さと
しては、特に制限はないが、一般に7μm〜60μmの
範囲、好ましくは10μm〜45μmの範囲の厚さのも
のが有利である。
【0023】本発明における画像材料用支持体の画像形
成層を塗設する側の表樹脂層面上には、コロナ放電処
理、 火炎処理などの活性化処理を施した後、 特開昭61
-84643号公報、特開平1-92740号公報、 特開平1-102551
号公報、特開平1-166035号公報などに記載もしくは例示
のような下引層を塗設することができる。また、本発明
における画像材料用支持体の画像形成層を塗設する側と
は反対側の裏樹脂層面上には、コロナ放電処理、火炎処
理などの活性化処理を施した後、帯電防止などのために
各種のバックコ−ト層を塗設することができる。また、
バックコ−ト層には、特公昭52-18020号公報、 特公昭5
7-9059号公報、特公昭57-53940号公報、特公昭58-56859
号公報、特開昭59-214849号公報、特開昭58-184144号公
報などに記載もしくは例示の無機帯電防止剤、有機帯電
防止剤、親水性バインダ−、ラテックス、硬化剤、顔
料、界面活性剤などを適宜組み合わせて含有せしめるこ
とができる。
【0024】本発明における画像材料用支持体は、各種
の写真構成層が塗設されてカラ−写真印画紙用、白黒写
真印画紙用、写植印画紙用、複写印画紙用、反転写真材
料用、銀塩拡散転写法ネガ用及びポジ用、印刷材料用な
ど各種の用途に用いることができる。例えば、塩化銀、
臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀乳剤層を設け
ることができる。ハロゲン化銀写真乳剤層にカラ−カプ
ラ−を含有せしめて、多層ハロゲン化銀カラ−写真構成
層を設けることができる。また、銀塩拡散転写法用写真
構成層を設けることができる。それらの写真構成層の結
合剤としては、通常のゼラチンの他に、ポリビニルピロ
リドン、ポリビニルアルコ−ル、多糖類の硫酸エステル
化合物などの親水性高分子物質を用いることができる。
また、上記の写真構成層には各種の添加剤を含有せしめ
ることができる。例えば、増感色素として、シアニン色
素、メロシアニン色素など、化学増感剤として、水溶性
金化合物、イオウ化合物など、カブリ防止剤もしくは安
定剤として、ヒドロキシ−トリアゾロピリミジン化合
物、メルカプト−複素環化合物など、硬膜剤としてホル
マリン、ビニルスルフォン化合物、アジリジン化合物な
ど、塗布助剤として、アルキルベンゼンスルフォン酸
塩、スルホコハク酸エステル塩など、汚染防止剤とし
て、ジアルキルハイドロキノン化合物など、そのほか蛍
光増白剤、鮮鋭度向上色素、帯電防止剤、pH調製剤、
カブらせ剤、更にハロゲン化銀の生成・分散時に水溶性
イリジウム、水溶性ロジウム化合物などを適宜組み合わ
せて含有せしめることができる。
【0025】本発明に係る写真材料は、その写真材料に
合わせて「写真感光材料と取扱法」(共立出版、宮本五
郎著、写真技術講座2)に記載されている様な露光、現
像、停止、定着、漂白、安定などの処理を行うことが出
来る。また、多層ハロゲン化銀カラー写真材料は、ベン
ジルアルコール、タリウム塩、フェニドンなどの現像促
進剤を含む現像液で処理してもよいし、ベンジルアルコ
ールを実質的に含まない現像液で処理することもでき
る。
【0026】本発明における画像材料用支持体は、各種
の熱転写記録受像層が塗設されて各種の熱転写記録受像
材料用支持体として用いることができる。それらの熱転
写記録受像層に用いられる合成樹脂としては、ポリエス
テル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニルブチラール
樹脂、スチレンアクリレート樹脂、ビニルトルエンアク
リレート樹脂などのエステル結合を有する樹脂、ポリウ
レタン樹脂などのウレタン結合を有する樹脂、ポリアミ
ド樹脂などのアミド結合を有する樹脂、尿素樹脂などの
尿素結合を有する樹脂、その他ポリカプロラクタム樹
脂、スチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂
などを挙げられる。これら樹脂に加えて、これらの混合
物もしくは共重合体なども使用できる。
【0027】本発明に係わる熱転写記録受像層中には、
上記合成樹脂の他に離型剤、顔料などを加えても良い。
上記離型剤としては、ポリエチレンワックス、アミドワ
ックス、テフロンパウダーなどの固形ワックス類、弗素
系、リン酸エステル系界面活性剤、シリコーンオイル類
などが挙げられる。これら離型剤の中でシリコーンオイ
ルが最も好ましい。上記シリコーンオイルとしては、油
状の物も使用できるが、硬化型のものが好ましい。硬化
型のシリコーンオイルとしては、反応硬化型、光硬化
型、触媒硬化型などが挙げられるが、反応硬化型のシリ
コーンオイルが特に好ましい。反応硬化型シリコーンオ
イルとしては、アミノ変性シリコーンオイル、エポキシ
変性シリコーンオイルなどが挙げられる。上記反応性シ
リコーンオイルの添加量は、受像層中に0.1〜20wt
%が好ましい。 上記顔料としては、シリカ、炭酸カル
シウム、酸化チタン、酸化亜鉛などの体質顔料が好まし
い。また、受像層の厚さとしては、 0.5〜20μmが
好ましく、2〜10μmがさらに好ましい。
【0028】本発明における画像材料用支持体は、各種
のインク受容層が塗設されて各種のインクジェット記録
材料用支持体として用いることができる。それらのイン
ク受容層中にはインクの乾燥性、画像の鮮鋭性などを向
上させる目的で各種のバインダーを含有せしめることが
できる。それらのバインダーの具体例としては、石灰処
理ゼラチン、酸処理ゼラチン、酵素処理ゼラチン、ゼラ
チン誘導体、例えばフタール酸、マレイン酸、フマール
酸などの二塩基酸の無水物と反応したゼラチンなどの各
種のゼラチン、各種ケン化度の通常のポリビニルアルコ
ール、カルボキシ変性、カチオン変性及び両性のポリビ
ニルアルコール及びそれらの誘導体、酸化澱粉、カチオ
ン化澱粉、エーテル化澱粉などの澱粉類、カルボキシメ
チルセルロ−ス、ヒドロキシエチルセルロースなどのセ
ルロ−ス誘導体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピ
リジウムハライド、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸
メタクリル酸共重合体塩、ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、ポリビニルエーテル、アルキ
ルビニルエーテル・無水マレイン酸共重合体、スチレン
・無水マレイン酸共重合体及びそれらの塩、ポリエチレ
ンイミンなどの合成ポリマー、スチレン・ブタジエン共
重合体、メチルメタクリレート・ブタジエン共重合体な
どの共役ジエン系共重合体ラテックス、ポリ酢酸ビニ
ル、酢酸ビニル・マレイン酸エステル共重合体、酢酸ビ
ニル・アクリル酸エステル共重合体、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体などの酢酸ビニル系重合体ラテックス、ア
クリル酸エステル重合体、メタクリル酸エステル重合
体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、スチレン
・アクリル酸エステル共重合体などのアクリル系重合体
または共重合体のラテックス、塩化ビニリデン系共重合
体ラテックスなど或はこれらの各種重合体のカルボキシ
ル基などの官能基含有単量体による官能基変性重合体ラ
テックス、メラミン樹脂、尿素樹脂などの熱硬化合成樹
脂系などの水性接着剤及びポリメチルメタクリレート、
ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニ
ル・酢酸ビニルコーポリマー、ポリビニルブチラール、
アルキッド樹脂などの合成樹脂系接着剤、特公平3-2490
6号公報、特開平3-281383号公報、 特願平4-240725号公
報に記載もしくは例示のアルミナゾル、シリカゾルなど
の無機系バインダーなどをあげることができ、これらを
単独或は併用して含有せしめることができる。
【0029】本発明に係わるインクジェット記録材料の
インク受容層中には、バインダーの他に各種の添加剤を
含有せしめることができる。例えば、界面活性剤とし
て、長鎖アルキルベンゼンスルフォン酸塩、長鎖、好ま
しくは分枝アルキルスルフォコハク酸エステル塩などの
アニオン系界面活性剤、長鎖、好ましくは分岐アルキル
基含有フェノールのポリアルキレンオキサイドエーテ
ル、長鎖アルキルアルコールのポリアルキレンオキサイ
ドエーテルなどのノニオン系界面活性剤、特公昭47-930
3号公報、米国特許3,589,906号明細書などに記載のフル
オロ化した界面活性剤など、γ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシランなどのシランカップリング剤、
ポリマーの硬膜剤として、活性ハロゲン化合物、ビニル
スルフォン化合物、アジリジン化合物、エポキシ化合
物、アクリロイル化合物、イソシアネート化合物などの
硬膜剤、防腐剤として、特開平1-102551号公報に記載も
しくは例示のP−ヒドロキシ安息香酸エステル化合物、
ベンズイソチアゾロン化合物、イソチアゾロン化合物な
ど、特開昭63-204251号公報、 特開平1-266537号公報な
どに記載もしくは例示の着色顔料 、着色染料、 蛍光増
白剤など、黄変防止剤としてヒドロキシメタンスルフォ
ン酸ソーダ、P−トルエンスルフィン酸ソーダなど、紫
外線吸収剤として、ヒドロキシ−ジ−アルキルフェニル
基を2位に有するベンゾトリアゾール化合物など、酸化
防止剤として、特開平1-105245号公報に記載もしくは例
示のポリヒンダードフェノール化合物など、鉛筆加筆剤
として、澱粉粒、硫酸バリウム、二酸化珪素などの有機
または無機の粒子径0.2〜5μmの微粒子、 特公平4-
1337号公報などに記載もしくは例示のオルガノポリシロ
キサン化合物、pH調節剤として、苛性ソーダ、炭酸ソ
ーダ、硫酸、塩酸、リン酸、クエン酸など、オクチルア
ルコール、シリコン系消泡剤などの各種の添加剤を適宜
組み合わせて含有せしめることができる。
【0030】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明の内容は実施例に限られるものではない。
【0031】比較例1 広葉樹漂白クラフトパルプ70重量%及び広葉樹漂白サ
ルファイトパルプ30重量%から成る混合パルプを叩解
後のパルプの繊維長(JAPAN TAPPI紙パルプ
試験方法 No,52−89「紙及びパルプ繊維長試験方
法」に準拠して測定した長さ加重平均繊維長で表示し
て)が0.62mmになるように叩解後、 パルプ100重
量部に対して、カチオン化澱粉3重量部、アニオン化ポ
リアクリルアミド0.2重量部、 アルキルケテンダイマ
ー乳化物(ケテンダイマー分として)0.4重量部、ポ
リアミドエピクロルヒドリン樹脂0.4重量部及び適当
量の蛍光増白剤、青色染料、赤色染料を添加して紙料ス
ラリーを調製した。その後、紙料スラリーを200m/分
で走行している長網抄紙機にのせ適切なタービュレンス
を与えつつ紙匹を形成し、 ウェットパートで15〜1
00kg/cmの範囲で線圧が調節された3段のウェットプ
レスを行った後、スムージングロールで処理し、引き続
く乾燥パートで30〜70kg/cm の範囲で線圧が調節さ
れた2段の緊度プレスを行った後、乾燥した。その後、
乾燥の途中でカルボキシ変性ポリビニルアルコール4重
量部、蛍光増白剤0.05重量部、青色染料0.002重
量部、塩化ナトリウム4重量部及び水92重量部から成
るサイズプレス液を25g/m2サイズプレスし、最終的に
得られる基紙水分が絶乾水分で8重量%になるように乾
燥し、線圧70kg/cmでマシンカレンダー処理して、坪
量170g/m2の膜厚むら指数Rpyが140mvである画
像材料用支持体の基紙を製造した。
【0032】次に、画像形成層を塗設する側とは反対側
の基紙面(裏面)をコロナ放電処理した後、該裏面に低
密度ポリエチレン樹脂(密度0.924g/cm3、MFR3
g/10分、本明細書で言うヘキサン抽出量1.6重量%)
50重量部と高密度ポリエチレン樹脂(密度0.970g
/cm3、MFR=7.0g/10分)50重量部から成る樹脂
組成物をポリエチレン樹脂組成物を樹脂温度320℃で
25μmの樹脂厚さに基紙の走行速度400m/分で溶融
押し出しコ−ティングした。この際、冷却ロールとして
は、該裏樹脂層面のJIS K 0601で規定される中
心線平均粗さRaが1.0μmである粗面度となるもの
を用いた。 尚、使用した冷却ロールは液体ホーニング
法で粗面化された冷却ロールで、冷却水温度12℃で操
業した。
【0033】引き続き、基紙の表面をコロナ放電処理し
た後、該表面に低密度ポリエチレン樹脂(密度0.92
0g/cm3、MFR=8.5g/10分)47.5重量%、含水
酸化アルミニウム(対二酸化チタンに対してAl23
分として0.75重量%)で表面処理したアナタ−ゼ型
二酸化チタン顔料50重量%とステアリン酸亜鉛2.5
重量%から成る二酸化チタン顔料のマスタ−バッチ20
重量部、低密度ポリエチレン樹脂(密度0.924g/c
m3、 MFR3g/10分、本明細書で言うヘキサン抽出量
1.6重量%)70重量部と高密度ポリエチレン樹脂
(密度0.970g/cm3、MFR=7.0g/10分)10重
量部から成る樹脂組成物を樹脂温度320℃で30μm
の樹脂厚さに基紙の走行速度400m/分で溶融押し出し
コ−ティングした。なお、表、裏のポリエチレン樹脂の
溶融押し出しコ−ティングは、逐次押し出しコ−ティン
グが行われる、いわゆるタンデム方式で行われた。その
際、該樹脂被覆紙の二酸化チタン顔料を含む樹脂層の表
面はグロッシー面に加工した。
【0034】以上のようにして製造した画像材料用支持
体の基紙と樹脂層との接着性の評価を次のようににして
評価した。各試料を50℃、60%RHの恒温恒湿槽に
1日間保存した後、試料の基紙層と表面または裏面の樹
脂層とに剥離し、剥離した樹脂層に付着した基紙層の面
積率を測定することにより、基紙と樹脂層との接着性を
評価した。評価基準としては、○;表面及び裏面の両方
の面積率が100%で良好、△;表面及び裏面の面積率
の小さい方が100%未満で80%以上であり、接着性
がやや悪いが実用上問題がない程度、×;表面及び裏面
の面積率の小さい方が面積率が80%未満であり、接着
性が悪く実用上問題がある程度、を表わす。
【0035】得られた結果を表1に表わす。
【0036】比較例2〜5、実施例1〜4 比較例1に記載した基紙の作製方法とマシンカレンダー
処理を施さなかった以外は同様に作製した紙を用いて、
表1に記載の物質を紙の表及び裏の各々に、ワイヤーバ
ーにて表1に記載の固形の処理量の半分づつの量を塗設
した。その後比較例1と同様にカレンダー処理して、坪
量170g/m2の膜厚むら指数Rpyが140mvである画
像材料用支持体の基紙を製造した。
【0037】次いで、この基紙を用いて、その後は比較
例1と全く同様に樹脂被覆を行うことで画像材料用支持
体を製造し、基紙と樹脂層との接着性の評価も同様に行
った。得られた結果を下記表1に表わした。
【0038】
【表1】
【0039】実施例5〜7 比較例1〜4でカチオン化コロイド状シリカの液をワイ
ヤーバーにて紙に塗設せしめた代わりに、カチオン化コ
ロイド状シリカの液に紙を含浸して表2に記載の固形量
を含有せしめた以外は同様にして画像材料用支持体の基
紙を製造し、その後も全く同様に樹脂被覆を行うことで
画像材料用支持体を製造し、基紙と樹脂層との接着性の
評価も同様に行った。得られた結果を下記表2に表わし
た。
【0040】
【表2】
【0041】上記表1及び表2の結果から、基紙をカチ
オン化コロイド状シリカの液で塗設または含有せしめた
本発明における画像材料用支持体は、基紙と樹脂層との
接着性が良好である優れた画像材料用支持体であること
がよくわかる。また、その塗設または含有せしめた量
が、固形で1.0g/m2以下であると基紙と樹脂層との接
着性が特に良好であり、優れた画像材料用支持体である
ことがよくわかる。
【0042】
【発明の効果】本発明により、ポリオレフィン樹脂層と
基紙との接着性が良好な、高速でかつ安定生産できる、
優れたポリオレフィン樹脂被覆紙型画像材料用支持体を
提供できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙基体の両面がポリオレフィン樹脂によ
    り被覆された画像材料用支持体において、該紙基体が、
    カチオン化コロイド状シリカを含有または塗設したもの
    であることを特徴とする画像材料用支持体。
  2. 【請求項2】 カチオン化コロイド状シリカが、紙基体
    に1.0g/m2以下の固形量を含有または塗設してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像材料用支持体。
JP32260094A 1994-12-26 1994-12-26 画像材料用支持体 Pending JPH08179462A (ja)

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